JPH0539514Y2 - - Google Patents

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JPH0539514Y2
JPH0539514Y2 JP1987077257U JP7725787U JPH0539514Y2 JP H0539514 Y2 JPH0539514 Y2 JP H0539514Y2 JP 1987077257 U JP1987077257 U JP 1987077257U JP 7725787 U JP7725787 U JP 7725787U JP H0539514 Y2 JPH0539514 Y2 JP H0539514Y2
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timer
signal
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【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、タイマー機能を有する音声時計に関
する。
[従来技術とその問題点] 従来、タイマー機能を有する音声時計には、所
定のタイマー時間をセツトしてスタートさせる
と、タイマー時間が経過するまで、一定の時間間
隔で(例えば1分間隔で)、その時点の時刻を音
声出力するものがあつた。
ところで、この種のタイマー機能付の音声時計
では、上述の如く時刻報知の時間間隔が一定であ
る。このため、この時間間隔を短くすると、未だ
タイマー時間の残り時間が長い時点に於ては、頻
繁な時刻報知が無駄になると共にその報知音が煩
しいものとなり、反対に、上記間隔を長くする
と、タイマー時間終了間際に、残り時間を細く認
識できないという問題があつた。
また、タイマー動作中に必要とされる情報は、
現在時刻の他に、経過時間、残り時間及び終了時
刻の情報である。これらの情報を全てを同時に表
示させようとすると大きい表示装置が必要で、装
置が大きくなるばかりか、情報を見間違えるおそ
れがある。
また、タイマー動作中は、計測対象の作業を行
なつている場合が多く、このような場合、表示を
みるためにそれほど注意を向けられないので、残
り時間及び経過時間のように時間経過と共に増減
する情報は見間違えが非常に起こりやすいもので
ある。
[考案の目的] 本考案は、上述の如き事情に鑑みてなされたも
ので、タイマー動作中に現在時刻、経過時間、残
り時間及び終了時間を適切な間隔で知ることがで
きるばかりか、情報の見間違えも防止できる音声
時計を提供することを目的とする。
[考案の要点] 本考案は、上記目的を達成するために、減算タ
イマーをスタートさせるとその時の現在時刻を開
始時刻として記憶すると共に、現在時刻とタイマ
ー時間とから終了時刻を求め、減算タイマーの動
作中に開始時刻及び終了時刻を同時に表示すると
共に、減算タイマーの残り時間が少なくなるにつ
れて短い時間間隔で現在時刻を音声出力するよう
にしたことを要旨とする。
[実施例] 以下、図面に示す一実施例に基づき本考案を具
体的に説明する。
構 成 第1図は、本実施例の構成を示すブロツク回路
図である。同図の如く、本実施例は、刻々の現在
時刻を計時していく計時部10と、所定の四国を
設定する時刻設定部20と、現在時刻およびその
他の所定時刻を表示する表示部30と、タイマー
として使用する際にその動作の開始を指示するタ
イマースタート指示部40と、時刻報知を繰返し
て行う際の繰返しタイミング(いわゆるスヌーズ
タイミング)を指示するタイミング指示部50
と、このタイミング指示部50および上記時刻設
定部20等からの時刻報知のタイミング信号を受
け現在時刻を報知する報知部70とからなつてい
る。
先ず、計時部10について説明する。発振回路
11から常時出力される例えば32768Hzの基準ク
ロツク信号は、分周回路12で所定の周波数に分
周された上で時刻計数回路13に送られる。時刻
計数回路13は、該信号を計数して現在時刻を
得、これを報知部70、表示部30、時刻設定部
20に与えると共に、分キヤリーMを報知部70
のアンドゲート78およびタイミング指示部50
のアンドゲート56とアンドゲート63に送出す
る回路である。
時刻設定部20は以下のように構成されてい
る。桁指定スイツチS2および数値設定スイツチS3
は、上記時刻計数回路13の時刻を修正する際、
又はアラーム時刻記憶回路25にアラーム時刻を
設定する際に用いられるスイツチである(この場
合、いわゆるセツトアンドセレクト方式で行なわ
れる)。設定回路21は、上記両スイツチが操作
される度に送られてくる信号を受け時刻計数回路
13又はアラーム時刻記憶回路25に修正又は設
定信号を送出回路である。アンドゲート22は、
所定のタイミングにアンドゲート44から送られ
てくる信号により開成され、時刻計数回路13の
現在時刻データを時刻記憶回路23に送出する回
路である。時刻記憶回路23は、送られて来た現
在時刻データを記憶保持し、そのデータを常時、
アンドゲート35に送出する回路である。またア
ラーム時刻記憶回路25はアラーム時刻を記憶保
持し、これをアンドゲート36に送出すると共
に、一致検出回路24に与える回路である。一致
検出回路24は常に時刻計数回路13から現在時
刻データを得、これとアラーム時刻記憶回路25
からのアラーム時刻とを比較し、両者が一致した
ときに一致検出信号Dを各回路部に送出する回路
である。
次にタイマースタート指示部40について説明
する。タイムスピーク・スイツチS4は、本実施例
をタイマーとして利用する場合、その計時開始時
に操作するスイツチである。ワンシヨツト回路4
1は、上記タイムスピーク・スイツチS4が操作さ
れる度に送出される信号を受けてワンシヨツトパ
ルス信号をRSフリツプフロツプ43およびアン
ドゲート44に送出する回路である。RSフリツ
プフロツプ43は上記ワンシヨツトパルス信号を
受けセツト状態となり出力Q1をアンドゲート3
5およびタイムスピーク表示体32eに与え、他
方、オアゲート42を介して送られてくる一致検
出回路24からの一致検出回路Dおよびゼロ検出
回路62からのパルス信号Cを受けリセツト状態
となり、反転出力Q−1をアンドゲート44,36
およびスヌーズアラーム表示体32dに送出す
る。アンドゲート44は、ワンシヨツト回路41
からワンシヨツトパルス信号が送られてきた場
合、RSフリツプフロツプ43から反転出力Q−1
送られてこなくなるまでの間(すなわちRSフリ
ツプフロツプ43にセツト信号が与えられてその
出力が反転出力Q−1から出力Q1に反転するまでの
極く短時間)、出力をアンドゲート22およびオ
アゲート54に送出する回路である。
次にタイミング指示部50について説明する。
ダイヤル部51は0〜90分を5分間隔で設定でき
ると共に、更に120分を設定できる設定ダイヤル
91(後述の第2図参照)を有し、この設定ダイ
ヤル91により設定された時間データをエンコー
ダ52に送出する。エンコーダ52は送られてき
た時間データを信号化してアンドゲート55およ
び加算回路38に送出する回路である。オアゲー
ト54は、一致検出回路24からの一致検出信号
D又はアンドゲート44からの出力を受け、アン
ドゲート55およびRSフリツプフロツプ53に
出力を送る。アンドゲート55は上記オアゲート
54からの出力を受けて開成し、エンコーダ52
からの信号すなわち設定ダイヤル91によつて設
定された時間を減算タイマ57に送出してセツト
する。一方、RSフリツプフロツプ53はオアゲ
ート54の出力を受けてセツト状態となり、出力
Q2をアンドゲート78,56および67に送出
する。また、アンドゲート56は上記出力Q2
受けて開成し、時刻計数回路13から送られてく
る分キヤリーMを減算タイマ57に与える。減算
タイマ57はこの分キヤリーMが与えられる度
に、設定されている時間(分を単位としている)
から1分を減じていき、その結果を5分周期信号
発生回路58、2分周期信号発生回路59、残時
間クラス分け回路61およびゼロ検出回路62に
送出する。5分周期信号発生回路Gは送られてき
た上記結果すなわち残り時間(上述の如く分を単
位としている)の1の桁が、0又は5であるとき
に出力信号をアンドゲート65に送出する回路で
ある。また、2分周期信号発生回路59は送られ
てきた上記残り時間の1の桁が、偶数のときに出
力信号をアンドゲート64に送出する回路であ
る。そして残時間クラス分け回路61は、送られ
てきた上記残り時間が、1〜20分の間に属する場
合はアンドゲート63に、21〜40分の間に属する
場合はアンドゲート64に、41〜120分の間に属
する場合はアンドゲート65にそれぞれ出力信号
X,YおよびZを送出する回路である。また、ゼ
ロ検出回路62は、送られてきた上記残り時間が
ゼロになつたときすなわち、ダイヤル部51に設
定されている時間が終了した時点においてパルス
信号Cを各回路部に送出する回路である。アンド
ゲート65は、前記出力信号Zにより開成し、上
記5分周期信号発生回路58からの出力信号をオ
アゲート66に送出する。アンドゲート64は上
記出力信号Yにより開成し、上記2分周期信号発
生回路59からの出力信号をオアゲート66に送
出する。またアンドゲート63は上記出力信号X
を受けて開成し、時刻計数回路13から送られて
くる分キヤリーMをオアゲート66に送出する回
路である。オアゲート66は、アンドゲート63
〜65のいずれかから出力が送出されてきたとき
に、信号Aをアンドゲート67およびインバータ
77に送出する回路である。アンドゲート67
は、RSフリツプフロツプ53からの出力Q2によ
り開成され、オアゲート66からの信号Aを信号
Bとしてオアゲート72に送出する回路である。
次に、表示部30について説明する。これは、
主表示部32a、第一副表示部32bおよび第二
副表示部32cを有し現在時刻表を表示する液晶
表示装置32と、これに表示駆動信号を与える各
回路部からの構成されている。デコーダ31は時
刻計数回路13からの現在時刻データを表示駆動
信号に変換して主表示部32aに与え該表示部に
現在時刻を表示する。またアンドゲート35は
RSフリツプフロツプ43の出力Q−1によつて開成
され時刻記憶回路23に設定されている時刻をオ
アゲート37に送出する回路である。一方、アン
ドゲート36はRSフリツプフロツプ43の反転
出力Q1により開成されアラーム時刻記憶回路2
5からのアラーム時刻をオアゲート37に送出す
る回路である。オアゲート37は送られてきた上
記時刻をデコーダ33および加算回路38に送出
する。デコーダ33は送られてきた時刻すなわち
時刻記憶回路23に記憶されている時刻又はアラ
ーム時刻を、これを表わす表示駆動信号に変換し
て第一副表示部32bに送り、該表示部に時刻記
憶回路23の時刻又はアラーム時刻を表示する。
また、加算回路38は、上記オアゲート37から
送られてくる時刻にエンコーダ52から送られて
くる設定時間を加算してデコーダ34に送出する
回路であり、デコーダ34は送られてきた加算結
果を、それを表示する表示駆動信号に変換して第
二副表示部32cに与え、該表示部に上記加算結
果の時刻を表示する。また、スヌーズアラーム表
示体32dは反転出力Q1を受けて点灯し、第一
副表示部32bおよび第二副表示部32cに表示
されている時刻がアラーム時刻に係るものである
ことを示す。他方、タイムスピーク表示体32e
は出力Q1を受けて点灯し、第一副表示部32b
および第二副表示部32cに表示されている時刻
が時刻記憶回路23に設定されている時刻に係る
ものであることを示す。
次に報知部70について説明する。スピーク・
スイツチS1は現在時刻を音声で報知せしめるとき
に操作するスイツチである。ワンシヨツト回路7
1はスピーク・スイツチS1が操作される度に送出
されてくる信号を受けワンシヨツト信号をオアゲ
ート72に送出する回路である。オアゲート72
は該信号又は一致検出回路24からの一致検出信
号D、ゼロ検出回路62からのパルス信号c、ア
ンドゲート67からの信号Bのいずれかが送られ
てきたときに、これを動作指令信号として音声デ
ータ記憶部73および音声処理回路74に送出す
る回路である。音声データ記憶部73は、上記動
作指令信号を受けて動作し、時刻計数回路13の
現在時刻データをそれに対応する音声データに変
換して音声処理回路74に送出する回路である。
音声処理回路74は上記動作指令信号を受けて動
作し、音声データ記憶部73からの音声データを
取込み、これを表わす音声波形の電気信号を作
り、オアゲート75を介してスピーカ76に送出
する。スピーカ76は上記電気信号を受けて上記
時刻を音声にて報知する。
一方、アンドゲート78は、RSフリツプフロ
ツプ53からの出力Q2と、オアゲート66から
の信号Aをインバータ77で反転した信号の両者
が与えられているときに開成し、時刻計数回路1
3からの分キヤリーMをアラーム信号発生回路7
9に送出する回路である。アラーム信号発生回路
79は上記分キヤリーMを受けて、その都度、所
定のアラーム音に係る電気信号をオアゲート75
を介してスピーカ76に送出し、スピーカ76は
これを受けてアラーム音を発生する。
第2図は、本実施例の外観にを示すものであ
る。時計ケース90の前面90aには現在時刻等
を表示する液晶表示装置32が配され、上面90
bには三角形状の押ボタン式スイツチである前記
のスピーク・スイツチS1が設けられている。ま
た、該ケースの右側面90cにはタイマー動作を
開始せしめるときに操作するタイムスピーク・ス
イツチS4およびタイマー時間設定用の設定ダイヤ
ル91が配設されている。
動 作 以下、上記の如く構成された本実施例の動作を
説明する。
(1) 通常時の動作 この場合、発振回路11からの基準クロツク信
号は、分周回路12で一定周波数に分周され時刻
計数回路13に送られる。時刻計数回路13はこ
れを計数して刻々の現在時刻を得て、これをデコ
ーダ31に送る。デコーダ31は送られてきた現
在時刻を、これを表示する表示駆動信号に変換し
て主表示部32aに送る。これにより主表示部3
2aには現在時刻が表示される。
また、この場合、RSフリツプフロツプ43は
リセツト状態にあり、反転出力Q−1が出力されて
いる。このためアンドゲート36は開成されて、
アラーム時刻記憶回路25にセツトされているア
ラーム時刻は、該アンドゲート36およびオアゲ
ート37を介してデコーダ33および加算回路3
8に送出されている。デコーダ33は送られてき
たアラーム時刻に基づき、該時刻を表示する表示
駆動信号を第一副表示部32bに送る。これによ
り、該表示部にはアラーム時刻記憶回路25に設
定されているアラーム時刻が表示される。他方、
ダイヤル部51設定されている時間はエンコーダ
52で信号化され加算回路38に送られている。
加算回路38は該時間とオアゲート37を介して
送られてきたアラーム時刻を加算してデコーダ3
4に与える。デコーダ34はそれを表示駆動信号
として第二副表示部32cに与える。これによ
り、第二副表示部32cには、アラーム時刻にダ
イヤル部51の設定時間を加えた時刻が、表示さ
れる。例えば、今、午前10時で、アラーム時刻記
憶回路25にはアラーム時刻として午前6時が設
定されており、更に、ダイヤル部51には30分が
設定されているとすると、液晶表示装置32には
第3図aに示す如き表示がなされる。すなわち、
現在時刻10時が主表示部32aに表示され、アラ
ーム時刻6時が第一副表示部32bに表示され、
このアラーム時刻6時に、ダイヤル部51の設定
時間30分を加えた6時30分が第二副表示部32c
に表示される。なお、この場合、反転出力Q−1
スヌーズアラーム表示体32dに与えられている
ので該表示体が点灯し、第一副表示部32b等に
表示されている時刻はアラーム時刻に係るもので
あることが認識できる。
また、この時点において、スピーク・スイツチ
S1を操作したときは、ワンシヨツト回路71から
のワンシヨツト信号がオアゲート72を介して音
声データ記憶部73、音声処理回路74に与えら
れて、これらの回路が動作する。これにより時刻
計数回路13の現在時刻がスピーカ76から、例
えば「10時です。10時です。」といつた具合に、
音声で報知される。
時刻計数回路13は時間経過と共にその設定値
をインクリメントしていき、例えば上記の例を午
前10時から30分経過後には、設定値を午前10時30
分とする。これにより、液晶表示装置32の表示
は第3図dの如くになる。
(2) タイマーとして利用したときの動作 タイマーとして利用するときは、先ず、設定ダ
イヤル91(第2図参照)を操作して、所望のタ
イマー時間を設定する。然る後タイムスピーク・
スイツチS4を操作してタイマー動作を開始せしめ
る。
この場合、タイムスピーク・スイツチS4の操作
により、ワンシヨツト回路41からはワンシヨツ
ト信号がRSフリツプフロツプ43およびアンド
ゲート44に送られる。これによりRSフリツプ
フロツプ43がリセツト状態からセツト状態に変
化する間、アンドゲート44には反転出力Q1
上記ワンシヨツトパルスの両者が送られてくるタ
イミングがあり、このアンドゲート44から出力
が送出され、これによりアンドゲート22が開成
し、時刻計数回路13の現在時刻がこのアンドゲ
ート22を介して時刻記憶回路23に送られてセ
ツトされる。
また、RSフリツプフロツプ43は所定時間の
経過後、セツト状態となるから、反転出力Q1
送出が停止され、出力Q1が送出される。これに
よりアンドゲート36は閉成し、アンドゲート3
5が開成する。このため、タイムスピーク・スイ
ツチS4を操作した時点の時刻である時刻記憶回路
23の時刻が、アンドゲート35、オアゲート3
7を経てデコーダ33に送られ、該時刻が第一副
表示部32bに表示され、更に該時刻はオアゲー
ト37から加算回路38にも送られるから該時刻
へ、ダイヤル部51に設定されている時間を加算
した時刻がデコーダ34に送られ、この時刻が第
二副表示部32cに表示される。また、RSフリ
ツプフロツプ43からは反転出力Q1が送出され
なくなり、出力Q1が送出されるようになるから、
スヌーズアラーム表示体32dは消灯し、タイム
スピーク表示体32eが点灯する。例えば、午前
10時にタイムスピーク・スイツチS4を操作しダイ
ヤル部51にはタイマー時間として30分が設定さ
れているとすると、上記操作直後における液晶表
示装置32の表示は、第3図bの如くになる。ま
た、この場合、アンドゲート44からの前記出力
は、オアゲート54を介してアンドゲート55に
送られてこれを開成すると共に、RSフリツプフ
ロツプ53をセツト状態とする。これにより、ダ
イヤル部51のタイマー時間は、エンコーダ52
からアンドゲート55を介して減算タイマ57に
送られてセツトされ、RSフリツプフロツプ53
からは出力Q2が送出されてアンドゲート56お
よびアンドゲート67が開成する。而して、開成
しているアンドゲート56を介して分キヤリーM
が1分毎に減算タイマ57に与えられ減算タイマ
57はその都度、設定時間を1分だけ少ないもの
としていく。すなわち減算タイマ57には、常
に、タイマー時間終了時に至るまでの残り時間が
設定されていることになる。
而して、上記残り時間が120〜41分の範囲にあ
るときは次のように動作が行なわれる。すなわ
ち、5分周期信号発生回路58から5分毎に送出
される出力信号は出力信号Zにより開成されてい
るアンドゲート65、オアゲート66、アンドゲ
ート67を経て、信号Bとしてオアゲート72に
送られ、更に、このオアゲート72から音声デー
タ記憶部73、音声処理回路74へ動作指令信号
として与えられる。このようにして音声データ記
憶部73、音声処理回路74は5分毎に動作し、
その都度、その時点の現在時刻を時刻計数回路1
3から取込みこれに所定の変換および処理を加え
てオアゲート75を介しスピーカ76に送る。こ
れにより、5分毎にスピーカ6から現在時刻が音
声で報知される。なお、上記5分周期信号発生回
路58から出力信号が送出されていないとき(す
なわち、上記現在時刻の報知の合間)にはオアゲ
ート66からの信号Aは送出されておらず、これ
によりインバータ77からの出力が送出され、ま
たタイマー動作時は、常時、RSフリツプフロツ
プ53から出力Q2が送出されているので、アン
ドゲート78は開成されている。このため1分毎
に、分キヤリーMがこのアンドゲート78を介し
てアラーム信号発生回路79に送られ、その都
度、該アラーム信号発生回路79からアラーム信
号がオアゲート75を介してスピーカ76に送ら
れる。これにより、時刻報知と時刻報知の合間に
は1分後に「ピツ・ピツ」というアラーム音がス
ピーカ76から発生する。
以上の如くして、残り時間が40〜21分の範囲に
至つたときは、次のような動作が行なわれる。す
なわち、2分周期信号発生回路59から2分毎に
送出される出力信号は、出力信号Yによつて開成
されているアンドゲート64、オアゲート66、
アンドゲート67を経て、信号Bとしてオアゲー
ト72に送られ、更に、このオアゲート72から
音声データ記憶部73、音声処理回路74に動作
指令信号として与えられる。これにより、前述の
場合と同様の動作が2分毎に行なわれ、その都
度、スピーカ76からその時点の現在時刻が報知
される。なお、上記2分周期信号発生回路59か
ら出力信号が送出されていない時点においては、
オアゲート66からの信号Aは送出されておら
ず、前述の場合と同様にアンドゲート78からア
ラーム信号発生回路79に1分毎に動作指令信号
が与えられ、スピーカ76から1分毎に「ピツ・
ピツ」というアラーム音が発生する。
以上の如くして、時間が経過して残り時間が20
〜1分の範囲になつたときは、次のような動作が
行なわれる。すなわち、分キヤリーMが、出力信
号Xにより開成されているアンドゲート63およ
びオアゲート66、アンドゲート67を経て信号
Bとしてオアゲート72に送られ、更にこのオア
ゲート72から音声データ記憶部73、音声処理
回路74に動作指令信号として与えられる。これ
により前述の場合と同様の動作が1分毎に行なわ
れ、その都度、その時点の現在時刻がスピーカ7
6から報知される。なお、残り時間が20〜1分の
範囲にある該時間帯においては、オアゲート66
からの信号Aは分キヤリーMそのものとなるの
で、インバータ77の出力は分キヤリーMの反転
出力となり、アンドゲート78の入力は出力Q2
と分キヤリーMおよびその反転出力となり、該ア
ンドゲート78からは出力が送出されない。従つ
てこの場合は前述した1分毎の「ピツ・ピツ」と
いうアラーム音は発生しない。
以上の如くして残り時間が0となつた時(すな
わちタイマー時間が終了した時点)にはゼロ検出
回路62からパルス信号Cが出力され、これがオ
アゲート72を介して音声データ記憶部73、音
声処理回路74に動作指令信号として与えられ
て、その時点の現在時刻がスピーカ76から音声
報知される。また上記パルス信号CはRSフリツ
プフロツプ53にも与えられ、これをリセツト状
態とする。これにより出力Q2の送出が停止し、
アンドゲート78,56が閉成され、減算タイマ
57の減算動作も停止される。更に、上記パルス
信号Cはオアゲート42を介してRSフリツプフ
ロツプ43に与えられこれをリセツト状態とす
る。これにより、アンドゲート35が閉成され、
アンドゲート36が開成され、タイムスピーク表
示体32eが消灯し、スヌーズアラーム表示体3
2dが点灯する。アンドゲート35が閉成されア
ンドゲート36が開成されるので第一副表示部3
2bの表示は元のアラーム時刻に戻り、第二副表
示部32cの表示は該アラーム時刻にダイヤル部
51に設定されている時刻を加えた時刻に戻る。
これにより、通常状態にオートリターンしたこと
になる。この場合、前述の例で示すと、液晶表示
装置32の表示は第3図cから同dの如くに変化
する。
以上の如く、残り時間が41分以上のときは5分
周期で、そして残り時間が40〜21分になつたとき
は2分周期で、更に、残り時間が20分以下になつ
たときは1分周期でそれぞれ時刻を報じタイマー
時間終了間際になる程、頻繁に時刻報知が行なわ
れることになる。すなわち、時刻報知がタイマー
動作の各時点において適切な時間間隔で行なわれ
る。また、上記時刻報知の周期が2分以上のとき
は、1分毎にアラーム音が発せられるので、これ
により、使用者はタイマー動作が正常に行なわれ
ていることを確認できる。
(3) 通常使用状態でアラーム時刻に致つたときの
動作 この場合、一致検出回路24から一致検出信号
Dが送出され、該信号はオアゲート72を介して
音声データ記憶部73、音声処理回路74に動作
指令信号として与えられる。これにより、前述の
タイマー動作の場合と同様に、その時点の現在時
刻が時刻計数回路13から取込まれてスピーカ7
6から音声で報知される。また、上記一致検出回
路Dはオアゲート54を介してアンドゲート55
およびRSフリツプフロツプ53にも与えられる。
このため、以後は、前述のタイマー動作において
アンドゲート44の出力がオアゲート54を介し
てアンドゲート55およびRSフリツプフロツプ
53に与えられたときと同様の動作が行なわれ
る。すなわちダイヤル部51に設定されている時
間の間(第二副表示部32cに表示されている時
刻までの間)、時間経過に伴ない周期を短かくし
ながらその時点の時刻を繰返して報知(すなわ
ち、スヌーズアラーム)していくと共に、上記周
期が2分以上の場合は、1分毎にアラーム信号発
生回路79からアラーム信号が送出され、「ピ
ツ・ピツ」というアラーム音がスピーカ76から
発生する。そしてアラーム時刻からダイヤル部5
1に設定されているだけの時間が経過したときは
ゼロ検出回路62からのパルス信号CがRSフリ
ツプフロツプ53に送られ、該RSフリツプフロ
ツプ53はリセツト状態に戻る。これにより通常
時の動作に戻る。
なお、この考案は上記実施例に限定されず、こ
の考案は逸脱しない範囲内において種々変形応用
可能である。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、タイマ
ー動作中に、残り時間が少なくなるにつれて短い
時間間隔で現在時刻を音声出力すると共に、タイ
マー動作中に変化しない開始時刻及び終了時刻が
同時に表示されるので、小型な装置でありなが
ら、タイマー動作中の各時点において、適切な時
間間隔で、現在時刻、経過時間及び残り時間がわ
かるばかりか、表示されている開始時刻及び終了
時刻の情報はタイマーの動作中に変化しないので
情報の見間違えも防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例のブロツク回路
図、第2図は上記実施例の外観斜視図、第3図は
各種動作時における液晶表示装置の表示の変遷を
示す図である。 10……計時部、11……発振回路、12……
分周回路、13……時刻計数回路、20……時刻
設定部、21……設定回路、23……時刻記憶回
路、24……一致検出回路、25……アラーム時
刻記憶回路、30……表示部、31……デコー
ダ、32……液晶表示装置、32a……主表示
部、32b……第一副表示部、32c……第二副
表示部、32d……スヌーズアラーム表示体、3
2e……タイムスピーク表示体、33,34……
デコーダ、38……加算回路、40……タイマー
スタート指示部、41……ワンシヨツト回路、4
3……RSフリツプフロツプ、50……タイミン
グ指示部、51……ダイヤル部、52……エンコ
ーダ、53……RSフリツプフロツプ、57……
減算タイマ、58……5分周期信号発生回路、5
9……2分周期信号発生回路、61……残時間ク
ラス分け回路、62……ゼロ検出回路、70……
報知部、71……ワンシヨツト回路、73……音
声データ記憶部、74……音声処理回路、76…
…スピーカ、79……アラーム信号発生回路、9
0……時計ケース、91……設定ダイヤル、S1
…スピーク・スイツチ、S2……桁指定スイツチ、
S3……数値設定スイツチ、S4……タイムスピー
ク・スイツチS4

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 現在時刻情報を計時する計時手段と、 タイマー時間情報を設定するタイマー時間設定
    手段と、 前記タイマー時間を減算して残り時間情報を得
    る減算タイマー手段と、 この減算タイマー手段の減算動作を開始させる
    外部操作スイツチと、 この外部操作スイツチにより前記減算タイマー
    手段の減算動作が開始された際に前記現在時刻情
    報を開始時刻情報として記憶する開始時刻記憶手
    段と、 前記外部操作スイツチにより前記減算タイマー
    手段の減算動作が開始された際に前記タイマー時
    間情報及び前記計時手段で計時されている前記現
    在時刻情報から前記残り時間が0になる終了時刻
    情報を求める終了時刻算出手段と、 前記減算タイマー手段の動作中に前記開始時刻
    記憶手段に記憶された前記開始時刻情報及び前記
    終了時刻算出手段で得られた終了時刻情報を同時
    に表示する表示手段と、 前記減算タイマー手段の動作中に前記減算タイ
    マー手段で得られた残り時間情報に応じて残り時
    間が少なくなるにつれて短い時間間隔で前記計時
    手段で計時されている前記現在時刻情報を間欠的
    に音声出力する音声出力手段と、 を具備してなる音声時計。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54123069A (en) * 1978-03-16 1979-09-25 Sharp Corp Sound time switch
JPS5776587A (en) * 1980-10-31 1982-05-13 Nissan Motor Display structure for vehicle unit

Patent Citations (2)

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