JP2000507418A - ビデオ処理 - Google Patents

ビデオ処理

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JP2000507418A JP9534101A JP53410197A JP2000507418A JP 2000507418 A JP2000507418 A JP 2000507418A JP 9534101 A JP9534101 A JP 9534101A JP 53410197 A JP53410197 A JP 53410197A JP 2000507418 A JP2000507418 A JP 2000507418A
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バーゲス、ゲリー・ディーン
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British Telecommunications PLC
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British Telecommunications PLC
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N7/00Television systems
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  • Signal Processing (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 nを3以上の整数とするとき、nのビデオ会議端末から入力信号を受けるための入力手段(51)を含み、各入力信号はビデオ信号のフレームを表わしており、また入力信号の少くとも2つの異なる組合せを各々が表わしているnの複合信号を形成するための処理手段と、この複合信号を関連するビデオ会議端末へ送るための手段とを備えた画像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオ処理 この発明はテレコンファレンス(遠隔会議)、とくに3以上の場所間でビデオ 会議ができるようにするシステムに関する。 ビデオ会議は対面した(フェース・トウ・フェース)会合に対する技術的代替 として考えることができる。2つの場所間での会合(ミーテング)に対しては、 現在の技術は一方の組の参加者が他の組の参加者を見ることができるようにして いる。2を超えた場所が相互接続される場合(いわゆるマルチポイント(多点) ビデオ会議)では、現行のシステムは一般にコストと技術的な拘束条件とが原因 で、一時には1つの他の場所だけが眺められるようにしている。 ビデオ会議の分野に関する多数の規格が採用されてきており、とくに、ITU −T勧告H.261“px64kbit/sでのオーディオ・ビジュアルサービ ス用のコーデック”が知られている。H.261は共通の中間フォーマット(C IF)を提唱した。CIFは毎秒30映像で、映像当り288のインターレース していないラインに基づいている。このフォーマットは慣行的なフォーマットと して日本、及び北アメリカで使われているものと、欧州で使われているものとの 両立性問題を解決するために見付けられたもので、ビデオ会議で使用するために 良品質映像を用意する。第2の映像フォーマットが二次元でのCIFの分解能の 半分をもつものとして含まれてもいた。このフォーマットがクオータ−(1/4)C IF(QCIF)として知られている。 他の関連する国際規格はMPEG(Moving Picture Expert Group:動画専門家 集団)によって設定された、ISO/IEC IS11172−1(普通MPE G1として知られている)とISO/IEC/13813(普通MPEG2とし て知られている)の両方である。これら規格は両方が共通の中間フォーマット( CIF)を利用し、個々の映像は352ピクセル×288ライン映像内でどんな 寸法をもとることができる。 マルチポイントビデオ会議は一般にマルチポイント制御ユニット(MCU)に よって制御され、これが個別に各場所からのオーディオとビデオ信号を処理する 。MCUは普通は装置の個別部品として用意されるが、関与している端末の1つ に ついての一体化された部分として形成されてもよい。MCUは一般に開かれたオ ーディオ・ミキサシステムを用意して、全参加者が他の全部の参加者を聞けるけ れど自分達は聞けないようにする。しかし、各端末は他の関与している端末の1 つを見ることだけができるので、MCUは他の端末で見ることになる、選ばれた 端末からのビデオを切換えることになる。特定の端末で見られている者を選ぶた めの各種の方法が知られている。一番普及している2つは、誰かが発言している 端末から自動的に映像を選ぶか、あるいは誰によってどの映像が見られているか を制御する座長を置くようにすることを含んでいる。 欧州特許出願No.523629はマルチポイント遠隔会議システムに関する 。議長が端末の1つに位置していて、どの映像が参加者によって眺められるかを 制御する。各参加者は表示用として他の参加者と同じビデオ信号を受ける。欧州 特許出願No.642271記載のビデオ会議装置は、マルチポイント制御ユニ ットが到来するビデオ信号の毎n番目のフィールドを選んで単一の出力信号を得 てそれを参加者に向けて送る。これもまた全参加者が同じビデオ信号を受取る。 これら現行のシステムは映像切換えプロセスによる侵襲を受けることになり、 ある瞬間に全部の参加者が見れないことにより、現場感を失うことになる。“現 場感の喪失”の例は参加者がとくに静かで、単に聞くだけであるときに生ずる; この参加者が遠隔会議に出席していることを忘れるのは容易なことである。 マルチポイントビデオ会議でもっと望ましいやり方は参加者が会議の間いつま でも見聞きできるようにして、ビデオ会議がもっと現実的な対面会合に近づくよ うにすることである。 この発明によると、画像処理装置が、nを3以上の整数とするとき、n端末か らそれぞれが1つのビデオ信号を表わすような入力信号を受取るための入力手段 と、少くとも2つのこの入力信号の異なる組合せをそれぞれが表わしているnの 複合信号を形成するための処理手段と、関連する端末に対して複合信号を送るた めの手段とで構成されている。 好ましいのは、この処理手段が各入力信号内の制御データを識別するための手 段と、複合信号内に含めるための制御データを再び定義するための手段と、入力 信号からのビデオデータを複合信号内に挿入するための手段とを含んでいること である。 ビデオ信号自体は処理されないから、装置を通る伝搬遅延は比較的小さく、し たがって使用者に受入れられる程度のサービスを提供する。 好ましいのは、複合信号のフレームレートが入力信号の最高フレームレートに 等しいか、予め定めた一定のレートに等しいことである。 好ましいのは、入力信号がクオーターCIFと同じものであり、複合信号がC IFと同じであることである。 この発明を別な観点でとらえると、複数の端末からの画像データを処理する方 法であって、その構成は、nを3以上の整数とするとき、nの端末から入力信号 を受けて、少くとも2つの入力信号の組合せを表わすnの複合信号を作るために 入力信号を処理して各複合信号が異なるものとし、また複合信号を関連の端末へ 送るようにして成るものである。 nが5よりも大きいときは、複合信号は4つの入力信号の組合せを表わしても よく、入力信号はどの端末が最新の発話者を擁していたかに基づいて選択される のが好ましい。 この方法は各入力信号内の制御データを識別し、複合信号内に含めるための制 御信号を再定義し、入力信号からのビデオデータを複合信号内に挿入することを 含むのが好ましい。 この発明をここで例としてのみの目的で添付の図面を参照して記述して行くと し: 図1はマルチポイントビデオ会議を模式的に示す; 図2はビデオ画像がブロックに分けられた領域を示す; 図3aは4つの明度と2つの色相ブロックで成るマクロブロックを示す; 図3bは一群のブロック(GOB)を示す; 図3cは共通中間フォーマット(CIF)に従った12群のブロックとクオータ ーCIF(QCIF)に従った3群のブロックとで成る全体画像の構造を示す; 図4はH.261符号化した映像についてのフレーム用構造を示す; 図5はこの発明による装置の機能素子を示す; 図6はこの発明により、QCIFから形成されたCIF映像を模式的に示す; 図7は各出力に対してビデオデータの新しいGOB番号付けを定義するルックア ップ表の例を示す; 図8はこの発明による装置の別の実施例の機能素子を示す。 図1に示すように、マルチポイント(多点)ビデオ会議には少くとも3つの場 所を包含し、各場所にはビデオ会議端末12が備えられている。場所は同じ国内 であってもよいし、多数の国に分散されていてもよい。図1に示した実施例では 、マルチポイント制御ユニット(MCU)14がビデオ会議を制御し、必要とさ れているオーディオとビデオの混合と、スイッチングと制御信号の発振とのすべ てを実行する。各端末12は広帯域ディジタルリンク(例えば総合サービスディ ジタル網ISDN Bチャンネル)を経由してMCU14に接続されている。連 合王国ではBチャンネルは64kbit/secの容量を有している。 各端末12はH.261規格に適したものでCIF又はQCIF映像を送るこ とができる。ビデオ会議の開始の際に、全部の関与する端末はMCUに対してそ の能力について信号を送り、そこでMCUは端末に対して信号を送ってQCIF フォーマットでデータを要求する。 H.261規格によると、画像は図2に示すように後の処理のためにブロック 22に分けられる。一番小さいブロックの大きさは8×8ピクセルブロックであ るが他の大きさのブロックを採用してもよい。4つのこのようなルミナンス(Y )ブロックと、2つの対応するクロミナンス(Cb及びCr)ブロックであって半 分のルミナンス分解能で同じ領域をカバーするものとが、図3aに示すようにマ クロブロック(MB)とまとめて呼ばれている。33のマクロブロックが図3b に示したように群編成されて番号が付けられて、一群のブロック(GOB)とし て知られている。図3cに示すように群編成されて番号を付けられたものは全C IFまたは(クオーター)QCIF映像を形成する。 H.261符号化したデータの1フレームに対するフレーム形成構造は図4に 示されている。この構造は一連の層として組織されていて、各々は継続する層と 関連性のある情報を含んでいる。これらの層は次のように配列されている:映像 層401;GOB層403;MB層405;及びブロック層407である。各層 にはヘッダがある。映像ヘッダ402には符号化された映像の映像番号と、映像 の類型(例えば、その映像がフレーム内符号化されたものかフレーム間符号化さ れたか)及びフォワード誤り補正(FEC)符号に関係する情報を含む。GOB ヘッダ404はフレーム内部のGOB番号に関係する情報と、GOBを符号化す るために使用される量子化段階サイズに関係する情報とを含む。MBヘッダ40 6はMB番号とMBの類型(すなわち、内部/相互間、前方/後方予測、ルミナ ンス/クロミナンス等)に関する情報を含む。 図5はこの発明による装置であって、4つのQCIFコードとした映像を単一 の全CIF映像に組合せるためのものである。このような装置がMCU14内に 用意される。各個別端末12でビデオ会議に関与しているものはQCIF H. 261フォーマット形成したビデオデータをMCU14に送る。 図5に示した装置は関与している端末から5つのQCIF映像を受けて各々が 4つのQCIF映像をQCIFコードとした映像の2×2アレイに組合せたもの を表わしているCIF信号を作る。結果として得られたCIF信号は次に適当な 関与している端末12に送られて、CIF解像度映像を表示することができるデ ィスプレイ上で表示することとする。図示の装置は端末12からのビデオ信号に 対してだけ動作する:オーディオと、使用者データ情報と、シグナリングとは通 常のやり方でこの装置が置かれているホストMSU14によって制御される。 この装置は5つの入力51a−eがあって、5つの関与している端末12から QCIFフォーマット信号を受ける。各入力信号はフォワード誤り補正(FEC )デコーダ52a−eに入力され、そこで各信号の映像ヘッダ402内に含まれ ている各FECコードをデコードし、通常のやり方で信号のビデオデータを誤り 補正して、各入力信号上でフレーム用ロックを確立する。一度フレーム形成があ る特定の信号に対して確立されると、各FECデコーダ52はこれを制御手段5 4に向けて信号として送る。制御手段54はマイクロプロセッサによって用意さ れてもよい。誤り補正されたQCIF信号は次に先入れ先出し(FIFO)入力 バッファ53a−eに入力される。 制御手段54は次に貢献している誤り補正されたQCIF信号の各々を探査し て、ヘッダコードワード(例えばGOBヘッダ404とかMBヘッダ406)を 識別するようにする。これはデバイス55によって行なわれ、そこでは入力バッ ファ53から出力されたFEC補正されたQCIF信号内の属性データをデコー ドする。デバイス55は一連の比較器(図示せず)と最長コードワードを保持す るのに十分な長さをもつシフトレジスタ(図示せず)とで成る。この比較器はデ ータがシフトレジスタに入るときに比較して、コードワードが識別されたときに はバス55aを経て制御手段54にそれを送る。このシフトレジスタは直列から 並列への変換を実行して入力ビデオデータをバス55bを経ての出力のためのバ イトに組織し、RAM56内の便利なメモリに送る。これらの動作を実行するの に適したデバイス55はXylinxデバイスのようなフィールド・プログラマブル・ ゲート.アレイ(FPGA)である。 各GOBはしたがって、多数のワード(16ビット又は32ビット)で新しく 指定されたバイト境界をもつものに再組織されるが、H.261信号はもともと バイトで組織されていないことによる。こうして、特定のGOBに割当てられた データのバイトはそのGOBと関係のないデータを含むことが避けられない。こ のデータは関係するGOBの最初と最後のバイトの部分を形成する。これら最初 と最後のバイトはそれが含んでいる有効ビットの数を記述するようにマークが付 けられる。制御手段54は入力制御デバイス60(EPGAのようなもの)を介 して個々の入力バッファ53a−eのデータ内容の状態を監視して、バッファ内 にデータのオーバーフローやアンダーフローがないことを確かなものとする。 各GOBのビデオデータはRAM56の一部分に割当てられる。フレーム内及 びフレーム間コーデングがH.261で使用されるので、GOB内部のビデオデ ータの量は大きく変ってもよい。そこで、各GOBのビデオデータはH.261 の下で許されている最大可能GOBを保持するのに十分な容量のRAMの部分を 割当てられる。特定のQCIF映像(で3つのGOBを含むもの)に対するGO BはRAM内で論理的に群とされる。 ビデオデータと一緒に、各GOBと関係する各種のコードもまたRAM内に記 憶される。これらのコードは:データのソース(すなわち、そこの端末12から 原ビデオが発せられた);特定のソースからのRAM内に保持されている現在の 映像の映像番号(PIC);特定のPIC内のGOBの原群番号(OGN)(1 ,2,3);GOB内のバイト数(Nバイト);GOB内の第1のバイトの有効 デ ータ内容(VFバイト);及びGOBの最終バイトの有効データ内容(VLバイ ト)と関係している。 また、各GOBと関係して、多数のポインタがあって、フレーム内のヘッダの 位置を位置決めしている。例えば、これらはCIFフォーマット信号を形成する ためにビデオデータをコンパイルするのに先立って、編集目的でOGNコードワ ード位置を位置決めするために使用される。 次のプロセスがとられて、RAM56内に記憶されている原個別成分QCIF 映像データから各新しいCIF映像データシーケンスを編成する: ・出力CIFフレーム用に適当なCIF映像ヘッダを指定する;これはデータ のGOBの先頭に出力される。 ・データが送られることになる与えられた出力にとって必要とされるCIF構 造内で各GOBの新しい位置にかなうように各GOBヘッダコードを編集する。 ・(RAM56)内に保存されている各成分QCIF映像からの必要とされい いるGOBデータをCIF映像ヘッダの後で正しいシーケンスで転送して、各出 力に対して要求されている出力CIFフレームデータシーケンスを形成する。要 求されているシーケンスの例は図6に示されている。 例えば、出力3’は出力3にとって必要とされているH.261シーケンスで あるが、これが(入力3を除く)他の映像のすべてからのGOBデータ(新しい CIF映像ヘッダ後のもの)を次のシーケンスで必要とする。 <Pic1,GOB1><Pic2,GOB1><Pic1,GOB2><Pic2,GOB2><Pic 1,GOB3><Pic2,GOB3><Pic4,GOB1><Pic5,GOB1><Pic4,GOB 2><Pic5,GOB2><Pic4,GOB3><Pic5,GOB3> ここでPic x,GOB yは入力番号xからのGOB番号yを表わしている。(図7 に示すように)必要とされるヘッダ編集のルックアップ表は制御モジュール54 を誘導するために使用される。 RAMの各部分の内容は各制御手段54によって最高の許容されているH.2 61映像レート、約30Hz、でポーリングされる。端末12からの個々のQC IF信号に対するデータの完全なフレームが使用可能であれば、それが出力デー タFIFO57に転送される。CIFフレームのいずれかのQCIFセグメント に対する必要とされるデータがRAMからまだ入手できないときは、データの空 のGOB(ただヘッダのみのもの)が代りに転送される。これは指向先端末があ る画像を、新しいフレームがMCUによって送られるよう準備ができるまでの間 、表示してよいことにする。制御手段54はRAMの個々の領域の状態を監視し て、上述のプロセスが継続するのを確かなものとする。 使用された出力のすべてがポーリングをした継続するサイクルでデータと一緒 にロードされる:言い換えると、各CIFフレーム出力は1度には1つのGOB を各出力バッファ57に順に転送してから始めのものに戻って再出発をするよう に構築される。図6から分るように、いくつかの出力はCIF編集(コンパイル )シーケンスではある一時に同じ映像データを要求する傾向にあり、データ転送 では大規模な並列関係が許される。 RAM56は、必要であれば、いずれかの単一ソースからデータの一連の数Q CIFフレームを記憶するのに十分な容量をもつものであり、正規動作では平均 してデータの僅か2つのQCIFフレームが必要とされるのと異なる。RAMの ある領域が必要とされた出力バッファ57a−eのすべてに転送されると、その ときはその領域は新しいQCIFフレームを記憶するために使用可能とされる。 新しいMBアドレススタッフ(詰め込み)用コードが省略又は挿入されて、出力 データレートを制御してCIF映像のためにH.261に適うものにする。 出力バッファ57は原QCIFデータGOBからまとめられたデータを貯えて からフォワード誤り補正コーデングを行なう。データの全FECフレー(492 ビット)を形成するのに十分なデータが出力FIFO57内に一度ロードされて しまうと、そのデータは次段のFECエンコーダ(58a−e)にフォワード誤 り補正フレーム形成のために送られる。 出力バッファ57はオーバーフローなしにデータのローデングが行なえるよう にするのに十分な容量をもっており、同時にアンダーフローもないように要求さ れた場合にはデータをFECエンコーダ58に提供する。バッファ57へのバッ ファ59からのデータの流れとFECとは出力制御62によって制御され、これ はまたFPGAデバイスであってよい。フォワード誤り補正された信号出力でエ ンコーダ58からのものがCIF出力バッファ59a−eへ入力され、そこでC IF信号を関連する関与している端末12へ伝送するためにバッファする。CIF出力フレームレート 会議に参加(関与)している各個々の端末12は自律的である。これが意味す るところは異なっている傾向があることと各個々のQCIFコード化した映像内 の情報量が違っている傾向があることである;各端末12は異なる映像レートを (映像のドロッピングを介して)作り出すことができる。この最後の事項は大き な問題をかもし出す可能性がある。異なるフレームレートで映像を組合わせて1 つのフレームレートの大きな映像にするときにとり得る選択肢と代替手段とは以 下に記述される。 組合せたCIF映像は最大4つの貢献するQCIF映像から編成される。もし 異なる映像レートが異なるQCIF映像供給で使用されると、そのときは、組合 されたCIF映像が例えば現在の最高のQCIF映像レートを用いるか、あるい は固定の所定レートを使って形成されてもよい。 もし最高の映像レートをもつQCIFソースが使用されてCIF出力フレーム レートを決めるのであれば、このレートは各関与している端末12でエンコード された変化する情景内容で動的に変ってもよい。最高の現在の映像レートのトラ ックを維持して、それによってCIF出力フレームレートを修正することは可能 である。 代って最高映像レート(29.97Hz)も可能であるし、あるいは別の予め 定めたレートを使ってCIF出力フレームレートを設定する。この場合、個々の QCIFデータ映像レートは出力レートを決めるために使用されない。この選択 肢は前の選択肢よりもデータ容量を僅かながら余分に無駄にし、余計に‘オーバ ーヘッド’を必要とするが、装置の動作を単純にし、H.261フォーマット信 号の各個々の時間的基準(TR)の使用についての可能性をもたらす、このTR コードは一連のCIFフレームの内部で各QCIF映像の相対的な時間位置を決 めるために使用でき、表示の際に動きの表現の強調に通ずる可能性をもっている 。端末12の1又は複数は特により低いレートで映像を受けるだけとすることも 許される。この場合、このより低いレートは全参加者に対して予め定められたC IF映像レートの許容最大のものに制限を設定することになり、制御用MCU1 4 は全参加端末に対して最大映像レートを課することができる。 新しく形成されたCIFフォーマット信号は平均のデータレートを有し、それ が成分QCIF映像のデータレートの和に、(上述のように)異なる映像レート で映像を組合せる処理のための追加の‘オーバーヘッド’容量を加えたものであ る。各CIFフレームは、省略したデータに対してさえも、成分G0Bヘッダの 全部を含んでいなければならない。到来するQCIF供給間の映像レート間のデ ィスパリティ(パリティ違い)に依存して、比例して高くなるデータレートが出 力CIFチャンネルに対して必要となろう。必要とされるオーバーヘッドを判断 するために‘最悪の場合の’シナリオ(筋書き)を推定すると次のようになる。 最悪の場合のシナリオ 例えばQCIFソース映像レートが30Hzであり、また他の3つがHzであ るとする。これは毎30について29の挿入映像があることになり、ここでは追 加のGOBヘッダで関連するデータのないものが挿入されてCIF出力を形成す ることになる。例えば26ビットが各GOBヘッダに割当てられるとする。それ 故に追加のGOBヘッダビットで3つのQCIF映像に対するものの全数は(各 々が3つのGOBを含んでいるので)、 3×3×26=234ビット/CIFフレーム となる。 これら余分のビットが毎秒30の外に29フレームに対して加えられることに なり:29×234=6,786余分ビットのオーバーヘッド/秒となる。 したがって、一定量の‘オーバーヘッド’6.786キロビット/秒が必要と なる。この量はより低いデータレートに対しては全体のデータレートの大部分と いうことになる。 各端末12は異なるチャンネル容量(R)をビデオデータに対してMCUへ向 けての伝送用に割当てることができる。この発明のMCU内の画像プロセッサは 呼に対して許されている最高映像レートで伝送するために組合せたCIFコード 化したビデオ信号を作る。何も拘束条件が設定されていなければ、これは30H z(事実は29.97Hz±50ppm)であり;拘束条件は、望ましいか要求 されていればMCU14から(例えば、H.2221フォーマットシグナリング を用いて)例えば、より低い15,10又は7.5Hzへ送ることができる。こ れはこの発明の画像プロセッサがすべての到来するQCIFレートを取扱うこと ができるようにし、いずれかのソースからのビデオデータが十分でないときには 、空のGOBが送られるようにする。 空のGOBが送られるときは、追加の情報がGOBヘッダデータ用に必要とさ れて、(前に述べたように)各端末12への出力に必要とされるデータ容量の追 加の‘オーバーヘッド’ということになる。‘最悪の場合’の条件の下では(3 0Hzの1つのQCIFソースと、他の3つで1Hzのものとが30HzのCI Fフレームに組合されるとき)、このオーバーヘッドはほぼ追加の6.8キロビ ット/秒となり、包含されている全体のチャンネル容量とは独立したものとなる 。H.221時間スロットに基づいて検討すると、このオーバーヘッドは8×8 0ビットのBチャンネルのすべてのもので約68ビットになると計算される:こ のオーバーヘッドは単一の8キロビット/秒サブチャンネル(80ビット)内に あてはまることになる。 (MCUから端末12へ向う)ダウンリンクチャンネル容量として求められる ものはそこで4つのQCIF容量の和で、これが新しいCIF映像にオーバーヘ ッド、オーディオ、データ、フレーム整列信号及びビット割当て信号を加えたも のを形成することになる。データヘッダの修正 前述のように、各新しいCIFフレームでもとの(原の)貢献しているQCI Fデータから編成されることになるものと関係しているデータヘッダ情報に対し て修正が加えられる。この修正はRAM内に保持されているデータについて実行 されてから、出力バッファ57a−eへ向けての継続的な転送が行なわれる。 前に概要を述べたが、各到来するH.261コード化したQCIF映像は自体 のデータ構造をもつ自律的なものである。内部構造は一連の層として組織されて いることは図4に示した通りであり、各々が後続の層に関連した情報を含んでい る。修正としてCIFフォーマットフレームを編成するためにこれらの層につい て行なわれるものを下記に概観する。 映像層 個々の成分QCIFマクロブロックはマクロブロックの新しいCIFアレイ内 のある場所に指定される。新しい映像層映像始めコード(PSC)は新しいCI Fフォーマットとフラグの組とに適うように指定され、このフラグ組はコード化 された映像出力に対するCIFを宣言するためにソースフォーマットを定義して いる(0:QCIF,1:CIF)。時間的な基準(TR)コードはすべての貢 献から‘平均された’か、新しいCIFフレームにデータの各QCIFセグメン トを時間的に位置決めするために使用されたかの、貢献しているQCIF映像の 1つとして採用することができる。 GOB層 各個々のQCIF GOBヘッダ群番号(CN)(4ビットの位置的なロケー タ番号コード)が編集されて、図7の表に示したように、新しいCIF構造に対 して再定義がされるようにする。 MB層 マクロブロックスタッフィング(詰め込み)(MBAスタッフィング)コード ワードが使用可能で、望むならばデータ内容を‘パッデングアウト(埋込み)’ のために採用できる。 図6はビデオ会議で5つの端末を含むものに対する結果として得られるCIF 映像を示している。各CIF映像は4つのQCIF映像から成り立っている。最 後のCIF映像で図6のものは端末1,2,3及び4からのQCIF信号の組合 せを表わしており、MCUからNo.5端末へ送られている。したがって、No .5端末は他の参加端末12の4つすべてからの画像で成る複合画像を表示する ことになる。 この発明の画像プロセッサは1,2,3または4のQCIF映像からCIF映 像を作ることができる。この方法はまたCIFフォーマット形成された映像を‘ 複数のCIF”フォーマット形成したもの(例えば、4つのCIF画像を1つの 複合信号に組合せる)に組合せるために使用することこともできる。また同じよ うに、僅かな変更を伴うだけで、MPEG(H.262)映像を複数の映像に組 合せることもできる。 H.261データヘッダ内に含まれている位置情報は望み通りに、使用可能な 表示フィールド内のどこにでも個々の映像セグメントを位置決めするように編集 されてもよい。これは4つの参加者よりも少い場合に貢献しているQCIF映像 の配列を主観的にみてもっと満足されるものとすることに使用できる。例えば、 もし最終のCIF映像がたった2つの貢献しているQCIF映像から編成される とすると、すなわち3ウェイ会議の場合であるとすると、そのときは2つの映像 を例えばスクリーンの中央に横並べとする方が隅に置くよりも主観的に良いであ ろう。これは各QCIF映像に対して、例えばCIFアレイ内で位置3,5,7 と4,6,8とを占有するように成分GOBの再番号付けをすることによって容 易に達成できる。代って、この画像をディスプレイ等の一番上で、それぞれの上 に置くようにしてもよい。 上述の特定の記載はH.261規格に適合するビデオ信号に焦点をあててきた が、この発明をこの類型のビデオ信号に限定する積りはない。例えば、この発明 はまたMPEG標準の1つに適合するビデオ信号にも応用できる。この場合には 、映像はQCIF及びCIF映像に限定されないので、複合信号は4を超えた数 のQCIF映像を表わすものとして生成されてよい。例えば使用者のスクリーン の分解能が352ピクセル×288ラインであり、各参加者端末がこの発明によ る中央の画像処理用装置に全分解能(すなわち、352×288)をもつ映像を 送るのである。もし画像処理用装置が4つの画像を表示するようにされていれば 、(図8に示したように)前置プロセッサ80は、そのときは、各到来信号を前 処理してその分解能を各寸法について50%だけ減縮する。(図8では、図5に 示したのと同じ参照番号を類似要素がもつものとして示した。)
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Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.nを3以上の整数とするとき、nの端末からビデオ信号のフレームを表わ している入力信号を受けるための手段と、この入力信号の少くとも2つの組合せ を表わすnの、それぞれが異なっている複合信号を形成するための処理手段と、 この複合信号を適切な端末に送るための手段とから成る画像処理用装置。 2.前記処理手段が各入力信号内の制御データを識別するための手段と、複合 信号内に含めるための制御データを再定義するための手段と、入力信号からのビ デオデータを複合信号内に挿入するための手段とを含む請求項1記載の装置。 3.前記複合信号のフレームレートが入力信号の最高フレームレートに等しい 請求項1又は2記載の装置。 4.前記複合信号のフレームレートが所定の固定レートに等しい請求項1又は 2記載の装置。 5.入力信号がクオーター共通中間フォーマット(QCIF)に適ったもので あり、また複合信号が共通中間フォーマット(CIF)に適ったものである請求 項1ないし4のいずれか1項に記載の装置。 6.入力信号と複合信号とが同じフォーマットに適うものであり、さらに入力 信号を前処理するための前置プロセッサを含んでいる請求項1ないし4のいずれ か1項記載の装置。 7.複数の端末からの画像データを処理する方法であって、この方法の構成が 、nを3以上の整数とすると、nの端末からビデオ信号のフレームを表わしてい る入力信号を受けることと、少くとも2つのこの入力信号の組合せを表わすnの 、それぞれが異なっている複合信号を形成するために入力信号を処理することと 、この複合信号を適切な端末に送ることとから成る方法。 8.nが5よりも大きいときには、複合信号が4つの入力信号の組合せを表わ し、かつどの端末に一番最近の話者がいかに基いて選ばれるか、会議の議長によ り制御されるかして入力信号が選ばれるようにした請求項7記載の方法。 9.さらにその構成に各入力信号内の制御データを識別することと、複合信号 内に包含させるために制御データを再定義することと、入力信号からのビデオデ ータを複合信号内に挿入することとを含む請求項7又は8記載の方法。 10.前記複合信号のフレームレートが入力信号の最高フレームレートに等しい 請求項7ないし9のいずれか1項に記載の方法。 11.前記複合信号のフレームレートが所定の固定レートに等しい請求項7ない し9のいずれか1項に記載の方法。
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