JP2001242268A - 目覚まし時計 - Google Patents

目覚まし時計

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JP2001242268A
JP2001242268A JP2000102862A JP2000102862A JP2001242268A JP 2001242268 A JP2001242268 A JP 2001242268A JP 2000102862 A JP2000102862 A JP 2000102862A JP 2000102862 A JP2000102862 A JP 2000102862A JP 2001242268 A JP2001242268 A JP 2001242268A
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alarm
time
sound
wake
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JP2000102862A
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English (en)
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Shinya Yoshida
伸也 吉田
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Rhythm Watch Co Ltd
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Rhythm Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目覚め感の良いレム睡眠レベルで確実に覚醒さ
せることができる目覚まし時計を提供する。 【解決手段】スイッチ部13に目覚め感が良い、悪いに
対応する鳴り止めスイッチを設け、たとえば電源をON
してから所定回数nに達するまでは、通常のアラーム動
作を行い、このアラーム音により目覚めたユーザに目覚
め感に応じて鳴り止めスイッチを操作させ、そのn回の
データを基に睡眠周期パターンを作成し、以降は、睡眠
周期パターンと睡眠時間とを比較し、比較の結果、目覚
ましセット時刻がレム睡眠の時は、セット時刻にアラー
ム音を鳴らし、セット時刻がノンレム睡眠の時は、セッ
ト時刻の少し手前から徐々に覚醒に近づけるための短く
小音量のアラーム音を鳴らし、レム睡眠に誘導して目覚
めさせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レム睡眠レベルで
覚醒させる目覚まし時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】人の睡眠は、通常の眠り(ノンレム睡
眠)と浅い覚醒に近い眠り(レム睡眠)を周期的に繰り
返している。このとき、ノンレム睡眠状態で起こされる
と、目覚め感が悪いことは良く知られている。
【0003】また、ノンレム睡眠とレム睡眠とからなる
睡眠周期は、一晩に数回繰り返す。この睡眠周期は、個
人個人でかなり安定しており、一般的には、図4に示す
ように、90分〜110分程度である。
【0004】このため、従来から、個人個人の睡眠周期
をセンサで測定したり等して、目覚まし時計に設けたメ
モリに記憶し、レム睡眠の時にアラーム音を発生させて
目覚めさせる目覚まし時計が種々提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来提案さ
れているレム睡眠の時にアラーム音を発生させる目覚ま
し時計においては、たとえば睡眠周期が図4に示すよう
な形態の人が、7:00にアラームをセットすると、
7:00より以前でレム睡眠段階は、6:10頃とな
り、起きるべき時間の50分も前にアラームがなること
になる。その結果、従来の目覚まし時計では、「まだ寝
ていられたのに」という不快感により目覚め感を悪く
し、結果として、目覚め感良くレム睡眠レベルで覚醒さ
せることができない場合がある。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、目覚め感の良いレム睡眠レベル
で確実に覚醒させることができる目覚まし時計を提供す
ることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、設定時刻に基づいた時刻にアラーム音を
発生する目覚まし時計であって、目覚まし機能をスター
トさせ、目覚め感の良し、悪しに応じてアラーム音を鳴
り止めさせるためのスイッチ部と、上記スイッチ部によ
る目覚まし機能をスタートさせる信号を受けて睡眠時間
をカウントする睡眠時間カウンタと、上記スイッチ部の
操作回数をカウントし、カウント値が所定回数に達する
とその旨を示す信号を出力する目覚まし回数カウンタ
と、睡眠時間データを記憶する睡眠時間記憶回路と、上
記目覚まし回数カウンタからのスイッチ部の操作回数が
所定回数に達したことを示す信号が出力されると、上記
睡眠時間記憶回路に記憶された睡眠時間データに基づい
て、睡眠周期パターンを作成する睡眠周期パターン作成
回路と、上記目覚まし回数カウンタの出力信号を受ける
までは、上記スイッチ部の操作に基づいて目覚まし感が
良い、悪いを示すフラグを睡眠時間カウンタによる睡眠
時間に付加して睡眠時間データとして睡眠時間記憶回路
に書き込み、かつ、設定時間にアラーム音を発生させ、
上記目覚まし回数カウンタの出力信号を受けると上記睡
眠時間カウンタによる睡眠時間と上記睡眠周期パターン
作成回路で作成された睡眠周期とを比較し、目覚ましセ
ット時刻がレムか否かを判定し、判定結果に基づき、レ
ム睡眠で覚醒するようにアラーム音の発生を制御する判
定回路とを有する。
【0008】また、本発明では、上記判定回路は、比較
の結果、目覚ましセット時刻がレム睡眠の場合には、目
覚ましセット時刻に通常のアラーム音を鳴らすようにア
ラーム音を制御する。
【0009】また、本発明では、上記判定回路は、比較
の結果、ノンレム睡眠の場合には、目覚ましセット時刻
より前のあらかじめ設定した少なくとも1度の設定時刻
にレム睡眠に導くことが可能な音量でアラーム音を鳴ら
すようにアラーム音を制御し、目覚ましセット時刻に通
常のアラーム音を鳴らすようにアラーム音を制御する。
【0010】また、本発明では、上記判定回路は、スイ
ッチ部の操作結果が目覚め感が良いことを示している場
合には、上記設定時刻を変更せず、スイッチ部の操作結
果が目覚め感が悪いことを示している場合には、設定時
刻を変更する。
【0011】また、本発明では、上記判定回路は、スイ
ッチ部の操作結果が目覚め感が悪いことを示している場
合には、さらにレム睡眠に導くことが可能な音量でアラ
ーム音を鳴らす回数を変更する。
【0012】本発明によれば、目覚ましのセットは就寝
前に行い、寝つくまでの時間が一定になるようにされ
る。たとえば就寝前に、ユーザによりスイッチ部が目覚
ましセット状態にセットされる。これに伴い、睡眠時間
カウンタにおいて睡眠時間に累積計測が開始される。ま
た、このとき、目覚ましのセットが所定回数nに達して
いないことから、判定回路には目覚まし回数カウンタの
出力信号は入力されていない。そして、目覚ましセット
時刻に通常通りの音量でアラーム音が発生される。この
アラーム音により目覚めたユーザは、そのときの目覚め
感に従い、スイッチ部を、目覚め感が良いまたは目覚め
感が悪いのいずれかをセットして、アラーム音の発生を
停止させる。判定回路では、アラーム音で目覚めた時の
睡眠時間カウンタによる睡眠時間に目覚め感良い、悪い
のフラグを付けて、換言すれば、レム睡眠またはノンレ
ム睡眠としてその睡眠時間が睡眠時間記憶回路に書き込
まれる。そして、以上と同様の目覚まし動作がn回行わ
れ、目覚まし回数カウンタのカウント値がnとなり、信
号が判定回路に入力されるまで行われる。
【0013】上記の目覚まし動作がn回行われ、目覚ま
し回数カウンタのカウント値がnとなると、そのことを
示す信号が出力される。目覚まし回数カウンタからカウ
ント値がnに鳴ったことを示す信号が出力されると、睡
眠周期パターン作成回路において、睡眠時間記憶回路に
記憶されている睡眠時間データに基づいて睡眠周期が作
成され、判定回路に供給される。この状態で、目覚まし
がセットされる。これに伴い、睡眠時間カウンタにおい
て睡眠時間に累積計測が開始され、その結果が判定回路
に入力される。判定回路においては、睡眠時間カウンタ
による睡眠時間および睡眠周期パターン作成回路による
睡眠周期とが比較され、目覚ましセット時刻がレムか否
かが判定される。
【0014】判定の結果、目覚ましセット時刻がレム睡
眠の場合には、目覚ましセット時刻に通常のアラーム音
を鳴らすように制御される。これにより、目覚ましセッ
ト時刻に通常通りの音量でアラーム音が発生される。一
方、ノンレム睡眠の場合には、目覚ましセット時刻のた
とえばX分前に数秒間、レム睡眠に導くことが可能な小
音量のアラーム音を鳴らすように制御される。そして、
目覚ましセット時刻に通常のアラーム音を鳴らすように
制御される。このアラーム音により目覚めたユーザは、
そのときの目覚め感に従い、スイッチ部を操作する。判
定回路では、スイッチ部の操作が目覚め感が良いことを
示している場合には、アラームセット時刻の前の設定時
刻を変更せず上記の動作を繰り返す。一方、スイッチ部
の操作が目覚め感が悪いことを示している場合には、ア
ラームセット時刻の前の設定時刻が変更され、また、場
合に応じてセット時刻の小音量アラーム回数も変更され
る。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の目覚まし時計の一実施の
形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1
は、本発明に係る目覚まし時計の一実施形態を示す回路
図である。
【0016】本実施形態に係る目覚まし時計10は、一
般的に図4に示すような人の睡眠周期の中で、一定のサ
イクル(3サイクル)以降は、深い眠りの睡眠レベル
3,4が発生しないことに着目して構成されている。4
サイクル目からは、睡眠レベル1,2の浅い眠りと、持
続時間が長くなったレム睡眠となる。この状態では、睡
眠レベル1,2の時に小さな刺激が加わると覚醒に近い
レベルに移行する。小さな刺激を繰り返してレム睡眠状
態とほぼ同じレベルに移行させた後で、最終アラームを
鳴らし目覚め感を良くするように構成している。以下、
具体的な構成および機能について説明する。
【0017】目覚まし時計10は、図1に示すように、
目安接点11、目安ON計測時間カウンタ12、スイッ
チ部13、睡眠時間カウンタ14、目覚まし回数カウン
タ15、睡眠時間記憶回路16、睡眠周期パターン作成
回路17、アラームON/OFF回路18、および判定
回路19を有している。
【0018】目安接点11は、目覚ましセット時刻の3
0分前にオンするように調整してあり、ON信号S11
を目安ON計測時間カウンタ12に出力する。
【0019】目安ON計測時間カウンタ12は、目安接
点11によるON信号S11を受けると、30分の計測
を開始し、時間信号S12を判定回路19に出力する。
【0020】スイッチ部13は、目覚め感が良い、悪い
の判定を行うための2つの鳴り止めスイッチを有してお
り、目覚まし機能のスタート信号S13aを睡眠時間カ
ウンタ14に出力し、その目覚め感が良い、悪いを示す
信号S13bを判定回路19に出力する。
【0021】睡眠時間カウンタ14は、スイッチ部13
の鳴り止めスイッチがオフされてから(目覚ましがセッ
トされてから)、オンされるまでの時間をカウントし
て、すなわちスタート信号S13aの入力からその入力
の停止までの時間をカウントし、そのカウント時間を信
号S14として判定回路19に出力する。
【0022】目覚まし回数カウンタ15は、スイッチ部
13がオフ、オンされる回数をカウントし、その回数が
所定回数n回(nは正の整数)に達すると、信号S15
を睡眠時記憶回路に16に出力する。
【0023】睡眠時間記憶回路16は、判定回路19に
より目覚まし感が良い、悪いを示すフラグが付し睡眠時
間カウンタ14のカウント値(睡眠時間)が睡眠時間デ
ータとして書き込まれ、目覚まし回数カウンタ15によ
るスイッチ部13がn回オフ、オンされたことを示す信
号S15を受けると記憶したn回の睡眠時間を信号S1
6として睡眠時間パターン作成回路17に出力する。
【0024】睡眠周期パターン作成回路17は、睡眠時
間記憶回路16による信号S16を受けて睡眠周期を作
成し、信号S17として判定回路19に出力する。
【0025】アラームON/OFF回路18は、判定回
路19によるアラームON/OFF信号S19を受けて
図示しないアラーム発生回路の音量を調整してアラーム
音の発生を制御する。
【0026】判定回路19は、スイッチ部13による信
号S13、睡眠時間カウンタ14による信号S14を受
けて信号S14が示す睡眠時間に目覚まし感が良い、悪
いを示すフラグを付加して睡眠時間データとして睡眠時
間記憶回路16に書き込む。また、判定回路19は、目
覚まし回数カウンタ15の出力信号S15を受けるまで
は、目安ON計測時間カウンタ12の30分計測した後
の出力信号S12を受けてアラーム音を発生させるため
のアラームON/OFF信号S19をアラームON/O
FF回路18に出力する。判定回路19は、目覚まし回
数カウンタ15の出力信号S15を受けると、睡眠時間
カウンタ14の出力信号S14および睡眠周期パターン
作成回路17による信号S17を受けて、目安接点11
が 目覚まし時刻の30分前にオンするために、信号S
14が示す睡眠時間に30分を足した値と信号S17が
示す睡眠周期とを比較し、目覚ましセット時刻がレムか
否かを判定し、判定結果に基づき、レム睡眠に導くよう
にアラームON/OFF信号S19をアラームON/O
FF回路18に出力する。具体的には、目覚ましセット
時刻がレム睡眠の場合には、目覚ましセット時刻に通常
のアラーム音を鳴らすようにアラームON/OFF信号
S19を出力する。一方、ノンレム睡眠の場合には、目
覚ましセット時刻のX分前(たとえば6分前)に数秒
(たとえば2秒)間、小音量のアラーム音を鳴らすよう
にアラームON/OFF信号S19を出力し、(X−
Y)分前(たとえば3分前)に数秒(たとえば4秒)
間、小音量のアラーム音を鳴らすようにアラームON/
OFF信号S19を出力し、目覚ましセット時刻に通常
のアラーム音を鳴らすようにアラームON/OFF信号
S19を出力する。そして、判定回路19は、スイッチ
部13の信号S13が目覚め感が良いことを示している
場合には、X,Yの値を変更せず、信号S13が目覚め
感が悪いことを示している場合には、X,Yの値を変更
し、また、場合に応じてセット時刻の小音量アラーム回
数も変更する。
【0027】次に、上記構成による動作を、図2および
図3のフローチャートに関連付けて説明する。
【0028】目覚ましのセットは就寝前に行い、寝つく
までの時間が一定になるようにされる。まず、電池をセ
ットして、睡眠周期パターンを作成できるまでの所定回
数n回(nは正の整数)までは、レム睡眠とノンレム睡
眠とを判定してユーザの睡眠周期を作成する。
【0029】具体的には、就寝前に、ユーザによりスイ
ッチ部13の2つの鳴り止めスイッチを両方共にOFF
(目覚ましセット状態)にセットされる(ST1)。こ
れに伴い、睡眠時間カウンタ14において睡眠時間に累
積計測が開始される(ST2)。そして、目覚ましセッ
ト時刻の30分前に目安接点11がONとなり、信号S
11が目安ON計測時間カウンタ12に入力される。目
安ON計測時間カウンタ12では、目安接点11による
ON信号S11を受けると、30分の計測が開始され、
30分を計測したことを示す信号S12が判定回路19
に出力される。判定回路19では、計測信号S12を受
けるまではアラームON/OFF回路18を作動させな
い。
【0030】また、このとき、目覚ましのセットがn回
に達していないことから、判定回路19には目覚まし回
数カウンタ15の出力信号S15は入力されていない。
そして、目安ON計測時間カウンタ12の出力信号S1
2を受けてアラーム音を発生させるためのアラームON
/OFF信号S19がアラームON/OFF回路18に
出力され、目覚ましセット時刻に通常通りの音量でアラ
ーム音が発生される(ST3,ST4)。
【0031】このアラーム音により目覚めたユーザは、
そのときの目覚め感に従い、スイッチ部13の2つの鳴
り止めスイッチのうちのいずれか、すなわち目覚め感が
良いを示す鳴り止めスイッチまたは目覚め感が悪いを示
す鳴り止めスイッチをONにする。これにより、目覚め
感が良いまたは悪いを示す信号S13bが判定回路19
に入力される。判定回路19では、信号S13bの内容
に応じて、アラーム音で目覚めた時の睡眠時間カウンタ
14による睡眠時間に目覚め感良い、悪いのフラグを付
けて、換言すれば、レム睡眠またはノンレム睡眠として
その睡眠時間を睡眠時間記憶回路16に書き込まれる
(ST5,ST6,ST7)。そして、以上と同様の目
覚まし動作がn回行われ、目覚まし回数カウンタ15の
カウント値がnとなり、信号S15が判定回路19に入
力されるまで行われる(ST8)。
【0032】上記の目覚まし動作がn回行われると、目
覚まし回数カウンタ15のカウント値がnとなると、信
号S15が判定回路19、および睡眠時間記憶回路16
に供給される。信号S15を受けた睡眠時間記憶回路1
6では、記憶したn回の睡眠時間が信号S16として睡
眠時間パターン作成回路17に出力される(ST9)。
睡眠周期パターン作成回路17では、睡眠時間記憶回路
16による信号S16を受けて睡眠周期が作成され、信
号S17として判定回路19に出力される。
【0033】この状態で、目覚ましがセットされる(S
T10)。これに伴い、睡眠時間カウンタ14において
睡眠時間に累積計測が開始され、信号14が判定回路1
9に入力される。判定回路19においては、睡眠時間カ
ウンタ14の出力信号S14および睡眠周期パターン作
成回路17による信号S17を受けて、目安接点11が
目覚まし時刻の30分前にオンするために、信号S1
4が示す睡眠時間に30分を足した値と信号S17が示
す睡眠周期とが比較され、目覚ましセット時刻がレムが
否かが判定される(ST11)。
【0034】判定の結果、目覚ましセット時刻がレム睡
眠の場合には、目覚ましセット時刻に通常のアラーム音
を鳴らすようにアラームON/OFF信号S19が出力
される。これにより、目覚ましセット時刻に通常通りの
音量でアラーム音が発生される(ST12)。
【0035】一方、ノンレム睡眠の場合には、目覚まし
セット時刻のX分前(たとえば6分前)に数秒(たとえ
ば2秒)間、小音量のアラーム音を鳴らすようにアラー
ムON/OFF信号S19が出力される(ST13)。
次いで、(X−Y)分前(たとえば3分前)に数秒(た
とえば4秒)間、小音量のアラーム音を鳴らすようにア
ラームON/OFF信号S19が出力される(ST1
4)。そして、目覚ましセット時刻に通常のアラーム音
を鳴らすようにアラームON/OFF信号S19が出力
される(ST15)。このアラーム音により目覚めたユ
ーザは、そのときの目覚め感に従い、スイッチ部13の
2つの鳴り止めスイッチのうちのいずれか、すなわち目
覚め感が良いを示す鳴り止めスイッチまたは目覚め感が
悪いを示す鳴り止めスイッチをONにする。これによ
り、目覚め感が良いまたは悪いを示す信号S13bが判
定回路19に入力される(ST16)。
【0036】この場合、判定回路19では、スイッチ部
13の信号S13が目覚め感が良いことを示している場
合には、X,Yの値を変更せず、ステップST19に移
行する。一方、信号S13が目覚め感が悪いことを示し
ている場合には、X,Yの値が変更され、また、場合に
応じてセット時刻の小音量アラーム回数も変更されて、
ステップST10に移行する。
【0037】以上説明したように、本実施の形態によれ
ば、スイッチ部13に目覚め感が良い、悪いに対応する
鳴り止めスイッチを設け、たとえば電源をONしてから
所定回数nに達するまでは、通常のアラーム動作を行
い、このアラーム音により目覚めたユーザに目覚め感に
応じて鳴り止めスイッチを操作させ、そのn回のデータ
を基に睡眠周期パターンを作成し、以降は、睡眠周期パ
ターンと睡眠時間とを比較し、比較の結果、目覚ましセ
ット時刻がレム睡眠の時は、セット時刻にアラーム音を
鳴らし、セット時刻がノンレム睡眠の時は、セット時刻
の少し手前から徐々に覚醒に近づけるための短く小音量
のアラーム音を鳴らし、レム睡眠に誘導して目覚めさせ
るようにしたので、目覚め感良いレム睡眠レベルで確実
に覚醒させることができる利点がある。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
目覚め感の良いレム睡眠レベルで確実に覚醒させること
ができる目覚まし時計を実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る目覚まし時計の一実施形態を示す
ブロック構成図である。
【図2】本発明に係る目覚まし時計の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図3】本発明に係る目覚まし時計の動作を説明するた
めのフローチャートである。
【図4】人の睡眠周期を説明するための図である。
【符号の説明】
10…目覚まし時計 11…目安接点 12…目安ON計測時間カウンタ 13…スイッチ部 14…睡眠時間カウンタ 15…目覚まし回数カウンタ 16…睡眠時間記憶回路 17…睡眠周期パターン作成回路 18…アラームON/OFF回路 19…判定回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定時刻に基づいた時刻にアラーム音を
    発生する目覚まし時計であって、 目覚まし機能をスタートさせ、目覚め感の良し、悪しに
    応じてアラーム音を鳴り止めさせるためのスイッチ部
    と、 上記スイッチ部による目覚まし機能をスタートさせる信
    号を受けて睡眠時間をカウントする睡眠時間カウンタ
    と、 上記スイッチ部の操作回数をカウントし、カウント値が
    所定回数に達するとその旨を示す信号を出力する目覚ま
    し回数カウンタと、 睡眠時間データを記憶する睡眠時間記憶回路と、 上記目覚まし回数カウンタからのスイッチ部の操作回数
    が所定回数に達したことを示す信号が出力されると、上
    記睡眠時間記憶回路に記憶された睡眠時間データに基づ
    いて、睡眠周期パターンを作成する睡眠周期パターン作
    成回路と、 上記目覚まし回数カウンタの出力信号を受けるまでは、
    上記スイッチ部の操作に基づいて目覚まし感が良い、悪
    いを示すフラグを睡眠時間カウンタによる睡眠時間に付
    加して睡眠時間データとして睡眠時間記憶回路に書き込
    み、かつ、設定時間にアラーム音を発生させ、上記目覚
    まし回数カウンタの出力信号を受けると上記睡眠時間カ
    ウンタによる睡眠時間と上記睡眠周期パターン作成回路
    で作成された睡眠周期とを比較し、目覚ましセット時刻
    がレムか否かを判定し、判定結果に基づき、レム睡眠で
    覚醒するようにアラーム音の発生を制御する判定回路と
    を有する目覚まし時計。
  2. 【請求項2】 上記判定回路は、比較の結果、目覚まし
    セット時刻がレム睡眠の場合には、目覚ましセット時刻
    に通常のアラーム音を鳴らすようにアラーム音を制御す
    る請求項1記載の目覚まし時計。
  3. 【請求項3】 上記判定回路は、比較の結果、ノンレム
    睡眠の場合には、目覚ましセット時刻より前のあらかじ
    め設定した少なくとも1度の設定時刻にレム睡眠に導く
    ことが可能な音量でアラーム音を鳴らすようにアラーム
    音を制御し、目覚ましセット時刻に通常のアラーム音を
    鳴らすようにアラーム音を制御する請求項1または2記
    載の目覚まし時計。
  4. 【請求項4】 上記判定回路は、スイッチ部の操作結果
    が目覚め感が良いことを示している場合には、上記設定
    時刻を変更せず、スイッチ部の操作結果が目覚め感が悪
    いことを示している場合には、設定時刻を変更する請求
    項3記載の目覚まし時計。
  5. 【請求項5】 上記判定回路は、スイッチ部の操作結果
    が目覚め感が悪いことを示している場合には、さらにレ
    ム睡眠に導くことが可能な音量でアラーム音を鳴らす回
    数を変更する請求項4記載の目覚まし時計。
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