JP4127627B2 - 光プリンタヘッド - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真式プリンタ等の露光手段として用いられる光プリンタヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電子写真式プリンタ等の露光手段としてLEDアレイヘッド等の光プリンタヘッドが用いられている。
【0003】
かかる従来の光プリンタヘッドとしては、図5に示す如く、複数個の発光素子アレイチップを一列状に搭載して成るヘッド基板21の上方に、ロッドレンズアレイ24が取着されているハウジング25を、下方にベースプレート27を配設するとともに、これらヘッド基板21、ハウジング25及びベースプレート27を、複数個のクリップ30で一体的に保持した構造を有しており、前記発光素子アレイチップ22の上面に設けられている多数の発光素子23を外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光させるとともに、該発光された光をロッドレンズアレイ24を介して外部に配される感光体に照射・結像させ、この感光体に所定の潜像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能する。
【0004】
そして感光体に形成された潜像は、その後、現像等のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写・定着させることによって記録紙に所定の画像が記録される。
【0005】
尚、前記複数個のクリップ30は、その外形が底面部と一対の側面部を備えた断面コ字状を成しており、該側面部の両端域が中央域よりも外側に突出した形に成形されたものが一般的である。そして、このようなクリップ30は、ベースプレート27側より光プリンタヘッドに取着させるとともに、クリップ30の両端をハウジング25の上面に係止させることによってベースプレート、ヘッド基板21、ハウジング25を挟持し、これらを一体的に保持するようにしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の光プリンタヘッドにおいては、クリップ30の側面部の両端域が中央域よりも外側に突出した形に成形されていることから、クリップ30が外側に開き易い状態にあり、光プリンタヘッドの搬送する際にクリップ30に外力が印加されると、クリップ30でベースプレート、ヘッド基板21、ハウジング25の位置関係がわずかにずれ、発光素子23の光をロッドレンズアレイ24を介して感光体の所定位置に照射させることが困難となり、画像に歪みが形成される欠点を有していた。
【0007】
また、上述した従来の光プリンタヘッドにおいては、クリップ30の側面部の両端域が外側に突出した形に成形されていることから、光プリンタヘッドの上部領域が外側に拡がることとなる。それ故、光プリンタヘッドをプリンタ内に取り付ける際に、光プリンタヘッドの両側に配される現像器、帯電器等に光プリンタヘッドの上部領域が接触することを避けるために、光プリンタヘッドを感光体より遠ざけて配設しなければならず、プリンタの全体構造が大型化する欠点を有していた(図5参照)。
【0008】
本発明は、上記欠点に鑑み案出されたもので、その目的は発光素子の光を感光体に正確に照射させて歪みの少ない良好な画像を形成することができ、しかもプリンタの小型化に供することが可能な高性能の光プリンタヘッドを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の光プリンタヘッドは、複数個の発光素子アレイチップが一列状に搭載されているヘッド基板の上方に、ロッドレンズアレイが挿着される帯状の開口部の両側に配された角部を有したハウジングを配設し、前記ヘッド基板の下方にベースプレートを配設するとともに、これらヘッド基板、ハウジング及びベースプレートを、底面部及び一対の側面部を備え、前記側面部の中央域が、前記側面部の上端部および下端部の双方に対して、前記発光素子アレイチップと前記ロッドレンズアレイとを連ねて延びる前記ロッドレンズアレイの光軸から、より離間した位置にある、断面略コ字状を成す複数個のクリップでもって一体的に保持し、前記クリップの前記側面部の前記上端部と前記ハウジングの上面、前記クリップの底面中央域と前記ベースプレートの下面中央域、前記クリップの前記側面部の前記下端部側と前記ベースプレートの下面角部、前記クリップの前記上端部側の角部と前記ハウジングの開口部の両側に配された角部とでのみ当接したことを特徴とする。
【0011】
更に、本発明の光プリンタヘッドは、前記クリップが金属製の板バネから成っていることを特徴とするものである。
【0012】
また更に、本発明の光プリンタヘッドは、前記クリップがハウジングの外表面及びベースプレートの下面に設けられる溝に埋設されていることを特徴とするものである。
【0013】
本発明の光プリンタヘッドによれば、ハウジング、ヘッド基板及びベースプレートを一体的に保持する底面部及び一対の側面部を備えた断面略コ字状を成すクリップを、その側面部の中央域が両端域よりも外側に突出するように屈曲させたことから、クリップ全体が内側に閉じる方向に力が働き易くなり、ハウジング、ヘッド基板及びベースプレートを一体的に保持する力を強めることができる。従って、光プリンタヘッドの搬送する際にクリップに外力が印加されても、ベースプレート、ヘッド基板、ハウジングの位置関係が所期の状態より良好に保持され、発光素子の光を感光体の所定位置に正確に照射させることができ、歪みの少ない良好な画像を形成することが可能となる。
【0014】
しかもこの場合、クリップ側面部の両端域が中央域よりも内側に位置しており、光プリンタヘッドの上部領域が外側に大きく拡がることはないことから、プリンタ内に光プリンタヘッドを組み込む際に、光プリンタヘッドを感光体に近づけて配置させることができ、プリンタの小型化に供することが可能な光プリンタヘッドを実現できる。
【0015】
また、本発明の光プリンタヘッドによれば、前記クリップの一部を、ベースプレートの下面角部、ロッドレンズアレイの両側に設けられるハウジングの角部に対して押圧せしめることにより、クリップの側面部による押圧力をベースプレートの厚み方向にも作用させることができるようになり、ベースプレートやハウジング、ヘッド基板をより強固に一体的に保持できるようになる。従って、光プリンタヘッドにより強い外力が印加された場合であっても、発光素子の光を感光体に正確に照射させ、歪みの少ない良好な画像を形成することが可能となる。
【0016】
更に、本発明の光プリンタヘッドによれば、上記クリップをハウジングの外表面及びベースプレートの下面に設けられた溝の中に埋設することにより、クリップ全体が溝の内部に収容された形となり、光プリンタヘッドをプリンタ内に組み込む際、作業者の手がクリップに触れることで、クリップの取着位置がずれてしまうといった不具合を有効に防止することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に基づいて詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明の一形態に係る光プリンタヘッドの分解斜視図、図2は図1の光プリンタヘッドの断面図であり、1はヘッド基板、2は発光素子アレイチップ、4はロッドレンズアレイ、5はハウジング、7はベースプレート、10はクリップである。
【0019】
前記ヘッド基板1は、ガラス布基材エポキシ樹脂やガラス、セラミック等の電気絶縁性材料により矩形状に形成されており、その上面に発光素子アレイチップ2やハウジング5、図示しない電極、ドライバーIC等が取着され、これらを支持する支持母材として機能する。
【0020】
尚、前記ヘッド基板1は、例えばガラス布基材エポキシ樹脂から成る場合、ガラス糸を用いて形成したガラス布基材に液状のエポキシ樹脂を含浸・硬化させ、これを矩形状に切断することによって製作される。
【0021】
また、前記ヘッド基板1の上面に搭載される複数個の発光素子アレイチップ2は、ヘッド基板1の長手方向(主走査方向)に一列状に配列されており、各発光素子アレイチップ2の上面には、例えば600dpi(dot per inch)の密度で主走査方向に直線状に配列した多数の発光素子3が設けられている。
【0022】
前記発光素子3としては、例えばGaAlAs系やGaAsP系の化合物半導体を用いて形成された発光ダイオード等が好適に使用され、かかる発光ダイオードの内部にはpn接合が設けられているため、図示しない電極等を介して電源電力が供給されると、pn接合付近で電子と正孔とが再結合し、発光素子3が所定の輝度で発光するようになっている。
【0023】
尚、このような発光ダイオードを有する発光素子アレイチップ2は、従来周知の半導体製造技術、具体的には、MOCVD(Metal Organic Chemical Vapor Deposition)法等を採用し、上述の化合物半導体を単結晶シリコンウエハの上面にエピタキシャル成長させることによって形成され、得られた発光素子アレイチップ2をヘッド基板1の上面の所定位置に載置させた上、発光素子アレイチップ2上に設けられる図示しないパッドと対応する電極とを金属細線等で個々にボンディングすることにより発光素子アレイチップ2がヘッド基板1上に搭載される。
【0024】
更に、前記ヘッド基板1の上方にはポリカーボネイトや液晶ポリマー等の樹脂から成るハウジング5が、下方にはアルミニウムやSUS等の金属材料から成るベースプレート7が配設されている。
【0025】
前記ハウジング5は、その上部にロッドレンズアレイ4が挿着される帯状の開口部と、該開口部の両側に配され、後述するクリップ10の一部で押圧される角部とを有しており、ハウジング5の下部領域をヘッド基板1の外周に沿ってヘッド基板1の上面に密着させることによりロッドレンズアレイ4と発光素子アレイチップ2との間に密閉空間を形成している。
【0026】
また、前記ハウジング5の開口部に挿着されるロッドレンズアレイ4は、直線状、もしくは千鳥状に配列された多数の棒状レンズを一対の側板で挟持した構造を有しており、先に述べた発光素子3の光をロッドレンズアレイ4の上方に配設される感光体に等倍で照射・結像させる正立等倍型の光学系として機能する。
【0027】
尚、前記ハウジング5は、例えば液晶ポリマー等のプラスチック材料から成る場合、従来周知の射出成形法にて所定形状に加工することによって製作され、得られたハウジング5の開口部にロッドレンズアレイ4を嵌挿し、両者を接着させることによりロッドレンズアレイ4がハウジング5に取着・固定される。
【0028】
一方、前記ヘッド基板1の下方に配されるベースプレート7は、例えば、アルミニウムやSUS等の金属材料によって断面形状が略コの字状をなすように形成されており、その上面(底面)でヘッド基板1を支持するようになっている。
【0029】
前記ベースプレート7は、アルミニウムから成る場合、例えば、アルミニウムのインゴット(塊)を従来周知の金属加工法等により所定形状に加工することによって製作される。
【0030】
そして、このハウジング5、ヘッド基板1及びベースプレート7は、主走査方向に沿って配列される複数個のクリップ10で一体的に保持される。
【0031】
前記クリップ10は、例えば、ステンレス鋼等からなる金属製の板バネを板金加工することにより、底面部と該底面部の両端に立設される一対の側面部とを備えた断面略コ字状をなすように成形されており、その側面部の中央域が両端域よりも外側に突出するように側面部を屈曲させてあり、その屈曲部の内面の成す角度αが150°〜175°に設定されている。
【0032】
また前記クリップ10は、底面部や側面部の一部がハウジング5の外表面及びベースプレート7の下面に配されるようにベースプレート7側より取着されており、かかるクリップ10の一部、具体的には側面部の両端域がベースプレート7の下面角部、ハウジング5の角部に対して押圧され、この状態でハウジング5とべースプレート7とを挟持して、ハウジング5、ヘッド基板1及びベースプレート7を一体的に保持している。
【0033】
このように前記クリップ10を、その側面部の中央域が両端域よりも外側に突出するように屈曲させたことから、クリップ全体が内側に閉じる方向に力が働き易くなり、ハウジング5、ヘッド基板1及びベースプレート7を一体的に保持する力を強めることができる。従って、光プリンタヘッドの搬送する際にクリップ10に外力が印加されても、ベースプレート7、ヘッド基板1、ハウジング5の位置関係が所期の状態より良好に保持され、発光素子3の光を感光体の所定位置に正確に照射させることができ、歪みの少ない良好な画像を形成することが可能となる。
【0034】
しかもこの場合、クリップ10の側面部の両端域が中央域よりも内側に位置しているため、光プリンタヘッドの上部領域が外側に大きく拡がることはなく、プリンタ内に光プリンタヘッドを組み込む際に、光プリンタヘッドを感光体に近づけて配置させることができ、プリンタの小型化に供することが可能な光プリンタヘッドを実現できる
尚、前記クリップ側面部の中央域に設けられる屈曲部の内面の成す角度αを150°〜175°に成しておくのは、角度αが150°よりも小さいと、角度αの屈曲度合いが大きくなりすぎて、この部分でのクリップ10の強度が弱くなることがあり、一方角度αが175°よりも大きいと、クリップ10がヘッド基板1、ハウジング5及びベースプレート7を挟持する力が弱くなる傾向にある。従って、クリップ側面部の中央域に設けられる屈曲部の内面の成す角度αを150°〜175°に設定しておくことが好ましい。
【0035】
また、前記クリップ10の一部を、クリップ10のズレが比較的起こり易いベースプレート7の下面角部、ロッドレンズアレイ4の両側に設けられるハウジング5の角部に対して押圧させたことから、クリップ10の側面部による押圧力を縦方向(ベースプレート7の厚み方向)にも作用させることができるようになり、ベースプレート7やハウジング5、ヘッド基板1をより強固に一体的に保持できるようになる。従って、光プリンタヘッドに強い外力が印加された場合であっても、発光素子3の光を感光体に正確に照射させ、歪みの少ない良好な画像を形成することが可能となる。
【0036】
かくして上述した光プリンタヘッドは、発光素子アレイチップ2の発光素子3を外部からの画像データに基づいて個々に選択的に発光させるとともに、該発光された光をロッドレンズアレイ4を介して外部に配される感光体に照射・結像させ、この感光体に所定の潜像を形成することによって光プリンタヘッドとして機能する。
【0037】
そして、感光体に形成された潜像は、その後、現像等のプロセスを経てトナー像となり、このトナー像を記録紙に転写・定着させることによって記録し所定の印画が形成される。
【0038】
尚、本発明は上述の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
【0039】
例えば、上述の形態において、図3に示す如く、前記ハウジング5の外表面及びベースプレート7の下面に、クリップ10が内部に埋設される溝5a,7aを設けるようにしておけば、かかる溝5a,7aの内部にクリップ全体が収容された形となり、光プリンタヘッドをプリンタ内に組み込む際等に、作業者の手がクリップ10に触れることで、クリップ10の位置がずれるといった不具合を有効に防止することができる。
【0040】
また、上述の形態においては、LEDヘッドを例にとって説明したが、それ以外の光プリンタヘッド、例えば、ELヘッド、プラズマドットヘッド、液晶シャッタヘッド、蛍光ヘッド、PLZT等にも本発明は適用可能である。
【0041】
【発明の効果】
本発明の光プリンタヘッドによれば、ハウジング、ヘッド基板及びベースプレートを一体的に保持する底面部及び一対の側面部を備えた断面略コ字状を成すクリップを、その側面部の中央域が両端域よりも外側に突出するように屈曲させたことから、クリップ全体が内側に閉じる方向に力が働き易くなり、ハウジング、ヘッド基板及びベースプレートを一体的に保持する力を強めることができる。従って、光プリンタヘッドの搬送する際にクリップに外力が印加されても、ベースプレート、ヘッド基板、ハウジングの位置関係が所期の状態より良好に保持され、発光素子の光を感光体の所定位置に正確に照射させることができ、歪みの少ない良好な画像を形成することが可能となる。
【0042】
しかもこの場合、クリップ側面部の両端域が中央域よりも内側に位置しており、光プリンタヘッドの上部領域が外側に大きく拡がることはないことから、プリンタ内に光プリンタヘッドを組み込む際に、光プリンタヘッドを感光体に近づけて配置させることができ、プリンタの小型化に供することが可能な光プリンタヘッドを実現できる。
【0043】
また、本発明の光プリンタヘッドによれば、クリップの側面部による押圧力をベースプレートの厚み方向にも作用させることができるようになり、ベースプレートやハウジング、ヘッド基板をより強固に一体的に保持できるようになる。従って、光プリンタヘッドにより強い外力が印加された場合であっても、発光素子の光を感光体に正確に照射させ、歪みの少ない良好な画像を形成することが可能となる。
【0044】
更に、本発明の光プリンタヘッドによれば、上記クリップをハウジングの外表面及びベースプレートの下面に設けられた溝の中に埋設することにより、クリップ全体が溝の内部に収容された形となり、光プリンタヘッドをプリンタ内に組み込む際、作業者の手がクリップに触れることで、クリップの取着位置がずれてしまうといった不具合を有効に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態に係る光プリンタヘッドの分解斜視図である。
【図2】図1の光プリンタヘッドの断面図である。
【図3】本発明の他の形態に係る光プリンタヘッドの分解斜視図である。
【図4】従来の光プリンタヘッドの断面図である。
【図5】図4の光プリンタヘッドが組み込まれたプリンタの断面図である。
【符号の説明】
1・・・ヘッド基板
2・・・発光素子アレイチップ
3・・・発光素子
4・・・ロッドレンズアレイ
5・・・ハウジング
7・・・ベースプレート
5a、7a・・・溝
10・・・クリップ
Claims (3)
- 複数個の発光素子アレイチップが一列状に搭載されているヘッド基板の上方に、ロッドレンズアレイが挿着される帯状の開口部の両側に配された角部を有したハウジングを配設し、前記ヘッド基板の下方にベースプレートを配設するとともに、
これらヘッド基板、ハウジング及びベースプレートを、底面部及び一対の側面部を備え、
前記側面部の中央域が、前記側面部の上端部および下端部の双方に対して、前記発光素子アレイチップと前記ロッドレンズアレイとを連ねて延びる前記ロッドレンズアレイの光軸からより離間した位置にある、断面略コ字状を成す複数個のクリップでもって一体的に保持し、
前記クリップの前記側面部の前記上端部と前記ハウジングの上面、前記クリップの底面中央域と前記ベースプレートの下面中央域、前記クリップの前記側面部の前記下端部側と前記ベースプレートの下面角部、前記クリップの前記上端部側の角部と前記ハウジングの開口部の両側に配された角部とでのみ当接したことを特徴とする光プリンタヘッド。 - 前記クリップが金属製の板バネから成っていることを特徴とする請求項1に記載の光プリンタヘッド。
- 前記クリップがハウジングの外表面及びベースプレートの下面に設けられる溝に埋設されていることを特徴とする請求項1または2に記載の光プリンタヘッド。
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