JP2001254244A - 清涼感に優れた布帛 - Google Patents

清涼感に優れた布帛

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JP2001254244A
JP2001254244A JP2000061672A JP2000061672A JP2001254244A JP 2001254244 A JP2001254244 A JP 2001254244A JP 2000061672 A JP2000061672 A JP 2000061672A JP 2000061672 A JP2000061672 A JP 2000061672A JP 2001254244 A JP2001254244 A JP 2001254244A
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paper yarn
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Satoshi Yasui
聡 安井
Hiroshi Honna
浩 本名
Kazunori Orii
一憲 折居
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿潤時の強度保持率及び耐摩耗性に優れ、し
かも発汗時でもべとつき感の少ない清涼感に優れた布帛
を提供する。 【解決手段】 布帛の一方表面の疎水性繊維が占める面
積割合を60〜100%とし、他方表面の紙糸が占める
面積割合を60〜100%とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベトツキ感が少な
く、快適衣料用途に適した清涼感に優れた布帛に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、紙をテープ状にカットした後に撚
りをかけて紐状の紙糸となし、これを製編織した織編物
が知られている。これらは、紙の特徴である吸水性、吸
湿性、断熱性、肌触りの良さ等を活かして、衣料や生活
資材の分野で広く用いられている。しかし、紙は引裂
き、引張り、摩耗等に対する耐久性が不十分で、特に湿
潤時にその性能が大幅に低下するという欠点がある。こ
れらの欠点を補うため、例えば特開昭59−94636
号公報には、紙糸に他の繊維を引き揃えたり交撚する方
法が提案されている。また、特開昭64−68540号
公報、特開平8−60473号公報には、紙糸を緯糸又
は経糸のどちらか一方に用い、他の繊維をもう一方に用
いた交織織物が提案されている。しかし、これらの方法
により得られる布帛は、汗等を吸水するとベトツキ感が
強いため、使用時の快適性の点からさらなる改善が求め
られているのが実情である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来技
術を背景になされたもので、その目的は、湿潤時の強度
保持率及び耐摩耗性に優れ、しかも吸水性が良好で且つ
べとつき感の少ない清涼感に優れた衣服用に好適な布帛
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らの研究によれ
ば、上記目的は、布帛の一方表面の疎水性繊維が占める
面積割合を60〜100%とし、他方表面の紙糸が占め
る面積割合を60〜100%とした布帛により達成でき
ることが見出された。この際、紙糸として、耐水処理さ
れたパルプ製テープを、好ましくは10〜500回/m
の螺旋状甘撚りしたものを用いると、特に良好であるこ
とが見出された。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て詳細に説明する。本発明の布帛を構成する紙糸は、例
えばパルプ製の紙をテープ状にカットし、これを撚って
紐状にしたものであり、原料パルプとしては、通常紙の
生産に使用されている樹木からのパルプいずれをも使用
できるが、特に針葉樹から得られるパルプは繊維長が長
く高強力の紙糸が得られるので好ましい。
【0006】このようなパルプからなる紙は、吸水した
際に強力が低下しやすいので、耐水剤により紙に耐水処
理を施すことが好ましい。耐水剤としては、特に限定す
る必要はないが、例えばエポキシ化ポリアミド樹脂、ア
クリル酸エステル樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、ポリ
エチレンイミン等の湿潤紙力増強剤、ポリアクリルアミ
ド樹脂、ポリビニルアルコール、デンプン、カルボキシ
メチルセルロース等の乾燥紙力増強剤が挙げられ、特に
これらの湿潤紙力増強剤と乾燥紙力増強剤を併用するこ
とが、耐水性及び耐洗濯性に優れ、毛羽立ちの生じにく
い紙糸が得られる点で好ましい。
【0007】紙を耐水処理する方法は任意で、例えば水
中に分散させたパルプ分散液に所定量の耐水剤を添加し
てから抄紙する方法、パルプを抄紙して得られた紙に耐
水剤を溶かした溶液を含浸させたり、塗布する方法など
を例示することができる。
【0008】耐水剤の使用量は、少なすぎると耐水性向
上効果が小さく、逆に多すぎると紙が硬くなりすぎて風
合が低下するので、紙1m2当り0.02〜0.30g
の範囲が適当である。
【0009】紙の目付は、得られる紙糸の強度を保持し
て製編織作業を容易にするためには8〜40g/m2
範囲が適当である。またテープ状の幅は、紙糸の強度、
テープを紙糸にする際の作業性、製編織時の作業性等の
点から3〜50mm、特に3〜15mmの範囲が適当で
ある。なお、紙の厚さを薄くしてテープ幅を大きくする
方が、得られる紙糸の柔軟性が向上すると共に紙糸強度
も向上するのでより好ましい。
【0010】テープ状の紙を紐状とするには、従来公知
の方法でテープ状紙に撚りを施せばよいが、特に螺旋甘
撚り、すなわち内部にストロー状の中空部を有する形態
に甘撚りすると、肌触りが良好となり、しかも該中空部
を伝わって水分が移行しやすくなり水の吸排出性が向上
してベトツキ感がさらに向上するので特に好ましい。螺
旋甘撚りの回数は、風合及び水分の移行性の観点から1
0〜500回/m、特に100〜400回/mの範囲が
好ましい。
【0011】本発明の布帛を構成するもう一方の疎水性
繊維としては、例えばポリアミド、ポリエステル、ポリ
アクリロニトリル、ポリオレフィン、ポリウレタン、ア
セテート等からなる合成繊維又は半合成繊維を使用する
ことができる。これらの繊維の形態としては、紡績糸、
フィラメント糸、加工糸等いずれの形態でもよく、また
断面形状も丸断面、異型断面、中空部を有する断面等い
ずれでもよい。
【0012】紙糸と疎水性繊維との繊維径比は、前者:
後者で2:1〜6:1の範囲が適当である。
【0013】上記紙糸と疎水性繊維とから構成される本
発明の布帛は、布帛の一方表面の60〜100%(面積
割合)、好ましくは80〜100%は疎水性繊維で占め
られ、且つ他方表面の60〜100%(面積割合)、好
ましくは80〜100%は紙糸で占められている必要が
ある。このような構造の布帛とし、主たる繊維が疎水性
繊維である側を肌とは反対側にくる衣服とすれば、着用
時の摩擦耐久性が向上し、一方肌に接触する側は紙糸が
主として占めるようになるので、肌触りがよく且つ皮膚
上の汗等の水分は紙糸で取り込まれてベトツキ感や蒸れ
感のない優れた清涼感を呈するようになる。
【0014】ここで、一方の表面の疎水性繊維の占める
割合が60%未満の場合には、摩擦耐久性が低下するの
で好ましくなく、一方、他方表面の紙糸の割合が60%
未満の場合には、発汗時にベトツキ感、蒸れ感が強くな
って不快感が大きくなるので好ましくない。
【0015】なお、紙糸の占める割合が多い方の布帛表
面形態は、プレーンな組識でも構わないが、発汗時のベ
トツキ感を低減する上からは凹凸感のある組識の方が好
ましい。その際の凹凸部の面積比としては、着用時の水
の移行性とベトツキ感とのバランスの点から凸部面積の
割合は80〜30%の範囲が適当である。
【0016】上述の一方の表面が主として疎水性繊維で
占められ、他方の面が主として紙糸で占められている布
帛を製造する方法としては、織組識や編組識を配慮する
ことにより可能である。例えば、3段両面のジャージに
おいて一方面に現われる糸と他方面に現われる糸の使い
分け、あるいは2重織物や朱子織物(例えば5枚よこ朱
子織)において一方面に現われる糸と他方面に現われる
糸の使い分け等の方法などがある。また、紙糸からなる
布帛と疎水性繊維からなる布帛を別々に製造し、これら
を縫製あるいは接着剤などにより積層貼り合せた布帛で
あってもよい。
【0017】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は、これらに限定されるものではな
い。なお、実施例中に記載した各物性値の評価方法は、
以下のとおりである。
【0018】(1)布帛表面の紙糸と疎水性繊維の割合 電子顕微鏡により布帛表面を20倍に拡大して観察し、
内田洋行社製デジタルプラニメーターを用いて布帛表面
に存在する紙糸及び疎水性繊維の面積を計測し、夫々の
割合を算出した。
【0019】(2)繊径比 電子顕微鏡により布帛表面を20倍に拡大して観察し、
紙糸と疎水性繊維の直径を夫々して繊径比を算出した。
【0020】(3)強度保持率 JIS L 1096 6.12法に基づき、乾燥時と
湿潤時(布帛の飽和水分量の水を付与した時)の布帛強
度(タテ方向とヨコ方向の平均値)を測定し、次式によ
り強度保持率を算出した。 強度保持率(%)=湿潤時強度(N/cm)÷乾燥時強
度(N/cm)×100
【0021】(4)耐摩耗性 昭和重機社製学振型摩耗試験機を用い、サンドペーパー
(USA♯0)により布帛表面を50回摩耗した後、光
学顕微鏡により表面状態を観察した。
【0022】(5)べとつき感 直径8cmの金属ローラーに長さ15cm、幅6cmの
布帛を載せ、一端をストレス・ストレイン・ゲージに取
り付け、布帛のもう一端に重さ10gのクリップを取り
付ける。次に金属ローラーを7cm/secの表面速度
で回転させながら注射器で金属ローラーと布帛の間に
0.5cm3の水を注入し、この時布帛にかかる張力を
ストレス・ストレイン・ゲージにて測定し、その最大値
でべとつき感を評価した。
【0023】[実施例1]針葉樹パルプ600kgを水
15tに分散させ、エポキシ樹脂を含む耐水剤(商品
名:スミレーズレジン)3kgと、ポリアクリルアミド
樹脂を含む耐水剤(商品名:ハーマイドB−15)3k
gとを添加し、これを抄紙、乾燥して得られた目付15
g/m2の紙を幅10mmのテープ状に裁断し、100
回/mの螺旋状撚りを施してストロー状の中空部を有す
る紙糸を得た。この紙糸を緯糸とし、110デシテック
ス/48フィラメントのポリエステルマルチフィラメン
ト糸を経糸として、緯二重織物(織密度:経185本/
25.4mm、緯38本/25.4mm;目付390g
/m2)を製織した。得られた織物の評価結果を表1に
示す。ここで、耐摩耗性はポリエステルマルチフィラメ
ント糸の占める割合が多い方の面について行い、一方、
べとつき感は紙糸の占める割合が多い方の面を金属ロー
ラーに接触させて測定した。なお、紙糸とポリエステル
マルチフィラメント糸の繊径比は6:1であった。
【0024】[実施例2]実施例1で使用した紙糸に代
えて、幅5mmのスリット紙に400回/mの螺旋状撚
りを施して得た紙糸を使用し、織密度:経185本/2
5.4mm、緯54本/25.4mm、目付290g/
2の緯二重織物に製織する以外は実施例1と同様に行
った。結果を表1に示す。なお、紙糸とポリエステルマ
ルチフィラメント糸の繊径比は3:1であった。
【0025】[比較例1]実施例1で得た紙糸を用い、
織密度:経23本/25.4mm、緯23本/25.4
mm、目付380g/m2の平織物を製織した。得られ
た織物の評価結果を表1に示す。
【0026】[比較例2]実施例2で得た紙糸を緯糸と
し、実施例1で使用したポリエステルマルチフィラメン
ト糸を経糸として、織密度:経83本/25.4mm、
緯31本/25.4mm、目付158g/m2の平織物
を製織した。得られた織物の評価結果を表1に示す。
【0027】[比較例3]実施例1で使用したと同一の
ポリエステルマルチフィラメント糸を、織密度:経18
5本/25.4mm、緯185本/25.4mm、目付
80g/m2の平織物に製織した。得られた織物の評価
結果を表1に示す。
【0028】
【表1】
【0029】
【発明の効果】以上に説明した本発明の布帛は、紙糸の
占める割合が多い面を肌側に、また疎水性繊維の占める
割合が多い面を外側に配置された衣料とすることによ
り、発汗時でもベトツキ感がなく清涼感に優れた、極め
て快適な衣料を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 折居 一憲 大阪府茨木市耳原3丁目4番1号 帝人株 式会社大阪研究センター内 Fターム(参考) 4L002 AA05 AA06 AA07 AB02 AC00 EA03 EA05 FA01 4L048 AA13 AA15 AA20 AA24 AA26 AA44 AA54 AA56 AB07 AB12 AB37 AC15 AC16 BA02 BA11 CA01 CA07 CA08 CA09 CA15 DA01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布帛の一方表面の疎水性繊維の占める面
    積割合が60〜100%であり、他方表面の紙糸の占め
    る面積割合が60〜100%であることを特徴とする清
    涼感に優れた布帛。
  2. 【請求項2】 紙糸が、耐水処理されたパルプ製テープ
    を螺旋甘撚りにして紐状にしたものである請求項1記載
    の清涼感に優れた布帛。
  3. 【請求項3】 紙糸の撚り数が10〜500回/mであ
    る請求項2記載の清涼感に優れた布帛。
  4. 【請求項4】 疎水性繊維が、ポリエステル繊維、ポリ
    アミド繊維、ポリウレタン繊維、ポリプロピレン繊維、
    及びアセテート繊維からなる群から選ばれた少なくとも
    1種の繊維である、請求項1〜3のいずれか1項に記載
    の清涼感に優れた布帛。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5597784B1 (ja) * 2013-10-15 2014-10-01 有限会社Itoi生活文化研究所 織物
KR20190021232A (ko) 2016-06-22 2019-03-05 잇빤자이단호진 카켄테스트센터 흡수량 의존 마찰력 측정장치 및 흡수량 의존 마찰력 측정방법

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KR101628496B1 (ko) 2013-10-15 2016-06-08 유겐가이샤 이토이세이카쓰분카켄규죠 직물
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