JP2001250853A - 基板搬送装置、基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及び半導体デバイス生産方法 - Google Patents
基板搬送装置、基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及び半導体デバイス生産方法Info
- Publication number
- JP2001250853A JP2001250853A JP2000058759A JP2000058759A JP2001250853A JP 2001250853 A JP2001250853 A JP 2001250853A JP 2000058759 A JP2000058759 A JP 2000058759A JP 2000058759 A JP2000058759 A JP 2000058759A JP 2001250853 A JP2001250853 A JP 2001250853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- semiconductor manufacturing
- substrate
- transfer device
- substrate transfer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 ミニエンバイラメント方式による基板搬送に
関して、異物の挟み込み対策が施された基板搬送装置、
基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及びそれ
を用いた半導体デバイス生産方法を提供することにあ
る。 【解決手段】 基板2を収納した開閉可能な前扉3を備
えた密閉型容器1を移動させ、半導体製造装置外壁14
に押し付ける容器搬送手段において、容器1と半導体製
造装置外壁14間での異物の挟み込み対策として容器搬
送手段の制御を変える。
関して、異物の挟み込み対策が施された基板搬送装置、
基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及びそれ
を用いた半導体デバイス生産方法を提供することにあ
る。 【解決手段】 基板2を収納した開閉可能な前扉3を備
えた密閉型容器1を移動させ、半導体製造装置外壁14
に押し付ける容器搬送手段において、容器1と半導体製
造装置外壁14間での異物の挟み込み対策として容器搬
送手段の制御を変える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォトマスク、レ
チクル又はウエハ、ガラスプレート等の基板やそれらの
基板を収納した容器を自動的に搬送する搬送装置、及び
それを組み込んだ、露光、洗浄、検査等を行なう半導体
製造装置に関するものである。
チクル又はウエハ、ガラスプレート等の基板やそれらの
基板を収納した容器を自動的に搬送する搬送装置、及び
それを組み込んだ、露光、洗浄、検査等を行なう半導体
製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイス製造はクリーン度
の極めて高いクリーンルーム内で行なわれていたが、近
年になり、クリーンルーム内のクリーン度を下げ、クリ
ーンルームのランニングコストを抑えることが検討され
てきている。このようなクリーン度の低いクリーンルー
ム環境においても、ウエハがクリーンルーム内の大気に
触れることなく、クリーン度を高く維持できるように、
ウエハをクリーン度の高い密閉型容器内に収納し、半導
体製造装置内に搬送するというミニエンバイラメント方
式が考えられている。特に、FOUP(Front−O
pening Unified Pod)と呼ばれる、開
閉可能な前扉を備えた密閉型容器を用いたウエハ搬送方
法が特開平8−279546号にて提案されている。
の極めて高いクリーンルーム内で行なわれていたが、近
年になり、クリーンルーム内のクリーン度を下げ、クリ
ーンルームのランニングコストを抑えることが検討され
てきている。このようなクリーン度の低いクリーンルー
ム環境においても、ウエハがクリーンルーム内の大気に
触れることなく、クリーン度を高く維持できるように、
ウエハをクリーン度の高い密閉型容器内に収納し、半導
体製造装置内に搬送するというミニエンバイラメント方
式が考えられている。特に、FOUP(Front−O
pening Unified Pod)と呼ばれる、開
閉可能な前扉を備えた密閉型容器を用いたウエハ搬送方
法が特開平8−279546号にて提案されている。
【0003】この公報では、FOUPを半導体製造装置
側へ水平移動させ、FOUPの前扉を半導体装置側のド
アオープナー開口部に密着させ、FOUPの端面をドア
オープナー開口部周囲の外壁に押し付ける水平搬送装置
と、FOUPの端面とドアオープナー開口部周囲の外壁
間の気密性を高めるために外壁に貼られたシールと、F
OUPの前扉とドアオープナー開口部を一体保持し、半
導体製造装置内へ引き込むドアオープナーと、前扉が開
かれたFOUP内から収納されたウエハを搬送するウエ
ハ搬送装置から構成された搬送ステーションが記載され
ている。
側へ水平移動させ、FOUPの前扉を半導体装置側のド
アオープナー開口部に密着させ、FOUPの端面をドア
オープナー開口部周囲の外壁に押し付ける水平搬送装置
と、FOUPの端面とドアオープナー開口部周囲の外壁
間の気密性を高めるために外壁に貼られたシールと、F
OUPの前扉とドアオープナー開口部を一体保持し、半
導体製造装置内へ引き込むドアオープナーと、前扉が開
かれたFOUP内から収納されたウエハを搬送するウエ
ハ搬送装置から構成された搬送ステーションが記載され
ている。
【0004】この構成において、水平搬送装置によりF
OUPを半導体製造装置側へ水平移動させ、FOUPの
前扉を半導体装置側のドアオープナー開口部に密着さ
せ、FOUPの端面をドアオープナー開口部周囲の外壁
に押し付けた後、ドアオープナーによりFOUPの前扉
とドアオープナー開口部を一体保持し、半導体製造装置
内へ引き込むことで前扉を開け、その後、ウエハ搬送装
置により前扉が開かれたFOUP内から収納されたウエ
ハを搬出入を行なうものである。
OUPを半導体製造装置側へ水平移動させ、FOUPの
前扉を半導体装置側のドアオープナー開口部に密着さ
せ、FOUPの端面をドアオープナー開口部周囲の外壁
に押し付けた後、ドアオープナーによりFOUPの前扉
とドアオープナー開口部を一体保持し、半導体製造装置
内へ引き込むことで前扉を開け、その後、ウエハ搬送装
置により前扉が開かれたFOUP内から収納されたウエ
ハを搬出入を行なうものである。
【0005】このことにより、FOUP内に収納された
ウエハがクリーンルーム内の大気に触れることなく、半
導体製造装置へのウエハ搬送を可能としていた。
ウエハがクリーンルーム内の大気に触れることなく、半
導体製造装置へのウエハ搬送を可能としていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、水平搬送装置の異物の挟み込みに関し
て何ら考慮されていなかった。そのため、FOUPを水
平移動させる際に異物をFOUP端面とドアオープナー
開口部周囲の外壁の間に挟み込んでしまうような事態が
発生し、障害が生じる可能性があった。
技術においては、水平搬送装置の異物の挟み込みに関し
て何ら考慮されていなかった。そのため、FOUPを水
平移動させる際に異物をFOUP端面とドアオープナー
開口部周囲の外壁の間に挟み込んでしまうような事態が
発生し、障害が生じる可能性があった。
【0007】本発明の目的は、このような従来技術の問
題点に鑑み、異物の挟み込み対策が施された基板搬送装
置、基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及び
それを用いた半導体デバイス生産方法を提供することに
ある。
題点に鑑み、異物の挟み込み対策が施された基板搬送装
置、基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及び
それを用いた半導体デバイス生産方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る基板搬送装置は、開閉可能な前扉を備
えた密閉型容器内に収納された基板を半導体製造装置本
体へ搬送する基板搬送装置であって、前記容器を移動さ
せ半導体製造装置外壁に押し付ける容器搬送手段と、前
記容器搬送手段の移動を制御する制御手段と、前記前扉
と前記半導体製造装置外壁に設けられた開口部を一体保
持し移動させる手段と、前記基板を前記容器と前記半導
体製造装置本体間で搬送する基板搬送手段を有し、前記
制御手段は前記容器と前記半導体製造装置外壁間での異
物の挟み込み対策として前記容器搬送手段の制御を変え
ることを特徴とするものである。
め、本発明に係る基板搬送装置は、開閉可能な前扉を備
えた密閉型容器内に収納された基板を半導体製造装置本
体へ搬送する基板搬送装置であって、前記容器を移動さ
せ半導体製造装置外壁に押し付ける容器搬送手段と、前
記容器搬送手段の移動を制御する制御手段と、前記前扉
と前記半導体製造装置外壁に設けられた開口部を一体保
持し移動させる手段と、前記基板を前記容器と前記半導
体製造装置本体間で搬送する基板搬送手段を有し、前記
制御手段は前記容器と前記半導体製造装置外壁間での異
物の挟み込み対策として前記容器搬送手段の制御を変え
ることを特徴とするものである。
【0009】また、本発明に係る基板搬送方法は、容器
搬送手段により開閉可能な前扉を備えた密閉型容器を移
動させ半導体製造装置外壁に押し付け、前記前扉と前記
半導体製造装置外壁に設けられた開口部を一体保持し移
動させ、前記容器に収納された前記基板を前記容器と前
記半導体製造装置本体間で搬送する基板搬送方法であっ
て、前記容器を移動させる際に前記容器と前記半導体製
造装置外壁間での異物の挟み込み対策として前記容器搬
送手段の制御を変えることを特徴とするものである。
搬送手段により開閉可能な前扉を備えた密閉型容器を移
動させ半導体製造装置外壁に押し付け、前記前扉と前記
半導体製造装置外壁に設けられた開口部を一体保持し移
動させ、前記容器に収納された前記基板を前記容器と前
記半導体製造装置本体間で搬送する基板搬送方法であっ
て、前記容器を移動させる際に前記容器と前記半導体製
造装置外壁間での異物の挟み込み対策として前記容器搬
送手段の制御を変えることを特徴とするものである。
【0010】また、本発明に係る容器供給装置は、基板
を収納した開閉可能な前扉を備えた密閉型容器を半導体
製造装置へ供給する容器供給装置であって、前記容器を
移動させ半導体製造装置外壁に押し付ける容器搬送手段
と、前記容器搬送手段の移動を制御する制御手段を有
し、前記制御手段は前記容器と前記半導体製造装置外壁
間での異物の挟み込み対策として前記容器搬送手段の制
御を変えることを特徴とする。
を収納した開閉可能な前扉を備えた密閉型容器を半導体
製造装置へ供給する容器供給装置であって、前記容器を
移動させ半導体製造装置外壁に押し付ける容器搬送手段
と、前記容器搬送手段の移動を制御する制御手段を有
し、前記制御手段は前記容器と前記半導体製造装置外壁
間での異物の挟み込み対策として前記容器搬送手段の制
御を変えることを特徴とする。
【0011】また、本発明に係る半導体製造装置は、上
記の基板搬送装置を有するものである。
記の基板搬送装置を有するものである。
【0012】さらに、本発明に係る半導体デバイス生産
方法は、上記の半導体製造装置を利用したものである。
方法は、上記の半導体製造装置を利用したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】<第1の実施例>本発明の第1の
実施例を説明する。
実施例を説明する。
【0014】図1は本発明の初期状態を表しており、8
はクリーン度の低いクリーンルーム環境、9はクリーン
度の高い半導体製造装置内部環境、14はクリーンルー
ム環境8と半導体製造装置内部環境9を仕切る半導体製
造装置の外壁を表す。
はクリーン度の低いクリーンルーム環境、9はクリーン
度の高い半導体製造装置内部環境、14はクリーンルー
ム環境8と半導体製造装置内部環境9を仕切る半導体製
造装置の外壁を表す。
【0015】1は基板2を収納するFOUPであり、前
扉3を備えており、前扉3の周囲には端面15を有して
いる。4はドアオープナー機構部であり、ドアオープナ
ー開口部5を半導体製造装置の内部側へ水平移動させ、
下方向へ移動させることができる。また、ドアオープナ
ー開口部5はFOUP1の前扉3と密着した際に前扉3
をFOUP1から外し、一体保持して水平移動、下方移
動することができる。
扉3を備えており、前扉3の周囲には端面15を有して
いる。4はドアオープナー機構部であり、ドアオープナ
ー開口部5を半導体製造装置の内部側へ水平移動させ、
下方向へ移動させることができる。また、ドアオープナ
ー開口部5はFOUP1の前扉3と密着した際に前扉3
をFOUP1から外し、一体保持して水平移動、下方移
動することができる。
【0016】7はドアオープナー開口部5周囲の外壁1
4に設けられたシールであり、シール7はFOUP1の
端面15に密着し、押し潰されることにより、前扉3が
FOUP1から外されてもクリーンルーム環境8と半導
体製造装置内部環境9が混じり合うことを防止すること
ができる。さらに、クリーンルーム環境8とFOUP1
の内部環境が混じり合うことも防止することができる。
4に設けられたシールであり、シール7はFOUP1の
端面15に密着し、押し潰されることにより、前扉3が
FOUP1から外されてもクリーンルーム環境8と半導
体製造装置内部環境9が混じり合うことを防止すること
ができる。さらに、クリーンルーム環境8とFOUP1
の内部環境が混じり合うことも防止することができる。
【0017】6は不図示の固定装置でFOUP1を固定
した後、水平移動させる水平搬送装置であり、不図示の
AGV(Automatic Guide Vehicl
e)又はオペレータによってセットされたFOUP1を
水平移動させ、前扉3をドアオープナー開口部5に密着
させることができる。
した後、水平移動させる水平搬送装置であり、不図示の
AGV(Automatic Guide Vehicl
e)又はオペレータによってセットされたFOUP1を
水平移動させ、前扉3をドアオープナー開口部5に密着
させることができる。
【0018】10は前扉3が外されたFOUP1から基
板2を搬出入するための基板搬送装置である。11は水
平搬送装置6の位置検出装置であり、FOUP1が水平
移動され、FOUP1の端面15がシール7を押し潰し
始める位置を検出することができる。
板2を搬出入するための基板搬送装置である。11は水
平搬送装置6の位置検出装置であり、FOUP1が水平
移動され、FOUP1の端面15がシール7を押し潰し
始める位置を検出することができる。
【0019】13は水平搬送装置6を駆動するドライバ
であり、駆動電流等に制限を設けることにより、水平搬
送装置6に与えるトルクを変化させることができる。1
2はコントローラであり、ドアオープナー機構部4、水
平搬送装置6、基板搬送装置10の制御、ドライバ13
への駆動指令/停止指令制御を行なうことができる。さ
らに、コントローラ12は位置検出装置11の位置検出
結果から、ドライバ13が水平搬送装置に与えるトルク
を制御している。
であり、駆動電流等に制限を設けることにより、水平搬
送装置6に与えるトルクを変化させることができる。1
2はコントローラであり、ドアオープナー機構部4、水
平搬送装置6、基板搬送装置10の制御、ドライバ13
への駆動指令/停止指令制御を行なうことができる。さ
らに、コントローラ12は位置検出装置11の位置検出
結果から、ドライバ13が水平搬送装置に与えるトルク
を制御している。
【0020】図2は水平搬送装置6がFOUP1を水平
移動させ、FOUP1の端面15をドアオープナー開口
部5に密着させ、シール7を押し潰している状態を表し
ている。
移動させ、FOUP1の端面15をドアオープナー開口
部5に密着させ、シール7を押し潰している状態を表し
ている。
【0021】図3は図2の状態の後、ドアオープナー開
口部5が前扉3をFOUP1から外し、一体保持して水
平移動している状態を表している。
口部5が前扉3をFOUP1から外し、一体保持して水
平移動している状態を表している。
【0022】図4は図3の状態の後、ドアオープナー開
口部5が前扉3を一体保持して下方移動し、基板搬送装
置10が FOUP1から基板2を搬出入している状態
を表している。
口部5が前扉3を一体保持して下方移動し、基板搬送装
置10が FOUP1から基板2を搬出入している状態
を表している。
【0023】上記の構成による動作について説明する。
【0024】まず最初に、不図示のAGV又はオペレー
タがFOUP1を水平搬送装置6にセットする。次に水
平搬送装置6はコントローラ12からの指令により、F
OUP1を不図示の固定装置で固定する。次にコントロ
ーラ12は位置検出装置11により水平搬送装置6にセ
ットされたFOUP1の水平方向位置をモニターしなが
ら、ドライバ13に弱いトルクを設定し、水平搬送装置
6を駆動させる。この場合の弱いトルクとは、前扉3と
ドアオープナー開口部5の間に異物を挟んでもダメージ
を受けることがなく、かつ、水平搬送装置6が安定した
水平移動を行なうことのできるトルクである。
タがFOUP1を水平搬送装置6にセットする。次に水
平搬送装置6はコントローラ12からの指令により、F
OUP1を不図示の固定装置で固定する。次にコントロ
ーラ12は位置検出装置11により水平搬送装置6にセ
ットされたFOUP1の水平方向位置をモニターしなが
ら、ドライバ13に弱いトルクを設定し、水平搬送装置
6を駆動させる。この場合の弱いトルクとは、前扉3と
ドアオープナー開口部5の間に異物を挟んでもダメージ
を受けることがなく、かつ、水平搬送装置6が安定した
水平移動を行なうことのできるトルクである。
【0025】その後、FOUP1の端面15がシール7
を押し潰し始める位置に達したことを位置検出装置11
が検出した場合、コントローラ12はドライバ13にシ
ール7を押し潰すことができるだけの強いトルクに変更
設定し、水平搬送装置6を駆動させる。このとき、前扉
3とドアオープナー開口部5の間隔は、異物を挟み込む
可能性がない程度に十分狭くなっている。
を押し潰し始める位置に達したことを位置検出装置11
が検出した場合、コントローラ12はドライバ13にシ
ール7を押し潰すことができるだけの強いトルクに変更
設定し、水平搬送装置6を駆動させる。このとき、前扉
3とドアオープナー開口部5の間隔は、異物を挟み込む
可能性がない程度に十分狭くなっている。
【0026】さらにその後、図2のように前扉3とドア
オープナー開口部5が十分密着したとき、コントローラ
12はドライバ13に停止指令を送り、水平搬送装置6
を停止させる。次に図3のようにドアオープナー開口部
5が前扉3をFOUP1から外し、一体保持して水平移
動させる。このとき、シール7は十分押し潰されてお
り、FOUP1の端面15に密着しているので、前扉3
がFOUP1から外されてもクリーンルーム環境8と半
導体製造装置内部環境9が混じり合うことはなく、ま
た、クリーンルーム環境8とFOUP1の内部環境が混
じり合うこともない。
オープナー開口部5が十分密着したとき、コントローラ
12はドライバ13に停止指令を送り、水平搬送装置6
を停止させる。次に図3のようにドアオープナー開口部
5が前扉3をFOUP1から外し、一体保持して水平移
動させる。このとき、シール7は十分押し潰されてお
り、FOUP1の端面15に密着しているので、前扉3
がFOUP1から外されてもクリーンルーム環境8と半
導体製造装置内部環境9が混じり合うことはなく、ま
た、クリーンルーム環境8とFOUP1の内部環境が混
じり合うこともない。
【0027】さらにその後、図4のようにコントローラ
12は前扉3を一体保持しているドアオープナー開口部
5を下方移動させ、基板搬送装置10により前扉3が外
されたFOUP1から基板2が搬出入される。
12は前扉3を一体保持しているドアオープナー開口部
5を下方移動させ、基板搬送装置10により前扉3が外
されたFOUP1から基板2が搬出入される。
【0028】なお、本実施例においては、ドライバ13
は水平搬送装置6に与えるトルクを変更させていたが、
水平搬送装置6の移動速度を変更させてもよい。
は水平搬送装置6に与えるトルクを変更させていたが、
水平搬送装置6の移動速度を変更させてもよい。
【0029】また、ドライバ13がサーボ方式を変えて
もよい。すなわち、FOUP1の端面15がシール7を
押し潰し始める位置に達したことを水平搬送装置6の位
置検出装置11が検出する前は速度サーボ方式を用い、
シール7を押し潰し始める位置に達したことを水平搬送
装置6の位置検出装置11が検出した後は位置サーボ方
式を用いるといった構成でもよい。
もよい。すなわち、FOUP1の端面15がシール7を
押し潰し始める位置に達したことを水平搬送装置6の位
置検出装置11が検出する前は速度サーボ方式を用い、
シール7を押し潰し始める位置に達したことを水平搬送
装置6の位置検出装置11が検出した後は位置サーボ方
式を用いるといった構成でもよい。
【0030】さらに、ドライバ13がモータを制御し、
このモータによって水平搬送装置6が駆動されるもので
あれば、モータに印加される電流に制限を設けてもよ
い。すなわち、FOUP1の端面15がシール7を押し
潰し始める位置に達したことを水平搬送装置6の位置検
出装置11が検出する前は電流制限値を低い値で設け、
シール7を押し潰し始める位置に達したことを水平搬送
装置6の位置検出装置11が検出した後は電流制限値を
高くするといった構成でもよい。
このモータによって水平搬送装置6が駆動されるもので
あれば、モータに印加される電流に制限を設けてもよ
い。すなわち、FOUP1の端面15がシール7を押し
潰し始める位置に達したことを水平搬送装置6の位置検
出装置11が検出する前は電流制限値を低い値で設け、
シール7を押し潰し始める位置に達したことを水平搬送
装置6の位置検出装置11が検出した後は電流制限値を
高くするといった構成でもよい。
【0031】また、水平搬送装置6の制御を変更する際
は警報装置により警報音を発生させるか、又は、表示装
置により警告表示を行なうかし、オペレータに警告を与
えるようにしてもよい。
は警報装置により警報音を発生させるか、又は、表示装
置により警告表示を行なうかし、オペレータに警告を与
えるようにしてもよい。
【0032】<第2の実施例>本発明の第2の実施例を
説明する。本実施例は第1の実施例を応用したものであ
り、第1の実施例と同様の部分の説明は省略する。
説明する。本実施例は第1の実施例を応用したものであ
り、第1の実施例と同様の部分の説明は省略する。
【0033】図1〜4において、位置検出装置11は水
平搬送装置6の水平方向位置と水平搬送にかかる時間を
計測することができる。コントローラ12は位置検出装
置11から送られてきた位置情報と時間情報から所定時
間内に所定位置まで水平搬送が終了しているか否かを判
定する機能を持ち、ドライバ13への駆動指令/停止指
令制御を行なうことができる。
平搬送装置6の水平方向位置と水平搬送にかかる時間を
計測することができる。コントローラ12は位置検出装
置11から送られてきた位置情報と時間情報から所定時
間内に所定位置まで水平搬送が終了しているか否かを判
定する機能を持ち、ドライバ13への駆動指令/停止指
令制御を行なうことができる。
【0034】上記の構成による動作について説明する。
【0035】まず最初に、第1の実施例と同様に、不図
示のAGV又はオペレータがFOUP1を水平搬送装置
6にセットする。次に水平搬送装置6はコントローラ1
2からの指令により、FOUP1を不図示の固定装置で
固定する。次にコントローラ12は位置検出装置11に
より水平搬送装置6にセットされたFOUP1の水平方
向位置と水平搬送にかかる時間をモニターしながら、ド
ライバ13に駆動指令を送り、水平搬送装置6を駆動さ
せる。このとき、位置検出装置11から送られてきた位
置情報と時間情報からコントローラ12が所定時間内に
所定位置まで水平搬送が終了していないと判定した場
合、前扉3とドアオープナー開口部5の間に異物を挟ん
でしまったりした等の異常事態が発生した恐れがあるの
で、コントローラ12はドライバ13に停止指令を送
り、水平搬送装置6を停止させる。また、所定時間内に
所定位置まで水平搬送が終了していると判定した場合、
異常事態が発生した恐れがないので、ドライバ13に駆
動指令を送り続ける。
示のAGV又はオペレータがFOUP1を水平搬送装置
6にセットする。次に水平搬送装置6はコントローラ1
2からの指令により、FOUP1を不図示の固定装置で
固定する。次にコントローラ12は位置検出装置11に
より水平搬送装置6にセットされたFOUP1の水平方
向位置と水平搬送にかかる時間をモニターしながら、ド
ライバ13に駆動指令を送り、水平搬送装置6を駆動さ
せる。このとき、位置検出装置11から送られてきた位
置情報と時間情報からコントローラ12が所定時間内に
所定位置まで水平搬送が終了していないと判定した場
合、前扉3とドアオープナー開口部5の間に異物を挟ん
でしまったりした等の異常事態が発生した恐れがあるの
で、コントローラ12はドライバ13に停止指令を送
り、水平搬送装置6を停止させる。また、所定時間内に
所定位置まで水平搬送が終了していると判定した場合、
異常事態が発生した恐れがないので、ドライバ13に駆
動指令を送り続ける。
【0036】さらにその後、図2のように前扉3とドア
オープナー開口部5が十分密着したとき、コントローラ
12はドライバ13に停止指令を送り、水平搬送装置6
を停止させる。次に図3のようにドアオープナー開口部
5が前扉3をFOUP1から外し、一体保持して水平移
動させる。このとき、シール7は十分押し潰されてお
り、FOUP1の端面15に密着しているので、前扉3
がFOUP1から外されてもクリーンルーム環境8と半
導体製造装置内部環境9が混じり合うことはなく、ま
た、クリーンルーム環境8とFOUP1の内部環境が混
じり合うこともない。
オープナー開口部5が十分密着したとき、コントローラ
12はドライバ13に停止指令を送り、水平搬送装置6
を停止させる。次に図3のようにドアオープナー開口部
5が前扉3をFOUP1から外し、一体保持して水平移
動させる。このとき、シール7は十分押し潰されてお
り、FOUP1の端面15に密着しているので、前扉3
がFOUP1から外されてもクリーンルーム環境8と半
導体製造装置内部環境9が混じり合うことはなく、ま
た、クリーンルーム環境8とFOUP1の内部環境が混
じり合うこともない。
【0037】さらにその後、図4のようにコントローラ
12は前扉3を一体保持しているドアオープナー開口部
5を下方移動させ、基板搬送装置10により前扉3が外
されたFOUP1から基板2が搬出入される。
12は前扉3を一体保持しているドアオープナー開口部
5を下方移動させ、基板搬送装置10により前扉3が外
されたFOUP1から基板2が搬出入される。
【0038】なお、本実施例においては、位置検出装置
11に水平方向位置を検出する手段と水平搬送にかかる
時間を計測する手段を持たせ、その位置情報と時間情報
から水平搬送時の異常事態発生の判断をしていたが、電
力モニター装置により水平搬送装置が消費する電力を検
出し、その情報から水平搬送時の異常事態発生の判断を
するようにしてもよい。
11に水平方向位置を検出する手段と水平搬送にかかる
時間を計測する手段を持たせ、その位置情報と時間情報
から水平搬送時の異常事態発生の判断をしていたが、電
力モニター装置により水平搬送装置が消費する電力を検
出し、その情報から水平搬送時の異常事態発生の判断を
するようにしてもよい。
【0039】また、本実施例においては、水平搬送時に
異常事態が発生した場合、水平搬送搬送装置6を停止さ
せていたが、さらにシール7を押し潰す方向と反対方向
に移動させるようにしてもよい。
異常事態が発生した場合、水平搬送搬送装置6を停止さ
せていたが、さらにシール7を押し潰す方向と反対方向
に移動させるようにしてもよい。
【0040】また、水平搬送時に異常事態が発生した場
合、警報装置により警報音を発生させるか、又は、表示
装置により警告表示を行なうかし、オペレータに警告を
与えるようにしてもよい。
合、警報装置により警報音を発生させるか、又は、表示
装置により警告表示を行なうかし、オペレータに警告を
与えるようにしてもよい。
【0041】<半導体デバイス生産方法の実施例>次に
上記説明した基板搬送装置を有する半導体製造装置を利
用した半導体デバイスの生産方法の実施例を説明する。
上記説明した基板搬送装置を有する半導体製造装置を利
用した半導体デバイスの生産方法の実施例を説明する。
【0042】図5は半導体デバイス(ICやLSI等の
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1
(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行う。ステ
ップ2(マスク製作)では設計したパターンを形成した
マスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)で
はシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステ
ップ5(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって
作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デ
バイスの動作確認テスト、耐久テスト等の検査を行う。
こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出
荷(ステップ7)される。
半導体チップ、液晶パネル、CCD、薄膜磁気ヘッド、
マイクロマシン等)の製造のフローを示す。ステップ1
(回路設計)ではデバイスのパターン設計を行う。ステ
ップ2(マスク製作)では設計したパターンを形成した
マスクを製作する。一方、ステップ3(ウエハ製造)で
はシリコンやガラス等の材料を用いてウエハを製造す
る。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、
上記用意したマスクとウエハを用いて、リソグラフィ技
術によってウエハ上に実際の回路を形成する。次のステ
ップ5(組立)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって
作製されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であ
り、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、
パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ス
テップ6(検査)ではステップ5で作製された半導体デ
バイスの動作確認テスト、耐久テスト等の検査を行う。
こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出
荷(ステップ7)される。
【0043】図6は上記ウエハプロセスの詳細なフロー
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した半導体製造装置によ
ってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ス
テップ17(現像)では露光したウエハを現像する。ス
テップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外
の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では
エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ
上に多重に回路パターンが形成される。
を示す。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化
させる。ステップ12(CVD)ではウエハ表面に絶縁
膜を形成する。ステップ13(電極形成)ではウエハ上
に電極を蒸着によって形成する。ステップ14(イオン
打込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15
(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステ
ップ16(露光)では上記説明した半導体製造装置によ
ってマスクの回路パターンをウエハに焼付露光する。ス
テップ17(現像)では露光したウエハを現像する。ス
テップ18(エッチング)では現像したレジスト像以外
の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では
エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。
これらのステップを繰り返し行うことによって、ウエハ
上に多重に回路パターンが形成される。
【0044】本実施例の生産方法を用いれば、高集積度
のデバイスを効率的に生産することができる。
のデバイスを効率的に生産することができる。
【0045】
【発明の効果】以上の構成によって、水平搬送装置6に
より基板2を収納するFOUP1を水平移動させ、オー
プナー開口部5に押し付ける際、水平搬送装置6の制御
方法を変えることで、異物の挟み込み対策が施される。
より基板2を収納するFOUP1を水平移動させ、オー
プナー開口部5に押し付ける際、水平搬送装置6の制御
方法を変えることで、異物の挟み込み対策が施される。
【図1】本発明の初期状態を表す図、
【図2】水平搬送装置6がFOUP1を水平移動させ、
FOUP1の端面15をドアオープナー開口部5に密着
させ、シール7を押し潰している状態を表す図、
FOUP1の端面15をドアオープナー開口部5に密着
させ、シール7を押し潰している状態を表す図、
【図3】ドアオープナー開口部5が前扉3をFOUP1
から外し、一体保持して水平移動している状態を表す
図、
から外し、一体保持して水平移動している状態を表す
図、
【図4】ドアオープナー開口部5が前扉3を一体保持し
て下方移動し、基板搬送装置10が FOUP1から基
板2を搬出入している状態を表す図、
て下方移動し、基板搬送装置10が FOUP1から基
板2を搬出入している状態を表す図、
【図5】半導体デバイス生産のフロー、
【図6】ウエハプロセスの詳細なフロー。
1 FOUP 2 基板 3 前扉 4 ドアオープナー機構部 5 ドアオープナー開口部 6 水平搬送装置 7 シール 8 クリーンルーム環境 9 半導体製造装置内部環境 10 基板搬送装置 11 位置検出装置 12 コントローラ 13 ドライバ 14 外壁 15 端面
Claims (20)
- 【請求項1】 開閉可能な前扉を備えた密閉型容器内に
収納された基板を半導体製造装置本体へ搬送する基板搬
送装置であって、前記容器を移動させ半導体製造装置外
壁に押し付ける容器搬送手段と、前記容器搬送手段の移
動を制御する制御手段と、前記前扉と前記半導体製造装
置外壁に設けられた開口部を一体保持し移動させる手段
と、前記基板を前記容器と前記半導体製造装置本体間で
搬送する基板搬送手段を有し、前記制御手段は前記容器
と前記半導体製造装置外壁間での異物の挟み込み対策と
して前記容器搬送手段の制御を変えることを特徴とする
基板搬送装置。 - 【請求項2】 前記容器の位置を検出する位置検出手段
を有し、前記制御手段は前記位置検出手段からの位置情
報に基づいて前記容器搬送手段の制御を変えることを特
徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記容器が所定位置に
達した際に、前記容器搬送装置の制御を変えることを特
徴とする請求項2に記載の基板搬送装置。 - 【請求項4】 前記制御手段が前記容器搬送装置の制御
を変える際に警告を発する警告手段を有することを特徴
とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の基板搬送装
置。 - 【請求項5】 前記制御手段は前記容器搬送手段のトル
クを変えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1
つに記載の基板搬送装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は前記容器搬送手段の移動
速度を変えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
1つに記載の基板搬送装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は前記容器搬送手段のサー
ボ方式を変えることを特徴とする請求項1〜4のいずれ
か1つに記載の基板搬送装置。 - 【請求項8】 前記制御手段は前記容器搬送装置の駆動
源に印加される電流の制限値を変えることを特徴とする
請求項1〜4のいずれか1つに記載の基板搬送装置。 - 【請求項9】 前記容器の位置を検出する位置検出手段
と、前記容器が移動する時間を計測する時間計測手段を
有し、前記制御手段は前記位置検出手段からの位置情報
及び前記時間計測手段からの時間情報に基づいて前記容
器搬送手段の移動を停止させることを特徴とする請求項
1に記載の基板搬送装置。 - 【請求項10】 前記制御手段は、前記位置情報及び前
記時間情報より異常を検出した際に、前記容器搬送装置
の移動を停止させることを特徴とする請求項9に記載の
基板搬送装置。 - 【請求項11】 前記制御手段は、前記容器搬送装置の
移動を停止させた後、押し付け方向と反対の方向に移動
を開始させることを特徴とする請求項9又は10に記載
の基板搬送装置。 - 【請求項12】 前記制御手段が前記容器搬送装置の移
動を停止させた際に、警告を発する警告手段を有するこ
とを特徴とする請求項9〜11のいずれか1つに記載の
基板搬送装置。 - 【請求項13】 前記容器搬送手段が消費する電力をモ
ニターするモニター手段を有し、前記モニター手段から
の情報に基づいて前記容器搬送手段の移動を停止させる
ことを特徴とする請求項1に記載の基板搬送装置。 - 【請求項14】 前記制御手段は、前記モニター手段か
らの情報より異常を検出した際に、前記容器搬送装置の
移動を停止させることを特徴とする請求項13に記載の
基板搬送装置。 - 【請求項15】 前記制御手段は、前記容器搬送装置の
移動を停止させた後、押し付け方向と反対の方向に移動
を開始させることを特徴とする請求項13又は14に記
載の基板搬送装置。 - 【請求項16】 前記制御手段が前記容器搬送装置の移
動を停止させた際に、警告を発する警告手段を有するこ
とを特徴とする請求項13〜15のいずれか1つに記載
の基板搬送装置。 - 【請求項17】 容器搬送手段により開閉可能な前扉を
備えた密閉型容器を移動させ半導体製造装置外壁に押し
付け、前記前扉と前記半導体製造装置外壁に設けられた
開口部を一体保持し移動させ、前記容器に収納された前
記基板を前記容器と前記半導体製造装置本体間で搬送す
る基板搬送方法であって、前記容器を移動させる際に前
記容器と前記半導体製造装置外壁間での異物の挟み込み
対策として前記容器搬送手段の制御を変えることを特徴
とする基板搬送方法。 - 【請求項18】 基板を収納した開閉可能な前扉を備え
た密閉型容器を半導体製造装置へ供給する容器供給装置
であって、前記容器を移動させ半導体製造装置外壁に押
し付ける容器搬送手段と、前記容器搬送手段の移動を制
御する制御手段を有し、前記制御手段は前記容器と前記
半導体製造装置外壁間での異物の挟み込み対策として前
記容器搬送手段の制御を変えることを特徴とする容器供
給装置。 - 【請求項19】 請求項1〜16のいずれか1つに記載
の基板搬送装置を有する半導体製造装置。 - 【請求項20】 請求項19に記載の半導体製造装置を
利用した半導体デバイス生産方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058759A JP2001250853A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 基板搬送装置、基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及び半導体デバイス生産方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000058759A JP2001250853A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 基板搬送装置、基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及び半導体デバイス生産方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001250853A true JP2001250853A (ja) | 2001-09-14 |
Family
ID=18579305
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000058759A Pending JP2001250853A (ja) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | 基板搬送装置、基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及び半導体デバイス生産方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001250853A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005534175A (ja) * | 2002-07-22 | 2005-11-10 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | バッファを備えた基板ローディング及びアンローディングステーション |
WO2005122241A1 (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Hirata Corporation | 容器開閉装置及びその容器載置位置調整方法 |
JP2014225695A (ja) * | 2005-07-11 | 2014-12-04 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | 基板ローディングデバイス |
JP2016033984A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社東芝 | 基板収納容器および基板収納容器載置台 |
JP2017086093A (ja) * | 2017-02-27 | 2017-05-25 | 東京エレクトロン株式会社 | 密閉容器及び搬送システム |
-
2000
- 2000-03-03 JP JP2000058759A patent/JP2001250853A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005534175A (ja) * | 2002-07-22 | 2005-11-10 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | バッファを備えた基板ローディング及びアンローディングステーション |
US7677859B2 (en) | 2002-07-22 | 2010-03-16 | Brooks Automation, Inc. | Substrate loading and uploading station with buffer |
US8454293B2 (en) | 2002-07-22 | 2013-06-04 | Brooks Automation, Inc. | Substrate loading and unloading station with buffer |
US9670010B2 (en) | 2002-07-22 | 2017-06-06 | Brooks Automation, Inc. | Substrate loading and unloading station with buffer |
WO2005122241A1 (ja) * | 2004-06-14 | 2005-12-22 | Hirata Corporation | 容器開閉装置及びその容器載置位置調整方法 |
JPWO2005122241A1 (ja) * | 2004-06-14 | 2008-04-10 | 平田機工株式会社 | 容器開閉装置及びその容器載置位置調整方法 |
JP4526535B2 (ja) * | 2004-06-14 | 2010-08-18 | 平田機工株式会社 | 容器開閉装置 |
JP2014225695A (ja) * | 2005-07-11 | 2014-12-04 | ブルックス オートメーション インコーポレイテッド | 基板ローディングデバイス |
US11121017B2 (en) | 2005-07-11 | 2021-09-14 | Brooks Automation, Inc. | Load port module |
JP2016033984A (ja) * | 2014-07-31 | 2016-03-10 | 株式会社東芝 | 基板収納容器および基板収納容器載置台 |
US9698034B2 (en) | 2014-07-31 | 2017-07-04 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Substrate storage container and substrate storage container mounting table |
JP2017086093A (ja) * | 2017-02-27 | 2017-05-25 | 東京エレクトロン株式会社 | 密閉容器及び搬送システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3513437B2 (ja) | 基板管理方法及び半導体露光装置 | |
JP3218425B2 (ja) | 処理方法及び処理装置 | |
US6517304B1 (en) | Method for transporting substrates and a semiconductor manufacturing apparatus using the method | |
TW526531B (en) | Method of manufacturing semiconductor devices with use of wafer carrier having conditioning units | |
US8347915B2 (en) | Load-lock technique | |
JP2003045933A (ja) | ロードポート、基板処理装置および雰囲気置換方法 | |
JP2003045947A (ja) | 基板処理装置及び露光装置 | |
JP4730384B2 (ja) | 密閉容器及び当該容器の管理システム | |
JP2001250853A (ja) | 基板搬送装置、基板搬送方法、容器供給装置、半導体製造装置及び半導体デバイス生産方法 | |
JP2001126976A (ja) | 基板処理装置およびそのメンテナンス方法 | |
JP4142183B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
US7187994B1 (en) | Method of interfacing ancillary equipment to FIMS processing stations | |
JP2002016123A (ja) | 試料処理装置および処理方法 | |
JP2001274220A (ja) | 半導体製造装置 | |
JP2001284428A (ja) | 基板搬入出装置 | |
JP3954714B2 (ja) | 基板搬送装置 | |
JP2007165778A (ja) | 露光装置 | |
KR960002493B1 (ko) | 웨이퍼 운송 시스템에 의한 웨이퍼 이송방법 | |
JP3341978B2 (ja) | 洗浄システム | |
JP4357655B2 (ja) | ケースの受け渡し装置 | |
KR20040063469A (ko) | 밀폐형 웨이퍼 카세트 로딩/언로딩 설비 | |
JP2006054385A (ja) | 基板処理装置 | |
JPH09275129A (ja) | 基板搬送装置およびこれを用いた露光装置 | |
JP2000031032A (ja) | デバイス製造装置 | |
JP2006270092A (ja) | 基板搬送装置および基板処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20040629 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |