JP2010047102A - 多重系電子連動装置 - Google Patents

多重系電子連動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2010047102A
JP2010047102A JP2008212621A JP2008212621A JP2010047102A JP 2010047102 A JP2010047102 A JP 2010047102A JP 2008212621 A JP2008212621 A JP 2008212621A JP 2008212621 A JP2008212621 A JP 2008212621A JP 2010047102 A JP2010047102 A JP 2010047102A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arithmetic processing
data
internal
interlocking device
electronic interlocking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008212621A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5116609B2 (ja
Inventor
Koji Fujimoto
幸治 藤本
Tei Watabe
渡部  悌
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2008212621A priority Critical patent/JP5116609B2/ja
Publication of JP2010047102A publication Critical patent/JP2010047102A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5116609B2 publication Critical patent/JP5116609B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Train Traffic Observation, Control, And Security (AREA)
  • Safety Devices In Control Systems (AREA)

Abstract

【課題】複数の演算処理装置の内部ステータスを、情報量を圧縮した上で周期的に照合することで、演算処理装置の異常を一定時間内で顕在化する信頼性の高い多重系電子連動装置を提供する。
【解決手段】複数の演算処理装置と一つの照合装置から構成される多重系電子連動装置において、各演算処理装置において周期的にその内部ステータスを情報量を圧縮するようデータ加工し、これを照合装置で照合して一致の場合に全演算処理装置が正常と判断し、不一致の場合にいずれかの演算処理装置が異常と判断する。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄道駅構内の信号機や転てつ器の制御を行う多重系電子連動装置に関するものである。
従来の多重系電子連動装置は、多重化した演算処理装置のそれぞれが互いに同期して同一の入力データを取り込み、この入力データに応じた同じ演算処理を実行して信号機や転てつ器等の現場機器を制御するための出力データを生成する。各演算処理装置の出力データを照合装置で照合して、これらが一致する場合は全演算処理装置が正常として現場機器へ出力データを実際に出力し、不一致の場合は演算処理装置のいずれかが異常として現場機器への出力を禁止するとともに異常発生を報知する。
例えば、特許文献1には、電子連動装置等の車両制御用コンピュータシステムにおいて、処理系A,Bが共通の入力情報を個別に処理し、処理して得られたデータを相互に交換し、交換されたデータの一致、不一致を判定し、出力回路はデータが一致する時に制御信号を出力する構成が開示されている。
特開平10−129487号公報
従来の多重系電子連動装置では、上記のように各演算処理装置の出力データの照合結果が不一致となることで初めていずれかの演算処理装置の異常が顕在化する。ある演算処理装置の一部分が故障した場合、入力データがたまたま当該故障部での演算を要しないものであると出力データは照合一致となり異常が潜在する問題点があった。
このような異常の潜在化の対策として各演算処理装置において自己診断を行う方法があるが、自己診断処理部自体が故障して異常検知出来ない場合があった。また時々刻々変化する内部データに対して正常状態が一意に確定せず自己診断のしようが無い場合があった。
出力データに反映されず、かつ自己診断でも検知し切れない異常を一定時間内に顕在化させるためには、出力データと同様に各演算処理装置のプログラム及び内部データ(以降、内部ステータスと称す)も周期的に照合する方法がある。しかし、内部ステータスをそのまま照合しようとすると、出力データと比較して情報量が大きいため、照合装置が複雑化する問題点があった。照合装置は多重化の対象外であり信頼性を向上させるために単純な構成とすべきである。
また、演算処理装置の性能を向上させないままで内部ステータスの照合処理を実施しようとすると、情報量が大きい内部ステータスの照合にリソースの大部分が割かれ、多重系電子連動装置の本来の処理の性能が低下する問題点があった。
本発明の課題は、複数の演算処理装置の内部ステータスを、情報量を圧縮した上で周期的に照合することで、演算処理装置の異常を一定時間内で顕在化する信頼性の高い多重系電子連動装置を提供することである。
上記の課題を解決するため、本発明の多重系電子連動装置は、複数の演算処理装置と一つの照合装置から構成され、各演算処理装置は、その内部ステータス情報を、情報量を圧縮するように周期的にデータ加工する演算部を備え、前記照合装置は、各演算処理装置の前記演算部がデータ加工した内部ステータス情報を照合する照合部を備えており、前記照合手段は、前記演算処理装置毎にデータ加工された内部ステータス情報を前記照合部でそれぞれ照合し、前記照合の結果が一致の場合に全演算処理装置が正常であると判断し、不一致の場合にいずれかの演算処理装置が異常であると判断することを特徴とする。
本発明によれば、複数の演算処理装置の内部ステータスを、情報量を圧縮した上で周期的に照合することで、演算処理装置の異常を一定時間内で顕在化する信頼性の高い多重系電子連動装置を提供することが出来る。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用する多重系電子連動装置を示すブロック図である。この多重系電子連動装置100は、処理周期を同期させた二つの演算処理装置110A、110Bと、一つの照合装置120からなる。
まず初めに電子連動装置の基本動作である現場機器へのデータ出力動作について図5を参照して説明する。図5において、演算処理装置110A、110Bは進路制御装置200から例えば現場機器への制御指令といった入力データD11を入力し、それぞれD11A、D11Bとして記憶する。また、演算処理装置110A、110Bは現場機器300から例えば現場機器の状態といった入力データD12を入力し、それぞれD12A、D12Bとして記憶する。
演算処理装置110Aは入力データD11A、D12Aの内容に応じて、出力データ生成用プログラムP10Aと内部データD13Aとを用いて演算処理を行い、現場機器を制御するための出力データD14Aを生成し照合装置120に送出する。演算処理装置110Bは入力データD11B、D12Bの内容に応じて、出力データ生成用プログラムP10Bと内部データD13Bとを用いて演算処理を行い、現場機器を制御するための出力データD14Bを生成し照合装置120に送出する。
演算処理装置110Aと110Bのいずれかが異常とならない限り、プログラムP10AとP10Bは同じもので不変である。また内部データD13AとD13Bは同じ初期内容であり、演算処理装置110Aと110Bのいずれかが異常とならない限り、演算処理装置110Aと110Bの入力・演算結果に応じて同期して同じ内容に変化する。同様に同じ入力データ、プログラム、内部データから演算生成された出力データD14A、D14Bは、演算処理装置110Aと110Bのいずれかが異常とならない限り同内容である。
照合装置120は、演算処理装置110A、110Bからそれぞれ取り込んだ出力データをD15A、D15Bとして記憶し、これらを照合部121で照合する。照合の結果が一致であれば演算処理装置110A、110Bの双方が正常であると判断して出力データD15A、D15Bの一方を現場機器に出力し、不一致であれば演算処理装置110A、110Bのいずれかが異常であると判断して現場機器への出力回路を遮断し、異常を報知する。
次に本発明の多重系電子連動装置による内部ステータスの照合動作について図1を参照して説明する。
図1において、演算処理装置110Aでは内部ステータス加工用プログラムP20Aが周期的に動作してプログラムP10A、P20A及び内部データD13Aをもとに情報量を圧縮した加工内部ステータスD21Aを生成する。
演算処理装置110Bでは内部ステータス加工用プログラムP20Bが周期的に動作してプログラムP10B、P20B及び内部データD13Bをもとに情報量を圧縮した加工内部ステータスD21Bを生成する。
演算処理装置110Aと110Bのいずれかが異常とならない限り、プログラムP20AとP20Bは同じもので不変である。同様に同じプログラム、内部データから生成された加工内部ステータスD21A、D21Bは、演算処理装置110Aと110Bのいずれかが異常とならない限り同内容である。
照合装置120は、演算処理装置110A、110Bからそれぞれ取り込んだ内部ステータスをD22A、D22Bとして記憶し、これらを照合部121で照合する。照合の結果が一致であれば演算処理装置110A、110Bの双方が正常であると判断し、不一致であれば演算処理装置110A、110Bのいずれかが異常となったと判断して現場機器への出力回路を遮断し、異常を報知する。
本発明による内部ステータスの加工処理方法の一つとして、例えば一日に一回、現場機器の制御を停止することが可能な深夜の限られた時間帯に各演算処理装置の内部ステータスのすべてを一挙に加工する方法がある。
また別の方法として、現場機器を24時間連続して制御することが必要な場合に、各制御周期のうち一定時間を内部ステータス加工に割当て、内部ステータスを当該時間内で加工が完了する程度に分割して順次加工を進める方法もある。この後者の方法について、演算処理装置処理110Aで実施した場合の処理の流れについて図2を参照して説明する。
プログラムと内部データが、アドレスAから始まる容量S[Byte]の連続したメモリ空間に配置されており、この先頭から末尾までを1日に1回照合するとした場合、制御周期をT[秒]とすると1制御周期当たりで加工対象となる内部ステータスの情報量s[Byte]は、
s=S×T/86400
となる。その日の第n回目(n=1,2,…,(86400/T))の制御周期において処理P1からP5の内容を説明する。
図2において、処理P1では今回の制御周期で加工対象とする内部ステータスの一部分の先頭アドレスaを以下のように求める。
a=A+(n−1)×s
処理P2ではアドレスaから情報量s[Byte]のデータをバッファにコピーする。処理P3では処理P2でバッファに格納したデータを入力としてプログラムP20Aを実行する。処理P4ではプログラムP20Aの処理結果戻り値を内部ステータスD21Aとしてその格納エリアに格納する。処理P5では内部ステータスD21Aの内容を照合装置120に送出する。
以上の方法により、本実施例では、多重系電子連動装置のいずれかの演算処理装置に異常があれば、遅くとも一日以内に顕在化させることが出来る。また数式が1未満となる場合には、その値に応じて異常顕在化に要する時間の短縮を図ることが出来て、多重系電子連動装置の信頼性を向上させることが可能となる。
{(内部ステータスの加工所要時間)+(加工内部ステータスの伝送・照合所要時間)}/(無加工内部ステータスの伝送・照合所要時間)
本実施例でプログラムP20A、P20Bの一例としてMD5ハッシュ関数を実装した場合を説明する。MD5ハッシュ関数は、与えられた入力に対して128ビットのハッシュ値を出力する一方向要約関数である。演算処理装置110Aにおいて、内部ステータス加工用内部プログラムP20AをこのMD5ハッシュ関数とすると、内部ステータスD21Aの情報量は128ビットとなる。
一般に多重系電子連動装置の演算処理装置の内部プログラム、内部データの情報量は128ビット以下とはならないため、照合装置120は出力データD15A、D15Bの情報量あるいは128ビットのいずれか大きい方のデータを照合することが出来ればよいだけの単純な構成にすることが可能となり、また照合に要する時間も削減出来る。
同様に、演算処理装置110A、110Bと照合装置120との間の伝送路も一定時間内に上記の情報量のデータを伝送することが出来ればよいだけの単純な構成にすることが可能となり、また伝送に要する時間も削減出来る。
なお情報量の圧縮に伴う問題として、異なる内容のデータをそれぞれ圧縮したところ同じ結果になり得ることが挙げられる。本発明においてはこの事象はある演算処理装置の異常を見逃すことにつながる。MD5ハッシュ関数では、異なる内容を入力して同じハッシュ値が生成される確率は、
(1/2)(ハッシュ値ビット数/2)=0.564=5.4×10−20
であり、例えば1時間当たり3.6×106回照合を行うとした場合、一つの多重系電子連動装置当たりの異常見逃し確率は1.9×10−13[1/hour]となる。
この異常見逃し確率は、当該装置に許容される危険側故障率よりも小さい値である必要があるが、一般に電子連動装置のような鉄道保安装置に許容される危険側故障率は10−8〜10−9[1/hour]程度であり、この条件を満たす。
次に本発明の実施例2の多重系電子連動装置について図3を参照して説明する。実施例2の多重系電子連動装置は、出力データの照合と内部加工ステータスの照合とを切替制御できる構成を備えたものである。
図3において、演算処理装置110A、110Bは進路制御装置200から例えば現場機器への制御指令といった入力データD11を入力し、それぞれD11A、D11Bとして記憶する。また、演算処理装置110A、110Bは現場機器300から例えば現場機器の状態といった入力データD12を入力し、それぞれD12A、D12Bとして記憶する。
演算処理装置110Aは入力データD11A、D12Aの内容に応じて、出力データ生成用プログラムP10Aと内部データD13Aとを用いて演算処理を行い、現場機器を制御するための出力データD14Aを生成し切替回路P40Aに送出する。演算処理装置110Bは入力データD11B、D12Bの内容に応じて、出力データ生成用プログラムP10Bと内部データD13Bとを用いて演算処理を行い、現場機器を制御するための出力データD14Bを生成し切替回路P40Bに送出する。
演算処理装置110Aと110Bのいずれかが異常とならない限り、プログラムP10AとP10Bは同じもので不変である。また内部データD13AとD13Bは同じ初期内容であり、演算処理装置110Aと110Bのいずれかが異常とならない限り、演算処理装置110Aと110Bの入力・演算結果に応じて同期して同じ内容に変化する。同様に同じ入力データ、プログラム、内部データから演算生成された出力データD14A、D14Bは、演算処理装置110Aと110Bのいずれかが異常とならない限り同内容である。
照合装置120は、切替回路P40A、切替回路P40Bを介して演算処理装置110A、110Bからそれぞれ取り込んだ出力データを照合データD23A、D23Bとして記憶し、これらを照合部121で照合する。照合の結果が一致であれば演算処理装置110A、110Bの双方が正常であると判断して出力データD15A、D15Bの一方を現場機器に出力し、不一致であれば演算処理装置110A、110Bのいずれかが異常であると判断して現場機器への出力回路を遮断し、異常を報知する。
内部ステータス加工の実行時には、演算処理装置A系では、演算部の内部ステータス加工用プログラムP20Aが作動し、出力生成プログラムP10A、内部データD13Aのデータ、あるいは、内部ステータス加工用プログラムP20Aのデータを読み出して、ハッシュ値の演算などのデータ加工の処理を行い、処理結果の戻り値を内部加工ステータスD21Aとしてその格納エリアに格納し、内部加工ステータスD21Aの内容を切替回路P40Aに送出する。
演算処理装置B系においても、同様に、演算部の内部ステータス加工用プログラムP20Bが作動し、出力生成プログラムP10B、内部データD13Bのデータ、あるいは、内部ステータス加工用プログラムP20Bのデータを読み出して、ハッシュ値の演算などのデータ加工の処理を行い、処理結果の戻り値を内部加工ステータスD21Bとしてその格納エリアに格納し、内部加工ステータスD21Bの内容を切替回路P40Bに送出する。
照合装置120は、切替回路P40A、切替回路P40Bを介して演算処理装置110A、110Bからそれぞれ取り込んだ内部加工ステータスD21A,内部加工ステータスD21Aをそれぞれ、照合データD23A、D23Bとして記憶し、これらを照合部121で照合する。照合の結果が不一致であれば演算処理装置110A、110Bのいずれかが異常であると判断して現場機器への出力回路を遮断し、異常を報知する。
図4は、図3に示す本発明の実施例2の多重系電子連動装置の動作を示すフローチャートである。図4において、電子連動装置の動作を開始すると、処理P0において、内部ステータス加工の照合であるか否かを判定する。
内部ステータス加工の照合には、処理P1では今回の制御周期で加工対象とする内部ステータスの一部分の先頭アドレスを求め、処理P2ではアドレスaから情報量sのデータをバッファにコピーする。処理P3では処理P2でバッファに格納したデータを入力としてプログラムP20Aを実行する。処理P4ではプログラムP20Aの処理結果戻り値を内部加工ステータスD21Aとしてその格納エリアに格納する。処理P5では内部加工ステータスD21Aを切替装置に送出する。
処理P11では、切替回路により内部加工ステータスと出力データを切替え、演算処理装置からそれぞれ取り込んだ内部加工ステータスを照合データとして記憶し、処理P12では、照合装置120は、これらを照合部121で照合する。処理P13で、照合の結果が不一致であれば演算処理装置110A、110Bのいずれかが異常であると判断して、処理P14で現場機器への出力回路を遮断し、異常を報知する。処理P13で、照合の結果が不一致でなければ、処理P0に戻る。
処理P0において、内部ステータス加工の照合ではない場合には、通常の出力データ生成処理が行われ、処理P6では、進路制御装置200から電子連動装置100へのデータ入力D11が行われ、処理P7では、入力データD11を多重系の各メモリにデータ記憶され、処理P8では、出力データ生成用プログラムにより出力データの生成処理が行われ、処理P9では、処理結果を出力データとして格納し、処理P10で、出力データを切替装置に送出する。
処理P11では、切替回路により内部加工ステータスと出力データを切替え、演算処理装置からそれぞれ取り込んだ出力データを照合データとして記憶し、処理P12では、照合装置120は、これらを照合部121で照合する。処理P13で、照合の結果が不一致であれば演算処理装置110A、110Bのいずれかが異常であると判断して、処理P14で現場機器への出力回路を遮断し、異常を報知する。処理P13で、照合の結果が不一致でなければ、出力データを出力し、処理P0に戻る。
以上の方法により実施例2では、多重系電子連動装置では、通常の出力データの生成処理と内部ステータス加工処理を切り替えて同一の照合装置で出力データと内部ステータス加工データを照合することができ、いずれかの演算処理装置に異常があれば、早期に異常を顕在化させることが出来る。
本発明の実施例1の多重系電子連動装置の内部ステータス加工・照合に関するブロック図である。 図1に示すA系の内部ステータス加工の一処理例のフローチャートである。 本発明の実施例2の多重系電子連動装置の内部ステータス加工・照合に関するブロック図である。 図3に示す多重系電子連動装置の動作のフローチャートである。 本発明を適用する多重系電子連動装置の出力データ生成・照合に関するブロック図である。
符号の説明
100 多重系電子連動装置
110 演算処理装置
120 照合装置
200 進路制御装置
300 現場機器
P10 出力データ生成用プログラム
P20 内部ステータス加工用プログラム
P40 切替回路
D11 進路制御装置からの入力データ
D12 現場機器からの入力データ
D13 演算処理装置内部データ
D14 演算処理装置内の出力データ
D15 照合装置内の出力データ
D21 演算処理装置内の加工内部ステータス
D22 照合装置内の加工内部ステータス
D23 照合装置内の照合データ

Claims (5)

  1. 複数の演算処理装置と一つの照合装置から構成された多重系電子連動装置において、各演算処理装置は、その内部ステータス情報を、情報量を圧縮するように周期的にデータ加工する演算部を備え、前記照合装置は、各演算処理装置の前記演算部がデータ加工した内部ステータス情報を照合する照合部を備えており、前記照合手段は、前記演算処理装置毎にデータ加工された内部ステータス情報を前記照合部でそれぞれ照合し、前記照合の結果が一致の場合に全演算処理装置が正常であると判断し、不一致の場合にいずれかの演算処理装置が異常であると判断することを特徴とする多重系電子連動装置。
  2. 請求項1に記載の多重系電子連動装置において、前記演算部は、前記各演算処理装置で出力処理を行う出力データ生成用のプログラムと前記出力処理を行う際の内部データが記憶されたメモリ領域から先頭アドレスを特定して読み出された情報を、前記内部ステータス情報としてデータ加工することを特徴とする多重系電子連動装置。
  3. 請求項1に記載の多重系電子連動装置において、前記演算部は、前記各演算処理装置で出力処理を行う出力データ生成用のプログラムと前記出力処理を行う際の内部データに加えて、前記内部ステータス情報を圧縮加工する内部ステータス加工用のプログラムについても、記憶されたメモリ領域から先頭アドレスを特定して読み出された情報を、前記内部ステータス情報としてデータ加工することを特徴とする多重系電子連動装置。
  4. 請求項1に記載の多重系電子連動装置において、前記データ加工された内部ステータス情報を照合する照合手段が、前記各演算処理装置で出力処理を行う出力データについても、それぞれ照合することができる切替回路を備えていることを特徴とする多重系電子連動装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の多重系電子連動装置において、前記演算部は、前記各演算処理装置の内部ステータス情報の情報量を圧縮するために内部ステータス情報のハッシュ値を周期的に演算することを特徴とする多重系電子連動装置。
JP2008212621A 2008-08-21 2008-08-21 多重系電子連動装置 Active JP5116609B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008212621A JP5116609B2 (ja) 2008-08-21 2008-08-21 多重系電子連動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008212621A JP5116609B2 (ja) 2008-08-21 2008-08-21 多重系電子連動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010047102A true JP2010047102A (ja) 2010-03-04
JP5116609B2 JP5116609B2 (ja) 2013-01-09

Family

ID=42064579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008212621A Active JP5116609B2 (ja) 2008-08-21 2008-08-21 多重系電子連動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5116609B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008812A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Fuji Electric Co Ltd 情報処理装置、及び情報処理装置の自己診断方法
WO2018110124A1 (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
JP2021508629A (ja) * 2018-11-16 2021-03-11 韓国鉄道技術研究院Korea Railroad Research Institute 排他的線路資源の共有システム

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1035495A (ja) * 1996-07-19 1998-02-10 Mitsubishi Electric Corp 二重系電子連動装置
JP2001249701A (ja) * 2000-03-08 2001-09-14 Nippon Signal Co Ltd:The 2重化情報処理装置
JP2004206472A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Toshiba Corp 保安システムの検修装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1035495A (ja) * 1996-07-19 1998-02-10 Mitsubishi Electric Corp 二重系電子連動装置
JP2001249701A (ja) * 2000-03-08 2001-09-14 Nippon Signal Co Ltd:The 2重化情報処理装置
JP2004206472A (ja) * 2002-12-25 2004-07-22 Toshiba Corp 保安システムの検修装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012008812A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Fuji Electric Co Ltd 情報処理装置、及び情報処理装置の自己診断方法
WO2018110124A1 (ja) * 2016-12-13 2018-06-21 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
CN110035939A (zh) * 2016-12-13 2019-07-19 日立汽车系统株式会社 车辆控制装置
JPWO2018110124A1 (ja) * 2016-12-13 2019-10-24 日立オートモティブシステムズ株式会社 車両制御装置
US11136044B2 (en) 2016-12-13 2021-10-05 Hitachi Automotive Systems, Ltd. Vehicle control device
CN110035939B (zh) * 2016-12-13 2022-05-13 日立安斯泰莫株式会社 车辆控制装置
JP2021508629A (ja) * 2018-11-16 2021-03-11 韓国鉄道技術研究院Korea Railroad Research Institute 排他的線路資源の共有システム
US11731675B2 (en) 2018-11-16 2023-08-22 Korea Railroad Research Institute Exclusive track resource sharing system

Also Published As

Publication number Publication date
JP5116609B2 (ja) 2013-01-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8065564B2 (en) Redundant control apparatus
JP6827501B2 (ja) ホットバックアップシステム、ホットバックアップ方法、及びコンピュータ機器
CN110572287B (zh) 数据容灾方法、装置、计算机设备和存储介质
CN107957692B (zh) 控制器冗余方法、装置及系统
CN110784331B (zh) 一种共识流程恢复方法及相关节点
US10114356B2 (en) Method and apparatus for controlling a physical unit in an automation system
JP5116609B2 (ja) 多重系電子連動装置
CN104486438A (zh) 分布式存储系统的容灾方法及装置
US10997008B2 (en) Controller and control system that manages event occurrence history utilizing a flash chain of event history data
CN109117292B (zh) 一种集群存储的方法和装置及集群存储系统
JP2022521938A (ja) 安全システムおよび安全システムの作動方法
CN105550230B (zh) 分布式存储系统节点故障的侦测方法和装置
CN108089892A (zh) 一种系统安全启动的方法、装置、机顶盒及存储介质
US20090089627A1 (en) Distributed Control System
US20170091051A1 (en) Method for redundant processing of data
JP6843650B2 (ja) 冗長化システム及び冗長化方法
CN113630445B (zh) 一种基于区块链网络的数据存储方法及装置
CN113676314B (zh) 量子密钥管理方法、比对方法、输出方法、装置及系统
US11177828B2 (en) Data collection apparatus, method, and program
CN112953897A (zh) 一种基于云计算设备的列控系统边缘安全节点的实现方法
JP2006236371A (ja) 制御システム
CN111488306A (zh) 攻防架构系统及攻防架构系统的搭建方法
JP4284339B2 (ja) 受信装置,受信方法及び通信システム
WO2022244200A1 (ja) 制御装置
WO2019073565A1 (ja) 分散制御システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100512

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20111116

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20121002

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20121016

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5116609

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20151026

Year of fee payment: 3