JP2001239693A - 光プリンタヘッド - Google Patents
光プリンタヘッドInfo
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Abstract
が可能な光プリンタヘッドを提供する。 【解決手段】ロッドレンズアレイ4が固定されているハ
ウジング5を、複数個の発光素子アレイチップ2が一列
状に搭載されている矩形状の基板1上に、前記ロッドレ
ンズアレイ4が前記発光素子アレイチップ2上に位置す
るようにして配設させてなる光プリンタヘッドであっ
て、前記ハウジング5及び/又は基板1に、前記ロッド
レンズアレイ4の光軸の向きを発光素子アレイチップ2
の列と直交する方向に可変させる調整手段7,7を取着
させる。
Description
タ等の露光手段として用いられる光プリンタヘッドに関
するものである。
段としてLEDアレイヘッド等の光プリンタヘッドが用
いられている。
は、例えば図5に示す如く、ロッドレンズアレイ24が
固定されているハウジング25を、複数個の発光素子ア
レイチップ22が一列状に搭載されている基板21の上
面に、ロッドレンズアレイ24が発光素子アレイチップ
22の列の真上に位置するようにして載置・固定した構
造のものが知られており、発光素子アレイチップ22の
上面に設けられている多数の発光素子23を外部からの
画像データに基づいて個々に選択的に発光させるととも
に、該発光した光をロッドレンズアレイ24を介して外
部の感光体に照射し、感光体に所定の潜像を形成するこ
とによって光プリンタヘッドとして機能する。
後、現像のプロセスを経てトナー像となり、このトナー
像を記録紙に転写・定着させることによって記録紙に所
定の画像が形成される。
た従来の光プリンタヘッドにおいては、基板21が周囲
の温度変化に伴って熱膨張を起こしたり、或いは大気中
の水分を多量に吸着したりすると、基板21の長手方向
に大きな反りやうねりが生じ、その上に搭載されている
発光素子アレイチップ22の列の直線性が著しく喪失さ
れる。この場合、光の照射位置は前述した反りやうねり
の程度に応じて副走査方向にずれるため、発光素子23
の発した光を感光体の主走査方向にわたって直線状に照
射させることが不可となり、画像に歪みやぼけ等を生じ
る欠点が誘発される。
案出されたもので、本発明の光プリンタヘッドは、ロッ
ドレンズアレイが固定されているハウジングを、複数個
の発光素子アレイチップが一列状に搭載されている矩形
状の基板上に、前記ロッドレンズアレイが前記発光素子
アレイチップ上に位置するようにして配設させてなる光
プリンタヘッドであって、前記ハウジング及び/又は基
板に、前記ロッドレンズアレイの光軸の向きを発光素子
アレイチップの列と直交する方向に可変させる調整手段
を取着させたことを特徴とするものである。
整手段が、発光素子アレイチップの列の両側に設けられ
ていることを特徴とするものである。
整手段が、前記ハウジングに回転可能に保持され、かつ
外周部で基板上面を押圧する偏心カムにより構成される
ことを特徴とするものである。
て詳細に説明する。図1は本発明の一形態に係る光プリ
ンタヘッドの斜視図、図2は図1の光プリンタヘッドの
断面図であり、1は基板、2は発光素子アレイチップ、3
は発光素子、4はロッドレンズアレイ、5はハウジング、
7は調整手段としての偏心カムである。
やエポキシ樹脂,ガラス,セラミック等の電気絶縁性材
料から成り、その上面で発光素子アレイチップ2や図示
しない回路パターン,ドライバーIC等を支持するため
の支持母材として機能する。
ポキシ樹脂から成る場合、ガラス糸を用いて形成したガ
ラス布基材に液状のエポキシ樹脂を含浸・硬化させ、こ
れを所定の矩形状に切断することによって製作される。
素子アレイチップ2が一列状に搭載される。
各々の上面に例えば600dpiのドット密度で主走査
方向に直線状に配列された多数の発光素子3を有してお
り、これら発光素子3に基板上面の回路パターン等を介
して電源電力が印加されると、発光素子3が所定の輝度
で発光するようになっている。
aAlAs系やGaAsP系の発光ダイオード等が好適
に使用され、かかる発光ダイオードを有する発光素子ア
レイチップ2は従来周知の半導体製造技術を採用するこ
とによって製作される。
搭載されている基板1の上方には、ロッドレンズアレイ
4を保持するハウジング5が配設される。
プ2の真上の領域に帯状の開口を有しており、この開口
部でロッドレンズアレイ4を保持するとともに、該ロッ
ドレンズアレイ4と発光素子アレイチップ2との間の領
域を密閉する作用を為す。
マー等のプラスチック材料を従来周知の射出成形法にて
所定形状に加工することにより製作される。
いるロッドレンズアレイ4は、発光素子アレイチップ2
の配列領域全長にわたって配設されており、該ロッドレ
ンズアレイ4は発光素子アレイチップ2の発光面上に位
置しているため、発光素子アレイチップ2の発光素子3
が光を発すると、これを外部の感光体に等倍で照射・結
像させるようになっている。
列した多数のファイバー状レンズ4a、或いは千鳥状に
配列した多数のファイバー状レンズ4aを枠体4b内に
配設した構造を有しており、前述したハウジング5の開
口部にロッドレンズアレイ4を嵌挿し、ロッドレンズア
レイ4の側面と前記開口の内面との間に接着剤(図示せ
ず)を流し込んで両面を接着することによりロッドレン
ズアレイ4がハウジング5に取着・固定される。
ズアレイ4の光軸の向きを発光素子アレイチップ2の列
と直交する方向に可変させる複数個の偏心カム7が取着
される。
イチップ2の列の両側に該列に沿って一定の間隔で設け
られており、各偏心カム7はハウジング5の下部で回転
軸7aを中心に回転可能に保持され、外周部で基板1の
上面を押圧するようになっている。
ング5の内部で所定の高さ位置に保持されているため、
これをハウジング5の側面や後述するカバー部材9の側
面に設けた穴より挿入されるドライバーdを用いて回転
させることにより、基板上面とハウジング下面との間隔
をロッドレンズアレイ4の副走査方向の両側で個別に調
整し、ロッドレンズアレイ4の光軸の向きを発光素子ア
レイチップ2の列と直交する方向に可変させることがで
きる。
熱膨張を起こしたり、大気中の水分を多量に吸着する等
して大きく変形し、その上に搭載されている発光素子ア
レイチップ2の列の直線性が喪失されても、上記偏心カ
ム7を使ってロッドレンズアレイ4の光軸の向きを微調
整することで発光素子3の光を感光体の主走査方向に直
線状に照射・結像させることができ、これによって歪み
やぼけの少ない良好な画像を形成することが可能とな
る。
5mm、短径0.05mm〜0.1mmのものが好適に
使用され、かかる偏心カム7をロッドレンズアレイ4か
ら5mm〜10mmだけ離れた位置に配置させる場合、
ロッドレンズアレイ4の光軸の向きは0.3°〜1.2
°の範囲で可変されることとなる。
プ2の列の両側で、かつ発光素子アレイチップ2の列を
挟んで対称的な位置に設けられているため、その両方を
回転させることにより、発光素子アレイチップ2とロッ
ドレンズアレイ4の間の距離を可変させてロッドレンズ
アレイ4の取り付け高さを調整することもできる。
ムやSUS等の金属から成るカバー部材9が基板1の下
面及び側面を覆うようにして係止・取着されており、該
カバー部材9と基板1との間にはゴムやバネ等から成る
弾性部材8が介在されている。
とにより、基板1は弾性部材8等によってハウジング5
側に付勢され、基板1の上面が偏心カム7の外周部に対
して常に弾発的に押圧される形となっている。
ウムから成る場合、アルミニウムのインゴット(塊)を
従来周知の金属加工法により所定厚みの板体となし、し
かる後、これを板金加工にて折り曲げ、所定形状となす
ことにより製作される。
光素子アレイチップ2の発光素子3を外部からの画像デ
ータに対応させて個々に選択的に発光させるとともに、
該発光した光をロッドレンズアレイ4を介して外部の感
光体に照射・結像させ、感光体に所定の潜像を形成する
ことによって光プリンタヘッドとして機能する。
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
の変更、改良等が可能である。
心カム7を発光素子アレイチップ2の列の両側に配置さ
せるようにしたが、かかる調整手段は発光素子アレイチ
ップ2の列の片側にだけ設けるようにしても構わない。
偏心カム7を用いるようにしたが、これに代えてネジや
楔を調整手段として用いても構わない。
は、図3に示す如く、ハウジング5の上面から下面にか
けて貫通するネジ穴5aを設けるとともに該ネジ穴5a
に調整ネジ10を先端部が基板1の上面に当接されるよ
うにして螺入させ、該ネジ10の螺入度合を調整するこ
とによってロッドレンズアレイ4の光軸の向きを可変さ
せる。この場合、偏心カム7を用いるのに比べて、より
精度の高い調整が可能となる。
4に示す如く、ハウジング5の下面に所定のテーパー面
が設けられ、このテーパー面と基板上面との間に楔11
を打ち込んで、楔11の位置を左右に移動させることに
よりロッドレンズアレイ4の光軸の向きを可変させる。
ジング5に取着させるようにしたが、これに代えて調整
手段を基板1側に取着させるようにしても良いし、基板
1,ハウジング5の両方に取着させるようにしても良
い。
板が周囲の温度変化に伴って熱膨張を起こしたり、大気
中の水分を多量に吸着することで大きく変形する等して
基板上に搭載されている発光素子アレイチップの列の直
線性が喪失されても、調整手段を使ってロッドレンズア
レイの光軸の向きを微調整することにより、発光素子の
光を感光体の主走査方向に直線状に照射・結像させるこ
とができ、これによって歪みやぼけの少ない良好な画像
を形成することが可能となる。
図である。
面図である。
面図である。
・発光素子、4・・・ロッドレンズアレイ、5・・・ハ
ウジング、7・・・偏心カム(調整手段)、10・・・
調整ネジ(調整手段)、11・・・楔(調整手段)
Claims (3)
- 【請求項1】ロッドレンズアレイが固定されているハウ
ジングを、複数個の発光素子アレイチップが一列状に搭
載されている矩形状の基板上に、前記ロッドレンズアレ
イが前記発光素子アレイチップ上に位置するようにして
配設させてなる光プリンタヘッドであって、 前記ハウジング及び/又は基板に、前記ロッドレンズア
レイの光軸の向きを発光素子アレイチップの列と直交す
る方向に可変させる調整手段を取着させたことを特徴と
する光プリンタヘッド。 - 【請求項2】前記調整手段が、発光素子アレイチップの
列の両側に設けられていることを特徴とする請求項1に
記載の光プリンタヘッド。 - 【請求項3】前記調整手段が、前記ハウジングに回転可
能に保持され、かつ外周部で基板上面を押圧する偏心カ
ムにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の
光プリンタヘッド。
Priority Applications (1)
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JP2000052616A JP4462700B2 (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 光プリンタヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2000052616A JP4462700B2 (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 光プリンタヘッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2001239693A true JP2001239693A (ja) | 2001-09-04 |
JP4462700B2 JP4462700B2 (ja) | 2010-05-12 |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
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Publication number | Publication date |
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