JP2001254041A - 印刷インキ用バインダーおよび印刷インキ組成物 - Google Patents

印刷インキ用バインダーおよび印刷インキ組成物

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JP2001254041A JP2000064342A JP2000064342A JP2001254041A JP 2001254041 A JP2001254041 A JP 2001254041A JP 2000064342 A JP2000064342 A JP 2000064342A JP 2000064342 A JP2000064342 A JP 2000064342A JP 2001254041 A JP2001254041 A JP 2001254041A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境問題や労働安全衛生上の問題に鑑み、芳
香族炭化水素を含まず、しかも紙への転移性、印刷後の
乾燥性、印刷物の光沢、印刷物中の溶剤残留率、高速印
刷適性などの諸性能に優れた、印刷インキ用バインダー
や印刷インキ組成物を提供する。 【解決手段】 ロジンとα,β−エチレン性不飽和カル
ボン酸からなる反応生成物(1)、α,β−エチレン性
不飽和カルボン酸を付加反応させてなる変性石油樹脂
(2)および2種以上の金属化合物を脂環族有機溶剤中
で反応させて得られる樹脂酸金属塩(3)を、主成分と
して含有することを特徴とする印刷インキ用バインダ
ー;および当該バインダーを含有してなる印刷インキ組
成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷インキ用バインダ
ー、および当該印刷インキ用バインダーを含有してなる
印刷インキ組成物に関する。更に詳しくは、出版グラビ
アインキなどのインキ組成物用バインダーとして好適で
あり、しかもトルエンなどの芳香族炭化水素溶剤を含ま
ない印刷インキ用バインダー、および当該印刷インキ用
バインダーを含有してなる印刷インキ組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】雑誌、週刊誌、その他の素材に適用され
るグラビア印刷インキにおいては、そのバインダーとし
て、従来、ロジン系化合物と金属化合物との反応生成物
(樹脂酸金属塩)のトルエンワニスが汎用されてきた。
該バインダーを含有してなる出版グラビア印刷インキ
は、樹脂組成面からもさまざま改良が加えられ、高速化
への対応、印刷時の紙への転移性、印刷後の乾燥性、印
刷物の光沢の点で満足できるレベルに達している。しか
し、環境問題や労働安全衛生上の見地からトルエンの使
用が問題視されている。
【0003】このような問題点を解消する方法として
は、単純には、溶融法により得られる樹脂酸金属塩を非
芳香族有機溶剤に溶解させて印刷インキ用バインダーを
調製することができるが、溶融法による場合には均一で
金属含有量が高い高融点の樹脂酸金属塩を得ることが困
難である。該製造法で得られる樹脂酸金属塩は、顔料の
分散性、溶剤離脱性、耐熱性等が十分でないため、当該
樹脂酸金属塩を用いて調製される印刷インキ用バインダ
ーを使用した場合には、印刷物の光沢、乾燥性が劣る結
果となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、環境問題や
労働安全衛生上の問題に鑑みてトルエン等の芳香族炭化
水素を含まず、しかも紙への転移性、印刷後の乾燥性、
印刷物の光沢、印刷物中の溶剤残留率(溶剤離脱性)、
高速印刷適性などの諸性能に優れた、新規な印刷インキ
用バインダー、および当該バインダーを用いた印刷イン
キ組成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決すべく鋭意検討を行った結果、非芳香族有機溶媒の
うち特に脂環族有機溶剤の存在下にロジン系化合物、特
定の石油樹脂および金属化合物を反応させることによ
り、更にはより限定された条件下にロジン系化合物、特
定の石油樹脂および金属化合物を反応させることによ
り、トルエン溶剤系で反応して得られる従来の樹脂金属
塩と同様の均一で金属含有量が高い高融点の樹脂酸金属
塩が得られることを見出した。また、かかる特定方法で
得られる樹脂酸金属塩から調製される印刷インキ用バイ
ンダーや印刷インキ組成物は、紙への転移性、乾燥性、
印刷物の光沢、印刷物中の溶剤残留率、高速印刷適性な
どの諸性能に優れる事を見出した。本発明は、斯かる事
実に基づき完成されたものである。
【0006】本発明は、ロジンとα,β−エチレン性不
飽和カルボン酸および必要により多価アルコールからな
る反応生成物(1)、α,β−エチレン性不飽和カルボ
ン酸を付加反応させてなる変性石油樹脂(2)および2
種以上の金属化合物を脂環族有機溶剤中で反応させて得
られる樹脂酸金属塩(3)を、主成分として含有するこ
とを特徴とする印刷インキ用バインダーに関する。更に
本発明は、当該印刷インキ用バインダーを含有してなる
印刷インキ組成物に関する。
【0007】本発明では、ロジン、α,β−エチレン性
不飽和カルボン酸、および必要により多価アルコールか
らなる反応生成物(1)、α,β−エチレン性不飽和カ
ルボン酸を付加反応させてなる変性石油樹脂(2)、な
らびに2種以上の金属化合物を、脂環族有機溶剤中で反
応させることにより、反応生成物(1)および変性石油
樹脂(2)の分子中に当該金属化合物を多量にしかも均
一に導入することができる。そのため、こうして得られ
る樹脂酸金属塩(3)を使用することにより、トルエン
などの芳香族有機溶剤を含まず、紙への転移性、印刷後
の乾燥性、印刷物の光沢、印刷物中の溶剤残留率、高速
印刷適性などの諸性能に優れた印刷インキ用バインダー
を提供できる。
【0008】反応生成物(1)の構成成分は、上記のよ
うにロジン、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸であ
り、必要により多価アルコールを構成成分とすることが
できる。該ロジンとしては、ガムロジン、トール油ロジ
ン、ウッドロジン、重合ロジンなどが使用でき、また
α,β−エチレン性不飽和カルボン酸としては、代表的
にはマレイン酸、無水マレイン酸、フマル酸、イタコン
酸、無水イタコン酸、シトラコン酸、アクリル酸、メタ
クリル酸などの各種を例示できる。更には、多価アルコ
ールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ジプロピレングリコール、ネオペンチルグリコー
ル、グリセリン、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、1,2,6−ヘキサントリオール、1,
2,4−ブタントリオール、ペンタエリスリトール、ソ
ルビトール、3級のアルカノールアミンなどが挙げられ
る。尚、本発明の目的を逸脱しない範囲で、その他の飽
和酸や脂肪酸類、極性基を有する長鎖アルキル化合物、
界面活性剤を樹脂中に組み込んだり混合することが可能
である。
【0009】反応生成物(1)は、ロジン、α,β−エ
チレン性不飽和カルボン酸、および必要により多価アル
コールを用いてエステル化することにより得られる。該
反応では、反応温度は通常150〜300℃程度であ
り、また溶融下で実施されるのが一般的である。該反応
に際しての各原料の使用量は、得られるインキ用バイン
ダーの諸性能を考慮して適宜決定されるが、通常は次の
範囲内とするのがよい。α,β−エチレン性不飽和カル
ボン酸の使用量はロジンに対して通常は1.5〜10重
量%程度である。1.5重量%未満では導入できる金属
量が十分ではなく、また10重量%を越える場合には得
られるバインダーの粘度が高くなりすぎ、インキ組成物
とした場合には粘度調整面からバインダーの含有量が低
下し、結果的にインキの光沢が低下するという不利が生
じる。また多価アルコールによるエステル化は、転移性
や光沢の向上につながるため、多価アルコールの使用量
は、通常は反応生成物(1)のカルボキシル基に対して
3〜30当量%程度とされる。3当量%未満では転移性
の向上効果が少なく、また30当量%を越える場合は、
乾燥性が低下する傾向がある。
【0010】なお、上記樹脂酸生成物(1)として、各
種の市販品をそのまま使用してもよい。該市販品として
は、マレイン酸樹脂(荒川化学工業(株)製、マルキー
ドNo.2、マルキードNo.6等)やフマル酸樹脂
(荒川化学工業(株)製、マルキードNo.31、マル
キードNo.32、マルキードNo.34)が例示でき
る。
【0011】変性石油樹脂(2)の構成成分は、前記の
ように石油樹脂およびα,β−エチレン性不飽和カルボ
ン酸である。該構成成分である石油樹脂は、石油の分解
や改質に際して生成する各種の留分を重合して得られる
樹脂であり、代表的なものとしては、C9系石油樹脂
や、C5系石油樹脂、C5−C9共重合系石油樹脂、ジ
シクロペンタジエン(DCPD)系石油樹脂等があげら
れる。α,β−エチレン性不飽和カルボン酸としては上
記のものが使用できる。また、変性石油樹脂(2)とし
ては、上記の多価アルコールにより一部エステル化され
たものを使用してもよい。
【0012】変性石油樹脂(2)は、石油樹脂とα,β
−エチレン性不飽和カルボン酸とを100〜300℃に
て常圧下もしくは加圧下、反応させることにより得られ
る。この際、ベンゾイルパーオキサイド、ジターシャリ
ーブチルパーオキサイドなどの過酸化物を使用すること
により、α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の石油樹
脂への付加を容易化できる。各原料の使用量は、得られ
るインキ用バインダーの諸性能を考慮して適宜決定され
るが、通常α,β−エチレン性不飽和カルボン酸の使用
量は石油樹脂に対して3〜10重量%程度である。3重
量%未満では導入できる金属量が十分ではなく、10重
量%を越える場合には得られるバインダーの粘度が高く
なりすぎ、インキ組成物とした場合には粘度調整面から
バインダーの含有量が低下し、結果的にインキの光沢が
低下するという不利が生じる。また、必要に応じて多価
アルコールによるエステル化を行う場合には、変性石油
樹脂(2)のカルボキシル基に対して30当量%以下と
するのがよい。
【0013】反応生成物(1)および変性石油樹脂
(2)を、樹脂酸金属塩(3)に誘導するために使用す
る金属化合物としては、カルシウム、マグネシウム、亜
鉛などの各種金属の酸化物、水酸化物、有機酸塩類など
が挙げられる。これらのうち、好ましいものとしては水
酸化カルシウム、酢酸カルシウム、水酸化マグネシウ
ム、水酸化亜鉛、酸化亜鉛、酢酸亜鉛などを例示でき
る。該金属化合物の使用量は、樹脂酸生成物(1)およ
び変性石油樹脂(2)中のカルボキシル基と酸無水物基
(以下、併せてカルボキシル基と称す)の合計に対して
通常70当量%以上、好ましくは80当量%以上が反応
するに相当する量とされる。該範囲に満たない場合は、
乾燥性、光沢、溶剤残留率およびインキの経時安定性が
低下する傾向がある。
【0014】本発明では、得られるバインダーの顔料分
散性やインキ組成物の光沢を向上させたり、更にはバイ
ンダー中の金属分の導入量を高めて乾燥性を改良し溶剤
残留率を低下させる観点から、金属化合物を2種類使用
することが必須とされる。通常、出版グラビヤ印刷で
は、黄、紅、藍、墨の4色のインキが使用されるが、金
属化合物の種類により顔料分散性や光沢が大きく影響さ
れるからであり、特にカルシウム−亜鉛、マグネシウム
−亜鉛、カルシウム−マグネシウム−亜鉛などの組合せ
が好ましい。また、2種以上の金属化合物を使用する意
義は、1種類の金属化合物を反応させた場合には、通常
カルボキシル基に対する金属導入量が70当量%をこえ
ると反応物が結晶化しゲル化してしまう不利を解消する
ためであり、2種以上の金属化合物を使用し金属導入量
を高め、得られるバインダーの乾燥性を向上させ、印刷
物中の溶剤残留率を低下させることにある。ここに、カ
ルシウムおよび/またはマグネシウムは導入金属の合計
量に対して30〜70当量%程度、亜鉛は30〜70当
量%程度の範囲で使用される。
【0015】前記の通り、溶融法による場合は、樹脂酸
生成物(1)および変性石油樹脂(2)と金属化合物と
の反応が十分進行せず、得られる樹脂酸金属塩(3)の
中に未反応金属化合物が残ってしまうため、外観の濁り
を生じてしまう。また濾過によりこの未反応金属化合物
を除くことは極めて困難であり、また経済的でない。溶
融法による場合ほどではないが、脂環族炭化水素溶剤中
で反応させた場合にも、トルエン溶剤系で得られる場合
に比べ、反応生成物(1)および変性石油樹脂(2)と
金属化合物との反応の進行が不完全であり、得られるバ
インダーの外観に多少ながら濁りがある。そのため、当
該バインダーから調製されるインキ組成物は、トルエン
溶剤系で得られる従来の樹脂酸金属塩を用いたインキ組
成物に比べて、光沢、安定性にやや劣る傾向がある。
【0016】本発明における樹脂酸金属塩(3)は、以
下の特定条件下にて製造される。すなわち、前記反応生
成物(1)と変性石油樹脂(2)を脂環族有機溶剤に溶
解させ、溶液状態にて前記金属化合物と反応させること
により目的物である樹脂酸金属塩(3)を得ることがで
きる。脂環族炭化水素溶剤中で、反応生成物(1)およ
び変性石油樹脂(2)と金属化合物との反応を一層促進
させるために、当該反応系に水と触媒を共存させるのが
得策である。当該反応系における水の使用量は、反応生
成物(1)および変性石油樹脂(2)の合計に対し0.
25〜10重量%以上、好ましくは0.5〜5重量%で
ある。水の使用量が0.25重量%未満では、反応促進
効果が不十分であり、また10%以上では反応上の問題
はないものの、反応終結後の脱水還流工程に時間を要す
ことから経済的でない。触媒使用量は反応生成物(1)
および変性石油樹脂(2)の合計に対し0.025〜3
重量%以上、好ましくは0.05〜1重量%である。触
媒使用量が0.025重量%未満では、反応促進効果が
不十分であり、また3重量%を超える場合は反応上の問
題はないものの、反応終結後に濾過除去すべき触媒量が
増えるため好ましくない。当該触媒としては、特に限定
されないが、特に、炭素数1〜7の有機酸又はその金属
塩が有効である。例えば、蟻酸、酢酸、プロピオン酸、
酪酸、メタンスルホン酸、パラトルエンスルホン酸等、
又はそれらの酸とLi、Na、K、Ca、Mg、Zn、
Al等との塩があげられる。
【0017】上記反応系で使用する脂環族有機溶剤とし
ては、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチル
シクロヘキサン、ジメチルシクロヘキサン、メチルエチ
ルシクロヘキサンなどが挙げられる。これら有機溶剤中
での反応温度は特に制限はされないが、通常は40〜1
50℃程度、好ましくは50〜90℃の範囲で金属化合
物と反応させ、その後徐々に昇温し、反応生成水と脂環
族有機溶剤の共沸脱水により反応を完結させる。
【0018】上記のようにして得られる樹脂酸金属塩
(3)は、金属分の含有量が比較的高いため、融点も高
い。当該融点は通常150〜260℃程度であり、好ま
しくは200〜260℃とされる。当該融点が150℃
未満の場合は、これを用いてなる印刷インキ組成物が印
刷時に汚れを生じたり、印刷直後の印刷物のブロッキン
グなどが発生するおそれがある。なお、樹脂酸金属塩
(3)の諸特性のうち、印刷物中の溶剤残留率とは、当
該印刷物の製造初期の残存溶剤量に対する所定時間放置
後の残存溶剤量の比率をいう。脂環族有機溶剤下に反応
させて得られる本発明の樹脂酸金属塩(3)を用いた場
合は、従来の芳香族溶媒下に製造される樹脂酸金属塩に
比べて、意外にも溶剤離脱性がよく、印刷物中の溶剤残
留率が小さくなるという特徴がある。樹脂酸金属塩
(3)は、そのまま印刷インキ用バインダーとして使用
することが可能であるが、場合によっては顔料分散剤、
界面活性剤、帯電防止剤などの添加剤を加えて所望の印
刷インキ用バインダーを調製することもできる。印刷イ
ンキ用バインダーや印刷インキ組成物を調製やそれらの
性能の観点から判断して、当該バインダーの不揮発分お
よび粘度が適宜に決定されるが、それぞれ30〜65重
量%、0.035〜1Pa・s/25℃の範囲が一般的
である。当該バインダーの不揮発分が30%未満である
場合は、インキ組成物中の樹脂酸金属塩(3)の量が少
なくなり、インキ光沢が低下する傾向がある。また、6
5%を超える場合は、インキからの溶剤離脱性が低下
し、十分な乾燥性が得られにくくなる。当該粘度が0.
035Pa・s未満の場合は、実用的な粘度のインキ組
成物を調製することができず、また1Pa・sを超える
場合には製品であるバインダーのハンドリング上の支障
をきたしやすくなる。本発明の印刷インキ用バインダー
を用いて印刷インキ組成物を調製するにあたっては、該
バインダーを必要に応じて脂環族有機溶剤に溶解して粘
度調整したのち、各種公知の顔料、ワックス、添加剤等
を混練すればよい。なお、本発明の目的を逸脱しない範
囲で、公知の樹脂酸金属塩を併用してもよい。
【0019】
【発明の効果】本発明により、トルエンなどの芳香族炭
化水素を含まず、紙への転移性、乾燥性、印刷物の光
沢、印刷物中の溶剤残留率、高速印刷適性などの諸性能
に優れた印刷インキ用バインダー、および印刷インキ組
成物、特に出版グラビア印刷インキ組成物を提供するこ
とができる。
【0020】
【実施例】以下に、製造例、実施例および比較例をあげ
て本発明を詳細に説明するが、本発明はこれら実施例に
限定されるものではない。尚、部および%は重量基準で
ある。
【0021】製造例1 撹拌機、温度計、冷却管、分水器および窒素ガス導入管
を備えたフラスコに、ガムロジン1000部を仕込み加
熱溶融した後、フマル酸50部を添加し、200℃で1
時間反応した。ついで、ペンタエリスリトール20部を
加え250℃にて5時間エステル化を行い、酸価178
の反応生成物(1)−Aを得た。
【0022】製造例2 製造例1と同様のフラスコに、トール油ロジン1000
部を仕込み加熱溶融した後、無水マレイン酸60部を添
加し、200℃で1時間反応した。ついで、グリセリン
30部を加え250℃にて5時間エステル化を行い、酸
価177の反応生成物(1)−Bを得た。
【0023】製造例3 製造例1と同様のフラスコに、ガムロジン1000部を
仕込み加熱溶融した後、フマル酸55部を添加し、20
0℃で1時間反応し、酸価213の反応生成物(1)−
Cを得た。
【0024】製造例4 製造例1と同様のフラスコに、軟化点60℃、臭素価5
0、数平均分子量900のC−C系石油樹脂100
0部を仕込み加熱溶融した後、無水マレイン酸40部お
よびジターシャリーブチルパーオキサイド1部を添加
し、150℃にて2時間保温した。その後、200℃に
昇温し、減圧により揮発分を除去することにより、酸価
44、数平均分子量950の変性石油樹脂(2)−Aを
得た。
【0025】製造例5 製造例1と同様のフラスコに、軟化点90℃、臭素価4
0、数平均分子量900のC−C系石油樹脂100
0部を仕込み加熱溶融した後、無水マレイン酸30部お
よびジターシャリーブチルパーオキサイド1部を添加
し、150℃にて2時間保温した。その後、200℃に
昇温し、減圧により揮発分を除去することにより、酸価
33、数平均分子量940の変性石油樹脂(2)−Bを
得た。
【0026】製造例6 製造例1と同様のフラスコに、軟化点140℃、臭素価
55、数平均分子量500のDCPD系石油樹脂100
0部を仕込み加熱溶融した後、無水マレイン酸100部
を添加し、170℃にて2時間保温した。その後、26
0℃に昇温し、減圧により揮発分を除去することによ
り、酸価104、数平均分子量780の変性石油樹脂
(2)−Cを得た。
【0027】製造例7 製造例1と同様のフラスコに、製造例1で得た反応生成
物(1)−Aを1000部と製造例4で得た変性石油樹
脂(2)−Aを300部仕込み、さらにメチルシクロヘ
キサン1600部を加え溶解させた。次に、酸化亜鉛4
1.0部と酢酸カルシウム2部及び水15部を添加し7
5℃にて1時間保温した後、水酸化カルシウム82.1
部を加え徐々に昇温後、101℃にて2時間保温し、メ
チルシクロヘキサン還流下に脱水反応を行い、不揮発分
46%、融点250℃、粘度0.20Pa・sの樹脂組
成物Aを得た。
【0028】製造例8 製造例1と同様のフラスコに、製造例2で得た反応生成
物(1)−Bを1000部と製造例5で得た変性石油樹
脂(2)−Bを200部仕込み、さらにメチルシクロヘ
キサン1460部を加え溶解させた。次に、酸化亜鉛3
3.3部と酢酸カルシウム2部及び水15部を添加し7
5℃にて1時間保温した後、水酸化マグネシウム66.
7部を加え徐々に昇温後、101℃にて2時間保温し、
メチルシクロヘキサン還流下に脱水反応を行い、不揮発
分45%、融点225℃、粘度0.20Pa・sの樹脂
組成物Bを得た。
【0029】製造例9 製造例1と同様のフラスコに、製造例3で得た反応生成
物(1)−Cを1000部と製造例4で得た変性石油樹
脂(2)−Aを400部仕込み、さらにメチルシクロヘ
キサン1800部を加え溶解させた。次に、酸化亜鉛3
8.3部と酢酸カルシウム2部を及び水15部を添加し
75℃にて1時間保温した後、水酸化マグネシウム7
6.6部を加え徐々に昇温後、101℃にて2時間保温
し、メチルシクロヘキサン還流下に脱水反応を行い、不
揮発分44%、融点245℃、粘度0.20Pa・sの
樹脂組成物Cを得た。
【0030】製造例10 製造例1と同様のフラスコに、製造例3で得た反応生成
物(1)−Cを1000部と製造例6で得た変性石油樹
脂(2)−Cを80部仕み、さらにメチルシクロへキサ
ン1200部を加え溶解させた。酸化亜鉛36.0部と
酢酸カルシウム2部および水15部を添加し75℃にて
1時間保温した後、水酸化マグネシウム72.0部を加
え徐々に昇温後101℃にて2時間保温し、メチルシク
ロヘキサン還流下に脱水反応を行い、不揮発分48%、
融点250℃、粘度0.20Pa・sの樹脂組成物Dを
得た。
【0031】製造例11(触媒として水のみを使用した
場合) 製造例1と同様のフラスコに、製造例1で得た反応生成
物(1)−Aを1000部と製造例4で得た変性石油樹
脂(2)−Aを300部仕込み、さらにメチルシクロヘ
キサン1600部を加え溶解させた。次に、酸化亜鉛4
1.0部と水15部を添加し75℃にて1時間保温した
後、水酸化カルシウム82.1部を加え徐々に昇温後、
101℃にて2時間保温し、メチルシクロヘキサン還流
下に脱水反応を行い、不揮発分47%、融点247℃、
粘度0.20Pa・sの樹脂組成物Eを得た。樹脂組成
物Eには顕著な濁りが認められた。
【0032】製造例12(触媒として有機酸のみ使用し
た場合) 製造例1と同様のフラスコに、製造例1で得た反応生成
物(1)−Aを1000部と製造例4で得た変性石油樹
脂(2)−Aを300部仕込み、さらにメチルシクロヘ
キサン1600部を加え溶解させた。次に、酸化亜鉛4
1.0部と酢酸カルシウム2部を添加し75℃にて1時
間保温した後、水酸化カルシウム82.1部を加え徐々
に昇温後、101℃にて2時間保温し、メチルシクロヘ
キサン還流下に脱水反応を行い、不揮発分48%、融点
244℃、粘度0.20Pa・sの樹脂組成物Fを得
た。樹脂組成物Fには顕著な濁りが認められた。
【0033】製造例13(トルエン溶剤系反応) 製造例1と同様のフラスコに、製造例1で得た反応生成
物(1)−Aを1000部と製造例4で得た変性石油樹
脂(2)−Aを300部仕込み、さらにトルエン300
部を加え溶解させた。次に、酸化亜鉛68.5部と酢酸
カルシウム2部を添加し75℃にて1時間保温した後、
水酸化カルシウム60.5部を加え徐々に昇温後、11
0℃にて2時間保温し、トルエン還流下に脱水反応を行
い、不揮発分50%、融点255℃、粘度0.20Pa
・sの樹脂組成物Gを得た。
【0034】製造例14(溶融法反応) 製造例1と同様のフラスコに、製造例1で得た反応生成
物(1)−Aを1000部と製造例4で得た変性石油樹
脂(2)−Aを300部仕込み加熱溶融した後、水酸化
カルシウム50.5部及び酢酸亜鉛5部を添加し220
℃にて1時間保反応させ、酸価60、融点165℃の樹
脂を得た。この樹脂をメチルシクロヘキサンに溶解し不
揮発分54%、粘度0.20Pa・sの樹脂組成物Hを
得た。
【0035】実施例1〜4および比較例1〜4 製造例7〜10、製造例11〜14で得られた樹脂組成
物(A〜D、E〜H)を夫々の反応溶剤で溶液の粘度を
0.035Pa・s/20℃に調整後、それぞれの樹脂
溶液88部に紅顔料(カーミン6B)を12部混合し、
サンドミルを用いて1時間混練りし、更に夫々の反応溶
剤を追加し粘度0.085Pa・s/25℃の紅グラビ
アインキを得た。上記において、カーミン6Bに代え
て、黄顔料(ベンジジンイエロー)を使用した他は同様
にして、黄グラビアインキを得た。得られた紅インキお
よび黄インキ8点につき、それぞれ簡易グラビア印刷機
を用いてコート紙に印刷し、転移性および光沢を目視に
より下記基準で5段階評価した。耐摩擦性は印刷物の印
刷面同士を重ね合わせ、指で挟んで擦ったときの印刷面
の状態を、下記基準で5段階評価した。また、乾燥性は
インキをバーコター#10を用いてコート紙に展色後、
指触により下記基準で5段階評価した。 ◎:非常に良好 ○:良好 △:普通 ×:劣る ×
×:非常に劣る 評価結果は表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】表1から明らかなように、本発明の印刷イ
ンキ用バインダーおよび印刷インキ組成物(実施例1〜
4)は、芳香族有機溶剤を含有せずしかも各種のインキ
特性に優れる。すなわち、本発明の印刷インキ用バイン
ダーおよび印刷インキ組成物従来のトルエン溶剤系で得
られる樹脂酸金属塩から調製される印刷インキ用バイン
ダーおよび印刷インキ組成物(比較例3)と遜色が無い
インキ特性を有することが分かる。また本発明の印刷イ
ンキ用バインダーおよび印刷インキ組成物は、溶融法反
応で得られた樹脂酸金属塩から調製されるバインダー等
(比較例4)に比し、各種インキ特性が格段に優れるこ
とが分かる。更には、本発明の印刷インキ用バインダー
および印刷インキ組成物は、反応触媒として水と有機酸
又は有機酸金属化合物のどちらか一方のみを使用し、非
芳香族有機溶剤反応系で得られた樹脂酸金属塩から調製
されるバインダー等(比較例1、2)に比しても、各種
インキ特性に優れることが分かる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロジンとα,β−エチレン性不飽和カル
    ボン酸からなる反応生成物(1)、α,β−エチレン性
    不飽和カルボン酸を付加反応させてなる変性石油樹脂
    (2)および2種以上の金属化合物を脂環族有機溶剤中
    で反応させて得られる樹脂酸金属塩(3)を、主成分と
    して含有することを特徴とする印刷インキ用バインダ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記反応生成物(1)が、追加構成成分
    として多価アルコールを用いてなるものである請求項1
    記載の印刷インキ用バインダー。
  3. 【請求項3】 脂環族有機溶剤がシクロヘキサン、メチ
    ルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、ジメチルシ
    クロヘキサンおよびメチルエチルシクロヘキサンのうち
    のいずれか少なくとも1種である請求項1または2記載
    の印刷インキ用バインダー。
  4. 【請求項4】 2種以上の金属化合物における金属の種
    類が、亜鉛ならびにカルシウムおよび/またはマグネシ
    ウムである請求項1〜3のいずれかに記載の印刷インキ
    用バインダー。
  5. 【請求項5】 脂環族有機溶剤中での反応温度が40〜
    150℃である請求項1〜4のいずれかに記載の印刷イ
    ンキ用バインダー。
  6. 【請求項6】 脂環族有機溶剤中での反応が、水および
    触媒存在下で行われる請求項1〜5のいずれかに記載の
    印刷インキ用バインダー。
  7. 【請求項7】 前記触媒が炭素数1〜7の有機酸又はそ
    の金属塩である請求項6記載の印刷インキ用バインダ
    ー。
  8. 【請求項8】 水の使用量が前記反応生成物(1)およ
    び変性石油樹脂(2)の合計に対し0.25〜10重量
    %であり、かつ前記触媒の使用量が前記反応生成物
    (1)および変性石油樹脂(2)の合計に対し0.02
    5〜3重量%である請求項6または7記載の印刷インキ
    用バインダー。
  9. 【請求項9】 樹脂酸金属塩(2)が、前記反応生成物
    (1)および前記変性石油樹脂(2)中のカルボキシル
    基と酸無水物基の合計に対して70当量%以上が金属化
    合物と反応してなるものである請求項1〜8のいずれか
    に記載の印刷インキ用バインダー。
  10. 【請求項10】 樹脂酸金属塩(3)の融点が150〜
    260℃である請求項1〜9のいずれかに記載の印刷イ
    ンキ用バインダー。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10のいずれかに記載の印
    刷インキ用バインダーを含有してなる印刷インキ組成
    物。
  12. 【請求項12】 出版グラビア印刷インキ組成物である
    請求項11記載の印刷インキ組成物。
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