JP2001241664A - 炭火調整・代用材 - Google Patents

炭火調整・代用材

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JP2001241664A
JP2001241664A JP2000049728A JP2000049728A JP2001241664A JP 2001241664 A JP2001241664 A JP 2001241664A JP 2000049728 A JP2000049728 A JP 2000049728A JP 2000049728 A JP2000049728 A JP 2000049728A JP 2001241664 A JP2001241664 A JP 2001241664A
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charcoal
fire
charcoal fire
cavity
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JP2000049728A
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English (en)
Inventor
Masaru Fukuhara
勝 福原
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Fukuhara Imono Seisakusho KK
Original Assignee
Fukuhara Imono Seisakusho KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭火の調整及び無駄に放散される炭火の熱エ
ネルギーの有効利用に貢献する炭火調整・代用材を提供
する。 【解決手段】 木炭状本体1に空洞2を軸方向に設け且
つ、側面に前記空洞2に通ずる透孔3を設けると共に、
鉄鋳物で構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼き物料理をつく
るときの炭火調整や、石焼き料理を行う場合の焼き石代
用材として用いられる炭火調整・代用材に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】周知のように、料理をつくるときには、
多くの場合、加熱操作を行う。加熱操作には、水を熱媒
体とする煮る、茹でる、蒸すなどや、水を使用しない揚
げるや焼く加熱方法がある。
【0003】水を用いる加熱法や揚げる場合は、熱源の
熱が鍋に伝わり、更に鍋の中の水や油を介して食品に熱
が伝わるので、熱源の種類は料理にあまり大きな影響が
ない。そのため、熱源としてはガスコンロでも電気コン
ロでも炭火でもあまり変わらない。
【0004】一方、焼く加熱法には間接焼きと直火焼き
かあり、間接焼きはフライパンの上や鉄板の上で焼く方
法とオーブンの中で焼く方法があるが、この場合も、熱
源の種類の影響はあまりない。
【0005】ところが、直火焼きは食品を熱源に直接か
ざして、熱源の熱を直接受けるので、熱源の種類が食品
の焼き上がりに影響し、経験的には炭火焼きがおいしい
とされている。
【0006】実際、高級割烹や評判のよいウナギ屋、焼
き鳥屋、焼き肉店、草加せんべい屋、或いはバーベキュ
ーでは熱源として炭火を使用している。
【0007】炭火とガス火で焼肉を行った実験結果で
は、ガス火によるものは焼きむらが出来るのに対し、炭
火の場合は均一においしそうな、程よい焦げ色がつき、
内部が焼け過ぎにならず、おいしい直火焼きができるこ
とが明らかになった。
【0008】炭火で直焼きするのが良いことがわかった
が、木炭には黒炭と白炭とがあり、燃焼には次のような
特性がある。
【0009】木炭は火がつき易く、臭気がなく、立ち消
えしない。そして黒炭は、火がつき易く、早く燃えるの
で、高温になるが燃焼時間が短かい。一方白炭は、火は
つきにくいがゆっくり燃えるので、燃焼温度が黒炭より
も低く燃焼時間が長く、特に紀州備長炭は火加減をうち
わ一つで黒炭より低い温度から高い温度まで自由に変え
られ加熱温度帯域が拡いといった利点と、火もちがよい
という特徴があるため、ウナギのかば焼きの熱源として
賞用されているが、かたい木質の常緑樹を原料として用
い黒炭より製法が面倒なので高価であるという難点があ
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する第1の課題は、炭火の調整及び無駄に放散される炭
火の熱エネルギーの有効利用に貢献する炭火調整・代用
材を提供し、例えば黒炭と本案品を併用することにより
炭火調整を可能にして備長炭で直焼きした場合と同様の
効果が得られるようにすることである。
【0011】また第2の課題は、石焼き料理の焼き石代
用に用いることの出来るものを提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたもので、請求項1記載の発明は、
木炭状本体に空洞を軸方向に設けたことを特徴とする炭
火調整・代用材である。
【0013】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、本体の軸方向に設けた空洞に通ずる
透孔を設けるようにしたものである。
【0014】しかして、本体を構成する材料としては、
熱源として用いるものなので、金属,セラミック,石材
等が用いられるが、石焼料理用として用いる場合は、料
理に無害なもので無ければならないことは勿論である。
金属としては鋳物、就中鉄鋳物が好ましく、また前記透
孔の数は仕様によって任意選択するものとする。
【0015】以下本発明の実施の態様並びに使用方法及
び作用効果について図面に基づき説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施態様の斜視図
で、木炭と同様の大きさとした本体1を鉄鋳物で構成
し、表面に木炭状の凹凸模様aを施し、軸方向に貫通す
る円形の空洞2を設け、略中央の相対する位置に前記空
洞2に通ずる透孔3,3を設けたものである。
【0017】次にその使用法について説明すると、図2
の(a)に示すように、燃焼している木炭P,Pの間に
適宜入れて使用する。かくすると、木炭Pによって本体
1は加熱され、直焼の熱源となる。
【0018】この場合、木炭Pの余剰熱エネルギーの一
部が本体1に分散移動して木炭の余剰熱エネルギーを有
効利用して直焼される食品に加えられる過熱温度を低下
させると共に、省燃料化に寄与する。
【0019】このことは従来、安価であるが、直焼用の
燃料としてどちらかと云えば嫌らわれていた火力の強い
黒炭を、白炭、つまり備長炭と同様の直焼用として使用
し得ることである。
【0020】本体1に空洞2と透孔3を設けたのは、木
炭Pが放出する熱エネルギーの流通加熱を促進して迅速
に本体1に熱エネルギーを吸収させるためである。
【0021】透孔3の大きさ及び数は仕様によって決め
られるか、大きくしたり、数を多くすると早く本体1の
温度が上昇するが、放熱量も多くなり、低い温度でじっ
くり焼くには透孔3の数は少い方が好ましい。
【0022】図2の(b)は、枕炭代りに使用した場合
を図示したもので、木炭を枕炭として使用する場合より
も通気性が良くなること、また木炭Pの下方に放射され
る熱エネルギーが本体1に蓄熱され枕炭分だけ省燃料化
を図れる効果がある。
【0023】本体1は鉄鋳物であるので、加熱すると8
00℃程度になる。従って、加熱した本体1は石焼き料
理用の焼き石に代えて使用することができる。焼き石
は、石を選ばないと、破れて料理中に粉末が混入し、料
理を台無しにすることがあるが、本発明品はそのような
ことはなく、石焼き料理用熱源として勝れている。石焼
料理用熱源として用いる場合の本体1の材料としては、
料理に無害なもので蓄熱量が大きいものが好ましいこと
は説明するまでもないところである。
【0024】図3は本発明の他の実施態様の断面図を示
すもので、この場合は図1の実施態様のように貫通した
空洞とせずに両端から軸方向に空洞2´,2´を設け、
中央に隔壁4を設けたものである。
【0025】この実施態様は、図1の実施態様のように
通気性はないので、蓄熱後の放散速度が遅くなり、食品
を加熱する時間が長くなると共に、加熱力の柔らかい熱
源を提供することができる。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、焼き物料理をつくると
きの炭火調整や、石焼き料理を行う場合の焼き石代用と
して用いられる有用な炭火調整・代用材を提供すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施態様の一例を示す斜視図。
【図2】本発明にかゝる炭火調整・代用材の使用例を示
す図。
【図3】本発明の他の実施態様の断面図。
【符号の説明】
1 本体 2 空洞 3 透孔 a 凹凸模様

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木炭状本体に空洞を軸方向に設けたこと
    を特徴とする炭火調整・代用材。
  2. 【請求項2】 木炭状本体に空洞を軸方向に設け且つ、
    側面に前記空洞に通ずる透孔を設けたことを特徴とする
    炭火調整・代用材。
JP2000049728A 2000-02-25 2000-02-25 炭火調整・代用材 Pending JP2001241664A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010233805A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Okazaki Sangyo Kk 電気着火式炭火ロースターとその使用法

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