JP2004230676A - 光プリンタヘッド及びその製造方法並びにタンデム画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】直線状に配列した複数個の発光素子アレイチップと、これら発光素子アレイチップを時分割駆動する回路素子、及び発光素子のON、OFF制御回路素子を実装した素子実装用基板をベースプレートに固定し、さらに上記発光素子アレイチップの上方に、これらと1対1に対応するように配設したレンズアレイを保持するレンズホルダーを配設するとともに、前記ベースプレートに発光素子アレイチップの実装用認識マーカーと、この実装用認識マーカーから所定の間隔に規定した部位に設けた実機取付基準ピン用タップ穴とを、それぞれ2つ以上設けたことを特徴とする光プリンタヘッド及びその製造方法。
【選択図】図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数個の光プリンタヘッドを使用するタンデム型カラープリンタなどに用いられる光プリンタヘッド及びその製造方法、さらに本発明の光プリンタヘッドを搭載したタンデム型画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子写真式プリンタ等の露光手段としてLEDアレイヘッド等の光プリンタヘッドが用いられている。
【0003】
従来技術における光プリンタヘッドの概略を図3と図4により説明する。
図3は光プリンタヘッドの概略を示す分解斜視図であり、図4はその概略断面図である。
【0004】
図3と図4に示す光プリンタヘッド21において、複数個の発光素子アレイチップ2を一列状に搭載して成るヘッド基板1の上方に、レンズアレイ4が保持されているレンズホルダー5を、下方にベースプレート6を配設するとともに、これらヘッド基板1、レンズホルダー5及びベースプレート6を、複数個のクリップ7で一体的に保持した構造を有しており、前記発光素子アレイチップ2の上面に設けられている多数の発光素子3を外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光させるとともに、該発光された光をレンズアレイ4を介して外部に配される感光体(図示せず)に照射・結像させ、この感光体に所定の潜像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能する。
【0005】
そして、感光体に形成された潜像は、その後、現像等のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写・定着させることによって記録紙に所定の画像が記録される。
【0006】
尚、前記ヘッド基板1は、ガラス布基材エポキシ樹脂やガラス、セラミック等の電気絶縁性材料により矩形状に形成されている事が一般的である。そして、このようなヘッド基板1の両端部に2つの基準穴17が設けられ、レンズホルダー5の両端部に設けた2つの凸部16を基準穴17に貫通し、さらにベースプレート6の両端部に設けた2つの凹部18に挿入することで、ヘッド基板1の位置が決められ、クリップ7の両端をレンズホルダー5の上面に係止させることによってベースプレート6、ヘッド基板1、レンズホルダー5を挟持し、これらを一体的に保持するようにしていた。
【0007】
また、上述した構造を有する従来の光プリンタヘッド21の組立方法としては、複数個の発光素子アレイチップ2をまずヘッド基板1上の位置基準を参照しながらヘッド基板1上に一列状に搭載した後、発光素子アレイチップ2が搭載されたヘッド基板1の基準穴17にレンズアレイ4が保持されたレンズホルダー5の凸部16を貫通し、続けてレンズホルダー5の凸部16をベースプレート6の凹部18に挿入した後、クリップ7を用いてベースプレート6、ヘッド基板1、レンズホルダー5を挟持するようになっていた。
【0008】
【先行技術文献】
本発明の先行技術と一致する先行技術文献は見当たらない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の光プリンタヘッド21においては、発光素子アレイチップ2が搭載されたヘッド基板1の基準穴17とベースプレート6の凹部18にレンズアレイ4が保持されたレンズホルダー5の凸部16を挿入して実装するため、発光素子アレイチップ2をヘッド基板1に搭載するときに発生する発光素子アレイチップ2の基板基準穴17に対する位置ずれによる誤差とヘッド基板1、レンズホルダー5をベースプレート6に実装するときに発生するヘッド基板1上にある基板基準穴17のベースプレート6の凹部18に対する位置ずれによる誤差、いわゆる累積誤差が生じ、発光素子アレイチップ2とベースプレート6の実機取付基準ピン用タップ穴との位置関係が崩れ、図5に示す4個の光プリンタヘッドを一列に並べたタンデム方式のカラープリンタを構成するような場合において、4色のカラートナーを重ね合わせる際に位置ずれが生じ、良好なカラー画像が得られない欠点を有している。
【0010】
本発明の目的は、上記欠点に鑑み案出されたもので、その目的は複数個の光プリンタヘッドを使用するタンデム型画像形成装置等の印画品質を上げることができる高性能の光プリンタヘッド及びその製造方法を提供することにある。
【0011】
また、本発明の他の目的は、印画品質を高めたタンデム型画像形成装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の光プリンタヘッドは、直線状に配列した複数個の発光素子アレイチップと、これら発光素子アレイチップを時分割駆動する回路素子、及び発光素子のON、OFF制御回路素子を実装した素子実装用基板をベースプレートに固定し、さらに上記発光素子アレイチップの上方に、これらと1対1に対応するように配設したレンズアレイを保持するレンズホルダーを配設するとともに、前記ベースプレートに発光素子アレイチップの実装用認識マーカーと、この実装用認識マーカーから所定の間隔に規定した部位に設けた実機取付基準ピン用タップ穴とを、それぞれ2つ以上設けたことを特徴とする。
【0013】
また、本発明によれば、前記発光素子アレイチップの実装用認識マーカーと実機取付基準ピン用タップ穴との間隔の公差が±20μm以下であることを特徴とする。
【0014】
また、本発明によれば、前記発光素子アレイチップの実装用認識マーカーが円柱状の貫通穴であることを特徴とする。
【0015】
また、本発明によれば、前記発光素子アレイチップの実装用認識マーカーの内径2mm以下であることを特徴とする。
【0016】
さらに、本発明の光プリンタヘッドの製造方法は、複数個の発光素子アレイチップと複数個のレンズを1対1に対応するように配設した本発明の光プリンタヘッドを製造するに当たり、少なくとも、順次下記(1)及び(2)の各工程を経ることを特徴とする。
(1)前記素子実装用基板をベースプレート上に固定する。
(2)前記発光素子アレイチップの実装用認識マーカーを基準位置として認識して、素子実装用基板上に複数個の発光素子アレイチップを直線状に配列し工程せしめる。
【0017】
【作用】
本発明の光プリンタヘッドによれば、上記構成のように、ベースプレートに発光素子アレイチップの実装用認識マーカーと前記マーカーから所定の間隔に規定した部位に設けた実機取付基準ピン用タップ穴を2つ以上設け、ヘッド基板をベースプレートに固定した後に、ベースプレート上に設けられた発光素子アレイチップ実装用認識マーカーを基準位置として参照しながら、ヘッド基板に複数個の発光素子アレイチップを一列状に搭載したことで、前記発光素子アレイチップと実機取付基準ピン用タップ穴の位置関係を良好に設定することができる。従って、タンデム型カラープリンタ等複数の露光光源の位置を合わせて使用する用途において、感光体上に結像する位置のずれが小さくなり、色ずれやムラや歪みの少ない良好な画像を形成することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る光プリンタヘッドを図面により詳述する。
【0019】
図1は本発明の光プリンタヘッドの分解斜視図、図2はその断面図である。
【0020】
図1と図2に示す光プリンタヘッド20において、ベースプレート6上にヘッド基板1が接着などの手段で固定されており、また、ヘッド基板1上に発光素子アレイチップ2(例えばLEDアレイチップ)が搭載され、さらにレンズアレイ4(例えばセルフォックレンズアレイ、ロッドレンズアレイなど)を発光素子アレイチップ2の上方に保持するためのレンズホルダー5はクリップ7によってベースプレート6に固定されている。
【0021】
前記発光素子アレイチップ2の上面に設けられている多数の発光素子3を外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光させるとともに、該発光された光をレンズアレイ4を介して外部に配される感光体(図示せず)に照射・結像させ、この感光体に所定の潜像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能する。
【0022】
そして、タンデム型画像形成装置(例えばタンデム型カラープリンタ)等複数の露光光源位置を合わせて使用する用途において、それぞれの実機取付基準ピン用タップ穴を位置基準として実機に実装した4つの光プリンタヘッドが並列に並べられた状態でそれぞれ感光体に所定色の潜像を形成し、その後、現像等のプロセスを経てトナー像となり、この所定色のトナー像を同一の記録紙に重ねて写したことでカラー画像が出来上がる。
【0023】
本発明の光プリンタヘッド20によれば、ベースプレート6に発光素子アレイチップ2の実装用認識マーカー10と前記マーカー10から所定の間隔に規定した部位に設けた実機取付基準ピン用タップ穴11がそれぞれ2つ以上設けられている。また、ヘッド基板1、レンズホルダー5をベースプレート6へより実装しやすくするために、この発光素子アレイチップ2の実装用認識マーカー10と前記マーカー10から所定の間隔に規定した部位に設けた実機取付基準ピン用タップ穴11をそれぞれベースプレート6の両端部に設けるのが望ましい。
【0024】
上述の実装用認識マーカー10により、発光素子アレイチップ2が搭載される前のヘッド基板1を先にベースプレート6に接着などの手段で固定する工程(1)を実施してから、実装用認識マーカー10を基準位置として認識しながら、ヘッド基板1に複数個の発光素子アレイチップ2を直線状に搭載する工程(2)を実施することで、従来技術における発光素子アレイチップ2とベースプレート6の実機取付基準ピン用タップ穴11との間に生じていた累積誤差を減らすことができ、画質を向上させることができる。
【0025】
また、本発明の光プリンタヘッドによれば、発光素子アレイチップ2の実装用認識マーカー10を円柱状の貫通穴にすることにより、画像認識で実装用認識マーカー10の中心位置を容易に認識することができ、その中心位置を基準位置として使用できる。
【0026】
さらに、一度に取り込める画像の大きさが画像認識装置の開口寸法などの制約を受け、2回以上の画像の取り込みでは、処理タクトがかかってしまうため、貫通穴の径はΦ2mm以下であることが望ましい。
【0027】
本発明者らが繰り返して実験した結果によると、ベースプレート6上の発光素子アレイチップ2の実装用認識マーカー10と実機取付基準ピン用タップ穴11との位置間隔の公差を±20μm以下にしたことで、タンデム型カラープリンタの色ずれや、ムラや歪みなどの非常に少ない良好な画像を形成できることがわかった。
【0028】
以下に本発明の光プリンタヘッドの各構成及び製造方法をより詳細に述べる。
【0029】
ヘッド基板1は、ガラス布基材エポキシ樹脂やガラス、セラミック等の電気絶縁性材料により矩形状に形成されており、その上面に発光素子アレイチップ2、図示しない電極、発光素子アレイチップ2を時分割駆動する回路素子及び発光素子のON、OFF制御回路素子等が実装され、これらを支持する支持母材として機能する。
【0030】
また、ヘッド基板1の両端部にそれぞれ、ヘッド基板1をベースプレート6に固定するとき使用する実装用の穴17が設けられている。
【0031】
尚、前記ヘッド基板1は、例えばガラス布基材エポキシ樹脂から成る場合、ガラス糸を用いて形成したガラス布基材に液状のエポキシ樹脂を含浸・硬化させ、これを矩形状に切断することによって製作される。
【0032】
また、前記ヘッド基板1の上面に搭載される複数個の発光素子アレイチップ2は、ヘッド基板1の長手方向(主走査方向)に一列状に配列されており、各発光素子アレイチップ2の上面には、例えば600dpi(dot per inch)の密度で主走査方向に直線状に配列した多数の発光素子3が設けられている。
【0033】
前記発光素子3としては、例えばGaAlAs系やGaAsP系の化合物半導体を用いて形成された発光ダイオード等が好適に使用され、かかる発光ダイオードの内部にはpn接合が設けられているため、図示しない電極等を介して電源電力が供給されると、pn接合付近で電子と正孔とが再結合し、発光素子3が所定の輝度で発光するようになっている。
【0034】
尚、このような発光ダイオードを有する発光素子アレイチップ2は、従来周知の半導体製造技術、具体的には、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法等を採用し、上述の化合物半導体を単結晶シリコンウエハの上面にエピタキシャル成長させることによって形成され、得られた発光素子アレイチップ2をヘッド基板1の上面の所定位置に載置させた上、発光素子アレイチップ2上に設けられる図示しないパッドと対応する電極とを金属細線等で個々にボンディングすることにより発光素子アレイチップ2がヘッド基板1上に搭載される。
【0035】
更に、前記ヘッド基板1の上方にはポリカーボネイトや液晶ポリマー等の樹脂から成るレンズホルダー5が、下方にはアルミニウムやSUS等の金属材料から成るベースプレート6が配設されている。
【0036】
前記レンズホルダー5は、その上部にレンズアレイ4が挿着される帯状の開口部と、該開口部の両側に配され、クリップ7の一部で押圧される角部とを有しており、レンズホルダー5の下部領域をヘッド基板1の外周に沿ってヘッド基板1の上面に密着させることによりレンズアレイ4と発光素子アレイチップ2との間に密閉空間を形成している。
【0037】
また、前記レンズホルダー5の開口部に挿着されるレンズアレイ4は、直線状、もしくは千鳥状に配列された多数の棒状レンズを一対の側板で挟持した構造を有しており、先に述べた発光素子の光をレンズアレイ4の上方に配設される感光体に等倍で照射・結像させる正立等倍型の光学系として機能する。
【0038】
尚、前記レンズホルダー5は、例えば液晶ポリマー等のプラスチック材料から成る場合、従来周知の射出成形法にて所定形状に加工することによって製作され、得られたレンズホルダー5の開口部にレンズアレイ4を嵌挿し、両者を接着させることによりレンズアレイ4がレンズホルダー5に取着・固定される。
【0039】
一方、前記ヘッド基板1の下方に配されるベースプレート6は、アルミニウムから成る場合、例えば、アルミニウムのインゴット(塊)を従来周知の金属加工法等により所定形状に加工することによって製作される。
【0040】
そして、このレンズホルダー5、ヘッド基板1及びベースプレート6は、主走査方向に沿って配列される複数個のクリップ7で一体的に保持される。
【0041】
前記クリップ7は、例えば、ステンレス鋼等からなる金属製の板バネを板金加工することにより、底面部と該底面部の両端に立設される一対の側面部とを備えた断面略コ字状をなすように成形されている。
【0042】
また前記クリップ7は、底面部や側面部の一部がレンズホルダー5の外表面及びベースプレート6の下面に配されるようにベースプレート6側より取着されており、かかるクリップ7の一部、具体的には側面部の両端域がベースプレート6の下面角部、レンズホルダー5の角部に対して押圧され、この状態でレンズホルダー5とべースプレート6とを挟持して、レンズホルダー5とベースプレート6を一体的に保持している。
【0043】
かくして上述した光プリンタヘッドは、発光素子アレイチップ2の発光素子3を外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光させると共に、該発光された光をレンズアレイ4を介して外部に配される感光体に照射・結像させ、この感光体に所定の潜像を形成する事によって光プリンタヘッドとして機能する。
【0044】
そして、感光体に形成された潜像は、その後、現像等のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写・定着させることによって記録し所定の印画が形成される。
【0045】
図5は本発明の光プリンタヘッドを4つ搭載したタンデム型カラープリンタの簡略図を示す。入力側により送入された記録紙が4つの色の画像で順次印刷され、重ねられたことより、1枚のカラー像として出力側に出力される。
【0046】
尚、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
【0047】
また、上述の形態においては、LEDヘッドを例にとって説明したが、それ以外の光プリンタヘッド、例えば、ELヘッド、プラズマドットヘッド、液晶シャッタヘッド、蛍光ヘッド、PLZT等にも本発明は適用可能である。
【0048】
【発明の効果】
本発明の光プリンタヘッドによれば、ヘッド基板をベースプレートに接着した後に、ベースプレート上に設けられた2つ以上の発光素子アレイ実装用認識マーカーを基準位置として認識しながら、ヘッド基板に複数個の発光素子アレイチップを一列状に搭載する事により、前記発光素子アレイチップとベースプレートの実機取付基準ピン用タップ穴との位置精度を良好に設定することができ、タンデム型画像形成装置等複数の露光光源の位置を合わせて使用する用途において、感光体上に結像する位置のずれが小さくなり、色ずれやムラや歪みの少ない良好な画像を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態に係る光プリンタヘッドの分解斜視図である。
【図2】本発明の一形態に係る光プリンタヘッドの断面図である。
【図3】従来技術における光プリンタヘッドの分解斜視図である。
【図4】従来技術における光プリンタヘッドの断面図である。
【図5】本発明の光プリンタヘッドを搭載したタンデムが画像形成装置の模式図である。
【符号の説明】
1・・・ヘッド基板
2・・・発光素子アレイチップ
4・・・レンズアレイ
5・・・レンズホルダー
6・・・ベースプレート
7・・・クリップ
10・・・発光素子アレイチップ実装用基準マーカー
11・・・実機取付基準ピン用タップ穴
Claims (6)
- 直線状に配列した複数個の発光素子アレイチップと、これら発光素子アレイチップを時分割駆動する回路素子、及び発光素子のON、OFF制御回路素子を実装した素子実装用基板をベースプレートに固定し、さらに上記発光素子アレイチップの上方に、これらと1対1に対応するように配設したレンズアレイを保持するレンズホルダーを配設するとともに、前記ベースプレートに発光素子アレイチップの実装用認識マーカーと、この実装用認識マーカーから所定の間隔に規定した部位に設けた実機取付基準ピン用タップ穴とを、それぞれ2つ以上設けたことを特徴とする光プリンタヘッド。
- 前記発光素子アレイチップの実装用認識マーカーと実機取付基準ピン用タップ穴との間隔の公差が±20μm以下であることを特徴とする請求項1記載の光プリンタヘッド。
- 前記発光素子アレイチップの実装用認識マーカーが円柱状の貫通穴であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の光プリンタヘッド。
- 前記発光素子アレイチップの実装用認識マーカーの内径2mm以下であることを特徴とする請求項3記載の光プリンタヘッド。
- 請求項1記載の光プリンタヘッドの製造方法において、少なくとも、順次下記(1)及び(2)の各工程を経ることを特徴とする光プリンタヘッドの製造方法。
(1)前記素子実装用基板をベースプレート上に固定する。
(2)前記発光素子アレイチップの実装用認識マーカーを基準位置として認識して、素子実装用基板上に複数個の発光素子アレイチップを直線状に配列し工程せしめる。 - 請求項1から4までのいずれか記載の光プリンタヘッドを複数個搭載したことを特徴とするタンデム型画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003021203A JP2004230676A (ja) | 2003-01-29 | 2003-01-29 | 光プリンタヘッド及びその製造方法並びにタンデム画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2004230676A true JP2004230676A (ja) | 2004-08-19 |
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ID=32950595
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008055668A (ja) * | 2006-08-30 | 2008-03-13 | Kyocera Corp | 光プリンタヘッド |
JP2008265228A (ja) * | 2007-04-24 | 2008-11-06 | Kyocera Mita Corp | Ledプリントヘッド及び画像形成装置 |
JP2019001098A (ja) * | 2017-06-16 | 2019-01-10 | 富士ゼロックス株式会社 | 光学装置の製造方法 |
-
2003
- 2003-01-29 JP JP2003021203A patent/JP2004230676A/ja active Pending
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