JP2001239306A - ストリップ接続装置 - Google Patents
ストリップ接続装置Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21B—ROLLING OF METAL
- B21B37/00—Control devices or methods specially adapted for metal-rolling mills or the work produced thereby
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K37/00—Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
- B23K37/04—Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work
- B23K37/0408—Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work for planar work
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K2101/00—Articles made by soldering, welding or cutting
- B23K2101/16—Bands or sheets of indefinite length
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 接続されたストリップが蛇行するのを防止す
る。 【解決手段】 各ストリップ12,13の移送方向に所
定の間隔で各ストリップ12,13に対応してそれぞれ
2個の位置検出器15,16及び17,18を配置し
て、各ストリップ12.13の板幅のセンタライン12
a,13aと処理ラインのセンタライン11とのずれ量
を検出し、各ストリップ12,13の移送方向に所定の
間隔で配置されたそれぞれ2個の芯合わせ機構19,2
0及び21,22で各ストリップ12,13をクランプ
してずれ量に応じて板幅方向の位置を調整し、各ストリ
ップ12,13のセンタライン12a,13aと処理ラ
インのセンタライン11とを一致させるようにしたもの
である。
る。 【解決手段】 各ストリップ12,13の移送方向に所
定の間隔で各ストリップ12,13に対応してそれぞれ
2個の位置検出器15,16及び17,18を配置し
て、各ストリップ12.13の板幅のセンタライン12
a,13aと処理ラインのセンタライン11とのずれ量
を検出し、各ストリップ12,13の移送方向に所定の
間隔で配置されたそれぞれ2個の芯合わせ機構19,2
0及び21,22で各ストリップ12,13をクランプ
してずれ量に応じて板幅方向の位置を調整し、各ストリ
ップ12,13のセンタライン12a,13aと処理ラ
インのセンタライン11とを一致させるようにしたもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、先行ストリップ
の尾端と後行ストリップの先端とを接続するストリップ
接続装置に関するものである。
の尾端と後行ストリップの先端とを接続するストリップ
接続装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は特開昭54−18440号公報に
記載された従来のストリップ接続装置の構成図である。
図8において、連続的に処理ラインに沿って移送されて
いる先行ストリップ1の後端は溶接機(図示せず)内で
停止される。そして、出側の芯合わせ機構2で先行スト
リップ1をクランプしてラフなセンタリングが行われ
る。このように、先行ストリップ1をクランプした後に
位置検出器3により先行ストリップ1の幅方向の板幅中
心と溶接機(図示せず)とのずれ量を検出してずれ信号
3aを出力する。
記載された従来のストリップ接続装置の構成図である。
図8において、連続的に処理ラインに沿って移送されて
いる先行ストリップ1の後端は溶接機(図示せず)内で
停止される。そして、出側の芯合わせ機構2で先行スト
リップ1をクランプしてラフなセンタリングが行われ
る。このように、先行ストリップ1をクランプした後に
位置検出器3により先行ストリップ1の幅方向の板幅中
心と溶接機(図示せず)とのずれ量を検出してずれ信号
3aを出力する。
【0003】次に、移送されてきた後行ストリップ4を
入側の芯合わせ機構5によりラフなセンタリングを行
う。さらに、後行ストリップ4の板幅中心と溶接機(図
示せず)とのずれ量を位置検出器6により検出してずれ
信号6aを出力する。そして、各ずれ信号3a,6aを
演算手段7で処理し、バルブ8を介してシリンダ9を駆
動する。シリンダ9の駆動により後行ストリップ4が固
定されたテーブル10を処理ラインとクロスする方向に
移動させる。そして、各位置検出器3,6からのずれ信
号3a,6aが平衡状態になったときテーブル10の移
動が停止される。ここで、各ストリップ1,4の板幅中
心が一致したことになるので、溶接機(図示せず)によ
り先行ストリップ1の尾端と後行ストリップ4の先端と
の接続が行われる。
入側の芯合わせ機構5によりラフなセンタリングを行
う。さらに、後行ストリップ4の板幅中心と溶接機(図
示せず)とのずれ量を位置検出器6により検出してずれ
信号6aを出力する。そして、各ずれ信号3a,6aを
演算手段7で処理し、バルブ8を介してシリンダ9を駆
動する。シリンダ9の駆動により後行ストリップ4が固
定されたテーブル10を処理ラインとクロスする方向に
移動させる。そして、各位置検出器3,6からのずれ信
号3a,6aが平衡状態になったときテーブル10の移
動が停止される。ここで、各ストリップ1,4の板幅中
心が一致したことになるので、溶接機(図示せず)によ
り先行ストリップ1の尾端と後行ストリップ4の先端と
の接続が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のストリップ接続
装置は以上のように構成されているので、先行ストリッ
プ1と後行ストリップ4との板幅中心が一致した状態で
先行ストリップ1の尾端と後行ストリップ4の先端との
接続が行われるため、処理ラインのセンタラインに対す
る各ストリップ1,4のセンタラインの平行度を確保す
るのが困難となり、接続された各ストリップ1,4が移
送されるときに処理ライン内で蛇行するという問題点が
あった。この発明は以上のような問題点を解消するため
になされたもので、接続されたストリップが蛇行するの
を防止することができるストリップ接続装置を提供する
ことを目的とするものである。
装置は以上のように構成されているので、先行ストリッ
プ1と後行ストリップ4との板幅中心が一致した状態で
先行ストリップ1の尾端と後行ストリップ4の先端との
接続が行われるため、処理ラインのセンタラインに対す
る各ストリップ1,4のセンタラインの平行度を確保す
るのが困難となり、接続された各ストリップ1,4が移
送されるときに処理ライン内で蛇行するという問題点が
あった。この発明は以上のような問題点を解消するため
になされたもので、接続されたストリップが蛇行するの
を防止することができるストリップ接続装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるストリ
ップ接続装置は、処理ラインのラインセンタに沿って移
送される先行ストリップと後行ストリップとの板幅中心
を一致させ、先行ストリップの尾端と後行ストリップの
先端とを溶接するようにしたストリップ接続装置におい
て、各ストリップの移送方向に所定の間隔で各ストリッ
プに対応してそれぞれ2個の位置検出器を配置して、各
ストリップの板幅のセンタラインと処理ラインのセンタ
ラインとのずれ量を検出し、各ストリップの移送方向に
所定の間隔で配置されたそれぞれ2個の芯合わせ機構で
各ストリップをクランプしてずれ量に応じて板幅方向の
位置を調整し、各ストリップと処理ラインとのセンタラ
インを一致させるようにしたものである。
ップ接続装置は、処理ラインのラインセンタに沿って移
送される先行ストリップと後行ストリップとの板幅中心
を一致させ、先行ストリップの尾端と後行ストリップの
先端とを溶接するようにしたストリップ接続装置におい
て、各ストリップの移送方向に所定の間隔で各ストリッ
プに対応してそれぞれ2個の位置検出器を配置して、各
ストリップの板幅のセンタラインと処理ラインのセンタ
ラインとのずれ量を検出し、各ストリップの移送方向に
所定の間隔で配置されたそれぞれ2個の芯合わせ機構で
各ストリップをクランプしてずれ量に応じて板幅方向の
位置を調整し、各ストリップと処理ラインとのセンタラ
インを一致させるようにしたものである。
【0006】また、各ストリップの移送方向に各ストリ
ップを挟んでそれぞれ2対の位置検出器を配置して、各
ストリップの板幅のセンタラインと処理ラインのセンタ
ラインとのずれ量を検出し、各ストリップの移送方向に
所定の間隔で配置されたそれぞれ2個の芯合わせ機構で
各ストリップをクランプしてずれ量に応じて板幅方向の
位置を調整し、各ストリップと処理ラインとのセンタラ
インを一致させるようにしたものである。また、芯合わ
せ機構は一対のパッドが各ストリップの各面に当接し、
パッドがストリップの各面に直交する軸を中心にして回
動可能にされているものである。また、位置検出器は接
触片が各ストリップの幅端に接触して検出し、接触時に
板幅方向の衝撃を吸収する緩衝器を備えているものであ
る。さらに、、各ストリップの移送方向にCCDカメラ
を配置して、各ストリップの板幅のセンタラインと処理
ラインのセンタラインとのずれ量を検出し、各ストリッ
プの移送方向に所定の間隔で配置されたそれぞれ2個の
芯合わせ機構で各ストリップをクランプしてずれ量に応
じて板幅方向の位置を調整し、各ストリップと処理ライ
ンとのセンタラインを一致させるようにしたものであ
る。
ップを挟んでそれぞれ2対の位置検出器を配置して、各
ストリップの板幅のセンタラインと処理ラインのセンタ
ラインとのずれ量を検出し、各ストリップの移送方向に
所定の間隔で配置されたそれぞれ2個の芯合わせ機構で
各ストリップをクランプしてずれ量に応じて板幅方向の
位置を調整し、各ストリップと処理ラインとのセンタラ
インを一致させるようにしたものである。また、芯合わ
せ機構は一対のパッドが各ストリップの各面に当接し、
パッドがストリップの各面に直交する軸を中心にして回
動可能にされているものである。また、位置検出器は接
触片が各ストリップの幅端に接触して検出し、接触時に
板幅方向の衝撃を吸収する緩衝器を備えているものであ
る。さらに、、各ストリップの移送方向にCCDカメラ
を配置して、各ストリップの板幅のセンタラインと処理
ラインのセンタラインとのずれ量を検出し、各ストリッ
プの移送方向に所定の間隔で配置されたそれぞれ2個の
芯合わせ機構で各ストリップをクランプしてずれ量に応
じて板幅方向の位置を調整し、各ストリップと処理ライ
ンとのセンタラインを一致させるようにしたものであ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は実施の形態
1の構成を示す平面図、図2は図1のII−II線から
みた側面図、図3は図1のIII−III線からみた一
部破断の側面図である。図1から図3において、11は
処理ラインのセンタライン、12は図示右方へ移送され
る先行ストリップで、センタライン12aが処理ライン
のセンタライン11に一致するように制御されて後述の
後行ストリップ13と接続される。13は図示右方へ移
送される後行ストリップで、センタライン13aが処理
ラインのセンタライン11に一致するように制御されて
先行ストリップ12と接続される。14は接続位置14
aが処理ラインのセンタライン11と直交するように配
置された溶接機で、接続位置14aにおいて先行ストリ
ップ12の尾端と後行ストリップ13の先端とを接続す
る。15,16は溶接機14の出側に配置された位置検
出器で、先行ストリップ12の移送方向に所定の間隔で
先行ストリップ12に対応して配置されている。17,
18は溶接機15の入側に配置された位置検出器で、後
行ストリップ13の移送方向に所定の間隔で後行ストリ
ップ13に対応して配置されている。なお、各位置検出
器15〜18はそれぞれ以下の15a〜15g,16a
〜16g,17a〜17g,18a〜18gで構成され
ている。
1の構成を示す平面図、図2は図1のII−II線から
みた側面図、図3は図1のIII−III線からみた一
部破断の側面図である。図1から図3において、11は
処理ラインのセンタライン、12は図示右方へ移送され
る先行ストリップで、センタライン12aが処理ライン
のセンタライン11に一致するように制御されて後述の
後行ストリップ13と接続される。13は図示右方へ移
送される後行ストリップで、センタライン13aが処理
ラインのセンタライン11に一致するように制御されて
先行ストリップ12と接続される。14は接続位置14
aが処理ラインのセンタライン11と直交するように配
置された溶接機で、接続位置14aにおいて先行ストリ
ップ12の尾端と後行ストリップ13の先端とを接続す
る。15,16は溶接機14の出側に配置された位置検
出器で、先行ストリップ12の移送方向に所定の間隔で
先行ストリップ12に対応して配置されている。17,
18は溶接機15の入側に配置された位置検出器で、後
行ストリップ13の移送方向に所定の間隔で後行ストリ
ップ13に対応して配置されている。なお、各位置検出
器15〜18はそれぞれ以下の15a〜15g,16a
〜16g,17a〜17g,18a〜18gで構成され
ている。
【0008】15a〜18aは固定された基台、15b
〜18bはスライダで、基台15a〜18a上を各スト
リップ12,13の板幅方向に移動可能である。15c
〜18cはスライダ15b〜18bに固着された接触片
で、各ストリップ12,13の幅端に接触可能である。
15d〜18dは基台15a〜18aに固着されたシリ
ンダで、後述の緩衝器15f〜18fを介してピストン
15e〜18eで接触片15c〜18cを押圧して各ス
トリップ12,13の幅端に接触させる。15f〜18
fは接触片15c〜18cとピストン15e〜18eと
の間に配置された緩衝器で、接触片15c〜18cが各
ストリップ12,13の幅端に接触したときの衝撃を緩
和する。15g〜18gは接触片15c〜18cに連結
されたアブソリュートエンコーダで、予め決められた接
触片15c〜18cの基準位置から接触片15c〜18
cが各ストリップ12,13の幅端と接触する位置まで
の距離を各ストリップ12,13の処理ラインのセンタ
ライン11からのずれ量として検出する。
〜18bはスライダで、基台15a〜18a上を各スト
リップ12,13の板幅方向に移動可能である。15c
〜18cはスライダ15b〜18bに固着された接触片
で、各ストリップ12,13の幅端に接触可能である。
15d〜18dは基台15a〜18aに固着されたシリ
ンダで、後述の緩衝器15f〜18fを介してピストン
15e〜18eで接触片15c〜18cを押圧して各ス
トリップ12,13の幅端に接触させる。15f〜18
fは接触片15c〜18cとピストン15e〜18eと
の間に配置された緩衝器で、接触片15c〜18cが各
ストリップ12,13の幅端に接触したときの衝撃を緩
和する。15g〜18gは接触片15c〜18cに連結
されたアブソリュートエンコーダで、予め決められた接
触片15c〜18cの基準位置から接触片15c〜18
cが各ストリップ12,13の幅端と接触する位置まで
の距離を各ストリップ12,13の処理ラインのセンタ
ライン11からのずれ量として検出する。
【0009】19,20は溶接機14の出側に先行スト
リップ12の移送方向に所定の間隔で配置された芯合わ
せ機構で、それぞれ位置検出器15,16が検出したず
れ量に応じて先行ストリップ12の板幅方向行の位置を
調整する。21,22は溶接機14の入り側に後行スト
リップ13の移送方向に所定の間隔で配置された芯合わ
せ機構で、それぞれ位置検出器17,18が検出したず
れ量に応じて後行ストリップ13の板幅方向の位置を調
整する。なお、各芯合わせ機構19〜22はそれぞれ以
下の19a〜19h,20a〜20h,21a〜21
h,22a〜22hで構成されている。19a〜22a
は固定された基台、19b〜22bはスライダで、基台
19a〜22a上を各ストリップ12,13の板幅方向
に移動可能である。19c〜22cはスライダ19b〜
22bに固着されたC形フレームで、基台19aから2
2a上をスライダ19b〜22bを介して各ストリップ
12,13の板幅方向に移動可能である。
リップ12の移送方向に所定の間隔で配置された芯合わ
せ機構で、それぞれ位置検出器15,16が検出したず
れ量に応じて先行ストリップ12の板幅方向行の位置を
調整する。21,22は溶接機14の入り側に後行スト
リップ13の移送方向に所定の間隔で配置された芯合わ
せ機構で、それぞれ位置検出器17,18が検出したず
れ量に応じて後行ストリップ13の板幅方向の位置を調
整する。なお、各芯合わせ機構19〜22はそれぞれ以
下の19a〜19h,20a〜20h,21a〜21
h,22a〜22hで構成されている。19a〜22a
は固定された基台、19b〜22bはスライダで、基台
19a〜22a上を各ストリップ12,13の板幅方向
に移動可能である。19c〜22cはスライダ19b〜
22bに固着されたC形フレームで、基台19aから2
2a上をスライダ19b〜22bを介して各ストリップ
12,13の板幅方向に移動可能である。
【0010】19d〜22dは基台19a〜22a上に
配置された駆動モータ、19e〜22eはC形フレーム
19c〜22cに螺合されたねじで、駆動モータ19d
〜22dに駆動されてC形フレーム19c〜22cを各
ストリップ12,13の板幅方向に移動させる。19f
〜22fはC形フレーム19c〜22cに配置されたシ
リンダ等の駆動源で、各ストリップ12,13の板厚方
向に駆動される。19g〜22gは駆動源19f〜22
fに装着されたパッドで、各ストリップ12,13の板
厚方向の軸を中心にして回動可能である。19h〜22
hはC形フレーム19c〜22cに装着されたパッド
で、各ストリップ12,13の面に直交する軸を中心に
して回動可能である。なお、パッド19g〜22gが駆
動源19f〜22fにより図3の図示下方に駆動され
て、パッド19h〜22hと協同して各ストリップ1
2,13をクランプする。
配置された駆動モータ、19e〜22eはC形フレーム
19c〜22cに螺合されたねじで、駆動モータ19d
〜22dに駆動されてC形フレーム19c〜22cを各
ストリップ12,13の板幅方向に移動させる。19f
〜22fはC形フレーム19c〜22cに配置されたシ
リンダ等の駆動源で、各ストリップ12,13の板厚方
向に駆動される。19g〜22gは駆動源19f〜22
fに装着されたパッドで、各ストリップ12,13の板
厚方向の軸を中心にして回動可能である。19h〜22
hはC形フレーム19c〜22cに装着されたパッド
で、各ストリップ12,13の面に直交する軸を中心に
して回動可能である。なお、パッド19g〜22gが駆
動源19f〜22fにより図3の図示下方に駆動され
て、パッド19h〜22hと協同して各ストリップ1
2,13をクランプする。
【0011】次に動作について説明する。図4は位置検
出器15,16の動作状態を示す説明図である。図1か
ら図4において、処理ライン上で連続的に処理されてい
る先行ストリップ12の尾端が溶接機14内で停止す
る。ここで、芯合わせ機構19,20駆動源19f〜2
2fが駆動されて先行ストリップ12をクランプし、位
置検出器15,16の各接触片15c,16cが図4に
示すように先行ストリップ12の幅端に接触する。そし
て、接触片15c,16cが先行ストリップ12の幅端
に衝突したときの衝撃力を緩衝器15f,16fが吸収
するので、先行ストリップ12の幅端が変形するのを防
止する。これにより、先行ストリップ12の幅端の位置
が基準位置からのずれ量として検出される。そして、位
置検出器15のずれ量に応じて芯合わせ機構19が作動
され、位置検出器16のずれ量に応じて芯合わせ機構2
0が作動されて、先行ストリップ12のセンタライン1
2aが処理ラインのセンタライン11に一致するように
制御される。
出器15,16の動作状態を示す説明図である。図1か
ら図4において、処理ライン上で連続的に処理されてい
る先行ストリップ12の尾端が溶接機14内で停止す
る。ここで、芯合わせ機構19,20駆動源19f〜2
2fが駆動されて先行ストリップ12をクランプし、位
置検出器15,16の各接触片15c,16cが図4に
示すように先行ストリップ12の幅端に接触する。そし
て、接触片15c,16cが先行ストリップ12の幅端
に衝突したときの衝撃力を緩衝器15f,16fが吸収
するので、先行ストリップ12の幅端が変形するのを防
止する。これにより、先行ストリップ12の幅端の位置
が基準位置からのずれ量として検出される。そして、位
置検出器15のずれ量に応じて芯合わせ機構19が作動
され、位置検出器16のずれ量に応じて芯合わせ機構2
0が作動されて、先行ストリップ12のセンタライン1
2aが処理ラインのセンタライン11に一致するように
制御される。
【0012】ここで、先行ストリップ12のセンタライ
ン12aと処理ラインのセンタライン11とがある角度
でずれている場合に両センタライン11,12aを一致
させようとすると、芯合わせ機構19のパッド19g,
19h及び芯合わせ機構20のパッド20g,20h
に、先行ストリップ12の面に直交する軸を中心にして
回動力が作用する。しかし、各パッド19g,19h,
20g,20hが回動可能なため、回動力を吸収するこ
とができる。さらに、例えば先行ストリップ12の芯合
わせ機構19側は両センタライン11,12aが一致し
ていて、芯合わせ機構20側で先行ストリップ12のセ
ンタライン12aが処理ラインのセンタライン11から
10mmずれている場合、各芯合わせ機構19,20間
が1,000mmとする。この場合に、芯合わせ機構2
0を先行ストリップ12の板幅方向に移動させたとき、
芯合わせ機構19を中心にして芯合わせ機構20が回転
する。このときの芯合わせ機構20の回転半径をRとす
ると、R2 =1,0002 +102 からR=100.0
5となる。即ち、各芯合わせ機構19,20間が1,0
00mmに固定されていると、先行ストリップ12の長
さ方向に0.05mmの圧縮力が作用するが、無視して
も問題のない値である。
ン12aと処理ラインのセンタライン11とがある角度
でずれている場合に両センタライン11,12aを一致
させようとすると、芯合わせ機構19のパッド19g,
19h及び芯合わせ機構20のパッド20g,20h
に、先行ストリップ12の面に直交する軸を中心にして
回動力が作用する。しかし、各パッド19g,19h,
20g,20hが回動可能なため、回動力を吸収するこ
とができる。さらに、例えば先行ストリップ12の芯合
わせ機構19側は両センタライン11,12aが一致し
ていて、芯合わせ機構20側で先行ストリップ12のセ
ンタライン12aが処理ラインのセンタライン11から
10mmずれている場合、各芯合わせ機構19,20間
が1,000mmとする。この場合に、芯合わせ機構2
0を先行ストリップ12の板幅方向に移動させたとき、
芯合わせ機構19を中心にして芯合わせ機構20が回転
する。このときの芯合わせ機構20の回転半径をRとす
ると、R2 =1,0002 +102 からR=100.0
5となる。即ち、各芯合わせ機構19,20間が1,0
00mmに固定されていると、先行ストリップ12の長
さ方向に0.05mmの圧縮力が作用するが、無視して
も問題のない値である。
【0013】続いて、後行ストリップ13の先端が溶接
機14内で停止する。すると、先行ストリップ12の場
合と同様に芯合わせ機構21,22が後行ストリップ1
3をクランプし、位置検出器17,18の各接触片17
c,18cがストリップ13の幅端に接触する。これに
より、後行ストリップ13の幅端の位置を基準位置から
のずれ量として検出する。そして、位置検出器17,1
8のずれ量に応じて芯合わせ機構21,22が作動さ
れ、位置検出器17,18のずれ量に応じて芯合わせ機
構21,22が作動されて、後行ストリップ13のセン
タライン13aが処理ラインのセンタライン11に一致
するように制御される。この結果、各ストリップ12,
13のセンタライン12a,13aが処理ラインのセン
タライン11上に合致したことになるので、溶接機14
により先行ストリップ12の尾端と後行ストリップ13
の先端とが接続位置14aで接続される。
機14内で停止する。すると、先行ストリップ12の場
合と同様に芯合わせ機構21,22が後行ストリップ1
3をクランプし、位置検出器17,18の各接触片17
c,18cがストリップ13の幅端に接触する。これに
より、後行ストリップ13の幅端の位置を基準位置から
のずれ量として検出する。そして、位置検出器17,1
8のずれ量に応じて芯合わせ機構21,22が作動さ
れ、位置検出器17,18のずれ量に応じて芯合わせ機
構21,22が作動されて、後行ストリップ13のセン
タライン13aが処理ラインのセンタライン11に一致
するように制御される。この結果、各ストリップ12,
13のセンタライン12a,13aが処理ラインのセン
タライン11上に合致したことになるので、溶接機14
により先行ストリップ12の尾端と後行ストリップ13
の先端とが接続位置14aで接続される。
【0014】以上のように、先行ストリップ12及び後
行ストリップ13のセンタライン12a,13aが処理
ラインのセンタライン11からずれたずれ量をそれぞれ
2個の位置検出器15〜18で検出し、各ストリップ1
2,13をそれぞれ2個の芯合わせ機構19〜22でず
れ量に応じて板幅方向の位置を調整するので、各ストリ
ップ12,13のセンタライン12a,13aを処理ラ
インのセンタライン11に一致させることができるた
め、各ストリップ12,13間を接続して移送しても蛇
行を防止することができる。
行ストリップ13のセンタライン12a,13aが処理
ラインのセンタライン11からずれたずれ量をそれぞれ
2個の位置検出器15〜18で検出し、各ストリップ1
2,13をそれぞれ2個の芯合わせ機構19〜22でず
れ量に応じて板幅方向の位置を調整するので、各ストリ
ップ12,13のセンタライン12a,13aを処理ラ
インのセンタライン11に一致させることができるた
め、各ストリップ12,13間を接続して移送しても蛇
行を防止することができる。
【0015】実施の形態2.図5は実施の形態2の構成
を示す平面図である。図5において、11〜22は実施
の形態1のものと同様のものである。23,24は溶接
機14の出側に配置された位置検出器で、先行ストリッ
プ12の移送方向に先行ストリップ12を挟んでそれぞ
れ位置検出器15,16と対向するように所定の間隔で
配置されている。25,26は溶接機14の入側に配置
された位置検出器で、後行ストリップ13の移送方向に
後行ストリップ13を挟んでそれぞれ位置検出器17,
18と対向するように配置されている。なお、各位置検
出器23〜26は位置検出器15〜18と同様の構成の
ものである。即ち、各位置検出器23〜26は基台23
a〜26a,スライダ23b〜26b、接触片23c〜
26c、シリンダ23d〜26d、ピストン23e〜2
6e、緩衝ばね23f〜26f及びアブソリュートエン
コーダ23g〜26gで構成されている。
を示す平面図である。図5において、11〜22は実施
の形態1のものと同様のものである。23,24は溶接
機14の出側に配置された位置検出器で、先行ストリッ
プ12の移送方向に先行ストリップ12を挟んでそれぞ
れ位置検出器15,16と対向するように所定の間隔で
配置されている。25,26は溶接機14の入側に配置
された位置検出器で、後行ストリップ13の移送方向に
後行ストリップ13を挟んでそれぞれ位置検出器17,
18と対向するように配置されている。なお、各位置検
出器23〜26は位置検出器15〜18と同様の構成の
ものである。即ち、各位置検出器23〜26は基台23
a〜26a,スライダ23b〜26b、接触片23c〜
26c、シリンダ23d〜26d、ピストン23e〜2
6e、緩衝ばね23f〜26f及びアブソリュートエン
コーダ23g〜26gで構成されている。
【0016】次に動作について説明する。図2,図3及
び図5において、処理ライン上で連続的に処理されてい
る先行ストリップ12の尾端が溶接機14内で停止す
る。ここで、芯合わせ機構19,20が先行ストリップ
12をクランプし、位置検出器15,16,23,24
の各接触片15c,16c,23c,24cが先行スト
リップ12の幅端に接触する。これにより、位置検出器
15,16,23,24は先行ストリップ12の幅端の
位置を基準位置からのずれ量として検出すると共に、先
行ストリップ12の板幅も検出することができる。次
に、位置検出器15,23により検出されたずれ量に対
して芯合わせ機構19が作動され、各位置検出器15,
23により検出されるずれ量が等しくなるように芯合わ
せ機構19が制御される。一方、位置検出器16,24
により検出されたずれ量に対して芯合わせ機構20が作
動され、各位置検出器16,24により検出されるずれ
量が等しくなるように芯合わせ機構20が制御される。
これにより、先行ストリップ12のセンタライン12a
が処理ラインのセンタライン11に一致する。
び図5において、処理ライン上で連続的に処理されてい
る先行ストリップ12の尾端が溶接機14内で停止す
る。ここで、芯合わせ機構19,20が先行ストリップ
12をクランプし、位置検出器15,16,23,24
の各接触片15c,16c,23c,24cが先行スト
リップ12の幅端に接触する。これにより、位置検出器
15,16,23,24は先行ストリップ12の幅端の
位置を基準位置からのずれ量として検出すると共に、先
行ストリップ12の板幅も検出することができる。次
に、位置検出器15,23により検出されたずれ量に対
して芯合わせ機構19が作動され、各位置検出器15,
23により検出されるずれ量が等しくなるように芯合わ
せ機構19が制御される。一方、位置検出器16,24
により検出されたずれ量に対して芯合わせ機構20が作
動され、各位置検出器16,24により検出されるずれ
量が等しくなるように芯合わせ機構20が制御される。
これにより、先行ストリップ12のセンタライン12a
が処理ラインのセンタライン11に一致する。
【0017】続いて、後行ストリップ13の先端が溶接
機14内で停止する。すると、先行ストリップ12の場
合と同様に芯合わせ機構21,22が後行ストリップ1
3をクランプし、位置検出器17,18,25,26の
各接触片17c,18c,25c,26cが後行ストリ
ップ13の幅端に接触する。以下、先行ストリップ12
と同様に各位置検出器17,25及び各位置検出器1
8,26により検出されるずれ量が等しくなるように芯
合わせ機構21,22が制御される。これにより、後行
ストリップ13のセンタライン13aが処理ラインのセ
ンタライン11に一致する。この結果、各ストリップ1
2,13のセンタライン12a,13aが処理ラインの
センタライン11上に合致したことになるので、溶接機
14により先行ストリップ12の尾端と後行ストリップ
13の先端とが接続位置14aで接続される。
機14内で停止する。すると、先行ストリップ12の場
合と同様に芯合わせ機構21,22が後行ストリップ1
3をクランプし、位置検出器17,18,25,26の
各接触片17c,18c,25c,26cが後行ストリ
ップ13の幅端に接触する。以下、先行ストリップ12
と同様に各位置検出器17,25及び各位置検出器1
8,26により検出されるずれ量が等しくなるように芯
合わせ機構21,22が制御される。これにより、後行
ストリップ13のセンタライン13aが処理ラインのセ
ンタライン11に一致する。この結果、各ストリップ1
2,13のセンタライン12a,13aが処理ラインの
センタライン11上に合致したことになるので、溶接機
14により先行ストリップ12の尾端と後行ストリップ
13の先端とが接続位置14aで接続される。
【0018】以上のように、先行ストリップ12及び後
行ストリップ13のセンタライン12a,13aが処理
ラインのセンタライン11からずれたずれ量をそれぞれ
2対の位置検出器15と23,16と24及び17と2
5,18と26で検出し、各ストリップ12,13をそ
れぞれ2個の芯合わせ機構19と20及び21と22で
ずれ量に応じて板幅方向の位置を調整するので、各スト
リップ12,13のセンタライン12a,13aを処理
ラインのセンタライン11に一致させることができるた
め、各ストリップ12,13間を接続して移送しても蛇
行を防止することができる。さらに、各ストリップ1
2,13の両側の幅端の位置を検出するので、各ストリ
ップ12,13の板幅を検出することができる。上記実
施の形態1及び実施の形態2において、各位置検出器1
5〜18,23〜26は接触片15c〜18c,23c
〜26cが各ストリップ12,13の幅端に接触して検
出するものについて説明したが、光電子スイッチにより
各ストリップ12,13の幅端を検出するようにしても
同様の効果を期待することができる。
行ストリップ13のセンタライン12a,13aが処理
ラインのセンタライン11からずれたずれ量をそれぞれ
2対の位置検出器15と23,16と24及び17と2
5,18と26で検出し、各ストリップ12,13をそ
れぞれ2個の芯合わせ機構19と20及び21と22で
ずれ量に応じて板幅方向の位置を調整するので、各スト
リップ12,13のセンタライン12a,13aを処理
ラインのセンタライン11に一致させることができるた
め、各ストリップ12,13間を接続して移送しても蛇
行を防止することができる。さらに、各ストリップ1
2,13の両側の幅端の位置を検出するので、各ストリ
ップ12,13の板幅を検出することができる。上記実
施の形態1及び実施の形態2において、各位置検出器1
5〜18,23〜26は接触片15c〜18c,23c
〜26cが各ストリップ12,13の幅端に接触して検
出するものについて説明したが、光電子スイッチにより
各ストリップ12,13の幅端を検出するようにしても
同様の効果を期待することができる。
【0019】実施の形態3.図6は実施の形態3の構成
を示す平面図である。図6において、11〜14,19
〜22は実施の形態1のものと同様のものである。27
は溶接機14の出側に配置された2次元のCCDカメラ
で、先行ストリップ12の幅端を検出するように配置さ
れている。28は溶接機14の入側に配置された2次元
のCCDカメラで、後行ストリップ12の幅端を検出す
るように配置されている。次に動作について説明する。
図6において、処理ライン上で連続的に処理されている
先行ストリップ12の尾端が溶接機14内で停止する
と、芯合わせ機構19,20が先行ストリップ12をク
ランプする。そして、CCDカメラ27が図7に示すよ
うにストリップ12の幅端の映像27aを基準線29に
対するずれ量(角度θ)として検出する。これにより芯
合わせ機構19,20が作動され、映像27aと基準線
29とが一致するように制御される。一方、CCDカメ
ラ28により検出された後行ストリップ13の幅端のず
れ量に対しては芯合わせ機構21,22が作動されて、
後行ストリップ13の幅端位置の制御が行われる。
を示す平面図である。図6において、11〜14,19
〜22は実施の形態1のものと同様のものである。27
は溶接機14の出側に配置された2次元のCCDカメラ
で、先行ストリップ12の幅端を検出するように配置さ
れている。28は溶接機14の入側に配置された2次元
のCCDカメラで、後行ストリップ12の幅端を検出す
るように配置されている。次に動作について説明する。
図6において、処理ライン上で連続的に処理されている
先行ストリップ12の尾端が溶接機14内で停止する
と、芯合わせ機構19,20が先行ストリップ12をク
ランプする。そして、CCDカメラ27が図7に示すよ
うにストリップ12の幅端の映像27aを基準線29に
対するずれ量(角度θ)として検出する。これにより芯
合わせ機構19,20が作動され、映像27aと基準線
29とが一致するように制御される。一方、CCDカメ
ラ28により検出された後行ストリップ13の幅端のず
れ量に対しては芯合わせ機構21,22が作動されて、
後行ストリップ13の幅端位置の制御が行われる。
【0020】このようにして、各ストリップ12,13
のずれ量(角度θ)を0にすることにより、各ストリッ
プ12,13のセンタライン12a,13aを処理ライ
ンのセンタライン11に一致させる。以上のように、C
CDカメラ27,28により各ストリップ12,13の
センタライン12a,13aと処理ラインのセンタライ
ン11とのずれ量を検出し、芯合わせ機構19〜22で
板幅方向の位置を調整することにより、各ストリップ1
2,13のセンタライン12a,13aと処理ラインの
センタライン11とを一致させることができるので、各
ストリップ12,13間を接続して移送しても蛇行する
のを防止することができる。なお、上記実施の形態3に
おいて、各ストリップ12,13の幅端をそれぞれ1台
のCCDカメラ27,28で検出するものについて説明
したが、各CCDカメラ27,28と対向するように各
ストリップ12,13を挟んで一対になるように配置し
て両側の幅端を検出することにより、各ストリップ1
2,13の板幅を検出することができる。
のずれ量(角度θ)を0にすることにより、各ストリッ
プ12,13のセンタライン12a,13aを処理ライ
ンのセンタライン11に一致させる。以上のように、C
CDカメラ27,28により各ストリップ12,13の
センタライン12a,13aと処理ラインのセンタライ
ン11とのずれ量を検出し、芯合わせ機構19〜22で
板幅方向の位置を調整することにより、各ストリップ1
2,13のセンタライン12a,13aと処理ラインの
センタライン11とを一致させることができるので、各
ストリップ12,13間を接続して移送しても蛇行する
のを防止することができる。なお、上記実施の形態3に
おいて、各ストリップ12,13の幅端をそれぞれ1台
のCCDカメラ27,28で検出するものについて説明
したが、各CCDカメラ27,28と対向するように各
ストリップ12,13を挟んで一対になるように配置し
て両側の幅端を検出することにより、各ストリップ1
2,13の板幅を検出することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、先行ストリップ及び
後行ストリップのセンタラインが処理ラインのセンタラ
インからずれたずれ量をそれぞれ2個の位置検出器で検
出し、各ストリップをそれぞれ2個の芯合わせ機構でず
れ量に応じて板幅方向の位置を調整するので、各ストリ
ップのセンタラインを処理ラインのセンタラインに一致
させることができるため、各ストリップ間を接続して移
送しても蛇行を防止することができる。また、先行スト
リップ及び後行ストリップのセンタラインが処理ライン
のセンタラインからずれたずれ量をそれぞれ2対の位置
検出器で検出し、各ストリップをそれぞれ2個の芯合わ
せ機構でずれ量に応じて板幅方向の位置を調整するの
で、各ストリップのセンタラインを処理ラインのセンタ
ラインに一致させることができるため、各ストリップ間
を接続して移送しても蛇行を防止することができる。
後行ストリップのセンタラインが処理ラインのセンタラ
インからずれたずれ量をそれぞれ2個の位置検出器で検
出し、各ストリップをそれぞれ2個の芯合わせ機構でず
れ量に応じて板幅方向の位置を調整するので、各ストリ
ップのセンタラインを処理ラインのセンタラインに一致
させることができるため、各ストリップ間を接続して移
送しても蛇行を防止することができる。また、先行スト
リップ及び後行ストリップのセンタラインが処理ライン
のセンタラインからずれたずれ量をそれぞれ2対の位置
検出器で検出し、各ストリップをそれぞれ2個の芯合わ
せ機構でずれ量に応じて板幅方向の位置を調整するの
で、各ストリップのセンタラインを処理ラインのセンタ
ラインに一致させることができるため、各ストリップ間
を接続して移送しても蛇行を防止することができる。
【0022】また、芯合わせ機構のパッドを各ストリッ
プの面に直交する軸を中心に回動可能にしたことによ
り、各ストリップのセンタラインと処理ラインのセンタ
ラインとを一致させるとき各パッドに作用する回動力を
吸収することができるので、各ストリップが変形するの
を防止することができる。また、位置検出器に緩衝器を
設けたことにより、接触片が各ストリップの幅端に衝突
したときの衝撃力を吸収するので、各ストリップの幅端
が変形するのを防止する。さらに、各ストリップの移送
方向にCCDカメラを配置して、各ストリップの板幅の
センタラインと処理ラインのセンタラインとのずれ量を
検出し、各ストリップの移送方向に所定の間隔で配置さ
れたそれぞれ2個の芯合わせ機構で各ストリップをクラ
ンプしてずれ量に応じて板幅方向の位置を調整し、各ス
トリップセンタラインと処理ラインのセンタラインとを
一致させるようにしたことにより、各ストリップのセン
タラインと処理ラインのセンタラインとを一致させるこ
とができるので、各ストリップ間を接続して移送しても
蛇行するのを防止することができる。
プの面に直交する軸を中心に回動可能にしたことによ
り、各ストリップのセンタラインと処理ラインのセンタ
ラインとを一致させるとき各パッドに作用する回動力を
吸収することができるので、各ストリップが変形するの
を防止することができる。また、位置検出器に緩衝器を
設けたことにより、接触片が各ストリップの幅端に衝突
したときの衝撃力を吸収するので、各ストリップの幅端
が変形するのを防止する。さらに、各ストリップの移送
方向にCCDカメラを配置して、各ストリップの板幅の
センタラインと処理ラインのセンタラインとのずれ量を
検出し、各ストリップの移送方向に所定の間隔で配置さ
れたそれぞれ2個の芯合わせ機構で各ストリップをクラ
ンプしてずれ量に応じて板幅方向の位置を調整し、各ス
トリップセンタラインと処理ラインのセンタラインとを
一致させるようにしたことにより、各ストリップのセン
タラインと処理ラインのセンタラインとを一致させるこ
とができるので、各ストリップ間を接続して移送しても
蛇行するのを防止することができる。
【図1】 この発明の実施の形態1の構成を示す平面図
である。
である。
【図2】 図1のII−II線からみた側面図である。
【図3】 図1のIII−III線からみた一部破断の
側面図である。
側面図である。
【図4】 図1の位置検出器15,16の動作状態を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2の構成を示す平面図
である。
である。
【図6】 この発明の実施の形態3の構成を示す平面図
である。
である。
【図7】 図6のCCDカメラの映像を示す説明図であ
る。
る。
【図8】 従来のストリップ接続装置の構成図である。
12 先行ストリップ、13 後行ストリップ、15〜
18,23〜26 位置検出器、15c〜18c 接触
片、15f〜18f 緩衝器、19〜22 芯合わせ機
構、19g〜22g,19h〜22h パッド、27,
28 CCDカメラ。
18,23〜26 位置検出器、15c〜18c 接触
片、15f〜18f 緩衝器、19〜22 芯合わせ機
構、19g〜22g,19h〜22h パッド、27,
28 CCDカメラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 清二 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 松崎 剛知 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 処理ラインのラインセンタに沿って移送
される先行ストリップと後行ストリップとの板幅中心を
一致させ、上記先行ストリップの尾端と上記後行ストリ
ップの先端とを溶接するようにしたストリップ接続装置
において、上記各ストリップの移送方向に所定の間隔で
上記各ストリップに対応してそれぞれ2個の位置検出器
を配置して、上記各ストリップの板幅のセンタラインと
上記処理ラインのセンタラインとのずれ量を検出し、上
記各ストリップの移送方向に所定の間隔で配置されたそ
れぞれ2個の芯合わせ機構で上記各ストリップをクラン
プして上記ずれ量に応じて板幅方向の位置を調整し、上
記各ストリップと上記処理ラインとのセンタラインを一
致させるようにしたことを特徴とするストリップ接続装
置。 - 【請求項2】 処理ラインのラインセンタに沿って移送
される先行ストリップと後行ストリップとの板幅中心を
一致させ、上記先行ストリップの尾端と上記後行ストリ
ップの先端とを溶接するようにしたストリップ接続装置
において、上記各ストリップの移送方向に上記各ストリ
ップを挟んでそれぞれ2対の位置検出器を配置して、上
記各ストリップの板幅のセンタラインと上記処理ライン
のセンタラインとのずれ量を検出し、上記各ストリップ
の移送方向に所定の間隔で配置されたそれぞれ2個の芯
合わせ機構で上記各ストリップをクランプして上記ずれ
量に応じて板幅方向の位置を調整し、上記各ストリップ
と上記処理ラインとのセンタラインを一致させるように
したことを特徴とするストリップ接続装置。 - 【請求項3】 芯合わせ機構は一対のパッドが各ストリ
ップの各面に当接し、上記パッドが上記ストリップの各
面に直交する軸を中心にして回動可能にされていること
を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のストリップ
接続装置。 - 【請求項4】 位置検出器は接触片が各ストリップの幅
端に接触して検出し、接触時に板幅方向の衝撃を吸収す
る緩衝器を備えていることを特徴とする請求項1から請
求項3のいずれか一項に記載のストリップ接続装置。 - 【請求項5】 処理ラインのラインセンタに沿って移送
される先行ストリップと後行ストリップとの板幅中心を
一致させ、上記先行ストリップの尾端と上記後行ストリ
ップの先端とを溶接するようにしたストリップ接続装置
において、上記各ストリップの移送方向にCCDカメラ
を配置して、上記各ストリップの板幅のセンタラインと
上記処理ラインのセンタラインとのずれ量を検出し、上
記各ストリップの移送方向に所定の間隔で配置されたそ
れぞれ2個の芯合わせ機構で上記各ストリップをクラン
プして上記ずれ量に応じて板幅方向の位置を調整し、上
記各ストリップと上記処理ラインとのセンタラインを一
致させるようにしたことを特徴とするストリップ接続装
置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049936A JP2001239306A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | ストリップ接続装置 |
US09/644,569 US6318623B1 (en) | 2000-02-25 | 2000-08-24 | Strip connecting apparatus |
DE10043166A DE10043166C2 (de) | 2000-02-25 | 2000-09-01 | Vorrichtung zur Verbindung von Bandmaterial |
KR10-2000-0056164A KR100377532B1 (ko) | 2000-02-25 | 2000-09-25 | 스트립 접속장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000049936A JP2001239306A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | ストリップ接続装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001239306A true JP2001239306A (ja) | 2001-09-04 |
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ID=18571794
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---|---|---|---|
JP2000049936A Pending JP2001239306A (ja) | 2000-02-25 | 2000-02-25 | ストリップ接続装置 |
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---|---|
US (1) | US6318623B1 (ja) |
JP (1) | JP2001239306A (ja) |
KR (1) | KR100377532B1 (ja) |
DE (1) | DE10043166C2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100902828B1 (ko) * | 2002-11-11 | 2009-06-12 | 주식회사 포스코 | 욕조 내부의 절단 강판 연결장치 |
CN112665493A (zh) * | 2020-10-30 | 2021-04-16 | 广州文冲船舶修造有限公司 | 一种舵系轴系中心线校中方法 |
CN115716087A (zh) * | 2022-09-08 | 2023-02-28 | 山东鑫泰新材料科技有限公司 | 一种钢卷冷轧前的预处理生产系统 |
CN115870683A (zh) * | 2022-12-15 | 2023-03-31 | 厦门海泛机械设备有限公司 | 一种叉车的车架焊接工装 |
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