JPH0512795Y2 - - Google Patents

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JPH0512795Y2
JPH0512795Y2 JP2078088U JP2078088U JPH0512795Y2 JP H0512795 Y2 JPH0512795 Y2 JP H0512795Y2 JP 2078088 U JP2078088 U JP 2078088U JP 2078088 U JP2078088 U JP 2078088U JP H0512795 Y2 JPH0512795 Y2 JP H0512795Y2
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signal
circuit
alarm
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は予め設定された時刻にアラーム音を発
音するアラーム時計に関し、尚詳しくは睡眠時間
の長さに応じてアラーム音の音量を自動的に変化
させるアラーム時計に関するものである。
[従来の技術] 従来、アラーム付時計は設定した所定時刻に一
定の音量のアラーム音を発音させるものが一般的
であるも、電子時計の普及に伴い、アラーム音を
電子音で構成することによりその音量を可変とす
るものがある。
更に、睡眠時における眠りの深さは一定でな
く、就寝後、眠りが一旦深くなつた後、浅い眠り
が続くとの考えに基き、アラームセツト時から短
時間でアラーム音を発音させる場合には、深い眠
りであつても大きなアラーム音で確実に目覚めさ
せ、充分な睡眠時間が経過した場合には、多少小
さなアラーム音で爽やかに目覚めさせる様に音量
を自動的に変化させるアラーム付時計も考案され
ている(例えば特開昭61−213788号)。
[考案が解決しようとする課題] 前述の様に、睡眠時間の長さによりアラーム音
の音量を変更するアラーム時計は、深い眠りのと
きは大きな音量で確実に目覚めさせ、浅い眠りの
ときは小さな音量で爽やかに目覚めさせるもので
あるも、睡眠中に大きな騒音が生じた場合、又、
就寝時に気温等が高く寝苦しい場合等、睡眠時間
と安眠時間とが必ずしも一致しないことがあり、
睡眠時間に基いてアラーム音の音量を変化させる
よりも、安眠時間の長さに応じてアラーム音の音
量を変更することが一層適切にして確実且つ爽や
かな目覚めを行なわせることができると思われ
る。
[課題を解決するための手段] 基準信号発生回路、該基準信号発生回路からの
基準信号に基いて時刻を表示する時計回路、及び
外部操作可能なアラームスイツチと、セツト信号
を出力するアラームセツト回路、セツト信号が出
力されているときに設定時刻になるとアラーム信
号を出力するアラーム信号発生回路、更にセツト
信号が出力されたときからアラーム信号を出力す
る迄の時間を計測するカウンタ回路と、該カウン
タ回路のカウント値に対応した音量のアラーム音
を発音するアラーム発音回路と、を有するアラー
ム時計において、外部環境を検知し、この環境条
件が予め設定した安眠に適する状態でないときは
妨害検知信号を出力し、妨害検知信号の出力後、
所要時間後に解除信号を出力する安眠妨害検出回
路と、前記妨害検知信号に応答して前記カウンタ
回路へのカウント信号の出力を停止し、解除信号
によりカウント信号を出力するカウント信号出力
回路とを設けることとする。
そして、上記安眠妨害検出回路としては、騒音
検知回路とカウント遅延発生回路とを用い、予め
設定した所定レベル以上の大きな騒音を検知した
ときは騒音検知回路から妨害検知信号を出力さ
せ、カウント遅延発生回路により妨害検知信号の
出力停止後、所要時間後に解除信号を出力させる
ものとする。
更に、アラームスイツチに温度センサーを設
け、温度検出回路によりアラームスイツチ操作時
の指先温度を検出し、この温度信号に基いて妨害
検知信号の出力停止から解除信号出力迄の所要時
間を変更し得るカウント遅延発生回路とする場合
も有る。
又、前記安眠妨害検出回路として、温度検出回
路及び気温検知回路とカウント信号出力回路とを
用い、アラームセツト時の気温が予め設定した設
定範囲以外のときは気温検知回路から妨害検知信
号を出力させ、カウント遅延発生回路によりアラ
ームセツト時から所要時間後に解除信号を出力さ
せるものとする場合も有る。
尚、気温を安眠妨害要素とする場合において
も、温度検出回路における温度センサーをアラー
ムスイツチに設け、アラームスイツチ操作時の指
先温度も検出し得る様にし、この温度信号に基い
てアラームセツト時から解除信号出力迄の所要時
間を変更し得るカウント遅延発生回路とすること
も有る。
[作用] 本考案はセツト信号の出力時からアラーム信号
を出力する迄の時間を計測するカウンタ回路と、
該カウンタ回路のカウント値に対応した音量のア
ラーム音を発音するアラーム発音回路とを有する
アラーム時計において、安眠妨害検出回路を設け
ることにより予め設定された安眠に適する状況で
ない環境を検知したときは妨害検知信号を出力さ
せることができ、カウント信号出力回路を設け、
該カウント信号出力回路は妨害検知信号によりカ
ウンタ回路へのカウント信号の出力を停止するも
のである故、カウンタ回路におけるカウントを停
止させることができ、睡眠時間が長くてもカウン
タ回路におけるカウントの進行を停止させ、解除
信号によりカウント信号出力回路からカウント信
号を出力させることにより、カウンタ回路におけ
るカウント値を安眠時間の長さに関係づけること
ができる。
そして、安眠妨害検出回路として騒音検知回路
及びカウント遅延発生回路とを用いた場合は、騒
音を安眠妨害要素として検出するものであり、所
定以上の騒音が発生しているときにカウンタ回路
におけるカウントの進行を停止させると共に、騒
音の発生が停止した後も所要時間だけカウントの
進行停止を持続させ、安眠状態に戻つていると推
察できる頃にカウント遅延発生回路から解除信号
を出力させ、以てカウント信号をカウント信号出
力回路から出力させることにより安眠時間の計測
カウントを行ない得る。
又、安眠妨害検出回路として温度検出回路及び
気温検知回路とカウント遅延発生回路とを用いた
場合は、気温を安眠妨害要素として検出するもの
であり、温度検出回路により気温を検出し、気温
検知回路により気温が設定温度範囲よりも高く寝
苦しい場合や、気温が設定温度範囲よりも低く直
に熟睡し難い場合には妨害検知信号を出力させ、
アラームセツト時からのカウンタ回路におけるカ
ウントの進行を停止させ、カウント遅延発生回路
によりアラームセツト時から所要時間経過した後
にカウントの進行を開始させることができる。
尚、カウント遅延発生回路を前記騒音検知回
路、又は、気温検知回路等と組み合せて安眠妨害
検出回路とする場合において、温度検出回路によ
り指先温度を検出し、この温度信号に基いて解除
信号を出力する迄の所要時間を変更し得るカウン
ト遅延発生回路とすれば、指先温度が低く、即ち
緊張状態で就寝する場合には、騒音により起され
たときや寝苦しいときにはカウンタ回路における
カウントの進行を長時間停止させることができ
る。
[実施例] 本考案の実施例として指針式の目覚時計を以下
に説明する。
本考案の第1実施例は、第1図に示す様に、水
晶発振器等の発振回路12と分周回路14とをも
つて基準信号発生回路10とし、この基準信号発
生回路10から1Hz信号等複数の基準信号を出力
させるものとする。そして、基準信号発生回路1
0からの1Hz信号を時計回路16に入力し、この
時計回路16は1Hz信号を波形整形回路18によ
り整形された波形とし、この整形された信号を駆
動回路20に入力してモーター22を一定速度で
回転させ、輪列24により長針短針等の指針26
を進めると共に、輪列24に組み合せた目安機構
30により設定時刻にはアラーム信号を出力し得
るアラーム信号発生回路28を有している。
このアラーム信号発生回路28は目安機構30
と第1アンド回路32とにより構成し、目安機構
30は輪列24が所定の角度位置迄回転するとH
レベル信号を出力し、第1アンド回路32はこの
Hレベル信号と後述のアラームセツト回路54か
らのセツト信号が入力されるものであり、アラー
ムセツト回路54からHレベルのセツト信号が入
力されている場合に目安機構30から出力される
Hレベルの信号を通過させ、アラーム信号として
出力するものである。
このアラーム信号はアラーム発音回路44と共
にカウンタ回路34にも送られ、アラーム信号が
入力されるカウンタ回路34は、アンド回路、遅
延回路、パルスカウンタ、及びラツチ回路で構成
され、第2アンド回路36は一入力端子を否定入
力形とする三入力アンド回路を用い、否定入力端
子を前記アラーム信号発生回路28における第1
アンド回路32の出力端子に、他の二入力端子の
内、一入力端子は後述のアラームセツト回路54
に、残りの一入力端子を後述のカウント信号出力
回路106に接続し、該第2アンド回路36の出
力端子を第1パルスカウンタ38のφ入力端子に
接続し、該第1パルスカウンタ38のカウント値
出力端子を第1ラツチ回路40のデータ入力端子
に接続する。尚、前記アラーム信号発生回路28
における第1アンド回路32の出力端子は、第2
アンド回路36の否定入力端子の他、カウンタ回
路34における第1ラツチ回路40のロード端子
に接続され、又、第1遅延回路42を介して第1
パルスカウンタのリセツト入力端子に接続され
る。
従つて、カウンタ回路34では、後述のアラー
ムセツト回路54からHレベルのセツト信号が出
力されると第2アンド回路36が開き、カウント
信号出力回路106からのカウント信号を第2ア
ンド回路36が通過させ、以て第1パルスカウン
タ38がこのカウント信号をカウントして時間計
測の数値を積算し、アラーム信号発生回路28か
らHレベルのアラーム信号が出力されると第2ア
ンド回路36が閉じられて第1パルスカウンタ3
8はカウント値の進行を停止し、このときのカウ
ント値が第1ラツチ回路40にラツチされた後、
第1遅延回路42による遅延時間をもつて第1パ
ルスカウンタ38はリセツトされる。この第1ラ
ツチ回路40にラツチされたカウント値は積算値
信号としてアラーム発音回路44に送られる。
アラーム発音回路44は、発音回路、スピーカ
及びデコーダで構成され、発音回路46は前記ア
ラーム信号発生回路28からHレベルのアラーム
信号が出力されると、一定周波数の可聴周波数信
号を一定周期で出力するものであり、デコーダ4
8は前記カウンタ回路34における第1ラツチ回
路40からの積算値信号に基き、発音回路46に
おける可聴周波数信号の増幅率、即ち、アラーム
発音回路44から発音されるアラーム音の大きさ
を決定するものであつて、積算値信号の値が大き
い場合には増幅率を小さくするものである。
そして、アラームセツト回路54は、アンド回
路、パルスカウンタ、フリツプフロツプ及びイン
バータで構成し、第3アンド回路56の一入力端
子はアラームスイツチ52を介してHレベル電源
に接続し、他の一入力端子は基準信号発生回路1
0のφ1信号出力端子に接続すると共に、該第3
アンド回路56の出力端子を第2パルスカウンタ
58のφ入力端子に接続する。この第2パルスカ
ウンタ58のキヤリー信号出力端子は第1フリツ
プフロツプ60のリセツト端子に接続するもので
あり、該第1フリツプフロツプ60のD入力端子
はHレベル電源に、φ入力端子は否定入力型にし
てインバータ62を介してアラームスイツチ52
に接続されるものである。尚、インバータ62の
出力端子は第2パルスカウンタ58のリセツト端
子にも接続する。
そして、前記第1フリツプフロツプ60の出
力をセツト信号とする様に出力端子を前記アラ
ーム信号発生回路28及びカウンタ回路34に接
続するものとする。
このアラームセツト回路54は、アラームスイ
ツチ52をオン状態としてHレベルの操作信号が
入力されると、第1フリツプフロツプ60の出
力をLレベルとすると共に、第2パルスカウンタ
58のリセツト状態を解除し、且つ、第3アンド
回路56が開いて基準信号発生回路10からの
φ1基準信号が第2パルスカウンタ58に入力さ
れ、一定時間後に第2パルスカウンタ58がキヤ
リー信号を出力して第1フリツプフロツプ60の
Q出力をHレベルとする。従つて、アラームスイ
ツチ52を短くオン状態とすると第1フリツプフ
ロツプ60の出力は必ずLレベルとされることと
なり、又、所要時間アラームスイツチ52のオン
状態を維持して操作信号を出力させ続けると、第
1フリツプフロツプ60の出力をHレベルとして
アラームセツト回路54からHレベルのセツト信
号を出力させることになる。
又、安眠妨害検出回路64としての騒音検知回
路66及びカウント遅延発生回路96の内、騒音
検知回路66は、マイク、増幅器及び比較器で構
成し、マイク68の出力を増幅器70で増幅し、
この増幅器70の出力を比較器72で基準電圧と
比較し、マイク68に入力された騒音が基準値レ
ベルよりも大きいときは比較器72からHレベル
の妨害検知信号を出力するものであり、この比較
器72の出力端子は後述のカウント信号出力回路
106とカウント遅延発生回路96とに接続され
る。
カウント遅延発生回路96はオア回路102と
第3パルスカウンタ104とで構成し、前記比較
器72の出力端子をオア回路102を介して第3
パルスカウンタ104のリセツト端子に接続し、
該第3パルスカウンタ104のφ入力端子を基準
信号発生回路10のφ2信号出力端子に、又キヤ
リー信号出力端子を後述のカウント信号出力回路
106における第2フリツプフロツプ108のリ
セツト端子に接続する。尚、オア回路102の他
の入力端子はカウント信号出力回路106におけ
る第2フリツプフロツプ108の出力端子に接
続する。
従つて、このカウント遅延発生回路96は、妨
害検知信号が出力されると第3パルスカウンタ1
04がリセツト状態とされ、妨害検知信号が出力
されなくなつた後、一定時間後にキヤリー信号出
力端子からHパルスの解除信号を出力し、以てカ
ウント信号出力回路106における第2フリツプ
フロツプ108をリセツトし、第2フリツプフロ
ツプ108の出力である作動信号により第3パ
ルスカウンタ104はリセツトされる。
又、カウント信号出力回路106はフリツプフ
ロツプとアンド回路で構成し、第2フリツプフロ
ツプ108のD入力端子はHレベル電源に、φ入
力端子は前記の様に騒音検知回路66における比
較器72の出力端子に接続し、出力端子はカウ
ント遅延発生回路96におけるオア回路102に
接続する他、当該カウント信号出力回路106に
おける第4アンド回路110の入力端子に接続す
る。この第4アンド回路110の他の入力端子は
基準信号発生回路10のφ3信号出力端子に接続
し、第4アンド回路110の出力端子はカウンタ
回路34における第2アンド回路36に接続す
る。尚、第2フリツプフロツプ108のリセツト
端子は前述の様にカウント遅延発生回路96に接
続されている。
従つて、カウント信号出力回路106は、通
常、第2フリツプフロツプ108がリセツト状態
とされて出力にHレベルの作動信号を出力し、
該作動信号により第4アンド回路110が開かれ
てφ3基準信号をカウント信号としてカウンタ回
路34に出力している。そして、騒音検知回路6
6から妨害検知出力信号が出力されると第2フリ
ツプフロツプ108は出力をLレベルとして第
4アンド回路110を閉じ、以てカウント信号を
出力することを停止し、妨害検知信号が出力され
なくなつた後、所要時間が経過して解除信号が入
力されると出力をHレベルに戻し、作動信号及
びカウント信号を出力するものである。
上記第1実施例は、前述の様に安眠妨害検出回
路64を騒音検知回路66とカウント遅延発生回
路96とにより構成している故、アラームスイツ
チ52を所要時間オン状態とするアラームセツト
回路54からセツト信号が出力されて設定時刻に
なるとアラーム信号発生回路28からアラーム信
号が出力されることにより、アラーム発音回路4
4からアラーム音が発音されるものであり、セツ
ト信号がアラームセツト回路54から出力される
とカウンタ回路34における第2アンド回路36
が開いて第1パルスカウンタ38でカウント信号
のパルスをカウントするも、騒音検知回路66が
基準値レベルよりも大きな騒音を検知し、騒音検
知回路66から妨害検知信号が出力されるとカウ
ント信号出力回路106からのカウント信号が出
力されなくなり、カウンタ回路34におけるカウ
ントは中断される。そして騒音レベルが低くな
り、妨害検知信号が出力されなくなつた後、一定
時間が経過するとカウント遅延発生回路96から
解除信号が出力され、カウント信号出力回路10
6からカウント信号が出力される故、カウンタ回
路34でのカウントが再開される。そして設定時
刻にアラーム信号が出力されると第1パルスカウ
ンタ38のカウント値がラツチ回路40を介して
アラーム発音回路40に送られてアラーム音の音
量を決定すると共に第1パルスカウンタ38はそ
のカウント値がゼロクリアされることになる。
従つて、第1実施例はアラームセツト時からア
ラーム設定時刻迄の時間の内、予め設定された値
以上の大きな騒音が発生している期間、及び、設
定値以上の騒音が発生しなくなつた後所要時間が
経過する期間、の両期間を除いた睡眠時間を計測
する故、安眠時間の長さに応じてアラーム音の音
量を決定することができる。
又、本考案の第2実施例は、安眠妨害検出回路
64として騒音検知回路66、温度検出回路74
及びカウント遅延発生回路96を用いるものであ
り、第2図に示す様に温度検出回路74は温度セ
ンサー76の出力を増幅器78で増幅し、アナロ
グデジタル変換回路80により温度信号をデジタ
ル信号として出力するものである。尚、この温度
センサー76は例えば熱電対を用いるものとし、
該熱電対をアラームスイツチ52に取り付ける。
又、カウント遅延発生回路96はデコーダ、プ
ログラマブル分周器、パルスカウンタ及びオア回
路で構成し、前記温度検出回路74からの温度信
号をデコーダ98を介してプログラマブル分周器
100の分周比設定端子に接続し、該プログラマ
ブル分周器100のφ入力端子を基準信号発生回
路10のφ3信号出力端子に接続し、該プログラ
マブル分周器100のQ出力端子を第3パルスカ
ウンタ104のφ入力端子に接続する様にして、
前記第1実施例のカウント遅延発生回路96と比
較し、プログラマブル分周器100を第3パルス
カウンタ104と基準信号発生回路10との間に
挿入するものであり、該プログラマブル分周器1
00のセツトロード端子はアラームセツト回路5
4における第1フリツプフロツプ60の出力端
子に接続する。
尚、該プログラマブル分周器100は温度セン
サー76の検出温度が低い場合に分周比を大き
く、検出温度が高い場合に分周比を小さくする様
にデコーダ98を介して設定する。
従つて、この第2実施例では、アラームスイツ
チ52をオン状態とし、セツト信号をアラームセ
ツト回路54から出力させる為に一定時間アラー
ムスイツチ52を押さえたとき、温度センサー7
6が指先の温度を検出し、温度検出回路74から
の温度信号をデコーダ98を介してプログラマブ
ル分周器100に入力し、セツト信号が出力され
たとき、この温度信号に基いた分周比が設定され
る。
そして、指先の温度が低く、精神的に緊張状態
であるときは分周比が大きく設定され、第3パル
スカウンタ104に入力されるクロツク周期が長
くなる故、カウント遅延発生回路96は騒音が停
止してから解除信号を出力する迄の時間を長く
し、セツト信号が出力されたときの検出温度、即
ち、指先温度が高く、精神状態が弛緩状態の場合
は分周比を小さくし、騒音停止後、比較的短い時
間で解除信号を出力し得るものである。
更に本考案の第3実施例は、就寝時の気温によ
りカウンタ回路34におけるカウント値を変更し
得るものであり、第3図に示す様に温度検出回路
74、気温検知回路82、及びカウント遅延発生
回路96をもつて安眠妨害検出回路64とする。
この温度検出回路74は第2実施例と同様であ
り、気温検知回路82はラツチ回路、メモリ、比
較回路、遅延回路及びアンド回路で構成し、第2
ラツチ回路84の入力端子を温度検出回路74に
接続し、第2ラツチ回路84の出力端子を比較回
路86に接続し、この比較回路86の基準入力端
子には第1基準値メモリ88及び第2基準値メモ
リ90を接続する。尚、第5アンド回路92は一
入力端子を否定入力型とする二入力型アンド回路
を用い、通常入力端子をアラームセツト回路54
における第1フリツプフロツプ60の出力端子
に、否定入力端子をアラームスイツチ52に接続
し、該第5アンド回路92の出力端子は第2遅延
回路94を介してラツチ回路84のクロツク端子
に接続する。
従つて、この気温検知回路82においては、ア
ラームスイツチ52をオン状態としてHレベルの
操作信号を出力させると、第5アンド回路92の
出力はLレベルとなり、アラームセツト回路54
からHレベルのセツト信号が出力された後にアラ
ームスイツチ52をオフ状態とすると第5アンド
回路92の出力がHレベルとなる。このHレベル
信号が第2ラツチ回路84へのラツチ信号とされ
るものであるも、第2遅延回路94によりアラー
ムスイツチ52をオフ状態とした後、適宜の時間
遅れをもつて第2ラツチ回路84のクロツク端子
にHレベルのラツチ信号が入力されることとな
り、このときの温度センサーの検出している温
度、即ち室内の気温を示す温度信号が第2ラツチ
回路84にラツチされる。
このラツチされた気温が第1基準値メモリ88
の気温よりも高いか又は第2基準値メモリ90の
気温よりも低い場合に比較回路86から妨害検知
信号としてHレベルの妨害検知信号を出力させる
ものとすれば、適宜の睡眠に達した温度範囲の場
合には、アラームスイツチ52を操作し、セツト
信号を出力させたときからカウント信号をカウン
タ回路34にてカウントさせ得るも、室温が高過
ぎたり、又は低過ぎて眠り難い場合には、セツト
信号が出力された後、カウント遅延発生回路96
から解除信号が出力される迄の間、カウント信号
出力回路106からカウント信号を出力させるこ
とを遅らせ、例えば、寒くて寝入り難い場合等に
はカウンタ回路34におけるカウント値を睡眠時
間のカウント値よりも小さくすることができる。
この第3実施例におけるカウント遅延発生回路
96もデコーダ、分周器、パルスカウンタで構成
し、温度検出回路74をデコーダ98を介してプ
ログラマブル分周器100の分周比設定端子に接
続し、該プログラマブル分周器100のφ入力端
子を基準信号発生回路10のφ3信号出力端子に
接続し、該プログラマブル分周器100のQ出力
端子を第3パルスカウンタ104のφ入力端子
に、第3パルスカウンタ104のキヤリー信号出
力端子をカウント信号出力回路106における第
2フリツプフロツプ108のリセツト端子に接続
するものであり、該第3パルスカウンタ104の
リセツト端子はカウント信号出力回路106にお
ける第2フリツプフロツプ108の出力端子
に、又、前記プログラマブル分周器100のセツ
トロード端子はアラームセツト回路54における
第1フリツプフロツプ60の出力端子に接続す
るものである故、第2実施例と同様に指先温度に
応じて解除信号を出力する迄の遅延時間を変更し
得ることとなり、就寝時にアラームスイツチ52
を操作し、セツト信号を出力させたとき、室温が
高く又は低くして妨害検知信号が出力される場合
は、カウンタ回路34におけるカウント開始を精
神状態に応じて遅らせることができる。
尚、第3実施例のカウント遅延発生回路96は
デコーダ、プログラマブル分周器100及びパル
スカウンタで構成しているも、デコーダ98及び
プログラマブル分周器100を省略し、第1実施
例におけるカウント遅延発生回路96と同様に第
3パルスカウンタ104のφ入力端子を直接基準
信号発生回路10のφ3信号出力端子に接続する
こともでき、又、第2実施例及び第3実施例のプ
ログラマブル分周器100は、プリセツト値を持
続させることによりキヤリー信号の出力周期を所
定の設定周期とするプリセツタブルカウンタに置
き換えることもできる。
更に上記実施例は指針式のアナログ時計に適用
したものを説明したが、アラーム信号発生回路2
8における目安機構30をアラームメモリ及び一
致検出回路に変更すればデジタル時計においても
容易に実施し得ることは言う迄もない。
[考案の効果] 本考案は睡眠時間の長さによりアラーム音の音
量を自動的に変更し得るアラーム時計において、
安眠妨害検出回路とカウント信号出力回路とを設
け、以て安眠妨害検出回路により検出する外部環
境が予め設定された状態でないときは、熟睡が阻
害されているとしてカウント信号出力回路からの
カウント信号の出力を停止し、以てカウンタ回路
におけるカウント値の積算を進行させない故、安
眠時間のみをカウントしてアラーム音の音量を決
定し、爽やかな目覚めを行なわせることができ
る。
そして安眠妨害検出回路として騒音検知回路と
カウント遅延発生回路とを用いる場合は、騒音を
安眠妨害要素とするものであり、予め設定された
値以上の大きな騒音を検出したときには騒音発生
中及び騒音停止後の一定時間カウントの進行を停
止することとなり、又、温度検出回路を付設すれ
ば精神状態に応じて騒音の停止後熟睡に戻る時間
に応じてカウントの進行停止を行ない、安眠時間
の計測を行ない得る。
そして、安眠妨害検出回路として、温度検出回
路、気温検知回路及びカウント遅延発生回路を用
いる場合は、気温を安眠妨害要素として検出する
ものであり、気温が予め設定された範囲以外であ
ることを検出し、例えば気温が高く寝苦しい場
合、又は気温が低く寝付が悪い場合には、カウン
タ回路におけるカウント開始を遅らせて睡眠時間
の内の熟睡時間を計測することができ、更に、カ
ウント遅延発生回路を温度検出回路の温度信号に
より遅延時間を可変とすれば、精神状態に応じて
カウント開始を遅らせることにより一層正確な安
眠時間を計測することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るアラーム時計の第1実施
例を示す回路図、第2図及び第3図は第2実施例
及び第3実施例を示す回路図。 10……基準信号発生回路、16……時計回
路、28……アラーム信号回路、34……カウン
タ回路、44……アラーム発音回路、52……ア
ラームスイツチ、54……アラームセツト回路、
64……安眠妨害検出回路、66……騒音検知回
路、74……温度検出回路、82……気温検知回
路、96……カウント遅延発生回路、106……
カウント信号出力回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 複数の基準信号を出力する基準信号発生回路
    と、 前記基準信号の1つに基いて時刻を表示する
    時計回路と、 外部操作可能なアラームスイツチと、 該アラームスイツチからの操作信号に応答し
    てセツト信号を出力するアラームセツト回路
    と、 セツト信号が出力されているとき、任意設定
    時刻になるとアラーム信号を出力するアラーム
    信号発生回路と、 前記セツト信号が出力されたときからアラー
    ム信号が出力される迄の時間を計測するカウン
    タ回路と、 アラーム信号が出力されると、前記カウンタ
    回路のカウント値に対応する音量のアラーム音
    を発音するアラーム発音回路と、 を有する時計において、 外部環境を検知し、その環境が予め設定した
    状態でないときは妨害検知信号を出力し、妨害
    検知信号を出力した後、所要時間後に解除信号
    を出力する安眠妨害検出回路と、 妨害検知信号に応答して前記カウンタ回路へ
    のカウント信号の出力を停止し、解除信号によ
    りカウント信号の出力を開始するカウント信号
    出力回路と、 を設けたことを特徴とするアラーム時計。 (2) 安眠妨害検出回路として、 予め設定されたレベル以上の外部音を検知し
    たときに妨害検知信号を出力する騒音検知回路
    と、 妨害検知信号の出力が停止した後、所要時間
    経過後に解除信号を出力するカウント遅延発生
    回路と、 を設けたことを特徴とする請求の範囲第1項に
    記載のアラーム時計。 (3) 安眠妨害検出回路として、 予め設定されたレベル以上の外部音を検知し
    たときに妨害検知信号を出力する騒音検知回路
    と、 アラームスイツチに組み込んだ温度センサー
    を含む温度検出回路と、 妨害検知信号の出力が停止した後、所要時間
    経過後に解除信号を出力するカウント遅延発生
    回路と、 を設け、 アラームスイツチの操作時における前記温度
    検出回路からの温度信号に基いて、妨害検知信
    号の出力停止から解除信号を出力する迄の所要
    時間を設定するカウント遅延発生回路としたこ
    とを特徴とする請求の範囲第1項に記載のアラ
    ーム時計。 (4) 安眠妨害検出回路として、 温度信号を出力する温度検出回路と、 セツト信号が出力されたときから所定の遅延
    時間経過時における前記温度信号が設定範囲の
    値以外であるときに妨害検知信号を出力する気
    温検知回路と、 セツト信号が出力されたときから、所要時間
    経過後に解除信号を出力するカウント遅延発生
    回路と、 を設けたことを特徴とする請求の範囲第1項に
    記載のアラーム時計。 (5) 温度検出回路における温度センサーをアラー
    ムスイツチに組み込むこととし、 セツト信号が入力されたときの温度信号に基
    いてセツト信号出力時から解除信号を出力する
    迄の所要時間を設定するカウント遅延発生回路
    としたことを特徴とする請求の範囲第4項に記
    載のアラーム時計。
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