JP3157851B2 - レーザ加工機 - Google Patents
レーザ加工機Info
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- JP3157851B2 JP3157851B2 JP13785591A JP13785591A JP3157851B2 JP 3157851 B2 JP3157851 B2 JP 3157851B2 JP 13785591 A JP13785591 A JP 13785591A JP 13785591 A JP13785591 A JP 13785591A JP 3157851 B2 JP3157851 B2 JP 3157851B2
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- work
- axis direction
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ワーク１軸、光１軸
移動タイプのレーザ加工機に関する。
移動タイプのレーザ加工機に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、ワークテーブルに支持したワーク
をＸ軸方向へ移動せしめると共に加工ヘッドをＹ軸方向
へ移動せしめるレーザ加工機がよく知られている。この
レーザ加工機においては、加工ヘッドの直下位置に設け
られたカッティングプレートはＹ軸方向へ延伸した加工
溝で構成されていて、加工ヘッドから加工溝上にあるワ
ークにレーザビームが照射されてレーザ加工を行なって
いる。また、前記ワークテーブル上には複数の回転自在
な支持ボールが支承されていて、この支持ボールでワー
クを支持してワークをＸ軸方向へ移動せしめている。
をＸ軸方向へ移動せしめると共に加工ヘッドをＹ軸方向
へ移動せしめるレーザ加工機がよく知られている。この
レーザ加工機においては、加工ヘッドの直下位置に設け
られたカッティングプレートはＹ軸方向へ延伸した加工
溝で構成されていて、加工ヘッドから加工溝上にあるワ
ークにレーザビームが照射されてレーザ加工を行なって
いる。また、前記ワークテーブル上には複数の回転自在
な支持ボールが支承されていて、この支持ボールでワー
クを支持してワークをＸ軸方向へ移動せしめている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来のレーザ加工機でワークがワークテーブル上の複数の
支持ボールに支持されてＸ軸方向へ移動した際にカッテ
ィングプレートの加工溝にワークの端縁が引掛ってワー
クの移動に支障を来たしたり、あるいは支持ボールに支
持されて移動してワークの裏面に傷が付くという問題が
あった。
来のレーザ加工機でワークがワークテーブル上の複数の
支持ボールに支持されてＸ軸方向へ移動した際にカッテ
ィングプレートの加工溝にワークの端縁が引掛ってワー
クの移動に支障を来たしたり、あるいは支持ボールに支
持されて移動してワークの裏面に傷が付くという問題が
あった。
【０００４】この発明の目的は、上記問題点を改善する
ため、ワークがカッティングプレートに引掛るのを防止
すると共にワークの裏面に傷が付くのを少なくするよう
にしたレーザ加工機を提供することにある。
ため、ワークがカッティングプレートに引掛るのを防止
すると共にワークの裏面に傷が付くのを少なくするよう
にしたレーザ加工機を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】前述のごとき従来の問題
に鑑みて、請求項１に係る発明は、Ｙ軸方向へ移動自在
のレーザノズルの下方位置に、Ｙ軸方向に長い一対のロ
ーラを、隙間Ｓだけ離隔して配置し、上記一対のローラ
のＸ軸方向の両隣りに、ワークをＸ軸方向へ搬送自在の
ベルト部材を配置して設け、前記各ローラ及び各ベルト
部材を同時に同方向へ回転駆動すべく上記各ローラ及び
各ベルト部材を共通の駆動モータに連動連結して設けた
構成である。
に鑑みて、請求項１に係る発明は、Ｙ軸方向へ移動自在
のレーザノズルの下方位置に、Ｙ軸方向に長い一対のロ
ーラを、隙間Ｓだけ離隔して配置し、上記一対のローラ
のＸ軸方向の両隣りに、ワークをＸ軸方向へ搬送自在の
ベルト部材を配置して設け、前記各ローラ及び各ベルト
部材を同時に同方向へ回転駆動すべく上記各ローラ及び
各ベルト部材を共通の駆動モータに連動連結して設けた
構成である。
【０００６】請求項２に係る発明は、請求項１に記載の
レーザ加工機において、ワークをクランプ自在のワーク
クランプを備えたキャレッジを、Ｘ軸方向へ移動自在に
設け、このキャレッジを各ベルトによるワークの搬送方
向と同方向へ同時に移動すべく、前記各ベルトを駆動す
るための駆動モータと前記キャレッジとを連動連結して
設けた構成である。
レーザ加工機において、ワークをクランプ自在のワーク
クランプを備えたキャレッジを、Ｘ軸方向へ移動自在に
設け、このキャレッジを各ベルトによるワークの搬送方
向と同方向へ同時に移動すべく、前記各ベルトを駆動す
るための駆動モータと前記キャレッジとを連動連結して
設けた構成である。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。
細に説明する。
【０００８】図３を参照するに、レーザ加工機１はＣ型
形状のフレーム３を備えており、このフレーム３の上部
３Ｕには図示省略のすでに公知である駆動モータ，ボー
ルねじによってＹ軸方向へ移動自在な加工ヘッド５が設
けられている。この加工ヘッド５の先端（下端）にはレ
ーザノズル７が設けられていると共に、レーザビームＬ
Ｂを折曲げるベンドミラー９およびレーザビームＬＢを
集光せしめる集光レンズ１１を備えている。
形状のフレーム３を備えており、このフレーム３の上部
３Ｕには図示省略のすでに公知である駆動モータ，ボー
ルねじによってＹ軸方向へ移動自在な加工ヘッド５が設
けられている。この加工ヘッド５の先端（下端）にはレ
ーザノズル７が設けられていると共に、レーザビームＬ
Ｂを折曲げるベンドミラー９およびレーザビームＬＢを
集光せしめる集光レンズ１１を備えている。
【０００９】また、前記上部フレーム３Ｕの一側である
後側内にはベンドミラー１３が備えられている。さら
に、上部フレーム３Ｕの左側にはレーザ発振器１５が一
体的に設けられている。
後側内にはベンドミラー１３が備えられている。さら
に、上部フレーム３Ｕの左側にはレーザ発振器１５が一
体的に設けられている。
【００１０】上記構成により、レーザ発振器１５で発振
されたレーザビームＬＢはベンドミラー１３，９で折曲
げられて集光レンズ１１で集光される。この集光レンズ
１１で集光されたレーザビームＬＢはレーザノズル７か
ら下方へ照射されることになる。
されたレーザビームＬＢはベンドミラー１３，９で折曲
げられて集光レンズ１１で集光される。この集光レンズ
１１で集光されたレーザビームＬＢはレーザノズル７か
ら下方へ照射されることになる。
【００１１】前記フレーム３の下部フレーム３Ｄ上には
平板状の支持フレーム１７が設けられており、この支持
フレーム１７の中央部には四角形状の溝１９が形成され
ている。この溝１９にはカッティングプレート２１を構
成する適宜な隙間Ｓを形成した一対の回転自在な回転体
としてのローラ２３，２５がＹ軸方向へ延伸して設けら
れている。
平板状の支持フレーム１７が設けられており、この支持
フレーム１７の中央部には四角形状の溝１９が形成され
ている。この溝１９にはカッティングプレート２１を構
成する適宜な隙間Ｓを形成した一対の回転自在な回転体
としてのローラ２３，２５がＹ軸方向へ延伸して設けら
れている。
【００１２】前記支持フレーム１７の右側には巻回した
走行回転自在なワークテーブル２７であるスチールベル
トなどからなるベルト部材２９が設けられている。ま
た、支持フレーム１７の左側にも同様に、巻回した走行
回転自在なワークテーブル３１であるスチールベルトな
どからなるベルト部材３３が設けられている。
走行回転自在なワークテーブル２７であるスチールベル
トなどからなるベルト部材２９が設けられている。ま
た、支持フレーム１７の左側にも同様に、巻回した走行
回転自在なワークテーブル３１であるスチールベルトな
どからなるベルト部材３３が設けられている。
【００１３】前記支持フレーム１７の後側にはＸ軸方向
へ延伸したキャレッジベース３５が設けられており、こ
のキャレッジベース３５にはＸ軸方向へ移動自在なキャ
レッジ３７が設けられている。このキャレッジ３７には
ワークＷをクランプする複数のワーククランプ３９が備
えられている。
へ延伸したキャレッジベース３５が設けられており、こ
のキャレッジベース３５にはＸ軸方向へ移動自在なキャ
レッジ３７が設けられている。このキャレッジ３７には
ワークＷをクランプする複数のワーククランプ３９が備
えられている。
【００１４】前記ベルト部材２９は図１に示されている
ように、Ｘ軸方向に適宜な間隔で設けられＹ軸方向へ延
伸したローラ４１，４３に巻回されている。このローラ
４１，４３の軸心部にはＹ軸方向へ延伸した回転自在な
シャフト４５，４７が装着されている。一方、前記ベル
ト部材３３も同様にＸ軸方向に適宜な間隔で設けられＹ
軸方向へ延伸したローラ４９，５１に巻回されている。
このローラ４９，５１の軸心部にはＹ軸方向へ延伸した
回転自在なシャフト５３，５５が装着されている。
ように、Ｘ軸方向に適宜な間隔で設けられＹ軸方向へ延
伸したローラ４１，４３に巻回されている。このローラ
４１，４３の軸心部にはＹ軸方向へ延伸した回転自在な
シャフト４５，４７が装着されている。一方、前記ベル
ト部材３３も同様にＸ軸方向に適宜な間隔で設けられＹ
軸方向へ延伸したローラ４９，５１に巻回されている。
このローラ４９，５１の軸心部にはＹ軸方向へ延伸した
回転自在なシャフト５３，５５が装着されている。
【００１５】前記ローラ２３，２５の軸心部にはＹ軸方
向へ延伸したシャフト５７，５９が装着されている。こ
のシャフト５７，５９にはそれぞれスプロケット６１，
６３が嵌着されている。また、前記ローラ４７，４９に
もそれぞれスプロケット６５，６７が嵌着されている。
しかも、前記スプロケット６１と６５とにはチェン６９
が、スプロケット６３と６７にはチェン７１が巻回され
ている。
向へ延伸したシャフト５７，５９が装着されている。こ
のシャフト５７，５９にはそれぞれスプロケット６１，
６３が嵌着されている。また、前記ローラ４７，４９に
もそれぞれスプロケット６５，６７が嵌着されている。
しかも、前記スプロケット６１と６５とにはチェン６９
が、スプロケット６３と６７にはチェン７１が巻回され
ている。
【００１６】さらに、前記シャフト５７，５９には別の
スプロケット７３，７５が嵌着されている。前記支持フ
レーム１７の前側にはサーボモータのごとき駆動モータ
７７が取付けられており、この駆動モータ７７の出力軸
７９には駆動スプロケット８１が取付けられている。こ
の駆動スプロケット８１、前記スプロケット７３と７５
にはチェン８３が巻回されている。
スプロケット７３，７５が嵌着されている。前記支持フ
レーム１７の前側にはサーボモータのごとき駆動モータ
７７が取付けられており、この駆動モータ７７の出力軸
７９には駆動スプロケット８１が取付けられている。こ
の駆動スプロケット８１、前記スプロケット７３と７５
にはチェン８３が巻回されている。
【００１７】上記構成により、駆動モータ７７を駆動せ
しめると、出力軸７９を介して駆動スプロケット８１が
回転される。この駆動スプロケット８１の回転はチェン
８３、スプロケット７３，７５を経てシャフト５７，５
９が回転される。このシャフト５７，５９の回転により
反時計方向回りへローラ２３，２５が回転される。ま
た、このローラ２３，２５の回転によって、スプロケッ
ト６１，６３、チェン６９，７１、スプロケット６５，
６７を介してシャフト４５，５３が回転されてローラ４
３，４９が回転される。このローラ４３，４９の回転で
ベルト部材２９，３３が例えば反時計方向へ回転される
ことになる。すなわち、各ローラ２３，２５及び各ベル
ト部材２９，３３はそれぞれ共通の駆動モータ７７に連
動連結してあるので、駆動モータ７７の駆動により、各
ローラ２３，２５、各ベルト部材２９，３３が同期をと
ってそれぞれ同方向回りに回転されることになる。
しめると、出力軸７９を介して駆動スプロケット８１が
回転される。この駆動スプロケット８１の回転はチェン
８３、スプロケット７３，７５を経てシャフト５７，５
９が回転される。このシャフト５７，５９の回転により
反時計方向回りへローラ２３，２５が回転される。ま
た、このローラ２３，２５の回転によって、スプロケッ
ト６１，６３、チェン６９，７１、スプロケット６５，
６７を介してシャフト４５，５３が回転されてローラ４
３，４９が回転される。このローラ４３，４９の回転で
ベルト部材２９，３３が例えば反時計方向へ回転される
ことになる。すなわち、各ローラ２３，２５及び各ベル
ト部材２９，３３はそれぞれ共通の駆動モータ７７に連
動連結してあるので、駆動モータ７７の駆動により、各
ローラ２３，２５、各ベルト部材２９，３３が同期をと
ってそれぞれ同方向回りに回転されることになる。
【００１８】前記キャレッジ３７と前記駆動モータ７７
とを連動連結するために、前記シャフト４５，５５の後
側には図１に示されているように、それぞれスプロケッ
ト８５，８７が嵌着されている。このスプロケット８５
と８７にはチェン８９が巻回されている。前記キャレッ
ジ３７には複数のチェンクランプ９１が取付けられてお
り、このチェンクランプ９１は前記チェン８９にクラン
プ，アンクランプされるようになっている。
とを連動連結するために、前記シャフト４５，５５の後
側には図１に示されているように、それぞれスプロケッ
ト８５，８７が嵌着されている。このスプロケット８５
と８７にはチェン８９が巻回されている。前記キャレッ
ジ３７には複数のチェンクランプ９１が取付けられてお
り、このチェンクランプ９１は前記チェン８９にクラン
プ，アンクランプされるようになっている。
【００１９】上記構成により、チェンクランプ９１がチ
ェン８９にクランプされると共に、駆動モータ７７の駆
動でシャフト４５，５５が回転されると、スプロケット
８５と８７に巻回されたチェン８９が反時計方向回りに
走行回転されて、キャレッジ３７がＸ軸方向の左方向へ
移動される。したがって、ワーククランプ３９にクラン
プされたワークＷはベルト部材２９に支持されながらＸ
軸方向の左方向に移動し、カッティングプレート２１の
ローラ２３と２５間にワークＷの所望位置が停止され
る。また、加工ヘッド５がＹ軸方向へ移動することによ
り、レーザノズル７からレーザビームＬＢが照射されて
ワークＷに切断加工を行なうことができる。
ェン８９にクランプされると共に、駆動モータ７７の駆
動でシャフト４５，５５が回転されると、スプロケット
８５と８７に巻回されたチェン８９が反時計方向回りに
走行回転されて、キャレッジ３７がＸ軸方向の左方向へ
移動される。したがって、ワーククランプ３９にクラン
プされたワークＷはベルト部材２９に支持されながらＸ
軸方向の左方向に移動し、カッティングプレート２１の
ローラ２３と２５間にワークＷの所望位置が停止され
る。また、加工ヘッド５がＹ軸方向へ移動することによ
り、レーザノズル７からレーザビームＬＢが照射されて
ワークＷに切断加工を行なうことができる。
【００２０】ワークＷがカッティングプレート２１のロ
ーラ２３，２５を通過する際、ワークＷの端縁は引掛か
ることなく、スムーズに移動させることができる。ま
た、ワークＷはベルト部材２９，３３に支持されて移動
するため、ワークＷの裏面に傷が付くことを少なくする
ことができる。
ーラ２３，２５を通過する際、ワークＷの端縁は引掛か
ることなく、スムーズに移動させることができる。ま
た、ワークＷはベルト部材２９，３３に支持されて移動
するため、ワークＷの裏面に傷が付くことを少なくする
ことができる。
【００２１】ところで、ワークＷが薄く、自重によって
ワークＷのＸ軸方向の端部に撓みを生じ、当該端部がロ
ーラ２３，２５の最上部位置より下側に当接した場合で
あっても、ローラ２３，２５はワークＷの移送方向に回
転駆動されているので、ワークＷの端部を前記最上部位
置へ誘導することとなり、ワークＷの端部に歪みや変形
等を生じるようなことはないものである。
ワークＷのＸ軸方向の端部に撓みを生じ、当該端部がロ
ーラ２３，２５の最上部位置より下側に当接した場合で
あっても、ローラ２３，２５はワークＷの移送方向に回
転駆動されているので、ワークＷの端部を前記最上部位
置へ誘導することとなり、ワークＷの端部に歪みや変形
等を生じるようなことはないものである。
【００２２】図２にはカッティングプレートの他の実施
例が示されている。図２において、ローラ２３とローラ
４３との間にローラ９３を、ローラ２５とローラ５３と
の間にローラ９５を設けてそれぞれを同方向に回転する
ように連動連結してある。すなわち、ローラ９３，９５
の軸心部にシャフト９７，９９を装着し、このシャフト
９７，９９にはスプロケット１０１，１０３；１０５，
１０７が嵌着されている。しかも、スプロケット６５と
１０１にはチェン１０９が巻回され、スプロケット６７
と１０５にはチェン１１１が巻回されている。また、駆
動スプロケット８１，１０３，７３，７５，１０７には
チェン１１３が巻回されている。スプロケット８１と１
０７との間にはアイドラスプロケット１１５が設けられ
ている。
例が示されている。図２において、ローラ２３とローラ
４３との間にローラ９３を、ローラ２５とローラ５３と
の間にローラ９５を設けてそれぞれを同方向に回転する
ように連動連結してある。すなわち、ローラ９３，９５
の軸心部にシャフト９７，９９を装着し、このシャフト
９７，９９にはスプロケット１０１，１０３；１０５，
１０７が嵌着されている。しかも、スプロケット６５と
１０１にはチェン１０９が巻回され、スプロケット６７
と１０５にはチェン１１１が巻回されている。また、駆
動スプロケット８１，１０３，７３，７５，１０７には
チェン１１３が巻回されている。スプロケット８１と１
０７との間にはアイドラスプロケット１１５が設けられ
ている。
【００２３】上記構成により、駆動モータ７７を駆動せ
しめると、出力軸７９を介して駆動スプロケット８１が
回転される。この駆動スプロケット８１の回転により、
ローラ２３，５７，９３，９７が回転されることにな
る。
しめると、出力軸７９を介して駆動スプロケット８１が
回転される。この駆動スプロケット８１の回転により、
ローラ２３，５７，９３，９７が回転されることにな
る。
【００２４】このように、ローラ２３と４３との間並び
にローラ２５と５３との間にそれぞれローラ９３，９５
を設けたことによって、レーザノズル７からレーザビー
ムＬＢが照射されてワークＷにレーザ加工が行なわれる
が、その際に発生するスパッタはベルト部材２９，３３
まで飛散しないようにしたから、ベルト部材２９，３３
はスパッタで損傷されず済むことになる。
にローラ２５と５３との間にそれぞれローラ９３，９５
を設けたことによって、レーザノズル７からレーザビー
ムＬＢが照射されてワークＷにレーザ加工が行なわれる
が、その際に発生するスパッタはベルト部材２９，３３
まで飛散しないようにしたから、ベルト部材２９，３３
はスパッタで損傷されず済むことになる。
【００２５】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。
【００２６】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、Ｙ軸方向へ移動自在のレ
ーザノズル７の下方位置にはＹ軸方向に長い一対のロー
ラ２３，２５が隙間Ｓを隔てて回転自在に設けてあり、
かつ上記一対のローラ２３，２５のＸ軸方向の両隣りに
はワークＷをＸ軸方向へ搬送自在のベルト部材２９，３
３が配置してあって、前記各ローラ２３，２５及び各ベ
ルト部材２９，３３は同時に同方向へ回転するように共
通の駆動モータ７７にそれぞれ連動連結してある。
るように、この発明によれば、Ｙ軸方向へ移動自在のレ
ーザノズル７の下方位置にはＹ軸方向に長い一対のロー
ラ２３，２５が隙間Ｓを隔てて回転自在に設けてあり、
かつ上記一対のローラ２３，２５のＸ軸方向の両隣りに
はワークＷをＸ軸方向へ搬送自在のベルト部材２９，３
３が配置してあって、前記各ローラ２３，２５及び各ベ
ルト部材２９，３３は同時に同方向へ回転するように共
通の駆動モータ７７にそれぞれ連動連結してある。
【００２７】したがって、ワークＷをＸ軸方向へ移動す
るとき、ワークＷのＸ軸方向の端部が自重により弯曲し
てローラ２３，２５の最上部位置より低い位置に当接し
た場合であっても、上記ローラ２３，２５がベルト部材
２９，３３と共に共通の駆動モータ７７によって同方向
へ駆動されていることにより、ワークＷのＸ軸方向の端
部はローラ２３，２５の最上部位置へ誘導されることと
なり、ワークＷが薄く弱い場合であっても、端部に弯曲
や僅かな変形等を生じることなくＸ軸方向へ移動するこ
とができるものである。
るとき、ワークＷのＸ軸方向の端部が自重により弯曲し
てローラ２３，２５の最上部位置より低い位置に当接し
た場合であっても、上記ローラ２３，２５がベルト部材
２９，３３と共に共通の駆動モータ７７によって同方向
へ駆動されていることにより、ワークＷのＸ軸方向の端
部はローラ２３，２５の最上部位置へ誘導されることと
なり、ワークＷが薄く弱い場合であっても、端部に弯曲
や僅かな変形等を生じることなくＸ軸方向へ移動するこ
とができるものである。
【００２８】さらに本発明においては、各ローラ２３，
２５、各ベルト部材２９，３３及びワーククランプ３９
を備えたキャレッジ３７は、同時に同方向へ駆動すべく
共通の駆動モータ７７にそれぞれ連動連結してあるか
ら、各ローラ２３，２５、各ベルト部材２９，３３及び
キャレッジ３７の同期駆動が容易であると共に、駆動モ
ータが１つで良いこととなり、全体的構成がより簡単に
なるものであり、かつ前述したごとき従来の問題を解消
し得るものである。
２５、各ベルト部材２９，３３及びワーククランプ３９
を備えたキャレッジ３７は、同時に同方向へ駆動すべく
共通の駆動モータ７７にそれぞれ連動連結してあるか
ら、各ローラ２３，２５、各ベルト部材２９，３３及び
キャレッジ３７の同期駆動が容易であると共に、駆動モ
ータが１つで良いこととなり、全体的構成がより簡単に
なるものであり、かつ前述したごとき従来の問題を解消
し得るものである。
【図１】この発明の主要部を示し、ワークテーブル，カ
ッティングプレート，キャレッジの関係を示した斜視図
である。
ッティングプレート，キャレッジの関係を示した斜視図
である。
【図２】図１に代るワークテーブルとカッティングプレ
ートとの関係を示した他の実施例の正面図である。
ートとの関係を示した他の実施例の正面図である。
【図３】この発明を実施した一実施例のレーザ加工機の
斜視図である。
斜視図である。
１ レーザ加工機 ５ 加工ヘッド ７ レーザノズル ２１ カッティングプレート ２３，２５ ローラ ２７，３１ ワークテーブル ２９，３３ ベルト部材 ３７ キャレッジ ３９ ワーククランプ Ｓ 隙間
Claims (2)
- 【請求項１】 Ｙ軸方向へ移動自在のレーザノズル
（７）の下方位置に、Ｙ軸方向に長い一対のローラ（２
３，２５）を、隙間（Ｓ）だけ離隔して配置し、上記一
対のローラ（２３，２５）のＸ軸方向の両隣りに、ワー
ク（Ｗ）をＸ軸方向へ搬送自在のベルト部材（２９，３
３）を配置して設け、前記各ローラ（２３，２５）及び
各ベルト部材（２９，３３）を同時に同方向へ回転駆動
すべく上記各ローラ（２３，２５）及び各ベルト部材
（２９，３３）を共通の駆動モータ（７７）に連動連結
して設けたことを特徴とするレーザ加工機。 - 【請求項２】 請求項１に記載のレーザ加工機におい
て、ワーク（Ｗ）をクランプ自在のワーククランプ（３
９）を備えたキャレッジ（３７）を、Ｘ軸方向へ移動自
在に設け、このキャレッジ（３７）を各ベルト（２９，
３３）によるワーク（Ｗ）の搬送方向と同方向へ同時に
移動すべく、前記各ベルト（２９，３３）を駆動するた
めの駆動モータ（７７）と前記キャレッジ（３７）とを
連動連結して設けたことを特徴とするレーザ加工機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13785591A JP3157851B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | レーザ加工機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13785591A JP3157851B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | レーザ加工機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04361890A JPH04361890A (ja) | 1992-12-15 |
| JP3157851B2 true JP3157851B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=15208356
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13785591A Expired - Fee Related JP3157851B2 (ja) | 1991-06-10 | 1991-06-10 | レーザ加工機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3157851B2 (ja) |
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- 1991-06-10 JP JP13785591A patent/JP3157851B2/ja not_active Expired - Fee Related
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