JP2001238305A - ハイブリッド車輌の制御装置 - Google Patents

ハイブリッド車輌の制御装置

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JP2001238305A
JP2001238305A JP2000045933A JP2000045933A JP2001238305A JP 2001238305 A JP2001238305 A JP 2001238305A JP 2000045933 A JP2000045933 A JP 2000045933A JP 2000045933 A JP2000045933 A JP 2000045933A JP 2001238305 A JP2001238305 A JP 2001238305A
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Japan
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engine
engine operating
assist
torque
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JP2000045933A
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Takezo Yamaguchi
武蔵 山口
Itsuro Muramoto
逸朗 村本
Nobutaka Takahashi
伸孝 高橋
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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    • Y02T10/7072Electromobility specific charging systems or methods for batteries, ultracapacitors, supercapacitors or double-layer capacitors

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  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリーズハイブリッド車輌において、必要な
発電量が変化してエンジン動作点を高出力側へ移行しな
ければならない場合にあっても、速やかにエンジン動作
点を移行して必要な発電量を賄い、燃費を向上させる。 【解決手段】 要求発電量が変化したことにより発電に
用いるエンジン動作点が高出力側へ移行した場合、現在
のエンジン動作点と移行すべき目標最適エンジン動作点
との位置関係に応じてエンジン動作点の移行をアシスト
するか否かを判断する。そしてエンジン動作点の移行を
アシストすると判断した場合、所定の期間においてモー
タ/ジェネレータにより所定のアシストトルクをエンジ
ンに与える。アシストトルクは、一時的にモータからエ
ンジンに対して負荷となるモータトルクを低下させ、負
荷に対して余剰となったエンジントルクを用いてエンジ
ン動作点がより速く移行するように与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シリーズハイブリ
ッド車輌の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンとこのエンジンによって
駆動されるモータ/ジェネレータとバッテリとを有し、
モータ/ジェネレータから出力される電力とバッテリに
蓄えられた電力のいずれか一方若しくは両方を電源とし
て駆動される駆動用モータによって走行するシリーズハ
イブリッド車輌が知られている(例えば、特開昭62−
104403号公報)。この種のハイブリッド車輌で
は、エンジンと駆動系とが機械的に分離されているため
に、燃料消費率の最も少ないエンジンとの最大効率点に
おいて発電を行うことができる。
【0003】またハイブリッド車輌において、モータ/
ジェネレータによってエンジンを駆動させる例として
は、始動時においてセルモータを持たずに、エンジンの
出力軸の回転軸に結合されたモータ/ジェネレータによ
り行うものが提案されている(例えば、特開平6−14
4020号公報)。この種の装置では、エンジンの始動
に先立って、モータ/ジェネレータによりクランキング
(モータリング)を行い、エンジンの回転数が所定値以
上になったところでエンジンに燃料を噴射し、圧縮・燃
焼行程を経て完爆することによりエンジンの始動を完了
する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来のハイブリッド車輌では、制御上、次のような問題
点があった。一般にハイブリッド車輌において、発電時
における通常のエンジン動作点はエンジン最大効率点に
設定されていて、燃費を向上させるためにできる限りそ
のエンジン動作点で発電を行うようにしている。
【0005】しかしながら、加速及び登坂等の消費電力
が大きな走行状況が長く続く場合には、通常のエンジン
動作点での発電では駆動及び電気負荷等に必要な電力を
賄うことができないので、エンジン動作点を高出力側へ
変更して、より大きな電力を発電しなければならない。
【0006】このような場合、エンジンは、モータ/ジ
ェネレータの吸収トルク(エンジンに対しては負荷)を
上回るトルクを発生しつつ、エンジン発生トルクからモ
ータ/ジェネレータの吸収トルクを差し引いた残りのト
ルクによってエンジン動作点を移行する。このため、エ
ンジン動作点を速やかに移行することができず、目標と
なる発電量を発電できるようになるまでに大きな遅れが
生じるという問題点がある。またさらに、モータ/ジェ
ネレータの発生トルクはエンジン出力トルクの上昇に合
わせて設定する必要があり、例えば、モータ/ジェネレ
ータの発生トルクがエンジン出力トルクに対して大きく
上回る場合には、逆にエンジン動作点を低出力側へ移行
(エンジン回転数が低下)してしまうという問題点があ
る。この2つの問題点は、特に出力の小さなエンジンを
用いた場合に顕著に現れる。
【0007】また、発電の遅れが原因で、目標の発電量
に対して不足してしまう電力はバッテリからの電力供給
によって賄うことが必要となり、バッテリ容量の大容量
化を招くという問題点がある。このバッテリの大容量化
はコスト高になるばかりか、重量増加につながり、燃費
向上代を小さくしてしまう問題点にもつながる。
【0008】さらに、発電に用いるエンジン動作点を各
発電量ごとに最小燃料消費量で賄えるように設定する
際、より高出力側へエンジン動作点を移行させる場合に
は、エンジンには移行すべきエンジン動作点のエンジン
トルクを上回るトルクを発生させ、エンジン回転数を上
昇させる必要があるため、移行の過程において燃料消費
率が比較的大きなエンジン動作点を通過してしまう。こ
のため、エンジン動作点の移行に時間を要する場合に
は、燃料消費率の大きなエンジン動作点での運転時間が
長くなり、燃費が悪化する問題点がある。
【0009】一方、上記の問題点に対して、エンジン動
作点の移行が素速く行われるようにモータによってエン
ジン回転数を上昇させてから燃料の噴射を開始し、エン
ジンにより発電を行うことが考えられるが、そのように
すれば、移行時におけるモータの消費電力が大きく、そ
の電力を賄うための発電が必要となり、全体としてはか
えって燃料消費量が増大してしまうことになる。
【0010】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、エンジンの出力軸と発電機が動力伝達
機構を介して連動するようなシリーズハイブリッド車輌
において、必要な発電量が変化してエンジン動作点を高
出力側へ移行しなければならない場合にあっても、速や
かにエンジン動作点を移行して必要な発電量を賄うこと
ができ、かつエンジン動作点移行過渡時及び全体として
の燃費を向上させることができるハイブリッド車輌の制
御装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、エン
ジンの出力軸とモータ/ジェネレータとを動力伝達機構
を介して連動させ、エンジンを運転させることにより発
電を行う発電手段と、電力を蓄電する蓄電手段と、蓄電
手段に蓄電されている電力により駆動用モータを回転駆
動させ、車輌を走行させる車輌駆動手段とを持つハイブ
リッド車輌の制御装置において、車輌運転状況又は前記
蓄電手段に蓄電されている電力量に応じて必要とされる
要求発電量を算出する要求発電量算出手段と、前記要求
発電量を最小の燃料消費量で賄うことができる最適エン
ジン動作点を算出する最適エンジン動作点算出手段と、
前記要求発電量の変化に伴い、停止時も含む現在のエン
ジン動作点からより高出力側のエンジン動作点に前記最
適エンジン動作点が移行したことを検出する動作点移行
手段と、現在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エ
ンジン動作点との位置関係に応じて、前記エンジンと連
動するモータ/ジェネレータによりエンジン動作点の移
行をアシストするかどうか判断するアシスト判断手段
と、前記アシストするという判断をした際に、所定の期
間前記エンジンと連動したモータ/ジェネレータにより
所定のアシストトルクを前記エンジンに加えるエンジン
動作点移行アシスト手段とを備えたものである。
【0012】請求項2の発明は、請求項1のハイブリッ
ド車輌の制御装置において、前記エンジン動作点移行ア
シスト手段が、前記アシストトルクを加える期間を、現
在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エンジン動作
点におけるエンジン回転数との偏差に比例するように設
定するものである。
【0013】請求項3の発明は、請求項1のハイブリッ
ド車輌の制御装置において、前記エンジン動作点移行ア
シスト手段が、前記アシストトルクを加える期間を、現
在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エンジン動作
点とにおけるエンジン出力の偏差に比例するように設定
するものである。
【0014】請求項4の発明は、請求項1のハイブリッ
ド車輌の制御装置において、前記エンジン動作点移行ア
シスト手段が、前記アシストトルクを加える期間を、エ
ンジン回転数が所定の値に上昇するまでとするものであ
る。
【0015】請求項5の発明は、請求項1のハイブリッ
ド車輌の制御装置において、前記エンジン動作点移行ア
シスト手段が、エンジン動作点の移行をアシストするよ
うに前記モータ/ジェネレータに発生させるアシスト時
目標モータトルクを算出するアシスト時目標モータトル
ク算出手段と、前記アシストをするかどうかの判断に基
づいて前記アシスト時目標モータトルクと発電時目標モ
ータトルクとを切替え、目標モータトルクを算出する目
標モータトルク算出手段と、移行すべきエンジン動作点
において発電に必要なエンジン出力を発生するためのス
ロットル開度を算出するスロットル開度算出手段とを有
するものである。
【0016】請求項6の発明は、請求項5のハイブリッ
ド車輌の制御装置において、前記アシスト時目標モータ
トルク算出手段が、現在のエンジン動作点と移行すべき
目標最適エンジン動作点とにおけるエンジン回転数の偏
差に比例するように前記アシスト時目標モータトルクを
算出するものである。
【0017】請求項7の発明は、請求項5のハイブリッ
ド車輌の制御装置において、前記アシスト時目標モータ
トルク算出手段が、現在のエンジン動作点と移行すべき
目標最適エンジン動作点とにおけるエンジン出力の偏差
に比例するように前記アシスト時目標モータトルクを算
出するものである。
【0018】
【発明の効果】請求項1の発明のシリーズハイブリッド
車輌の制御装置では、要求発電量算出手段によって車輌
運転状況又は蓄電手段に蓄電されている電力量に応じて
必要とされる要求発電量を算出し、最適エンジン動作点
算出手段によって前記要求発電量を最小の燃料消費量で
賄うことができる最適エンジン動作点を算出し、また動
作点移行検出手段により前記要求発電量の変化に伴い、
停止時も含む現在のエンジン動作点からより高出力側の
エンジン動作点に最適エンジン動作点が移行したことを
検出する。そして現在のエンジン動作点と移行すべき目
標最適エンジン動作点との位置関係に応じて、エンジン
と連動するモータ/ジェネレータによりエンジン動作点
の移行をアシストするかどうかをアシスト判断手段によ
って判断し、アシストするという判断をした際には、エ
ンジン動作点移行アシスト手段により所定の期間エンジ
ンと連動したモータ/ジェネレータにより所定のアシス
トトルクをエンジンに加える。
【0019】このようにして、請求項1の発明によれ
ば、要求発電量が変化したことにより発電に用いるエン
ジン動作点が高出力側へ移行したことを検出した場合に
おいて、現在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エ
ンジン動作点との位置関係に応じてエンジン動作点の移
行をアシストするか否かを判断する。次いで、エンジン
動作点の移行をアシストすると判断した場合には、所定
の期間においてモータ/ジェネレータにより所定のアシ
ストトルクをエンジンに与える。
【0020】ここで、アシストトルクは、一時的にモー
タからエンジンに対して負荷となるモータトルクを低下
させ、負荷に対して余剰となったエンジントルクを用い
てエンジン動作点がより速く移行するように与えたり、
あるいは一時的にモータからエンジンにトルクを加える
ことでエンジン回転数の上昇を助けてエンジン動作点の
移行がより速く行われるように与える。
【0021】これにより、アシスト時目標モータトルク
を与えない場合と比較して、すばやくエンジン動作点を
移行し、要求発電量を発電することができるようにな
る。また、エンジン動作点の移行が素速く終了すること
により、最適エンジン動作点での運転をより長い時間行
うことができるようになるために燃費が向上する。さら
に、要求発電量変化に対する発電量変化の遅れが原因で
蓄電手段から賄っていた発電量不足分の電力量を低減す
ることができ、蓄電手段に求められる蓄電容量を低減す
ることができる。
【0022】請求項2の発明のハイブリッド車輌の制御
装置によれば、請求項1の発明の効果に加えて、エンジ
ン動作点移行アシスト手段がアシストトルクを加える期
間を、現在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エン
ジン動作点におけるエンジン回転数との偏差に比例する
ように設定するので、あらかじめ適当に設定した比例定
数を用いて簡単な演算によって上記の期間を算出するこ
とができ、制御の応答性を速くすることができる。
【0023】請求項3の発明のハイブリッド車輌の制御
装置によれば、請求項1の発明の効果に加えて、エンジ
ン動作点移行アシスト手段がアシストトルクを加える期
間を、現在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エン
ジン動作点とにおけるエンジン出力の偏差に比例するよ
うに設定するので、あらかじめ設定した比例定数を用い
て簡単な演算により上記の期間を算出することができ、
制御の応答性を速くすることができる。
【0024】請求項4の発明のハイブリッド車輌の制御
装置によれば、請求項1の発明の効果に加えて、エンジ
ン動作点移行アシスト手段がアシストトルクを加える期
間を、エンジン回転数が所定の値に上昇するまでとする
ので、例えば、エンジン回転数の所定値を移行すべきエ
ンジン動作点におけるエンジン回転数と比較して小さく
なるように設定した場合には、移行すべき最適エンジン
動作点におけるエンジン回転数に対してエンジン回転数
がオーバーシュートすることを抑制し、その間に消費さ
れる電力の浪費を防ぐことができ、燃費の向上が図れ
る。
【0025】請求項5の発明のハイブリッド車輌の制御
装置によれば、請求項1の発明の効果に加えて、エンジ
ン動作点移行アシスト手段が、エンジン動作点の移行を
アシストするようにモータ/ジェネレータに発生させる
アシスト時目標モータトルクを算出し、アシストをする
かどうかの判断に基づいてアシスト時目標モータトルク
と発電時目標モータトルクとを切替えて目標モータトル
クを算出し、移行すべきエンジン動作点において発電に
必要なエンジン出力を発生するためのスロットル開度を
算出するので、エンジン動作点の移行を素速く行うこと
ができ、また要求発電量を素速く発電することができ
る。さらに、モータ/ジェネレータの発生トルクがエン
ジン出力トルクに対して大きく上回り、エンジン動作点
を逆に低出力側(つまり、エンジン回転数を低下させる
方向)へ移行させてしまうという従来の問題点を解決す
ることができる。
【0026】請求項6の発明のハイブリッド車輌の制御
装置によれば、請求項5の発明の効果に加えて、アシス
ト時目標モータトルク算出手段が現在のエンジン動作点
と移行すべき目標最適エンジン動作点とにおけるエンジ
ン回転数の偏差に比例するようにアシスト時目標モータ
トルクを算出するので、簡単な演算によってアシスト時
目標モータトルクを算出することができ、制御の応答性
を速くすることができる。
【0027】請求項7の発明のハイブリッド車輌の制御
装置によれば、請求項5の発明の効果に加えて、アシス
ト時目標モータトルク算出手段が現在のエンジン動作点
と移行すべき目標最適エンジン動作点とにおけるエンジ
ン出力の偏差に比例するようにアシスト時目標モータト
ルクを算出するので、簡単な演算によってアシスト時目
標モータトルクを算出することができ、制御の応答性を
速くすることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は、本発明の一実施の形態の構
成を示す図である。図1において、太い線は機械力の伝
達経路を示し、太い破線は電力線を示し、また細い実線
は制御線を示す。
【0029】この実施の形態のハイブリッド車輌のパワ
ートレインは、モータA1、減速装置A2、エンジン
3、モータB4、減速装置B5、差動装置6、及び駆動
輪7から構成される。モータA1の出力軸は、ギヤ比G
の減速装置A2を介してエンジン3の出力軸に連結され
ている。
【0030】モータA1、モータB4は三相同期電動機
又は三相誘導電動機などの交流機であり、モータA1は
主としてエンジンの始動と発電に用いられる。モータB
4は主として車輌の推進源となり、また制動に用いられ
る。このため、モータB4の駆動力は、減速装置B5及
び差動装置6を介して駆動輪7へ伝達される。
【0031】モータA1、モータB4はそれぞれインバ
ータ8,9により駆動される。インバータ8,9は共通
のDCリンク10を介してバッテリ11に接続されてお
り、バッテリ11の直流充電電力を交流電力に変換して
モータB4へ供給すると共に、モータA1、モータB4
の交流発電電力を直流電力に変換してバッテリ11に充
電する。バッテリは、リチウム・イオン電池、ニッケル
・水素電池、鉛電池などの各種二次電池や、電機二重層
キャパシタなどを用いることができる。
【0032】車輌コントローラ12は、マイクロコンピ
ュータとその周辺部品や各アクチュエータなどを備え、
エンジン3の回転速度や出力トルク、モータA1、モー
タB4の回転速度や出力トルクなどを制御する。
【0033】図2に示すように、車輌コントローラ12
にはキースイッチ20、セレクトレバースイッチ21、
アクセル開度センサ22、ブレーキスイッチ23、車速
センサ24、バッテリ温度センサ25、バッテリSOC
センサ26、エンジン回転速度センサ27、スロットル
開度センサ28が接続される。キースイッチ20は、車
輌のキーがON位置又はSTART位置に設定されると
閉路する(以下、スイッチの閉路をON、開路をOFF
と呼ぶ)。セレクトレバースイッチ21は、パーキング
P、ニュートラルN、リバースR,ドライブDを切替え
る。セレクトレバー(図示せず)の設定位置に応じて、
P,N,R,DのいずれかのスイッチがONする。
【0034】アクセル開度センサ22はアクセルペダル
の踏み込み量を検出し、ブレーキスイッチ23はブレー
キペダルの踏み込み状態(このときブレーキスイッチ2
3はON)を検出する。車速センサ24は車輌の走行速
度を検出し、バッテリ温度センサ25はバッテリ11の
温度を検出する。また、バッテリSOCセンサ26は、
バッテリ11の充電状態(State Of Char
ge)を検出する。更に、エンジン回転速度センサ27
は、エンジン3の回転数を検出し、スロットル開度セン
サ28はエンジン3のスロットルバルブ開度を検出す
る。
【0035】車輌コントローラ12にはまた、エンジン
3の燃料噴射装置30、点火装置31、バルブタイミン
グ調整装置32、スロットルバルブ装置40などが接続
される。
【0036】車輌コントローラ12は、燃料噴射装置3
0を制御してエンジン3への燃料の供給と停止及び燃料
噴射量を調整すると共に、点火装置31を制御してエン
ジン3の点火を行ない、バルブタイミング調整装置32
を制御してエンジン3の吸気バルブの閉時期を調節す
る。車輌コントローラ12はまた、エンジン3が所望の
トルクを発生するようにスロットルバルブ装置40も制
御し、インバータ8,9を調整することによってモータ
A1、モータB4のトルク制御あるいは回転速度制御を
行う。なお、車輌コントローラ12には低圧のアシスト
バッテリ33から電源が供給される。
【0037】さらに車輌コントローラ12には、バッテ
リSOCセンサ26やアクセル開度センサ22などから
得られる車輌運転状況の情報をもとに必要と予想される
発電量を算出する要求発電量算出部50と、エンジン動
作点の移行をアシストするような目標モータを算出する
エンジン動作点移行部13と、各発電量を最小燃料消費
量で賄うことができる最適エンジン動作点(エンジント
ルク、エンジン回転速度)を算出する最適エンジン動作
点算出部61と、最適エンジン動作点が高出力側に移行
したことを検出した場合にはエンジン動作点の移行をア
シストするよう判断するアシスト判断部62と、エンジ
ン動作点の移行をアシストするようにモータに発生させ
るトルクを算出するアシスト時目標モータトルク算出部
63と、エンジン動作点移行時における目標モータトル
クを算出する目標モータトルク算出部64と、スロット
ル開度を算出するスロットル開度算出部65から構成さ
れている。
【0038】以下に、本発明の一実施の形態が採用する
制御法を図3〜図14のフローチャートに基づいて説明
する。なお、この制御は、マイクロコンピュータで実行
されるプログラムである。
【0039】図3のフローチャートは本実施の形態の制
御法のメインルーチンを示している。この演算は一定時
間毎に実行されるが、ここでは例として10[msec]毎
に実行されることとする。
【0040】301において、車輌運転状況あるいはバ
ッテリのSOCに応じて必要とされる要求発電量を読み
込み、302において最小燃料消費量で賄うことができ
る最適エンジン動作点(エンジントルク、エンジン回転
数)を算出する。303において、要求発電量の変化に
伴い、最適エンジン動作点が高出力側であるか否かを判
定し、エンジン動作点の移行をアシストする必要がある
か否かを判断する。
【0041】303において、エンジン動作点の移行を
アシストするよう判断した場合は304に進む。そして
304において、エンジン動作点の移行をアシストする
ようにモータに発生させるトルクを算出する。305に
おいて、エンジン動作点移行時における目標モータトル
クを算出する。306において、エンジン移行時におけ
る要求発電量を発電するのに必要なエンジン出力を発生
するためのスロットル開度を算出する。
【0042】303において、エンジン動作点の移行を
アシストするよう判断しなかった場合には処理を終了す
る。
【0043】図4のフローチャートは、図3において各
要求発電量を最小燃料消費量で賄うことができる最適エ
ンジン動作点(エンジントルク、エンジン回転数)を算
出するステップ302の処理の詳細を示している。40
1において、前回の演算で算出した最適エンジン動作点
におけるエンジントルクtTen[Nm]をtTeo[Nm]とす
る。402において、前回の演算で算出した最適エンジ
ン動作点におけるエンジン回転数tNen[rpm]をtNeo[r
pm]とする。403において、前回の演算で読み込んだ
要求発電量tPn[kW]をtPo[kW]とする。
【0044】404において、新たな要求発電量tPnを
読み込む。405において、要求発電量tPnを最小燃料
消費量で賄うことができる最適エンジン動作点をマップ
の検索により算出し、そのエンジントルクをtTen[N
m]、エンジン回転数をtNen[rpm]とする。ここで用い
るマップは、予め各エンジン動作点におけるエンジン燃
料消費率、動力伝達機構の効率やモータ効率特性を考慮
した各電力量に対して最小の燃料消費量で発電できるエ
ンジン動作点を対応づけたものである。
【0045】406において、発電を行う際のモータに
発生させるトルクtTm[Nm]を式(1)から算出する。
ここで、Gは図1に示す減速装置A2のギヤ比である。
【0046】
【数1】tTm = -tTen /G …(1) 図5のフローチャートは、図3のステップ303におけ
る最適エンジン動作点が高出力側に移行したことを検出
した場合にエンジン動作点の移行をアシストするよう判
断する処理の詳細を示している。501において、前回
の演算におけるアシスト判断フラグFlg_assistをFlg_as
sist_oldとする。502において、最適エンジン動作点
におけるエンジントルクtTenが前回値tTeoより大きいか
どうかを判断する。
【0047】502において最適エンジン動作点におけ
るエンジントルクtTenが前回値tTeoに比べて大きい場合
には、503においてアシスト判断フラグFlg_assistを
1とする。そして504,505において、最適エンジ
ン動作点(エンジントルクtTen、エンジン回転数tNen)
と前回における最適エンジン動作点(エンジントルクtT
eo、エンジン回転数tNeo)をそれぞれtTen′,tNen′,
tTeo′,tNeo′とする。506において、要求発電量tP
nと前回の演算で読み込んだ要求発電量tPoをそれぞれtP
n′,tPo′とする。507において、前回演算における
アシスト判断フラグFlg_assist_oldが1であるかどうか
を判断する。
【0048】507において前回演算におけるアシスト
判断フラグFlg_assist_oldが1であった場合には、何も
行わずにこの処理から抜ける。507においてFlg_assi
st_oldが1でなかった場合は、508においてカウンタ
iを定数hとし、この処理から抜ける。このカウンタ
は、演算周期毎にiの値から1ずつ引き算され、アシス
ト判断フラグFlg_assistが1になってからの経過時間を
表現するために用いる。また、定数hの値は、アシスト
判断が1に変更されてからアシスト判断フラグの値を保
持し続ける時間にあたる。
【0049】502において最適エンジン動作点におけ
るエンジントルクtTenが前回値tTeo以下であった場合に
は、509において最適エンジン動作点におけるエンジ
ン回転数tNenが前回値tNeoに比べ大きいか否かを判断す
る。
【0050】509において最適エンジン動作点におけ
るエンジン回転数tNenが前回値tNeoに比べて大きい場合
には、503の処理に進む。509において最適エンジ
ン動作点におけるエンジン回転速度tNenが前回値tNeo以
下であった場合には、510においてカウンタiが0よ
り大きいか否かを判断する。
【0051】510においてカウンタiが0より大きい
場合には、511においてカウンタiから1を引き、こ
の処理から抜ける。510においてカウンタiが0であ
った場合には、512においてアシスト判断フラグFlg_
assistを0とし、この処理から抜ける。
【0052】図6のフローチャートは、図3のステップ
303における最適エンジン動作点が高出力側に移行し
たことを検出した場合にエンジン動作点の移行をアシス
トするよう判断する処理の別の例の詳細を示している。
【0053】601において、前回の演算におけるアシ
スト判断フラグFlg_assistをFlg_assist_oldとする。6
02において、最適エンジン動作点におけるエンジント
ルクtTenが前回値tTeoより大きいかどうかを判断する。
【0054】602において最適エンジン動作点におけ
るエンジントルクtTenが前回値tTeoに比べて大きい場合
には、603においてアシスト判断フラグFlg_assistを
1とする。604,605において、最適エンジン動作
点(エンジントルクtTen、エンジン回転数tNeo)と前回
の演算における最適エンジン動作点(エンジントルクtT
eo、エンジン回転数tNeo)をそれぞれtTen′,tNen′,
tTeo′,tNeo′とする。606において、要求発電量tP
nと前回の演算で読み込んだ要求発電量tPoをそれぞれtP
n′,tPo′とする。607において、前回のアシスト判
断フラグFlg_assist_oldが1であるかどうかを判断す
る。
【0055】607においてF1g_assist_oldが1であっ
た場合、何も行わずにこの処理から抜ける。607にお
いてFlg_assist_oldが1でなかった場合には、608に
おいてアシストトルクを発生させる期間τas[sec]を
式(2)を用いて算出する。ここでKaは予め実験等によ
り求めておいた所定の比例定数である。
【0056】
【数2】 τas= Ka×(tNen′− tNeo′) …(2) 609においてカウンタiをτasとし、この処理から抜
ける。
【0057】602において最適エンジントルクtTenが
前回値tTeo以下であった場合には、610において最適
エンジン動作点におけるエンジン回転数tNenが前科位置
tNeoに比べて大きいか否かを判断する。
【0058】610において最適エンジン動作点におけ
るエンジン回転数tNenが前回値tNeoに比べて大きい場合
には、603からの処理に進む。610において最適エ
ンジン動作点におけるエンジン回転数tNenが前回値tNeo
以下であった場合には、611においてカウンタiが0
よりも大きいか否かを判断する。
【0059】611において変数iが0より大きい場合
には、612においてカウンタiから1を引き、処理か
ら抜ける。611においてカウンタiが0であった場合
には、613においてアシスト判断フラグFlg_assistを
0として処理から抜ける。
【0060】図7のフローチャートは、図3のステップ
303における最適エンジン動作点が高出力側に移行し
たことを検出した場合にエンジン動作点の移行をアシス
トするよう判断する処理の別の例の詳細を示している。
【0061】701において、前回の演算におけるアシ
スト判断フラグFlg_assistをFlg_assist_oldとする。7
02において、最適エンジン動作点におけるエンジント
ルクtTenが前回値tTeoより大きいかどうかを判断する。
【0062】702において最適エンジン動作点におけ
るエンジントルクtTenが前回値tTeoに比べて大きい場合
には、703においてアシスト判断フラグFlg_assistを
1とする。704,705において、最適エンジン動作
点(エンジントルクtTen、エンジン回転数tNen)と前回
の演算における最適エンジン動作点(エンジントルクtT
eo、エンジン回転数tNeo)をそれぞれtTen′,tNen′,
tTeo′,tNeo′とする。
【0063】706において、今回と前回の最適エンジ
ン動作点におけるエンジン出力を算出し、それぞれ今回
の最適エンジン動作点におけるエンジン出力をP_engn′
[kW]、前回の最適エンジン動作点におけるエンジン出
力をP_engo′[kW]とする。
【0064】707において、要求発電量tPnと前回の
演算で読み込んだ要求発電量tPoをそれぞれtPn′,tP
o′とする。708において、前回のアシスト判断フラ
グFlg_assist_oldが1であるかどうかを判断する。
【0065】708においてFlg_assist_oldが1であっ
た場合には、何も行わずに処理から抜ける。708にお
いてFlg_assist_oldが1でなかった場合、709におい
てアシストトルクを発生させる時間τas[sec]を式
(3)を用いて算出して処理から抜ける。ここで、Kbは
予め実験等により求めておいた所定の比例定数である。
【0066】
【数3】 τas = Kb ×(P_engn′− P_engo′ )…(3) 710において、カウンタiにτasを代入する。702
において最適エンジントルクtTenが前回値tTeo以下であ
った場合には、711において最適エンジン動作点にお
けるエンジン回転速度tNenが前回値tNeoに比べて大きい
か否かを判断する。
【0067】711において最適エンジン動作点におけ
るエンジン回転数tNenが前回値tNeoに比べて大きい場合
には、703からの処理に進む。711において最適エ
ンジン動作点におけるエンジン回転数tNenが前回値tNeo
以下であった場合には、712においてカウンタiが0
より大きいか否かを判断する。
【0068】712においてカウンタiが0より大きい
場合には、713においてカウンタiから1を引き、こ
の処理から抜ける。712においてカウンタiが0であ
った場合には、714においてアシスト判断フラグFlg_
assistを0として、この処理から抜ける。
【0069】図8のフローチャートは、図3のステップ
303における最適エンジン動作点が高出力側に移行し
たことを検出した場合に、エンジン動作点の移行をアシ
ストするよう判断する処理のさらに別の例の詳細を示し
ている。
【0070】801において、前回の演算におけるアシ
スト判断フラグFlg_assistをFlg_assist_oldとする。8
02において、最適エンジン動作点におけるエンジント
ルクtTenが前回値tTeoより大きいかどうかを判断する。
【0071】802において、最適エンジン動作点にお
けるエンジントルクtTenが前回値tTeoに比べて大きい場
合には、803においてアシスト判断フラグFlg_assist
を1とする。804,805において、最適エンジン動
作点(エンジントルクtTen、エンジン回転数tNen)と前
回の演算における最適エンジン動作点(エンジントルク
tTeo、エンジン回転数tNeo)をそれぞれtTen′,tNe
n′,tTeo′,tNeo′とする。806において、要求発
電量tPnと前回の演算で読み込んだ要求発電量tPoをそれ
ぞれtPn′,tPo′として処理から抜ける。
【0072】802において最適エンジントルクtTenが
前回値tTeo以下であった場合には、807において最適
エンジン動作点におけるエンジン回転数tNenが前回値tN
eoに比べて大きいか否かを判断する。
【0073】807において最適エンジン動作点におけ
るエンジン回転数tNenが前回値tNeoに比べて大きい場合
には、803からの処理に進む。807において最適エ
ンジン動作点におけるエンジン回転数tNenが前回値tNeo
以下であった場合には、808において前回のアシスト
判断フラグFlg_assist_oldが1であるかどうかを判断す
る。
【0074】808において前回算出したアシスト判断
フラグFlg_assist_oldが1であった場合には、809に
おいてエンジン回転が十分に上昇し、アシストを終了す
ることの判断に用いるエンジン回転数Nej[rpm]を式
(4)を用いて算出する。ここで、定数Kcは0<Kc<1
の間で値をとり、予め実験により求めておけばよい。
【0075】
【数4】 Nej = Kc ×(tNen′− tNeo′)+ Neo′ …(4) 810において、実エンジン回転数Ne[rpm]が前記エ
ンジン回転数Nej以上であるか否かを判断する。810
においてエンジン回転数Ne[rpm]が前記エンジン回転
数Nej以上である場合には、811においてアシスト判
断フラグFlg_assistを0として処理から抜ける。810
においてエンジン回転数Ne[rpm]が前記エンジン回転
数Nej未満である場合には、何も行わないでこの処理か
ら抜ける。
【0076】808において前回算出したアシスト判断
フラグFlg_assist_oldが1でなかった場合には、812
においてアシスト判断フラグFlg_assistを0としてこの
処理から抜ける。
【0077】図9のフローチャートは、図3のステップ
304において、エンジン動作点の移行をアシストする
ようなモータトルクを算出する処理の詳細を示してい
る。
【0078】901において、式(5)を用いてアシス
ト時目標モータトルクtTas[Nm]を算出する。
【0079】
【数5】 TTas = Kd ×(tNen′− tNeo′)+α …(5) ここで、定数Kdの算出方法の例を示す。図13は、1
[kJ]の発電を行った場合に消費される燃料を各発電量
毎に表したグラフを示している。このグラフより、燃料
消費量を最小として発電を行うことができる最小燃料消
費発電点を求めることができる。
【0080】図14には、エンジン燃料消費率特性グラ
フ上における、最小燃料消費発電点及びエンジン燃料消
費率、減速装置及びモータ効率特性を考慮して求められ
る最大電力量発電点におけるエンジン動作点の位置関係
を示してある。ここで、最小燃料消費発電点におけるエ
ンジン動作点のエンジン回転数をNebest[rpm]、エン
ジントルクをτbest[Nm]とし、また、最大電力量発電
点におけるエンジン動作点のエンジン回転敏をNmax[rp
m]、エンジントルクをTmax[Nm]とする。
【0081】図15には、最適エンジン動作点における
エンジン出力とアシスト時モータトルクの1次比例近似
の仕方を示してある。ここで、アシスト時モータトルク
を例えば、エンジン動作点移行中における燃料消費量が
最も小さくなるよう設定する。最小燃料消費発電点(エ
ンジン出力Nebest、アシスト時モータトルクTas_best)
と最大電力量発電点(エンジン出力Nmax、アシスト時モ
ータトルクTas_max)を代表点として、最適エンジン動
作点のエンジン回転数が2点間にある場合のアシスト時
モータトルクを求めるために、2点間を結んだ時の傾き
(比例定数Kd)を求める。ここで比例定数Kdは、式
(6)により得ることができる。
【0082】
【数6】 Kd =(Tas_max−Tas_best)/(Nmax−Nbest) …(6) また、αは、図15に示す直線を左側に延長した場合の
縦軸の切片の値を示す。
【0083】図10のフローチャートは、図3のステッ
プ304において、エンジン動作点の移行をアシストす
るようなモータのトルクを算出する処理の詳細を示して
いる。
【0084】1001において、エシジン動作点の移行
をアシストするよう判断する前回の演算における最適エ
ンジン動作点(エンジントルクtTeo′、エンジン回転数
tNeo′)とエンジン動作点をアシストするよう判断した
今回の演算における最適エンジン動作点(エンジントル
クtTen′、エンジン回転数tNen′)を読み込む。
【0085】1002において、前記最適エンジン動作
点におけるエンジン出力をそれぞれ求め、前回の演算で
の最適エンジン動作点におけるエンジン出力をP_engo′
[kW]、今回の演算での最適エンジン動作点におけるエ
ンジン出力をP_engn′とする。
【0086】1003において、式(7)を用いてアシ
スト時目標モータトルクtTas[Nm]を算出する。
【0087】
【数7】 tTas = Ke ×(P_engn′− P_engo′)+β …(7) ここで定数Keは、上記の定数Kdと同様な算出方法で求め
ることができ、算出には式(8)を用いる。
【0088】 Ke =(Tas_max−Tas_best)/(Pmax−Pbest) …(8) また、βは図15においてαを求めた方法と同様に求め
ることができる。
【0089】図11のフローチャートは、図3におい
て、モータAに発生させるトルクの目標値を算出するス
テップ305における処理の詳細を示している。
【0090】1101において、アシスト時目標モータ
トルクtTasを続み込む。1102において、発電時目標
モータトルクtTmを読み込む。1103において、アシ
スト判断フラグFlg_assistが1であるかどうかを判断す
る。
【0091】1103においてアシスト判断フラグFlg_
assistが1であった場合、1104において前回のアシ
スト判断フラグFlg_assist_oldが1であるかどうかを判
断する。そして、1104において前回のアシスト判断
フラグFlg_assist_oldが1でなかった場合、1105に
おいて発電時目標モータトルクtTmからアシスト目標モ
ータトルクtTasを引いた値をtTm′[Nm]とする。
【0092】1103において、アシスト判断フラグFl
g_assistが1でなかった場合、1107において発電時
目標モータトルクtTmを目標モータトルクtTm′とし、こ
の処理から抜ける。
【0093】図12のフローチャートは、図3において
スロットル開度を算出するステップ306における処理
の詳細を示している。1201において、エンジン動作
点の移行をアシストするよう判断した際における要求発
電量tPn′を読み込む。1202において、マップを検
索することによりスロットル開度θ[deg]を算出す
る。ここで用いるマップは、予め要求発電量を最適エン
ジン動作点において発電する際のスロットル開度を求め
ておく必要がある。
【0094】最後に、図16のタイミングチャートによ
り、図3のメインルーチンにおける主要な変数の稚移を
説明する。
【0095】図16において、Ts[msec]は演算周期を
示しており、左端には主要な変数名を示している。
【0096】301において、車輌運転状況あるいはバ
ッテリのSOCに応じて必要とされる要求発電量を読み
込む。302において、要求発電量tPn[kW]が増加に
伴い、要求発電量を発電する際における最適エンジン動
作点を算出する。303において、最適エンジン動作点
が高出力側に移行したことを判断し、アシスト判断フラ
グFlg_assistを0から1に変更する。ここで、アシスト
判断フラグFlg_assistは、所定の時間において1を保持
する。タイムチャート上ではその時間をh[sec]とし
ている。
【0097】アシスト判断フラグFlg_assistを変更した
ことに伴い、304において、エンジン動作点の移行を
アシストするように発生させるアシスト時目標モータト
ルクtTas[Nm]を算出する。ここで、アシスト時目標モ
ータトルクtTas[Nm]は、アシスト判断フラグFlg_assi
stが1である間保持されている。
【0098】305において、アシスト判断フラグFlg_
assistに基づいてアシスト時目標モータトルクtTas[N
m]と最適エンジン動作点におけるモータトルクtTm[N
m]を切り替え、目標モータトルクtTm′[Nm]を算出す
る。306において、移行すべき目標最適エンジン動作
点におけるスロットル開度を算出する。その結果、エン
ジン動作点は、破線で示す最適動作点におけるエンジン
回転数の推移に対して遅れδ(エンジン動作点の移行を
アシストしない場合と比較して小さい)をもって追従す
る。
【0099】発電量はアシスト時目標モータトルクを発
生させるため、その区間においては発電量を低減させる
が、その後、発電量を増加していく。また、SOCの推
移についても、アシスト時目標モータトルクを発生させ
るために電力を消費し、その区間においてはSOCが低
減するが、その後、SOCを増加させていく。
【0100】図17はアシストトルクを与えない場合の
発電量推移特性を示し、図18は本発明によるアシスト
トルクを与えた場合の発電量推移特性を示している。要
求発電量が同じように変化した場合、アシストトルクを
与えた方が要求発電量が変化した直後に一時的にモータ
トルクを低下させるため、最初は発電量が減少するが、
発電量が要求発電量に達するまでにかかる時間はアシス
トトルクを与えない場合と比べて短くなる。また、双方
の図において、斜線を施した部分の面積は、発電量が要
求発電量の変化に対して遅れるのを補うためにバッテリ
から流出する電力に相当しており、アシストトルクを与
えた方がその量を少なくできる。このため、発電量変化
の遅れに備えて確保しなければならない電力量が少なく
て済むので、バッテリの容量を小さくすることもでき
る。
【0101】さらに、図19は、エンジン燃料消費率マ
ップ上における両者のエンジン動作点の移行の仕方につ
いて比較したものであり、図中、○印と☆印は図17と
図18に示す所定時間毎のエンジン動作点に対応してい
る。これを見ると、アシストトルクを与えない場合(○
印)は、エンジン動作点は燃料消費率の比較的悪い領域
をゆっくりと移行する。それに対して、アシストトルク
を与えた場合(☆印)には、エンジン動作点の移行を素
速く完了し、燃料消費率の小さい最適エンジン動作点で
の運転を長く行なえるため、燃費の向上が図れる。
【0102】このようにして、本発明によれば、一時的
にエンジンに対して負荷となるモータトルクを低下さ
せ、負荷に対して余剰となったエンジントルクを用いて
エンジン動作点の移行を行うことにより、エンジン動作
点を高出力側に移行するためにかかる時間を短縮するこ
とができる。また、これに伴い、エンジン動作点移行中
における燃料消費率の大きなエンジン動作点での運転時
間を短縮でき、燃費が向上する。
【0103】さらに、素速く必要な発電量を供給するこ
とができるため、要求発電量変化に対する発電量変化の
遅れが原因でバッテリから賄っていた発電量不足分の電
力量を低減することができ、バッテリ容量を大容量化し
てしまう原因の一つを改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のハードウェア構成
を示すブロック図。
【図2】上記の実施の形態における車輌コントローラの
機能的構成を示すブロック図。
【図3】上記の実施の形態における車輌コントローラの
エンジン制御のメインルーチン。
【図4】上記のエンジン制御のメインフローにおける最
適エンジン動作点算出ルーチントのフローチャート。
【図5】上記のエンジン制御のメインフローにおけるア
シスト判断ルーチンのフローチャート。
【図6】上記のエンジン制御のメインフローにおける他
のアシスト判断ルーチンのフローチャート。
【図7】上記のエンジン制御のメインフローにおけるさ
らに他のアシスト判断ルーチンのフローチャート。
【図8】上記のエンジン制御のメインフローにおけるさ
らに他のアシスト判断ルーチンのフローチャート。
【図9】上記のエンジン制御のメインフローにおけるア
シスト時目標モータトルク算出ルーチンのフローチャー
ト。
【図10】上記のエンジン制御のメインフローにおける
他のアシスト時目標モータトルク算出ルーチンのフロー
チャート。
【図11】上記のエンジン制御のメインフローにおける
目標モータトルク算出ルーチンのフローチャート。
【図12】上記のエンジン制御のメインフローにおける
スロットル開度算出ルーチンのフローチャート。
【図13】シリーズハイブリッド車輌における各発電量
において1[kJ]の発電に必要とする燃料消費量の変化
を示すグラフ。
【図14】シリーズハイブリッド車輌におけるエンジン
動作点推移を示す特性図。
【図15】本発明の実施の形態におけるエンジン出力と
アシスト時モータトルクとの一次比例近似方法の説明
図。
【図16】本発明の実施の形態の動作特性を示すタイミ
ングチャート。
【図17】シリーズハイブリッド車輌におけるアシスト
トルクを用いない場合の発電電力量の推移特性を示すグ
ラフ。
【図18】本発明におけるアシストトルクを用いた場合
の発電電力量の推移特性を示すグラフ。
【図19】シリーズハイブリッド車輌における燃料消費
率マップ上におけるエンジン動作点の推移を示す説明
図。
【符号の説明】
1 モータA 3 エンジン 4 モータB 7 車輪 8 インバータ 9 インバータ 11 バッテリ 12 車輌コントローラ 13 エンジン動作点移行部 50 要求発電量算出部 61 最適エンジン動作点算出部 62 アシスト判断部 63 アシストトルク算出部 64 目標モータトルク算出部 65 スロットル開度算出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 伸孝 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 Fターム(参考) 3G093 AA07 AA16 BA15 BA19 DA01 DA06 DB05 DB09 DB15 DB19 EA02 EA03 EB09 FA07 5H115 PA12 PG04 PI13 PI21 PI22 PU09 PU10 PU26 QN02 QN08 RE13 TB01 TE02 TE03 TI02 TI10 TO21 TO23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの出力軸とモータ/ジェネレー
    タとを動力伝達機構を介して連動させ、エンジンを運転
    させることにより発電を行う発電手段と、電力を蓄電す
    る蓄電手段と、蓄電手段に蓄電されている電力により駆
    動用モータを回転駆動させ、車輌を走行させる車輌駆動
    手段とを持つハイブリッド車輌の制御装置において、 車輌運転状況又は前記蓄電手段に蓄電されている電力量
    に応じて必要とされる要求発電量を算出する要求発電量
    算出手段と、 前記要求発電量を最小の燃料消費量で賄うことができる
    最適エンジン動作点を算出する最適エンジン動作点算出
    手段と、 前記要求発電量の変化に伴い、停止時も含む現在のエン
    ジン動作点からより高出力側のエンジン動作点に前記最
    適エンジン動作点が移行したことを検出する動作点移行
    検出手段と、 現在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エンジン動
    作点との位置関係に応じて、前記エンジンと連動するモ
    ータ/ジェネレータによりエンジン動作点の移行をアシ
    ストするかどうか判断するアシスト判断手段と、 前記アシストするという判断をした際に、所定の期間前
    記エンジンと連動したモータ/ジェネレータにより所定
    のアシストトルクを前記エンジンに加えるエンジン動作
    点移行アシスト手段とを備えて成るハイブリッド車輌の
    制御装置。
  2. 【請求項2】 前記エンジン動作点移行アシスト手段
    は、前記アシストトルクを加える期間を、現在のエンジ
    ン動作点と移行すべき目標最適エンジン動作点における
    エンジン回転数との偏差に比例するように設定すること
    を特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車輌の制御
    装置。
  3. 【請求項3】 前記エンジン動作点移行アシスト手段
    は、前記アシストトルクを加える期間を、現在のエンジ
    ン動作点と移行すべき目標最適エンジン動作点とにおけ
    るエンジン出力の偏差に比例するように設定することを
    特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車輌の制御装
    置。
  4. 【請求項4】 前記エンジン動作点移行アシスト手段
    は、前記アシストトルクを加える期間を、エンジン回転
    数が所定の値に上昇するまでとすることを特徴とする請
    求項1に記載のハイブリッド車輌の制御装置。
  5. 【請求項5】 前記エンジン動作点移行アシスト手段
    は、エンジン動作点の移行をアシストするように前記モ
    ータ/ジェネレータに発生させるアシスト時目標モータ
    トルクを算出するアシスト時目標モータトルク算出手段
    と、前記アシストをするかどうかの判断に基づいて前記
    アシスト時目標モータトルクと発電時目標モータトルク
    とを切替え、目標モータトルクを算出する目標モータト
    ルク算出手段と、移行すべきエンジン動作点において発
    電に必要なエンジン出力を発生するためのスロットル開
    度を算出するスロットル開度算出手段とを有することを
    特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車輌の制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記アシスト時目標モータトルク算出手
    段は、現在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エン
    ジン動作点とにおけるエンジン回転数の偏差に比例する
    ように前記アシスト時目標モータトルクを算出すること
    を特徴とする請求項5に記載のハイブリッド車輌の制御
    装置。
  7. 【請求項7】 前記アシスト時目標モータトルク算出手
    段は、現在のエンジン動作点と移行すべき目標最適エン
    ジン動作点とにおけるエンジン出力の偏差に比例するよ
    うに前記アシスト時目標モータトルクを算出することを
    特徴とする請求項5に記載のハイブリッド車輌の制御装
    置。
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