JP2001238049A - 画像読取装置および画像読取方法 - Google Patents

画像読取装置および画像読取方法

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JP2001238049A JP2000046296A JP2000046296A JP2001238049A JP 2001238049 A JP2001238049 A JP 2001238049A JP 2000046296 A JP2000046296 A JP 2000046296A JP 2000046296 A JP2000046296 A JP 2000046296A JP 2001238049 A JP2001238049 A JP 2001238049A
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light
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Yukihiro Aikawa
行浩 相川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の画像読取装置では、ユーザ等が原稿読取
開始操作をしてから原稿の読取が開始されるまでの立上
がり時間が長いという課題があった。 【解決手段】照明ランプ4に点灯信号が与えられてか
ら、実際に照明ランプ4が所定の輝度で点灯するまでの
時間には、照明ランプ4の経年変化、照明ランプ4の動
作環境等によって、ばらつきがある。そこで、基準濃度
表示部20で反射される反射光をCCD9で受光し、そ
の受光量に基づいて照明ランプ4が点灯したか否かを判
別する。照明ランプ4が点灯したと判別すると、直ちに
原稿読取動作を開始する。 【効果】照明ランプ4が点灯していない状態で原稿の読
取動作が開始されることがなく、しかも、照明ランプ4
が点灯しているのに読取動作が開始されないという無駄
な待ち時間を省くことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ディジタル複写
機やディジタルファクシミリ装置に備えられている画像
読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のディジタル複写機やディジタルフ
ァクシミリに設けられた画像読取装置には、原稿を載置
する原稿台、原稿を照明する照明ランプ、照明ランプに
より照明された原稿からの反射光を受光して原稿画像を
電気信号として出力するCCD(受光素子)、原稿で反
射された光をCCDの受光面に結像させるためのレン
ズ、ならびに、原稿を端から順にCCDで読み取るよう
に、原稿とCCDおよびランプとの光学的位置関係を移
動させる走査機構が備えられている。
【0003】また、CCDは多数の受光素子が一列に配
列された構成になっており、受光素子ごとの受光感度の
ばらつきを補正するための光量補正機構が設けられたも
のも知られている。光量補正機構では、照明ランプが消
灯状態で、予め定める基準濃度原稿が読み取られて、受
光素子(1画素)ごとの黒基準電圧が測定される。次い
で、照明ランプが点灯された後、基準濃度原稿が読み取
られて、受光素子ごとの白基準電圧が測定される。そし
て黒基準電圧および白基準電圧を基にして、複数の受光
素子(各画素ごとの受光素子)の受光感度のばらつきが
補正される。
【0004】ところで、画像読取装置の照明ランプとし
ては、一般に、冷陰極の放電ランプが使用されるが、こ
の放電ランプの特性として、経年変化による性能劣化
や、低温や暗黒の環境下で点灯させずに長時間放置する
ことによる性能劣化によって、点灯信号が付与されてか
ら点灯するまで(放電ランプの輝度が所定の輝度になる
まで)の時間が長くなるという傾向がある。つまり、照
明ランプに点灯信号が与えられてから、実際に照明ラン
プが所定の輝度で点灯するまでの時間には、照明ランプ
の経年変化、照明ランプの動作環境等によって、ばらつ
きがある。このため、従来の画像読取装置では、照明ラ
ンプに点灯信号が与えられて後、一律に、十分な時間が
経過した後に、原稿読取が開始されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のような事情のた
め、従来の画像読取装置では、ユーザ等が原稿読取開始
操作をしてから原稿の読取が開始されるまでに時間を要
していた。このため、迅速に原稿画像を読み取り、コピ
ーを行ったり、ファクシミリ送信を行うことができず、
立上がり時間が長くかかるという課題があった。この発
明は、かかる課題を解決するためになされたもので、動
作開始信号を与えてから原稿の読取が開始されるまでの
時間が短縮された画像読取装置および画像読取方法を提
供することである。
【0006】この発明は、また、画像読取開始までの立
上がり時間が短い画像読取装置および画像読取方法を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するため、この発明は次のような構成を有して
いる。請求項1記載の発明は、照明ランプにより原稿載
置位置に載置された原稿に光を照射し、その反射光を受
光素子で受光し、原稿画像に対応する電気信号を得る画
像読取装置であって、原稿読取位置に関連して設けられ
た基準濃度表示部、原稿の読取を開始する前に、照明ラ
ンプに点灯信号を与え、基準濃度表示部で反射される反
射光を受光素子で受光し、その受光量に基づいて、照明
ランプが所定の輝度で点灯したか否かを判別する手段、
および判別手段が照明ランプの点灯を判別したことに応
答して、原稿読取動作を開始させる制御手段、を含むこ
とを特徴とする画像読取装置である。
【0008】請求項2記載の発明は、前記判別手段が所
定時間の間照明ランプの点灯を判別しない場合、照明ラ
ンプに消灯信号を与えた後、再度点灯信号を与え、照明
ランプが点灯したか否かを判別手段により再度判別させ
る点灯確認処理手段、を含むことを特徴とする請求項1
記載の画像読取装置である。請求項3記載の発明は、前
記点灯確認処理手段により所定回数の点灯確認処理がさ
れても、判別手段が照明ランプの点灯を判別しないこと
に応答して、照明ランプの異常を報知する手段、を含む
ことを特徴とする請求項2記載の画像読取装置である。
【0009】請求項4記載の発明は、照明ランプに点灯
信号が与えられる前に、受光素子に基準濃度表示部に基
づく黒基準データを読み取らせ、判別手段が照明ランプ
の点灯を判別したことに応答して、受光素子に基準濃度
表示部に基づく白基準データを読み取らせ、読み取られ
た黒基準データおよび白基準データによって受光素子の
光量補正を行う光量補正手段、を含むことを特徴とする
請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読取装置であ
る。
【0010】請求項5記載の発明は、照明ランプにより
原稿を照明し、その反射光を受光素子で受光することに
よって原稿を読取る画像読取方法であって、原稿読取位
置に関連して基準濃度表示部を設け、照明ランプに点灯
信号が与えられる前に、受光素子によって基準濃度表示
部に基づく黒基準データを読取り、原稿の読取を開始す
る前に、照明ランプに点灯信号を与え、基準濃度表示部
で反射される反射光を受光素子で受光して、その受光量
に基づいて照明ランプが所定の輝度で点灯したか否かを
判別し、照明ランプの点灯を判別したことに応答して、
受光素子によって基準濃度表示部に基づく白基準データ
を読取り、読取った黒基準データおよび白基準データに
よって受光素子の光量補正を行い、受光素子による原稿
読取動作を行うことを特徴とする画像読取方法である。
【0011】請求項1の発明によれば、基準濃度表示部
で反射される反射光を受光素子で受光し、その受光量に
基づいて照明ランプが点灯したか否かが判別される。そ
して判別手段が照明ランプが点灯したと判別すると、直
ちに原稿読取動作が開始される。よって、照明ランプが
点灯していない状態で原稿の読取動作が開始されること
がない。その反面、照明ランプが確実に点灯するまで、
長時間待つ必要がない。つまり、原稿読取の開始の都
度、判別手段により照明ランプが点灯したか否かが判別
されるから、照明ランプが実際に点灯するまでに必要な
時間だけを待てばよく、無駄な待ち時間を省くことがで
きる。
【0012】さらに、照明ランプが点灯したか否かの判
別は、受光素子の受光量に基づいて行われるから、照明
ランプの点灯を検知するために特別の素子を設ける必要
がない。請求項2の発明では、照明ランプに点灯信号を
与えてから所定時間経っても照明ランプが点灯しない場
合は、照明ランプに与える信号をオフしてから再度照明
ランプに点灯信号を与える。照明ランプは、一旦消した
後の方が点灯しやすいという特性がある。よって、この
制御より、照明ランプが点灯しやすく、また、制御装置
の軽微なプログラム異常等によって照明ランプが点灯し
ないという不具合を回避することができる。
【0013】請求項3の発明では、複数回点灯確認処理
を行っても、照明ランプが点灯しない場合は、制御手段
の制御異常ではなく照明ランプの異常であることが多い
から、それが速やかに報知される。また、この場合は、
当然、画像読取処理は実行されない。請求項4の発明で
は、従来技術でも行われていた受光素子ごとの受光感度
のばらつきを補正するに際し、照明ランプが所定の輝度
で点灯後に受光感度補正処理が行われるから、正しく受
光感度が補正された受光素子により、その後の原稿読取
を性格に行うことができる。
【0014】請求項5の発明によれば、上記各作用効果
を実現する原稿読取方法を提供できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下には、図面を参照して、この
発明の一実施形態について具体的に説明をする。図1
は、この発明の一実施形態にかかる画像読取装置の構成
を示す概略的な断面図である。画像読取装置1は、四角
い箱状のケーシング2を有する。ケーシング2の上面に
は原稿載置面としてのコンタクトガラス3が嵌め込まれ
ている。コンタクトガラス3上に載置された原稿を下方
から照明してその反射光を読取るために、ケーシング2
内には、照明ランプ4、反射鏡5,6,7、レンズ8お
よび受光素子としてのCCD9が備えられている。照明
ランプ4の光は、コンタクトガラス3上の原稿を照射
し、原稿で反射された光は反射鏡5,6,7で反射さ
れ、レンズ8を通ってCCD9上に集束される。このよ
うに照明ランプ4、反射鏡5,6,7およびレンズ8に
よって光学系101が構成されている。この光学系10
1は、一点鎖線で示すように、右方向へ移動可能であ
る。この移動により、コンタクトガラス3上に載置され
た原稿が、その一端から他端まで順に読取られる。光学
系101の移動時には、原稿で反射された光がレンズ8
に入るまでの光路長と、レンズ8からCCD9までの光
路長とが常に一定になるように、反射鏡6,7が左右方
向に平行移動される。
【0016】画像読取装置1には、さらに、ケーシング
2の上に、自動原稿搬送装置10が備えられている。自
動原稿搬送装置10には、原稿をセットするためのセッ
トトレイ11と、読取られた原稿が排出される排出トレ
イ12とが含まれている。排出トレイ12は、コンタク
トガラス3上に載置された原稿を覆う原稿カバーとして
も機能する。セットトレイ11にセットされた原稿は、
繰り出しローラ13および捌きローラ14により1枚ず
つ送り出され、搬送ローラ対15により搬送され、排出
ローラ対16により排出トレイ12へ排出される。そし
て原稿読取位置17を通過する際に、照明ランプ4で原
稿が照明されて、その反射光がCCD9へ与えられる。
自動原稿搬送装置10が使用される場合には、照明ラン
プ4、反射鏡5,6,7およびレンズ8を含む光学系1
01は所定位置に停止された状態で、原稿が搬送される
ことによって、原稿の読取が行われる。
【0017】このように、画像読取装置1では、コンタ
クトガラス3上に原稿が載置されて、光学系101が移
動することによって原稿が読取られるとともに、自動原
稿搬送装置10によって原稿を搬送し、その搬送される
原稿を位置固定された光学系101により読取ることが
できるようになっている。図2は、図1の部分拡大図で
あり、基準濃度表示部の配置位置を説明するための図で
ある。図2において、コンタクトガラス3の左端部には
載置する原稿の一辺を揃えるための位置決め部材18が
備えられている。この位置決め部材18の下側には、コ
ンタクトガラス3を通して照明ランプ4の光が照射可能
な基準濃度表示板20が備えられている。基準濃度表示
板20は、その表面(下面)が白色で、後述するよう
に、CCDに含まれる多数の受光素子の受光感度のばら
つきを補正するために用いられる部材である。
【0018】基準濃度表示板20は、上述の原稿載置位
置に隣接して設けられた位置決め部材8の下面に配置す
る構成に代えて、あるいはかかる構成に加えて、自動原
稿搬送装置10に備えられた原稿読取位置決め板21の
下面に、基準濃度表示板20′が備えられた構成として
もよい。図2におけるその他の構成は、図1において既
に説明したので、対応する部分には対応の番号を付し、
ここでの説明は省略する。
【0019】図3は、この実施形態にかかる画像読取装
置1の電気的な制御回路の構成を示すブロック図であ
る。画像読取装置の制御は、CPU30により行われ
る。すなわち、CPU30により照明ランプ4の点灯お
よび消灯が制御される。また、照明ランプ4、反射鏡
5,6,7およびレンズ8という光学系の移動機構31
が制御される。また、CPU30によってCCD9の動
作が制御される。CCD9により原稿画像データは電気
信号に変換され、その信号は画像処理部32へ与えられ
る。画像処理部32もCPU30の制御下に置かれてい
る。画像処理部32により処理された信号、特に後述す
る黒基準データおよび白基準データは、CPU30へ与
えられる。さらに、CPU30は、照明ランプ4の異常
等を判別したことにより、異常報知器33に信号を与え
る。異常報知器33は、たとえば異常表示ランプでもよ
いし、異常表示音発生器でもよい。
【0020】図4は、図3に示す制御回路の制御動作を
示すフローチャートである。次に、図4の流れに従っ
て、この実施形態にかかる画像読取装置1の動作につい
て説明をする。画像読取装置1に対して読取開始信号が
与えられると制御がスタートする。画像読取装置1がデ
ィジタル複写機に組み込まれた読取装置の場合、コピー
開始信号が与えられることにより、また、画像読取装置
1がディジタルファクシミリに組み込まれた読取装置の
場合は、たとえば送信スタートスイッチが押されること
により、制御動作がスタートする。
【0021】制御動作がスタートすると、まず、光学系
101は基準濃度表示板20の照明位置に移動される
(ステップS1)。そして照明ランプ4が消灯した状態
で、基準濃度表示板20が読取られて、これが黒基準デ
ータとされる(ステップS2)。次いで照明ランプ4の
点灯回数を計数するカウンタLおよび時間の経過をカウ
ントするカウンタNが、共に、「0」にイニシャライズ
される(ステップS3)。
【0022】そして照明ランプ4に対して点灯信号が与
えられ、同時にカウンタLが「+1」される(ステップ
S4)。その後50ミリ秒経過するのを待ち、50ミリ
秒経過と同時にカウンタNが「+1」される(ステップ
S5)。照明ランプ4に点灯信号が与えられて50ミリ
秒経過した段階で、照明ランプ4が点灯しているか否か
の判別がされる(ステップS6)。この判別は、照明ラ
ンプ4により照明される基準濃度表示板20で反射され
た光がCCD9で受光され、その信号は画像処理部32
へ与えられるから、画像処理部32で処理された受光量
に基づいて、照明ランプ4が点灯しているか否かの判別
がされる。具体的には、照明ランプ4が所定の輝度に点
灯している場合には、画像処理部32で処理される受光
量が所定の電圧に達するわけである。従って、画像処理
部32で処理された受光量(電圧)の平均値により、照
明ランプ4が所定の輝度で点灯しているか否かの判断が
行われる。
【0023】照明ランプ4が点灯している場合には、C
CD9により受光され画像処理部32で処理された電気
信号が白基準データとして読取られる(ステップS
7)。そして光学系移動機構31により照明ランプ4そ
の他の光学系101が原稿先端へ移動され(ステップS
8)、原稿先端から後端方向へと原稿は順次照明され、
その反射光によって原稿画像がCCD9で読取られる
(ステップS9)。そして原稿の後端まで照明走査され
ることにより、光学系101はホームポジションに戻さ
れる(ステップS11)。これにより1枚の原稿の読取
が終了し、多数枚の原稿を読取る際にはこの動作が繰返
される。
【0024】なお、自動原稿搬送装置10が使用される
場合には、照明ランプ4は原稿読取位置17を照明する
位置に停止された状態にされる。ステップS6で、照明
ランプ4が点灯していないと判別された場合には、カウ
ンタNが「16」か否かの判別がされ(ステップS1
2)、カウンタNが「16」に達していなければ、ステ
ップS5からの処理が繰返される。すなわち、50ミリ
秒ごとに照明ランプが点灯しているか否かの判別がさ
れ、800ミリ秒が経過するまでの間に照明ランプ4が
点灯していれば、ステップS7からの処理に進む。
【0025】800ミリ秒が経過しても、照明ランプ4
が点灯していないと判別された場合には、照明ランプ4
に対して消灯信号が与えられ(ステップS13)、照明
ランプ4に点灯信号が与えられた回数が「3」に達して
いなければ(ステップS14でNO)、100ミリ秒経
過後に(ステップS15)、ステップS4からの処理が
繰返される。すなわち、800ミリ秒経過しても照明ラ
ンプ4が点灯しない場合は、一旦照明ランプ4に消灯信
号を与えた後、100ミリ秒経過してから再び照明ラン
プ4に点灯信号を与えて、照明ランプ4が点灯するか否
かの判別がされる。
【0026】かかる処理により、照明ランプ4が点灯し
やすく、しかも制御回路の軽微な不良等により照明ラン
プが点灯しなくても、直ちに異常処理がされず、実用に
即した使いやすい画像読取装置とすることができる。ス
テップS14において、照明ランプ4に対して3度目の
点灯信号を与えても、照明ランプ4が正常に点灯しない
場合には、照明ランプ4の異常と判断されて、たとえば
表示器等によって異常表示がされ、原稿の読取動作が中
止される(ステップS16)。
【0027】上述の実施例では、黒基準データが読取ら
れるとともに、照明ランプ4が点灯していると判別され
た場合には、白基準データが読取られ、それら黒基準デ
ータおよび白基準データによって画像処理部32で処理
された画像データに対して受光素子の受光感度ばらつき
補正等が行われる構成を示した。しかし、かかる黒基準
データおよび白基準データを必ずしも読取る必要はな
く、照明ランプ4が点灯したことが判別されると、直ち
に原稿画像の読取処理に進むような構成であってもよ
い。
【0028】要は、この発明では、照明ランプが点灯し
たか否かを判別し、点灯したときには直ちに原稿読取動
作に移ることにより、原稿読取時の立上がり時間を短く
するとともに、照明ランプ4が点灯していない状態で原
稿読取動作が行われるのを防止することが狙いである。
この発明は以上説明した実施例に限定されるものではな
く、請求項記載の範囲内において種々の変更が可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態にかかる画像読取装置の
構成を示す概略的な断面図である。
【図2】図1の部分拡大図であり、基準濃度表示部の配
置位置を説明するための図である。
【図3】この実施形態にかかる画像読取装置の電気的な
制御回路の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示す制御回路の制御動作を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 画像読取装置 3 コンタクトガラス 4 照明ランプ 9 CCD 17 原稿読取位置 20,20′ 基準濃度表示板 30 CPU 33 異常報知器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 1/04 103E Fターム(参考) 2H109 AA02 AB61 5B047 AA01 BB02 BC11 CA01 CA02 CB04 DC01 5C051 AA01 DB01 DB28 DE01 EA00 5C072 AA01 BA03 CA04 CA17 CA20 EA05 FB13 FB15 FB18 RA16 RA20

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】照明ランプにより原稿載置位置に載置され
    た原稿に光を照射し、その反射光を受光素子で受光し、
    原稿画像に対応する電気信号を得る画像読取装置であっ
    て、 原稿読取位置に関連して設けられた基準濃度表示部、 原稿の読取を開始する前に、照明ランプに点灯信号を与
    え、基準濃度表示部で反射される反射光を受光素子で受
    光し、その受光量に基づいて、照明ランプが所定の輝度
    で点灯したか否かを判別する手段、および判別手段が照
    明ランプの点灯を判別したことに応答して、原稿読取動
    作を開始させる制御手段、を含むことを特徴とする画像
    読取装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段が所定時間の間照明ランプの
    点灯を判別しない場合、照明ランプに消灯信号を与えた
    後、再度点灯信号を与え、照明ランプが点灯したか否か
    を判別手段により再度判別させる点灯確認処理手段、を
    含むことを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】前記点灯確認処理手段により所定回数の点
    灯確認処理がされても、判別手段が照明ランプの点灯を
    判別しないことに応答して、照明ランプの異常を報知す
    る手段、を含むことを特徴とする請求項2記載の画像読
    取装置。
  4. 【請求項4】照明ランプに点灯信号が与えられる前に、
    受光素子に基準濃度表示部に基づく黒基準データを読み
    取らせ、 判別手段が照明ランプの点灯を判別したことに応答し
    て、受光素子に基準濃度表示部に基づく白基準データを
    読み取らせ、 読み取られた黒基準データおよび白基準データによって
    受光素子の光量補正を行う光量補正手段、を含むことを
    特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の画像読
    取装置。
  5. 【請求項5】照明ランプにより原稿を照明し、その反射
    光を受光素子で受光することによって原稿を読取る画像
    読取方法であって、 原稿読取位置に関連して基準濃度表示部を設け、 照明ランプに点灯信号が与えられる前に、受光素子によ
    って基準濃度表示部に基づく黒基準データを読取り、 原稿の読取を開始する前に、照明ランプに点灯信号を与
    え、基準濃度表示部で反射される反射光を受光素子で受
    光して、その受光量に基づいて照明ランプが所定の輝度
    で点灯したか否かを判別し、 照明ランプの点灯を判別したことに応答して、受光素子
    によって基準濃度表示部に基づく白基準データを読取
    り、 読取った黒基準データおよび白基準データによって受光
    素子の光量補正を行い、 受光素子による原稿読取動作を行うことを特徴とする画
    像読取方法。
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