JPH09223050A - 共有ファイルの利用方法 - Google Patents

共有ファイルの利用方法

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JPH09223050A
JPH09223050A JP8027577A JP2757796A JPH09223050A JP H09223050 A JPH09223050 A JP H09223050A JP 8027577 A JP8027577 A JP 8027577A JP 2757796 A JP2757796 A JP 2757796A JP H09223050 A JPH09223050 A JP H09223050A
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JP
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file
client
server
conversion
application software
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JP8027577A
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Koji Matsumoto
耕治 松本
Hiroshi Nakanishi
洋 中西
Toshiko Takamura
稔子 高村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】特定システムで共有化しているファイルについ
て、その作成された応用ソフトの種別を意識することな
く、異なる応用ソフトのファイルを利用可能とする。 【解決手段】ネットワーク1により接続されているサー
バ2とクライアント3から構成されている環境におい
て、サーバ2は共有ファイル装置21と、入出力部22
と、通信部23と処理部24と、クライアント3が要求
したファイルをクライアント3で利用可能であるかを判
別し必要に応じてファイル変換を行う変換部25を備
え、クライアント3は自ファイル装置31と、入出力部
32と、通信部33と処理部34と、クライアント3が
要求したファイルを利用可能であるかを判定し必要に応
じてファイル変換およびファイル起動を行う変換・起動
部35を備え、クライアント3からのファイル要求の
際、作成された応用ソフトの種別を意識することなく、
システム側で自動変換・起動させることにより異なる応
用ソフトのファイルを利用可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は共有ファイルの利用
方法に係り、特にクライアントサーバ型のシステムにお
いて共有化しているファイルを、その作成された応用ソ
フトの種別を意識することなく、異なる応用ソフトのフ
ァイルを利用可能とする共有ファイルの利用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、共有ファイルの利用方法につい
て、例えば、大型計算機を使用したシステムにおいては
次のようなファイルの利用方法が確立されている。これ
は、大型計算機に接続した異なる種類の端末で大型計算
機のファイルを利用するために、それぞれの端末の環境
を大型計算機で管理し、端末からのファイル要求の際に
その端末の環境に合わせて大型計算機上でファイルデー
タ変換して転送するという仕組みである。
【0003】一方、中小計算機を相互接続したクライア
ント/サーバ環境においては大型計算機を使用したシス
テムとは異なり、独立した計算機間で作成された様々な
応用ソフトのファイルを任意の計算機上で共有する仕組
みが必要である。そのため様々なファイル共有方式が考
案されている。例えば、当初から考案されているOSOp
erating System、NOSNetwork Operating Systemなど
基本ソフトの機能で実現しているファイル共有方式があ
る。さらに近年では、計算機の利用による複数作業者の
同時協調的な作業支援を目的としたグループウェア、P
DMProduct Data Managementなどを用いて、利用者の
操作性を向上したファイル共有方式がある。これらファ
イル共有方式も近年の利用者数の増大や、管理ファイル
の複雑化などに伴って、単一サーバだけでなく、複数サ
ーバに跨ってファイル共有する仕組みが確立されてい
る。このように様々なファイル共有方法が確立されてい
るが、そのファイルの利用方法については一般に、クラ
イアントからネットワークで接続されたサーバの共有フ
ァイルを指示することにより、サーバからクライアント
にファイル転送され、クライアントで利用可能とすると
いう仕組みである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記、従来の技術にお
いては、クライアント/サーバ環境で様々なファイル共
有方式が確立されているが、その利用においては次の問
題点がある。第1に、ある応用ソフトで作成されたファ
イルの再利用は、必ず作成した応用ソフトを用いて利用
しなければならない点である。実際にファイル共有の運
用を開始するとよほど運用を考えていない限り、利用者
毎に使用する応用ソフトが異なり、異なる応用ソフト間
のファイル共有が不可能となってしまう。運用で対応す
る場合には、特定のサーバに接続する複数のクライアン
トにおいて、応用ソフト種別毎に特定の応用ソフトを使
用するなど応用ソフトを規定し一致させる必要があっ
た。しかし、情報化社会の浸透に伴い、共有ファイルの
利用範囲が単一サーバから複数サーバに、一部門だけで
はなく複数部門に、さらには一企業だけでなく複数企業
に跨って広がる傾向にあり、前述した運用で対応する方
法にも限界が見えてきた。
【0005】第2に、ファイル共有を実現する2つ以上
の異なるシステムが存在する場合、お互いのファイル共
有が困難である点である。前述したように共有ファイル
の利用範囲が拡大しており、ファイル共有を実現する2
つ以上の異なるシステムが必ず存在する様になることで
ある。現状、異なるファイル共有を実現するシステムの
共有ファイルを利用する場合、そのクライアントが所有
する現在のクライアント環境に、その異なるシステムの
サーバと通信可能とするもう1つのクライアント環境を
追加しなければならない。異なるシステムのサーバに対
する参照頻度は低いにもかかわらず、その他の全クライ
アントが異なるシステムのサーバと通信できるよう設定
しなければならない。これではクライアント毎の設定が
繁雑になるだけでなくクライアント当りの投資も高くな
ってしまう。さらに異なるシステムの種類が増えれば増
えるほど、その問題点は顕著となる。
【0006】本発明の目的は、第1に特定システムで共
有化しているファイルについて、その作成された応用ソ
フトの種別を意識することなく、異なる応用ソフトのフ
ァイルをあたかも自分の応用ソフトで作成したファイル
として利用可能とする手段を提供することにある。
【0007】本発明の第二目的は、ファイル共有を実現
する2つ以上の異なるシステムで管理されている共有フ
ァイルを容易に利用可能とする手段を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記、本発明の目的を達
成するため、本発明の第1の特徴は、ネットワーク1に
より接続されているサーバ2とクライアント3から構成
されている環境において、サーバ2は共有するファイル
を格納する共有ファイル装置21と、その共有ファイル
装置への入出力を行う入出力部22と、クライアント3
とファイル転送を行うための通信部23とファイルの共
有に必要なサーバ側処理全般を行う処理部24と、クラ
イアント3が要求したファイルをクライアント3にイン
ストールされている応用ソフトで利用可能であるかを判
別し必要に応じてファイル変換を行う変換部25を備
え、クライアント3は独自に所有しているファイルを格
納する自ファイル装置31と、その自ファイル装置への
入出力を行う入出力部32と、サーバ2とファイル転送
を行うための通信部33とファイルの共有に必要なクラ
イアント側処理全般を行う処理部34と、クライアント
3が要求したファイルをクライアント3にインストール
されている応用ソフトでどのように加工すれば利用可能
であるかを判定し必要に応じてファイル変換およびファ
イル起動を行う変換・起動部35を備え、クライアント
3からのファイル要求の際、作成された応用ソフトの種
別を意識することなく、システム側で自動変換・起動さ
せることにより異なる応用ソフトのファイルを利用可能
とすることである。
【0009】本発明の第2の特徴は、ネットワーク1に
より接続されているサーバ2とクライアント3、サーバ
4、クライアント5から構成されている環境において、
サーバ2とクライアント3は同じグループに属するシス
テムとして存在し、サーバ4とクライアント5はそれと
は別の同じグループに属するシステムとして存在し、ク
ライアント3が別のグループのサーバ4のファイルにア
クセスする場合において、クライアント3からサーバ4
へのファイル要求に対して、サーバ4のクライアントと
なったサーバ2がその処理を代行し、目的のファイルを
取得後、その結果をクライアント3に回答することであ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照し説明する。
【0011】
【実施例1】まず、図1は本実施例1の全体構成を示す
ブロック図である。サーバ2とクライアント3はネット
ワーク1により接続されている。サーバ2は共有するフ
ァイルを格納する共有ファイル装置21と、その共有フ
ァイル装置への入出力を行う入出力部22と、クライア
ント3とファイル転送を行うための通信部23とファイ
ルの共有に必要なサーバ側処理全般を行う処理部24
と、クライアント3が要求したファイルをクライアント
3にインストールされている応用ソフトで利用可能であ
るかを判定し必要に応じてファイル変換を行う変換部2
5より構成されている。クライアント3は独自に所有し
ているファイルを格納する自ファイル装置31と、その
自ファイル装置への入出力を行う入出力部32と、サー
バ2とファイル転送を行うための通信部33とファイル
の共有に必要なクライアント側処理全般を行う処理部3
4と、クライアント3が要求したファイルをクライアン
ト3にインストールされている応用ソフトでどのように
加工すれば利用可能であるかを判定し必要に応じてファ
イル変換およびファイル起動を行う変換・起動部35よ
り構成されている。次に、本発明の骨子となる変換部2
5と変換・起動部35の詳細について示す。
【0012】最初に、変換部25について示す。変換部
25はファイル種別定義テーブル25Aと、端末日付テ
ーブル25Bと、端末管理テーブル25Cと、ファイル
変換テーブル25Dと、変換定義シェル文25Eと、変
換実行プログラム25Fの6ブロックから構成されてい
る。上記テーブルは複数のクライアントで共有するた
め、更新時には排他制御を行い整合性を確保する。
【0013】次に、変換部25のファイル種別定義テー
ブル25Aに関する詳細図を図2に示す。ファイル種別
定義テーブル25Aとは共有するファイルがどの応用ソ
フトで扱えるファイルであるかを定義するテーブルであ
る。共有するファイルのファイル形式やファイル拡張子
などの特徴から、どの応用ソフト種別のどの応用ソフト
のファイルであるかを定義する。このファイルの構成項
目としては、応用ソフト種別201、応用ソフト名称2
02、応用ソフト判定文203が必要となる。例えば、
応用ソフト種別201がワードプロセッサ、応用ソフト
ワードプロセッサ1aの応用ソフト名称202を「ワー
プロ1a」とし、このファイルが記憶装置に格納される
際に付されるファイル名のファイル拡張子「.doc」
で識別できる場合、図2の◆で示すように定義する。
【0014】次に、変換部25の端末日付テーブル25
Bに関する詳細図を図3に示す。端末日付テーブル25
Bとはファイルを共有する全てのクライアント3につい
て、ファイル共有に必要なクライアント3の環境を定義
している環境設定ファイル後述するファイル変換ファイ
ル35Aとファイル起動ファイル35Dの2ファイルを
指すの最新ファイル日付を自動的に保持するテーブルで
ある。これは、クライアント3の環境に変更があるかを
監視し、変更があった場合はクライアント3側の設定内
容を元にサーバ2側を自動的に更新する判断の役割を担
うものである。このテーブルの属性項目としては、端末
識別名称301、ファイル変換ファイル最新日付30
2、ファイル起動ファイル最新日付303が必要とな
る。具体的には、端末識別名称は、ホスト名など端末を
特定できる名称を定義する。ファイル変換ファイル最新
日付は「1995.01.01」、ファイル起動ファイ
ル最新日付は「1995.02.02」の場合、図3の
◆で示すように定義する。
【0015】次に、変換部25の端末管理テーブル25
Cに関する詳細図を図4に示す。端末管理テーブル25
Bとはファイルを共有する全てのクライアント3につい
て、それらにインストールされている応用ソフトのう
ち、各クライアント3で利用可能な応用ソフトが定義さ
れ、さらにその中で応用ソフト種別毎の代表となる応用
ソフトが1つ定義されているテーブルである。このテー
ブルは各クライアント3の環境設定ファイルを元にして
自動生成される。このテーブルの属性項目としては、端
末識別名称401、応用ソフト名称402、代表フラグ
403が必要となる。端末識別名称は、前述したように
ホスト名など端末を特定できる名称を定義する。応用ソ
フト名称は、ファイル種別定義テーブル25Aで定義し
たものを定義する。代表フラグは、応用ソフト種別毎に
代表となるものを「1」とし、それ以外のものを「0」
と定義する。端末識別名称が「PC001」、応用ソフ
ト名称が「ワープロ1a」、これが応用ソフト種別で代
表となる応用ソフトである場合、図4の◆で示すように
定義する。
【0016】次に、変換部25のファイル変換テーブル
25Dに関する詳細図を図5に示す。ファイル変換テー
ブル25Dとは応用ソフト種別毎に、応用ソフト間のフ
ァイル変換を実行するためのコマンドを定義するテーブ
ルである。このテーブルの属性項目としては、変換元応
用ソフト名称501、変換先応用ソフト名称502、フ
ァイル変換実行コマンド503で構成される。例えば、
応用ソフト名称「ワープロ1a」のファイル「ファイル
1a」を、応用ソフト名称「ワープロ2」のファイル
「ファイル2」に変換するファイル変換実行コマンドを
「ワープロ1a2」とした場合、図5の◆で示すように
定義する。
【0017】次に、変換部25の変換定義シェル文25
Eに関する詳細図を図6に示す。変換定義シェル文25
Eとはファイル変換テーブル25Dに記述するファイル
変換実行コマンドを1コマンドで記述できない場合、こ
れを補うために定義するものである。応用ソフトのファ
イル変換をダイレクトに変換するプログラムがある場合
には使用しなくてよい。但し、応用ソフト間でダイレク
ト変換するプログラムは希有であり、CALSContinuo
us Acquisition and Lifecycle Supportなどで唱えられ
ているデータ交換のための標準データ形式のファイルを
経由し変換する方法が現実的となる。そのため、本変換
定義シェル文が必要となる。例えば、応用ソフト名称
「ワープロ1a」のファイル「ファイル1a」を応用ソ
フト名称「ワープロ2」のファイル「ファイル2」に変
換するファイル変換実行コマンドシェル文を「ワープロ
1a2」とし、直接変換が不可能であるため、一旦、標
準データのファイル「ファイル標準」を仲介させ、2コ
マンドで変換処理を実現させる場合、図6の◆で示すよ
うに定義する。
【0018】次に、変換部25の変換実行プログラム2
5Fとは元のファイル形式とは異なるファイルへ実際に
ファイル変換を行うためのプログラムである。これは、
応用ソフト開発元などから提供されるプログラムであ
る。
【0019】続いて、変換・起動部35について示す。
変換・起動部35はファイル変換ファイル35Aと、変
換定義シェル文35Bと、変換実行プログラム35C
と、ファイル起動ファイル35Dの4ブロックから構成
されている。
【0020】まず、変換部・起動部35のファイル変換
ファイル35Aに関する詳細図を図7に示す。ファイル
変換ファイル35Aとは前述したファイル変換テーブル
25Dと同様に応用ソフト種別毎に応用ソフト間のファ
イル変換を実行するためのコマンドを定義するファイル
である。このファイルはサーバ2とは関係なくクライア
ント3の環境にクローズした世界で定義する必要があ
る。このファイルの属性項目としては、ファイル変換テ
ーブル25Dと同様なので省略する。例えば、応用ソフ
ト名称「ワープロ3」のファイル「ファイル3」を、応
用ソフト名称「ワープロ2」のファイル「ファイル2」
に変換するファイル変換実行コマンドを「ワープロ3
2」とした場合、図7の◆で示すように定義する。この
ことにより「ワープロ3」の応用ソフトがない場合でも
「ワープロ2」の「ファイル2」を取得できるので利用
可能となる。
【0021】次に、変換部・起動部35の変換定義シェ
ル文35Bについて示す。変換定義シェル文35Bは変
換定義シェル文25Eと記述方法については同様となる
ためここでは省略する。但し、このシェル文はサーバ2
とは関係なくクライアント3の環境にクローズした世界
で定義する必要がある。
【0022】第3に、変換部・起動部35の変換実行プ
ログラム35Cとは変換実行プログラム25Fと同様に
元のファイル形式とは異なるファイルへ実際にファイル
変換を行うためのプログラムである。但し、このプログ
ラムもサーバ2とは関係なくクライアント3の環境にク
ローズした世界で定義する必要がある。
【0023】第4に、変換部・起動部35のファイル起
動ファイル35Dに関する詳細図を図8に示す。ファイ
ル起動ファイル35Dとは応用ソフト毎に任意のファイ
ルを読み込み応用ソフトを起動するための起動実行コマ
ンドを定義するファイルである。また応用ソフト種別毎
に代表する応用ソフトを1つ選定し定義しておく。この
ファイルの属性項目としては、代表フラグ、応用ソフト
名称、ファイル起動実行コマンドで構成される。代表フ
ラグ、応用ソフト名称については端末管理テーブル25
Cと同様に定義する。ファイル起動実行コマンドは、起
動コマンド名称、オプション、読み込むファイル名称な
どで定義する。ファイルの種別が異なってもオプション
起動の使い分けでファイルを利用できる応用ソフトの場
合に有効となる。
【0024】クライアント3の環境ファイルであるファ
イル変換ファイル35Aとファイル起動ファイル35D
は必要に応じて任意に作成、更新、削除が可能である。
これら変更のサーバ2側への反映はファイル日付の比較
により自動的に行われる。つまり、クライアント3側の
ファイル日付の方がサーバ2側のそれと比較し最新日付
である場合、自動更新処理を行う。 次に、クライアン
ト3からサーバ2に対してファイル要求を行う場合の処
理の流れについて図9〜10を参照し説明する。まず、
クライアント3からサーバ2に対してファイル要求を行
う(ステップ901)。ファイル要求時に必要な情報
は、要求ファイル名称、端末識別名称、ファイル変換フ
ァイル35Aとファイル起動ファイル35Dのファイル
日付である。サーバ2はクライアント3のファイル要求
を受けて(ステップ902)、端末識別名称をもとにサ
ーバ2の端末日付テーブル25Bとマッチングを行い、
ファイル日付の比較を行う(ステップ903)。端末日
付テーブル25Bの最新日付と要求時のファイル日付が
一致している場合、クライアント3の環境に変更がない
と判断する。逆に最新日付より要求時のファイル日付が
最新である場合、端末日付テーブル25Bおよび端末管
理テーブル25Cの更新処理を行う。更新処理は、まず
クライアント3に変更のある環境ファイルを要求し(ス
テップ904)、その記述内容にエラーがないかどうか
をチェックし(ステップ905)、エラーがない場合は
排他処理を行い、端末日付テーブル25B、端末管理テ
ーブル25Cを更新する(ステップ906)。入力エラ
ーがある場合は更新処理は行わずエラー表示を行い終了
する。次に、目的の要求ファイルを共有ファイル装置2
1より取得する。この際要求ファイルが存在しない場合
はエラー表示を行い終了する(ステップ907)。要求
ファイルが存在する場合、次に要求ファイルの応用ソフ
ト種別と応用ソフト名称について、ファイル種別定義テ
ーブル25Aと照合し決定する(ステップ908)。こ
の際ファイル種別定義テーブル25Aのファイルとして
該当しない場合はエラー表示を行い終了する。要求ファ
イルの応用ソフト種別、応用ソフト名称が決定した場
合、クライアント3がこのファイルを利用可能である
か、端末管理テーブル25Cの端末識別名称をキーとし
て照合して判定する(ステップ909)。照合した結
果、要求ファイルの応用ソフト名称が端末管理テーブル
25Cに定義されていた場合、このファイルはクライア
ント3で処理可能と判断される。照合の結果、定義され
ていなかった場合、このままのファイルではクライアン
ト3で処理が不可能のため、サーバ2でクライアント3
の代表応用ソフトにファイル変換可能であるか判定する
(ステップ910、911)。判定方法は要求ファイル
の応用ソフト種別をもとに端末管理テーブル25Cの代
表フラグと照合し、クライアント3で処理できる応用ソ
フト名称が決定できる。この応用ソフト名称をキーとし
て、ファイル変換テーブル25Dを検索し、該当するフ
ァイル変換実行コマンドが存在する場合、記述されたコ
マンド文に従って変換実行プログラム25Fを実行しフ
ァイル変換を行う(ステップ912)。この際定義内容
に応じて変換定義シェル文25Eを参照し、変換実行プ
ログラム25Eを実行する場合もある。逆に該当しない
場合は、エラー表示を行い終了する(ステップ91
9)。要求ファイルがクライアント3で処理可能となっ
た場合、そのファイルをサーバ2からクライアント3に
ネットワーク1経由でファイル送信する(ステップ91
3、914)。クライアント3は受信したファイルにつ
いてそのまま起動可能か、あるいは一旦ファイル変換す
る必要があるかを判定する(ステップ915)。そのま
ま起動できるかを判定するには、ファイルの応用ソフト
名称がファイル起動ファイル35Dのなかに定義されて
いる場合、そのまま起動できる(ステップ916)。逆
に定義されていない場合は、ファイル変換ファイル35
Aのファイル変換実行コマンドを実行しファイル変換し
た後、ファイル起動を行う(ステップ917)。ファイ
ル変換はサーバ側と同様に必要に応じて変換定義シェル
文35Bを呼び出し、変換実行プログラム35Cで行
う。ファイルの起動はファイル起動ファイル35Dより
その方法が決定され、ファイル起動実行コマンドを実行
して行う(ステップ918)。
【0025】
【実施例2】次に本実施例2について図面を参照し説明
する。まず、図11が本実施例2の全体構成を示すプロ
ック図である。実施例2では、複数の異なるサーバ間で
ファイル共有を実現する場合についての適用を示す。サ
ーバ2、クライアント3、サーバ4、クライアント5は
ネットワーク1により接続されている。このサーバ2、
クライアント3は実施例1と同じものであり、新たにサ
ーバ4とクライアント5を加えた構成が実施例2の構成
である。サーバ4はサーバ2とクライアント5はクライ
アント3と同じ構成である。これらの関係は、サーバ2
とクライアント3は同じグループに属するシステムと
し、サーバ4とクライアント5はそれとは別の同じグル
ープに属するシステムとする。
【0026】次にクライアント3からのファイル要求に
対して、要求ファイルの格納先が別システムのサーバ4
に存在する場合の処理の流れについて図12〜13を参
照し説明する。本フローチャートにおいて、基本的には
図9と図10の流れと同じであり、ステップ901〜9
19はステップ1201〜1219に相当し(下2桁を
合わせてある)、新たに加わったのはステップ122
0、1221である。
【0027】まず、クライアント3からサーバ2に対し
てファイル要求を行う(ステップ1201)。サーバ2
はクライアント3のファイル要求を受けて目的の要求フ
ァイルを共有ファイル装置21より取得する(ステップ
1202)。この際要求ファイルが存在しない場合は、
別システムのサーバ4より取得する(ステップ120
7、1220)。さらに要求ファイルが存在しない場合
はエラー表示を行い終了する(ステップ1221)。
【0028】要求ファイルがサーバ2に存在する場合、
以下実施例1と同じ流れに従って処理される(ステップ
1208〜)。要求ファイルが別のサーバ4に存在する
場合、サーバ2とサーバ4間のファイル授受が発生す
る。ここで、そのサーバ2とサーバ4におけるファイル
授受の仕組みについて説明する。サーバ4のファイルを
サーバ2から取得する場合、サーバ2はサーバ4のクラ
イアントとして設定しておく。つまり、サーバ2はクラ
イアント3のサーバとしての役割と、サーバ4のクライ
アントとしての役割をもつ。このことにより、サーバ4
にあるファイルをサーバ2から取得することができる
(ステップ1221)。要求ファイルを取得後、以下実
施例1と同じ流れに従って処理される(ステップ120
8〜)。
【0029】
【発明の効果】本発明を用いると、第1に特定システム
で共有化しているファイルについて、その作成された応
用ソフトの種別を意識することなく、異なる応用ソフト
のファイルをあたかも自分の応用ソフトで作成したファ
イルとして利用可能となる。第2にファイル共有を実現
する2つ以上の異なるシステムで管理されている共有フ
ァイルを容易に利用可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1の全体構成を示すプロック
図である。
【図2】 変換部のファイル種別定義テーブルに関する
詳細図である。
【図3】 変換部の端末日付テーブルに関する詳細図で
ある。
【図4】 変換部の端末管理テーブルに関する詳細図で
ある。
【図5】 変換部のファイル変換テーブルに関する詳細
図である。
【図6】 変換部の変換定義シェル文に関する詳細図で
ある。
【図7】 変換・起動部のファイル変換ファイルに関す
る詳細図である。
【図8】 変換・起動部のファイル起動ファイルに関す
る詳細図である。
【図9】 実施例1の処理の流れを示すフローチャート
である(その1)。
【図10】実施例1の処理の流れを示すフローチャート
である(その2)。
【図11】本発明の実施例2の全体構成を示すプロック
図である。
【図12】実施例2の処理の流れを示すフローチャート
である(その1)。
【図13】実施例2の処理の流れを示すフローチャート
である(その2)。
【符号の説明】
1 ; ネットワーク 2 ; サーバ 3 ; クライアン
ト 21 ; 共有ファイル装置 31 ; 自ファイル
装置 22 ; 入出力部 32 ; 入出力部 23 ; 通信部 33 ; 通信部 24 ; 処理部 34 ; 処理部 25 ; 変換部 35 ; 変換・起動
部 25A; ファイル種別定義テーブル 35A; ファ
イル変換ファイル 25B; 端末日付テーブル 35B; 変換定義シ
ェル文 25C; 端末管理テーブル 35C; 変換実行プ
ログラム 25D; ファイル変換テーブル 35D; ファイ
ル起動ファイル 25E; 変換定義シェル文 25F; 変換実行プログラム 4 ; サーバ 5 ; クライアント

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークにより接続されているサーバ
    とクライアントから構成されている環境において、サー
    バは共有するファイルを格納する共有ファイル装置と、
    その共有ファイル装置への入出力を行う入出力部と、ク
    ライアントとファイル転送を行うための通信部とファイ
    ルの共有に必要なサーバ側処理全般を行う処理部と、ク
    ライアントが要求したファイルをクライアントにインス
    トールされている応用ソフトで利用可能であるかを判定
    し必要に応じてファイル変換を行う変換部を備え、クラ
    イアントは独自に所有しているファイルを格納する自フ
    ァイル装置と、その自ファイル装置への入出力を行う入
    出力部と、サーバとファイル転送を行うための通信部と
    ファイルの共有に必要なクライアント側処理全般を行う
    処理部と、クライアントが要求したファイルをクライア
    ントにインストールされている応用ソフトでどのように
    加工すれば利用可能であるかを判定し必要に応じてファ
    イル変換およびファイル起動を行う変換・起動部を備
    え、クライアントからのファイル要求の際、作成された
    応用ソフトの種別を意識することなく、システム側で自
    動変換・起動させることにより異なる応用ソフトのファ
    イルを利用可能とすることを特徴とする共有ファイルの
    利用方法。
  2. 【請求項2】ネットワーク1により接続されているサー
    バ2とクライアント3、サーバ4、クライアント5から
    構成されている環境において、サーバ2とクライアント
    3は同じグループに属するシステムとして存在し、サー
    バ4とクライアント5はそれとは別の同じグループに属
    するシステムとして存在し、クライアント3が別のグル
    ープのサーバ4のファイルにアクセスする場合におい
    て、クライアント3からサーバ4へのファイル要求に対
    して、サーバ4のクライアントとなったサーバ2がその
    処理を代行し、目的のファイルを取得後、その結果をク
    ライアント3に回答することを特徴とする複数システム
    および複数サーバ間における共有ファイルの利用方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11250092A (ja) * 1998-03-04 1999-09-17 Ntt Communication Ware Kk 共用データベース装置、共用データベースシステム、共用データベース装置のデータ抽出方法および共用データベース装置のデータ抽出プログラムを記録した記録媒体
US7089249B2 (en) 1998-05-28 2006-08-08 Hitachi, Ltd. Method and system for managing database having a capability of passing data, and medium relevant thereto
JP2019185441A (ja) * 2018-04-11 2019-10-24 株式会社Jr東日本アイステイションズ ファイル形式変換装置、ファイル形式変換システム、ファイル形式変換方法、及びファイル形式変換プログラム

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