JP2001253130A - プリンタのキャリア - Google Patents
プリンタのキャリアInfo
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- JP2001253130A JP2001253130A JP2000069676A JP2000069676A JP2001253130A JP 2001253130 A JP2001253130 A JP 2001253130A JP 2000069676 A JP2000069676 A JP 2000069676A JP 2000069676 A JP2000069676 A JP 2000069676A JP 2001253130 A JP2001253130 A JP 2001253130A
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Abstract
伴う異音の発生を抑制する。 【解決手段】 キャリア本体の上端部にアーム部13を
設け、このアーム部13に、縦軸回りで回転可能な一対
のガイドローラ51,52を取り付ける。これらのガイ
ドローラ51,52を、板金製のレール部材14の前後
両側に配備する。
Description
アに関する。
リンタに用いられているキャリア1を概略で示してあ
る。このキャリア1では、水平に配備されたガイドロッ
ド2によってキャリア本体12の左右方向Wの往復移動
を案内させ、そのキャリア本体12の往復移動中に、キ
ャリア本体12に搭載した印字手段3の作用で用紙に印
字などの記録が行われる。また、キャリア本体12の横
移動経路に沿って板金製のレール部材4が配備されてい
ると共に、キャリア本体12の上端部に突出されたアー
ム部13に備わっている合成樹脂製の倒立U字状の係合
部14が、上記レール部材4の上縁部に摺動自在に係合
してキャリア本体12の前倒れなどを防いでいる。
部に、合成樹脂製の倒立U字状の係合部14を摺動自在
に係合させておくと、キャリア1が左右方向Wに移動し
たときにレール部材4と係合部14との摺動に伴う異音
がが発生する。そこで、従来は、摺動性を改善するため
にレール部材4や係合部14にグリース類を塗布して異
音の発生を抑制するようにしていた。
は、2本の平行な案内レールに、キャリアに取り付けた
案内車輪を当てておくことによって、キャリアを高速で
移動させるようにしたプリンタキャリアについての記載
がある。また、特開昭60−230883号公報には、
キャリアの走行を2本のガイドシャフトによって案内す
るようにしたプリンタのキャリアについての記載があ
る。
ス類を塗布して異音の発生を抑制するという対策では、
グリース切れなどによって異音抑制効果が低下するの
で、長期間の使用によって次第に異音が発生しやすくな
ってくる。
あり、グリース類の塗布を行わずに異音の発生を抑制す
ることができるようにすることを目的とする。
キャリアは、印字手段を搭載して横移動されるキャリア
本体の上端部に縦軸回りで回転可能な一対のガイドロー
ラが取り付けられていると共に、これらのガイドローラ
が、上記キャリア本体の横移動経路に沿って配備された
板金製のレール部材の前後両側に配備されている、とい
うものである。
は、印字手段を搭載して横移動されるキャリア本体の上
端部に縦軸回りで回転可能なガイドローラが取り付けら
れていると共に、このガイドローラに間隔を隔てて対向
配置された摺動部が設けられ、上記ガイドローラと上記
摺動部とが、上記キャリア本体の横移動経路に沿って配
備された板金製のレール部材の前後両側に振り分けて配
備されている、というものである。
動中に、ガイドローラがレール部材に接触して転動する
ので、冒頭で説明したような係合部がレール部材と摺動
する場合に比べて異音の発生が抑制される。特に、一対
のガイドローラがレール部材の前後両側に配備されてい
るものでは、レール部材に対する摺動部分がなくなるの
で、摺動に伴う異音の発生が皆無になる。
に、上記レール部材の上方を横切って突出されたアーム
部が連設され、このアーム部に具備された丸孔状の軸受
孔に、上記ガイドローラと一体の回転軸が回転可能に嵌
合されていることが望ましい。これによると、ガイドロ
ーラが回転軸に対して回転するという構成を採用する必
要がなくなり、それだけ価格が安くつく。
能でかつ拡径方向に弾発付勢された弾性片が具備され、
この弾性片に、上記回転軸が嵌合された上記軸受孔の孔
縁に摺動可能に係合する突起が設けられていることが望
ましい。これによると、回転軸を軸受孔に嵌合させると
きに、弾性片を縮径させながら突起を軸受孔に挿入した
後、その突起を軸受孔に貫挿すると、弾性片が拡径して
突起が軸受孔の孔縁に摺動可能に係合する。そのため、
アーム部に対するガイドローラの組付け性が向上する。
り、上記弾性片が、筒状の上記回転軸の端部の2箇所に
軸方向の割溝を形成することによってその回転軸に具備
されていることが望ましい。これによれば、回転軸や弾
性片を合成樹脂で一体成形することができるので、それ
だけ価格が安くつく。
ャリアの要部の概略側面図である。同図において、13
はキャリア本体12の上端部に連設されたアーム部(図
4参照)であり、このアーム部13に、一対のガイドロ
ーラ51,52が回転軸53,54を介して取り付けら
れている。回転軸53,54は垂直軸線を有している。
そのため、ガイドローラ51,52は縦軸回りで回転可
能である。上記回転軸53,54はアーム部13に具備
された丸孔状の2つの軸受孔15,16に回転可能に嵌
合されている。そして、一方側のガイドローラ51がレ
ール部材4の前側に配備され、他方側のガイドローラ5
2がレール部材4の後側に配備されていて、キャリア1
が左右方向に往復移動するときには、これらのガイドロ
ーラ51,52がレール部材4に接触して転動するよう
になっている。したがって、レール部材4にグリース類
を塗布しておかなくても、冒頭で説明した摺動に伴う異
音が発生しない。
れぞれのガイドローラ51,52の回転軸53,54は
それらの上側の端部が筒状に形成されていて、その筒状
の端部の周方向2箇所に軸方向の割溝55,55が形成
されていると共に、それらの割溝55,55で挟まれた
部分が弾性片56,56として形成されている。そし
て、それらの弾性片56,56に、上面が傾斜ガイド面
57,57に形成された突起58,58が一体に設けら
れている。
5に矢印aのように挿入するときには、突起58の傾斜
ガイド面57が軸受孔15の下端孔縁により押されて弾
性片56がそれ自体の弾性に抗して縮径し、突起58が
軸受孔16に貫挿されると、弾性片56がそれ自体の弾
性により拡径して突起58が軸受孔16の上端孔縁に摺
動自在に係合する。他方の回転軸54を軸受孔16に矢
印bのように挿入するときも同様である。したがって、
ガイドローラ51,52をアーム部13に取り付けると
きには、回転軸53,54を軸受孔15,16に挿入す
る作業を行うだけで済む。
アの要部の概略側面図である。同図において、図1のも
のと異なる点は、図1においてレール部材4の後側に配
備されているガイドローラ52などを省略し、その代わ
りに、アーム部13の端部に、レール部13の後側に配
備された摺動部18を一体に設けた点だけである。これ
によっても、レール部13の前側のガイドローラ51が
レール部13に接触して転動するので、摺動部18がレ
ール部13と摺動するとしても、冒頭で説明した従来の
ものに比べると、摺動に伴う異音の発生が抑制される。
様である。したがって、説明の重複を避けるため、同一
又は相応する部分に同一符号を付してある。
タのキャリアにおいて、印字手段を搭載して横移動され
るキャリア本体の上端部に、レール部に接触して転動す
るガイドローラを設けてあるので、レール部などにグリ
ース類の塗布を行わずに異音の発生を抑制することがで
きるようになる。また、請求項3のように構成すると、
ガイドローラと回転軸とを一体に成形することができる
のでコスト安となり、さらに、請求項4や請求項5のよ
うに構成すると、ガイドローラの組付け性が向上して製
作コストが安くつくという利点がある。
側面図である。
概略側面図である。
ある。
斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 印字手段を搭載して横移動されるキャリ
ア本体の上端部に縦軸回りで回転可能な一対のガイドロ
ーラが取り付けられていると共に、これらのガイドロー
ラが、上記キャリア本体の横移動経路に沿って配備され
た板金製のレール部材の前後両側に配備されていること
を特徴とするプリンタのキャリア。 - 【請求項2】 印字手段を搭載して横移動されるキャリ
ア本体の上端部に縦軸回りで回転可能なガイドローラが
取り付けられていると共に、このガイドローラに間隔を
隔てて対向配置された摺動部が設けられ、上記ガイドロ
ーラと上記摺動部とが、上記キャリア本体の横移動経路
に沿って配備された板金製のレール部材の前後両側に振
り分けて配備されていることを特徴とするプリンタのキ
ャリア。 - 【請求項3】 上記キャリア本体の上端部に、上記レー
ル部材の上方を横切って突出されたアーム部が連設さ
れ、このアーム部に具備された丸孔状の軸受孔に、上記
ガイドローラと一体の回転軸が回転可能に嵌合されてい
る請求項1又は請求項2に記載したプリンタのキャリ
ア。 - 【請求項4】 上記回転軸の端部に拡縮径可能でかつ拡
径方向に弾発付勢された弾性片が具備され、この弾性片
に、上記回転軸が嵌合された上記軸受孔の孔縁に摺動可
能に係合する突起が設けられている請求項3に記載した
プリンタのキャリア。 - 【請求項5】 上記回転軸の端部が筒状に形成されてお
り、上記弾性片が、筒状の上記回転軸の端部の2箇所に
軸方向の割溝を形成することによってその回転軸に具備
されている請求項4に記載したプリンタのキャリア。
Priority Applications (1)
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JP2000069676A JP4604305B2 (ja) | 2000-03-14 | 2000-03-14 | プリンタのキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP4604305B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6230650U (ja) * | 1985-08-09 | 1987-02-24 | ||
JPH0524368U (ja) * | 1991-03-04 | 1993-03-30 | 株式会社沖情報システムズ | 印字装置 |
JPH0529768U (ja) * | 1991-09-26 | 1993-04-20 | 株式会社沖情報システムズ | プリンタ |
JPH0749078Y2 (ja) * | 1989-11-15 | 1995-11-13 | 神鋼電機株式会社 | 電磁クラッチ |
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2000
- 2000-03-14 JP JP2000069676A patent/JP4604305B2/ja not_active Expired - Fee Related
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