JP2001249701A - 2重化情報処理装置 - Google Patents
2重化情報処理装置Info
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Abstract
MCU相互間で共用すべき信号の情報量を増やさずに、
安価で信頼性の高い2重化情報処理装置を提供する。 【解決手段】 この2重化情報処理装置10は、MCU
からなる2つの信号処理手段10A、10B、二つの信
号出力S3A、S3Bを照合する信号照合部110を有して
いる。各信号処理手段10A、10Bの信号入力端子1
1A、11Bには、複数の信号センサからなるセンサ装
置Sの検出信号S1を導入する。また、各共用出力端子
31A、31Bには、論理信号共用路30A、30Bを
接続してある。各信号処理手段10A、10Bは、仮論
理演算部70A、70Bと本論理演算部80A、80B
からなる論理演算部20A、20Bを有している。仮論
理演算と本論理演算とが、これら双方を合わせて論理演
算部20A、20Bにおける一つのまとまった信号処理
を構成する。
Description
高い安全性が要求される各種情報を処理するため、主と
してマイクロコントロールユニットを2重化構成させ
て、いわゆるフェイルセーフの用途に適用できる2重化
情報処理装置に関する。
装置の構成のブロック図である。この従来例には、二つ
のマイクロコントローラユニット(以下、MCUとい
う)の一方をA系として他方をB系とし、これらを二重
化させて構成した2重化情報処理装置200が示されて
いる。この2重化情報処理装置200は、各MCU21
0A、210B内に、外部入力信号S1のアナログデジ
タルコンバータ(以下、AD変換器という)240A、
240Bと、信号処理を行なう論理部220A、220
Bとを順に設けた構成にしてある。
CU210A、210Bに導入され、それぞれのAD変
換器240A、240Bに直接に入力される。また、各
AD変換器240A、240Bからは、デジタル信号S
2A、S2Bを自系の論理部220A、220Bに導入させ
るとともに、それぞれの信号共用路230A、230B
を介して他系の論理部220B、220Aにも送出させ
る。
各論理部220A、220Bにおいて、自系用のデジタ
ル信号S2A、S2Bを他系からのデジタル信号S2A、S2B
と照合できるため、一つの信号処理を同一の処理手順に
よって相互に同期させながら行なうことができる。同時
に、これらデジタル信号S2B、S2Aの信号論理を照合す
ることによって、信号共用路230A、230Bの固定
故障を試験しておくこともできる。
述したデジタル信号S2A、S2Bの照合処理などを行なう
論理部220A、220B、両MCU210A、210
Bどうしの同期処理を行なう同期部250A、250
B、自系および他系の演算出力どうしを照合する照合部
260A、260Bを設けてある。また、出力された二
つの照合結果S3A、S3Bが、一つの外部入力に信号処理
を2重化させた結果として得られ、いわゆるフェイルセ
ーフの信号処理が実現できる。
来例の2重化情報処理装置によると、多くの入力点を有
する外部入力に対して、また、大きな出力ビット数を要
するAD変換器についても、次に述べるような重大な技
術上の課題が残ってしまう。
AD変換器の出力ビット数が大きくなると、これらに伴
って変換後のデジタル信号に対し、信号共用路の信号線
の本数が増加する。このため、入出力端子の数が多く処
理能力も高めの大規模なMCUを必要とし、結果的に部
材コストの上昇を招くことになってしまい、これら技術
上の課題に対して抜本的な解決が必要であった。
量の外部入力に対しても、複数のMCU相互間で共用す
べき信号の情報量を増やさずに、安価で信頼性の高い2
重化情報処理装置を提供することにある。
め、本発明の2重化情報処理装置は、信号処理を同期さ
せた二つの信号処理手段を備え、一つの外部入力をそれ
ぞれの信号処理手段に導入し、同一の外部入力から、同
一の処理手順によって二つのデジタルデータを編成して
照合する2重化情報処理装置において、一方の信号処理
手段に導入した外部入力について、外部入力の情報量を
圧縮させる仮論理演算を行ない、その演算結果を他方の
信号処理手段に送出する同一の論理演算手段と、両論理
演算手段によるそれぞれの演算結果を論理演算手段相互
間で共用させる演算結果共用手段とを有し、共用された
両演算結果を各信号処理手段で照合し、所定の近似範囲
内にあるときだけデジタルデータの編成に供するもので
ある。この2重化情報処理装置によれば、予め外部入力
の情報量が論理演算手段によって圧縮されてから、演算
結果共用手段によって論理演算手段相互間で共用され
る。このため、演算結果共用手段が少ない情報量に適し
た簡単な構成になる。本発明の請求項2に係る2重化情
報処理装置は、論理演算手段が、共用した両演算結果に
ついて、信号処理に関する別の論理演算をさらに行なっ
てから、デジタルデータの編成を行なうことを特徴とす
る。これによれば、仮論理演算が部分的な処理であって
も、残りが別の論理演算によって遂行され所定の信号処
理が完了する。本発明の請求項3に係る2重化情報処理
装置は、論理演算手段が、各演算結果どうしを正論理お
よび負論理によって照合し、前記演算結果共用手段にお
ける固定故障を試験することを特徴とする。これによれ
ば、論理信号共用路の固定故障が検出される。本発明の
請求項4に係る2重化情報処理装置は、両デジタルデー
タの照合結果によって、外部出力がフェイルセーフとな
る信号処理を行なうことを特徴とする。これによれば、
鉄道信号に重要なフェイルセーフが行なわれる。
添付図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実
施形態による2重化情報処理装置のブロック図である。
この2重化情報処理装置10は、処理サイクルを同期さ
せたMCUからなる二つの信号処理手段10A、10B
と、これら信号処理手段10A、10Bによる二つの信
号出力S3A、S3Bを照合する信号照合部110を有して
いる。信号照合部110には、増幅器を有した正常リレ
ー装置Rを付設し、両信号出力S3A、S3Bによって鉄道
信号の正常性を他の装置に報告する。
をA系として他方をB系とし、これらA系MCUおよび
B系MCUを並列させた2重化構成にしてある。それぞ
れの信号処理手段10A、10Bの信号入力端子11
A、11Bには、複数の信号センサからなるセンサ装置
Sから、外部入力として検出信号S1を導入する。ま
た、各共用出力端子31A、31Bには、論理信号共用
路30A、30Bを介して各共用入力端子32B、32
Aを接続してある。これら論理信号共用路30A、30
Bから本発明による演算結果共用手段を構成する。
グの検出信号S1をデジタル化するAD変換器40A、
40Bと、デジタル信号S2A、S2Bに対する論理演算部
20A、20Bと、A系およびB系MCUどうしの同期
処理を行なう同期部50A、50Bと、論理演算の結果
どうしを照合する論理照合部60A、60Bとを有して
いる。例えば、AD変換器を内蔵した1チップのマイク
ロコントローラを用いれば、論理演算部20A、20
B、論理照合部60A、60Bをその制御プログラムと
し、内部バスを介して同期部50A、50Bに協働させ
て実現できる。
Bどうしが割込み処理の制御信号線51A、51Bを介
して接続される。また、論理照合部60A、60Bどう
しが各MCUによる演算結果の信号共用線61A、61
Bを介して接続されるが、前述した論理信号共用路30
A、30Bとともに、各信号共用線61A、61Bをデ
ータバスで共用させてもよい。この論理演算部20A、
20Bから本発明による二つの論理演算手段を、また、
論理信号共用路30A、30Bから本発明による二つの
演算結果共用手段をそれぞれ構成する。
を用いた一例を述べるが、この他、信号センサの一部ま
たは全部にデジタルセンサを用いるときは、後述する各
アナログ・デジタル変換器(以下、省略してAD変換器
という)40A、40Bを削減し、または省いて直接に
各論理演算部20A、20Bに導入して論理演算させる
ことができる。つまり、デジタル信号S2A、S2Bは、信
号センサによる数値データと検出結果に伴う論理データ
とを含むことができる。
デジタル信号S2A、S2Bに対する仮論理演算を行なう仮
論理演算部70A、70Bと、信号処理の本論理演算を
行なう本論理演算部80A、80Bとを有している。仮
論理演算部70A、70Bからは、自系の仮論理演算結
果S4A、S4Bが送出され、論理信号共用路30A、30
Bを介して他系の本論理演算部80A、80Bに導入さ
れる。仮論理演算と本論理演算とは、これら双方を合わ
せて論理演算部20A、20Bにおける一つのまとまっ
た信号処理を構成する各演算である。なお、51A、5
1Bは両同期部の50A、50Bどうしの、また、61
A、61Bは 両論理照合部60A、60Bどうしの各
信号共用路である。
による一構成例のブロック図であり、B系MCUの論理
演算部にも適用される構成である。この論理演算部20
Aは、デジタル信号S2Aを導入する入力ポート群71A
と、A系MCUの仮論理演算結果S4Aを保持するととも
に論理信号共用路30A、30Bに送出する出力ポート
群72Aとを有している。
よる演算結果S4Bを導入して保持する別の入力ポート群
81Aと、これら入力および出力ポート群71A、81
A、72Aを用い、後述する信号処理を行なう演算論理
回路21とを有している。また、入力および出力ポート
群71A、81A、72Aの一部が余れば、予め決めら
れたアルゴリズムの所定値で埋めておけばよい。S21
A、S21Bは、本論理演算の結果として論理照合部60
A、60Bに提供される演算結果である。
は、デジタル信号S2Aの伝送単位に対応した信号数ni
が入力される。一般に、前述したセンサ装置Sのアナロ
グ信号、切替接点の個数が多いため、これに応じて入力
ポート群71Aの容量が大きくなってしまう。しかし、
論理演算回路21によって、情報圧縮を含む信号処理が
遂行されるため、出力ポート群72A、入力ポート群8
1Aの容量を入力ポート群71Aより小さく設定でき
る。したがって、これらに対して入出力すべき各論理信
号共用路30A、30Bの信号数ntを小さくできる。
が変化するときでも、前述した仮論理演算の内容を修正
または切り換えることによって、柔軟に対処できる論理
演算部20Aが実現できる。また、入力および出力ポー
ト群71A、81A、72Aの余り部分について、所定
値を設定することによって対処できる。
処理の一例の遷移図である。A系の信号処理では、セン
サ装置Sの検出信号S1をA系のMCUに導入する検出
信号導入モードM1Aと、導入した各検出信号S1を照合
する入力信号照合モードM2と、各MCUなどの固定故
障を試験する固定故障試験モードM3とを、両信号処理
手段10A、10B相互間で同期させながら繰り返し遂
行していく。また、B系の信号処理では、B系のMCU
による検出信号導入モードM1Bを遂行するとともに、こ
れを検出信号導入モードM1Aと同期させる。
の信号処理を開始するにあたって両信号処理手段10
A、10B相互間で信号処理を初期化しながら同期処理
を行ない、センサ装置Sから各信号処理手段10A、1
0Bに至る経路を含み、AD変換などの前処理の正しさ
を判定できる。また、固定故障試験モードM3では、両
論理信号共用路30A、30Bを含む論理演算部20
A、20Bの固定故障を検出することができる。
ドでの入力信号照合の一処理例のフローチャートであ
る。先ず、デジタル信号S2Aを論理演算回路21が入力
ポート群71Aから取得する(ステップST1)。そし
て、取得したデジタル信号S2Aにより仮論理演算を行な
い(ステップST2)、さらに、この仮論理演算の結果
を出力ポート72Aに保持する(ステップST3)。
では、デジタル信号S2Aの信号数niが論理信号共用路
30A、30Bの信号数ntより大きければ、例えば、
その情報量を圧縮するなどしてビット数を削減させる。
また、信号数niが小さいか等しければ、出力ポート群
72Aの残りの部分を、前述した所定値で埋めておく。
これにより、後述する仮論理演算の結果の照合では、こ
の余り部分どうしは必ず一致する。
仮論理演算の結果を、論理演算回路21が入力ポート群
81Aを介して取得する(ステップST4)。そして、
両仮論理演算の結果を照合して同じ検出信号S1に基づ
くことを確認するとともに、所定の論理処理を行ない本
論理演算に必要な情報を用意する(ステップST5)。
なう(ステップST6)。これにより、所定の終了処理
を行なって一連の入力信号照合を完了する。なお、仮論
理演算を行なうステップST2で、この本論理演算をも
含めて完遂させることができるときはステップST6を
省略してもよい。
ドでの固定故障試験の一処理例を説明する図である。こ
の固定故障試験では、先ず、処理サイクルの同期化処理
ST11を実行し、A系およびB系の各信号処理手段1
0A、10Bどうしで論理信号の交換を可能にする。
力処理ST12を実行し、その論理値を反転させて二つ
の試験用データを形成し、前述した出力ポート群72A
に保持しておく。そして、これに続く反転入力処理ST
13を実行し、各試験用データを論理信号共用路30
A、30Bを介して導入する。
3を実行し、その論理値をさらに反転させて元に戻し、
保持しておいたデジタル信号S2A、S2Bと比較する。そ
して、これらが一致すると、試験用データの正常認定処
理ST14を実行し、論理信号共用路30A、30Bに
固定故障が生じていなければ、各処理を正常終了させ
る。また、不一致状態が生じたときには所定のエラー処
理ERを実行する。このエラー処理ERでは、その故障
内容を固定故障の症状に基づいて診断することが望まし
い。
該当ビットや正しい論理値などを診断するだけでもよい
が、少なくとも信号管理上で理論的に安全性を有する、
いわゆる安全側の信号選択を行うべきである。また、い
ずれの対策も採ることができない正当な事情があれば、
各部の現状を記憶保存させて穏やかにシステムを休止さ
せることも考えられる。
用路30A、30Bの正しさが認定できると、一連の演
算処理を施したデジタル信号S2A、S2Bを引数として所
定のアプリケーションプログラムを起動させアプリケー
ション処理ST15を実行する。これによって、正しい
デジタル信号による各種のデジタルデータを編成して信
号処理を行うことができる。
部110によって総合的な照合が行われ、その照合結果
がリレー装置Rに提供される。そして、例えば、鉄道信
号の受信装置における正常リレーなどを扛上(閉成)さ
せる。
る。前述したセンサ装置Sの検出信号S1が電圧値を示
し、その電圧値がたとえば2.5Vに達しないとき非常
灯を点灯させるシステムを一例として述べる。センサ装
置Sの検出信号S1が5Vのときは、前述したA/D変
換器のデジタル信号S2A、S2Bが、その特性が多少バラ
ついても、ともにほぼ5Vを示すはずである。
は、デジタル信号S2A、S2Bが十分に2、5Vを超えて
いるため、確実に非常灯の消灯(オフ)を示す情報が出
力される。また、両系の論理演算部20A、20Bから
論理信号共用路30A、30Bを介して、非常灯の消灯
(オフ)を示す情報が他方の論理演算部20B、20A
に送出される。したがって、本論理演算部80A、80
Bによって、このままの情報として信号照合部110に
出力され、非常灯が消灯(オフ)する。
1が2.5V程度のときは、前述したA/D変換器で、
その変換出力の誤差や検出信号S1の入力タイミングの
ずれに伴って、一方のデジタル信号S2Aは2.5Vを示
すが、他方のデジタル信号S2Bが2.49Vを示すこと
が考えられる。
0Aでは、デジタル信号S2Aが2.5Vに達したため、
その仮論理演算結果S4Aとして非常灯の消灯(オフ)を
示す情報が出力される。しかし、他方の仮論理演算部7
0Bでは、2.49Vであって2.5Vに達しないた
め、こちらの仮論理演算結果S4Bは点灯(オン)を示す
情報を出力してしまう。
4Bが不一致となるが、このとき本論理演算部80A、8
0Bでは、非常灯を点灯させることが安全側の処置であ
るから、点灯させる判断を行なう。また、この状態が短
時間だけ連続するなら固定故障ではないが、例えば2秒
間経過したときには、前述した論理演算部(本論理演算
部でもよい)が、MCUのシステム故障であると判断し
て本装置を停止させる。
を備えており、このスイッチのオン・オフ情報を併せて
取り込むシステムがあり、電圧値が2.5Vに達しない
か、またはスイッチがオフ状態であれば、非常灯を点灯
させる。このシステムでは、二つの仮論理演算部70
A、70Bで、電圧値の情報とスイッチのオン・オフ情
報とが別々に論理判断され、二本の共用線を介して別々
に交換される。
電圧値、スイッチの4つの情報のうち、いずれか一つで
も非常灯を点灯させる内容があれば、結果的に安全側と
して点灯させる。このシステムの場合には、仮論理演算
のステップST2が本論理演算も含めて完遂できる場合
の例外と言えるため、本論理演算のステップST6を省
略させない。
化情報処理装置によれば、予め仮論理演算を行なってか
ら、論理信号共用路を介して両信号処理手段で共用させ
る。このため、大きな情報量の外部入力に対しても、二
つのMCU相互間で共用すべき信号の情報量を増やさず
に、安価で信頼性の高い2重化情報処理装置を提供する
ことができる。また、請求項2記載の装置によれば、仮
論理演算と別の論理演算とを組み合わせて信号処理が遂
行されるため、仮論理演算の内容を任意に構成でき、請
求項3記載の装置によれば、論理信号共用路の固定故障
が検出されるため、また、請求項4記載の装置によれ
ば、鉄道信号のフェイルセーフが実現できるため、信号
処理全体の信頼性がいっそう高まる。
のブロック図
成例のブロック図
の遷移図
信号照合の一処理例のフローチャート
故障試験の一処理例を説明する図
ロック図
理手段、11A、11B・・・入力端子、20A、20B・
・・論理演算部、30A、30B・・・論理信号共用路、3
1A、31B・・・共用出力端子、32A、32B・・・共用
入力端子、40A、40B・・・アナログデジタル変換器
(AD変換器)、50A、50B・・・同期部、51A、
51B、61A、61B・・・信号共用路、60A、60
B・・・論理照合部、70A、70B・・・仮論理演算部、8
0A、80B・・・本論理演算部、110・・・信号照合装
置、R・・・リレー装置、S・・・センサ装置、S1・・・検出信
号、S2A、S2B・・・デジタル信号、S21A、S21B・・・演算
結果、S3A、S3B・・・信号出力(照合結果)、S4A、S4
B・・・仮論理演算結果。
Claims (4)
- 【請求項1】 信号処理を同期させた二つの信号処理手
段(10A、10B)を備え、一つの外部入力(S)をそれぞれの信
号処理手段(10A、10B)に導入し、同一の外部入力から、
同一の処理手順によって二つのデジタルデータを編成し
て照合する2重化情報処理装置(10)において、 一方の信号処理手段(10Aまたは10B)に導入した外部入力
について、外部入力の情報量を圧縮させる仮論理演算を
行ない、その演算結果を他方の信号処理手段(10Bまたは
10A)に送出する同一の論理演算手段(20Aまたは20B)と、 両論理演算手段(20A、20B)によるそれぞれの演算結果を
論理演算手段(20A、20B)相互間で共用させる演算結果共
用手段(30)とを有し、 共用された両演算結果を各信号処理手段(10Aまたは10B)
で照合し、所定の近似範囲内にあるときだけデジタルデ
ータの編成に供する2重化情報処理装置。 - 【請求項2】 前記論理演算手段(20A、20B)が、共用し
た両演算結果について、信号処理に関する別の論理演算
をさらに行なってから、デジタルデータの編成を行なう
ことを特徴とする請求項1記載の2重化情報処理装置。 - 【請求項3】 前記論理演算手段(20A、20B)が、各演算
結果どうしを正論理および負論理によって照合し、前記
演算結果共用手段(30)における固定故障を検出すること
を特徴とする請求項1または2記載の2重化情報処理装
置。 - 【請求項4】 前記両デジタルデータの照合結果によっ
て、外部出力がフェイルセーフとなる信号処理を行なう
ことを特徴とする請求項1、2または3記載の2重化情
報処理装置。
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