JP2001251595A - ビデオ通信システム、デコーダ回路、ビデオディスプレイシステム、エンコーダ回路、及びビデオデータ受信方法 - Google Patents

ビデオ通信システム、デコーダ回路、ビデオディスプレイシステム、エンコーダ回路、及びビデオデータ受信方法

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JP2001251595A JP2001008858A JP2001008858A JP2001251595A JP 2001251595 A JP2001251595 A JP 2001251595A JP 2001008858 A JP2001008858 A JP 2001008858A JP 2001008858 A JP2001008858 A JP 2001008858A JP 2001251595 A JP2001251595 A JP 2001251595A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】複数個の解像度レベルで利用可能なビデオシー
ケンスを符号化し、送受信し複合化して表示する方法及
びシステムを提供する。 【解決手段】送信ノードが複数個の解像度レベルで利用
可能なビデオデータのマクロブロックを符号化し、各々
のマクロブロックに対してマクロブロック識別子(I
D)を割り当てる。受信ノードは通信ネットワークを介
して複数個の送信ノードから複数個のビデオシーケンス
を受信する。その後、ビデオの隠されたあるいは重なっ
てしまった部分などの表示されないデータのマクロブロ
ックを削除する。マクロブロックトランスレータは、マ
クロブロックIDをユーザのウィンドウコンフィグレー
ションによって指示されたディスプレイスクリーン上の
マクロブロックを反映する新たなマクロブロックIDに
変換する。その後、デコーダが一度に一つのマクロブロ
ックのデータを伸長し、フレームバッファへ供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルビデオ処理及び
伝送に関し、特に多重ウィンドウデジタルビデオ受信及
び表示に関する。
【0002】
【従来の技術】例えばモーションピクチャーエキスパー
トグループ(MPEG)などのデジタルビデオ圧縮標準
を、広帯域通信インフラストラクチャと組み合わせて受
け入れることにより、通信市場におけるビデオベースの
サービスの爆発的増大がまかなえわれてきている。ビデ
オ・オン・デマンドや複数参加インタラクティブビデオ
ゲーム、さらにテレビ会議などのサービスは積極的に開
発されつつある。このような将来的なビデオサービス
は、コストエフェクティブなビデオ圧縮及び表示技法を
必要とする。
【0003】効率的な多重ウィンドウ表示は、これらの
アプリケーションによってビデオユーザすなわち消費者
宛に生成される多重ビデオシーケンスを表示するのに望
ましい。この種のウィンドウ環境を実現することによ
り、一ユーザが複数の情報源からの複数個のビデオシー
ケンスあるいは画像を同時に見ることが可能になる。商
業的な多重ウィンドウビデオ表示の実現は、利用可能な
データ圧縮装置に係る技術的な制限によって阻害されて
いる。
【0004】デジタルテレビ及びその他のデジタル画像
伝送アプリケーションにおいては、画像信号は伝送に必
要な帯域を減少させるために圧縮すなわち符号化されな
ければならない。通常、フルスクリーンビデオフレーム
は、各々輝度及び彩度に係るデータを有する、少なくと
も640×480画素すなわちピクセルよりなるアレイ
によって構成されている。例えば、ある標準に従うと、
フレームは720×480のピクセルアレイから構成さ
れている。ビデオシーケンスは、このような、動画フィ
ルム中のフレームと同様の、一連の離散ビデオフレーム
より構成されている。実際の娯楽品質のビデオは、少な
くとも毎秒30フレームのフレームレートを必要とす
る。圧縮を行なわない場合には、毎秒30フレームで送
信するために必要となるビットレートは、現在現実的と
考えられるものよりもはるかに広い帯域を必要とする。
【0005】画像符号化技法は、フレーム当たりに送信
されるビット数を低減する目的で、ビデオデータを圧縮
するように機能する。現在、複数個の標準的な画像符号
化技法が存在するが、それらは、各々、空間的相関と呼
称される、ピクセル画像データの反復を利用している。
【0006】空間的相関は、複数個の隣接するピクセル
が同一あるいは同程度の輝度(明るさ)及び彩度(色)
の値を有する場合に生ずる。例えば、青空の画像を含む
ビデオフレームを考える。青空の画像を構成している多
くのピクセルは、おそらく同一あるいは非常に近い画像
データを有することになる。圧縮技法は、この種の反復
を、例えば一つのピクセルに関する輝度及び彩度データ
を送出し、データが同一であるそれ以降のピクセルの数
に係る情報を送出する、もしくは隣接するピクセル間の
差のみを送出することによって活用する。現在では、空
間的相関は、離散コサイン変換及び量子化技法を用いた
圧縮技法によって活用されている。この種のデータ圧縮
すなわち符号化が用いられる場合には、各々のビデオ源
あるいは伝送ノードにはデータ符号化装置、そして各々
の受信ノードには同様にデータ復号化装置が備え付けら
れていなければならない。JPEG、MPEG1、MP
EG2及びPx64標準などを含む種々のビデオ符号化
プロトコルは当業者には公知である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】テレビ会議などのマル
チポイントビデオアプリケーションにおいては、複数個
の信号源からの複数個のビデオシーケンスが受信ノード
のビデオスクリーンに同時に表示される。現時点では、
多重ウィンドウビデオディスプレイは、複数個の復号化
デバイスの利用を必要とする。さもないと、複数個の信
号源から到達したビデオデータが、単一の復号化デバイ
スの能力を超過してしまうことになる。さらに、現在ま
でに市販されている復号化デバイスは、相異なった信号
源からのビデオシーケンスを同時に処理するようには構
成されていない。復号化回路は、ビデオ信号源から発せ
られるビデオシーケンスコンテクスト情報に依存してい
る。現在の復号化デバイスは、複数個の信号源からのビ
デオ信号を同時に復号化するために必要とされる、複数
個のビデオシーケンスコンテクストをストアしたりアク
セスしたり切り替えたりすることができない。
【0008】それゆえ、従来技術に係る欠点は、複数個
の復号化デバイスが必要とされる点である。現在では、
例えばJPEG及びPx64テクノロジーとコンパチブ
ルな、比較的シンプルなデコーダチップ及びチップセッ
トであっても高価である。従って、複数個の復号化デバ
イスの利用は、ウィンドウ環境に関する解としては現実
的ではない。
【0009】多重ウィンドウビデオにおいて遭遇するさ
らなる困難は、多くの信号源が、ビデオ信号を一つのビ
デオディスプレイサイズでのみ供給するという事実であ
る。実際、多くの信号源は、通常フレーム当たり640
×480個のピクセルよりなるフルスクリーン画像のみ
を送出する。真にフレキシブルなウィンドウ機能を実現
するためには、相異なったユーザが同一のビデオを相異
なったサイズのウィンドウから起動してそれを見る、と
いう選択肢が与えられなければならない。ディスプレイ
全体の一部から構成されるウィンドウは、濾波され、か
つサブサンプリングされることを必要とし、その結果よ
り少ない数のフレーム信号が生成されることになる。例
えば、1/4スクリーンウィンドウは、わずか320×
240ピクセルより構成されるフレームデータを必要と
する。それゆえ、複数個のウィンドウサイズすなわち解
像度レベルにおいて利用可能なビデオデータを生成する
ことが望ましい。例えば、テレビ会議の参加者のビデオ
は、フルスクリーン解像度、1/4スクリーン、1/1
6スクリーンあるいは1/64スクリーンにおいて利用
可能なように構成され、受け手側の参加者は送信側の参
加者を見るための、希望する任意のサイズのウィンドウ
を選択することができる。
【0010】多重解像度レベルを実現するある種の技法
においては、各々のビデオ送信機が、各々同一のビデオ
画像の特定の解像度レベルに対応するデータ信号を独立
に含む複数個のビデオシーケンスを提供する。多重解像
度のビデオシーケンスを生成する一技法は、各々の解像
度レベルに一つずつ個別のエンコーダを用いるものであ
る。しかしながら、複数個のエンコーダを必要とするこ
とは、デコーダの場合と同様に、システムコストを増大
させる。エンコーダは、デジタルビデオ送信システムに
おける非常に高額なコンポーネントを包含している。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、符号化及び復
号化に係る回路に対する要求を最小にしつつ複数個の解
像度レベルで利用可能な複数個のビデオシーケンスを符
号化し、送信し、受信し、復号化しかつ表示する方法及
びシステムを提供する。
【0012】本発明に従って、一つあるいは複数個の送
信ノードが複数個の解像度レベルで利用可能なビデオデ
ータのマクロブロックを提供する。送信ノードはこのマ
クロブロックを符号化し、各々のマクロブロックに対し
てマクロブロック識別子(ID)を割り当てる。受信ノ
ードは、通信ネットワークを介して複数個の送信ノード
から複数個のビデオシーケンスを受信する。本発明に従
って動作する受信ノードは、その後、ビデオの隠された
あるいは重なってしまった部分などのような表示されな
いビデオデータのマクロブロックを削除する。マクロブ
ロックトランスレータは、マクロブロックIDをユーザ
のウィンドウコンフィグレーションによって指示された
ディスプレイスクリーン上のマクロブロックの位置を反
映する新たなマクロブロックIDに変換する。その後、
デコーダが一度に一つのマクロブロックのデータを伸長
し、この伸長されたマクロブロックをフレームバッファ
へ供給する。
【0013】マクロブロック削除及びマクロブロック変
換段階は、受信ノードあるいは通信ネットワークに対し
て接続されたブリッジのいずれかにおいて実行される。
本発明は、上述された機能を、JPEG、MPEG1、
MPEG2及びPx64を含む種々の標準的なビデオ圧
縮環境において実現する。本発明の別の実施例において
は、フレーム内、フレーム間及び動き補正ビデオ圧縮技
法がサポートされる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に係る方法と共に用いられる
のに適したマルチポイントビデオシステムの一例を示し
た図である。図1に示されたシステムは3人が参加する
テレビ会議システムであるが、ビデオディスプレイスク
リーンに適切にフィットするどのような数の参加者も本
発明に係る方法を用いることによって可能である。同様
に、デジタル黒板あるいはビデオレーザーディスク(登
録商標)などの他のデジタルビデオソースが一人あるい
は複数の参加者を置換することも可能である。
【0015】3つのノード12、22及び32は、それ
ぞれ通信回線40、50及び60によってネットワーク
70に対して接続されている。ノード12は、ビデオデ
ィスプレイ10及びビデオカメラ14を含むワークステ
ーションを有している。マウス15あるいは同様の入力
デバイスがビデオディスプレイ10に接続されている。
ディスプレイウィンドウ171、172及び173がビデ
オディプレイ10上に現れる。ノード22及び32も、
同様にワークステーションを有しており、それぞれ同様
のビデオディスプレイ20及び30と同様のビデオカメ
ラ24及び34を含んでいる。ディスプレイウィンドウ
271、272及び273がビデオディプレイ20上に現
れ、ディスプレイウィンドウ371、372及び373が
ビデオディプレイ30上に現れる。
【0016】ワークステーション12、22及び32の
各々は、ビデオ送信ノード及びビデオ受信ノードの双方
として機能する。すなわち、それぞれビデオ信号を互い
の間でやり取りする。ビデオカメラ14、24及び34
が送信するためのビデオ信号を供給し、ディスプレイ1
0、20及び30がビデオ信号を受信して表示する。こ
の目的のために、各々のワークステーション12、22
及び32は、デジタルビデオデータを複数個のノードに
対して送信することが可能なマルチポイントエンコーダ
回路(図示せず)、及び複数個のノードからのデジタル
ビデオ信号を同時に受信して表示することが可能なマル
チポイントデコーダ回路(図示せず)を有している。本
発明に従って、単一あるいは複数個のワークステーショ
ン12、22及び32には、図2に関連して以下に記述
されているものと同様のマルチポイントエンコーダ回路
が設置されている。さらに、少なくとも一つのワークス
テーションには、図3及び図4に関連して以下に記述さ
れているものと同様のマルチポイントデコーダ回路が設
置されている。
【0017】図1に示された実施例においては、ユーザ
A、ユーザB及びユーザCがテレビ会議を設定してそれ
に参加している。ユーザA、B及びCは、それぞれワー
クステーション12、22及び32に位置している。実
際の動作においては、ワークステーション12、22及
び32は、通信回線40、50及び60を広帯域ネット
ワーク70に接続することによって相互の通信を設定す
る。ネットワーク70は、ローカルエリアネットワー
ク、ワイドエリアネットワーク、PBXあるいはデジタ
ルケーブルTVシステム等の適切なデータ通信インフラ
ストラクチャである。
【0018】次いで、各々のユーザは、各々カメラ1
4、24及び34によってキャプチャされた相異なった
解像度レベルの画像を含む複数個のビデオシーケンスか
ら構成されるデジタルビデオ信号を送信する。例えば、
ユーザAは、自らの上半身及び顔のカメライメージを、
フルスクリーン(640×480ピクセル)、1/4ス
クリーン(320×240ピクセル)、1/16スクリ
ーン(160×120ピクセル)及び1/64スクリー
ン(80×60ピクセル)というスクリーン解像度で供
給する。以下に議論されているように、ビデオデータが
セグメント化される方式のために、1/64スクリーン
解像度は、実際には80×56あるいは80×64ピク
セルより構成されている。ユーザB及びユーザCも、同
様にそれぞれのビデオ画像からなるビデオシーケンス信
号を供給する。
【0019】その後、ユーザA、B及びCは、それぞれ
の参加者、A、B及びCからのビデオを見るためのウィ
ンドウの大きさ及び配置を選択することによってディス
プレイプリファレンスを選択する。例えば、ユーザAは
自分自身のビデオ信号を見るためにウィンドウ171に
よって示されているウィンドウを、ユーザBからのビデ
オ信号を見るためにウィンドウ172を、そしてユーザ
Cからのビデオ信号を見るためにウィンドウ173を選
択する。ユーザB及びCも、ユーザA及び互いとは独立
に、ウィンドウを選択する。その結果、ユーザAが各々
の参加者に対して1/16スクリーンイメージを選択す
る一方、ユーザBは自分自身のイメージを見るために1
/4スクリーンを選択し、ユーザA及びユーザCからの
イメージを見るために1/16スクリーンイメージを選
択する、といったことが生じる。さらに、ユーザCは相
異なった配置を選択し得る。
【0020】選択がなされると、各々のワークステーシ
ョン12、22及び32は、各々の参加者からの選択し
たビデオ信号を受信するために、ネットワーク70を介
して仮想回路接続を設定する。例えば、ユーザAはB及
びCの双方からの1/16解像度美度データ送信を受信
する接続を設定し、一方ユーザBはユーザAからの1/
16ビデオシーケンスとユーザBからの1/4ビデオシ
ーケンスとに対する接続を設定する。上述の例において
は、全てのユーザからのフルスクリーン解像度データシ
ーケンスはいずれの参加者からも要求されず、従ってネ
ットワークを介して伝送されない。このため、送信され
るビット数が低減され、従ってネットワークの負荷が低
減される。
【0021】前述されているように、ノード12、22
及び32の各々は、ネットワーク70に対して複数個の
解像度レベルのビデオシーケンスからなるデジタル信号
を供給する。アナログビデオ入力から複数個のビデオシ
ーケンスデジタル信号を生成するように機能する、適切
なマルチポイントエンコーダ回路は、以下に図2に関連
して例示される。
【0022】4つの相異なった解像度のビデオを表現す
る4つのビデオデータシーケンス迄を生成することが可
能なマルチポイントエンコーダ回路300は、入力回線
202において国立テレビジョンシステム委員会(NT
SC)規格のアナログビデオ信号を受信する。信号源
は、図1のビデオカメラ14、24あるいは34のうち
の一つ、あるいは他のアナログテレビジョンラスタ信号
源である。マルチポイントエンコーダ回路200は、M
PEG2ビデオ圧縮標準に従って機能するが、当業者は
他の適切な標準に適合させることが容易に可能である。
【0023】NTSC入力回線202は、A/Dコンバ
ータ204に接続されている。A/Dコンバータ204
は、525本のNTSCアナログ信号を640×480
ピクセルのデジタル信号にデジタイズすることが可能な
アナログ−デジタル信号変換デバイスである。この種の
機能を有するデバイスは市販されていて入手容易であ
る。A/Dコンバータ204は、第一のエイリアシング
防止フィルタ208及び第三のストライプメモリ220
に接続されている。
【0024】第一のエイリアシング防止フィルタ208
は、第二のエイリアシング防止フィルタ212及び第一
のストライプメモリ216に接続されている。第二のエ
イリアシング防止フィルタ212は、さらに第二のスト
ライプメモリ218に接続されている。第一及び第二の
エイリアシング防止フィルタ208及び212は、ロー
パスデジタルフィルタより構成されている。
【0025】コントローラ224は、第一、第二及び第
三のストライプメモリ216、218及び220の各々
の書き込み制御ピンに対して機能的に接続されている。
コントローラ224は、メモリ216、218及び22
0の各々に係る書き込み制御を選択的にトリガすること
によってサブサンプリングを実現するようにプログラム
されている。選択的なトリガリングを行なうことによ
り、ある種の間隔を有するデータのみが書き込まれる。
コントローラ224は、マイクロプロセッサあるいはシ
ーケンスコントローラより構成されており、それらのプ
ログラミングは当業者には公知である。コントローラ2
24は、さらにマルチプレクサ228の制御接続に機能
的に接続されている。マルチプレクサ228は、適切な
時分割多重化デバイスより構成される。
【0026】ストライプメモリ216、218及び22
0は、機能的にマルチプレクサ228に接続されてい
る。マルチプレクサ228は、符号化デバイス240に
接続されている。符号化デバイス240は、MPEG2
標準に従ってデータを符号化するビデオデータ符号化チ
ップあるいはチップセットより適切に構成されている。
符号化デバイス240は、さらにフレーム間符号化を実
現するためにリファレンスフレームストア232に接続
されている。コントローラ224は、このリファレンス
フレームストア232に対しても接続されている。JP
EGなどのフレーム内符号化のみを用いる符号化デバイ
スは、リファレンスフレームストア232を必要としな
い。
【0027】符号化デバイス240はバッファ244に
接続されている。バッファ244の出力は、パケタイザ
248に接続されている。バッファ244及びパケタイ
ザ248は、共にコントローラ224に接続されてい
る。
【0028】上述されているエンコーダ回路200は、
各々同一ビデオ画像の相異なった解像度のものを実現す
る複数個のビデオシーケンスを、以下に記述されている
様式で生成するように機能する。
【0029】ビデオ源(図示せず)は、A/Dコンバー
タ204にNTSCビデオ信号を供給する。A/Dコン
バータ204は、その信号を一ライン当たり640点の
レートでサンプリングする。NTSC信号は525ライ
ンのビデオ信号より構成されているが、ほぼ480ライ
ンのみが関係するビデオ情報を有している。その結果、
A/Dコンバータ204は、ビデオ信号の640×48
0サンプルによるデジタル表現を生成することになる。
各々のサンプルは、画素すなわちピクセルに対するビデ
オデータを構成している。各々のピクセルは、(x,
y)というアドレスを有するものとみなされる。ここ
で、xは0から639までであり、yは0から479ま
でである。
【0030】ここで、NTSC信号が480の可視ライ
ンを順次生成するのではないことに留意されたい。その
代わり、NTSC信号は、各々1本おきのラインに関す
る情報を含む2つのフィールドに分割されている。言い
換えれば、一方のフィールドは偶数番号を有する全ての
ラインを含んでおり、他方は奇数番号のすべてのライン
を含むことになる。一方のフィールドは他方のフィール
ドが送出される前にその全体が送出される。A/Dコン
バータ204がNTSC信号を受信されたままにデジタ
イズするため、その結果得られるデジタル信号も同様に
2つのフィールドに分割されている。
【0031】A/Dコンバータ204は、640×48
0解像度のビデオシーケンスビットストリームを第一の
エイリアシング防止フィルタ208及び第三のストライ
プメモリ220の双方に供給する。フィルタ208はデ
ジタルローパスフィルタとして機能し、2対1サブサン
プリング操作に悪影響を与えかねない高周波数成分を除
去する。濾波されたデジタル信号は、第一のストライプ
メモリ216へ供給される。しかしながら、コントロー
ラ224は、選択的に書き込みイネーブル信号を供給す
ることによって、一つおきのピクセルのみをストライプ
メモリ216に書き込ませる。それゆえ、ストライプメ
モリ216は、320×480ピクセルよりなるビデオ
データのみを保持することになる。さらに、データが2
つのフィールドで供給されるために、各々奇数列及び偶
数列のみを含む、2つのフィールドの320×240ピ
クセルよりなるビデオデータを順次保持することにな
る。これらのフィールドは、それぞれ単独で、1/4ス
クリーン解像度フレームのビデオシーケンスを構成す
る。その結果、フレーム信号のフィールドストラクチャ
は、本質的に、フレームを垂直方向に2対1のレートで
サブサンプリングすることになる。
【0032】A/Dコンバータ204は、フルスクリー
ン解像度伝送を実現するために、640×480フレー
ム信号を第三のストライプメモリ220に供給する。2
フィールドのビデオデータは、もちろん表示前にフレー
ム全体を構成するためにインターリーブされなければな
らない。この作業は、図1に示されたワークステーショ
ン12、22あるいは32などの各々の受信ノードにお
いて実行される。
【0033】第一のエイリアシング防止フィルタ208
は、濾波したデジタル信号を第二のエイリアシング防止
フィルタ212にも供給する。第二のフィルタ212
は、第一のフィルタによって濾波された信号をさらに濾
波し、より高次のサブサンプリング、すなわち4対1及
び8対1サブサンプリングを可能にする。
【0034】第二のエイリアシング防止フィルタ212
は、2度濾波されたデジタル信号を第二のストライプメ
モリ218に供給する。コントローラ224は、濾波さ
れた信号のサブサンプリングを実現するために、第二の
ストライプメモリ218に書き込みイネーブル信号を供
給する。コントローラ224は、第一のフィールドの4
対1サブサンプリング及び第二のフィールドの8対1サ
ブサンプリングを実現する。コントローラ224は、こ
のサブサンプリングを、各々のフレームの第一フィール
ドに関しては4つおきのピクセルを書き込ませ、各々の
フレームの第二のフィールドに関しては8つおきのピク
セルを書き込ませることによって実現する。
【0035】コントローラ224は、さらに、第一のフ
ィールドに関しては1ラインおき、第二のフィールドに
関しては4ライン中の3ラインをそれぞれ削除すること
によって垂直方向のサブサンプリングを実現する。その
結果、第二のストライプメモリ218は入力画像の16
0×120ピクセルによる表現(第一フィールド)及び
80×60ピクセルによる表現(第二フィールド)を保
持することになる。その他の適切な垂直及び水平方向サ
ブサンプリング手法もインプリメントされうるものであ
り、それらは当業者には明らかである。
【0036】第一、第二及び第三のストライプメモリ2
16、218及び220は、フルスクリーン、1/4ス
クリーン、1/16スクリーン及び1/64スクリーン
のデジタルフレームデータを有することになる。メモリ
216、218及び220は、データをマクロブロック
あるいはスライスと呼称される形態でマルチプレクサ2
28に供給する。マクロブロックは、通常、16×8あ
るいは16×16ピクセルアレイよりなるピクセルブロ
ックで、それらによってビデオデータフレーム全体が構
成されている。一つあるいは複数個のマクロブロック
が、MPEGベースのシステムにおいて用いられるスラ
イスを構成している。スライス及びマクロブロックは、
同様に処理される。以下、記述を簡潔にする目的で、マ
クロブロックという一般的な述語がマクロブロックある
いはスライスを記述するために用いられる。
【0037】通常のビデオ信号アプリケーションにおい
ては、マクロブロックは、左から右へ、上から下へと順
次転送される。従って、2400個の16×8マクロブ
ロックは、ビデオシーケンスの640×480ピクセル
フレーム全体を構成することになる。
【0038】マルチプレクサ228におけるマクロブロ
ックは、それぞれ相異なった解像度レベルにおける元の
ビデオシーケンスを含む、4つの互いに独立なビデオシ
ーケンスを構成する。コントローラ224の制御下で動
作するマルチプレクサ228は、4つ全ての解像度の時
分割多重化マクロブロックからなる単一のストリームを
符号化デバイス240へ供給する。符号化デバイス24
0は、各々のマクロブロックを個別に符号化すなわち圧
縮する。MPEGベースの圧縮システムがフレーム間符
号化を利用するため、エンコーダ240はリファレンス
フレームストア232からリファレンスフレーム情報を
受信する。フレーム間符号化アプリケーションにおいて
は、エンコーダは、あるフレームを符号化するために直
前の(及びある場合には直後の)フレームに係る情報に
依拠する。直前(直後)のフレームデータを供給するた
めにリファレンスフレームストア232を利用する方法
は、当業者には公知である。しかしながら、リファレン
スフレームストア232は、本発明に従って、複数個の
ビデオシーケンス、すなわち各々の解像度に対するリフ
ァレンスフレーム情報を供給しなければならない。
【0039】それゆえ、リファレンスフレームストア2
32は、4つの解像度レベルのビデオシーケンスの全て
に対するリファレンスフレーム情報を有していなければ
ならない。コントローラ224は、リファレンスフレー
ムストア232のバンク切り替えを行なうことによっ
て、符号化デバイス240に適切なリファレンスフレー
ムを指示する。例えば、現在符号化デバイス240に供
給されるマクロブロックが1/4解像度のビデオシーケ
ンスからのものである場合には、コントローラは符号化
デバイス240にリファレンスフレームストア232内
にストアされた1/4解像度のリファレンスフレームを
指示する。次のマクロブロックが1/64解像度のビデ
オシーケンスである場合には、コントローラは符号化デ
バイス240に再び適切な指示を出す。
【0040】符号化デバイス240は、上述されている
ように、図2に示されて上述されているように配置され
ている場合には、4つの解像度全てに関するデータを符
号化すなわち圧縮する。それゆえ、符号化デバイス24
0は、入力202において受信した各々のビデオフレー
ムに関して、フルスクリーンフレームに対応するデータ
と1/4フレーム、1/16フレーム及び1/64フレ
ームに関するデータとを符号化しなければならない。し
かしながら、フレーム当たりに符号化されたデータ量は
それほど増大させられるのではなく、よって甚だしい遅
延を導入してしまったり、現在市販されている符号化デ
バイスの能力に過度の負担を負わせるものではないこと
に留意されたい。
【0041】符号化デバイス240は、さらに各々のマ
クロブロックに、マクロブロック識別子(ID)を付加
する。マクロブロックIDは、ビデオシーケンスのフレ
ーム内でのマクロブロックの位置を表わすデータから構
成されている。マクロブロックIDは、通常、各々のフ
レーム内で、左から右へ、上から下へと順次割り当てら
れる。マクロブロックIDは、各々のビデオシーケンス
特有のものである。よって、フルスクリーン解像度ビデ
オシーケンスは、0番から2399番までのマクロブロ
ックIDを有するのに対し、1/4スクリーン解像度シ
ーケンスは、0番から599番までのマクロブロックI
Dを有する等々である。
【0042】符号化デバイス240は、ビデオデータ及
びそのマクロブロックIDよりなる、時分割多重化及び
圧縮済みマクロブロックをバッファ244に供給する。
その後、コントローラ224がバッファ244を指示し
てマクロブロックをパケタイザ248へ書き込ませる。
【0043】例えばJPEG標準などのある種の圧縮標
準においては、マクロブロックIDは用いられない。そ
のような場合には、コントローラ224は、単にマクロ
ブロックIDを生成してパケタイザにおいて圧縮された
マクロブロックにそのIDを書き込む。この種の適応化
は、当業者には容易に実現しうるものである。
【0044】上述されているエンコーダ回路200は、
図1のワークステーション12などのノードからのビデ
オ信号を送信するために用いられるものであるが、マル
チポイントデコーダ回路は複数個の信号源からのデジタ
ルビデオ信号を受信するために必要とされるものであ
る。以下に記述されており、図3に示されているマルチ
ポイントデコーダ回路400は、複数個のデジタルビデ
オシーケンスの受信を可能にするために、図1のワーク
ステーション12によって組み入れられている。
【0045】図3において、マルチポイント復号化回路
400は、本発明の一側面に従って、新しいマルチポイ
ント復号化方法を利用する。以下に記述されている回路
400は、動き補正機能が抑制された状態でフレーム間
符号化MPEG2データを用いるシステムとコンパチブ
ルである。他の適切なフレーム間圧縮技法も同様に用い
られ得る。
【0046】図3に示された回路400は、ネットワー
ク402を介してDATAパケットストリームとして供
給された複数個のビデオシーケンスを受信し、復号化
し、そして表示する。デパケタイザ406は、ネットワ
ーク402から、例えば図1のユーザA、B及びCから
の3種のビデオイメージを含む複数個のビデオシーケン
スに係るパケットデータを受信する。デパケタイザ40
6は、3つのビデオシーケンスに対応する3つの圧縮済
みビデオデータストリームを、マクロブロック変換/削
除(T/E)回路410へ供給する。マクロブロックT
/E回路410は、表示されないビデオデータのマクロ
ブロックを削除し、マクロブロックデータの位置をユー
ザの配置に合うように変換する。マクロブロック削除
は、ウィンドウ環境においてはビデオウィンドウのある
位置が他のウィンドウの位置と重なりうるために必要に
なる。その結果、与えられたビデオブロックが、見えな
いように隠されたすなわち邪魔されたウィンドウの部分
に含まれるものである場合には、マクロブロックT/E
回路410はそのマクロブロックのデータを削除する。
【0047】その後、マクロブロックT/E回路410
は、各々のマクロブロックの位置情報を、ウィンドウ1
71、172及び173などのユーザによって規定された
ウィンドウにマッチするように変換する。多様な、ユー
ザによって定義されうるウィンドウ環境を実現するため
には、マクロブロック位置は、受信側ユーザのウィンド
ウ配置に従うように変換されなければならない。T/E
回路410は、受信したマクロブロックにスクリーン上
での適切な位置を指示するように機能する。ビデオシー
ケンスが図2に示されたようなエンコーダによって送信
されたものである場合には、各々のマクロブロックは、
ビデオシーケンス内の他のブロックとの間の、スクリー
ン上での相対的な位置を規定するマクロブロックIDを
含んでいる。マクロブロックIDは、基本的には、受信
側ノードによってマクロブロックをディスプレイスクリ
ーン内に配置するために用いられる。それゆえ、マクロ
ブロックIDは、ユーザによって規定されたディスプレ
イスクリーン上での位置を反映する新たなマクロブロッ
クIDに変換される。
【0048】システムがマクロブロックIDを有さない
マクロブロックビデオデータを受信した場合には、デパ
ケタイザ406は、制御回路と共に、各々のビデオシー
ケンスに関してマクロブロックIDが順次受信されるま
で、そのマクロブロックの入力される順序を参照してビ
デオシーケンスすなわちソースマクロブロックIDを付
加する。言い換えれば、各々の情報源からの各々のマク
ロブロックに対して、ビデオシーケンス内のフレームに
係るシーケンス番号が、それがデパケタイザ406によ
って受信される順序で割り当てられる。
【0049】その後、T/E回路410は、部分的に排
除されて変換されたビデオシーケンスを、1マクロブロ
ックずつ、復号化デバイス414に供給する。3つのビ
デオシーケンスの各々からのマクロブロックは、ビット
ストリーム中でランダムに互いに混合されている。部分
的に排除されたビットストリームは、ディスプレイ上で
表示される部分に関するデータのみを有している。
【0050】本発明の重要な特徴の一つは、T/E回路
410が、復号化すなわち伸長の前に、不可視ビデオデ
ータを削除することである。復号化の前にさえぎられた
マクロブロックを削除することによって、デコーダ41
4は、複数個のウィンドウに関して、1つのフルスクリ
ーンの場合のデータと同じかあるいはより少ない量のデ
ータに関して復号化機能を実行することになる。それゆ
え、本発明に従うことによって、単一のデコーダが、そ
の処理能力を超過することなく、複数個のウィンドウを
サポートすることが可能になる。T/E回路410及び
共に用いられる復号化デバイス414に係る詳細につい
ては、以下に図4に関連して議論される。
【0051】その後、復号化デバイス414は、蓄積さ
れ、ディスプレイコントローラ418によって最終的に
表示されるのに適したマクロブロックを伸長すなわち復
号化し、3つのマクロブロックビデオシーケンスから構
成されるストリームを生成する。JPEG、MPEG
1、MPEG2あるいはPx64などを含むあらゆる適
切なデコーダが、本発明に従ってデコーダ414の機能
を実行するように配置され得る。
【0052】しかしながら、復号化デバイス414は、
その内容が切替可能であるように配置されなければなら
ない。通常の動作においては、符号化デバイス414
は、一般的に各々のビデオシーケンスの伝送において提
供されるある種のオーバーヘッド情報に依拠している。
その結果、デコーダは、復号化されつつある各々のビデ
オシーケンスの内容に対応するオーバーヘッドパラメー
タに切り替えられるように配置されていなければならな
いことになる。それゆえ、デコーダ414は、独立な情
報源からの複数個の入力情報を受信して復号化する機能
を有している。T/E回路410とコンテクスト切替可
能復号化回路414とに係る詳細な議論は以下になされ
る。
【0053】図4は、図3に関連して議論されたT/E
回路410及びデコーダ回路414のより詳細を含む回
路500を示した図である。入力バッファ502が、R
AMベースの変換テーブル504に接続されている。制
御プロセッサ506は、RAMベースの変換テーブル5
04に機能的に接続されている。
【0054】RAMベースの変換テーブル504は、変
換済みアドレスバッファ509に接続されている。変換
テーブル504は、さらに、マクロブロックIDアドレ
スなしの圧縮済みビデオデータを供給するマクロブロッ
クデータバッファ510に接続されている。バッファ5
09及び510は、書き込み制御ピンすなわち端子を有
するFIFO(ファースト・イン・ファースト・アウ
ト)バッファよりなる。
【0055】RAMベース変換テーブル504は、さら
に、書き込み制御信号バッファ508に接続されてい
る。書き込み制御信号バッファ508は、さらに、変換
済みアドレスバッファ509とマクロブロックデータバ
ッファ510の双方の書き込み制御端子に接続されてい
る。変換済みアドレスバッファ509は、フレームバッ
ファ518にも接続されている。
【0056】マクロブロックデータバッファ510は、
復号化デバイス512に接続されている。復号化デバイ
ス512は、MPEG2ビデオ圧縮標準に従ってビデオ
データマクロブロックを復号化すなわち伸長するのに適
したチップあるいはチップセットである。JPEG、M
PEG1あるいはPx64などの他の圧縮標準環境も、
本発明と共に適切に用いられ得る。デコーダ512は、
さらに、コンテクストランダムアクセスメモリ514及
びリファレンスフレームストレージデバイス516の双
方に接続されている。リファレンスフレームストア51
6は、当業者には耕地の方法によって、MPEG2フレ
ーム間符号化を実現するように配置されている。
【0057】デコーダ512は、ビデオフレームバッフ
ァ518に機能的に接続されている。フレームバッファ
518は、ビデオデータの少なくとも1フレームに関し
て充分な量のメモリを有している。その後、フレームバ
ッファ518は、図8のディスプレイコントローラ41
8に接続される。
【0058】入力バッファ502は、図3のデパケタイ
ザ406などのデパケタイザから複数個のビデオシーケ
ンスに関する圧縮済みマクロブロックよりなるビットス
トリームを対応するマクロブロックIDと共に受信す
る。複数個のビデオシーケンスは、図1に示されたテレ
ビ会議におけるワークステーション12、22及び32
などの、単一あるいは複数個のビデオ送信ノードから発
せられたものである。ビデオ送信ノードは、毎秒30フ
レームあるいはそれ以下の適当なレートで、デジタルビ
デオシーケンスを送出する。入力バッファ502は、圧
縮済みマクロブロックとそのIDをRAMベース変換テ
ーブル504へ供給する。
【0059】RAMベース変換テーブル504は、入力
されるマクロブロックIDを、ユーザによって規定され
たウィンドウ配置を反映した新たなマクロブロックID
に変換する。RAMベース変換テーブル504は、各々
のマクロブロックのユーザによって配置された位置に関
連する新たなマクロブロックIDを提供する。制御プロ
セッサ506は、ユーザ配置の変更に基づいて、RAM
ベーステーブルへの更新を実現する。制御プロセッサ5
06は、マイクロプロセッサ及びその関連回路であるこ
とが望ましい。制御プロセッサ506は、図5に示され
た回路に固有の他のタイミング及び制御機能を実現する
が、これらの実現は当業者には容易である。
【0060】制御プロセッサ及び変換テーブル504
は、マクロブロック変換/削除を実現するために、以下
に示されているように相互作用する。変換テーブル50
4は、複数個のアクセス可能なアドレスを有するメモリ
デバイスを有している。変換テーブル504は、各々の
入力ビデオのマクロブロックの各々に対して一つのメモ
リアドレスを有している。本発明の一実施例に従って、
テーブル内のメモリロケーションは、入力されるマクロ
ブロック源あるいはビデオシーケンスとマクロブロック
IDとによって、インデックスがつけられている。例え
ば、図1のユーザAによって供給されるビデオシーケン
スのフレームの第一のマクロブロックがあるメモリロケ
ーションに対応する一方、図1のユーザCによって供給
されるビデオシーケンスのフレームの第一マクロブロッ
クは他のメモリロケーションに対応している。
【0061】受信ノードのユーザがビデオシーケンスが
表示されることになるウィンドウを規定すると、制御プ
ロセッサ506は、受信された各々のマクロブロックに
対応する変換されたマクロブロック位置を計算する。制
御プロセッサ506は、その後、新たなマクロブロック
位置データすなわちマクロブロックIDを各々の入力マ
クロブロックテーブルロケーションに書き込む。
【0062】例えば、ディスプレイ10、20及び30
の各々の3つのウィンドウに3つのビデオシーケンスが
表示されるような、図1に示されているテレビ会議を考
える。各々のビデオシーケンス内のマクロブロックは、
送信端において、標準的なロケーション、例えばビデオ
スクリーンの左上の隅から右下方向に延在するもの、に
おいて表示されうるように規定される。左上の隅は、
(0,0)というピクセルアドレスを有している。各々
のビデオシーケンスに対してこのようにインデックスが
付されているため、3つのビデオシーケンスの各々から
のピクセルアドレス(0,0)に位置する左上隅のマク
ロブロックは、全て0というマクロブロックIDを有し
ている。
【0063】しかしながら、各々のユーザは、図1に関
連して説明されているように、自らのディスプレイ上の
相異なった領域にウィンドウを規定し得る。その結果、
ユーザの第一ウィンドウがピクセルアドレス(0,0)
から開始されていても、第二及び第三ウィンドウは、右
下方向に(160,80)及び(320,160)から
開始されることが可能である。一般に、(160,8
0)から開始されるマクロブロックは、マクロブロック
ID410に対応するが、(320,160)から開始
されるマクロブロックは、マクロブロックID820に
対応する。
【0064】制御プロセッサ506は、変換情報、すな
わち新たなマクロブロックIDをRAMベーステーブル
504に供給する。変換テーブル504は、各々のマク
ロブロックのビデオシーケンス及びその送信された時点
でのマクロブロックIDによってインデックスが付され
ている。それゆえ、前述された例に従って、制御プロセ
ッサ506は、マクロブロックIDの0を第一のビデオ
シーケンスのマクロブロック0に対応するテーブル位置
に、マクロブロックID410を第二のビデオシーケン
スのマクロブロック0に対応するテーブル位置に、そし
てマクロブロックID820を第三のビデオシーケンス
のマクロブロック0に対応するテーブル位置に、それぞ
れ書き込む。
【0065】制御プロセッサ506は、さらに、マクロ
ブロック削除情報をRAMベース変換テーブル504に
供給する。ウィンドウアプリケーションにおいては、ウ
ィンドウの一部が、図1のウィンドウ271、272及び
273のように、互いにオーバーラップする場合があ
る。隠されたビデオデータは、表示されたりデコードさ
れたりする必要がない。コントロールプロセッサ506
は、いずれのビデオシーケンスにおけるいずれのマクロ
ブロックが隠されているかを決定し、この情報をRAM
ベース変換テーブル504に供給する。一実施例におい
ては、制御デバイス506は、隠されたマクロブロック
のテーブルアドレスにデータフラグを供給する。データ
フラグは、そのマクロブロックが削除されるべきである
ことを示している。その結果、削除されたマクロブロッ
クが変換テーブルをアクセスすると、変換テーブル50
4はマクロブロックIDではなく、その代わりにマクロ
ブロック削除フラグを提供する。
【0066】その後、変換テーブル504は、複数個の
ビデオシーケンスからの圧縮済みマクロブロックデータ
をマクロブロックデータバッファ510へ供給する。R
AMベース変換テーブル504の検索結果、言い換えれ
ば新たなマクロブロックIDかマクロブロック削除フラ
グのいずれか、が、書き込み制御信号バッファ508及
び変換済みアドレスバッファ509に供給される。検索
の結果が有効なマクロブロックIDを生成する場合に
は、書き込み制御信号バッファ508は書き込み制御信
号をマクロブロックデータバッファ510と変換済みア
ドレスバッファ509の双方に供給する。テーブルアド
レスがマクロブロック削除フラグを有している場合に
は、書き込み信号は生成されない。
【0067】マクロブロックが隠されているために書き
込み信号が供給されない場合には、ビデオデータはマク
ロブロックデータバッファ510に書き込まれず、検索
テーブルアドレスの内容は変換済みアドレスバッファ5
09に書き込まれない。マクロブロックIDとマクロブ
ロックビデオデータの双方ともが書き込まれないため、
そのマクロブロックは実効的に削除されたことになる。
【0068】しかしながら、書き込み制御信号バッファ
508が書き込み信号を生成する場合には、マクロブロ
ックビデオデータはデータバッファ510に書き込まれ
る。さらに、変換テーブルアドレスの内容、言い換えれ
ばマクロブロックID、が、変換済みアドレスバッファ
509に書き込まれる。デコーダ512は、コンテクス
トRAM514及びリファレンスフレームストレージデ
バイス516と共に、マクロブロックビデオデータを伸
長すなわち復号化し、復号化されたマクロブロックデー
タをフレームバッファ518へ供給する。復号化された
マクロブロックビデオデータがフレームバッファ518
へ供給される場合には、変換済みアドレスバッファ50
9が新たなマクロブロックIDをフレームバッファ51
8に供給する。
【0069】コンテクストRAM514は、復号化デバ
イス512に、マクロブロックのビデオシーケンスに係
るマクロブロック以外の所定のパラメータを供給する。
大部分の圧縮標準においては、各々のビデオシーケンス
に所定の量のオーバーヘッド情報が関連付けられてい
る。例えば、特定のビデオシーケンスにおけるマクロブ
ロックを符号化するために用いられた量子化ファクタが
このオーバーヘッド情報に含まれる。復号化デバイス5
12が複数個の情報源、すなわち複数個のビデオシーケ
ンスから発せられたマクロブロックを受信するため、復
号化デバイス512によって必要とされるオーバーヘッ
ド情報はマクロブロック毎に変化することになる。コン
テクストRAM514は、復号化デバイス512によっ
て復号化されつつあるマクロブロックに関するコンテク
スト情報を提供する。ビデオシーケンスコンテクストす
なわちオーバーヘッド情報は、適切な圧縮標準によって
規定されている。例えば、MPEGベースのシステムの
場合には、必要とされるビデオシーケンスコンテクスト
情報に関する記載については、”動画及び関連する音声
の一般的な符号化”(推奨H.262、ISO/IEC
13818−2(委員会草案))を参照。
【0070】フレームバッファ516は、変換済みアド
レスバッファ509によって供給された新たなマクロブ
ロックIDに対応するアドレスにマクロブロックビデオ
データをストアする。このように、復号化済みビデオデ
ータは、それが表示されるスクリーン内のウィンドウの
位置を反映した、フレームバッファ516内のロケーシ
ョンに配置される。フレームバッファ516は、ビデオ
データを、それが受信側ノードユーザのビデオスクリー
ンに表示されるようにストアする。フレームバッファ5
16は、ビデオデータを図3のディスプレイコントロー
ラ418へ供給する。
【0071】フレーム内JPEG符号化と共に用いられ
るのに適するように修正された上記回路500の別の実
施例においては、リファレンスフレームバッファ516
が削除される。JPEGビデオ符号化標準はフレーム内
符号化のみを利用する。フレーム内符号化においては、
データ圧縮は、ビデオシーケンスの単一フレーム内の空
間的な相関のみを利用することによって実現される。そ
の結果、デコーダ512は、直前(あるいは直後)のビ
デオフレームをアクセスする必要がなくなり、それゆえ
リファレンスフレームバッファ516なしに復号化機能
を実行することが可能である。さらに、MPEG標準な
どの他のビデオ符号化標準を用いるシステムにおいて
も、若干効率が低下するが、強制的にフレーム内符号化
のみを利用するようにすることも可能である。このよう
なシステムにおいては、同様にリファレンスフレームバ
ッファ516を不要にすることが可能である。
【0072】上述された回路500の別の修正された実
施例は、動き補正済みビデオ信号と共に用いられるのに
適している。動き補正は、ビデオイメージ内での対象物
の動きを考慮して、シーケンス内の直前あるいは直後の
フレームにおけるずらされた領域からフレームビデオデ
ータが獲得されるような、ビデオ圧縮符号化の別の形態
である。動き補正圧縮においては、デコーダに、リファ
レンスフレーム内の、そこから現在のマクロブロックが
移動してきたロケーションを指示する、動きベクトルが
伝送される。例えば、MPEG2標準がこの種の動き補
正をサポートしている。動き補正が用いられる場合に
は、リファレンスフレームバッファ516は、さらに動
き補正復号化をサポートするための標準的な回路を含む
ことになる。この種の回路は当業者には公知である。
【0073】しかしながら、そのような回路500の実
施例を含む受信側ノードワークステーションは、ウィン
ドウのオーバーラップを抑制しなければならない。動き
補正が直前あるいは直後のリファレンスフレームからず
らされた画像データを用いるため、マクロブロックは隠
されたり削除されたりしてはならない。さもないと、デ
コーダが、隠されたマクロブロックから可視マクロブロ
ックへと移動させられた画像に係るデータを参照しよう
と試みてしまうことになる。動きベクトルがこのような
直前には隠されていたマクロブロックを指し示す場合に
は、デコーダエラーとなる。よってワークステーション
12は、ユーザがウィンドウをオーバーラップして定義
することを防止するように配置されているか、あるいは
他の適切な方法が用いられている。従って、上記実施例
においては、MPEG2動き補正が用いられているが、
受信側ノードのユーザのウィンドウ環境の自由度が制限
されている。
【0074】図2に示されたマルチポイントエンコーダ
回路及び図3と図4の双方に示されたマルチポイントデ
コーダ回路は、図1に関連して既に議論されているテレ
ビ会議システムを構成するノードにおいて用いられるの
に適したものである。
【0075】図1において、そこに図示されているネッ
トワーク配置の一つの問題点は、種々の情報源からのビ
デオを受信するために、各々のユーザが、テレビ会議を
一緒に行なおうと思う他の参加者の各々と特定の解像度
レベルでネットワークを介して仮想回路接続を設定しな
ければならないことである。その結果、ユーザA、Bあ
るいはCのいずれかが他の一人の参加者を見るためのウ
ィンドウサイズすなわち解像度を変更すると、新たな仮
想回路接続がネットワーク上で設定されなければならな
いことになり、元の仮想回路接続が終了されなければな
らないことになる。このような回路接続実現及び切断操
作は非常に時間を必要とし、さらに不便である。このよ
うな問題をなくすために、リモートユーザに対する多重
解像度接続を実現する別の配置がインプリメントされ
る。このような実施例のうちのいくつかが、図5及び図
6に関連して以下に議論される。
【0076】図5は、エンドポイント610、612及
び614での通信装置に対する接続及び切断の必要性を
低減するためにネットワークブリッジ608が備え付け
られているような、テレビ会議サービスを実現するシス
テム600の実施例を示した図である。ノード610、
612、614は、図1に占めされたワークステーショ
ン12、22及び32等のユーザA、B及びCのワーク
ステーション及び表示装置を表現している。ノード61
0、612、614は、送信ノード及び受信ノードの双
方として機能する。あるいは、一人あるいは複数のユー
ザがある種のビデオデータストレージデバイスによって
置換されて、残ったユーザがそこからビデオデータをア
クセスすることも可能である。ノード610、612及
び614は、ネットワーク616を介してネットワーク
ブリッジ608に接続されている。
【0077】ネットワークブリッジ608は、ネットワ
ークノードとネットワークスイッチの双方として機能す
る複数個の専用ハードウエアから構成されている。ネッ
トワークブリッジ608は、それが他のノード610、
612、614への仮想回路接続を設定するために、ノ
ードとして機能する。また、ネットワークブリッジ60
8は、以下に議論されているように、それが接続されて
いる他の種々のノードとの間の論理的な接続を設定する
ために、スイッチとして機能する。ネットワークブリッ
ジ608は非同期転送モード(ATM)交換回路からな
ることが適切であるが、その実現例は当業者には公知で
ある。
【0078】実際の動作においては、ノード610、6
12及び614におけるユーザA、B及びCなどの、一
人あるいは複数のテレビ会議参加者が、ブリッジとの間
で送受信するための仮想回路接続を設定する。各々のノ
ードは、ビデオ信号をブリッジ608宛に供給する。ノ
ード610、612及び614のいずれかが多重解像度
レベルを提供することが可能である場合には、多重解像
度レベルビデオシーケンスは全てネットワークブリッジ
608宛に送出される。その後、ネットワークブリッジ
608は、ユーザからの送信を、各々のユーザからのリ
クエストに従って各々のノード610、612及び61
4に接続する。
【0079】このようにして、各々のユーザは、ネット
ワーク616を介して他の各々のユーザとの間の仮想回
路接続を設定する必要がなくなる。さらに、ユーザの一
人が一人の参加者の表示ウィンドウの大きさ、すなわち
解像度を変更しようと欲する場合には、ユーザはその参
加者との間の仮想回路接続を切断して新たな接続を設定
する必要はない。代わりに、ブリッジがユーザを適切な
解像度レベルのビデオシーケンスに接続するのみであ
る。各ノードにおける接続/切断の必要性を無くすこと
によって、ハードウエアコストが低減され、実施例が簡
潔にされる。
【0080】図6は、図5に関連して上述されている標
準的なATMの代わりに用いられうるブリッジの別の実
施例を示した図である。ブリッジ700は、ネットワー
ク接続704を介して接続された複数個のノードに対す
る複数個の仮想回路の設定が可能な、マルチキャストバ
ス708を含んでいる。マルチキャストバス708は、
複数個の情報源からデータを受信することが可能なデー
タバスを有している。マルチキャストバス708は、複
数個の論理ブリッジ回路7121、、、712nに接続さ
れている。各々の論理ブリッジ回路7121、、、71
2nは、受信ノード(図示せず)に対して仮想回路出力
接続を設定することが可能である。その結果、論理ブリ
ッジ回路7121、、、712nを有するブリッジ700
は、最大n個のノードに対してビデオ信号を供給するこ
とができる。
【0081】第一の論理ブリッジ回路7121が以下に
詳細に記述される。残りの論理ブリッジ回路712
2、、、712nは第一のブリッジ回路7121と同一の
素子を含んでおり、同一の対応する機能を実行する。第
一のブリッジ回路7121は、マルチキャストバス70
8に接続されたデパケタイザ7161を有している。デ
パケタイザ7161は、ネットワークビデオデータパケ
ットを圧縮済みビデオマクロブロックストリームに変換
するために必要とされる回路を有している。
【0082】デパケタイザ7161は、図3に示された
T/E回路410と同様の回路からなるマクロブロック
T/E回路7181に接続されている。T/E回路71
81は、パケタイザ7201に接続されている。パケタイ
ザ7201は、ビデオデータパケットを論理ブリッジ回
路7121への仮想回路接続に対して供給する。
【0083】実際の動作においては、ブリッジ700は
以下のように機能する。図6のノード610、612及
び614に位置するユーザA、B及びCがテレビ会議を
開始して参加する場合を考える。ユーザA、B及びCの
うちの一人あるいは複数が、マルチキャストバス708
に対する仮想回路接続を設定することによって複数個の
解像度レベルに対応する複数個のビデオシーケンスを供
給する。各々のユーザA、B及びCは、さらに、ビデオ
データを受信するために、論理ブリッジ回路712
1、、、712nのうちの一つに対する仮想回路接続を設
定する。よって、例えばユーザAは7121と接続さ
れ、ユーザBは7122と接続され、ユーザCは7123
と接続されることになる。
【0084】各々のユーザが接続されると、各々のユー
ザは単一あるいは複数個の解像度のビデオシーケンスを
マルチキャストバス708に供給する。各々の論理回路
7121、7122及び7123は、各々の参加者から供
給される全てのビデオシーケンスに関するビデオデータ
を受信する。デパケタイザ7161、7162及び716
3は、全てのビデオデータを対応するT/Eデバイス7
181、7182及び7183に供給する。
【0085】T/Eデバイス7181、7182及び71
83は、特定のユーザのウィンドウ定義に対応するマク
ロブロックのみを供給するために、データストリームか
らマクロブロックを適宜削除する。例えば、ユーザA
が、A及びCの1/16スクリーンビデオによってオー
バーラップされたBのフルスクリーンビデオを選択した
場合には、T/Eデバイス7181は、Aのビデオ、B
のビデオ、及びCのビデオの他の全ての解像度レベルを
含むビデオシーケンスからマクロブロックを削除する。
さらに、T/Eデバイス7181は、Bのフルスクリー
ンビデオシーケンスのマクロブロックのうちのA及びC
のウィンドウによって隠されるブロックも削除する。
【0086】T/E回路7181は、ユーザAのウィン
ドウ配置に適合するように、マクロブロックのスクリー
ン位置を変換する。実際、T/E回路7181、7182
及び7183は、図4に示されたT/E回路410と同
じ様式で動作するが、T/E回路7181、7182及び
7183が各々の参加者から全ての解像度のデータスト
リームを受信し、それゆえより多くのビデオデータを削
除しなければならないという点が異なっている。加え
て、各々のユーザは、希望するウィンドウ配置をそれぞ
れのユーザに割り当てられた論理ブリッジに対して制御
信号を供給しなければならない。
【0087】ブリッジ回路700は、図5に示されたA
TM交換回路608に対する幾つかの利点を有してい
る。マクロブロック削除機能がブリッジによって実行さ
れるため、受信ノードに対して送出される必要があるデ
ータがより少なくて済むことになる。送信データの低減
は、必要な帯域を低減することになる。さらに、T/E
回路機能がブリッジにおいて実行されるため、受信ノー
ドはそのような回路を有する必要がない。それゆえハー
ドウエア費用が低減される。
【0088】本発明に係る他のブリッジは、唯一つの論
理ブリッジ回路7121を有するという点を除いてブリ
ッジ700と同様のブリッジから構成されている。この
ような場合には、論理ブリッジ回路7121が全ての送
信ノード及びすべての受信ノードとの仮想接続を設定す
る。マルチキャストバス708は不要である。論理ブリ
ッジ回路7121は、ネットワーク接続714を介して
全ての送信ノード(図示せず)からの全ての解像度レベ
ルの信号を受信する。その後、論理ブリッジ回路712
1は、マクロブロック削除及び変換段階を含む、上述さ
れている全ての同一の機能を実行する。その後、論理ブ
リッジ7121は、その結果得られたビデオ信号を全て
の受信ノードに送信する。
【0089】唯一つの論理回路のみが備えられているだ
けであるため、全てのユーザに対して唯一つのウィンド
ウ配置のみが利用可能である。このことはウィンドウ環
境のフレキシビリティを制限するが、ネットワークブリ
ッジ700に必要とされるハードウエアも低減する。
【0090】上記実施例はテレビ会議アプリケーション
に係るものであるが、本発明は、他のマルチポイントビ
デオ環境に対して容易に適用し得る。本発明に従ったマ
ルチポイント符号化及び復号化技術により、インタラク
ティブ多人数ビデオゲームを含むあらゆるビデオ通信ア
プリケーションが多重ウィンドウ環境を利用することが
可能になる。さらに、多重ウィンドウビデオ環境が、最
小の付加的符号化/復号化ハードウエアのみが必要とさ
れるために、比較的安価に実現できる。
【0091】本発明に係る別の実施例においては、図1
のワークステーション12、22あるいは32のうちの
いずれかあるいは複数個が、それぞれの実施例に応じて
セントラルビデオデータベース、ビデオ黒板、あるいは
ケーブルテレビサービスプロバイダより構成されてい
る。多くの場合、この種のワークステーションは常に受
信ノードとして機能させられている必要はなく、本発明
に係る方法に従って利用者の受信ノードに対して情報を
供給するために、単に接続するだけでよい。
【0092】上述された、ノードが3つのシステムも、
本発明を例示するためだけのものであることに留意され
たい。本発明に係るマルチポイント符号化回路を用いる
用いないに拘らず、あらゆる数の送信ノードが、図3及
び図4に関連して記述されている本発明に係るマルチポ
イント復号化回路を利用するあらゆる数の受信ノードに
対してビデオデータを供給し得る。逆に、本発明に係る
マルチポイント復号化回路を用いる用いないに拘らず、
あらゆる数の受信ノードが、図2に示された本発明に係
るマルチポイント符号化回路200を利用する単一ある
いは複数個の送信ノードからビデオデータを受信し得
る。
【0093】NTSC信号、640×480ピクセルの
デジタルディスプレイ、及び特定のサブサンプリングレ
ート及び方法などの詳細は、もちろん例示目的のみに示
されているものである。
【0094】以上の説明は、本発明の一実施例に関する
もので,この技術分野の当業者であれば、本発明の種々
の変形例が考え得るが、それらはいずれも本発明の技術
的範囲に包含される。
【0095】
【発明の効果】以上述べたごとく、本発明によれば、コ
ストエフェクティブなマルチポイントビデオシステムが
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る方法と関連して用いられるビデ
オ会議システムの一例を示す図。
【図2】 本発明の一側面に従って、単一の入力ビデオ
シーケンスから認識可能な遅延を導入してしまうことな
く4つの相異なった解像度レベルにおける圧縮済みビデ
オデータを送信するように動作可能なマルチポイントエ
ンコーダ回路を示す図。
【図3】 本発明に係る方法を用いて、複数個の情報源
からのビデオデータを同時に受信し、復号化し、かつ表
示することが可能なマルチポイントデコーダ回路の機能
ブロック図。
【図4】 複数個の圧縮済みデータストリームに対応す
る複数個のビデオ画像の多重ウィンドウ表示を可能にす
る目的で本発明の一側面を実現することが可能なマクロ
ブロックトランスレータ及びエリミネータ、デコーダ及
び関連する回路の詳細を示すブロック図。
【図5】 本発明に従って高効率ユーザビデオ会議シス
テムを実現する少なくとも一つのエンコーダ及び少なく
とも一つのデコーダと共に用いられるブリッジを用いる
ネットワーク例を示す図。
【図6】 本発明に従って高効率ユーザビデオ会議シス
テムを実現する少なくとも一つのエンコーダ及び少なく
とも一つのデコーダを用いるシステムと共に用いられる
ブリッジの別な実施例を示す図。
【符号の説明】
10、20、30 ディスプレイ 12、22、32 ワークステーション 14、24、34 ビデオカメラ 15 マウス 17、27、37 ウィンドウ 40、50、60 通信回線 70 ネットワーク 200 マルチポイント符号化回路 202 入力 204 A/Dコンバータ 208 第一エイリアシング防止フィルタ 212 第二エイリアシング防止フィルタ 216、218、220 ストライプメモリ 224 コントローラ 228 マルチプレクサ 232 リファレンスフレームストア 240 符号化デバイス 244 バッファ 248 パケタイザ 400 マルチポイント復号化回路 402 ネットワーク 406 デパケタイザ 410 マクロブロック変換/削除回路 414 コンテクスト切替可能復号化回路 418 ディスプレイコントローラ 500 T/E回路及び復号化回路 502 入力バッファ 504 RAMベース変換テーブル 506 コントロールプロセッサ 508 書き込み制御信号バッファ 509 変換済みアドレスバッファ 510 データバッファ 512 復号化デバイス 514 コンテクストRAM 516 リファレンスフレームバッファ 518 フレームバッファ 600 テレビ会議システム 608 ネットワークブリッジ 610、612、614 ノード 616 ネットワーク 700 ネットワークブリッジ 704 ネットワーク接続 708 ネットワークバス 712 論理ブリッジ回路 716 デパケタイザ 718 マクロブロック変換/削除回路 720 パケタイザ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 メフメット レハ チバンラー アメリカ合衆国、07701 ニュージャージ ー、レッド バンク、コウルマン アベニ ュー 85 (72)発明者 ロバート ディー.ガグリアネロ アメリカ合衆国、07739 ニュージャージ ー、リトル シルバー、ホワイト ロード 197 (72)発明者 ドナルド ブルース スイッカー アメリカ合衆国、07719 ニュージャージ ー、ウォール、マックスウェル ドライブ 1701

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多重ウィンドウビデオ環境をサポートす
    るよう機能しそしてネットワークに接続されたマルチポ
    イントビデオ通信システムにおいて、 a)少なくともそのうちの1つが、デジタルビデオデー
    タ源と該ビデオデータ源のビデオ信号から複数の解像度
    レベルのビデオシーケンスを発生するデジタルビデオデ
    ータ生成手段とを有するマルチポイントエンコーダ回路
    を含む複数個のビデオ送信ノード、 b)該複数個のビデオ送信ノードから複数のビデオシー
    ケンスを受信するビデオ受信ノード、 c)該複数個のビデオ送信ノードを制御時に該ビデオ受
    信ノードに接続する接続手段とからなり、 該接続手段がネットワークブリッジからなり、該ネット
    ワークブリッジは該ビデオ送信ノードから該ネットワー
    クを経由して複数のビデオシーケンスを受信するため該
    ビデオ送信ノードへの仮想回路接続を設定するネットワ
    ークノードとして機能し、且つ該ビデオシーケンス中の
    選択された解像度レベルのデータを該ビデオ受信ノード
    に送るためにビデオ受信ノードへの論理接続を設定する
    ネットワークスイッチとして機能していることを特徴と
    するマルチポイントビデオ通信システム。
  2. 【請求項2】 各ビデオシーケンスはビデオデータのマ
    クロブロックからなりそして固有のコンテクスト情報を
    含み、 該ビデオ受信ノードは、受信したビデオデータのマクロ
    ブロックを復号する復号手段、ビデオシーケンスに対応
    するコンテクスト情報を該復号手段に提供する手段、及
    び該復号器に接続されビデオ表示手段を駆動する表示制
    御手段とからなることを特徴とする請求項1に記載のビ
    デオ通信システム。
  3. 【請求項3】 前記接続手段が非同期転送モード交換回
    路を含むことを特徴とする請求項1に記載のビデオ通信
    システム。
  4. 【請求項4】 前記接続手段が、 前記複数個の送信ノードからビデオデータを受信するマ
    ルチキャストバスと、 前記マルチキャストバスに接続された論理ブリッジ回路
    と、 前記マルチキャストバスを前記複数個の送信ノードに接
    続する通信ネットワークとを有し、 前記ネットワークは、さらに、前記論理ブリッジ回路を
    受信ノードに接続していることを特徴とする請求項1に
    記載のビデオ通信システム。
  5. 【請求項5】 前記接続手段がマクロブロック変換手段
    を含む論理ブリッジ回路と、 前記論理ブリッジ回路と前記複数個のビデオ送信ノード
    とを接続し、前記論理ブリッジ回路を前記受信ノードと
    を接続するデータネットワークとを有することを特徴と
    する請求項1に記載のビデオ通信システム。
  6. 【請求項6】 該論理ブリッジ回路がマクロブロック削
    除手段を含むことを特徴とする請求項5に記載のビデオ
    通信システム。
  7. 【請求項7】 該受信ノードが該復号器に接続されたマ
    クロブロック変換手段を含むことを特徴とする請求項2
    に記載のビデオ通信システム。
  8. 【請求項8】 該受信ノードが該復号器に接続されたマ
    クロブロック削除手段を含むことを特徴とする請求項7
    に記載のビデオ通信システム。
  9. 【請求項9】 多重ウィンドウビデオ環境をサポートす
    るよう機能しそしてネットワークに接続されたマルチポ
    イントビデオ通信システムであって、少なくともそのう
    ちの1つが、デジタルビデオデータ源と該ビデオデータ
    源のビデオ信号から複数の解像度レベルのビデオシーケ
    ンスを発生するデジタルビデオデータ生成手段とを有す
    るマルチポイントエンコーダ回路を含む複数個のビデオ
    送信ノード、該複数個のビデオ送信ノードから複数のビ
    デオシーケンスを受信するビデオ受信ノードとからなる
    マルチポイントビデオ通信システムで用いられるネット
    ワークブリッジにおいて、 該ネットワークブリッジが、該ビデオ送信ノードから該
    ネットワークを経由して複数のビデオシーケンスを受信
    するため該ビデオ送信ノードへの仮想回路接続を設定す
    るネットワークノードとして機能し、且つ該ビデオシー
    ケンス中の選択された解像度レベルのデータを該ビデオ
    受信ノードに送るためにビデオ受信ノードへの論理接続
    を設定するネットワークスイッチとして機能しているこ
    とを特徴とするネットワークブリッジ。
  10. 【請求項10】 非同期転送モード変換回路を含むこと
    を特徴とする請求項9に記載のネットワークブリッジ。
  11. 【請求項11】 前記複数個の送信ノードからビデオデ
    ータを受信するマルチキャストバスと、前記マルチキャ
    ストバスに接続された論理ブリッジ回路と、前記マルチ
    キャストバスを前記複数個の送信ノードに接続する通信
    ネットワークとを有し、 前記通信ネットワークは、更に前記論理ブリッジ回路を
    受信ノードに接続していることを特徴とする請求項9に
    記載のネットワークブリッジ。
  12. 【請求項12】 マクロブロック変換手段を含む論理ブ
    リッジ回路と、前記論理ブリッジ回路と前記複数個のビ
    デオ送信ノードとを接続している前記論理ブリッジ回路
    を前記受信ノードに接続するデータネットワークとを有
    することを特徴とするネットワークブリッジ。
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