JP2001240825A - 貼替防止用粘着テープ - Google Patents
貼替防止用粘着テープInfo
- Publication number
- JP2001240825A JP2001240825A JP2000100072A JP2000100072A JP2001240825A JP 2001240825 A JP2001240825 A JP 2001240825A JP 2000100072 A JP2000100072 A JP 2000100072A JP 2000100072 A JP2000100072 A JP 2000100072A JP 2001240825 A JP2001240825 A JP 2001240825A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- release agent
- pressure
- adhesive tape
- sensitive adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】スーパーマーケット等で客が商品を購入すると
購入済みの印として商品に粘着テープが貼付されるが、
その粘着テープはその店の名前を印刷した一般包装用の
粘着テープが使われている。しがし、この粘着テープは
商品から剥がして再貼付出来るためテープを剥がしてよ
り高価な商品に貼替て盗品されるケースが多々あり、本
発明は盗難・万引き防止の為の貼替防止用粘着テープを
提供する。 【構成】基材（１）の表側に第１剥離剤層（２）が設置
され、基材の裏側に順次、第２剥離剤層（３）、ポリオ
レフィンラミネート層（４）、感圧粘着剤層（５）が設
置された積層の巻き取り構成よりなる貼替防止用粘着テ
ープ。
購入済みの印として商品に粘着テープが貼付されるが、
その粘着テープはその店の名前を印刷した一般包装用の
粘着テープが使われている。しがし、この粘着テープは
商品から剥がして再貼付出来るためテープを剥がしてよ
り高価な商品に貼替て盗品されるケースが多々あり、本
発明は盗難・万引き防止の為の貼替防止用粘着テープを
提供する。 【構成】基材（１）の表側に第１剥離剤層（２）が設置
され、基材の裏側に順次、第２剥離剤層（３）、ポリオ
レフィンラミネート層（４）、感圧粘着剤層（５）が設
置された積層の巻き取り構成よりなる貼替防止用粘着テ
ープ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は粘着テープに関し、更に
詳しくはホームセンター、スーパーマーケット、デスカ
ウントストアー等で客が商品を購入すると購入済みの印
として、商品に貼付される粘着テープに関する。
詳しくはホームセンター、スーパーマーケット、デスカ
ウントストアー等で客が商品を購入すると購入済みの印
として、商品に貼付される粘着テープに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来からホームセンター、スーパーマー
ケット、デスカウントストアー等で客が商品を購入する
と購入済みの印として商品に粘着テープが貼付されてい
るが、その粘着テープはその店の名前を印刷した一般包
装用のセロハン、ポリプロピレン、クラフト紙等の基材
の粘着テープが使われている。
ケット、デスカウントストアー等で客が商品を購入する
と購入済みの印として商品に粘着テープが貼付されてい
るが、その粘着テープはその店の名前を印刷した一般包
装用のセロハン、ポリプロピレン、クラフト紙等の基材
の粘着テープが使われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この粘着テー
プは商品から剥がして再貼付出来るためテープを剥がし
てより高価な商品に貼替て盗品されるケースが多々あ
り、商店ではこの盗難・万引き防止対策に苦慮してい
る。
プは商品から剥がして再貼付出来るためテープを剥がし
てより高価な商品に貼替て盗品されるケースが多々あ
り、商店ではこの盗難・万引き防止対策に苦慮してい
る。
【０００４】本発明者はこの状況を改善するため鋭意検
討の結果、盗難・万引き防止対策として、商品に一旦、
貼付したならば剥がして再貼付することが不可能な構成
の貼替防止用粘着テープを発明するに至った。
討の結果、盗難・万引き防止対策として、商品に一旦、
貼付したならば剥がして再貼付することが不可能な構成
の貼替防止用粘着テープを発明するに至った。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この粘着テープは、基材
（１）の表側に第１剥離剤層（２）が設置され、基材の
裏側に順次、第２剥離剤層（３）、ポリオレフィンラミ
ネート層（４）、感圧粘着剤層（５）が設置された積層
の巻き取り構成よりなる貼替防止用粘着テープであっ
て、夫々の界面接着強度が （Ａ）＞（Ｂ）＞（Ｃ）＞（Ｄ） ただし、 （Ａ）…ポリオレフィンラミネート層（４）と感圧粘着
剤層（５）との界面接着強度 （Ｂ）…感圧粘着剤層（５）と被着体（６）との界面接
着強度 （Ｃ）…第２剥離剤層（３）とポリオレフィンラミネー
ト層（４）との界面接着強度 （Ｄ）…第１剥離剤層（２）と感圧粘着剤層（５）との
界面後着強度 であることを特徴とする貼替防止用粘着テープである。
（１）の表側に第１剥離剤層（２）が設置され、基材の
裏側に順次、第２剥離剤層（３）、ポリオレフィンラミ
ネート層（４）、感圧粘着剤層（５）が設置された積層
の巻き取り構成よりなる貼替防止用粘着テープであっ
て、夫々の界面接着強度が （Ａ）＞（Ｂ）＞（Ｃ）＞（Ｄ） ただし、 （Ａ）…ポリオレフィンラミネート層（４）と感圧粘着
剤層（５）との界面接着強度 （Ｂ）…感圧粘着剤層（５）と被着体（６）との界面接
着強度 （Ｃ）…第２剥離剤層（３）とポリオレフィンラミネー
ト層（４）との界面接着強度 （Ｄ）…第１剥離剤層（２）と感圧粘着剤層（５）との
界面後着強度 であることを特徴とする貼替防止用粘着テープである。
【０００６】
【作用】本発明の貼替防止用粘着テープは、買い上げ商
品の表面に貼り付けられ、その後粘着テープを剥がそう
とした場合、第２剥離剤層（３）とポリオレフィンラミ
ネート層（４）との界面接着強度を弱くしたため、第２
剥離剤層（３）とポリオレフィンラミネート層（４）と
の界面で容易に剥がれ、商品の表面には例えば赤い色の
テープ片が現出し、一方剥がされた粘着テープの基材部
分は最早粘着部分を有しないため再接着することができ
ず、商品の盗難・万引き防止対策として非常に効果があ
る。
品の表面に貼り付けられ、その後粘着テープを剥がそう
とした場合、第２剥離剤層（３）とポリオレフィンラミ
ネート層（４）との界面接着強度を弱くしたため、第２
剥離剤層（３）とポリオレフィンラミネート層（４）と
の界面で容易に剥がれ、商品の表面には例えば赤い色の
テープ片が現出し、一方剥がされた粘着テープの基材部
分は最早粘着部分を有しないため再接着することができ
ず、商品の盗難・万引き防止対策として非常に効果があ
る。
【０００７】また、ポリオレフィンラミネート層上に粘
着剤を塗布する時点でポリオレフィンラミネート表面に
コロナ処理をして、ポリオレフィンラミネート層（４）
と感圧粘着剤層（５）との界面接着強度を強固にしたた
め、顧客が貼替防止用粘着テープか貼られた商品を家に
持ち帰り、商品の表面から剥がす場合テープを引き剥が
した後、更に商品の表面に残った赤い色のテープ片を剥
がすと表面に粘着剤が残ることなくテープが貼られた痕
跡を残さない。
着剤を塗布する時点でポリオレフィンラミネート表面に
コロナ処理をして、ポリオレフィンラミネート層（４）
と感圧粘着剤層（５）との界面接着強度を強固にしたた
め、顧客が貼替防止用粘着テープか貼られた商品を家に
持ち帰り、商品の表面から剥がす場合テープを引き剥が
した後、更に商品の表面に残った赤い色のテープ片を剥
がすと表面に粘着剤が残ることなくテープが貼られた痕
跡を残さない。
【０００８】また、ＪＩＳ−Ｚ０２３７による２３℃、
６５％ＲＨ、剥離速度３００ｍｍ／分の条件における１
８０度剥離強度で、第１剥離剤層（２）と感圧粘着剤層
（５）との界面接着強度（Ｄ）が５０〜２５０ｆｇ／２
５ｍｍに設定することで適度の巻戻し力、カット適性が
得られるため、貼替防止用粘着テープを卓上カッターに
装填し通常のセロハンテープと同様の使い勝手を有する
ことができる。
６５％ＲＨ、剥離速度３００ｍｍ／分の条件における１
８０度剥離強度で、第１剥離剤層（２）と感圧粘着剤層
（５）との界面接着強度（Ｄ）が５０〜２５０ｆｇ／２
５ｍｍに設定することで適度の巻戻し力、カット適性が
得られるため、貼替防止用粘着テープを卓上カッターに
装填し通常のセロハンテープと同様の使い勝手を有する
ことができる。
【０００９】以下、実施例を記述する。
【実施例】基材（１）は、ポリプロピレン（ＰＰ）、ポ
リエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、塩化ビニル（Ｐ
ＶＣ）、上質紙等の通常のテープに使用出来る基材か使
われる。また、テープは通常店名等の印刷を有するが、
フィルム基材の場合は、印刷は基材の表側でも裏側でも
良い。
リエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、塩化ビニル（Ｐ
ＶＣ）、上質紙等の通常のテープに使用出来る基材か使
われる。また、テープは通常店名等の印刷を有するが、
フィルム基材の場合は、印刷は基材の表側でも裏側でも
良い。
【００１０】印刷された基材（１）の表側には第１剥離
剤層（２）が設置され、裏側には第２剥離剤層（３）が
設置される。実際に使用されるこれらの剥離剤は、第２
剥離剤層（３）とポリオレフィンラミネート層（４）と
の界面抜着強度（Ｃ）が第１剥離剤層（２）と感圧粘着
剤層（５）との界面抜着強度（Ｄ）より大きい値を有す
る範囲で選択使用される。
剤層（２）が設置され、裏側には第２剥離剤層（３）が
設置される。実際に使用されるこれらの剥離剤は、第２
剥離剤層（３）とポリオレフィンラミネート層（４）と
の界面抜着強度（Ｃ）が第１剥離剤層（２）と感圧粘着
剤層（５）との界面抜着強度（Ｄ）より大きい値を有す
る範囲で選択使用される。
【００１１】また、ＪＩＳ−Ｚ０２３７による２３℃、
６５％ＲＨ、剥離速度８００ｍｍ／分の条件における１
８０度剥離強度で、第１剥離剤層（２）と感圧粘着剤層
（５）との界面接着強度（Ｄ）が５０〜２５０ｆｇ／２
５ｍｍとなる剥離剤を選択使用する。
６５％ＲＨ、剥離速度８００ｍｍ／分の条件における１
８０度剥離強度で、第１剥離剤層（２）と感圧粘着剤層
（５）との界面接着強度（Ｄ）が５０〜２５０ｆｇ／２
５ｍｍとなる剥離剤を選択使用する。
【００１２】剥離剤は、汎用の付加型もしくは縮合型の
シリコーン系剥離剤か用いられる。特に、反応性が高い
付加型シリコーン系剥離剤が好ましく用いられる。
シリコーン系剥離剤か用いられる。特に、反応性が高い
付加型シリコーン系剥離剤が好ましく用いられる。
【００１３】また、第２剥離剤層（３）には、透明で油
性の耐水インキを塗布して形成される。この耐水インキ
としては、ＵＶメジウム、マットＯＰニス、ＰＯＰ白イ
ンキ等か好適な材料として挙げられる。
性の耐水インキを塗布して形成される。この耐水インキ
としては、ＵＶメジウム、マットＯＰニス、ＰＯＰ白イ
ンキ等か好適な材料として挙げられる。
【００１４】シリコーン系剥離剤としては、具体的に
は、東レ・ダウコーニングシリコーン社製のＢＹ２４−
１６２、ＳＤ−７２３４等や、信越化学工業（株）社製
のＫＳ−３６００、ＫＳ−７７４、Ｘ６２−２６００等
に、上記の性能を満たすために、該シリコーン系剥離剤
中にＳｉＯ２単位と（ＣＨ３）３ＳｉＯ１／２単位ある
いはＣＨ２＝ＣＨ（ＣＨ３）ＳｉＯ１／２単位を有する
有機珪素化合物であるシリコーンレジンを含有する。具
体的には、東レ・ダウコーニングシリコーン社製のＢＹ
２４−８４３、ＳＤ−７２９２、ＳＨＲ−１４０４等
や、信越化学工業（株）社製のＫＳ−３８００，Ｘ９２
−１８３等が挙げられる。
は、東レ・ダウコーニングシリコーン社製のＢＹ２４−
１６２、ＳＤ−７２３４等や、信越化学工業（株）社製
のＫＳ−３６００、ＫＳ−７７４、Ｘ６２−２６００等
に、上記の性能を満たすために、該シリコーン系剥離剤
中にＳｉＯ２単位と（ＣＨ３）３ＳｉＯ１／２単位ある
いはＣＨ２＝ＣＨ（ＣＨ３）ＳｉＯ１／２単位を有する
有機珪素化合物であるシリコーンレジンを含有する。具
体的には、東レ・ダウコーニングシリコーン社製のＢＹ
２４−８４３、ＳＤ−７２９２、ＳＨＲ−１４０４等
や、信越化学工業（株）社製のＫＳ−３８００，Ｘ９２
−１８３等が挙げられる。
【００１５】シリコーンレジンの使用量としては、シリ
コーン系剥離剤に対して、０〜５０重量％である。５０
重量％を越えるとシリコーンの硬化性が低下すると同時
に巻戻し力が高くなり過ぎて好ましくない。
コーン系剥離剤に対して、０〜５０重量％である。５０
重量％を越えるとシリコーンの硬化性が低下すると同時
に巻戻し力が高くなり過ぎて好ましくない。
【００１６】本発明においては、特に限定するものでは
ないが、上記シリコーン系剥離剤を硬化させる触媒とし
ては、白金系触媒が好ましく用いられ、具体的には東レ
・ダウコーニングシリコーン社製のＳＲＸ−２１２、信
越化学社製のＦＬ−５０Ｔ等か挙げられる。また、シリ
コーン系剥離剤の密着性をよくするために密着向上剤を
用いてもよく、例えば、金属系キレート、シランカップ
リング剤等が添加される。具体的には、束レ・ダウコー
ニングシリコーン社製のＳＤ−７２００、ＢＹ２４−８
４６Ａ、ＢＹ２４−８４６Ｃ等が挙げられる。
ないが、上記シリコーン系剥離剤を硬化させる触媒とし
ては、白金系触媒が好ましく用いられ、具体的には東レ
・ダウコーニングシリコーン社製のＳＲＸ−２１２、信
越化学社製のＦＬ−５０Ｔ等か挙げられる。また、シリ
コーン系剥離剤の密着性をよくするために密着向上剤を
用いてもよく、例えば、金属系キレート、シランカップ
リング剤等が添加される。具体的には、束レ・ダウコー
ニングシリコーン社製のＳＤ−７２００、ＢＹ２４−８
４６Ａ、ＢＹ２４−８４６Ｃ等が挙げられる。
【００１７】シリコーン系剥離剤は、例えばトルエン、
ｎ−ヘキサン、シクロヘキサン、イソプロピルアルコー
ル（ＩＡＰ）等の単独もしくは混合有機溶剤に溶解して
塗布、乾燥される。剥離剤層の乾燥後の塗布量は０．０
５〜２．０ｇ／ｍ２が好ましく、０．１〜１．５ｇ／ｍ
２がより好ましい。０．０５ｇ／ｍ２未満では第２剥離
剤層（３）とポリオレフィンラミネート層（４）との界
面接着強度（Ｃ）の重剥離化により層間割れしなくなり
好ましくない。すなわち、実際の剥離剤層は、これらの
剥離剤の網点塗布を含め塗布量、シリコーンレジンの配
合量により、第２剥離剤層（３）とポリオレフィンラミ
ネート層（４）との界面接着強度（Ｃ）が第１剥離剤層
（２）と感圧粘着剤層（５）との界面接着強度（Ｄ）よ
り大きい値を有する範囲で選択使用される。
ｎ−ヘキサン、シクロヘキサン、イソプロピルアルコー
ル（ＩＡＰ）等の単独もしくは混合有機溶剤に溶解して
塗布、乾燥される。剥離剤層の乾燥後の塗布量は０．０
５〜２．０ｇ／ｍ２が好ましく、０．１〜１．５ｇ／ｍ
２がより好ましい。０．０５ｇ／ｍ２未満では第２剥離
剤層（３）とポリオレフィンラミネート層（４）との界
面接着強度（Ｃ）の重剥離化により層間割れしなくなり
好ましくない。すなわち、実際の剥離剤層は、これらの
剥離剤の網点塗布を含め塗布量、シリコーンレジンの配
合量により、第２剥離剤層（３）とポリオレフィンラミ
ネート層（４）との界面接着強度（Ｃ）が第１剥離剤層
（２）と感圧粘着剤層（５）との界面接着強度（Ｄ）よ
り大きい値を有する範囲で選択使用される。
【００１８】基材の両面に剥離剤を塗布した後、裏側の
剥離剤層の上にポリオレフィンラミネート層を設ける。
ラミネート層に使われる樹脂としては、一般の押出しグ
レードのポリオレフィン樹脂、例えば低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等を用
い、通常の押出しラミネート方法によりラミネート層を
設ける。ラミネート層の厚みは５〜３０μｍが好まし
く、１０〜２５μｍがより好ましい。
剥離剤層の上にポリオレフィンラミネート層を設ける。
ラミネート層に使われる樹脂としては、一般の押出しグ
レードのポリオレフィン樹脂、例えば低密度ポリエチレ
ン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン等を用
い、通常の押出しラミネート方法によりラミネート層を
設ける。ラミネート層の厚みは５〜３０μｍが好まし
く、１０〜２５μｍがより好ましい。
【００１９】本発明における粘着剤としての材質として
は何ら限定されないが、例えばエラストマー成分として
天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル系粘着
剤などが使用され、粘着付与剤樹脂、そして必要に応じ
て適宜、軟化剤、老化防止剤等が添加される。また、粘
着剤の塗布量は、粘着剤の種類によって異なるが、１０
〜５０ｇ／ｍ２が好ましく、１５〜３５ｇ／ｍ２がより
好ましい。また、粘着剤は貼り付けられた商品の表面か
ら糊残りせずきれいに剥がれるようにするため、粘着剤
の凝集力をあげた架橋型粘着剤がより好ましい。また、
粘着剤の投錨性の為からもポリオレフィンラミネート層
表面にはアンカー剤層を形成するとよい。また、粘着剤
の粘着力は８００〜２０００ｇｆ／２５ｍｍの範囲で本
発明の効果を発現して何ら問題点をもたない。
は何ら限定されないが、例えばエラストマー成分として
天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、アクリル系粘着
剤などが使用され、粘着付与剤樹脂、そして必要に応じ
て適宜、軟化剤、老化防止剤等が添加される。また、粘
着剤の塗布量は、粘着剤の種類によって異なるが、１０
〜５０ｇ／ｍ２が好ましく、１５〜３５ｇ／ｍ２がより
好ましい。また、粘着剤は貼り付けられた商品の表面か
ら糊残りせずきれいに剥がれるようにするため、粘着剤
の凝集力をあげた架橋型粘着剤がより好ましい。また、
粘着剤の投錨性の為からもポリオレフィンラミネート層
表面にはアンカー剤層を形成するとよい。また、粘着剤
の粘着力は８００〜２０００ｇｆ／２５ｍｍの範囲で本
発明の効果を発現して何ら問題点をもたない。
【００２０】また、粘着剤には顔料、蛍光剤等を配合す
ることにより、テープを剥がした場合、商品に残ったテ
ープ片が現れた時点で例えば赤い色等によりテープが剥
がされたことがはつきりし、盗難・万引き防止対策とし
て有効である。
ることにより、テープを剥がした場合、商品に残ったテ
ープ片が現れた時点で例えば赤い色等によりテープが剥
がされたことがはつきりし、盗難・万引き防止対策とし
て有効である。
【００２１】
【発明の効果】この貼替防止用粘着テープを商品に貼付
けた後、テープを剥がすと、テープが界面剥離し、再貼
替が不可能となり、また商品の表面には赤い色のフィル
ムが現出し商品の盗難・万引き防止対策として非常に効
果がある。
けた後、テープを剥がすと、テープが界面剥離し、再貼
替が不可能となり、また商品の表面には赤い色のフィル
ムが現出し商品の盗難・万引き防止対策として非常に効
果がある。
【００２２】また、顧客が商品を家に持ち帰り、商品の
表面からテープを剥がす時表面に粘着剤が残ることなく
テープが貼られた痕跡を残さない。
表面からテープを剥がす時表面に粘着剤が残ることなく
テープが貼られた痕跡を残さない。
【００２３】また、適度の巻戻し力、カット適性が得ら
れるため、貼替防止用粘着テープを卓上カッターに装填
し通常のセロハンテープ同様の使い勝手を有することが
できる。
れるため、貼替防止用粘着テープを卓上カッターに装填
し通常のセロハンテープ同様の使い勝手を有することが
できる。
【００２４】
【図１】は貼替防止用粘着テープの層構成をあらわす断
面図である。
面図である。
（１） 基材 （２） 第１剥離剤層 （３） 第２剥離剤層 （４） ポリオレフィンラミネート層 （５） 感圧粘着剤層 （６） 被着体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Ｆターム(参考） 4F100 AK03D AK05 AK06 AK07 AK15 AK25G AK42 AK52A AK52C AK62D AK66D AN01G AN02G AR00A AR00C AR00E AT00B BA05 BA07 BA10A BA10E BA26 CA13 CA16E EH46 GB90 HB31 JK06 JK06A JK06B JK06C JK06D JL13 JL13E JL14A JL14C 4J004 AA04 AA05 AA10 AB01 CA02 CA04 CA05 CA06 CC03 DA04 DB04 EA01 FA01
Claims (2)
- 【請求項１】 基材（１）の表側に第１剥離剤層（２）
が設置され、基材の裏側に順次、第２剥離剤層（３）、
ポリオレフィンラミネート層（４）、感圧粘着剤層
（５）が設置された積層の巻き取り構成よりなる貼替防
止用粘着テープであって、夫々の界面接着強度が （Ａ）＞（Ｂ）＞（Ｃ）＞（Ｄ） ただし、 （Ａ）…ポリオレフィンラミネート層（４）と感圧粘着
剤層（５）との界面接着強度 （Ｂ）…感圧粘着剤層（５）と被着体（６）との界面接
着強度 （Ｃ）…第２剥離剤層（３）とポリオレフィンラミネー
ト層（４）との界面接着強度 （Ｄ）…第１剥離剤層（２）と感圧粘着剤層（５）との
界面接着強度 であることを特徴とする貼替防止用粘着テープ。 - 【請求項２】 ＪＩＳ−Ｚ０２３７による２３℃、６５
％ＲＨ、剥離速度３００ｍｍ／分の条件における１８０
度剥離強度で、第１剥離剤層（２）と感圧粘着剤層
（５）との界面接着強度（Ｄ）が５０〜２５０ｆｇ／２
５ｍｍである請求項１記載の貼替防止用粘着テープ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000100072A JP2001240825A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 貼替防止用粘着テープ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000100072A JP2001240825A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 貼替防止用粘着テープ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001240825A true JP2001240825A (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=18614330
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000100072A Pending JP2001240825A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | 貼替防止用粘着テープ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001240825A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009521563A (ja) * | 2005-12-23 | 2009-06-04 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 感圧接着剤のための剥離ライナー及び使用方法 |
| JP2017500225A (ja) * | 2013-12-05 | 2017-01-05 | インフィアナ・ジャーマニー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディートゲゼルシャフト | 前駆複合材料、複合材料、前駆複合材料を作製する方法、複合材料を作製する方法および前駆複合材料の使用および複合材料の使用 |
-
2000
- 2000-02-25 JP JP2000100072A patent/JP2001240825A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009521563A (ja) * | 2005-12-23 | 2009-06-04 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 感圧接着剤のための剥離ライナー及び使用方法 |
| US9359530B2 (en) | 2005-12-23 | 2016-06-07 | 3M Innovative Properties Company | Release liner for pressure sensitive adhesives and method of use |
| US10081133B2 (en) | 2005-12-23 | 2018-09-25 | 3M Innovative Properties Company | Release liner for pressure sensitive adhesives and method of use |
| JP2017500225A (ja) * | 2013-12-05 | 2017-01-05 | インフィアナ・ジャーマニー・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンディートゲゼルシャフト | 前駆複合材料、複合材料、前駆複合材料を作製する方法、複合材料を作製する方法および前駆複合材料の使用および複合材料の使用 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP1214201B1 (en) | Digitally printable release coating and form construction using this coating | |
| US5674626A (en) | Release composition for printable linerless labels | |
| TW523540B (en) | Pressure-sensitive adhesive sheet and laminate of pressure-sensitive adhesive sheets | |
| US6416857B1 (en) | Tamper indicating device | |
| JP2001234137A (ja) | 包装物の不正開封を検知するための粘着防護テープ | |
| JP5468249B2 (ja) | 情報記録用粘着シート | |
| JP2003084672A (ja) | 改ざん防止用粘着ラベル | |
| US5621020A (en) | Release composition for printable linerless labels | |
| US6406787B1 (en) | Digital printable and releasable form construction and composition useful thereto | |
| JP2001240825A (ja) | 貼替防止用粘着テープ | |
| JPH10212461A (ja) | 粘着シート及び粘着シート積層体 | |
| JP3283774B2 (ja) | 配達伝票 | |
| JP5377841B2 (ja) | 情報記録用粘着シート | |
| JPH0540537Y2 (ja) | ||
| WO2005047411A3 (en) | Tamper-evident adhesive tape | |
| JPH0577364A (ja) | 剥離シート | |
| JP3128736B2 (ja) | 擬似接着面を有する複合シ−ト | |
| JP2001511203A (ja) | 印刷可能なライナーレスラベル | |
| JP4718055B2 (ja) | 応募用ラベル部を有する容器用タックラベルおよびラベル付き容器 | |
| JP2001240826A (ja) | 貼替防止用粘着テープ | |
| JP2791927B2 (ja) | 粘着テープ | |
| JP4068402B2 (ja) | スクラッチカード | |
| JP2003011551A (ja) | 配送伝票 | |
| JPH07287524A (ja) | 透明両面粘着ラベル | |
| JPH0753930A (ja) | 保護用接着フィルム |