JP2001236210A - クライアントサーバモデルの機能管理システム - Google Patents

クライアントサーバモデルの機能管理システム

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JP2001236210A
JP2001236210A JP2000045277A JP2000045277A JP2001236210A JP 2001236210 A JP2001236210 A JP 2001236210A JP 2000045277 A JP2000045277 A JP 2000045277A JP 2000045277 A JP2000045277 A JP 2000045277A JP 2001236210 A JP2001236210 A JP 2001236210A
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JP2000045277A
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Shigeo Miki
茂生 三木
Hiroshi Nagai
博 永井
Tomoyasu Suzuki
友泰 鈴木
Shugo Shiba
修吾 芝
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クライアントサーバモデルにおいて、連携し
て動作するソフトウェアの機能を自動的に追加、更新、
削除できるようにする。 【解決手段】 サーバ部100は、追加する機能の構成
単位となる機能構成要素110A,B,…を保持する。
この機能構成要素110A,B,…は、クライアント構
成要素とサーバ部100に配置されるサーバファイルを
有し、クライアント構成要素は、機能の追加、更新時、
サーバ制御部120によりクライアント部200に転送
される。サーバ制御部120は、機能の追加、更新、削
除の指示があったとき、機能追加通知、機能削除通知を
クライアント部200に転送し、最新構成要素情報テー
ブル121等に機能の追加、更新、削除に関する情報を
登録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クライアント部と
サーバ部とが連携して動作する機能を自動的に変更する
クライアントサーバモデルの機能管理システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ソフトウェアの機能を自動的
に追加するような機能管理システムが開示されている
(特開平08−149208号公報等参照)。
【0003】図2は、かかる従来の機能管理システムの
構成を示すブロック図である。この従来の機能管理シス
テムでは、そして、処理対象の状態を複数の属性値の組
合せで表示し、表示する予め定められた属性を観察し、
該属性値が自機能部品の起動条件に一致したときは、自
機能部品に定められた機能を実行する複数の機能部品が
備えられている。また各機能部品は、4種類の機能部品
に分類できるように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
の機能管理システムでは、いずれも単体で動作するソフ
トウェアを対象としたものであり、クライアントサーバ
モデルのように複数の装置間で連携して動作するような
ソフトウェアの機能を自動的に追加等することはできな
い。
【0005】従って、複数の装置間で連携して動作する
ようなクライアントサーバモデルにおいても、ソフトウ
ェアの機能を自動的に追加等できるような構成が必要と
なってくる。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明はこの課題を解決
するため、次の構成を採用する。 〈構成1〉請求項1の発明にかかるクライアントサーバ
モデルの機能管理システムは、クライアント部と当該ク
ライアント部を管理するサーバ部とが連携して動作する
機能を管理するクライアントサーバモデルの機能管理シ
ステムにおいて、前記サーバ部は、当該機能をクライア
ント部側でサーバ部と連携して実行するためのクライア
ントファイルと当該機能に関する情報とからなるクライ
アント構成要素、サーバ部側でクライアント部と連携し
て実行するためのサーバファイルを機能構成要素として
機能単位で保持するとともに、保持されている機能構成
要素の変更に関する情報を登録するための管理テーブル
と、機能の変更に応じて機能構成要素を変更し、管理テ
ーブルに機能構成要素の変更に関する情報を登録する機
能管理手段と、を備え、前記サーバ部と連携して動作す
るクライアント部は、機能の変更に応じてクライアント
構成要素を変更するように構成されている。
【0007】〈構成2〉請求項2の発明にかかるクライ
アントサーバモデルの機能管理システムでは、前記サー
バ部の機能管理手段が、機能の変更として、機能を追
加、更新するときは、追加、更新の対象となる機能構成
要素からクライアント構成要素を取り出して、当該クラ
イアント構成要素を機能追加通知とともに、連携して動
作するクライアント部に転送し、機能を削除するとき
は、連携して動作しているクライアント部に機能削除通
知を転送し、機能追加通知、機能削除通知を転送すると
き、及び機能追加通知、機能削除通知に応じてクライア
ント部から処理完了通知が送信されたとき、管理テーブ
ルに機能の追加、更新、削除に関する情報を登録するよ
うに構成され、前記クライアント部が、サーバ部から機
能追加通知を受信したとき、機能追加通知とともに受信
したクライアント構成要素と同じものが当該クライアン
ト部にないときは、受信したクライアント構成要素を追
加し、同じものがあるときは、過去に受信したクライア
ント構成要素を新しく受信したものに更新し、サーバ部
から転送された機能削除通知を受信したとき、当該クラ
イアント構成要素を削除し、クライアント構成要素の追
加、更新、削除が完了したことを処理完了通知としてサ
ーバ部に転送するように構成されている。
【0008】〈構成3〉請求項3の発明にかかるクライ
アントサーバモデルの機能管理システムでは、前記サー
バ部の管理テーブルが、機能追加が行われた機能構成要
素に関する情報を保持する最新構成要素情報テーブル
と、現在稼働しているクライアント部に関する情報を保
持する稼働クライアント情報テーブルと、機能構成要素
が更新されたときに、更新される前の機能構成要素に関
する情報を保持する更新構成要素情報テーブルと、削除
すべき機能構成要素に関する情報を保持する削除構成要
素情報テーブルと、を備えている。
【0009】〈構成4〉請求項4の発明にかかるクライ
アントサーバモデルの機能管理システムでは、前記サー
バ部の機能管理手段が、追加すべき機能の機能構成要素
がサーバ部に配置されたとき、稼働クライアント情報テ
ーブルに登録されている現在稼働中のクライアント部を
検索し、検索された現在稼働中のクライアント部の中か
ら、追加する機能を実行するクライアント部を最新構成
要素情報テーブルに登録し、当該クライアント部に機能
追加通知を転送し、当該クライアント部から処理完了通
知が転送されたときは、更新構成要素情報テーブルに当
該クライアント部を登録するように構成されている。
【0010】〈構成5〉請求項5の発明にかかるクライ
アントサーバモデルの機能管理システムでは、前記サー
バ部の機能管理手段が、更新された機能構成要素がサー
バ部に配置されたとき、最新構成要素情報テーブルに保
持されている該当情報を更新し、稼働クライアント情報
テーブルに登録されているクライアント部に当該クライ
アント部に機能追加通知を転送し、当該クライアント部
から処理完了通知が転送されたときは、更新構成要素情
報テーブルに登録されている情報を更新するように構成
されている。
【0011】〈構成6〉請求項6の発明にかかるクライ
アントサーバモデルの機能管理システムでは、前記サー
バ部の機能管理手段が、機能を削除するときは、最新構
成要素情報テーブルに保持されている該当情報を削除
し、削除構成要素情報テーブルに削除する機能構成要素
に関する情報を登録してクライアント部に機能削除通知
を転送し、当該機能削除通知に応じてクライアント部か
ら処理完了通知が転送されたとき、削除構成要素情報テ
ーブルから該当情報を削除するように構成されている。
【0012】〈構成7〉請求項7の発明にかかるクライ
アントサーバモデルの機能管理システムでは、前記サー
バ部の機能管理手段が、起動したクライアント部から起
動通知を受信したとき、稼働クライアント情報テーブル
に当該クライアント部の情報を登録し、最新構成要素情
報テーブル及び更新構成要素情報テーブルの情報を更新
し、前記クライアント部が、起動したときに起動通知を
サーバ部に転送し、当該起動通知に応じてサーバ部から
イベントが転送されたとき、当該イベントの種別を判別
してクライアント構成要素の追加、更新、削除を実行し
て処理完了通知をサーバ部に転送するように構成されて
いる。
【0013】〈構成8〉請求項8の発明にかかるクライ
アントサーバモデルの機能管理システムでは、前記サー
バ部の機能管理手段が、稼働停止するクライアント部か
ら終了通知を受信したとき、稼働クライアント情報テー
ブル及び更新構成要素情報テーブルから当該クライアン
ト部の情報を削除するように構成され、前記クライアン
ト部が、稼働を停止するとき、終了通知をサーバ部に転
送するように構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉具体例1は、クライアント部とサーバ部が
連携して動作する機能を自動的に追加できるようにした
ものである。
【0015】図1は、具体例1の構成を示すブロック図
である。クライアントサーバモデルは、複数のコンピュ
ータを通信回線を介して接続することにより構成され、
このクライアントサーバモデルのサーバ側のソフトウェ
アとなるサーバ部100と、クライアント側のソフトウ
ェアとなるクライアント部200との間で情報が送受信
される。
【0016】サーバ部100は、機能構成要素110
(A,B,…)と、最新構成要素情報テーブル121、
稼働クライアント情報テーブル122、更新構成要素情
報テーブル123、削除構成要素情報テーブル124及
びサーバ制御部120を有している。これらのテーブル
121〜124は、サーバ部100に保持されている機
能構成要素110の追加、更新、削除に関する情報を登
録するための管理テーブルであり、その内容は後述す
る。
【0017】このサーバ制御部120は、各機能構成要
素110、クライアント部200の稼働状態を管理し、
機能構成要素110の追加、更新、削除を行うときは、
テーブル121〜124にこれらの情報を登録する機能
管理手段である。
【0018】このサーバ制御部120は、さらに各クラ
イアント部200に対してクライアント構成要素111
を含めた機能追加通知を送信する機能と、機能削除通知
を送信する機能と、起動処理完了通知を送信する機能
と、各クライアント部200から送信された起動通知、
終了通知、機能追加完了通知、機能削除完了通知を受信
する機能を有している。
【0019】次に、サーバ部100が有している機能構
成要素110の構成について説明する。図3は、その機
能構成要素110の構成を示すブロック図である。機能
構成要素110は、クライアント構成要素111とサー
バファイル114とを備えて構成されている。
【0020】また、クライアント構成要素111は、シ
ナリオ情報112と、クライアント部200の追加機能
となるクライアントファイル113と、を備えている。
このシナリオ情報112には、機能構成要素110に関
する情報が保持されている。
【0021】図4は、シナリオ情報112の説明図であ
る。この図4に示すように、シナリオ情報112には、
「機能構成要素の識別子」、「クライアントファイ
ル」、「サーバファイル」、「版番号」の欄があり、こ
れらの欄に各機能構成要素110固有の情報がそれぞれ
登録される。
【0022】この「機能構成要素の識別子」には、複数
の機能構成要素110を識別するために各機能構成要素
110に対してユニークに割り当てられた値が登録され
る。各クライアント構成要素111もシナリオ情報に登
録された識別子によって識別される。
【0023】図5は、最新構成要素情報テーブル121
の説明図である。図5に示すように、最新構成要素情報
テーブル121は、機能追加が行われた機能構成要素1
10に関する情報を保持するテーブルであり、最新構成
要素情報テーブル121には、追加された機能構成要素
110の識別子が登録される「機能構成要素の識別子」
の欄と、その「版番号」の欄と、機能追加が行われたク
ライアント部200の識別子が登録される「追加済みの
クライアント部」の欄と、がある。
【0024】図6は、稼動クライアント情報テーブル1
22の説明図である。稼動クライアント情報テーブル1
22は、現在稼働しているクライアント部200に関す
る情報を保持するためのテーブルであり、稼動クライア
ント情報テーブル122には、起動中のクライアント部
200の識別子が登録される「起動中のクライアント
部」の欄がある。
【0025】図7は、更新構成要素情報テーブル123
の説明図である。更新構成要素情報テーブル123は、
機能構成要素110が更新されたときに、更新される前
の機能構成要素110に関する情報を保持するためのテ
ーブルであり、更新構成要素情報テーブル123には、
その機能構成要素110の情報として、更新すべき機能
構成要素110の識別子が登録される「機能構成要素の
識別子」の欄と、その「版番号」の欄と、使用中のクラ
イアント部200の識別子が登録される「使用クライア
ント部」の欄と、がある。
【0026】図8は、削除構成要素情報テーブル124
の説明図である。削除構成要素情報テーブル124は、
削除すべき機能構成要素110に関する情報を保持する
ためのテーブルであり、削除構成要素情報テーブル12
4には、削除すべき機能構成要素110の識別子が登録
される「機能構成要素の識別子」の欄と、使用中のクラ
イアント部200の識別子と、が登録される「使用クラ
イアント部」の欄と、がある。
【0027】クライアント部200は、サーバ部100
からクライアント構成要素111が転送されたとき、こ
のクライアント構成要素111を保持する。クライアン
ト部200は複数存在し、各クライアント部200は、
他のクライアント部200と識別するためにユニークな
値が割り当てられた識別子を保持する。
【0028】また、クライアント部200は、クライア
ント構成要素111の機能を自動的に機能追加を行う機
能と、サーバ部100に対し、起動通知、終了通知、機
能追加完了通知、機能削除完了通知を送信する機能と、
サーバ部100から送信された機能追加通知、機能削除
通知、起動処理完了通知を受信する機能を有している。
【0029】〈動作〉具体例1では、機能構成要素11
0を新規に追加する動作について説明する。機能構成要
素110を新規に追加するときは、サーバ部100の指
定された個所に機能構成要素110を配置し、サーバ部
100のヒューマンマシンインタフェースを利用してユ
ーザがサーバ部100に機能追加の実行を指示すること
により開始する。
【0030】サーバ部100のサーバ制御部120はこ
の指示に基づいて機能の追加を実行する。図9は、機能
の追加を実行するサーバ制御部120の動作(1)を示
すフローチャートである。
【0031】ステップ(図中、ステップを「S」と記
す。)1では、追加する機能構成要素110にシナリオ
情報112が含まれているか否かを判定する。追加する
機能構成要素110にシナリオ情報112が含まれてい
ないときは、機能構成要素110を追加することはでき
ないと判断してこの処理を終了する。
【0032】また、追加する機能構成要素110にシナ
リオ情報112が含まれているときは、ステップ2に進
む。ステップ2では、シナリオ情報112に、機能構成
要素の識別子、クライアントファイル名及びサーバファ
イル名が記され、そして、実際にこのクライアントファ
イル113とサーバファイル114が存在するか否かを
判定する。
【0033】機能構成要素の識別子、クライアントファ
イル名又はサーバファイル名が記されていないとき、あ
るいは実際にこれらのファイルが存在しないときは機能
構成要素110を追加することはできないと判断してこ
の処理を終了する。
【0034】また、図2に示すように、シナリオ情報1
12に、機能構成要素110Aの識別子Aが記され、ク
ライアントファイル名funcA-1.class funcA-2.class及
びサーバファイルfdscが記され、実際にこれらのファイ
ルも存在しているときは、ステップ3に進む。
【0035】ステップ3では、最新構成要素情報テーブ
ル121の「機能構成要素の識別子」の中に、追加する
機能構成要素110の識別子と同じ識別子が有るか否か
を判定する。例えば、機能構成要素110Aの機能追加
が指示されたときは、図5に示す最新構成要素情報テー
ブル121の「機能構成要素の識別子」に機能構成要素
110Aの識別子Aが登録されているので、機能構成要
素110Aの更新が指示されたことになり、機能構成要
素110Dの機能追加が指示されたときは、「機能構成
要素の識別子」に機能構成要素110Dの識別子Dは登
録されていないので、機能構成要素110Dの追加が指
示されたことになる。
【0036】機能の更新が指示されたときは、ステップ
8に進む。この処理については、具体例2において、説
明する。また、機能の追加が指示されたときは、ステッ
プ4に進む。
【0037】ステップ4では、追加する機能構成要素1
10に含まれているシナリオ情報112の「版番号」の
値を1に設定する。ステップ5では、最新構成要素情報
テーブル121に対し、追加する機能構成要素110の
情報を登録する。この際、最新構成要素情報テーブル1
21の「追加済みのクライアント部」には、この値を設
定しないようにしておく。
【0038】ステップ6では、追加された機能構成要素
110に含まれているサーバファイル114の機能を実
行可能にする。ステップ7では、稼動クライアント情報
テーブル122に登録されている起動中のクライアント
部200に対して、機能追加通知を転送する。
【0039】例えば、図6に示す稼働クライアント情報
テーブル122の「起動中のクライアント部」には、ク
ライアント部200の識別子client1〜4が登録されてい
るので、これらの中から連携して動作するクライアント
部200を選択し、機能追加通知を転送する。この機能
追加通知には、追加する機能構成要素110を含めてお
く。
【0040】次にクライアント部200がクライアント
構成要素111を取得したときのクライアント部200
の処理について説明する。図10は、クライアント部2
00の動作(1)を示すフローチャートである。
【0041】ステップ21では、サーバ部100からク
ライアント構成要素111を取得する。ステップ22で
は、過去に受信したクライアント構成要素111のシナ
リオ情報112の中に、受信したクライアント構成要素
111と識別子の値が同じものがあるか否かを判定す
る。
【0042】例えば、取得したクライアント構成要素1
11のシナリオ情報112に、図4に示すような機能構
成要素110Aの識別子Aの値が登録されているとき
は、機能構成要素110Aのクライアント構成要素11
1は過去に受信したものであり、機能構成要素110A
の機能の更新と判定される。このときの処理については
具体例2において説明する。また、シナリオ情報112
に同じ識別子が登録されていないときは、新規追加と判
定し、ステップ23に進む。
【0043】ステップ23では、ヒューマンマシンイン
タフェースを使用して、新しいクライアント構成要素1
11を受信したことをユーザに通知する。ステップ24
では、追加されたクライアント構成要素111に含まれ
るクライアントファイル113の機能を実行可能にす
る。
【0044】ステップ25では、追加完了通知をサーバ
制御部120に通知する。この追加完了通知には、送信
するクライアント部200の識別子と、追加したクライ
アント構成要素111の識別子と版番号の値を指定す
る。サーバ制御部120はクライアント部200から追
加完了通知を受信して動作を開始する。
【0045】図11は、このときのサーバ制御部120
の動作(2)を示すフローチャートである。ステップ3
1では、クライアント部200から追加完了通知を受信
する。
【0046】ステップ32では、最新構成要素情報テー
ブル121に登録されている機能構成要素110の中
に、追加完了通知に指定されたクライアント構成要素1
11のシナリオ情報112に登録されている識別子及び
版番号の値が一致するものがあるか否かを判定する。
【0047】例えば、図4に示すシナリオ情報112で
は、「機能構成要素の識別子」がAであり、図5に示す
最新構成要素情報テーブル121には、この識別子Aが
登録されている。
【0048】このように最新構成要素情報テーブル12
1に登録されている機能構成要素110の中に、シナリ
オ情報112に登録されている識別子及び版番号の値が
一致するものがあるときは、ステップ33に進み、最新
構成要素情報テーブル121の「追加済みのクライアン
ト部」に、追加完了通知に指定されたクライアント部2
00の識別子を追加してからステップ34に進み、ない
ときは、ステップ34にそのまま進む。
【0049】ステップ34では、次に、更新構成要素情
報テーブル123を検索する。ステップ35では、更新
構成要素情報テーブル123に登録されている機能構成
要素110の中に、追加完了通知に指定された機能構成
要素の識別子の値が一致するものがあるかどうかを判定
する。かかる機能構成要素の識別子がないときは、この
処理を終了させ、あるときは、ステップ36に進む。
【0050】ステップ36では、更新構成要素情報テー
ブル123の「使用クライアント部」から、追加完了通
知によって指定されたクライアント部200の識別子を
削除する。
【0051】ステップ37では、この「使用クライアン
ト部」に、他のクライアント部200の識別子が登録さ
れているか否かを判定する。例えば、図7に示す更新構
成要素情報テーブル123の「使用クライアント部」か
ら、クライアント部200の識別子client1を削除した
場合、機能構成要素110Aの「使用クライアント部」
には、まだ、識別子client3が登録されている。
【0052】このように、この「使用クライアント部」
に他のクライアント部200の識別子が登録されている
ときは、ステップ35に戻り、登録されていなければ、
その処理対象の機能構成要素110は実行されていない
ことになるので、ステップ38に進む。ステップ38で
は、この機能構成要素110に関する情報を更新構成要
素情報テーブル123から削除する。
【0053】ステップ39では、その機能構成要素11
0に含まれるサーバファイル114の機能を停止させ、
サーバ部100からその機能構成要素110を削除す
る。このようにしてサーバ制御部120の追加完了通知
受信時の処理が終了する。
【0054】次に、クライアント部200が起動したと
きは、クライアント部200とサーバ部100が連携し
て機能構成要素110を機能追加する。まず、クライア
ント部200が起動したときの処理について説明する。
図12は、そのクライアント部200の動作(2)を示
すフローチャートである。
【0055】ステップ41では、クライアント部200
が起動したとき、サーバ制御部120に対して起動通知
を送信する。この起動通知には、送信するクライアント
部200の識別子を挿入しておく。これに対して、後述
する処理に従ってサーバ制御部120からイベントが送
信される。
【0056】ステップ42では、サーバ制御部120か
ら送信されたイベントを受信する。ステップ43では、
この受信したイベントの種別を判定する。ここで、機能
追加するクライアント構成要素111がある場合は、サ
ーバ部100から機能追加通知が送信される。このとき
はステップ44に進む。
【0057】尚、イベントの種別が起動処理完了のとき
は、この処理を終了させ、機能削除通知のときはステッ
プ50に進み、機能の削除を実行する。この動作につい
ては具体例3において説明する。
【0058】ステップ44では、クライアント部200
で保持しているクライアント構成要素111の中に、受
信したクライアント構成要素111のシナリオ情報11
2に同じ機能構成要素の識別子が登録されたものがある
か否かを判定する。
【0059】同じ識別子が登録されたクライアント構成
要素111があるときは、クライアント構成要素111
の更新と判断してステップ48に進む。この処理につい
ては、具体例2において説明する。また、取得したクラ
イアント構成要素111が機能追加されるクライアント
構成要素111であるときは、ステップ45に進む。
【0060】ステップ45では、ヒューマンマシンイン
タフェースを使用して、新しいクライアント構成要素1
11を受信したことをユーザに通知する。ステップ46
では、取得したクライアント構成要素111に含まれて
いるクライアントファイル113の機能を実行可能にす
る。
【0061】ステップ47では、追加完了通知をサーバ
制御部120に通知してステップ42に戻る。このよう
にして起動処理完了通知が行われたときのクライアント
部200の起動処理が終了する。
【0062】次にクライアント部200から送信された
起動通知をサーバ制御部120が受信したときの処理に
ついて説明する。図13は、サーバ制御部120の動作
(3)を示すフローチャートである。ステップ61で
は、クライアント部200から送信された起動通知を受
信する。
【0063】ステップ62では、起動通知のあったクラ
イアント部200の識別子を稼動クライアント情報テー
ブル122の「起動中のクライアント部」に追加する。
ステップ63では、最新構成要素情報テーブル121に
登録されている各機能構成要素110の中で起動通知を
送信したクライアント部200の識別子が含まれていな
い構成要素を検索する。
【0064】ステップ64では、最新構成要素情報テー
ブル121において、処理対象の機能構成要素110の
「追加済みのクライアント部」に、起動通知を送信した
クライアント部200の識別子が登録されているか否か
を判定する。このクライアント部200の識別子が未登
録のときは、ステップ65に進む。
【0065】ステップ65では、最新構成要素情報テー
ブル121において、このクライアント部200の識別
子を、処理対象の機能構成要素110の「追加済みのク
ライアント部」に追加する。
【0066】ステップ66では、機能追加通知に処理対
象の機能構成要素110に含まれるクライアント構成要
素111を機能追加通知とともに、起動通知を送信した
クライアント部200に転送し、ステップ64に戻る。
このようにして、検索された各機能構成要素110に対
して同じような処理を行う。
【0067】そして、ステップ64において、最新構成
要素情報テーブル121の「追加済みのクライアント
部」に、前記クライアント部200の識別子が登録され
ていると判定されたときはステップ67以降に進む。こ
のステップ67以降の処理については、具体例3におい
て説明する。
【0068】次に、クライアント部200が終了すると
きのクライアント部200とサーバ制御部120の処理
について説明する。クライアント部200を終了させる
とき、クライアント部200からサーバ制御部120に
終了通知が送信される。この終了通知には、そのクライ
アント部200の識別子を含めておく。
【0069】図14は、サーバ制御部120の動作
(1)を示すフローチャートである。ステップ71で
は、終了するクライアント部200から、終了通知を受
信する。
【0070】ステップ72では、終了通知を受けたクラ
イアント部200の識別子を稼動クライアント情報テー
ブル122の「起動中のクライアント部」から削除す
る。このようにして、サーバ制御部120が終了通知を
受信したときの処理が終了する。
【0071】〈具体例1の効果〉以上、説明したように
具体例1によれば、最新構成要素情報テーブル121、
稼働クライアント情報テーブル122及び更新構成要素
情報テーブル123を用いて機能の追加を行うようにし
たので、クライアント部200とサーバ部100とが連
携して動作する機能を新規に自動的に追加することがで
きる。
【0072】また、複数のクライアント部200にそれ
ぞれ追加した機能構成を各クライアント部200毎に管
理することが可能となり、クライアント部200毎に追
加する機能が異なっても対応できる。
【0073】〈具体例2〉具体例2では、クライアント
部とサーバ部が連携して動作する機能を自動的に更新す
る動作について説明する。尚、具体例2の構成は具体例
1と同じなので、各要素については同一符号を付して説
明を省略する。
【0074】〈動作〉機能構成要素110の更新は、サ
ーバ部100の指定された個所に、更新する機能構成要
素110を配置し、更新する機能構成要素110中にあ
るシナリオ情報112の識別子に、更新対象の機能構成
要素110の識別子の値を指定し、サーバ部100のヒ
ューマンマシンインタフェースを利用してユーザが機能
追加実行を指示することにより開始する。
【0075】サーバ制御部120は、この指示に従っ
て、まず、図9のステップ1、2を実行する。そして、
機能構成要素110にシナリオ情報112が含まれてお
り、クライアントファイル113、サーバファイル11
4が存在するときは、ステップ3に進み、最新構成要素
情報テーブル121の中に、追加した機能構成要素11
0と同じ識別子を持つ機能構成要素110が登録されて
いるか否かを判定する。
【0076】登録されているときは、追加された機能構
成要素110が更新される構成要素であると判定し、ス
テップ8に進む。ステップ8では、その登録された機能
構成要素110の情報を更新構成要素情報テーブル12
3に登録し、更新構成要素情報テーブル123の「起動
中のクライアント部」に、最新構成要素情報テーブル1
21において、更新する機能構成要素110と同じ識別
子を有する要素の「追加済みのクライアント部」に登録
されているクライアント部200の識別子を指定する。
【0077】ステップ9では、追加する機能構成要素1
10に含まれるシナリオ情報112の「版番号」の値を
+1とする。ステップ10では、最新構成要素情報テー
ブル121において、追加する機能構成要素110と同
じ識別子の情報に対し、版番号の値を1増やし、「追加
済みのクライアント部」に登録されている値をすべて削
除する。
【0078】そして、追加された機能構成要素110に
含まれているサーバファイル114の機能を実行可能に
し(ステップ6)、稼動クライアント情報テーブル12
2の「起動中のクライアント部」に登録されているクラ
イアント部200に対して、機能追加通知を転送する
(ステップ7)。このようにして、機能追加実行が指示
されたときのサーバ制御部120の更新処理が終了す
る。
【0079】次に、クライアント部200がサーバ制御
部120から転送された機能追加通知を受信したとき、
クライアント部200は、図10のフローチャートに従
って処理を実行する。
【0080】ステップ21では、具体例1と同様に、サ
ーバ部100からクライアント構成要素111を取得す
る。ステップ22では、過去に受信したクライアント構
成要素111の中に、受信したクライアント構成要素1
11と識別子の値が同じであるものがあるか否かを判定
し、同じものがあるときは、取得したクライアント構成
要素111が更新すべきものであると判定してステップ
26に進む。
【0081】ステップ26では、更新されたクライアン
ト構成要素111を受信したことを、ヒューマンマシン
インタフェースを使用してユーザに通知する。この通知
を受け取ったユーザからクライアント構成要素111の
更新が指示されたときは、ステップ27に進む。ステッ
プ27では、検索したクライアント構成要素111に含
まれるクライアントファイル113の機能の実行を終了
する。
【0082】ステップ28では、検索したクライアント
構成要素111を削除し、受信したクライアント構成要
素111に含まれるクライアントファイル113の機能
を実行可能にする。
【0083】ステップ25では、処理完了通知をサーバ
制御部120に通知する。このようにして、機能の更新
通知を受信したときのクライアント部200の処理が終
了する。この機能の更新通知は、サーバ制御部120に
よって受信され、サーバ制御部120は、具体例1と同
様に図11の処理を実行する。
【0084】次に、クライアント部200が起動したと
きのクライアント部200の機能を更新する処理につい
て説明する。この処理は、図12のフローチャートに従
って実行され、ステップ41〜44では、具体例1と同
様に、サーバ部100に起動通知を送信し、サーバ部1
00から受信したイベントを判定し、そのイベントの種
別が機能追加通知であって、取得したクライアント構成
要素111が機能更新されるクライアント構成要素11
1であるときは、ステップ48に進む。
【0085】ステップ48では、更新されたクライアン
ト構成要素111を受信したことを、ヒューマンマシン
インタフェースを使用してユーザに通知する。ステップ
49では、受信した構成要素と同じ識別子を持つクライ
アント構成要素111を削除し、受信したクライアント
構成要素111に含まれるクライアントファイル113
の機能を実行可能にする。
【0086】ステップ47では、追加完了通知をサーバ
制御部120に送信し、ステップ42に戻る。サーバ制
御部120がクライアント部200から起動通知を受信
したとき、サーバ制御部120は、図13のフローチャ
ートに従って具体例1と同様に処理を実行する。
【0087】また、クライアント部200が処理を終了
させるときは、具体例1と同様に、終了通知をサーバ制
御部120に転送し、サーバ制御部120は、図13の
フローチャートに従って終了処理を実行する。
【0088】〈具体例2の効果〉以上、説明したように
具体例2によれば、機能構成要素110の新規追加時と
同様に、最新構成要素情報テーブル121、稼働クライ
アント情報テーブル122及び更新構成要素情報テーブ
ル123を用いて機能の更新を行うようにしたので、ク
ライアント部200とサーバ部100とが連携して動作
する機能を自動的に更新することができる。
【0089】また、機能構成要素110の新規追加時と
同様に、複数のクライアント部200にそれぞれ追加し
た機能構成をクライアント部200部毎に管理すること
が可能であり、クライアント部200毎に追加する機能
の版が異なる場合でも対応することができる。
【0090】〈具体例3〉具体例3では、クライアント
部とサーバ部とが連携して動作する機能を自動的に削除
する動作について説明する。尚、具体例3の構成は具体
例1と同じなので、各要素については同一符号を付して
説明を省略する。
【0091】〈動作〉機能構成要素110の削除は、サ
ーバ部100に対し、ユーザがサーバ部100のヒュー
マンマシンインタフェースを使用して、最新構成要素情
報テーブル121に登録されている機能構成要素110
の中から削除する機能構成要素110を指定して機能削
除を指示することにより開始する。
【0092】図15は、機能削除が指示されたときのサ
ーバ制御部120の動作(1)を示すフローチャートで
ある。ステップ81では、削除する機能構成要素110
に関する情報を削除構成要素情報テーブル124に登録
し、「使用クライアント部」には、最新構成要素情報テ
ーブル121において、削除する機能構成要素110と
同じ識別子を有する要素の「追加済みのクライアント
部」に登録されているクライアント部200の識別子
と、更新構成要素情報テーブル123において、削除す
る機能構成要素110と同じ識別子を有する要素の「追
加済みのクライアント部」に登録されているクライアン
ト部200の識別子を指定する。
【0093】例えば図8に示すように、機能構成要素1
10D,Eを削除するときは、この機能構成要素110
D,Eの識別子D,E、機能構成要素110Dの「使用
クライアント部」に、クライアント部200の識別子cl
ient5,7、機能構成要素110Eの「使用クライアント
部」に、クライアント部200の識別子client5を登録
する。
【0094】ステップ82では、最新構成要素情報テー
ブル121において、削除する機能構成要素110に関
する情報を削除する。ステップ83では、更新構成要素
情報テーブル123において、削除する機能構成要素1
10に関する情報をすべて削除する。
【0095】ステップ84では、稼働クライアント情報
テーブル122の「起動中のクライアント部」に登録さ
れているクライアント部200に対して、機能削除通知
を送信する。このようにして機能削除が指示されたとき
のサーバ制御部120の処理が終了する。
【0096】次に、クライアント部200が機能削除通
知を受信したときの処理について説明する。図16は、
そのときのクライアント部の動作を示すフローチャート
である。
【0097】ステップ91では、クライアント部200
が、サーバ制御部120から機能削除通知を受信する。
ステップ92では、機能削除通知を受信したことを、ヒ
ューマンマシンインタフェースを使用してユーザに通知
する。
【0098】この機能削除通知を受信したユーザは、ヒ
ューマンマシンインタフェースを使用してクライアント
構成要素111の削除を指示するので、このときは、ス
テップ93に進む。
【0099】ステップ93では、機能削除通知に指定さ
れたクライアント構成要素111の機能の実行を終了さ
せる。ステップ94では、そのクライアント構成要素1
11をクライアント部200から削除する。
【0100】ステップ95では、削除完了通知をサーバ
制御部120に送信する。このようにして、機能削除通
知を受信したときのクライアント部200の処理が終了
する。
【0101】次に、サーバ制御部120がクライアント
部200から削除完了通知を受信したときのサーバ制御
部120が実行する処理について説明する。図17は、
そのサーバ制御部120の動作(2)を示すフローチャ
ートである。
【0102】ステップ101では、クライアント部20
0から削除完了通知を受信する。ステップ102では、
削除構成要素情報テーブル124において、「使用クラ
イアント部」から、削除完了通知に指定されたクライア
ント部200の識別子を削除する。
【0103】例えば、削除完了通知によって識別子clie
nt5のクライアント部200が指定されているときは、
図8に示す削除構成要素情報テーブル124の「使用ク
ライアント部」に登録されている識別子client5を削除
する。
【0104】ステップ103では、この「使用クライア
ント部」の欄に、他のクライアント部200の識別子が
登録されているか否かを判定する。例えば、図8に示す
削除構成要素情報テーブル124において、機能構成要
素の識別子Dの「使用クライアント部」から識別子clie
nt5を削除したときは、この「使用クライアント部」に
は、まだ、識別子client7が登録されている。このよう
に「使用クライアント部」に他のクライアント部200
の識別子が登録されているときは、この処理を終了させ
る。
【0105】一方、この削除構成要素情報テーブル12
4において、機能構成要素の識別子Eの欄の「使用クラ
イアント部」から、クライアント部200の識別子clie
nt5を削除したときは、この「使用クライアント部」は
空欄になる。このように「使用クライアント部」に他に
クライアント部200の識別子が登録されていないとき
は、ステップ104に進む。
【0106】ステップ104では、削除構成要素情報テ
ーブル124において、削除完了通知に指定された機能
構成要素110の情報を削除する。例えば、図8の例に
おいて、機能構成要素の識別子Eの「使用クライアント
部」にクライアント部200の識別子client5が削除さ
れたときは、この欄の情報をすべて削除する。ステップ
105では、最新構成要素情報テーブル121におい
て、削除完了通知に指定された機能構成要素110の情
報をすべて削除する。
【0107】ステップ106では、削除完了通知に指定
された機能構成要素110を削除する。このようにし
て、サーバ制御部120が削除完了通知を受信したとき
の処理が終了する。
【0108】次に、クライアント部200が起動したと
きにクライアント部200が機能削除を行うためのクラ
イアント部200とサーバ制御部120の処理について
説明する。
【0109】クライアント部200が起動したとき、ク
ライアント部200は、図12のフローチャートに従っ
て処理を実行する。即ち、ステップ41では、送信する
クライアント部200の識別子を指定して起動通知をサ
ーバ制御部120に対して送信する。
【0110】ここで、機能削除を行うクライアント構成
要素111が存在するときは、サーバ制御部120から
機能削除通知が送信されるので、具体例1と同様にステ
ップ43において、サーバ制御部120から送信された
イベントの種別を判別し、機能削除通知のときは、ステ
ップ50に進む。
【0111】ステップ50では、機能削除通知を受信し
たことを、ヒューマンマシンインタフェースを使用して
ユーザに通知する。ステップ51では、機能削除通知に
指定された識別子を有するクライアント構成要素111
を削除する。ステップ52では、削除完了通知をサーバ
制御部120に送信する。このようにして、クライアン
ト部200の処理が終了する。
【0112】次に、サーバ制御部120がクライアント
部200から起動通知を受信したときの機能削除の処理
について説明する。サーバ制御部120は、この処理を
図13のフローチャートに従って実行する。
【0113】ステップ64では、最新構成要素情報テー
ブル121において、処理対象の機能構成要素110の
「使用クライアント部」に、起動通知を送信したクライ
アント部200の識別子があるかないかを判定し、この
識別子がないときは、ステップ67に進む。
【0114】ステップ67では、削除構成要素情報テー
ブル124において、「使用クライアント部」に起動通
知を送信したクライアント部200の識別子が含まれて
いる機能構成要素110を検索する。
【0115】ステップ68では、処理対象となる機能構
成要素110があるか否かを判定する。処理対象となる
機能構成要素110があるときは、ステップ67に戻
る。このようにして処理対象となる機能構成要素110
がなくなったときは、この処理を終了させる。
【0116】ステップ68では、検索された各機能構成
要素110の削除通知を、起動通知を送信したクライア
ント部200に転送する。このようにして、サーバ制御
部120が起動通知を受信した際の処理を終了する。
【0117】クライアント部200が処理を終了させる
ときは、具体例1と同様に、そのクライアント部200
の識別子を指定した終了通知をサーバ制御部120に送
信し、サーバ制御部120は、クライアント部200か
らこの終了通知を受信したとき、具体例1と同様に図1
4のフローチャートに従って終了処理を実行する。
【0118】〈具体例3の効果〉以上、説明したように
具体例3によれば、削除構成要素情報テーブル124等
を用いて機能の削除を行うようにしたので、クライアン
ト部200とサーバ部100とが連携して動作する機能
を自動的に削除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】具体例1の構成を示すブロック図である。
【図2】従来の機能管理システムの構成を示すブロック
図である。
【図3】具体例1の機能構成要素の構成を示すブロック
図である。
【図4】具体例1のシナリオ情報の説明図である。
【図5】具体例1の最新構成要素情報テーブルの説明図
である。
【図6】具体例1の稼働クライアント情報テーブルの説
明図である。
【図7】具体例1の更新構成要素情報テーブルの説明図
である。
【図8】具体例1の削除構成要素情報テーブルの説明図
である。
【図9】具体例1のサーバ制御部の動作(1)を示すフ
ローチャートである。
【図10】具体例1のクライアント部の動作(1)を示
すフローチャートである。
【図11】具体例1のサーバ制御部の動作(2)を示す
フローチャートである。
【図12】具体例1のクライアント部の動作(2)を示
すフローチャートである。
【図13】具体例1のサーバ制御部の動作(3)を示す
フローチャートである。
【図14】具体例2のサーバ制御部の動作(1)を示す
フローチャートである。
【図15】具体例3のサーバ制御部の動作(1)を示す
フローチャートである。
【図16】具体例3のクライアント部の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図17】具体例3のサーバ制御部の動作(2)を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
100 サーバ部 110A,B 機能構成要素 111 クライアント構成要素 112 シナリオ情報 113 クライアントファイル 114 サーバファイル 120 サーバ制御部 121 最新構成要素情報テーブル 122 稼働クライアント情報テーブル 123 更新構成要素情報テーブル 124 削除構成要素情報テーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 友泰 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 芝 修吾 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 Fターム(参考) 5B076 BB14 BB17

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント部と当該クライアント部を
    管理するサーバ部とが連携して動作する機能を管理する
    クライアントサーバモデルの機能管理システムにおい
    て、 前記サーバ部は、当該機能をクライアント部側でサーバ
    部と連携して実行するためのクライアントファイルと当
    該機能に関する情報とからなるクライアント構成要素、
    サーバ部側でクライアント部と連携して実行するための
    サーバファイルを機能構成要素として機能単位で保持す
    るとともに、 保持されている機能構成要素の変更に関する情報を登録
    するための管理テーブルと、 機能の変更に応じて機能構成要素を変更し、管理テーブ
    ルに機能構成要素の変更に関する情報を登録する機能管
    理手段と、を備え、 前記サーバ部と連携して動作するクライアント部は、機
    能の変更に応じてクライアント構成要素を変更するよう
    に構成されたことを特徴とするクライアントサーバモデ
    ルの機能管理システム。
  2. 【請求項2】 前記サーバ部の機能管理手段は、機能の
    変更として、機能を追加、更新するときは、追加、更新
    の対象となる機能構成要素からクライアント構成要素を
    取り出して、当該クライアント構成要素を機能追加通知
    とともに、連携して動作するクライアント部に転送し、
    機能を削除するときは、連携して動作しているクライア
    ント部に機能削除通知を転送し、機能追加通知、機能削
    除通知を転送するとき、及び機能追加通知、機能削除通
    知に応じてクライアント部から処理完了通知が送信され
    たとき、管理テーブルに機能の追加、更新、削除に関す
    る情報を登録するように構成され、 前記クライアント部は、サーバ部から機能追加通知を受
    信したとき、機能追加通知とともに受信したクライアン
    ト構成要素と同じものが当該クライアント部にないとき
    は、受信したクライアント構成要素を追加し、同じもの
    があるときは、過去に受信したクライアント構成要素を
    新しく受信したものに更新し、サーバ部から転送された
    機能削除通知を受信したとき、当該クライアント構成要
    素を削除し、クライアント構成要素の追加、更新、削除
    が完了したことを処理完了通知としてサーバ部に転送す
    るように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の
    クライアントサーバモデルの機能管理システム。
  3. 【請求項3】 前記サーバ部の管理テーブルは、機能追
    加が行われた機能構成要素に関する情報を保持する最新
    構成要素情報テーブルと、 現在稼働しているクライアント部に関する情報を保持す
    る稼働クライアント情報テーブルと、 機能構成要素が更新されたときに、更新される前の機能
    構成要素に関する情報を保持する更新構成要素情報テー
    ブルと、 削除すべき機能構成要素に関する情報を保持する削除構
    成要素情報テーブルと、を備えていることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載のクライアントサーバモデ
    ルの機能管理システム。
  4. 【請求項4】 前記サーバ部の機能管理手段は、追加す
    べき機能の機能構成要素がサーバ部に配置されたとき、
    稼働クライアント情報テーブルに登録されている現在稼
    働中のクライアント部を検索し、検索された現在稼働中
    のクライアント部の中から、追加する機能を実行するク
    ライアント部を最新構成要素情報テーブルに登録し、当
    該クライアント部に機能追加通知を転送し、当該クライ
    アント部から処理完了通知が転送されたときは、更新構
    成要素情報テーブルに当該クライアント部を登録するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項3に記載のクラ
    イアントサーバモデルの機能管理システム。
  5. 【請求項5】 前記サーバ部の機能管理手段は、更新さ
    れた機能構成要素がサーバ部に配置されたとき、最新構
    成要素情報テーブルに保持されている該当情報を更新
    し、稼働クライアント情報テーブルに登録されているク
    ライアント部に当該クライアント部に機能追加通知を転
    送し、当該クライアント部から処理完了通知が転送され
    たときは、更新構成要素情報テーブルに登録されている
    情報を更新するように構成されたことを特徴とする請求
    項3に記載のクライアントサーバモデルの機能管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 前記サーバ部の機能管理手段は、機能を
    削除するときは、最新構成要素情報テーブルに保持され
    ている該当情報を削除し、削除構成要素情報テーブルに
    削除する機能構成要素に関する情報を登録してクライア
    ント部に機能削除通知を転送し、当該機能削除通知に応
    じてクライアント部から処理完了通知が転送されたと
    き、削除構成要素情報テーブルから該当情報を削除する
    ように構成されたことを特徴とする請求項3に記載のク
    ライアントサーバモデルの機能管理システム。
  7. 【請求項7】 前記サーバ部の機能管理手段は、起動し
    たクライアント部から起動通知を受信したとき、稼働ク
    ライアント情報テーブルに当該クライアント部の情報を
    登録し、最新構成要素情報テーブル及び更新構成要素情
    報テーブルの情報を更新し、 前記クライアント部は、起動したときに起動通知をサー
    バ部に転送し、当該起動通知に応じてサーバ部からイベ
    ントが転送されたとき、当該イベントの種別を判別して
    クライアント構成要素の追加、更新、削除を実行して処
    理完了通知をサーバ部に転送するように構成されたこと
    を特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1つに記載
    のクライアントサーバモデルの機能管理システム。
  8. 【請求項8】 前記サーバ部の機能管理手段は、稼働停
    止するクライアント部から終了通知を受信したとき、稼
    働クライアント情報テーブル及び更新構成要素情報テー
    ブルから当該クライアント部の情報を削除するように構
    成され、 前記クライアント部は、稼働を停止するとき、終了通知
    をサーバ部に転送するように構成されたことを特徴とす
    る請求項3〜請求項6のいずれか1つに記載のクライア
    ントサーバモデルの機能管理システム。
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JP2008250427A (ja) * 2007-03-29 2008-10-16 Japan Research Institute Ltd 情報処理システムに用いられるバージョンアップ装置及び該装置を備えた情報処理システム並びに情報処理システムをバージョンアップするためのプログラム

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