JP2001252306A - 吸収性物品 - Google Patents

吸収性物品

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    • A61F13/475Sanitary towels, incontinence pads or napkins characterised by edge leakage prevention means

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の生理用ナプキンでは防漏側壁が不規則
に折り曲がり、肌との間に隙間が形成されやすく、経血
の横漏れが生じやすかった。 【解決手段】 生理用ナプキンの幅方向の両側に防漏側
壁5が設けられている。防漏側壁5は、側壁シート6が
自由端5cで二つ折りされて形成されている。側壁シー
ト6には凹凸皺7を有する曲げ剛性の高い領域と、基端
5bと自由端5cとの中間部に位置する凹凸皺7を有し
ない帯状領域8が設けられている。凹凸皺7と帯状領域
8aとの境界が剛性境界部11となり、凹凸皺7を有す
る部分が極端に変形することなく、前記帯状領域8aの
部分を境として折り曲がりやすくなる。よって防漏側壁
5が肌と密着しやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に経血などの排
泄液を吸収保持する吸収性物品に係わり、特に受液側に
おいて幅方向の両側に防漏側壁が設けられた吸収性物品
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生理用ナプキン、尿取りパッド、
使い捨ておむつなどの吸収性物品が種々開発されてい
る。これらの吸収性物品では、着用中において排泄液を
液吸収層で確実に吸収し、排泄液が吸収性物品の外へ漏
れないようにすることが求められる。そこで、吸収性物
品の受液側表面において幅方向の両側に縦方向に延びる
防漏側壁を形成したものがある。
【0003】従来の前記防漏側壁の構造は、吸収性物品
のトップシート上に縦方向に延びる非伸縮性の疎水性シ
ートが接合されており、この疎水性シートに、吸収性物
品の縦方向に延びる弾性部材が接合されたものが一般的
である。前記弾性部材の縦方向の弾性収縮力により、吸
収性物品に縦方向に向かう湾曲力が作用するとともに、
前記防漏側壁が吸収性物品の受液側に立ち上がり、これ
により経血などの横漏れを防止できるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の非伸縮
性の疎水シートに縦方向へ延びる弾性部材が取付けられ
た防漏側壁では、前記弾性部材の縦方向への弾性収縮力
により前記疎水シートに不規則な皺が形成される。前記
非伸縮性の疎水シートに、横方向に延び縦方向に凹凸が
繰り返される不規則な皺が多く形成されると、防漏側壁
は横方向への曲げ剛性が高くなり、横方向において防漏
側壁が平面状になって、防漏側壁が装着者の肌表面の形
状に追従しにくく、装着者が違和感を感じるようにな
る。さらには、前記横方向への曲げ剛性が高い部分に大
きな外力が作用すると、横方向へ向けて防漏側壁が折れ
てしまい、折れた状態のまま復元しにくくなる。その結
果、防漏側壁の前記装着者の肌への密着性が低下し、横
漏れが生じやすくなる。
【0005】また、前記不規則な皺の延びる方向が縦方
向で皺の凹凸が繰り返す方向が横方向であったり、前記
皺の延びる方向が縦方向および横方向に対して斜めであ
ると、吸収性物品が身体に装着された状態で、弾性収縮
力の作用している前記疎水性シートが、吸収性物品の受
液側で丸められたり不規則に折られたりし、防漏側壁と
装着者の肌との接触が不安定になり、防漏側壁と肌との
間に隙間が形成されやすく、この場合も横洩れを完全に
防止できないものとなる。
【0006】本発明は上記従来の課題を解決するもので
あり、弾性部材により収縮力が与えられる防漏側壁に横
方向への曲げ剛性の強い領域を予め形成し、しかも横方
向へ剛性差を持たせることで、防漏側壁が横方向に向け
て容易に湾曲でき、装着者の肌の形状に合わせて三次元
立体形状となりやすい吸収性物品を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、支持シート
と、液吸収層と、前記液吸収層を覆う透液性シートと、
受液側表面の幅方向の両側に基端が接合されて縦方向へ
延び自由端が受液側から離れて位置する防漏側壁とが設
けられている吸収性物品において、前記防漏側壁は、熱
可塑性繊維で形成された不織布または熱可塑性繊維を含
む不織布と、縦方向に弾性収縮力を発揮する弾性部材と
を有し、前記防漏側壁を構成する前記不織布には、波の
頂部と底部が前記基端から自由端に向けて延び且つ波が
縦方向に規則的に繰り返す凹凸皺が成形された剛性領域
が設けられており、且つ前記防漏側壁の基端と自由端と
の中間領域には、前記凹凸皺が不連続となる剛性境界部
が前記縦方向に延びるように形成されていることを特徴
とするものである。
【0008】前記本発明では、防漏側壁を形成する不織
布が熱可塑性繊維を含むものであり、この不織布が加圧
・加熱成形されることにより規則的な凹凸皺が賦型成形
されている。この凹凸皺は防漏側壁において横方向に延
びるものであるため、この凹凸皺が形成された剛性領域
では、横方向の曲げ剛性が高くなっている。よってこの
剛性領域では外力により極端に曲げられることがなく、
横方向への伸直状態を保つ。ただし基端と自由端との中
間領域に剛性境界部が設けられていることで、防漏側壁
はこの剛性境界部を境として横方向へ容易に曲げ変形さ
せられることになる。よって、防漏側壁は横方向へ向け
て、装着者の肌の湾曲形状に応じて湾曲しやすくなり、
防漏側壁が三次元立体形状になりやすくなる。よって防
漏側壁が肌に密着しやすくなり、横漏れを効果的に防止
できるようになる。
【0009】また防漏側壁は不織布製で柔軟であり、し
かも前記凹凸皺のピッチを0.3〜1.5mm、さらに
好ましくは0.5〜1.0mm程度の細かなものにして
おくと、肌への当りが柔らかく、装着者が違和感を感じ
にくいものとなる。
【0010】例えば、前記防漏側壁の前記基端と自由端
との中間領域には、前記凹凸皺が形成されていないか、
または前記凹凸皺の凹凸高さが低い帯状領域が前記縦方
向に延びて形成されており、前記凹凸皺と前記帯状領域
との境界線が前記剛性境界部とされているものである。
【0011】また、前記防漏側壁では、自由端に前記弾
性部材が取付けられているものであって、前記剛性境界
部付近に弾性部材が設けられていないものであってもよ
い。
【0012】または、前記防漏側壁では、前記剛性境界
部付近に前記弾性部材が取付けられ、前記自由端には弾
性部材が取付けられていないものであってもよい。
【0013】あるいは、前記防漏側壁では、前記自由端
と前記剛性境界部付近の双方に前記弾性部材が取付けら
れているものであってもよいが、この場合、前記自由端
に設けられている弾性部材の弾性収縮力が、前記剛性境
界部付近に設けられている弾性部材の弾性収縮力よりも
大きいことが好ましい。
【0014】また、前記防漏側壁は、前記基端から延び
る不織布が自由端で折り返されて前記基端に至ることに
より、または基端から延びる複数の不織布が前記自由端
または他の領域で縦方向に接合されることにより少なく
とも2枚の不織布により形成されており、前記2枚の不
織布では、前記剛性領域と前記剛性境界部とが同じ位置
に形成されているものであってもよい。
【0015】防漏側壁が2枚の不織布で構成されること
で、防漏側壁の防漏効果を高めることができ、しかも前
記剛性領域の剛性を高くでき、また剛性境界部を境とし
て防漏側壁が柔軟に変形できるようになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明について図面を参照
して説明する。図1は、本発明の吸収性物品の第1の実
施の形態として生理用ナプキンを受液側から示す斜視
図、図2は図1のII−II線断面を含む部分斜視図、
図3は図2に示す防漏側壁の縦断面図、図8は前記防漏
側壁の自由端を示す部分拡大斜視図である。
【0017】図1と図2および図3に示す生理用ナプキ
ン1は、主として下着などの外部装着体へ対面する支持
シート2と、装着者側へ位置して排泄液を吸収する液吸
収層3と、液吸収層3の受液側表面を覆う透液性シート
4を有している。前記透液性シート4の幅方向(X方
向)に向く側端部4aは、液吸収層3の側方において前
記支持シート2の表面に接合されている。
【0018】前記生理用ナプキン1の幅方向(X方向)
に向く両側部では、縦方向(Y方向)に延びる対を成す
防漏側壁5,5が設けられている。この実施の形態で
は、それぞれの防漏側壁5が1枚の側壁シート6により
形成されている。
【0019】前記側壁シート6は、疎水性の不織布で形
成されている。側壁シート6の一端部5aは支持シート
2上から透液性シート4の側端部4aの上にわたって接
合されており、側壁シート6は透液性シート4の側端部
4aの上面を基端5bとして支持シート2から離れる方
向へ延び自由端5cで折り返されている。さらに支持シ
ート2側へ戻り、前記透液性シート4の側端部4a上に
基端5dが接合された状態で、側壁シート6の他端部5
eは、前記支持シート2の上面に接合されている。よっ
て、前記防漏側壁5は、2枚の側壁シート(不織布)6
が幅方向(X方向)に重ねられた2重構造である。
【0020】図8に示すように、前記側壁シート6に
は、波形状の凹凸皺7が形成されている。この凹凸皺7
は頂部7aと底部7bが縦方向(Y方向)へ繰り返す波
形状であり、前記頂部7aと底部7bは、防漏側壁5の
基端5b,5dから自由端5cの方向へ延びるように形
成されている。
【0021】図2と図3および図8に示すものでは、前
記凹凸皺7が完全に潰された、または前記凹凸皺7より
も凹凸が制限された帯状領域8および8aが形成され、
この帯状領域8および8aは縦方向(Y方向)に延びて
いる。防漏側壁5では、自由端5cにおいて、側壁シー
ト6が前記帯状領域8の部分で折り返されている。そし
て、この帯状領域8が折り返されている前記自由端5c
には、内側に弾性部材9が接合されている。
【0022】また、前記帯状領域8aは、防漏側壁5に
おいて、基端5b,5dと自由端5cとの中間に設けら
れており、前記帯状領域8aは縦方向へ連続して延びて
いる。ただし、前記帯状領域8aが間隔を開けて前記縦
方向に間欠的に延びていてもよい。図3に示すように、
防漏側壁5を構成する2枚の側壁シート6,6(自由端
5cで折り返された2枚の側壁シート6,6)のそれぞ
れにおいて、ほぼ同じ高さ位置に前記凹凸皺7と帯状領
域8aが形成されている。
【0023】この防漏側壁5では、多数の凹凸皺7が規
則的に設けられている領域が、基端5b,5dから自由
端5cに向けて(横方向;X方向に)曲げ剛性が高い剛
性領域となっている。また前記帯状領域8aは、前記剛
性領域に比べて、前記基端から自由端に向う方向への曲
げ剛性が低い低剛性領域となっている。そして、前記凹
凸皺7が形成されている剛性領域と、前記帯状領域8で
ある低剛性領域との境界線が、剛性境界部11となって
いる。図2および図3に示すように、防漏側壁5が、折
り返された2枚の側壁シート6,6で形成されている場
合、双方の側壁シート6,6の同じ位置に前記剛性境界
部11が形成されてることが好ましい。
【0024】前記側壁シート6はそれ自体が非伸縮性ま
たは低伸縮性の不織布で形成されているが、前記凹凸皺
7が形成されているため、この凹凸皺7の伸び縮みによ
り縦方向(Y方向)へ若干の弾性収縮力を発揮できるよ
うになっている。また自由端5cに前記弾性部材9が設
けられていることで、前記自由端5cには縦方向(Y方
向)への強い弾性収縮力が作用している。
【0025】図1に示すように、生理用ナプキン1の縦
方向(Y方向)の両端部では、防漏側壁5が幅方向の外
側へ倒された状態で受液側表面に接合されている。よっ
て前記弾性部材9によるY方向の弾性収縮力により、生
理用ナプキン1は縦方向(Y方向)に向けて受液側が凹
状になるように湾曲し、また防漏側壁5は自由端5cが
支持シート2から離れるように立ち上がる。なお、図2
および図3に示す実施の形態では、基端5b,5dに対
して自由端5cが幅方向の外側へ向くように、防漏側壁
5,5は斜めの向きに立ち上がる。
【0026】この生理用ナプキン1の前記防漏側壁5を
形成する側壁シート6では、凹凸皺7を有している部分
では基端5b,5dから自由端5cに向う方向での曲げ
剛性が高い剛性領域となっているが、基端5b,5dと
自由端5cとの中間領域に、低剛性領域である帯状領域
8aおよび剛性境界部11が形成されているため、前記
帯状領域8aまたは前記剛性境界部11を境として、防
漏側壁5が図3において(i)および(ii)で示す方
向へ折り曲げ変形しやすくなっている。
【0027】一方、防漏側壁5は凹凸皺7の凹凸が並ぶ
方向である縦方向(Y方向)へは柔らかく変形できる。
よって防漏側壁5全体は、身体の股部の形状に応じて3
次元立体形状に追従して自由に変形できるようになる。
しかも前記凹凸皺7が形成されている剛性領域では、曲
げ剛性が高く平面形状を維持しようとする力が作用する
ため、前記帯状領域8aおよび剛性境界部11以外の部
分の、前記凹凸皺7が形成されている部分で、防漏側壁
5が不規則に折り曲がったり、さらには不規則に折り返
されたまま復元できなくなるという不都合が生じなくな
る。
【0028】よって、防漏側壁5は肌の表面形状に追従
して肌に密着しやすく、肌との間に隙間が形成されにく
くなって、横洩れ防止効果が高くなる。また、防漏側壁
5を形成する側壁シート6が不織布であり、前記凹凸皺
7の凹凸ピッチが0.3mm以上で1.5mm以下、好
ましくは0.5mm以上で1.0mm以下の細かなもの
であるため、肌への当りが柔軟であり、しかも前記のよ
うに三次元立体形状に変形しやすいため、装着者は、前
記防漏側壁が当たるときの違和感を感じにくい。
【0029】この生理用ナプキン1の受液側で受け止め
られた経血は、透液性シート4を透過して液吸収層3に
吸収されるが、防漏側壁5の前記液吸収層3側に面する
側壁シート6に経血が与えられたときには、経血が側壁
シート6の表面では凹凸皺7の底部7bを伝わって透液
性シート4上に導かれる。図に示す実施の形態では、液
吸収層3の側方に延びている透液性シート4の側端部4
a上に防漏側壁5が接合されているため、前記のよう
に、側壁シート6の表面を基端側に伝わった経血は前記
透液性シート4に与えられて、さらに前記液吸収層3に
導かれやすくなっている。また、前記防漏側壁5が、液
吸収層3の上を覆う液透過性シート4の上面から立ち上
がる構造にすると、側壁シート6の表面を伝わった経血
が前記透液シート4を透過して前記液吸収層3に吸収さ
れやすくなる。
【0030】図9は、側壁シート6に凹凸皺7および帯
状領域8a(および帯状領域8)を形成し、同時に凹凸
皺7と帯状領域8aとの境界線に剛性境界部11を形成
するための熱プレス工程の説明図である。なお図9で
は、1つの帯状領域8aのみが形成されるものを示して
いるが、図9と同様の熱プレス工程で、複数の帯状領域
を同時に形成することが可能である。
【0031】この熱プレス工程では、熱可塑性繊維で形
成されたまたは熱可塑性繊維を含むメルトブロン不織布
などの不織布を成形ロール21と22とで挟んで熱プレ
スする。成形ロール21と22は、互いに噛み合った状
態でα方向とβ方向へ回転する。
【0032】成形ロール21の表面には成形面が形成さ
れている。図10(A)は成形ロール21の表面の成形
面を平面に展開して示している。成形ロール21の成形
面は、ロールの軸方向に延びるストライプエンボス状の
成形リブ23と溝24とが回転方向(α方向)へ一定の
ピッチで繰り返して形成されている。成形ロール21の
軸方向の中央部分には、前記成形リブ23の上面と連続
し且つ回転方向(α方向)へ連続する凸周面25が形成
されている。
【0033】図10(B)は他方の成形ロール22の表
面の成形面を展開して示している。成形ロール22の表
面の成形面では、ロールの軸方向に延びるストライプエ
ンボス状の成形リブ26と溝27とが回転方向(β方
向)へ一定のピッチで繰り返して形成されている。成形
ロール22の軸方向の中央部では、溝27の底部に連続
する凹周面28が回転方向(β方向)に沿って連続して
形成されている。
【0034】成形ロール21と成形ロール22とが噛み
合うと、成形ロール21の成形リブ23が成形ロール2
2の溝27内に、成形ロール22の成形リブ26が成形
ロール21の溝24に入り込むように成形リブ23と2
6とが噛み合う。このとき成形ロール21の凸周面25
が、成形ロール22の凹周面28内に噛み込む。
【0035】図9に示すように、不織布6Aを成形ロー
ル21と22との間に挟んで、ロール回転により繰り出
すと、成形ロール21、22の成形面により、波状の凹
凸皺7と帯状領域8aおよび剛性境界部11が同時に形
成されて側壁シート6が得られる。
【0036】側壁シート6は、メルトブロン不織布、エ
アースルー不織布、メルトブロン不織布、スパンボンド
不織布、ポイントボンド不織布、エアレイド不織布など
である。ただし不織布と樹脂フィルムとのラミネート材
であってもよい。
【0037】これら不織布6Aは、PE、PP、PET
繊維、またはPE/PP、PE/PETなどの芯鞘型や
サイドバイサイド型の複合合成繊維により形成されてい
る。
【0038】図11(A)は、成形ロール22の成形面
を示す図10(B)のA−A線の断面図、図11(B)
は、図10(B)のB−B線の断面図である。成形ロー
ル21と22の成形面は例えば前記不織布6Aを形成す
る熱可塑性樹脂の融点から10℃から50℃低い温度に
設定することが好ましい。
【0039】図11(A)では、成形リブ26の回転方
向(β方向)での配列ピッチをβ1、前記配列ピッチβ
1間において成形リブ26と溝27とを通過する延べ寸
法をβ2で表している。成形ロール21と22とで不織
布6Aが挟持されて繰り出されるときに、不織布6Aに
は、成形歪{(β2−β1)/β1}が与えられる。こ
のときの成形歪は、不織布の繰り出し方向への破断伸度
(破断歪)よりも小さく設定される。これにより不織布
6Aには波状の凹凸皺7が破断されることなく形成され
る。
【0040】図11(B)において、前記凹周面28の
開口端のロール軸方向の距離をO1、前記凹周面28の
幅方向の凹凸を加味した延べ寸法をO2とすると、不織
布6Aには、ロール軸方向(不織布6Aの幅方向)へ成
形歪{(O2−O1)/O1}が与えられる。この成形
歪も、不織布6Aの幅方向への破断伸度(破断歪)以下
に設定される。このとき、成形ロール21と22により
不織布6Aの幅方向の中央部に繰り出し方向に延びる帯
状領域8aが形成されるとともに、凹凸皺7と平坦面8
aとの境界線に、剛性境界部11が形成される。
【0041】なお、不織布に破断を生じさせることなく
前記剛性境界部11を形成するためには、前記凹周面2
8の幅方向両側部の立ち上がり角度θが90°以上で1
35°以下であることが好ましい。
【0042】図12は、側壁シート6の前記帯状領域8
aが形成されている部分を拡大して示している。前記波
状の凹凸皺7では、波の頂部7aと底部7bにおいて繊
維密度が高く、波の側壁7cにおいて繊維密度が低くな
っている。よって凹凸皺7はクッション性を有してい
る。また、前記帯状領域8a(帯状領域8)では、不織
布6Aを構成する繊維が圧縮されて繊維密度が高くなっ
ている。ただし、帯状領域8aでは、側壁シート6の幅
方向の曲げ剛性が、前記凹凸皺7が形成されている剛性
領域よりも低くなっている。
【0043】前記頂部7aと底部7bおよび帯状領域8
a(および帯状領域8)の高密度部分の密度は0.1g
/cm3程度が好ましい。
【0044】図11(A)に示すピッチβ1すなわち凹
凸皺7のピッチは、0.3〜1.5mmが好ましく、さ
らに好ましくは0.5〜1mm程度である。この成形面
で短いピッチの凹凸皺7を形成すると、装着者の肌への
接触感触が良好になる。また防漏側壁5の基端5bから
自由端5cまでの立ち上がり高さ寸法は5〜25mmの
範囲が好ましい。
【0045】前記防漏側壁5の自由端5cに取付けられ
る前記弾性部材9は天然ゴム、合成ゴム、ポリウレタ
ン、スチレン−ブタジエン共重合体から形成でき、その
形状としては、糸状、フィラメント状、フィルム状、帯
状(ベルト状)などの形態を取り得る。またはエラスチ
ックスパンボンド不織布やエラスチックメルトブロン不
織布などの伸縮性不織布から切断したものなども使用可
能である。
【0046】弾性部材9が設けられた一対の側壁シート
6は、1.2〜1.8倍程度伸長させた状態で、生理用
ナプキン1に接合されている。
【0047】支持シート2は不透液性のシートで形成さ
れることが好ましい。この支持シート2は、通気性の樹
脂フィルム、撥水処理されたスパンボンドまたはスパン
レースなどの不織布、あるいは不織布の裏面に通気性の
樹脂フィルムが接合されたものである。なお支持シート
2の裏面には、下着などの外部装着体などに掛止させる
ための粘着層が設けられ、生理用ナプキンの使用時まで
粘着層を保護するための離型紙が設けられることが好ま
しい。
【0048】前記透液性シート4は、親水処理されたP
E繊維、PP繊維、PET繊維、またはこれらの複合繊
維などで形成された不織布であり、スパンボンド不織
布、スパンレース不織布などである。あるいは開孔処理
が施された樹脂シートである。
【0049】液吸収層3は、粉砕パルプあるいは粉砕パ
ルプと高吸水性ポリマーの混合物などにより形成され、
粉砕パルプあるいは粉砕パルプと高吸水性ポリマーとの
混合物がティッシュなどの吸収性シートで包まれたもの
である。
【0050】図4、図5、図6および図7は、前記不織
布6Aで形成された防漏側壁5の変形例をそれぞれ示し
ている。
【0051】図4に示すものでは、不織布6Aで形成さ
れた側壁シート6が、前記基端部6bから立ち上がり、
自由端5cで折り返えされているが、折り返し端末5d
が自由端5cの部分で止められている。したがって、防
漏側壁5は実質的に1枚の側壁シート6で形成されてい
る。そしてこの1枚の側壁シート6に、凹凸皺7と帯状
領域8aおよび剛性境界部11が形成されている。
【0052】また、図3に示すように、側壁シート6が
自由端5cで折り返されて、防漏側壁5が2枚の側壁シ
ート6で形成されている場合、液吸収層3に面している
側の図3の左側の側壁シート6にのみ凹凸皺7および帯
状領域8aが形成され、外側に向く(図示右側の)側壁
シート6は前記凹凸皺7を有しない平坦な不織布であっ
てもよい。
【0053】図5とその断面図である図6に示している
ものでは、図3に示すのとほぼ同じ構造の防漏側壁5を
有しているが、この防漏側壁5では、自由端5cに弾性
部材9が設けられているとともに、中腹部に設けられた
前記帯状領域8aに他の弾性部材9aが設けられてい
る。この弾性部材9aも前記弾性部材9と同様に縦方向
(Y方向)へ弾性収縮力を発揮するものである。
【0054】前記弾性部材9および9aは、共に図1に
示す生理用ナプキン1の縦方向の両端まで延びて、防漏
側壁5の縦方向両端部と共に受液側表面に接合されてい
る。したがって、図5と図6に示すものでは防漏側壁5
が前記弾性部材9aが設けられている部分で縦方向の張
力が大きくなっており、この張力の大きい弾性部材9a
の部分を境として防漏側壁5が折り曲がりやすくなって
いる。
【0055】この場合に、自由端5c側に設けられた弾
性部材9の収縮力が、前記弾性部材9aの収縮張力より
も大きいことが好ましい。弾性部材9の収縮張力を大き
くしておくことにより、この弾性部材9が設けられた自
由端5cが中間の弾性部材9aが設けられた部分よりも
受液側において支持シート2から離れた位置となり、そ
の結果図6に示すように、防漏側壁5がくの字形状に折
り曲がった状態で立ち上がる形状を保てるようになる。
【0056】図7に示す変形例では、側壁シート6が自
由端5cで折り返されて2層構造の防漏側壁5が形成さ
れている。ただし自由端5cには弾性部材9が設けられ
ておらず、中間の帯状領域8aの部分にのみ弾性部材9
aが取付けられている。この実施の形態では、前記弾性
部材9aの弾性収縮力により防漏側壁5が受液側から立
ち上がるようになる。ただし弾性部材9aが形成されて
いる部分から先の部分が自由に変形しやすく、弾性部材
9aから自由端5cまでの部分は肌に柔らかくフィット
するようになる。
【0057】図13は側壁シート6の第2の実施の形態
を示している。図13に示すものでは、凹凸皺7Aと凹
凸皺7Bの波の周期が符号12の部分でずれている。す
なわち、凹凸皺7Aの波の頂部7aが、凹凸皺7Bの波
の底部7bとほぼ一致している。このように凹凸皺7A
と凹凸皺7Bが互いに不連続であり、その不連続部分が
縦方向に延びる剛性境界部12となっている。この実施
の形態では、凹凸皺7Aが形成されている剛性領域と、
凹凸皺7Bが形成されている剛性領域とが、前記剛性境
界部12を境として折れ曲がることができる。
【0058】なお、前記実施の形態では、防漏側壁5の
基端5b,5dと自由端5cとの中間領域に1つの帯状
領域8aが形成されているが、前記中間領域に複数の帯
状領域8aが形成されていてもよい。
【0059】また、凹凸皺7のピッチが、防漏側壁5の
基端5b側で狭く、自由端5c側へ広くなるように、凹
凸皺7が基端5bから離れる方向へ放射状に開いている
ものであってもよい。この場合、側壁シート6に付着し
た経血は、凹凸皺7に沿って基端側へ流れるときに、基
端5b側で集められるようになり、防漏側壁5を伝わっ
た経血が液吸収層3に集められて吸収されるようにな
る。
【0060】また、図2以下に示すものでは防漏側壁5
が1枚の側壁シート6を折り返して形成されているが、
複数の側壁シート6が基端から立ち上がり、自由端5c
の部分またはそれ以外の領域で2枚の側壁シートが縦方
向に延びる接合線により接合されていてもよい。
【0061】以上、本発明の吸収性物品が生理用ナプキ
ンである実施例について述べたが、本発明の吸収性物品
は使い捨ておむつ、尿吸収パッドや他の吸収性物品にも
適用可能である。
【0062】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、防漏側壁
は肌に当たったときに違和感がなく、また防漏側壁が身
体の肌表面に沿って三次元立体形状に変形しやすく、ま
た不規則に折られることがない。よって防漏側壁と肌と
の密着性がよく、横漏れ防止効果を高くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の吸収性物品の第1の実施の形態として
生理用ナプキンを示す斜視図、
【図2】図1に示す生理用ナプキンのII−II線の断
面を含む部分斜視図、
【図3】図2に示す生理用ナプキンの縦断面図、
【図4】図2に示す生理用ナプキンの変形例を示す断面
図、
【図5】図2に示す生理用ナプキンの変形例を示す断面
を含む部分斜視図、
【図6】図5に示す生理用ナプキンの縦断面図、
【図7】図2に示す生理用ナプキンの変形例を示す断面
図、
【図8】側壁シートの自由端部分を示す拡大斜視図、
【図9】側壁シートを形成する成形ロールの斜視図、
【図10】(A)(B)は図9に示す成形ロールの成形
面の展開平面斜視図、
【図11】(A)(B)は図10(B)のA−A線およ
びB−B線の拡大断面図、
【図12】凹凸皺と帯状領域および剛性境界部が形成さ
れた側壁シートの部分拡大斜視図、
【図13】側壁シートの第2の実施の形態を示す部分斜
視図、
【符号の説明】
1 生理用ナプキン(吸収性物品) 2 支持シート 3 液吸収層 4 透液性シート 5 防漏側壁 5b,5d 基端 5c 自由端 6 側壁シート 7,7A,7B 凹凸皺 7a 波の頂部 7b 波の底部 8,8a 帯状領域 9,9a 弾性部材 11,12 剛性境界部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 祐樹 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Fターム(参考) 3B029 BC02 BC07 BD12 BD13 BD14 BF05 4C003 CA01 CA04 4C098 AA09 CC08 CC10 CE06 DD10 DD23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持シートと、液吸収層と、前記液吸収
    層を覆う透液性シートと、受液側表面の幅方向の両側に
    基端が接合されて縦方向へ延び自由端が受液側から離れ
    て位置する防漏側壁とが設けられている吸収性物品にお
    いて、前記防漏側壁は、熱可塑性繊維で形成された不織
    布または熱可塑性繊維を含む不織布と、縦方向に弾性収
    縮力を発揮する弾性部材とを有し、前記防漏側壁を構成
    する前記不織布には、波の頂部と底部が前記基端から自
    由端に向けて延び且つ波が縦方向に規則的に繰り返す凹
    凸皺が成形された剛性領域が設けられており、且つ前記
    防漏側壁の基端と自由端との中間領域には、前記凹凸皺
    が不連続となる剛性境界部が前記縦方向に延びるように
    形成されていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 【請求項2】 前記防漏側壁の前記基端と自由端との中
    間領域には、前記凹凸皺が形成されていないか、または
    前記凹凸皺の凹凸高さが低い帯状領域が前記縦方向に延
    びて形成されており、前記凹凸皺と前記帯状領域との境
    界線が前記剛性境界部とされている請求項1記載の吸収
    性物品。
  3. 【請求項3】 前記防漏側壁では、自由端に前記弾性部
    材が取付けられている請求項1または2記載の吸収性物
    品。
  4. 【請求項4】 前記防漏側壁では、前記剛性境界部付近
    に前記弾性部材が取付けられ、前記自由端には弾性部材
    が取付けられていない請求項1または2記載の吸収性物
    品。
  5. 【請求項5】 前記防漏側壁では、前記自由端と前記剛
    性境界部付近の双方に前記弾性部材が取付けられている
    請求項1または2記載の吸収性物品。
  6. 【請求項6】 前記自由端に設けられている弾性部材の
    弾性収縮力が、前記剛性境界部付近に設けられている弾
    性部材の弾性収縮力よりも大きい請求項5記載の吸収性
    物品。
  7. 【請求項7】 前記防漏側壁は、前記基端から延びる不
    織布が自由端で折り返されて前記基端に至ることによ
    り、または基端から延びる複数の不織布が前記自由端ま
    たは他の領域で縦方向に接合されることにより少なくと
    も2枚の不織布により形成されており、前記2枚の不織
    布では、前記剛性領域と前記剛性境界部とが同じ位置に
    形成されている請求項1ないし6のいずれかに記載の吸
    収性物品。
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