JP2009095901A - 貼合せ基板の分断方法および分断装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、貼合せ基板を、精度良くかつ効率良く分断することができる貼合せ基板の分断方法を提供することを課題としている。
【解決手段】スクライブライン11を形成した複数枚の基板2,3を貼り合わせて成るワークWを、スクライブライン11に沿って分断するワークWの分断方法において、スクライブライン11を跨いで、スクライブライン11の両側にワークWを挟むように臨む一対のブレイク部材35,64を用い、一対のブレイク部材35,64により、ワークWを谷折りしてワークWの下半部側を分断する谷折り分断工程と、ワークWを山折りしてワークWの上半部側を分断する山折り分断工程と、を行ってワークWを分断する。
【選択図】図5

Description

本発明は、スクライブラインを形成した複数枚の基板を貼り合わせて成る貼合せ基板を、スクライブラインに沿って分断する貼合せ基板の分断方法および分断装置に関するものである。
従来、この種の貼合せ基板の分断方法(ガラス基板の切断方法)として、2枚のガラス基板を貼り合わせた貼合せ基板を、一方のガラス基板の表面にスクライブラインを形成した後、他方のガラス基板側から各ガラス基板を湾曲するように押圧することで、一方のガラス基板を切断し、貼合せ基板を裏返して、同切断工程を行うことで、他方のガラス基板を切断する方法が知られている(特許文献1参照)。このガラス基板の切断方法では、貼合せ基板を上下半部ずつ別々に切断することにより、両ガラス基板を精度良く切断(分断)することができる。
特開2007−137699号公報
しかしながら、このようなガラス基板の切断方法では、両ガラス基板を精度良く切断するために、貼合せ基板を裏返す必要がある。すなわち、一方のガラス基板を切断し、貼合せ基板を裏返して、他方のガラス基板を切断するため、両ガラス基板の切断処理が煩雑になってしまうという問題があった。
本発明は、貼合せ基板を、精度良くかつ効率良く分断することができる貼合せ基板の分断方法および分断装置を提供することを課題としている。
本発明の貼合せ基板の分断方法は、スクライブラインを形成した複数枚の基板を貼り合わせて成る貼合せ基板を、スクライブラインに沿って分断する貼合せ基板の分断方法において、スクライブラインを跨いで、スクライブラインの両側に貼合せ基板を挟むように臨む一対のブレイク部材を用い、一対のブレイク部材により、貼合せ基板を谷折りして貼合せ基板の下半部側を分断する谷折り分断工程と、貼合せ基板を山折りして前記貼合せ基板の上半部側を分断する山折り分断工程と、を行って貼合せ基板を分断することを特徴とする。
この構成によれば、スクライブラインを跨いで表裏面に臨む一対のブレイク部材により、貼合せ基板を谷折りおよび山折りさせて、貼合せ基板の下半部および上半部を別々に分断することにより、貼合せ基板を裏返す必要がなくなり、貼合せ基板の分断処理を効率良く行うことができる。また、貼合せ基板を精度良く分断することができる。なお、分断動作は、谷折り−山折りの順であっても良いし、山折り−谷折りの順であっても良い。
この場合、谷折りによる分断を案内する下側のスクライブラインと、山折りによる分断を案内する上側のスクライブラインと、がスクライブラインに直交する方向に相互に位置ずれして形成されており、谷折り分断工程と山折り分断工程との間で、一対のブレイク部材間において、スクライブラインの調整移動を行う調整移動工程を、更に備えることが好ましい。
この構成によれば、上半部と下半部とで相互に位置ズレしたスクライブライン上において貼合せ基板を分断することができる。
この場合、各ブレイク部材は、上ブレイク部と下ブレイク部とを有し、上ブレイク部と下ブレイク部との間隙寸法は、貼合せ基板の厚みより大きいことが好ましい。
この構成によれば、上ブレイク部と下ブレイク部との間隙寸法が、貼合せ基板の厚みより大きいことにより、上ブレイク部および下ブレイク部が貼合せ基板を挟持することがない。そのため、貼合せ基板の湾曲が許容され、貼合せ基板の折り曲げによる分断処理を容易に行うことができる。また、貼合せ基板を円滑に送込むことができる。
この場合、谷折り分断工程および山折り分断工程では、相互の分断面が拡開するように、貼合せ基板を折り曲げることが好ましい。
この構成によれば、相互の分断面が拡開するように、貼合せ基板を折り曲げることにより、分断に際し圧縮力が生ずることがなく、分断面が直角なきれいな面にすることができる。
この場合、谷折り分断工程および山折り分断工程では、貼合せ基板の分断面が直角となるように、一対のブレイク部材間におけるスクライブラインの位置を調整することが好ましい。
この構成によれば、貼合せ基板が、その厚み方向において斜めに分断されることを防止することができ、貼合せ基板をさらに精度良く分断することができる。また、分断面を直角なきれいな面とすることができる。
本発明の貼合せ基板の分断装置は、スクライブラインを形成した複数枚の基板を貼り合わせて成る貼合せ基板を、スクライブラインに沿って分断する貼合せ基板の分断装置において、スクライブラインを跨いで、スクライブラインの両側に貼合せ基板を挟むように臨む一対のブレイク部材と、一対のブレイク部材の少なくとも一方を、貼合せ基板を谷折りして貼合せ基板の下半部側を分断する谷折り分断動作、および貼合せ基板を山折りして貼合せ基板の上半部側を分断する山折り分断動作させる基板折曲げ手段と、を備えたことを特徴とする。
この構成によれば、スクライブラインの左右両側で表裏面に臨む一対のブレイク部材により、貼合せ基板を谷折りおよび山折りさせて、貼合せ基板の下半部および上半部を別々に分断することにより、貼合せ基板を裏返す必要がなくなり、貼合せ基板の分断処理を効率良く行うことができる。また、貼合せ基板を精度良く分断することができる。
この場合、スクライブラインを一対のブレイク部材間に臨ませるように、貼合せ基板を前記スクライブラインに直交する方向に送る基板送り手段を、更に備えたことが好ましい。
この構成によれば、一対のブレイク部材に対し、貼合せ基板を移動することができるため、一対のブレイク部材にスクライブラインを臨ませることができ、貼合せ基板上の任意の位置に形成されたスクライブライン上で、貼合せ基板を分断することができる。
この場合、谷折りによる分断を案内する下側のスクライブラインと、山折りによる分断を案内する上側のスクライブラインと、がスクライブラインに直交する方向に相互に位置ずれして形成されており、基板送り手段は、谷折り分断動作と山折り分断動作との間で、一対のブレイク部材間におけるスクライブラインの調整移動を行うことが好ましい。
この構成によれば、上半部と下半部とで相互に位置ズレしたスクライブライン上において貼合せ基板を分断することができる。
この場合、基板送り手段は、谷折り分断動作および山折り分断動作において、貼合せ基板の分断面が直角となるように、一対のブレイク部材間におけるスクライブラインの位置調整を行うことが好ましい。
この構成によれば、貼合せ基板が、その厚み方向において斜めに分断されることを防止することができ、貼合せ基板をさらに精度良く分断することができる。また、分断面を直角なきれいな面とすることができる。
この場合、基板送り手段は、貼合せ基板を載置する複数の回転ローラと、複数の回転ローラを送り駆動する駆動モータと、駆動モータの動力を複数の回転ローラに伝達する動力伝達機構と、を有することが好ましい。
この構成によれば、基板送り手段を簡単な構成にすることができると共に、分断時の分断粉が処理位置に留まらず落下し、貼合せ基板を傷つけることを抑えることができる。
この場合、各ブレイク部材は、上ブレイク部と下ブレイク部とを有し、上ブレイク部と下ブレイク部との間隙寸法は、貼合せ基板の厚みより大きいことが好ましい。
この構成によれば、上ブレイク部と下ブレイク部との間隙寸法が、貼合せ基板の厚みより大きいことにより、上ブレイク部および下ブレイク部が貼合せ基板を挟持することがない。そのため、貼合せ基板の湾曲が許容され、貼合せ基板の折り曲げによる分断処理を容易に行うことができる。また、貼合せ基板を円滑に送込むことができる。
この場合、上ブレイク部および下ブレイク部は、スクライブラインに平行にかつスクライブラインに対し近い位置と遠い位置で、貼合せ基板に臨む一対の接触部をそれぞれ有することが好ましい。
この構成によれば、谷折り分断時には、2個の上ブレイク部のスクライブラインに近い位置の2つの接触部、および2個の下ブレイク部のスクライブラインに遠い位置の2つの接触部の計4箇所で貼合せ基板に接触して、貼合せ基板を谷折りさせる。一方、山折り分断時には、2個の上ブレイク部のスクライブラインに遠い位置の2つの接触部、および2個の下ブレイク部のスクライブラインに近い位置の2つの接触部の計4箇所で貼合せ基板に接触して、貼合せ基板を山折りさせる。このように、貼合せ基板を4箇所で接触して湾曲することにより、貼合せ基板を更に精度良く分断することができる。
上記の貼合せ基板の分断装置において、上ブレイク部および下ブレイク部は、スクライブラインに平行にかつスクライブラインに対し近い位置と遠い位置で、貼合せ基板に臨む一対のロッド部材を有することが好ましい。
上記の貼合せ基板の分断装置において、上ブレイク部および下ブレイク部は、貼合せ基板に臨む面を相互に平行にかつそれぞれ平坦に形成した長方体ブロックを有していることが好ましい。
これらの構成によれば、上ブレイク部および下ブレイク部を簡単な構成にすることができる。
この場合、基板折曲げ手段は、谷折り分断動作および山折り分断動作において、相互の分断面が拡開するように貼合せ基板を折り曲げるリンク機構を、有していることが好ましい。
この構成によれば、基板折曲げ手段を簡単な構成できると共に、貼合せ基板をスクライブライン上で精度良く分断することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るワーク(貼合せ基板)の分断方法を適用した分断装置について説明する。この分断装置は、スクライブラインが形成されたワークを湾曲させることにより、ワークを分断する(ブレイクする)ものである。ここで、分断装置について詳細に説明する前に、処理対象となるワークについて説明する。
図1に示すように、ワークWは、いわゆるODFマザー基板1であり、このODFマザー基板1をマトリクス状に分割して、小型のTFT液晶パネル5を複数枚取りするものである。
ODFマザー基板1は、複数のTFTをマトリクス状に作りこんだ方形のガラス基板であるTFTマザー基板(アレイ基板)(基板)2と、これに液晶を滴下したシール材4を介して、方形のガラス基板である対向マザー基板(カラーフィルタ基板)(基板)3と、を貼り合わせて構成されている(同図(a)参照)。一方、ODFマザー基板1から分割されたTFT液晶パネル5は、シール材4を介して、TFT基板6に対向基板7を貼り合わせた構成を有し、全体として方形に形成されている。この場合、TFT液晶パネル5におけるTFT基板6と対向基板7とは、縦方向の2辺と横方向の1辺とにおいて揃っており、残りの横方向の1辺が、TFT基板6に対し対向基板7がセットバックして不揃いとなっている。そして、このセットバックした部分のTFT基板6上にFPC等を接続するための端子エリア6aが構成されている(同図(b)参照)。
したがって、同図(a)に示すように、TFT液晶パネル5を複数枚取りするODFマザー基板1には、ODFマザー基板1の表裏両面に位置し、TFT液晶パネル5の幅に合致する(縦方向の2辺に対応する)縦フルスクライブライン11aと、ODFマザー基板1の表裏両面に位置し、TFT液晶パネル5の長さに合致する(横方向の2辺に対応する)横フルスクライブライン11bと、が形成されると共に、ODFマザー基板1の表面に位置し、対向基板7の不揃い側の辺に対応する横ハーフスクライブライン11cが、形成されるようになっている。縦フルスクライブライン11aおよび横フルスクライブライン11bは、表裏両面(両基板)において同位置に形成され、横ハーフスクライブライン11cは、表裏一方面のみ(対向マザー基板3のみ)に形成されている。(以下、これらを単にスクライブライン11と表記)。そして、TFT基板6の端子エリア6aを構成すべく、対向マザー基板3におけるこの部分は分割されて不要チップ8となる。
なお、各スクライブライン11は、図外のスクライブ装置(レーザ処理装置等)により形成され、ワークWは、各スクライブライン11を利用して分断装置21により分断される。
図2および図3に示すように、分断装置21は、ワークWを載置して、ワークWの処理箇所(1のスクライブライン11)を送り方向端部に位置する処理エリアAに臨ませるワークセットユニット22と、処理エリアAの上方に配設されると共に、ワークW上面に臨み、ワークW上のスクライブライン11を検出する一対の撮像カメラ23,23と、処理エリアAに臨み、スクライブライン11上でワークWを分断するブレイクユニット24と、を備えている。
ワークセットユニット22は、ワークWの送り方向に均等に並列した複数の送りローラ(回転ローラ)31と、複数の送りローラ31を両持ちで支持する一対の支持フレーム32,32と、一方の支持フレーム32に支持されると共に、複数の送りローラ31を同期して回転させる送りモータ(駆動モータ)33と、送りモータ33の駆動力を複数の送りローラ31に伝達する動力伝達機構34と、を備えている。
各送りローラ31は、動力伝達機構34に接続された回転軸41と、回転軸41の中間部に均等に軸着された5つの載置ローラ部42と、5つの載置ローラ部42の外側に軸着されると共に、載置ローラ部42より大径に形成しワークW端部をガイドするガイドローラ部43と、を備えている。各回転軸41が回転すると、載置ローラ部42に載置されたワークWは、ガイドローラ部43にガイドされつつ、載置ローラ部42により送り方向に移動される。
動力伝達機構34は、送りモータ33に軸着された駆動スプロケット51と、5つの送りローラ31の回転軸41の、送りモータ33側端部に軸着された5つの従動スプロケット52と、駆動スプロケット51および5つの従動スプロケット52に掛け渡されたチェーン53と、を備えている。また、図示では省略したが、適宜の位置にテンション用のスプロケットが設けられている。
すなわち、請求項にいう基板送り手段は、送りローラ31、送りモータ33および動力伝達機構34により構成されている。このように基板送り手段を備えることにより、ワークWに対する複数の分断処理を効率良く行うことができる。また、基板送り手段が送りローラ31、送りモータ33および動力伝達機構34を有することにより、基板送り手段を簡単な構成にすることができると共に、分断時のガラス粉塵(カレット)が処理位置に留まらず落下し、ワークWを傷つけることを抑えることができる。
一対の撮像カメラ23,23は、2箇所にてワークW上のスクライブライン11を撮像し、その位置を画像認識する。この認識結果に基づいて、処理エリアAに対するワークWの位置が調整される。すなわち、複数の送りローラ31により送られてくるワークWは、一対の撮像カメラ23,23によりリアルタイムで画像認識され、処理エリアAにスクライブライン11が達したところで、複数の送りローラ31が停止する。これにより、ワークWは、ブレイクユニット24に対し正確に位置決めされ、スクライブライン11上で正確に分断される。
ブレイクユニット24は、送り方向に直交して延在する支持台61と、支持台61の両端部に立設した一対の立設フレーム62,62と、一対の立設フレーム62,62にそれぞれ回動自在に支持された一対のリンクアーム63,63と、一対のリンクアーム63,63の先端側に、両持ちで支持された可動ブレイク部材(ブレイク部材)64と、上記一対の支持フレーム32,32の端部に、両持ちで支持された固定ブレイク部材35と、一対のリンクアーム63,63の先端側(可動ブレイク部材64の後述する一対の下ブレイクロッド72,72の中間位置)に両持ちで回転自在支持され、ワークWの処理エリアA以降の移動を補完するサポートローラ65と、一方の立設フレーム62に支持されると共に、一対のリンクアーム63,63を介して可動ブレイク部材64をブレイク動作させる回動モータ66と、支持台61に支持されると共に処理エリアAに下方から臨み、分断時のガラス粉塵(カレット)を吸引する集塵装置67と、を備えている。
回動モータ66は、例えばギャードモータ等で構成されており、その主軸が一方のリンクアーム63の支軸に直結するように連結されている。図示では省略したが、回動モータ66側の支持フレーム32には、リンクアーム63の両回動端位置を検出する一対のセンサが設けられており、正逆回転する回動モータ66は、この各センサの検出信号を受けて停止する。これにより、リンクアーム63の回動範囲、言い換えれば可動ブレイク部材64によるワークWの折曲げ角度(ブレイク動作)が規制される。また、同軸上に位置する両リンクアーム63の支軸は、固定ブレイク部材35と可動ブレイク部材64との中間位置、すなわち離間方向の中間位置であって且つ上下方向の中間位置に配設されている。そして、実施形態のものでは、表裏両スクライブラインラインの中間位置が、両ブレイク部材35,64との中間位置と略合致するように、ワークWが導入される。
回動モータ66が正逆回転すると、一対のリンクアーム63,63が回動し、この両リンクアーム63,63間に掛け渡した可動ブレイク部材64およびサポートローラ65が正逆円弧運動(回動)する。この場合、可動ブレイク部材64の水平位置から上方への回動がブレイク動作における谷折り分断動作となり、水平位置から下方への回動がブレイク動作における山折り分断動作となる。サポートローラ65は、上記複数の送りローラ31と共にワークWの搬送経路を構成しており、送りローラ31と同様、載置ローラ部42と、ガイドローラ部43を有している。すなわち、請求項にいう基板折曲げ手段は、一対の立設フレーム62,62、一対のリンクアーム63,63および回動モータ66により構成されている。このように基板折曲げ手段が、谷折り分断動作および山折り分断動作において、相互の分断面が拡開するようにワークWを折り曲げるリンク機構を有することにより、基板折曲げ手段を簡単な構成できると共に、ワークWをスクライブライン11上で精度良く分断することができる。
ここで、図2ないし図4を参照して、固定ブレイク部材35および可動ブレイク部材64について説明する。固定ブレイク部材35および可動ブレイク部材64は、セットされたワークWのスクライブライン11を、送り方向で挟んで配設されており、固定ブレイク部材35に対し、可動ブレイク部材64を、スクライブライン11上の厚み方向の中心部を中心として、回動させることにより、ワークWを湾曲してワークWを分断する(後述する谷折り分断動作および山折り分断動作)。
固定ブレイク部材35および可動ブレイク部材64は、スクライブライン11に平行に且つスクライブライン11に近い位置と遠い位置でワークW上面に臨む一対の上ブレイクロッド(ロッド部材)71,71と、スクライブライン11に平行に且つスクライブライン11に近い位置と遠い位置で且つスクライブライン11にワークW下面に臨む一対の下ブレイクロッド(ロッド部材)72,72と、を備えている。すなわち、スクライブライン11と平行な計8本のブレイクロッド71,72により、ワークWを分断する。なお、請求項にいう上ブレイク部は、一対の上ブレイクロッド71,71により構成されており、請求項にいう下ブレイク部は、一対の下ブレイクロッド72,72により構成されている。
また、各上ブレイクロッド71は、対応する各下ブレイクロッド72に対しワークWを挟み込むように対向配置されている。固定ブレイク部材35の各ブレイクロッド71,72は、両支持フレーム32,32間に掛け渡されており、また、固定ブレイク部材35の両下ブレイクロッド72,72は、送り方向最先端に位置する送りローラ31を跨ぐように配設されている。一方、可動ブレイク部材64の各ブレイクロッド71,72は、両リンクアーム63,63間に掛け渡されており、サポートローラ65を跨ぐように配設されている(図4では、送りローラ31およびサポートローラ65について図示省略)。なお、各ブレイクロッド71,72を自由回転ローラで構成しても良い。
一対の上ブレイクロッド71,71と一対の下ブレイクロッド72,72とは、ワークWの厚みより大きい間隙寸法を存して配設されている。これにより、一対の上ブレイクロッド71,71と一対の下ブレイクロッド72,72とがワークWを挟持することがない。そのため、ワークWの送り時に上ブレイクロッド71を上昇させる必要がなく、且つワークWの折曲げ時に片利きの摩擦よりスクライブライン11が位置ズレすることがない。また、固定ブレイク部材35および可動ブレイク部材64は、分断するスクライブライン11から同じ寸法だけ離れた位置に配設されている。すなわち、固定ブレイク部材35のスクライブライン11に近い位置の各ブレイクロッド71,72と、可動ブレイク部材64のスクライブライン11に近い位置の各ブレイクロッド71,72のスクライブライン11からの距離が同一であり、固定ブレイク部材35のスクライブライン11に遠い位置の各ブレイクロッド71,72と、可動ブレイク部材64のスクライブライン11に遠い位置の各ブレイクロッド71,72のスクライブライン11からの距離が同一となるように、ワークWが導入される。
次に、図5を参照して、ワークWの分断動作(ブレイク動作)について説明する。ワークWの分断動作では、可動ブレイク部材64を、谷折り分断動作および山折り分断動作させることにより、ワークWの上半部(TFTマザー基板2)および下半部(対向マザー基板3)を別々に分断する。
図5(a)に示すように、谷折り分断動作では、回動モータ66を正回転駆動することで、リンクアーム63を介して、可動ブレイク部材64を、スクライブライン11(スクライブライン11上の厚み方向中間位置)を中心に正回転方向に移動させる。結果、可動ブレイク部材64は、ワークWに対しスクライブライン11から近い位置の2本の下ブレイクロッド72,72、スクライブライン11から遠い位置の2本の上ブレイクロッド71,71の計4本で接触し、ワークWを谷折り状に屈曲させて、ワークWの下半部を分断する。
一方、図5(b)に示すように、山折り分断動作では、回動モータ66を逆回転駆動することで、リンクアーム63を介して、可動ブレイク部材64を、スクライブライン11(スクライブライン11上の厚み方向中間位置)を中心に逆回転方向に移動させる。結果、可動ブレイク部材64は、ワークWに対しスクライブライン11から近い位置の2本の上ブレイクロッド71,71、スクライブライン11から遠い位置の2本の下ブレイクロッド72,72の計4本で接触し、ワークWを谷折り状に屈曲させて、ワークWの上半部を分断する。
このように、両ブレイク部材35,64により、ワークWを谷折りおよび山折りさせて、その下半部および上半部を別々に分断するようにしているため、ワークWを裏返す必要がなくなり、ワークWの分断処理を効率良く行うことができる。また、精度の高い分断処理を行うことができる。また、ワークWを4本のブレイクロッド71.72で接触、すなわち、4箇所で接触して湾曲させることにより、ワークWを更に精度良く分断することができる。さらに、ブレイク部材(固定ブレイク部材35および可動ブレイク部材64)の上ブレイク部および下ブレイク部を一対のブレイクロッド71.72で構成することにより、上ブレイク部および下ブレイク部を簡単な構成にすることができる。
また、本実施形態においては、ワークWを、スクライブライン11上の厚み方向中間位置、すなわち、表面のスクライブライン11と裏面のスクライブライン11との中間に位置する仮想軸を中心に、ワークWを折り曲げるようにしている。このため、ワークWの分断面は、スクライブライン11を分断のきっかけ(案内)として、拡開するように分断される。したがって、分断に際し圧縮力が生ずることがなく、分断面が直角なきれいな面となる。
ここで、図6を参照して、固定ブレイク部材35および可動ブレイク部材64の変形例について説明する。本変形例の固定ブレイク部材35および可動ブレイク部材64は、ワークWの上面に臨む上長方体ブロック(長方体ブロック)81と、ワークWの下面に臨む下長方体ブロック(長方体ブロック)82と、をそれぞれ備えている。各長方体ブロック81,82は、ワークWに臨む面を相互に平行にかつそれぞれ平坦に形成している。そのため、分断動作においては、長方体ブロック81,82の送り方向両端部が一対の接触部となり、ワークWを湾曲させる。
すなわち、谷折り分断動作では、各上長方体ブロック81,81のスクライブライン11側端部が接触すると共に、各下長方体ブロック82,82のスクライブライン11逆側端部が接触し、ワークWを谷折り状に湾曲して下半部を分断する。一方、山折り分断動作では、各上長方体ブロック81,81のスクライブライン11逆側端部が接触すると共に、各下長方体ブロック82,82のスクライブライン11側端部が接触し、ワークWを山折り状に湾曲して上半部を分断する。このような構成により、固定ブレイク部材35および可動ブレイク部材64を簡単な構成にすることができる。なお、各上長方体ブロック81,81の下部両端および各下長方体ブロック82,82の上部両端が面取りされていることが好ましい。
なお、本実施形態においては、仮想軸を中心に、ワークWを折り曲げるようにしているが、分断形態の実験結果に基づいて、折り曲げる中心を仮想軸からずらして、折り曲げるようにしてよい。すなわち、実験結果により、仮想軸を中心にワークWを折り曲げた場合に、生じた分断形態が、ワークWの特性(貼り合せたTFTマザー基板2および対向マザー基板3の材質や、シール材4の材質、位置等)によって、斜めの分断面(ワークWの表裏両面に対し直角とならない)となる場合がある(図7(a))。かかる場合に、この実験結果に基づいて、折り曲げる中心を仮想軸から送り方向の前後一方にずらして折り曲げることにより、ワークWの特性に対応して、ワークWを精度良く直角に分断することができる(図7(b))。
以上のような構成によれは、スクライブライン11の左右両側で表裏面に臨む一対のブレイク部材35,64により、ワークWを谷折りおよび山折りさせて、ワークWの下半部および上半部を別々に分断することにより、ワークWを裏返す必要がなくなり、ワークWの分断処理を効率良く行うことができる。また、精度の高い分断処理を行うことができる。
なお、本実施形態においては、2枚の基板(TFTマザー基板2および対向マザー基板3)を貼り合わせて構成されたワークWに対して分断処理を行うものであったが、貼り合わせ枚数は任意であり、例えば、4枚の基板を貼り合せたワークWを分断する際に本装置(本発明)を用いても良い。かかる場合、各上半部の基板は同位置にスクライブライン11が形成され、各下半部の基板は同位置にスクライブライン11が形成されていることが好ましい。
また、本実施形態においては、一方のブレイク部材(可動ブレイク部材64)のみを谷折り分断動作、山折り分断動作させて、ワークWを分断したが、両ブレイク部材35,64を谷折り分断動作、山折り分断動作させて、ワークWを分断させても良い。例えば、両ブレイク部材35,64をミラー動作状に回転移動させることにより、分断時のワークWのずれを抑えることができる。
さらに、本実施形態においては、谷折り分断動作を行った後、山折り動作を行ったが、逆に山折り分断動作を行った後、谷折り分断動作を行っても良い。
またさらに、本実施形態においては、表裏両面の同位置にスクライブライン11が形成されたワークWに対し、両半部の分断処理を行うものであったが、ワークWの一方のみにスクライブライン11が形成されたワークWに対し、スクライブライン11が形成された半部のみの分断処理を行っても良いし、また、表裏面に形成されたスクライブライン11が、スクライブライン11に直交する方向に位置ズレしたワークWに対し、上下半部を各スクライブライン11上で分断するものでも良い。各スクライブライン11が位置ズレしたワークWの分断処理をする場合には、例えば、図8のように、裏側のスクライブライン11に一対のブレイク部材35,64を臨ませた状態で谷折り分断動作により下半部を分断する(図8(a))。その後、一対のブレイク部材35,64を表側のスクライブライン11に臨ませるべく、送りローラ31によりワークWを移動する(図8(b))。ワークWの移動により、一対のブレイク部材35,64を裏側のスクライブライン11に臨ませたら、山折り分断動作により上半部を分断する。このように、各スクライブライン11で両半部を分断する(図8(c))。
ODFマザー基板(a)およびTFT液晶パネル(b)の斜視図である。 本実施形態に係る分断装置を模式的に表した平面図である。 分断装置を模式的に表した側面図である。 固定ブレイク部材および可動ブレイク部材廻りについて示した図である。 可動ブレイク部材の山折り分断動作(a)および谷折り分断動作(b)について示した図である。 変形例の固定ブレイク部材および可動ブレイク部材廻りについて示した図である。 仮想軸を折り曲げ中心からずらした分断方法について示した図である。 各スクライブラインが位置ズレしたワークの分断方法について示した図である。
符号の説明
2:TFTマザー基板、 3:対向マザー基板、 11:スクライブライン、 21:分断装置、 31:送りローラ、 33:送りモータ、 34:動力伝達機構、 35:固定ブレイク部材、 63:リンクアーム、 64:可動ブレイク部材、 65:回動モータ、 71:上ブレイクロッド、 72:下ブレイクロッド、 81:上長方体ブロック、 82:下長方体ブロック、 W:ワーク

Claims (15)

  1. スクライブラインを形成した複数枚の基板を貼り合わせて成る貼合せ基板を、前記スクライブラインに沿って分断する貼合せ基板の分断方法において、
    前記スクライブラインを跨いで、前記スクライブラインの両側に前記貼合せ基板を挟むように臨む一対のブレイク部材を用い、
    前記一対のブレイク部材により、前記貼合せ基板を谷折りして前記貼合せ基板の下半部側を分断する谷折り分断工程と、前記貼合せ基板を山折りして前記貼合せ基板の上半部側を分断する山折り分断工程と、を行って前記貼合せ基板を分断することを特徴とする貼合せ基板の分断方法。
  2. 前記谷折りによる分断を案内する下側の前記スクライブラインと、前記山折りによる分断を案内する上側の前記スクライブラインと、が前記スクライブラインに直交する方向に相互に位置ずれして形成されており、
    前記谷折り分断工程と前記山折り分断工程との間で、前記一対のブレイク部材間において、前記スクライブラインの調整移動を行う調整移動工程を、更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の貼合せ基板の分断方法。
  3. 前記各ブレイク部材は、上ブレイク部と下ブレイク部とを有し、
    前記上ブレイク部と前記下ブレイク部との間隙寸法は、前記貼合せ基板の厚みより大きいことを特徴とする請求項1または2に記載の貼合せ基板の分断方法。
  4. 前記谷折り分断工程および前記山折り分断工程では、相互の分断面が拡開するように、前記貼合せ基板を折り曲げることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の貼合せ基板の分断方法。
  5. 前記谷折り分断工程および前記山折り分断工程では、前記貼合せ基板の分断面が直角となるように、前記一対のブレイク部材間における前記スクライブラインの位置を調整することを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の貼合せ基板の分断方法。
  6. スクライブラインを形成した複数枚の基板を貼り合わせて成る貼合せ基板を、前記スクライブラインに沿って分断する貼合せ基板の分断装置において、
    前記スクライブラインを跨いで、前記スクライブラインの両側に前記貼合せ基板を挟むように臨む一対のブレイク部材と、
    前記一対のブレイク部材の少なくとも一方を、前記貼合せ基板を谷折りして前記貼合せ基板の下半部側を分断する谷折り分断動作、および前記貼合せ基板を山折りして前記貼合せ基板の上半部側を分断する山折り分断動作させる基板折曲げ手段と、を備えたことを特徴とする貼合せ基板の分断装置。
  7. 前記スクライブラインを前記一対のブレイク部材間に臨ませるように、前記貼合せ基板を前記スクライブラインに直交する方向に送る基板送り手段を、更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の貼合せ基板の分断装置。
  8. 前記谷折りによる分断を案内する下側の前記スクライブラインと、前記山折りによる分断を案内する上側の前記スクライブラインと、が前記スクライブラインに直交する方向に相互に位置ずれして形成されており、
    前記基板送り手段は、前記谷折り分断動作と前記山折り分断動作との間で、前記一対のブレイク部材間における前記スクライブラインの調整移動を行うことを特徴とする請求項7に記載の貼合せ基板の分断装置。
  9. 前記基板送り手段は、前記谷折り分断動作および前記山折り分断動作において、前記貼合せ基板の分断面が直角となるように、前記一対のブレイク部材間における前記スクライブラインの位置調整を行うことを特徴とする請求項7または8に記載の貼合せ基板の分断装置。
  10. 前記基板送り手段は、前記貼合せ基板を載置する複数の回転ローラと、
    前記複数の回転ローラを送り駆動する駆動モータと、
    前記駆動モータの動力を前記複数の回転ローラに伝達する動力伝達機構と、を有することを特徴とする請求項7ないし9のいずれかに記載の貼合せ基板の分断装置。
  11. 前記各ブレイク部材は、上ブレイク部と下ブレイク部とを有し、
    前記上ブレイク部と前記下ブレイク部との間隙寸法は、前記貼合せ基板の厚
    みより大きいことを特徴とする請求項6ないし10のいずれかに記載の貼合せ基板の分断装置。
  12. 前記上ブレイク部および前記下ブレイク部は、前記スクライブラインに平行にかつ前記スクライブラインに対し近い位置と遠い位置で、前記貼合せ基板に臨む一対の接触部をそれぞれ有することを特徴とする請求項11に記載の貼合せ基板の分断装置。
  13. 前記上ブレイク部および前記下ブレイク部は、前記スクライブラインに平行にかつ前記スクライブラインに対し近い位置と遠い位置で、前記貼合せ基板に臨む一対のロッド部材を有することを特徴とする請求項12に記載の貼合せ基板の分断装置。
  14. 前記上ブレイク部および前記下ブレイク部は、前記貼合せ基板に臨む面を相互に平行にかつそれぞれ平坦に形成した長方体ブロックを有していることを特徴とする請求項12に記載の貼合せ基板の分断装置。
  15. 前記基板折曲げ手段は、前記谷折り分断動作および前記山折り分断動作において、相互の分断面が拡開するように前記貼合せ基板を折り曲げるリンク機構を、有していることを特徴とする請求項6ないし14のいずれかに記載の貼合せ基板の分断装置。
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