JP2005073969A - コンロ - Google Patents

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Abstract


【課題】 従前の簡易コンロの有する諸問題、着火性や火力調整等といった取扱いや火傷事故等の安全性等といった不都合の一切を解決できるようにした新規な構造からなるコンロを提供する。
【解決手段】 上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状のコンロ外匡体1と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状の目皿体2とからなり、縦断面形において、目皿体2は、コンロ外匡体1に対して所定間隙だけ離反した組み込みとするコンロである。
【選択図】 図1


Description

この発明は、固形燃料を中心にした燃料を使用する加熱用または調理用の器具、所謂コンロに関するものであって、当のコンロの製造、販売する技術分野を主にするのは勿論のこと、そのコンロに使用する金属材料等の素材を提供する側の技術分野に始まり、コンロに必要な部品や金具に係わる技術分野、素材、材料を切削、接合、研摩等加工技術に係わる分野、コンロの品質、性能を検査、評価する分野、コンロを使う調理に関する分野、コンロに使用する固形燃料等の燃料の生産、販売に関する技術分野、それに技術分野の範疇に入れるべきかどうか疑問なしとしないが、コンロを使う側の一般消費者や、屋外活動の中で火を取り扱うフィールドインストラクター等々、コンロに直接、間接を問わず関係するあらゆる技術分野に属している。
(視 点)
高度経済社会の真只中で、人々の生活の有りとあらゆるものが科学文明で覆い尽くされる時代には、科学文明による利便性の代償の一つともいえる精神的ストレスを解消するため、忙しい時間を裂いてでも人々は海や山へと自然を求めて出向き、普段得られない生活体験、即ち、科学文明がこれ程までに発展、浸透することのなかった時代に経験していたであろうと思われる自然と人間との共生のような生活空間の中に、わざわざ我が身を投じて、所謂生物としての人間の立ち居振る舞いを通じることにより、普段の精神的、肉体的に満たされない部分、あるいは疎外されているかもしれない部分について、それらを補充あるいは蘇生して跳ね返すに足るだけのエネルギーを得ようと躍起になっており、それ表す代表的な行動の一つが、海や山だけではなく、自宅の庭先等でも盛んに行われるようになった屋外パーティー、つまり我が国の場合には主にバーベキュー料理を囲んでの団らんがある。
このようなときのバーベキュー料理に欠かすことができない器具に、所謂バーベキューコンロと呼ばれて慣れ親しまれてきている簡易コンロがあり、上記のような時代背景からその需要は急増傾向にあって、ホームセンター等のDIY関係の商品を取り扱っている店では、夏期売れ筋商品の一つとして多種多様の簡易コンロを用意し、それ自体嵩ばることもあって店頭の人目につく場所を占拠した販売戦略に出るところが多く、人々は、そのような雰囲気も引き金にして思い思いの基準に従った品定めによって簡易コンロを選択、購入し、ひとときの癒しの時を過ごすことになるというのが、我が国における一般人の夏の平均的なレジャーの一つとなりつつあり、今後は、益々多くの人々が、この簡易コンロを使って調理を楽しむ機会を増やしていくものと予想され、したがって、これまでのように、ややマニアックな人達だけが、既存の構造のものを上手に使いこなし、そのことさえも又楽しみの一つである等としていたような状況からはかなり様変わりしていくものとなり、そのため、この簡易コンロの構造も、その状況の変化に対応して使い勝手、特に着火や火力、固形燃料の補充、それに使用中の安全等といった問題を再考してみる必要が生じてきている。
(従来技術)
そこで、この一般的レジャー用品の一つに定着したバーベキューコンロを、上記したような観点からその構造を捕らえてみると、その殆どのものは、例えば特開平8−10174公報発明や特開平8−10174公報発明等の中に見られるとおり、平面形矩形状とした薄鉄板製の横長箱体によってコンロ本体となし、そのコンロ本体を様々な脱着自在構造とした脚部に支持させ、調理に都合の良い高さになるように組み立てた上、コンロ本体の溝状空間内部に木炭ないしは木炭代用燃料等といった固形燃料の適量を装填して着火するようにし、火力が安定したところでコンロ本体上面に焼き網またはプレートを載せて調理するようにした構造を踏襲するものばかりであることが判明し、所謂燃焼室と固形燃料との係わりの点では、コンロ本体の溝状空間内に直接固形燃料の適量を直置きするか、精々が簀の子状部材(一般的なコンロの目皿に相当)を底に介在させ、その上に載置するかの何れかであった。
この従前からの構造による簡易コンロの場合、コンロ本体は大抵が薄鋼板製であり、その底部の構造は、縦断面形において上下転倒П字形か∪字形かであって、簀の子状部材を介在するとしても、縦断面形上下転倒П字形のものでは平坦な底板との間に所定の間隔を置くか、同∪字形のものでは彎曲部分との間に空間を確保するに止まり、その他の部分、即ち少なくとも周壁部分とは、固形燃料が直接触れてしまう構造のものとなるか、上記した事例の特開平8−10174公報に記載された「加熱調理装置」発明の場合のように、簡易コンロ本体を二重構造に形成し、その空間を水タンク使用することによって内釜部分には固形燃料が直に触れてしまっても、外釜部分には充填した水を介して間接的に触れるようにした複雑なものも存在するが、最も一般的な固形燃料がコンロ本体の周壁部分に直接触れてしまうようにしたものでは、先ず第一に、使用段階、つまり固形燃料を装填してしまった段階には、仮令簀の子状部材を介在させるようにした構造のものにしたとしても、装填してある固形燃料に触れることなくその下に火種を置くような使い方はできないため、着火に特別の技術を要して誰でもが簡単に火を起すことができないという最初の関門に出くわすという難問がある。
第二には、漸く着火できて火が起こり、いよいよ調理を開始し始めて宴も順調に開始され、段々たけなわへと差し掛かるころには、最初の燃料も燃え尽き始めて火力が弱まりだすことから、適当な段階を見計らって固形燃料を補充することになるが、新しい固形燃料を補充すると、仮令簀の子状部材を介在させるようにした構造のものでも、その下の空間部分はすっかり灰で埋め尽くされていて用をなさず、まして仮令簀の子状部材を介在させない構造のものでは、灰の中に固形燃料が埋もれてしまうことになることから、補充固形燃料に火が移って火力が出るまでに多少の時間を要することになって、折角の調理に支障を来してしまうことになったり、このような現象を避けようとして簀の子状部材の下等コンロ本体底部に貯まった灰を除去しようとすれば、残った熾き(オキ)を他所に移して行わなければならず、調理が完全に中断してしまうだけではなく、調理器具としてのコンロ全体の温度を冷やすことになって、なお一層火を起き難くしてしまい、楽しい筈の宴の継続そのものに支障を来すことになる。
また、火の扱いに十分慣れていて、固形燃料の補充タイミングを間違うこともなく連続して火力の確保ができたとしても、その補充タイミングはこまめに、しかも少量を全体に平均化して行うようにしなければならないため、正に火守として誰かが専門に就かなければなければならないことになる上、補充した固形燃料にばらつきが生じてしまっている場合にはコンロ上面に平均した火力を得られないため、これまた、そのような現象が起きないように燃焼過程での注意を要してしまう外、火力は、大抵のものに空気取入れ口が付設されていて該空気取入れ口の開閉調整によって行うことになるにしても、火力が最盛期になる前後までの段階までのように固形燃料が十分な段階には、確かに空気取入れ口からの空気流入量の調整でそれなりの火力のコントロールができなくはないにしても、固形燃料が段々少なくなってくる段階には、この空気取入れ口からの空気流入量の調整が火力のコントロールに殆ど役に立たない上、不用意にその段階での注意を怠ってしまうとその部分の火力が得られなくしていまい、慌ててその部分に固形燃料を補充したとしても最早手後れで着火せず、火種として辺りから移す作業をせざるを得ないことになって円滑な調理の継続を疎外してしまうといった問題を起すことになる。
そして、第三には、前記したようなコンロ本体を二重構造にしてしまう特開平8−10174公報等のような複雑な構造のものは特別として、そうではない通常のものでは、コンロ本体に固形燃料が直接触れる構造になっているために、特に固形燃料の燃焼が進み火力が上がってきた段階以降からは、コンロ本体の外周面は極端に加熱状になってしまっていて、その辺りに播き散らされる輻射熱で、それでなくても暑い真夏の気象条件に輪を掛けるような状況を呈してしまうことになって、楽しい筈の調理作業に苦痛を伴うだけではなく、不用意な動作等で本人は勿論のこと、場合によっては他人にぶつかる等してコンロ本体外周面に接触し、簡単に火傷事故を惹起してしまうことにもなり兼ねないという大きな問題を抱えている。
(1)特開平8−10174公報 (2)特開平8−10174公報
(問題意識)
この発明は、以上のように、取扱いに慣れない一般人が取り扱う上で、それら従来品の殆どのものが抱えてしまっている上記のような問題、即ち、着火に特別の技術を要してしまうこと、火力の維持、管理にこまめな注意をしなければならないこと、そして、その周りの輻射熱や火傷事故等への対策に万全を期さなければならないこと等の諸問題を重視し、複雑化する社会構造の中でストレスを抱え込み、適宜その発散に心掛けて過ごさなければならない現代人にとって、今後益々必要とされることになるであろうレジャーの一つとしての調理を伴う屋外パーティーが、誰にでも期待するような効果を上げるようにするためにも、従前まで伝統的な構造のままのコンロから、それら課題を解決するようにしなければならないとの認識に立つこととなった。
(発明の目的)
そこで、上記に鑑み、本願出願人、発明者は、こうした諸問題の一切を解決できるようにしたコンロの実現ができないものかとの判断から、逸速くその開発、研究に着手し、長期に渡る試行錯誤と幾多の試作、実験とを繰り返してきた結果、今回、遂に新規な構造からなるコンロを実現化することに成功したものであり、以下では、図面に示すこの発明を代表する実施例と共に、その構成を詳述していくこととする。
この発明のコンロは、それを具体的に示すために取り上げてある後述の代表的な複数の実施例からも明確に把握することができるように、基本的に次のような構成から成り立っている。
(発明の構成)
最も基本的には、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等の縦断面形となるような横長箱状のコンロ外匡体1と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、上方を開放したV字形またはレ字形等、縦断面形で下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状の目皿体2とからなり、縦断面形各部において、目皿体2は、コンロ外匡体に対して所定間隙だけ離反した組み込みとなるようした構成を要旨とするコンロである。
この基本的な構成を、より具体的なものとして示せば、矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形が、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状であって耐熱素材製のコンロ外匡体と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、同様にした縦断面形が、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状であって耐熱素材製の目皿体とからなり、前記縦断面形において、目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されてなるものとした上、コンロ外匡体は適宜スタンド上に載置、固定するようにした構成からなるコンロとなる。
そして、更に具体的には、矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形が、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状であって耐熱素材製のコンロ外匡体と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、同様にした縦断面形が、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状であって耐熱素材製の網状やスリット、パンチング孔等の通気構造を有する目皿体とからなり、前記した縦断面形において、目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されてなるものとした上、コンロ外匡体は適宜スタンド上に載置、固定するようにしたコンロであるとすることができる。
また、より望ましい構成のものとしては、矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形が、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状であって耐熱素材製のコンロ外匡体と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、同様にした縦断面形が、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状であって耐熱素材製の網状やスリット、パンチング孔等の通気構造を有する目皿体とからなり、前記した縦断面形において、目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されると共に、少なくともその高さ方向の離反間隔が変更可能となるようにした上、コンロ外匡体は適宜スタンド上に載置、固定するようにしたコンロとなる。
これを、表現を変えて示せば、矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形が、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状であって耐熱素材製のコンロ外匡体と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、同様にした縦断面形が、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状であって耐熱素材製の網状やスリット、パンチング孔等の通気構造を有する目皿体とからなり、前記した縦断面形において、目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されると共に、下方に向かって暫減する目皿体の縦断面形状に由来してその上方開放側に発生する弾性復元力を利用した仮着構造でコンロ外匡体内に所定配置で組み込んだ上、コンロ外匡体は適宜スタンド上に載置、固定するようにした構成からなるコンロであるとすることができる。
上記したとおりの構成からなるこの発明のコンロは、先ずコンロ外匡体内に組み込む目皿体が、単に底板あるいは底板部分を水平に被う従来形式のものとは違い、矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面において、下方に向かって暫減する断面形状の、全体として横長溝状のものとし、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状のコンロ外匡体に対しては、お互いにその断面形において、該目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されるようにしたことから、使用段階において当該目皿体の横長溝状部分に装填した固形燃料は、その装填された状態での全体固形燃料の形状が逆三角形またはそれに近い状態に集積状のものとなって、その上方は従前どおりに空間に晒す状態とする外、逆三角形状の斜辺二辺に相当する部分も夫々対応するコンロ外匡体側壁内面側から所定間隔を置いた状態となって、それら側壁内面と当該目皿体部分との間には所定の空間を確保した状態になることから、逆三角形状に集積状となっている全体固形燃料の下方側に着火材あるいは大鋸屑や新聞紙等の着火補助資材等を置いて発火させることにより、誰でも簡単に固形燃料に着火させることができることになるという秀れた特徴を発揮するものとなる。
また、装填された状態での全体固形燃料が逆三角形状に集積状となる性状は、着火して燃焼が進みつつある段階に、燃焼して灰化していく固形燃料は、灰化した部分以外の燃焼を続ける部分が、その重力によって自然に斜辺部分に沿って下方に滑落状にまとめられて集まることに繋がり、従前までのもののように、燃焼が進行していく過程で、装填された状態のまま固形燃料が殆ど動くこともないことから、最初の置き方にばらつきがあった場合等には、燃焼具合がそのばらつきのままとなって一定の火力が得られなくしてしまうというような弊害は一挙に解消され、全体の火力が、コンロ全体でその段階における火力として何処でも一様なものとして得られることとなり、したがって、コンロ全体何処でも同じ条件下で調理ができると共に、中途で調理の中断をしなければならない状態も大幅に減少させることができるという大きな特徴も得られることになる。
そして、この発明のコンロを使用して調理をすると、コンロ外匡体に支持されてはいるものの、目皿体だけをコンロ外匡体から分離、独立して取り扱うことも可能にする構造としていることから、コンロ外匡体から外した状態の目皿体に所定量の固形燃料を装填して焚き火その他の火元にそのままかざして着火だけを済ませ、その状態でコンロ外匡体に組み込んでコンロとしての使用を開始するようにすることができる外、順調にコンロとしての使用を続けて調理も全て済ませた段階等、目皿体に燃焼中の燃料を残してコンロの使用を終了する必要があるとき等には、開始するときとは反対に、燃焼中の燃料を載せたままの目皿体を注意深くコンロ外匡体から取り外して取り扱うこともでき、同じコンロを複数台使用して調理しているとき等、目皿体毎交換して別のコンロの目皿体に残った火力を有効に利用したり、完全に全てを終了するとき等には、地上に掘った穴にその目皿体毎入れたり、水溜や川があれば川の流れに浸ける等して熾き(オキ)の始末も簡単、確実に済ませることができるという秀れた効果も奏することになる。
加えて、下方に向かって暫減する目皿体の縦断面形状を活かし、その上方開放側、即ち逆三角形またはそれに近い形状において、最下端部分を挟んで上方に広がる状態の斜辺二辺に相当する部分相互間に発生する弾性復元力、つまり最下端部分を挟んで上方に広がる所定の形状を維持しようとして復帰するときに発揮される復元力を利用し、それに抗して形を少し変形するようにした、後述する実施例に代表されるような構造を一例とする簡単な脱着による仮着構造を採用すれば、目皿体全体の少なくともコンロ外匡体内における高さ位置の変更操作も極めて容易に実現することが可能となり、同じ燃焼状態にあってもコンロ上面における火力の変更を容易にするという、これまでのものでは殆ど望むことができなかった火力側の調整を可能にする特徴が発揮されるものとなる。
更に特徴的には、この発明のコンロでは、横長箱状のコンロ外匡体に対し、横長溝状の目皿体の縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されていることから、両者間に介在する空間が、目皿体薙いで燃焼を続ける燃料の火力の直接的なコンロ外匡体への伝播を緩和することになり、その結果、従前までのもののような火傷事故の程度も大幅に程度のものとすることができて、万が一の事故に対する安全性の面でも十分に対策されたものになり、慣れない一般人の使用にも極めて好都合のものになり、レジャー用品としての価値を高められるという利点も有するものとなっている。
上記したとおりの構成からなるこの発明の実施に際し、その最良もしくは望ましい形態について説明を加えることにする。 先ず、コンロ外匡体は、調理器具であるこの発明のコンロの主要部をなす部分で、主として固形燃料の所定量を収容可能とし、着火して使用を開始した固形燃料等の燃焼を安定、継続しながら、焼き網やプレートを介して調理をする機能を果たすものであり、屋外使用のレジャー用品ということもあって、できるだけ安価で取り扱い易くするという狙いから、耐熱状で支障を来すことがなく、勿論取り扱い上での強度にも差し障りがない程度の薄鋼板によって上方を開放した横長箱体のものとして形成されるが、平面形の短辺に沿う縦断面の形状としては、特に限定されないが、従前からこの種器具として普通に採用されてきている矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等、プレス一体成形あるいは各部溶着一体化成形等に都合の良い断面形状のもの形成されればよく、平面形短辺となる両側壁部分には、これまた従前のものにも当たり前に用意されているような開閉蓋付きまたは無しの空気取入れ口を付設してなるものとして形成するのが望ましく、場合によって、該空気取入れ口を省略し、平面形短辺側および/または長辺側の側壁部分に適当数の通孔(但し、固形燃料が零れ落ちることのない程度の大きさ、形状の通孔)を穿設するようにしてもよいし、また、全体構造の補強のために、平板に変えてドラム缶等に普通に作用される補強リブを要所要所に形成したり、全体的に凹凸形状を有するコルゲート板によって形成する等といった具合に、鋼板製箱物として有利になるような構造については適宜採用可能になることはいうまでもない。
一方、目皿体は、上記したコンロ外匡体内に組み込み可能な大きさ、形状の横長溝状のものでなければならず、当該コンロ外匡体内に組み込まれた段階で対峙することとなる同コンロ外匡体各部との間に所定の間隔を確保できるようなものとして、その大きさ、形状、それに配置構造が予め設定された上、その配置構造が実現されるような組合せで脱着自在に組み合され、上記したコンロ外匡体内側との間に所定間隙を確保することにより、目皿体に装填した木炭等固形燃料への着火操作を可能にすると共に、燃焼過程での空気の供給を終始安定、確実化させたり、また、コンロ外匡体に燃料が直接触れて過加熱状態になることを防止し、更には、コンロ外匡体から分離、独立して扱えることから得られる利点、即ち燃焼過程の燃料であっても目皿体毎取り外してコンロ外匡体に関係なく取り扱えるようにする利便性を実現するようにする機能を果たすと共に、上記コンロ外匡体と同様にした縦断面形を、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状のものとして、その内部に装填した固形燃料が、その重力によって常に自然と下方に滑落可能となって、灰化し始めた燃料は崩れて燃焼中の燃料だけが何時でも下方にまとめられた状態を実現するようにする重要な機能を果たすことになり、耐熱素材製の網状やスリット、パンチング孔等の通気構造を有するものとして形成される。
この目皿体のコンロ外匡体に対する組込み構造は、既述の如くその縦断面形各部において相互間に所定間隙だけ離反したものとなるよう規制され、更に目皿体自体がその縦断面形で下方に向かって暫減する形状のものとして実現されるものであって、コンロ外匡体に対して脱着自在構造とするものであり、その脱着自在構造は、目皿体およびコンロ外匡体が、何れも個々の機能を果たす上で必要、最低限の構成を維持した状態で脱着自在となるようなあらゆる構造を採用可能とするものであり、例えば予め形成したコンロ外匡体所定箇所の通孔や切り欠き、折曲片、あるいはコンロ外匡体に溶着した別体の突片やフック、差渡し棒等を使って、目皿体の一部を仮着状とするようにしたりする、例えば、一例として後述する実施例2の中に取り上げているような構造、即ち目皿体の平行する上端縁に直交状配置で一体化した一対の補強杆の夫々の両端側を、それに対応するコンロ外匡体側壁に設けた仮着部に着脱自在に嵌合させるようにした構造等によるものすることができる。
また、この脱着構造には、特に目皿体の縦断面で下方に向かって暫減する形状に由来してその上方開放側に発生する弾性復元力、つまり最下端部分を挟んで上方に広がる状態の斜辺二辺に相当する部分相互間に発生する弾性復元力、換言すれば、最下端部分を挟んで上方に広がるようにした形状の、その所定の形状を維持すべくして復帰するときに発揮される復元力を利用し、それに抗して形を少し変形させ、その際に発生する弾性復元力を利用するもの、具体的には、狭める変形をさせた場合であれば、元に戻ろうと押し広げる復元力を利用するものであり、また、広げる変形をさせた場合には戻ろうと狭まる方向への復元力を利用する、例えば、一例として後述する実施例1に取り上げているような、目皿体の平行する上端縁に添わせて一体化した一対の補強杆の夫々の両端側を、コンロ外匡体矩形平面の短辺側に位置する両妻板に設けた仮着部に着脱自在に嵌合させるような構造とした仮着構造を形成するようにするのが望ましい。
上記のように、コンロ外匡体と目皿体とは、夫々の機能を実現可能とする最適な構造のものに形成された上で、所定の配置構造のものとして所定の仮着構造によって脱着自在に組み合され、これだけでも十分にコンロとしての目的を達成することになるものの、それが、例えばバーベキュー用の調理器具として屋外で使用されるにしても、一般的な立ち姿で調理するか、あるいは椅子に腰を掛けた姿勢での調理となるのか等、調理姿勢に合わせた最適な器具の高さにしての使用が望ましい上に、この発明におけるコンロ外匡体は、その特徴ある構成から、コンロ外匡体に直接燃料が触れることのない構造を採用しているとはいえ、それなりの外表温度になることから、他のものに触れて事故を起さないようにするためも、地上から所定高さ位置に安定した姿勢で支持されるようにすべきであり、そうした機能を達成するのに、目皿体の組み込みの有無を問わず、コンロ外匡体自体は、適宜スタンド、即ち、その構造を問わないが、地上から所定高さ位置に安定した姿勢で支持可能とする構造としたスタンド上に載置、固定するようにしたものとする。
なお、こうしてコンロ外匡体内に目皿体を所定の如くの配置構造によって組み合わせてなるこの発明のコンロは、木炭や木炭代用固形燃料等、固形燃料を目皿体に収容したまま着火、燃焼させるようにした調理器具を基本としているが、この基本的な構成からなるコンロにおけるコンロ外匡体内と目皿体との特徴のある配置、組合せ構造、即ち、下方に向かって暫減する目皿体の縦断面形状と、その目皿体を所定間隙だけ離反せた姿勢で収容してなるコンロ外匡体の箱状縦断面形状との組合せ構造により、コンロ外匡体内と目皿体との間にあって、目皿体の縦断面形状最下部の両側に相当する箇所に比較的大きな一対の空間が確保されることから、その空間の夫々か何れか一方に、予めコンロ外匡体の横長平面長辺方向に延びるようにした配置でガスバーナーを組み込み可能とする構造に形成したものとしておき、事情によっては付属品として用意するガスバーナーを所定の如く組み立ててガスボンベからガスを供給し、固形燃料と併用して火力を得たり、固形燃料に着火する目的だけに使用する(その場合には、携帯用ガスボンベによる簡易ガスバーナーによるものの方が都合がよい。)等、付加的にその他の機能も追加することが可能になる。 以下、上記までの構成がより明確なものになるよう、図面に示すこの発明を代表する実施例の幾つかを取り上げ、具体的な説明を加えていって、この発明のコンロの新規な構成を浮き彫りにする。
図1の全体斜視図、図2の一部省略によるものの同縦断面図には、この発明のコンロの最も代表的な構成からなる一実施例を示してある。
図面からも看取されるとおり、このコンロは、薄鉄板製で横長箱状のものとするコンロ外匡体1が、約50×120cm程度の矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形で半円状(正確には弦に相当する開口巾が約50で、その開口面からの深さが約30cm程度となるようにした円形の一部)のものに形成される一方、目皿体2は、上記コンロ外匡体1の横長寸法よりもやや長めとし、矩形平面の短辺長の約50cmよりも10cm程度狭くした約40cm前後の間隔を空けて平行させた二本の装着棒21,21の間に、略V字形となるよう、平板状のエッキスパンドメタルラスのような加工網板を、その中央で約120°程度の角度に折曲してなる溝状網体22の夫々上端縁をスポット溶接によって一体化したものに形成してなる事例である。
このコンロ外匡体1は、平面矩形状の上端縁を全周に渡って約3cm程度の巾のフランジ部13に形成し、コンロ外匡体1の補強と安全と共に、焼き網やプレートといった調理器具を安定、支持が図れるようにしてあり、また、矩形平面の短辺に相当する側に位置する半円状の両側壁12,12には、夫々の下端寄り中央辺りに夫々開閉自在となるようにした空気取入れ口14を付設したものにすると共に、目皿体2を脱着自在に組み込むための嵌合孔(仮着構造)15が対をなすようにして夫々穿設してある。
この嵌合孔15は、約40cm前後の間隔を置いて平行配置してある目皿体2の二本の装着棒21,21の各端部を仮着できるようにするもので、これら二本の装着棒21,21の離反間隔(約40cm前後)よりもやや大きい、約41ないし42cm程度の間隔を、側壁12の横巾中心から振り分けた辺りに、装着棒21の直径よりも少し大きめとした巾の縦案内孔15aを夫々穿設した上、調理に際しての火力調整に必要となるか、あるいは便利になるであろうとして設定した幾つかの高さ位置(実施例では上下2箇所としているが、勿論2箇所以上とすることは自由である。)に応じて、先の縦案内孔15aと同巾とした位置決め孔15pを、夫々の縦案内孔15aから互いに対峙する方向であって斜下方、枝別れ状に形成してなるものとして、図示のとおり各側壁12に対称配置のものとして形成してある。
上記のようにしたコンロ外匡体1と目皿体2とは、目皿体2の、所定間隔を置いて平行配置する二本の装着棒21,21の同じ側の端部を、対応する側の側壁12であって対応する嵌合孔15,15の各縦案内孔15a,15aに差し込み、その方向にずらした状態で、それら二本の装着棒21,21の同じ側の他端部を、もう一方の側壁12の対応する嵌合孔15,15の各縦案内孔15a,15aに合わせてから先とは逆方向にずらし、二本の装着棒21,21の両端が夫々対応する嵌合孔15,15、15,15に嵌合してしまった後、二本の装着棒21,21の各端部を希望する高さ位置の位置決め孔15bまでスライドして落とし込むようにすれば、コンロ外匡体1に対し、所望する高さ位置と配置具合として目皿体2を組み込まれたものとなり、後は、コンロ外匡体1の四隅に一体化されている取着管25,25,……の夫々に、セットして用意されている脚材3,3,……の上端を差し込んで夫々固定ネジ26で止めると共に、脚材3,3,……同士も繋ぎ材4および5を着脱自在に架け渡し状とすることにより、図1斜視図に示すとおりの、脚材3,3,……で確りとした構成で所定高さ位置に調理可能としたこの発明のコンロが実現される。
なお、嵌合孔15,15の各縦案内孔15a,15aに目皿体2の二本の装着棒21,21両端側を嵌合させる操作、および嵌合させた状態から希望する高さ位置の位置決め孔15bまでスライドして落とし込む操作、そして、それらの逆の操作となる段階等には、目皿体2の二本の装着棒21,21の離反間隔は、成形されて縦断面略V字形としたままのときの間隔、即ち、実施例の場合であれば約40cm前後とした間隔よりも開くようにして取り扱うことによって円滑な操作をすることができ、位置が決まり、開くようにしていた扱いを止めることにより、上方開放側が元の形状に戻ろうとする自然な弾性復元力が作用し、それに目皿体2の重量も加わることによって、目皿体2の二本の装着棒21,21と位置決め孔15b,15b,……とが確りとした仮着状態を実現する。
この実施例では、目皿体2の二本の装着棒21,21両端側を、同一高さの位置決め孔15b,15b,……に仮着状とした状態の例を図示しているが、これに限定される訳でなく、高さ位置の違う仮着状とすることにより、目皿体2をコンロ外匡体1に対して相対的に傾くようにした特殊な組合せ方とした使用も可能にするものである。
この実施例のものは、コンロ外匡体1に対する目皿体2の組み合わせ構造を、上記した実施例1のように両側壁12,12に仮着させるのとは違い、主壁11の各上端に仮着するようにしたものの代表的な一例である。
コンロ外匡体1は、上記実施例1のものと同様、全体が横長箱状であって、縦断面形が、上方を開放してなる半円状であり、該コンロ外匡体1内に組み込まれる目皿体2も、同様に、上方を開放したV字形の、縦断面形が下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状としたものとして組み合わせることになるが、この目皿体2は、実施例1のものの二本の装着棒21,21に相当する補強棒24,24を、コンロ外匡体1の横長さ内に納まる約115cm程度のものとし、それら所定間隔を置いて平行配置する二本の補強棒24,24の間には、縦断面形で略V字形となるよう、平板状のエッキスパンドメタルラスのような網板を中央で約120°程度の角度に折曲して形成した溝状網体22を一体化してなるものとした上、更に、これら二本の補強棒24,24の両端側近傍には、同補強棒24,24に直交状配置となり、しかもコンロ外匡体1の平面矩形状(約50×120cm程度)の短辺長よりも長い約60cm程度としてなる平行する二本の仮着棒23,23が溶着、一体化されたものとして形成されている。
そして、コンロ外匡体1の方は、上記目皿体2を組み合わせたときに、その平行する二本の仮着棒23,23が交叉状となるコンロ外匡体1の主壁11両上端縁を所定深さに切り欠き、嵌合切欠部16,16,……とし、上記の目皿体2の二本の仮着棒23,23をそれら嵌合切欠部16,16,……に嵌合させるような組み込みをすれば、この実施例におけるコンロとなるものであり、この例のものでは、前記実施例1のときのように、コンロ外匡体1に対する目皿体2の高さ位置を変更可能にはならいが、その必要のあるとき等には、実施例1の嵌合孔15のような嵌合切欠部16,16,……にすれば、同様の高さ位置変更可能なコンロとすることができる。
図中、6は折り畳み式にX字状に組み合わせた脚材3の開き角度を仮固定して安定させるための繋ぎ材を示す。
そして、両実施例とも、図示にはしていないものの、目皿体2の下方に向かって暫減する溝状網体22の各斜辺部分と、コンロ外匡体1主壁との間に形成される空間で、どちらにも振れないようにした配置具合にして、コンロ外匡体1長さ方向一杯になるよう鋼管パイプ配し、その要所要所にバーナーノズルを取着する等ガスバーナーを組み込む構造を併用し、固形燃料だけでなく、ガスを組み合わせての使用ができるようにしたり、場合によってはガスだけを燃料にした使用の可能になるコンロとしたり、あるいは、燃料としての配管ではなく、固形燃料への着火目的の簡易ノズルを配してなる構成のものとすることもでき、この発明には、それら構成からなるものも包含される。
また、両実施例に取り上げた各部寸法は、単なる事例に過ぎず、適宜状況に応じて変更可能なものであることはいうまでもないことである。
(実施例の効果)
これら実施例1および2として取り上げたこの発明のコンロの代表的な事例によるものでは、既述したこの発明の効果を勿論普く発揮する外、二本の装着棒21,21、または仮着棒23,23を採用していることから、目皿体2の横長溝状構造が確り保持されると同時に、コンロ外匡体1に対して目皿体2を分離、独立して取り扱うときの操作性を容易なものにするという利点が得られる外、下方に向かって暫減する目皿体の縦断面形状に由来してその上方開放側に発生する弾性復元力を利用した仮着構造を実現する上で、最も簡便且つ確実に実現できるようにする一手段となっており、製品化する上でその製造が容易なって経済的なものとしなっており、従前までのこの種器具と同等かより安価なものとしての提供も可能にするものである。
(結 び)
叙述の如く、この発明のコンロは、その新規な構成によって所期の目的を普く実現可能とするものであり、しかも、その目的達成のために欠かせない構成も比較的簡潔なものとなっていて製造容易とするもので、従来品と同等程度、あるいはそれよりも安価な価格帯での提供を可能にするものとなっていることから、高度経済成長して益々複雑化していく科学文明全盛の社会の中で、人々がストレス解消の有力な解消手段として要望するレジャー用品の一つとして、その利便性が高い評価を受けて多くの人々に受け入れられるものになると予想される。
図面は、この発明のコンロに係わる代表的な幾つかの具体例を示したものである。
実施例1に取り上げたコンロの全体斜視図である。 同一部を省略した縦断面図である。 同上コンロにおける目皿体だけを示す全体斜視図である。 他の実施例によるものの上記図1と同様にした全体斜視図である。
符号の説明
1 コンロ外匡体
11 同 主壁
12 同 側壁
13 同 フランジ部
14 同 空気取入れ口
15 同 嵌合孔
15a 同 縦案内孔
15b 同 位置決め孔
16 同 嵌合切欠部
2 目 皿 体
21 同 装着棒
22 同 溝状網体
23 同 仮着棒
24 同 補強棒
25 同 取着管
26 同 固定ネジ
3 脚 材
4 繋ぎ材
5 繋ぎ材
6 繋ぎ材

Claims (9)

  1. 上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等の縦断面形となるような横長箱状のコンロ外匡体1と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、上方を開放したV字形またはレ字形等、縦断面形で下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状の目皿体2とからなり、縦断面形各部において、目皿体2は、コンロ外匡体に対して所定間隙だけ離反した組み込みとなるようしたことを特徴とするコンロ。
  2. 矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形が、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状であって耐熱素材製のコンロ外匡体と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、同様にした縦断面形が、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状であって耐熱素材製の目皿体とからなり、前記縦断面形において、目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されてなるものとした上、コンロ外匡体は適宜スタンド上に載置、固定するようにしたことを特徴とするコンロ。
  3. 矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形が、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状であって耐熱素材製のコンロ外匡体と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、同様にした縦断面形が、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状であって耐熱素材製の網状やスリット、パンチング孔等の通気構造を有する目皿体とからなり、前記した縦断面形において、目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されてなるものとした上、コンロ外匡体は適宜スタンド上に載置、固定するようにしたことを特徴とするコンロ。
  4. 矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形が、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状であって耐熱素材製のコンロ外匡体と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、同様にした縦断面形が、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状であって耐熱素材製の網状やスリット、パンチング孔等の通気構造を有する目皿体とからなり、前記した縦断面形において、目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されると共に、少なくともその高さ方向の離反間隔が変更可能となるようにした上、コンロ外匡体は適宜スタンド上に載置、固定するようにしたことを特徴とするコンロ。
  5. 矩形平面の短辺に平行して切断した縦断面形が、上方を開放してなる矩形状または半裁多角形状、半円状、半楕円状等となるような横長箱状であって耐熱素材製のコンロ外匡体と、該コンロ外匡体内に組み込み可能であって、同様にした縦断面形が、上方を開放したV字形またはレ字形等、下方に向かって暫減する形状となるような横長溝状であって耐熱素材製の網状やスリット、パンチング孔等の通気構造を有する目皿体とからなり、前記した縦断面形において、目皿体は、コンロ外匡体に対してその縦断面形各部を所定間隙だけ離反した組み込みとなるよう規制して、その大きさ、形状、それに配置構造が形成されると共に、下方に向かって暫減する目皿体の縦断面形状に由来してその上方開放側に発生する弾性復元力を利用した仮着構造でコンロ外匡体内に所定配置で組み込んだ上、コンロ外匡体は適宜スタンド上に載置、固定するようにしたことを特徴とするコンロ。
  6. コンロ外匡体内への目皿体の組み込みは、目皿体の平行する上端縁に添わせて一体化した一対の補強杆の夫々の両端側を、コンロ外匡体矩形平面の短辺側に位置する両妻板に設けた仮着部に着脱自在に嵌合させてなるものとした、上記請求項1ないし4何れか記載のコンロ。
  7. コンロ外匡体内への目皿体の組み込みは、目皿体の平行する上端縁に直交状配置で一体化した一対の補強杆の夫々の両端側を、それに対応するコンロ外匡体側壁に設けた仮着部に着脱自在に嵌合させてなるものとした、上記請求項1ないし4何れか記載のコンロ。
  8. コンロ外匡体は、矩形平面の短辺側に位置する両妻板に空気量調節口を形成してなるものとした、上記請求項1ないし6何れか記載のコンロ。
  9. 下方に向かって暫減する目皿体の縦断面形状と、その目皿体を所定間隙だけ離反せた姿勢で収容してなるコンロ外匡体の箱状縦断面形状との間にあって、目皿体の縦断面形状最下部の両側に相当する箇所に確保される比較的大きな一対の空間夫々か何れか一方には、コンロ外匡体の横長平面長辺方向に延びるようにした配置でガスバーナーが組み込まれてなるものとした、上記請求項1ないし7何れか記載のコンロ。
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