JP2001244062A - 加熱装置および画像形成装置 - Google Patents

加熱装置および画像形成装置

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JP2001244062A
JP2001244062A JP2000053549A JP2000053549A JP2001244062A JP 2001244062 A JP2001244062 A JP 2001244062A JP 2000053549 A JP2000053549 A JP 2000053549A JP 2000053549 A JP2000053549 A JP 2000053549A JP 2001244062 A JP2001244062 A JP 2001244062A
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仁 佐藤
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篤義 阿部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】芯材に製造上の寸法のばらつきを許容しても、
芯材と励磁コイル及び導電部材を所定位置に配置できる
ようにし、発熱体の発熱幅のばらつきを抑え、かつ部分
的な発熱量のばらつきによる温度むらを抑えて局部的な
加熱の過不足をなくした加熱装置および画像形成装置を
提供すること 【解決手段】 芯材16a,16b及び該芯材に巻かれ
る励磁コイル15からなる磁場発生手段により導電部材
に磁場を作用させて該導電部材に発生する渦電流による
該導電部材の発熱により被加熱材を加熱する電磁誘導加
熱方式の加熱装置であり、前記芯材16a,16bが複
数の分割芯材からなり、該分割芯材をホルダー部材14
aで配列保持していること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱装置及び画像
形成装置に関するものであり、例えば電子写真装置、静
電記録装置等の画像形成装置に用いられ、電磁誘導を利
用して渦電流を発生させて加熱し、被記録材上に形成さ
れた未定着トナー画像を定着する画像加熱定着装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像加熱定着装置としては、従来から熱
ローラ、フィルム加熱方式等の接触加熱方式が広く用い
られている。その中でも、最大4層のトナー層を有する
カラーの画像加熱定着装置では、ハロゲンヒータを発熱
させ、定着ローラの芯金、ゴム弾性層を介してトナー像
の加熱定着を行っている。
【0003】しかし、このような熱ローラ方式では、定
着ローラの熱容量が大きいため、定着ローラ表面を定着
温度まで上げるのには非常に多くの時間を要していた。
このため、画像出力動作を速やかに実行するためには、
機械を使用していない時にもローラ表面をある程度の温
度に温調していなければならないという問題があった。
【0004】すなわち、ウォーミングアップに時間がか
かるのでファーストプリントを速くするためにスタンバ
イ状態を設けて常時定着ローラを加熱状態に置いておく
ことが必要であった。
【0005】また、フラッシュ定着方式、オーブン加熱
方式、熱板加熱方式など種々の方式・構成のものが知ら
れており、実用されている。米国特許第3578797
号明細書に記載されているようにベルト加熱方式も知ら
れている。
【0006】最近では、フィルム加熱方式の加熱装置、
即ち固定支持された加熱体(サーマルヒーター)と、該
ヒーターに対向圧接しつつ搬送される耐熱性フィルム
と、該フィルムを介して被加熱材をヒーターに密着させ
る加圧部材を有し、該フィルムと加圧部材とのニップ部
に被加熱材を通し、該フィルムを介してヒーターからの
熱を被加熱材へ付与する構成の装置が利用されるように
なった。
【0007】本出願人の先の提案に係る例えば特開昭6
3−313182号公報・特開平2−157878号公
報・特開平4−44075号公報・特開平4−2049
80号公報等に開示の方式・装置等がこれに属し、薄肉
の耐熱性フィルム(定着フィルム)と、該フィルムの移
動駆動手段と、該フィルムの一方面側に固定支持された
加熱体と、他方面側に該加熱体と対向して配置され、該
加熱体に対して該フィルムを介して画像定着すべき被記
録材の顕画像担持面を密着させる加圧部材を有し、該フ
ィルムは少なくとも画像定着実行時は該フィルムと加圧
部材との間に搬送導入される画像定着すべき被記録材と
順方向に同一速度で走行移動させて、該走行移動フィル
ムを挟んで加熱体と加圧部材の圧接で形成される定着ニ
ップ部に被記録材を導入して該フィルムと共に搬送する
ことにより被記録材の顕画像担持面を該フィルムを介し
て該加熱体で加熱して画像に熱エネルギーを付与して軟
化・溶融せしめ、次いで定着点通過後のフィルムと被記
録部材を分離点で離間させることを基本とする装置であ
る。
【0008】このようなフィルム加熱方式においては、
ヒーターとして、低熱容量の加熱体を用いることができ
る。このため従来の接触加熱方式である熱ローラ方式や
ベルト定着方式に比べて省電力化及びウェイトタイム短
縮化(クイックスタート)が可能になる。またクイック
スタートができることにより非プリント時の予熱(スタ
ンバイ時加熱)が必要なくなり、総合的な意味での省電
力化もはかることができる。
【0009】しかし、このようなフィルム加熱方式の加
熱装置にも次のような欠点があった。
【0010】省エネルギー・クイックスタート性を実現
するためには、熱抵抗とならない熱容量が小さい薄いフ
ィルムを使わなければならず、耐久性が低く、また装置
の高速化等が困難である。
【0011】また、フィルムが薄いと、剛性が得られず
フィルムの走行制御機構が必要となり、装置が大型化
し、複雑な構成となってしまう。
【0012】耐熱性を要求されるフィルムは素材が限定
されてしまう。また、樹脂フィルムは断熱性が良いた
め、フィルム内側で熱の蓄積が生じ、フィルム内側に配
置される部品についても耐熱性が必要とされ、高価かつ
限定された材料を使わざるを得なくなる。
【0013】そこで本発明者等は、フィルム自体を発熱
させることでフィルムが熱抵抗とならないようにして熱
効率を向上させた電磁誘導加熱方式・フィルム加熱方式
の研究を行ってきた。
【0014】これは磁界発生手段、例えば磁性体である
芯材と励磁コイルを組み合わせることによって発生する
磁場を励磁回路で変化させる。即ちコイルに高周波を加
えてその発生磁場の中を移動する導電部材(誘導磁性
材、磁界吸収導電材)としてのフィルムに磁界が発生消
滅を繰り返すようにしてフィルムの中の導電層に渦電流
を発生させるものである。この渦電流が導電層の電気抵
抗によって熱(ジュール熱)に変換され、被加熱材に密
着するフィルムのみが発熱するので熱効率がすぐれてい
る。
【0015】即ち、変動する磁界が導体中を横切る時、
その磁界の変化を妨げる磁界を発生させるようにフィル
ムの導電層には渦電流が発生する。この渦電流がフィル
ムの導電層の表皮抵抗に比例して導電層を発熱させる。
このようにフィルムの表層近くを直接発熱させるので、
フィルム基層の熱伝導率、熱容量によらず急速に加熱で
きる利点がある。またフィルムの厚さにも依存しない急
速加熱が実現できる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電磁誘導加熱方式の加熱装置にも、装置構成上次の
ような問題点があった。
【0017】励磁コイルが巻かれる芯材は、高透磁率の
フェライトが好ましいが、フェライトは製造上多くの制
約がある。
【0018】フェライトの製造工程の概略は次の通りで
ある。フェライトの粉体を金型内に充填し、圧縮成形し
所定の形状にする。その後所定温度に保たれた炉内に一
定時間保持されて焼成され、固体となる。
【0019】このような工程で製造されたフェライトの
芯材は、焼成時に大きく収縮するため、寸法精度のばら
つきが大きい。具体的には、称呼の寸法に対して2〜1
0%のばらつきが生じてしまう。即ち200mmのフェ
ライトを製造する場合、4〜20mmものばらつきが生
じてしまう。また部分的な収縮のばらつきにより、大き
なそりを生じてしまう場合もある。
【0020】このようなばらつきを持ったフェライトの
芯材と励磁コイル及び発熱体を所定の位置に配置するこ
とは困難であり、導電部材の発熱幅がばらついたり、導
電部材に発生させる熱量を均一にすることができず、温
度むらを生じたりしまい、定着不良を起こしてしまうと
いう問題があった。
【0021】そこで本発明は、上記問題点を解決し、芯
材に製造上の寸法のばらつきを許容しても、芯材と励磁
コイル及び導電部材を所定位置に配置できるようにし、
発熱体の発熱幅のばらつきを抑え、かつ部分的な発熱量
のばらつきによる温度むらを抑えて局部的な加熱の過不
足をなくした加熱装置および画像形成装置の提供を目的
としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置および画像形成装置である。
【0023】(1)芯材及び該芯材に巻かれる励磁コイ
ルからなる磁場発生手段により導電部材に磁場を作用さ
せ、該導電部材に発生する渦電流による該導電部材の発
熱により被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装
置であり、前記芯材が複数に分割され、該分割芯材が配
列保持されることを特徴とする加熱装置。
【0024】(2)芯材及び該芯材に巻かれる励磁コイ
ルからなる磁場発生手段により導電部材に磁場を作用さ
せ、該導電部材に発生する渦電流による該導電部材の発
熱により被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装
置であり、前記芯材が複数に分割され、該分割芯材が隣
接する分割芯材との距離が0.3mmから4mmに配列
保持されることを特徴とする加熱装置。
【0025】(3)芯材及び該芯材に巻かれる励磁コイ
ルからなる磁場発生手段により導電部材に磁場を作用さ
せ、該導電部材に発生する渦電流による該導電部材の発
熱により被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装
置であり、前記芯材が複数に分割され、該分割芯材の最
大寸法が15mmから50mmであることを特徴とする
加熱装置。
【0026】(4)芯材及び該芯材に巻かれる励磁コイ
ルからなる磁場発生手段により導電部材に磁場を作用さ
せ、該導電部材に発生する渦電流による該導電部材の発
熱により被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装
置であり、前記芯材が複数に分割され、同一形状の分割
芯材を組み合わせ、その配列方向と直交する断面が略T
字状に配置されることを特徴とする加熱装置。
【0027】(5)前記分割芯材を配列保持するセルま
たは仕切り部材を設けたホルダー部材を有していること
を特徴とする(1)乃至(5)の何れかに記載の加熱装
置。
【0028】(6)被記録材に画像を形成する画像形成
手段と、(1)乃至(5)の何れかに記載の加熱装置を
具備し、前記加熱装置を前記画像形成手段により被記録
材上に形成した画像を加熱処理する像加熱装置として備
えたことを特徴とする画像形成装置。
【0029】〔作用〕芯材を複数に分割し、該分割芯材
を、おのおのを配列保持するセルを設けたホルダーで配
列保持するようにしたことにより、芯材の寸法精度を良
くすることができ、芯材それぞれを精度良く配置するこ
とができるため発熱幅のばらつきを抑えることができ
る。
【0030】該分割芯材を、隣接する分割芯材との距離
が0.3mmから4mmに配列保持するようにしたこと
により、芯材を分割配置した場合に問題となる分割芯材
の間隔による被発熱体の発熱ばらつき・温度むらおよび
それに起因する画像不良を防止できる。
【0031】該分割芯材の最大寸法は15mmから50
mmにすることにより、芯材の個数を必要以上に増やす
必要がない。
【0032】同一形状の分割芯材を組み合わせその断面
が略T字状に配置することにより、芯材の製造コストを
低く抑えることができる。
【0033】
【発明の実施の形態】〈第1の実施形態〉以下図により
本発明に係る加熱装置及びこれを備えた画像形成装置の
一例としての電子写真カラープリンタについて説明す
る。図1は本発明に係る加熱装置(画像加熱定着装置)
の構成を示す断面図、図2は回転体内部の励磁コイルと
芯材の配置を示す斜視図、図5は本発明に係る画像加熱
定着装置を備えた画像形成装置の記録部及び定着部の構
成を示す模式断面説明図である。
【0034】図5において、1は有機感光体やアモルフ
ァスシリコン感光体でできた感光体ドラム(像担持体)
であり、2は該感光体1に一様に帯電を行うための帯電
ローラである。
【0035】3は図示しない画像信号発生装置発生から
の信号をレーザ光のオン/オフに変換し、感光体ドラム
1の表面に静電潜像を形成するレーザ光学箱である。4
は該レーザ光学箱3から出射されるレーザ光であって、
5は該レーザ光学箱3からのレーザ光4を反射させて感
光体ドラム1に導くためのミラーである。
【0036】感光体ドラム1の静電潜像は現像器6によ
ってトナーを選択的に付着させることで顕像化される。
現像器6はイエローY、マゼンタM、シアンC、カラー
現像器と、ブラックBkの現像器から構成され、一色ず
つ感光体ドラム1の上に形成された潜像を対応する色の
トナー画像として現像し、このトナー画像を中間転写ド
ラム7上に順次重ねてカラー画像を得るようになってい
る。
【0037】中間転写ドラム7は金属ドラム上に中抵抗
の弾性層と高抵抗の表層を有するもので、該金属ドラム
にバイアス電位を与えて感光体ドラム1との電位差でト
ナー画像の転写を行うものである。
【0038】一方、図示しない給送カセットから給送ロ
ーラによって送り出された被記録材Pは感光体ドラム1
の静電潜像と同期するように搬送手段でもある転写ロー
ラ8と中間転写ドラム7との間のニップ部に送りこまれ
る。そして、転写ローラ8は被記録材Pの背面からトナ
ーと逆極性の電荷を供給することで、中間転写ドラム7
上のトナー画像を被記録材P上に転写する。
【0039】こうして、被記録材上Pに転写された未定
着のトナー画像は、画像加熱定着装置9で加熱及び加圧
されて被記録材P上に永久固着された後、図示しない排
出トレーヘと排出される。
【0040】感光体ドラム1、中間転写体ドラム7上に
残ったトナーや紙粉等は、夫々クリーナ10,11によ
って除去され、感光体ドラム1は前述の帯電以降の工程
を繰り返す。
【0041】次に図1〜図4を用いて画像加熱定着装置
9の構成を詳細に説明する。図において、画像加熱定着
装置9は、被記録材Pの搬送路の下部に配置された加圧
部材としての加圧ローラ12と、該加圧ローラ12に対
向して被記録材Pの搬送路の上部に配置された回転体と
なる筒状の定着フィルム13とを有しており、該定着フ
ィルム13の内側にはフィルムガイド14a,14bが
配置され、該フィルム13の回転を案内している。
【0042】定着フィルム13は、図1(b)に示すよ
うに、円筒状の導電層(導電体)でもある発熱層13a
の外表面に弾性層13bを設け、更に該弾性層13bの
外表面に離型層13cを設けてエンドレスフィルムとし
て成形される。
【0043】定着フィルム13は画像加熱定着装置9本
体に対して固定されたフィルムガイド14a,14bに
対して周長に余裕をもって外嵌されると共に、摺動回転
可能に構成されている。従って、図1の矢印a方向に回
転駆動される加圧ローラ12に圧接された定着フィルム
13は、固定されたフィルムガイド14a,14bに対
して図1の矢印b方向に摺動回転する。
【0044】図1に示すように、フィルムガイド14a
は、該フィルムガイド14aの内部に交番磁場を発生さ
せるための耐熱電線で構成される励磁コイル15と、該
励磁コイル15の芯材16を所定位置に配置して支持し
ており、該励磁コイル15は複数列巻回されている。
【0045】加圧ローラ12は定着フィルム13に圧接
されて該定着フィルム13とニップ部Nを形成し、該ニ
ップ部Nに導入された記録材Pをフィルム13と共に搬
送する。
【0046】加圧ローラ12は鉄等で構成される芯金1
2aと、該芯金12aの外周に設けられたシリコーンゴ
ム、フッ素ゴム、フッ素樹脂等を被覆した弾性部材12
bを有して構成される。この加圧ローラ12は図示しな
い駆動機構により図1の矢印a方向に回転駆動される。
なお、必要に応じて加圧ローラ12側から被記録材Pに
熱エネルギーを供給するために加圧ローラ12に発熱手
段を設けても良い。
【0047】励磁コイル15の芯材16は、フェライト
やパーマロイ等のトランスのコアに用いられる材料が好
ましく、本実施形態では、100[kHz]以上でも損
失の少ないフェライトを用いている。このため以下の明
細書では部材16はフェライトコアと呼ぶこととする。
【0048】励磁コイル15には図2に示す励磁回路1
8が接続されており、この励磁回路18は20[kH
z]から500[kHz]の高周波をスイッチング電源
で発生できるようになっている。また、17は、導電体
即ちフィルム13の表面温度を測定するためのサーミス
タである。この検知温度に基づいて該励磁回路18から
励磁コイル5へ供給される電力を制御することにより、
このフィルム13と加圧ローラ12で形成されたニップ
部Nが所定の温度(定着温度)となるようにしている。
【0049】このニップ部Nでの加熱原理は、励磁回路
18によって励磁コイル15に印加される電流で発生す
る磁束がフェライトコア16に導かれて定着フィルム1
3の発熱部となる発熱層13aに磁場を入れることで渦
電流を発生させる。この渦電流と発熱層13aの固有抵
抗によって熱エネルギーであるジュール熱が発生する。
発熱したジュール熱は弾性層13b、離型層13cを介
してニップ部Nを搬送される被記録材Pと該被記録材P
上の未定着トナーtlを加熱する。これによりニップ部
N内において未定着トナーt1を溶融させ、ニップ部N
を通過後に自然冷却して定着トナーt2とし、永久固着
像とする。
【0050】励磁コイル15及びフェライトコア16で
発生した磁界を定着フィルム13の発熱層13aに効率
よく吸収させるためには、励磁コイル15及びフェライ
トコア16と、定着フィルム13の発熱層13aとの距
離は出来るだけ近いほうがよい。
【0051】また、フィルムガイド14a,14bは、
定着フィルム13の発熱層13aとの摺動摩擦にも十分
耐え得る材料が使用される。また、定着フィルム13の
内側には潤滑用のグリスが塗布してあり、円滑な回転を
行えるようになっている。
【0052】定着フィルム13の基層となる導電性発熱
層13aは金属フィルムからなる発熱層であり、非磁性
の金属でも良いが、より好ましくは磁束の吸収の良いニ
ッケル、鉄、強磁性ステンレス、ニッケル−コバルト合
金等といった強磁性体の金属を用いると良い。また厚さ
は、1〜100[μm]が良い。発熱層13aの厚さが
1[μm]よりも小さい場合、殆どの電磁エネルギーが
吸収しきれないため、効率が悪くなる。また、発熱層1
3aの厚さが100[μm]を超えると剛性が高くなり
すぎて屈曲性が悪くなり、回転駆動されるフィルムとし
て使用するには現実的でないからである。
【0053】弾性層13bはシリコーンゴム、フッ素ゴ
ム、フルオロシリコーンゴム等で耐熱性が良く、熱伝導
率が良い材質で構成される。弾性層13bの厚さは、1
0〜1000[μm]が好ましい。これは定着画像品質
を確保するために必要な厚さである。
【0054】カラー画像を印刷する場合、特に写真画像
等では被記録材P上で比較的大きな面積に亘ってベタ画
像が形成される。この場合、被記録材Pの凹凸或いはト
ナー層の凹凸に加熱面である離型層13cが追従できな
いと加熱ムラが発生し、伝熱量が多い部分と少ない部分
で画像に光沢ムラが発生する。即ち、伝熱量が多い部分
は光沢度が高く、伝熱量が少ない部分では光沢度が低く
なる。
【0055】該弾性層13bの厚さを10[μm]以下
とした場合、被記録材P或いはトナー層の凹凸に追従し
きれず、画像光沢ムラが発生することがある。また、弾
性層13bの厚さを1000[μm]以上とした場合に
は、弾性層13bの熱抵抗が大きくなりクイックスター
トを実現するのが難しくなる。そして、より好ましくは
該弾性層13bの厚さを50〜500[μm]とするの
が良い。
【0056】また、弾性層13bの硬度が高すぎると、
被記録材P或いはトナー層の凹凸に追従しきれず、画像
光沢ムラが発生してしまう。そこで、弾性層13bの硬
度としては、600(JIS−K A型試験機)以下で
あることが好ましく、より好ましくは、450(JIS
−K A型試験機)以下であることが好ましい。
【0057】弾性層13bの熱伝導率入は、2.5×1
-1〜8.4×10-1[W/m・℃](6×10-4〜2×10
-3[cal/cm・sec・deg])が良い。熱伝導率λが2.5×1
-1[W/m・℃](6×10-4[cal/cm・sec・deg])よりも小
さい場合には、熱抵抗が大きく、定着フィルム13の表
層における温度上昇が遅くなる。また、熱伝導率入が
8.4×10-1[W/m・℃](2×10-3[cal/cm・sec・de
g])よりも大きい場合には、硬度が高くなり過ぎたり、
圧縮永久歪みが悪化する。より好ましくは、熱伝導率入
は、3.3×10-1〜6.3×10-1[W/m・℃](8×1
-4〜1.5×10 -3[cal/cm・sec・deg])が良い。
【0058】離型層13cは、フッ素樹脂、シリコーン
樹脂、フルオロシリコーンゴム、フッ素ゴム、シリコー
ンゴム、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオ
ロアルキルピニルエーテル共重合体)、PTFE(ポリ
テトラフルオロエチレン)、FEP(テトラフルオロエ
チレン−ヘキサフルオロプロピレン)等の離型性かつ耐
熱性の良い材料を選択する。
【0059】離型層13cの厚さは、1〜100[μ
m]が好ましい。離型層13cの厚さが1[μm]より
も小さいと、塗膜の塗りムラで離型性の悪い部分ができ
たり、耐久性が不足したりといった問題が発生する。ま
た、離型層13cの厚さが100[μm]を超えると、
熱伝導が悪化するという問題が発生し、特に樹脂系の離
型層の場合は、硬度が高くなり過ぎ、弾性層13bの効
果がなくなってしまう。
【0060】次に本発明の特徴である励磁コイル15と
フェライトコア16と定着フィルム13との位置関係及
び支持方法について図1〜図4を用いて説明する。フェ
ライトコア16はTの字の形状がよいが、異形断面とな
り製造上困難なため16a、16bの二つによりTの字
形状を形成している。
【0061】またフェライトコア16a、16bはそれ
ぞれ長手を複数に分割されている。本実施形態では図2
に示すように、フェライトコア16a,16bが、それ
ぞれ9個の分割芯材16a’,16b’から構成されて
いる。
【0062】フェライトコア16a、16bはその製造
上、最大寸法と最小寸法の差が前述のように2〜10%
生じるため一体で成型した場合大きな寸法誤差を生じ、
発熱幅がばらつくことになる。このためフェライトコア
16a、16bを複数に分割し、それぞれを所定位置に
配置するようにして発熱幅のばらつきを抑えるようにし
ている。
【0063】フェライトコア16aは、フィルムガイド
14aに設けられたセル14cにそれぞれ配置されてい
る。セル14cの長手長さは、フェライトコア16aの
製造上の公差上限寸法に設定してある。隣接するセル1
4cの間に設けられた隔壁14dは1mmとしている。
【0064】フェライトコア16bは、フィルムガイド
14aに設けられた仕切り部材14eに位置決めされ、
それぞれ配置されている。仕切り部材14eのガイド長
手方向の間隔は、フェライトコア16bの製造上の公差
上限寸法に設定してある。仕切り部材14eの厚みは1
mmとしている。
【0065】フェライトコア16a、16bを分割した
場合、夫々の間隔が重要となる。すなわち間隔が大きく
なると、磁束密度にむらが生じ、その結果として発熱量
のばらつきとなり、温度むらとなる。フェライトコア1
6a、16bの間隔と被発熱体13の温度むらを図4で
模式的に示している。またフェライトコア16a,16
bの間隔Δと、発熱体13の温度むら及び画像への影響
との関係を実験で求め、この結果を表1に示す。
【0066】
【表1】
【0067】表1より、画像に実用上影響の無い様にす
るためにはフェライトコア間隔Δは4mm以下に抑える
必要がある。
【0068】フェライトコア間隔を4mm以下にするた
めには、隔壁14d、仕切り部材14eの厚みを1mm
とするとそれぞれのフェライトコアの寸法誤差を1.5
mm以下にしなければならない。寸法誤差を1.5mm
に抑えるためには、称呼寸法に対し6%の誤差を考える
と、1個当たり25mm程度にする必要がある。
【0069】本実施形態では必要発熱幅を220mmと
しており、フェライトコアの総幅も220mmとなりこ
れを約25mmずつに分割すると9分割となる。
【0070】寸法誤差を称呼寸法に対し10%まで許容
する場合は、1個当たり15mm程度まで小さくする必
要があり、この場合の分割数は15程度となる。寸法誤
差を称呼寸法に対し3%とした場合は1個当たり50m
m程度にすることができ、この場合の分割数は4〜5と
なる。
【0071】なおフェライトコアの分割数は、フェライ
トコアの寸法公差と発熱幅に応じて決定すれば良く、本
形態の値に特定されるものではない。
【0072】本実施形態では、隔壁14dおよび仕切り
部材14eの厚みは1mmとしたが、フィルムガイド1
4aの成型上問題がなければ、できる限り薄くするのが
良く、射出成型の樹脂で成型する場合は0.3mm程度
まで薄くすることが可能である。
【0073】本実施形態では、4色カラー画像形成装置
について説明したが、モノクロ或いは1パスマルチカラ
ー画像形成装置に適用しても良い。この場合は、図1に
示した定着フィルム13において、弾性層13bを省略
して、発熱層13aと離型層13cのみで構成しても良
い。
【0074】以上のように本実施形態によれば、発熱幅
のばらつきや、温度むら、およびそれらに起因する画像
不良を防止できる。また、分割芯材間の距離や分割芯材
の最大寸法を適切に設定したことにより、分割芯材の個
数を必要以上に増やす必要がない。更に、分割したこと
により、芯材のそりが問題とならず、良品率を向上させ
ることができる。
【0075】〈第2の実施形態〉次に、図6を用いて本
発明に係る画像加熱定着装置の第2の実施形態について
説明する。図6は第2の実施形態における芯材の構成を
示す平面図である。本実施形態は、前述の実施形態と比
べて芯材の構成が異なり、その他の構成は略同じであ
る。
【0076】本実施形態では、全て同一形状であるフェ
ライトコア(分割芯材)30を図5のように組み合わせ
てTの字型を形成するよう配置されている。本実施形態
では、フェライトコア30は27個使用されており、そ
れぞれがフィルムガイドに形成されたセル及び仕切り部
材に位置決めされ所定位置に配置されている。
【0077】本実施形態では、27個のフェライトコア
30で構成されているため、一つのフェライトコア30
の寸法は24×11×3程度となり、寸法精度を向上さ
せることが出来、また、良品率を向上させることが出来
るため、コストの低減を図ることが出来る。
【0078】また形状の異なる複数のフェライトコアを
必要としなくなるため、製造上必要となる型投資が少な
くなり、同一形状のフェライトコアを数多く使用するた
め量産効果によりコストの低減を図ることができる。
【0079】〈第3の実施形態〉次に、図6を用いて本
発明に係る画像加熱定着装置の第3実施形態について説
明する。第3の実施形態は第2の実施形態と異なる配置
により、フェライトコア30を複数組み合わせてTの字
型を形成するようにしたものであり、図1中垂直に位置
するコア16bに相当するコア30は、その短辺をガイ
ド長手方向に向けて18枚配置され、図1中水平に位置
するコア16aに相当するコア30は、その長辺をガイ
ド長手方向に向けて9枚配置される。
【0080】なお、第1、第2、第3の実施形態では、
いずれも分割したフェライトコアをフィルムガイドで位
置決め配置するようにしているが、フィルムガイド以外
のホルダー部材で位置決め配置するようにしても良い。
【0081】〈その他〉上記の実施形態では、フィルム
方式の加熱装置について示したが、本発明はこれに限ら
ず、図8(a)のように、導電体として金属ローラ31
を用い、該金属ローラ31を回転駆動させ、これと従動
する加圧ローラ12との間で加熱ニップNを形成し、磁
場発生手段5,16により金属ローラ31を発熱させる
構成でも良い。
【0082】また、導電体32をフィルムガイド14で
固定支持し、これに導電層を有しないフイルム33を外
嵌し、該フィルム33を挟み、加圧ローラ12を導電体
32に対して圧接し、加熱ニップ部Nを形成したもので
も良い。
【0083】いづれの構成であっても芯材16を複数の
分割芯材から構成することで、前述の実施形態と同様の
効果が得られる。
【0084】上記第1の実施形態では、分割芯材16
a’を夫々セル14cの中で自由に位置させた場合に図
9(a)のように、分割芯材16a’が最大限離れた場
合でもフェライトコア間隔Δを4mm以下にできるよう
に、フェライトコア16の公差を1.5mmとしたが、
図9(b)のように分割芯材16a’を片側の隔壁14
dに寄せた状態で固定し、フェライトコア16の公差を
3mmとして構成しても良い。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、芯
材に製造上の寸法のばらつきを許容しても、芯材と励磁
コイル及び導電部材を所定位置に配置できるようにし、
発熱体の発熱幅のばらつきを抑え、かつ部分的な発熱量
のばらつきによる温度むらを抑えて局部的な加熱の過不
足をなくした加熱装置および画像形成装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 加熱装置としての画像加熱定着装置の要部横
断側面模型図
【図2】 第1の実施形態に用いた加熱装置の要部縦断
側面模型図
【図3】 第1の実施形態に用いたフィルムガイドの概
略構成図
【図4】 フェライトコアの間隔と被発熱体の温度むら
を模式的に示す図
【図5】 第1の実施形態における画像形成装置の概略
構成図
【図6】 第2の実施形態における芯材の構成及び配置
を示す図
【図7】 第3の実施形態における芯材の構成及び配置
を示す図
【図8】 その他の実施形態の説明図
【図9】 その他の実施形態の説明図
【符号の説明】
9 画像加熱定着装置 12 加圧部材としての加圧ローラ 13 定着フィルム 13a 定着フィルムの発熱層 13b 定着フィルムの弾性層 13c 定着フィルムの離型層 14a、14b フィルムガイド 14c フィルムガイドのセル 14d フィルムガイドの隔壁 14e フィルムガイドの仕切り部材 15 励磁コイル 16、16a、16b、30 芯材(フェライトコア) 17 温度検知素子 (サーミスタ) 18 励磁回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材及び該芯材に巻かれる励磁コイルか
    らなる磁場発生手段により導電部材に磁場を作用させ、
    該導電部材に発生する渦電流による該導電部材の発熱に
    より被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置で
    あり、 前記芯材が複数に分割され、該分割芯材が配列保持され
    ることを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】 芯材及び該芯材に巻かれる励磁コイルか
    らなる磁場発生手段により導電部材に磁場を作用させ、
    該導電部材に発生する渦電流による該導電部材の発熱に
    より被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置で
    あり、 前記芯材が複数に分割され、該分割芯材が隣接する分割
    芯材との距離が0.3mmから4mmに配列保持される
    ことを特徴とする加熱装置。
  3. 【請求項3】 芯材及び該芯材に巻かれる励磁コイルか
    らなる磁場発生手段により導電部材に磁場を作用させ、
    該導電部材に発生する渦電流による該導電部材の発熱に
    より被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置で
    あり、前記芯材が複数に分割され、該分割芯材の最大寸
    法が15mmから50mmであることを特徴とする加熱
    装置。
  4. 【請求項4】 芯材及び該芯材に巻かれる励磁コイルか
    らなる磁場発生手段により導電部材に磁場を作用させ、
    該導電部材に発生する渦電流による該導電部材の発熱に
    より被加熱材を加熱する電磁誘導加熱方式の加熱装置で
    あり、 前記芯材が複数に分割され、同一形状の分割芯材を組み
    合わせ、その配列方向と直交する断面が略T字状に配置
    されることを特徴とする加熱装置。
  5. 【請求項5】 前記分割芯材を配列保持するセルまたは
    仕切り部材を設けたホルダー部材を有していることを特
    徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の加熱装置。
  6. 【請求項6】 被記録材に画像を形成する画像形成手段
    と、請求項1乃至5の何れかに記載の加熱装置を具備
    し、前記加熱装置を前記画像形成手段により被記録材上
    に形成した画像を加熱処理する像加熱装置として備えた
    ことを特徴とする画像形成装置。
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