JP4142183B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体製造技術に関し、特に半導体ウェハを密閉式で収容するキャリアカセットの異物付着低減に適用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
以下に説明する技術は、本発明を研究、完成するに際し、本発明者によって検討されたものであり、その概要は次のとおりである。
【0003】
半導体製造工程のうち、前工程においては、各工程間で半導体ウェハ(被処理物)の搬送が行われるため、種々の半導体ウェハのキャリアカセットが用いられている。
【0004】
このキャリアカセットには、FOUP(Front Opening Unified Pod)と呼ばれる密閉式のものと、OC(Open Cassette)と呼ばれる非密閉式のものとがあり、両者とも、複数の半導体ウェハをそれぞれに空間を介して重ねて配置収容するものである。
【0005】
このうち、FOUPは、半導体ウェハの出し入れが行われる開口部を有したカセット本体と、この開口部を塞ぐ扉(蓋部材)とから構成される。
【0006】
今後、直径300mmの半導体ウェハを用いる際には、FOUPを使用したミニエンバイロメントの思想が求められる。
【0007】
なお、FOUPを用いた半導体製造技術については、例えば、株式会社プレスジャーナル1997年12月20日発行、「月刊Semiconductor World 1998年1月号」、131〜155頁に記載されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前記した技術のFOUPにおいては、その扉を開いた際、FOUP内の圧力が減少し、外気の吸い込みが発生する。その際、扉の開速度が大きいと、外気の吸い込み速度も大きくなり、装置外部の汚れた空気をFOUP内に取り込むことになる。
【0009】
なお、半導体ウェハは、その回路形成面が上方を向いて収容されているため、FOUPの開口部の上部から流れ込んだ空気が半導体ウェハの回路形成面に接触すると、これによって運ばれた異物が回路形成面に付着することになる。
【0010】
その結果、この回路形成面への異物付着が製品の歩留り低下の要因となることが問題とされる。
【0011】
本発明の目的は、被処理物への異物付着を低減するとともに、クリーンルームの空調エネルギなどにおける消費エネルギの削減を図る半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0012】
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
【0014】
すなわち、本発明の半導体装置の製造方法は、複数の被処理物である半導体ウェハを収容するカセット本体と、前記半導体ウェハの出し入れが行われる四角形の開口部を塞いで前記カセット本体を密閉可能な蓋部材とを備えたキャリアカセットを準備する工程と、前記半導体ウェハを収容した前記キャリアカセットをウェハ処理装置の被処理物搬入出部であるローダ部に配置した後、前記キャリアカセットの前記開口部から流入する外気のうち、前記キャリアカセット内の前記半導体ウェハの被処理面である回路形成面に向かって流入する前記外気が最も少なくなるように前記蓋部材を開ける工程と、前記半導体ウェハを前記開口部を介して前記ウェハ処理装置に移載した後、前記半導体ウェハに所望の処理を行う工程と、前記処理終了後、前記ウェハ処理装置から前記半導体ウェハを取り出して前記半導体ウェハを空の前記キャリアカセットに収容し、その後、前記蓋部材を取り付けて前記キャリアカセットを密閉する工程と、前記処理済みの前記半導体ウェハを用いて半導体装置を組み立てる工程とを有し、前記蓋部材を開けた際に、前記開口部の前記半導体ウェハの前記回路形成面に対向する上辺の前記カセット本体と前記蓋部材との隙間が、前記開口部の4つの辺において形成される前記隙間のうち最も小さくなるように形成された前記キャリアカセットを用いるものである。
【0015】
これにより、被処理物の被処理面への異物の付着を低減することができる。
【0016】
したがって、クリーンルームの清浄度クラスを悪くしても被処理物への異物付着を抑えることが可能になり、その結果、クリーンルームなどにおける消費エネルギを削減することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】
図1は本発明のキャリアカセットとそれに用いる蓋部材の構造の実施の形態の一例を示す外観斜視図であり、(a)はキャリアカセット、(b)は蓋部材、図2は図1に示すキャリアカセットのドア部(蓋部材)とその嵌合面の構造の一例を示す図であり、(a)は縦(高さ)方向の部分拡大断面図、(b)は水平方向の部分拡大断面図、(c)はドア開放時の縦(高さ)方向の部分拡大断面図、図3は図1に示すキャリアカセットにおけるウェハ収容状態の一例を示す断面図、図4は本発明の半導体装置の製造方法におけるキャリアカセットの搬送形態の一例を示す部分斜視図、図5は本発明の半導体装置の製造方法におけるキャリアカセットのウェハ処理装置への受渡し動作の一例を示す動作概念図、図6(a),(b)および図7(a),(b),(c)は図1に示すキャリアカセットを用いた半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図である。
【0020】
本実施の形態のキャリアカセット2は、複数の半導体ウェハ1(被処理物)を密閉式で収容可能な容器であり、半導体製造工程のうち、特に、前工程の各工程間で半導体ウェハ1を搬送する際などに用いられるものである。
【0021】
すなわち、本実施の形態のキャリアカセット2は、FOUPであり、図3に示すように、複数の半導体ウェハ1をそれぞれに空間を介して重ねて配置かつ収容するものである。
【0022】
ここで、図1〜図3を用いて、キャリアカセット2(FOUP)の構成について説明すると、複数の半導体ウェハ1を空間を介して積層させて収容し、かつ半導体ウェハ1の出し入れが行われる四角形の開口部2cを備えた箱型のカセット本体2aと、開口部2cを塞いでカセット本体2aを密閉可能な扉であるドア部2b(蓋部材)とから構成され、ドア部2bを開けた際に開口部2cから流入する外気のうち、カセット本体2aに収容された半導体ウェハ1の回路形成面1aに向かって流入する前記外気が最も少なくなるように、図2(c)に示すようにドア部2bを開けた際のカセット本体2aとドア部2bとの隙間3a,3bが形成されている。
【0023】
すなわち、開口部2cから流入する外気のバランスを、開口部2cの4つの辺において上辺2dからの外気が最も少なくなるように形成したものである。
【0024】
したがって、四角形の開口部2cの4辺のうち、上辺2dに形成される隙間3aが、4辺のうちで最も小さければよい。例えば、4辺の上辺2dの隙間3aのみが他の3辺より小さくてもよいし、また、上辺2dと左辺2uと右辺2vの隙間3a(本実施の形態では、開口部2cの4辺に形成される隙間3a,3bのうち最も小さいものを隙間3aとする)が同じ大きさで、かつ下辺2gの隙間3bより小さくてもよい。
【0025】
本実施の形態のキャリアカセット2では、ドア部2bを開けた際に、開口部2cの半導体ウェハ1の回路形成面1a(被処理面)に対向する上辺2dにおいて形成されるカセット本体2aとドア部2bとの隙間3aが、開口部2cの4つの辺において形成される隙間3a,3bのうち最も小さくなるように形成されている。
【0026】
そこで、本実施の形態では、ドア部2bを開けた際にカセット本体2aとドア部2bとの間に隙間3a,3bを形成するカセット本体2aおよびドア部2bの嵌合面2e,2f,2s,2tがドア部2bの開閉方向4に対して傾斜して形成され、開口部2cの半導体ウェハ1の回路形成面1aに対向する上辺2dの嵌合面2eの傾斜角θ1 が、開口部2cの全ての辺の嵌合面2e,2f,2s,2tの傾斜角θ1 ,θ2 のうち最も小さい角度で形成されている。
【0027】
したがって、本実施の形態のキャリアカセット2では、ドア部2bを開けた際の開口部2cの上辺2dの隙間3aが最も小さくなるように、例えば、図2(a),(b)に示すように、上辺2dの傾斜角θ1 を4°程度に、さらに、下辺2g,左辺2uおよび右辺2vの傾斜角θ2 を4°より大きな角度で形成しておく。
【0028】
すなわち、図2(a)に示すドア部2bにおいて、カセット本体2aの開口部2cの上辺2dに対応した嵌合面2eだけ傾斜角θ1 が4°程度で、その他の辺に対応した嵌合面2f,2s,2tは4°より大きな傾斜角度で形成されている。
【0029】
これにより、ドア部2bを開けた際の開口部2cの上辺2dにおけるカセット本体2aとドア部2bとの隙間3aを他の3辺(下辺2g、左辺2u、右辺2v)の隙間3bより小さくできるため、ドア部2bを開けた際に開口部2cから流入する外気のうち、半導体ウェハ1の回路形成面1aに向かって流入する前記外気を最も少なくすることができる。
【0030】
なお、ドア部2bの内側周囲には、図1(b)および図2に示すように、板状で、かつリング状のパッキン5が取り付けられ、これにより、ドア部2bとカセット本体2aとの密閉をより確実に行うことが可能となる。
【0031】
また、ドア部2bには、その上部に、図1(b)に示すように、ドア部2bを閉めた際のドア固定を行うラッチ2hが突出自在に設けられている。
【0032】
このラッチ2hは、ドア部2bを閉めた際に突出してドア部2bとカセット本体2aとを固定するものであり、ドア部2bを開ける際には、図5に示すウェハ処理装置(被処理物処理装置)10側に設けられたドア開閉機構11のピンを、図1(a)に示すドア部2bの表面のピン受け用切り欠き2iに差し込んで回転させる。
【0033】
これにより、ラッチ2hが引っ込み、ドア部2bを開けることができる。
【0034】
なお、これらのドア部2bの開閉動作は、ウェハ処理装置10のドア開閉機構11により自動制御で行われる。
【0035】
また、図1(a)に示すように、キャリアカセット2のドア部2bの表面には、図5に示すドア開閉機構11のローダドア11aと位置決めを行う位置決め用切り欠き2jが設けられている。
【0036】
さらに、キャリアカセット2のカセット本体2aには、その天面に、図5に示す自動搬送車7(AGV(Auto-matic Guided Vehicle)やRGV(Reil Guided Vehicle))のハンドリング機構7aのハンドリング用のロボットハンド部2kが設けられ、また、側面にも同様に、ハンドリング用のマニュアルハンド部2l、サイドレール2mおよびボトムレール2nなどが設けられている。
【0037】
なお、キャリアカセット2は、カセット本体2aとドア部2bとも、例えば、ポリカーボネートなどによって形成され、または、カセット本体2aの一部(半導体ウェハ1を支持する箇所)だけポリエーテルエーテルケトンなどによって形成されているものもある。
【0038】
次に、本実施の形態の半導体装置の製造方法について説明する。
【0039】
ここでは、フォトリソグラフィ工程を例に取り上げ、図1(a)に示すキャリアカセット2を用いて、半導体ウェハ1に露光処理を行う場合を説明する。
【0040】
なお、図6および図7は、フォトリソグラフィによって加工を施す工程の一例として、ベース基板であるシリコン基板1001の主面に堆積(デポジション)されたSiO2 (二酸化珪素)膜1002に微細な孔であるコンタクトホール1002aを形成する場合を簡単に示したものである。
【0041】
まず、ベース基板であるシリコン基板1001上にSiO2 膜1002(酸化膜)を形成し、その後、SiO2 膜1002の上にレジスト膜1003を形成して図6に示すような半導体ウェハ1を準備する。
【0042】
つまり、本実施の形態のフォトリソグラフィ加工では、図6(a)に示すように、シリコン基板1001の主面上にSiO2 膜1002を堆積し、さらに、SiO2 膜1002上にレジスト膜1003を塗布(形成)した半導体ウェハ1を準備する。
【0043】
一方、複数の半導体ウェハ1(被処理物)を収容するカセット本体2aと、半導体ウェハ1の出し入れが行われる四角形の開口部2cを塞いでカセット本体2aを密閉可能なドア部2b(蓋部材)とを備えたキャリアカセット2を準備する。
【0044】
すなわち、図1(a)に示すキャリアカセット2(FOUP)を準備する。
【0045】
なお、キャリアカセット2は、ドア部2bを開けた際に、開口部2cの半導体ウェハ1の回路形成面1aに対向する上辺2dのカセット本体2aとドア部2bとの隙間3aが、開口部2cの4つの辺において形成される隙間3a,3bのうち最も小さくなるように形成されているものである。
【0046】
その後、このキャリアカセット2内に、露光処理が行われる複数の半導体ウェハ1をその主面である回路形成面1aを上に向けて収容する。ここでは、図3に示すように、複数の半導体ウェハ1をそれぞれに空間を介して同じ向き(回路形成面1aを上に向けて)に積層させて収容する。
【0047】
続いて、複数の半導体ウェハ1を収容したキャリアカセット2を図4に示す自動搬送車7に載置する。
【0048】
なお、図4に示す自動搬送車7は、RGVであり、この自動搬送車7には、キャリアカセット2を把持して移し換えるハンドリング機構7aや自動搬送車7の動作を示す表示灯7bなどが設けられている。
【0049】
また、図5に示すように、自動搬送車7によって半導体ウェハ1を搬送するクリーンルームは、その内部の天井などにFFU(Fan Filter Unit)8が設置され、例えば、清浄度クラスがクラス1000〜100000程度の部屋である。
【0050】
続いて、図4および図5に示すように、ウェハ処理装置10である露光装置の前まで自動搬送車7を移動させ、自動搬送車7のハンドリング機構7aによってウェハ処理装置10のローダ部12(被処理物搬入出部)上に半導体ウェハ1収容済みのキャリアカセット2を載せて配置させる。
【0051】
その後、ローダ部12上でキャリアカセット2をウェハ処理装置10内方向に前進させ、そこで、ドア開閉機構11のローダドア11aとキャリアカセット2とをドッキングする。
【0052】
その際、ドア部2bの位置決め用切り欠き2jを用いてローダドア11aとドア部2bとを位置決めした後、ドア部2bのピン受け用切り欠き2iにローダドア11aに設けられたピン部材(図示せず)を差し込み、前記ピン部材を回転させることにより、キャリアカセット2のドア部2bをオープン可能な状態にする。
【0053】
すなわち、ドア部2bのラッチ2hを引っ込める。
【0054】
続いて、ドア開閉機構11を移動させてキャリアカセット2のドア部2bを開ける。
【0055】
なお、キャリアカセット2は、ドア部2bを開けた際に形成される開口部2cの上辺2dのカセット本体2aとドア部2bとの隙間3aが、開口部2cの4つの辺において最も小さくなるように形成されている。
【0056】
つまり、キャリアカセット2では、図2(c)に示すように、開口部2cの上辺2dにおける隙間3aが最も小さく、他の3辺(下辺2g、左辺2uおよび右辺2v)における隙間3bは、上辺2dの隙間3aよりも大きい。
【0057】
これにより、ドア部2bを開けると、キャリアカセット2の開口部2cから流入する外気のうち、キャリアカセット2内の半導体ウェハ1の回路形成面1a(被処理面)に向かって流入する前記外気を最も少なくできる。
【0058】
したがって、半導体ウェハ1の回路形成面1aに付着する異物の量を低減できる。
【0059】
続いて、図5に示す移載ロボット6により、半導体ウェハ1をカセット本体2aの開口部2cを介してウェハ処理装置10内に移載し、その後、半導体ウェハ1に所望の処理を行う。
【0060】
すなわち、半導体ウェハ1に露光処理を行う。
【0061】
なお、ウェハ処理装置10内の清浄度クラスは、例えば、クラス1である。
【0062】
まず、露光パターンを半導体ウェハ1のレジスト膜1003に露光する。
【0063】
ここでは、半導体ウェハ1に露光する露光パターンが形成されたレチクルに、図6(a)に示すように、露光光9を照射することにより、前記露光パターンを半導体ウェハ1のレジスト膜1003に露光する。
【0064】
つまり、露光光9をシリコン基板1001の主面のレジスト膜1003に照射することにより露光処理を行う。
【0065】
この際、前記レチクルを通過することにより、露光光9がレジスト膜1003に照射される。ここでは、直径ΔWの開口孔形成領域1003bには露光光9は照射されない。
【0066】
本実施の形態では、レジスト膜1003はネガ形のものである。
【0067】
続いて、露光終了後、移載ロボット6によって半導体ウェハ1をウェハ処理装置10から取り出し、空のキャリアカセット2に移載して収容する。
【0068】
さらに、全ての半導体ウェハ1の移載を終了した後、ドア開閉機構11によりカセット本体2aにドア部2bを取り付けてキャリアカセット2を密閉する。
【0069】
すなわち、キャリアカセット2のドア部2bを閉めてキャリアカセット2を密閉する。
【0070】
続いて、キャリアカセット2とドア開閉機構11のローダドア11aとを離脱し、キャリアカセット2をハンドリング機構7aによって自動搬送車7(AGV)に載せる。
【0071】
つまり、露光処理済みの半導体ウェハ1を収容したキャリアカセット2を再び、自動搬送車7に載せ、別のウェハ処理装置10である現像装置の前まで搬送し、そこで、レジスト膜1003の現像を行う。
【0072】
その際、露光装置の場合と同じ方法で、現像装置内に半導体ウェハ1を移載し、そこで半導体ウェハ1を順次現像する。
【0073】
これにより、露光光9が照射されなかった直径ΔWの開口孔形成領域1003bのみが現像液に溶けて除去され、図7(a)に示すように、そこに開口孔1003aが形成される。
【0074】
続いて、酸化膜であるSiO2 膜1002のエッチングを行う。
【0075】
すなわち、現像終了後、前記現像装置から移載ロボット6により、半導体ウェハ1を取り出し、キャリアカセット2に順次収容した後、再び、自動搬送車7を用いて、キャリアカセット2をエッチング装置の前まで運ぶ。
【0076】
その後、露光装置の場合と同じ方法で、エッチング装置内に半導体ウェハ1を移載し、そこで半導体ウェハ1を順次エッチングする。
【0077】
つまり、図7(a)に示すレジスト膜1003の開口孔1003aから露出したSiO2 膜1002をエッチングによって除去し、これにより、図7(b)に示すように、SiO2 膜1002にコンタクトホール1002aを形成する。
【0078】
その後、アッシングなどによってレジスト膜1003を除去する。
【0079】
すなわち、エッチング処理終了後、前記エッチング装置から移載ロボット6により、半導体ウェハ1を取り出し、キャリアカセット2に順次収容した後、再び、自動搬送車7を用いてキャリアカセット2をアッシング装置の前まで運ぶ。
【0080】
その後、露光装置の場合と同じ方法で、アッシング装置内に半導体ウェハ1を移載し、そこで半導体ウェハ1を順次アッシング処理する。
【0081】
これにより、図7(c)に示すように、露光パターンである直径ΔWのコンタクトホール1002aを有するSiO2 膜1002をシリコン基板1001上に形成したことになる。
【0082】
その後、同様の露光方法を繰り返して、半導体ウェハ1の各チップ領域に所望の回路パターンを形成し、これにより、各チップ領域に所望の半導体集積回路を形成する。
【0083】
続いて、ダイシングによって半導体ウェハ1から個々の半導体チップを取得し、この半導体チップを用いてダイボンディング、ワイヤボンディングおよび封止などを行って所望の半導体装置を組み立てる。
【0084】
なお、ワイヤボンディングや封止の種類については、半導体装置のタイプに応じて変更可能なものである。
【0085】
本実施の形態のキャリアカセットおよびそれを用いた半導体装置の製造方法によれば、以下のような作用効果が得られる。
【0086】
すなわち、キャリアカセット2において、ドア部2bを開けた際の半導体ウェハ1の回路形成面1aに向かって流入する外気が最も少なくなるように、ドア部2bを開けた際の開口部2cの上辺2dのカセット本体2aとドア部2bとの隙間3aが形成されていることにより、半導体ウェハ1の回路形成面1aへの異物の付着を低減することができる。
【0087】
したがって、クリーンルームの清浄度クラスを悪くしても半導体ウェハ1への異物付着を抑えることが可能になる。
【0088】
その結果、クリーンルームなどにおける消費エネルギを削減することができる。
【0089】
また、本実施の形態では、被処理物が半導体ウェハ1であり、さらに、四角形の開口部2cの上辺2dでのカセット本体2aとドア部2bとの隙間3aが、開口部2cの4つの辺において形成される隙間3a,3bのうち最も小さくなるように形成されている。これにより、ドア部2bを開けた際に開口部2cの上辺2dから流入する外気の量を最も少なくするものである。
【0090】
その結果、開口部2cの上辺2dからの空気の巻き込みを抑えることが可能になり、したがって、半導体ウェハ1の回路形成面1aへの異物の付着を最小限に止めることができる。
【0091】
これにより、半導体製品の歩留りを向上させることができる。
【0092】
以上、本発明者によってなされた発明を発明の実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記発明の実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
【0093】
例えば、実施の形態で説明したキャリアカセット2は、ドア部2bを開けた際に、半導体ウェハ1の回路形成面1aに向かって流入する外気を最も少なくして異物付着を低減するものであったが、ドア部2bを開ける前に、カセット本体2a内の圧力を外部の圧力より高めて、これにより、ドア部2bを開けた際に外気が流入するのを防ぐようにしてもよい。
【0094】
図8に示す他の実施の形態のキャリアカセット2は、この方法を取り入れたものである。
【0095】
すなわち、図8に示すキャリアカセット2は、そのカセット本体2aの底部に、カセット本体2a内にN2 やドライエアなどのパージガス13を導入する際にノズル14が差し込まれる差し込み口2pが形成されているものである。
【0096】
したがって、このキャリアカセット2を用いる際には、半導体ウェハ1を収容したキャリアカセット2をウェハ処理装置10の被処理物搬入出部であるローダ部12に配置した後、ローダ部12に設けられたノズル14をキャリアカセット2のカセット本体2aの差し込み口2pに差し込む。
【0097】
続いて、ノズル14からカセット本体2a内にパージガス13を供給し、これにより、カセット本体2a内の圧力を外部の圧力より高くする。
【0098】
その後、前記実施の形態と同じ方法でドア部2bを開け、さらに、移載ロボット6により半導体ウェハ1をキャリアカセット2からウェハ処理装置10に移載する。
【0099】
さらに、ウェハ処理装置10内で半導体ウェハ1に対して所定の処理を行った後、再び、移載ロボット6により半導体ウェハ1をウェハ処理装置10からキャリアカセット2に戻し、ドア部2bを閉める。
【0100】
その後、パージガス13の供給を停止してノズル14をカセット本体2aから離脱させる。
【0101】
なお、カセット本体2aにおける差し込み口2pの内側には、パージガス13を導入した際に、異物を除去するフィルタ2qが設けられていることが好ましい。
【0102】
さらに、パージガス13の供給停止は、ドア部2bを開けた後、半導体ウェハ1をウェハ処理装置10内に移送させる前に行ってもよい。
【0103】
なお、図8の他の実施の形態のキャリアカセット2では、前記実施の形態のようなカセット本体2aの開口部2cにおける隙間3aと隙間3bとの形成については行っても、行わなくても何れでもよい。
【0104】
図8に示すキャリアカセット2によれば、ノズル14が差し込まれる差し込み口2pがカセット本体2aに形成されていることにより、ドア部2bを開ける際に、予め、このノズル14を介してカセット本体2a内にパージガス13を供給してカセット本体2a内の圧力を外部の圧力より高くしてからドア部2bを開けることが可能になる。
【0105】
これにより、ドア部2bを開けた際には、カセット本体2a内の圧力が外部の圧力より高くなっているため、カセット本体2a内に外気が引き込まれることがなく、したがって、カセット本体2a内への異物の侵入を防ぐことができる。
【0106】
その結果、半導体ウェハ1などの被処理物への異物の付着を低減することができ、これにより、前記被処理物の歩留りを向上できる。
【0107】
また、前記実施の形態のキャリアカセット2は、ドア部2bを開けた際に開口部2cから流入する外気のうち、カセット本体2a内の半導体ウェハ1の回路形成面1aに向かって流入する外気が最も少なくなるようにドア部2bを開けた際のカセット本体2aとドア部2bとの隙間3a,3bが形成されているものである。
【0108】
したがって、カセット本体2aおよびドア部2bの嵌合面2e,2f,2s,2tの形状は、様々のものが考えられる。
【0109】
ここで、図9(a)に示すキャリアカセット2では、ドア部2bの上辺2d部の嵌合面2eには小さな溝である凹部2rが形成され、下辺2g部の嵌合面2fには、これより大きな容積の凹部2rが形成されている。なお、この場合には、左右の嵌合面2s,2tは、上辺2d部の嵌合面2eの凹部2rと同じか、それより大きな容積の凹部2rが設けられていればよい。
【0110】
なお、図9(a)に示す嵌合面2e,2fには、前記実施の形態と同様の傾斜角θ1 ,θ2 が設けられている。
【0111】
また、図9(b)に示す他の実施の形態のキャリアカセット2は、パッキン5の断面形状を変えたものであり、パッキン5は、平板状のものに限定されずに、その断面形状が円形のものであってもよい。
【0112】
ただし、シール性を高めるためには、断面形状が平板状のものを用いることが好ましい。
【0113】
また、図10に示す他の実施の形態のキャリアカセット2は、上辺2dの嵌合面2eが前記実施の形態のような傾斜角θ1 を有しておらず、嵌合面2eが、図2(c)に示すドア部2bの開閉方向4と平行に形成されている場合である。
【0114】
ここで、図10(a)のキャリアカセット2は、断面形状が平板状のパッキン5を用いて、嵌合面2eをドア部2bの前記開閉方向4と平行に形成してものであり、図10(b)に示すキャリアカセット2は、図10(a)のキャリアカセット2に対してこれのドア部2bの嵌合面2eに溝である凹部2rを形成したものであり、さらに、図10(c)に示すキャリアカセット2は、図10(a)のキャリアカセット2に対してこれのパッキン5の断面形状を円形としたものである。
【0115】
なお、キャリアカセット2は、図9や図10などに示すようなカセット本体2aとドア部2bとの嵌合面2e,2fの形状を、カセット本体2aの開口部2cの各辺に適応して組み合わせることにより、結果的に、ドア部2bを開けた際に開口部2cから流入する外気のうち、カセット本体2a内の半導体ウェハ1の回路形成面1aに向かって流入する外気が最も少なくなるように、ドア部2bを開けた際のカセット本体2aとドア部2bとの隙間3a,3bが形成されていれば、開口部2cの上辺2d、下辺2g、左辺2uおよび右辺2vでの嵌合面2e,2f,2s,2tの形状の組み合わせは、如何なるものであってもよい。
【0116】
また、前記実施の形態(図1)および前記他の実施の形態(図8〜図10)に示したキャリアカセット2は、ドア部2bの外側外周とカセット本体2aの先端内側とがシールする構造のものであったが、キャリアカセット2は、図11の他の実施の形態に示すキャリアカセット2のように、ドア部2bの内周部とカセット本体2aの先端外側とがパッキン5を介してシールする構造のものであってもよい。
【0117】
図11に示す他の実施の形態のキャリアカセット2においても、前記実施の形態のキャリアカセット2と同様の作用効果が得られる。
【0118】
また、前記実施の形態では、キャリアカセット2の搬送をAGVによって行う場合について説明したが、キャリアカセット2の搬送手段については、前記AGVまたはRGVに限定されるものではなく、例えば、図12に示すようなOHT(Over-head Hoist Transport)と呼ばれる天井を走行させる搬送システムなどであってもよい。
【0119】
また、前記実施の形態および前記他の実施の形態では、キャリアカセット2に収容される被処理物が半導体ウェハ1の場合を説明したが、前記被処理物は、例えば、レチクルなどであってもよく、その場合のキャリアカセット2は、レチクルキャリアとなる。
【0120】
さらに、半導体装置の製造方法として、ウェハ処理装置10が露光装置で、かつ半導体製造工程がフォトリソグラフィ工程の場合を説明したが、半導体製造工程は、キャリアカセット2を用いて半導体ウェハ1やレチクルなどの被処理物を搬送し、ウェハ処理装置10に対しての前記被処理物の移載が行われる工程であれば、フォトリソグラフィ工程以外の拡散や洗浄工程などの如何なる半導体製造工程であってもよく、その際のウェハ処理装置10も露光装置に限定されるものではない。
【0121】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
【0122】
(1).キャリアカセットにおいて蓋部材を開けた際のカセット本体と蓋部材との隙間が、被処理物の被処理面に向かって流入する外気が最も少なくなるように形成されていることにより、被処理物の被処理面への異物の付着を低減することができる。したがって、クリーンルームの清浄度クラスを悪くしても被処理物への異物付着を抑えることが可能になる。
【0123】
(2).前記(1)により、クリーンルームなどにおける消費エネルギを削減することができる。
【0124】
(3).被処理物が半導体ウェハである場合には、半導体ウェハの回路形成面への異物付着を低減することができ、これにより、半導体製品の歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a),(b) は本発明のキャリアカセットとそれに用いる蓋部材の構造の実施の形態の一例を示す外観斜視図であり、(a)はキャリアカセット、(b)は蓋部材である。
【図2】(a),(b),(c)は図1に示すキャリアカセットのドア部(蓋部材)とその嵌合面の構造の一例を示す図であり、(a)は縦(高さ)方向の部分拡大断面図、(b)は水平方向の部分拡大断面図、(c)はドア開放時の縦(高さ)方向の部分拡大断面図である。
【図3】図1に示すキャリアカセットにおけるウェハ収容状態の一例を示す断面図である。
【図4】本発明の半導体装置の製造方法におけるキャリアカセットの搬送形態の一例を示す部分斜視図である。
【図5】本発明の半導体装置の製造方法におけるキャリアカセットのウェハ処理装置への受渡し動作の一例を示す動作概念図である。
【図6】(a),(b)は図1に示すキャリアカセットを用いた半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図である。
【図7】(a),(b),(c)は図1に示すキャリアカセットを用いた半導体装置の製造方法の一例を示す要部断面図である。
【図8】本発明の他の実施の形態のキャリアカセットを用いた半導体ウェハの受け渡し方法を示す部分拡大概念図である。
【図9】(a),(b)は本発明の他の実施の形態のキャリアカセットのドア部とその嵌合面の構造を示す縦(高さ)方向の部分拡大断面図である。
【図10】(a),(b),(c)は本発明の他の実施の形態のキャリアカセットの上辺のドア部とその嵌合面の構造を示す部分拡大断面図である。
【図11】本発明の他の実施の形態のキャリアカセットのドア部とその嵌合面の構造を示す縦(高さ)方向の部分拡大断面図である。
【図12】本発明の他の実施の形態の半導体装置の製造方法におけるキャリアカセットの搬送形態を示す部分斜視図である。
【符号の説明】
1 半導体ウェハ(被処理物)
1a 回路形成面(被処理面)
2 キャリアカセット
2a カセット本体
2b ドア部(蓋部材)
2c 開口部
2d 上辺
2e,2f,2s,2t 嵌合面
2g 下辺
2h ラッチ
2i ピン受け用切り欠き
2j 位置決め用切り欠き
2k ロボットハンド部
2l マニュアルハンド部
2m サイドレール
2n ボトムレール
2p 差し込み口
2q フィルタ
2r 凹部
2u 左辺
2v 右辺
3a,3b 隙間
4 開閉方向
5 パッキン
6 移載ロボット
7 自動搬送車
7a ハンドリング機構
7b 表示灯
8 FFU
9 露光光
10 ウェハ処理装置(被処理物処理装置)
11 ドア開閉機構
11a ローダドア
12 ローダ部(被処理物搬入出部)
13 パージガス
14 ノズル
1001 シリコン基板
1002 SiO2
1002a コンタクトホール
1003 レジスト膜
1003a 開口孔
1003b 開口孔形成領域

Claims (1)

  1. 複数の被処理物である半導体ウェハを収容するカセット本体と、前記半導体ウェハの出し入れが行われる四角形の開口部を塞いで前記カセット本体を密閉可能な蓋部材とを備えたキャリアカセットを準備する工程と、
    前記半導体ウェハを収容した前記キャリアカセットをウェハ処理装置の被処理物搬入出部であるローダ部に配置した後、前記キャリアカセットの前記開口部から流入する外気のうち、前記キャリアカセット内の前記半導体ウェハの被処理面である回路形成面に向かって流入する前記外気が最も少なくなるように前記蓋部材を開ける工程と、
    前記半導体ウェハを前記開口部を介して前記ウェハ処理装置内に移載した後、前記半導体ウェハに所望の処理を行う工程と、
    前記処理終了後、前記ウェハ処理装置から前記半導体ウェハを取り出して前記半導体ウェハを空の前記キャリアカセットに収容し、その後、前記蓋部材を取り付けて前記キャリアカセットを密閉する工程と、
    前記処理済みの前記半導体ウェハを用いて半導体装置を組み立てる工程とを有し、
    前記蓋部材を開けた際に、前記開口部の前記半導体ウェハの前記回路形成面に対向する上辺の前記カセット本体と前記蓋部材との隙間が、前記開口部の4つの辺において形成される前記隙間のうち最も小さくなるように形成された前記キャリアカセットを用いることを特徴とする半導体装置の製造方法。
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