JP3120159U - 石製バーベキュー炉 - Google Patents
石製バーベキュー炉 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3120159U JP3120159U JP2006000059U JP2006000059U JP3120159U JP 3120159 U JP3120159 U JP 3120159U JP 2006000059 U JP2006000059 U JP 2006000059U JP 2006000059 U JP2006000059 U JP 2006000059U JP 3120159 U JP3120159 U JP 3120159U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- furnace
- stone
- rock
- barbecue
- charcoal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
【課題】従来の鉄板及び金属製炉フレームでの欠点のない石製バーベキュー炉を得る。
【解決手段】本考案による石製バーベキュー炉1は、火を焚く岩石製のかまど2と、食材を調理する石板3とにより構成する。この岩石製のかまど2は、地面GLに対して平行な平面状の頂部2Aに炉4を穿ち、このかまどの側面2Bから炉4の底部に連通する吸気孔5を削孔する。石板3は、炉の上方に配置し、かまど頂部2Aに支持ブロック3Cを介して支持する。岩石製のかまど2は、保温効果に優れ、安定した適度な火力を維持し、炭をムダに燃焼させず、使用する炭の量が少なくてみ、また、炉4の部分以外は、高温になることなく、やけどの危険性はない。石板3は、油を吸収し、表面にフレッシュな適量の油膜を保持するとともに、古い油は吸収されて石板内部で燃えて蒸発し、鉄製グリルのように燃えている燃料に滴り落ちることがなく、不快な煙や、においが立つことがない。
【選択図】図1
【解決手段】本考案による石製バーベキュー炉1は、火を焚く岩石製のかまど2と、食材を調理する石板3とにより構成する。この岩石製のかまど2は、地面GLに対して平行な平面状の頂部2Aに炉4を穿ち、このかまどの側面2Bから炉4の底部に連通する吸気孔5を削孔する。石板3は、炉の上方に配置し、かまど頂部2Aに支持ブロック3Cを介して支持する。岩石製のかまど2は、保温効果に優れ、安定した適度な火力を維持し、炭をムダに燃焼させず、使用する炭の量が少なくてみ、また、炉4の部分以外は、高温になることなく、やけどの危険性はない。石板3は、油を吸収し、表面にフレッシュな適量の油膜を保持するとともに、古い油は吸収されて石板内部で燃えて蒸発し、鉄製グリルのように燃えている燃料に滴り落ちることがなく、不快な煙や、においが立つことがない。
【選択図】図1
Description
本考案は、野外で、肉、魚、野菜等をバーベキューする炉に関する。
従来、バーベキュー炉では、食材を調理するのに鉄板または金属製グリルが使用されるのが一般的である。
しかし、鉄板、または金属製グリルは温度分布が均一ではなく、局部的に高温になり易く、食材がコゲたり、干からびたりして、食べられなくなる部分が出来てしまうことになる。また、鉄板は、油を吸収することはできず、うまく調理するには、肉や魚からしみ出る油を拭き取ったり、新しい油をひいたりすることを頻繁に行わなければならない。
また、燃料を燃す炉フレームも金属製であり、高温になり易く、注意しないと、ヤケドや、ひっくり返して、火事を引き起こしたりする危険性がある。
したがって、本考案の目的は、従来の鉄板及び金属製炉フレームで見られる欠点のない石製バーベキュー炉を得るにある。
この目的を達成するため、本考案石製バーベキュー炉は、地面に対して平行な平面状の頂部に炉を穿った岩石製のかまどであって、このかまどの側面から前記炉の底部に連通する吸気孔を削孔した該かまどと、前記炉の上方に配置し前記かまど頂部に支持し、食材を調理する石板とよりなることを特徴とする。
本考案石製バーベキュー炉によれば、石板は、高温になるまでは鉄板よりも時間がかかるが、石板全体が、均一に温度上昇し、適度な高温を一定に維持し、食材をこがしたりすることなく、燃料として炭を炉内で焚く場合、炭火の遠赤外線との相乗効果で食材に熱が万遍なく通り、美味しく焼き上げることができる。
さらに、石板は、油を吸収し、表面にフレッシュな適量の油膜を保持するとともに、古い油は吸収されて石板内部で燃えて蒸発し、鉄製グリルのように燃えている燃料に滴り落ちることがなく、不快な煙や、においが立つことがない。したがって、油量を気遣う心配なく、鉄板や、鉄製グリルのようなコゲつきや、こびりつきがなく、美味しく焼き上げることができる。
岩石製のかまどは、炉部分の保温効果に優れ、安定した適度な火力を維持し、炭をムダに燃焼させることがなく、使用する炭の量が少なくて済む。また、岩石製のかまどは、炉部分以外は、高温になることなく、やけどの危険性はない。さらにまた、岩石製のかまどは、重量があり、安定して地面に設置されているため、金属製炉フレームのように倒したりする危険性はまったくない。
本考案の好適な実施例によれば、岩石製のかまどを、溶岩自然石により構成する。
次に、図面につき、本考案の好適な実施例を詳細に説明する。
図1に示すように、本考案による石製バーベキュー炉1は、火を焚く岩石製のかまど2と、食材を調理する石板3とにより構成する。この岩石製のかまど2は、地面GLに対して平行な平面状の頂部2Aに炉4を穿ち、このかまどの側面2Bから炉4の底部に連通する吸気孔5を削孔する。石板3は、炉の上方に配置し、かまど頂部2Aに支持する。
岩石製のかまど2は、溶岩自然石、例えば、浅間山が噴火したときの一体ものの溶岩石を使用し、頂部2Aを地面GLに対して平行な平面状に加工し、また、頂部2Aの中心に炉4を穿つ。石板3も、油が周囲に漏れるのを防止するため、平坦な窪み部3Aを設けて、隆起した周縁3Bを生ずるよう加工する。この石板3を支持ブロック3C(図2参照)によって、かまど2の炉4の上方に配置するよう、かまど2の頂部2Aに支持する。
かまどの側面2Bから炉4の底部に連通する吸気孔5は、炉4内の燃料におこした火、例えば、備長炭の火に空気を供給するとともに、燃え尽きた灰を掻きだしたりするのに供される。
岩石製のかまど2は、例えば、約1200mm×約1200mm×約650mmの大きさとし、また石板3は、例えば、約440mm×約400mm×約30mmとする。
本考案は、野外バーベキュー料理を供する飲食業、またはキャンプ場提供業者に使用できる。
1 石製バーベキュー炉
2 かまど
2A 頂部
2B 側面
3 石板
3A 窪み部
3B 周縁
3C 支持ブロック
4 炉
5 吸気孔
2 かまど
2A 頂部
2B 側面
3 石板
3A 窪み部
3B 周縁
3C 支持ブロック
4 炉
5 吸気孔
Claims (2)
- 地面に対して平行な平面状の頂部に炉を穿った岩石製のかまどであって、このかまどの側面から前記炉の底部に連通する吸気孔を削孔した該かまどと、前記炉の上方に配置し前記かまど頂部に支持し、食材を調理する石板とよりなる石製バーベキュー炉。
- 岩石製のかまどを、溶岩自然石により構成した請求項1記載の石製バーベキュー炉。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000059U JP3120159U (ja) | 2006-01-10 | 2006-01-10 | 石製バーベキュー炉 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006000059U JP3120159U (ja) | 2006-01-10 | 2006-01-10 | 石製バーベキュー炉 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3120159U true JP3120159U (ja) | 2006-03-23 |
Family
ID=43470343
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006000059U Expired - Fee Related JP3120159U (ja) | 2006-01-10 | 2006-01-10 | 石製バーベキュー炉 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3120159U (ja) |
-
2006
- 2006-01-10 JP JP2006000059U patent/JP3120159U/ja not_active Expired - Fee Related
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2017165303A1 (en) | System and method for generating and applying heat | |
KR100704443B1 (ko) | 하향 방열식 구이 장치 | |
JP3120159U (ja) | 石製バーベキュー炉 | |
KR200497835Y1 (ko) | 구이용 불판 | |
KR102375564B1 (ko) | 구이용 불판 | |
KR200179509Y1 (ko) | 고기 구이기 | |
KR101050480B1 (ko) | 전기 로스터 | |
KR200417888Y1 (ko) | 구이용 화로 | |
CN210989811U (zh) | 一种多功能烧烤炉 | |
KR101632833B1 (ko) | 숯불구이용 직화 차단판 | |
JPS589122Y2 (ja) | グリル付テ−ブルコンロ | |
KR200310161Y1 (ko) | 불판 겸용 석쇠 | |
KR100253693B1 (ko) | 고기 구이판 | |
KR200321211Y1 (ko) | 구이용 숯불 가마 | |
CN204860789U (zh) | 一种食品烘烤机 | |
KR200408478Y1 (ko) | 휴대용 구이판 | |
US20230240473A1 (en) | Reversible cooking grate | |
KR200463320Y1 (ko) | 매개층을 구비한 이중구조 불판 | |
KR200318182Y1 (ko) | 석쇠 기능을 가진 삼발이 | |
JP2005312672A (ja) | 炭火焼コンロ | |
KR200212904Y1 (ko) | 육류 구이판 | |
KR200384147Y1 (ko) | 고기구이용 화로 | |
KR200384549Y1 (ko) | 휴대용 가스버너 구이기 | |
JP2005218611A (ja) | 調理用加熱窯及び魚焼き用加熱窯 | |
KR200302065Y1 (ko) | 돌솥 돌구이기 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090301 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100301 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110301 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |