JP6707011B2 - 運動案内装置及び搬送装置 - Google Patents

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Description

本発明は、運動案内装置及び搬送装置に関するものである。
軌道体と、該軌道体に沿って移動自在に設けられた移動体と、を有する運動案内装置の一例として、下記特許文献1には、縦軸と、該縦軸に沿って移動する軸受と、を有する軸方向運動軸受が開示されている。
この軸方向運動軸受は、V案内の軌道面(転走面)よりなる縦軸(軌道体)に軸受(移動体)を装架し、該軸受に装着したボールベアリング(回転体)を軌道面に当接して組み合わせてなる構成となっている。
実開昭63−168322号公報
上記従来技術の運動案内装置は、軌道体の上面と側面に、回転体が接触して転走する構成となっている。この構成によれば、軌道体に沿って直線的に移動体を移動させることができるが、この軌道体に曲線部が含まれる場合、当該曲線部に沿って移動体を移動させることが困難であった。曲線部では、軌道体の上面に接触する回転体の内周側軌道と、軌道体の側面に接触する回転体の外周側軌道で、経路長が異なるため、ガタの発生や、過予圧が発生してしまうためである。このような場合、回転体の位置を調整する回転機構等を追加する必要があるが、部品点数の増加し、走行音が大きくなる、という問題があった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、軌道体に曲線部が含まれている場合であっても、簡易的な構成で且つ移動体の走行音が小さく滑らかな動作が可能な運動案内装置及び搬送装置の提供を目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は、軌道体と、前記軌道体に沿って移動自在に設けられた移動体と、を有する運動案内装置であって、前記軌道体は、前記軌道体の長手方向に沿って形成された溝部と、前記溝部の内外に形成された複数の転走面と、を有し、前記移動体は、前記複数の転走面を転走する複数の回転体を有し、前記複数の回転体が前記複数の転走面に接触するそれぞれの接点が、前記軌道体の長手方向と直交する断面において、同一直線上に配置されている、という構成を採用する。
また、本発明は、軌道体と、前記軌道体に沿って移動自在に設けられた移動体と、を有する運動案内装置と、前記軌道体に沿って前記移動体を移動させる駆動装置と、を備える搬送装置であって、前記運動案内装置として、先に記載の運動案内装置を備える、という構成を採用する。
本発明によれば、軌道体に曲線部が含まれている場合であっても、簡易的な構成で且つ移動体の走行音が小さく滑らかな動作が可能となる。
本発明の第1実施形態における運動案内装置を示す斜視図である。 図1に示す領域Aの拡大斜視図である。 本発明の第1実施形態における軌道体の長手方向と直交する断面を含む移動体の正面図である。 本発明の第1実施形態における移動体の底面図である。 本発明の第1実施形態における運動案内装置の動作を説明するための模式図である。 本発明の第1実施形態における運動案内装置の適用例を説明するための模式図である。 本発明の第2実施形態における搬送装置を示す側面図である。 図7における矢視B−B断面図である。 本発明の一別実施形態における運動案内装置を示す断面図である。 本発明の一別実施形態における運動案内装置を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。以下に示す実施形態は、発明の趣旨をより良く理解させるために、例を挙げて説明するものであり、特に指定のない限り、本発明を限定するものではない。また、以下の説明に用いる図面は、本発明の特徴を分かりやすくするために、便宜上、要部となる部分を拡大している場合があり、各構成要素の寸法比率などが実際と同じであるとは限らない。また、本発明の特徴を分かりやすくするために、便宜上、省略した部分がある。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態における運動案内装置1を示す斜視図である。
運動案内装置1は、図1に示すように、軌道体10と、軌道体10に沿って移動する移動体20と、を有する。軌道体10は、直線状に延びる直線部11と、直線部11と接続され所定の曲率で湾曲する曲線部12と、を有する。移動体20は、直線部11と曲線部12との間を移動する直曲ガイドであり、軌道体10の表面を転走する複数の回転体30を有している。
図2は、図1に示す領域Aの拡大斜視図である。図3は、本発明の第1実施形態における軌道体10の長手方向と直交する断面を含む移動体20の正面図である。図4は、本発明の第1実施形態における移動体20の底面図である。
図2に示すように、軌道体10は、軌道体10の長手方向に沿って形成された溝部13と、溝部13を挟むように内外に形成された複数の転走面14(内側転走面14A及び外側転走面14B)と、を有する。
軌道体10は、図3に示すように、所定の厚みを有する略板状のものであり、その幅方向(図3において紙面左右方向)の中央部に溝部13が形成されている。溝部13は、図3に示す断面視で、下底よりも上底の方が大きい台形形状であって、下底に対する左右の脚の底角が互いに等しい等脚台形形状に形成されている。溝部13の底部13aは、平面状に形成されている。この底部13aの両側端縁には、上方に向かうに従って互いに離間する方向に傾斜する一対の側壁部13bが設けられている。
一対の側壁部13bのそれぞれの内壁面には、内側転走面14Aが形成されている。また、一対の側壁部13bのそれぞれの外壁面には、外側転走面14Bが形成されている。すなわち、本実施形態の軌道体10には、溝部132を挟むように、溝部13の内側に2つの内側転走面14A、溝部13の外側に2つの外側転走面14B、計4つの転走面14が形成されている。側壁部13bの表裏面に形成された内側転走面14A及び外側転走面14Bは、互いに平行であって、底部13aに対して傾斜した傾斜面となっている。
移動体20は、図2に示すように、移動ブロック21と、移動ブロック21の内面21a側において回転自在に支持された複数の回転体30と、を有する。移動ブロック21の外面21bの平面部には、取付孔22が形成されている。取付孔22には、運動案内装置1の案内対象物が取り付けられる。なお、案内対象物は、移動ブロック21の外側を覆うカバー等であってもよい。
また、移動ブロック21の外面21bには、回転体30の取付面23が形成されている。取付面23は、図3に示すように、外面21bの平面部に対して斜め下方に傾斜して形成されている。取付面23には、移動ブロック21の内面21a側に連通する図示しない貫通孔が形成されており、この貫通孔に回転体30の回転軸32が挿し込まれている。回転軸32は、取付面23側に突出した端部にナット33が螺合することで、移動ブロック21に締結固定される。
回転軸32は、移動ブロック21の内面21a側において、回転体30のローラー部31を支持している。ローラー部31は、回転軸32を中心に回転するものであり、その周面31aは、軌道体10に形成された転走面14に接触している。このような回転体30としては、例えば、ローラー部31と回転軸32との間にニードルベアリング等を組み込んだカムフォロア等を好適に採用することができる。
回転体30は、4つの転走面14に対応して、4つ設けられている。なお、内側転走面14Aを転走する回転体30を、第1回転体30Aと称し、また、外側転走面14Bを転走する回転体30を、第2回転体30Bと称する。
図3に示すように、複数の回転体30が複数の転走面14に接触するそれぞれの接点40は、軌道体10の長手方向と直交する断面において、同一直線L上に配置されている。この直線Lは、軌道体10の幅方向に延びる直線である。
具体的には、溝部13の内側で互い接触する第1回転体30Aと内側転走面14Aとの第1接点40Aと、溝部13の外側で互い接触する第2回転体30Bと外側転走面14Bとの第2接点40Bが、同一直線L上に配置されている。第1回転体30Aと第2回転体30Bは、第1接点40Aと第2接点40Bを同一直線L上に配置するために、側壁部13b(軌道体10)を挟んで正対しないような位置関係とされている。
本実施形態では、複数の回転体30はそれぞれ同一の構成のものであり、移動ブロック21の取付面23に段差23aを付けることで、第1回転体30Aと第2回転体30Bを側壁部13bを挟んで正対させないような位置関係にしている。なお、回転軸32の長さが異なる回転体30を使用すれば、取付面23に段差23aを形成しなくてもよい。また、移動ブロック21の内面21aには、側壁部13bの先端との接触を回避する逃げ溝24が形成されている。
複数の転走面14の少なくとも1つ(本実施形態では全て)は、図3に示すように、接点40が並んだ直線Lに対して傾いた傾斜面となっている。この傾斜面に接触する回転体30(本実施形態では全て)の周面31aは、円弧状に形成されている。詳しくは、ローラー部31の回転中心線に沿った断面の周面31aにおける断面輪郭形状が、円弧状に形成されている。すなわち、第1回転体30Aは、内側転走面14Aに対して一点で接触し、また、第2回転体30Bも、外側転走面14Bに対して一点で接触する。
上述した4つの回転体30は、図4に示すように、軌道体10の長手方向に沿う移動体20の前後方向において間隔をあけて複列(本実施形態では2列)で設けられている。すなわち、移動体20の前後には、図3に示す直線L上に接点40が並んだ4つの回転体30(第1回転体30A及び第2回転体30Bが2つずつ)からなる回転体群50A,50Bがそれぞれ配置されている。回転体群50A,50Bの距離は、軌道体10の曲線部12の曲率に対応可能な範囲に影響するため、近い程好ましい。
続いて、上記構成の運動案内装置1の動作について説明する。
図5は、本発明の第1実施形態における運動案内装置1の動作を説明するための模式図である。
図5に示すように、移動体20は、軌道体10に沿って移動する。軌道体10は、直線部11と曲線部12とを有しており、移動体20は、直線部11と曲線部12との間を移動する。なお、符号15は、直線部11と曲線部12の接続点を示している。
ここで、軌道体10は、図3に示すように、軌道体10の長手方向に沿って形成された溝部13と、溝部13の内外に形成された複数の転走面14と、を有する。また、移動体20は、複数の転走面14を転走する複数の回転体30を有し、複数の回転体30が複数の転走面14に接触するそれぞれの接点40が、軌道体10の長手方向と直交する断面において、同一直線L上に配置されている。さらに、軌道体10の曲線部12は、接点40が並んだ直線Lと直交する方向に湾曲している。
この構成によれば、移動体20が、直線部11から曲線部12にガタつくことなく乗り移り、曲線部12を滑らかに移動することができる。すなわち、図3に示すように、溝部13の内側で互い接触する第1回転体30Aと内側転走面14Aとの第1接点40Aと、溝部13の外側で互い接触する第2回転体30Bと外側転走面14Bとの第2接点40Bは、曲線部12における内外周差がなくなるため、直線部11のみならず曲線部12においても第1回転体30Aと第2回転体30Bが移動する経路長が同一になり、ガタや過予圧が発生しなくなる。また、この構成によれば、上述の従来技術で説明した回転機構等の可動部がなくなるため、部品点数が少なく、走行音も小さくなる。
図6は、本発明の第1実施形態における運動案内装置1の適用例を説明するための模式図である。
上述したように、本実施形態の運動案内装置1は、複数の回転体30が複数の転走面14に接触するそれぞれの接点40が、軌道体10の長手方向と直交する断面において、同一直線L上に配置されているため、図6(a)に示すように、クロソイド曲線のような曲率が変化する曲線部12aであっても、移動体20は滑らかに移動できる。また、図6(b)に示すように、曲線部12の曲率半径がR1とR2で異なる場合であっても、移動体20は滑らかに移動できる。すなわち、同一の移動体20で、ある程度の範囲の曲線部13に対応できる。さらに、図6(c)に示すように、第1の曲線部12Aと逆方向に湾曲する第2の曲線部12Bがある場合であっても、移動体20は滑らかに移動できる。
また、本実施形態では、図3に示すように、複数の転走面14が、接点40が並んだ直線Lに対して傾いた傾斜面となっている。このように、転走面14を傾斜面にすることで、少ない回転体30の設置数で、軌道体10の幅方向(左右方向)及び厚み方向(上下方向)における移動体20の位置決めが可能となる。すなわち、傾斜した転走面14に回転体30を接触させれば、上下方向及び左右方向の2方向の位置決めを行うことができる。また、傾斜した転走面14に、仮に円筒状の回転体30を接触させると、線接触となって内外周差が生じてしまうため、本実施形態では、当該傾斜面に接触する回転体30の周面31aを円弧状に形成し、1点で接触させている。
また、本実施形態では、図4に示すように、複数の回転体30は、軌道体10の長手方向に沿う移動体20の前後方向において間隔をあけて2列で設けられている。この構成によれば、移動体20の走行安定性を高めることができる。なお、軌道体10が直線部11のみからなる場合、回転体30は3列でも4列でもよい。
このように、上述の本実施形態によれば、軌道体10と、軌道体10に沿って移動自在に設けられた移動体20と、を有する運動案内装置1であって、軌道体10は、軌道体10の長手方向に沿って形成された溝部13と、溝部13の内外に形成された複数の転走面14と、を有し、移動体20は、複数の転走面14を転走する複数の回転体30を有し、複数の回転体30が複数の転走面14に接触するそれぞれの接点40が、軌道体10の長手方向と直交する断面において、同一直線L上に配置されている、という構成を採用することによって、軌道体10に曲線部12が含まれている場合であっても、簡易的な構成で且つ移動体20の走行音が小さく滑らかな動作が可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。以下の説明において、上述の実施形態と同一又は同等の構成については同一の符号を付し、その説明を簡略若しくは省略する。
図7は、本発明の第2実施形態における搬送装置100を示す側面図である。図8は、図7における矢視B−B断面図である。
図7に示すように、搬送装置100は、運動案内装置1Aと、駆動装置101と、を備える。運動案内装置1Aは、軌道体10Aと、軌道体10Aに沿って移動自在に設けられた移動体20Aと、を有する。駆動装置101は、軌道体10に沿って移動体20を移動させるものである。
駆動装置101は、複数のコイル102が設けられた本体部103と、移動体20に設けられた磁石104(図8参照)と、を有するリニアモータ装置である。コイル102は、本体部103の両側面に設けられ、図7に示すように、軌道体10Aに沿って配置されている。なお、軌道体10Aの形状は、この形状に限定されるものではなく、例えば、トラック状(長円形状)であってもよい。また、コイル102も軌道体10Aの内側に、トラック状に配置される構成であってもよい。
磁石104は、図8に示すように、移動ブロック21に取り付けられ、コイル102と対向している。移動ブロック21は、本体部103に向かって延出した磁石取付部25の先端に取り付けられている。なお、磁石取付部25は、移動ブロック21と一体に形成されていてもよいし、移動ブロック21に別部品として取り付けられる構成であってもよい。
本体部103には、軌道体10Aを固定するための固定孔105が形成されている。第2実施形態の軌道体10Aは、図3に示す第1実施形態の軌道体10よりも肉厚に形成されている。この軌道体10Aの底部13aには、ボルト16が挿入される挿通孔17が形成されている。ボルト16は、挿通孔17を通って固定孔105に螺合することで、軌道体10Aを本体部103に固定する。なお、挿通孔17には座ぐりが形成されており、ボルト16のヘッド部は、溝部13の下底よりも下方に配置される。
上記構成の駆動装置101は、複数のコイル102に電流を流し、移動体20に推力を発生させる磁界を生成する。移動体20は、当該磁界によってコイル102と磁石104との間に発生する引力または斥力によって、軌道体10Aに沿って移動する。このような第2実施形態においても、図8に示すように、複数の回転体30が複数の転走面14に接触するそれぞれの接点40が、軌道体10の長手方向と直交する断面において、同一直線L上に配置されているため、上記実施形態と同様に、移動体20の走行音が小さく滑らかな動作が可能である。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、本発明は、図9及び図10に示すような別形態を採用し得る。
図9は、本発明の一別実施形態における運動案内装置1Bを示す断面図である。
図9に示す運動案内装置1Bでは、溝部13の外側に形成された外側転走面14Bが、直線Lに沿う平面となっている。軌道体10Bは、一対の側壁部13bの先端から幅方向両側に延在する一対の鍔部13cを有する。外側転走面14Bは、一対の鍔部13cのそれぞれの下面に形成されている。移動体20Bは、外側転走面14Bを転走する第2回転体30Bを水平方向に支持している。この構成であっても、複数の回転体30が複数の転走面14に接触するそれぞれの接点40が、軌道体10の長手方向と直交する断面において、同一直線L上に配置されているため、上記実施形態と同様に、移動体20の走行音が小さく滑らかな動作が可能である。
図10は、本発明の一別実施形態における運動案内装置1Cを示す断面図である。
図10に示す運動案内装置1Cでは、溝部13の内側に形成された内側転走面14Aが、底部13a上に形成されている。この内側転走面14Aは、直線Lに沿う平面となっている。移動体20Cは、内側転走面14Aを転走する第1回転体30Aを水平方向に支持している。軌道体10Cは、内側転走面14Aを1つ、外側転走面14Bを2つ、計3つの転走面14を有する。また、移動体20Cも、第1回転体30Aを1つ、外側転走面14Bを2つ、計3つの回転体30を有する。この構成であっても、複数の回転体30が複数の転走面14に接触するそれぞれの接点40が、軌道体10の長手方向と直交する断面において、同一直線L上に配置されているため、上記実施形態と同様に、移動体20の走行音が小さく滑らかな動作が可能である。
また、図9及び図10に示すように、傾斜面でない転走面14が、直線Lに沿う平面となっている場合、当該平面に接触する回転体30の周面は円柱状であってもよい。転走面14が平面の場合、回転体30を円柱状にしても、内外周差が生じないためである。また、回転体30が円柱状であれば、上述した円弧状よりも、転走面14に接触する領域が増えるため、移動体20の走行安定性を高めることができる。
1,1A,1B,1C…運動案内装置、10,10A,10B,10C…軌道体、11…直線部、12…曲線部、12B…第2の曲線部、13…溝部、14…転走面、20…移動体、30…回転体、31a…周面、40…接点、100…搬送装置、101…駆動装置、L…直線

Claims (6)

  1. 軌道体と、前記軌道体に沿って移動自在に設けられた移動体と、を有する運動案内装置であって、
    前記軌道体は、前記軌道体の長手方向に沿って形成された溝部と、前記溝部の内外に形成された複数の転走面と、を有し、
    前記移動体は、前記複数の転走面を転走する複数の回転体を有し、
    前記複数の回転体が前記複数の転走面に接触するそれぞれの接点が、前記軌道体の長手方向と直交する断面において、同一直線上に配置されている、ことを特徴とする運動案内装置。
  2. 前記複数の転走面の少なくとも1つは、前記接点が並んだ前記直線に対して傾いた傾斜面となっており、
    前記傾斜面に接触する前記回転体の周面は、円弧状に形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載の運動案内装置。
  3. 前記傾斜面でない前記複数の転走面の残部は、前記接点が並んだ前記直線に沿う平面となっている、ことを特徴とする請求項2に記載の運動案内装置。
  4. 前記複数の回転体は、前記軌道体の長手方向に沿う前記移動体の前後方向において間隔をあけて複列で設けられている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の運動案内装置。
  5. 前記軌道体は、前記接点が並んだ前記直線と直交する方向に湾曲する曲線部を有する、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の運動案内装置。
  6. 軌道体と、前記軌道体に沿って移動自在に設けられた移動体と、を有する運動案内装置と、
    前記軌道体に沿って前記移動体を移動させる駆動装置と、を備える搬送装置であって、
    前記運動案内装置として、請求項1〜5のいずれか一項に記載の運動案内装置を備える、ことを特徴とする搬送装置。
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