JPH11250092A - 共用データベース装置、共用データベースシステム、共用データベース装置のデータ抽出方法および共用データベース装置のデータ抽出プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

共用データベース装置、共用データベースシステム、共用データベース装置のデータ抽出方法および共用データベース装置のデータ抽出プログラムを記録した記録媒体

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JPH11250092A
JPH11250092A JP10052237A JP5223798A JPH11250092A JP H11250092 A JPH11250092 A JP H11250092A JP 10052237 A JP10052237 A JP 10052237A JP 5223798 A JP5223798 A JP 5223798A JP H11250092 A JPH11250092 A JP H11250092A
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JP10052237A
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Masahiko Obara
政彦 小原
Takashi Terasaki
孝 寺崎
Takeshi Kido
武志 城戸
Keisuke Yamamoto
景輔 山本
Masaki Funayama
正樹 船山
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NTT Comware Corp
Original Assignee
NTT Communicationware Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小規模なプログラムで効率の良い抽出処理を
行うことができる共用データベース装置を提供する。 【解決手段】 原本データベース10からの抽出処理
は、各抽出アプリケーション211〜217で行われ、
その起動は、スケジュール部220によって行われる。
抽出アプリケーション211〜217は、原本データベ
ース10のテーブルを検索する際にキーとなるキー情報
を特定する対象データ特定部M1と、キー情報に基づい
て原本データベース10からテーブルを読み出してそれ
らを結合する接続データ生成部M2から構成される。対
象データ特定部M1と接続データ生成部M2は、機能モ
ジュール化されており、機能モジュールの共用化によっ
て小規模のプログラムで抽出処理を行うことが可能とな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータベー
ス装置に接続され、データを共有するのに好適な共用デ
ータベース装置、これを用いた共用データベースシステ
ム、共用データベース装置のデータ抽出方法および共用
データベース装置のデータ抽出プログラムを記録した記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報化社会にあっては、企業の活
動を支援するために各種の情報処理装置が用いられる。
例えば、大企業においては、人事システム、給与システ
ムあるいは社宅システムといった個別のデータベースに
よって人材管理が行われることが多い。
【0003】このようなシステムにおいては、相互に関
連するデータに基づいて処理を行っているので、一つの
アプリケーションでデータの更新が行われると他のアプ
リケーションに更新されたデータをファイル化して転送
する必要が生じることがある。例えば、従業者が昇進に
伴いある事業所から別の事業所に異動になり、この異動
に関する情報が、まず、人事システムに入力されたとす
る。この場合、昇進に伴って給与は昇給するのでこの情
報を給与システムに渡す必要があり、また、勤務先が変
更になるので社宅に関する情報を社宅システムに渡す必
要が生じる。このため、人事システムでは、従業者の異
動に係わるデータを相手方のシステムで読み取れるよう
にデータ形式を変換してファイルを作成する。そして、
ファイルを格納した磁気ディスクを相手先のシステムで
読み込んだり、あるいは、通信網を介してファイルを転
送していた。
【0004】ここで、N個のシステムが相互に関連して
動作しているとすれば、システム全体の変換アプリケー
ション数はN(N−1)個となるので、全体を構成する
システム数が増加すると、必要とされる変換アプリケー
ション数が飛躍的に増加してしまう。このため、変換ア
プリケーションを開発する工数、変換処理に要する工
数、あるいは、変換アプリケーションを記憶するコンピ
ュータ資源を消費してしまうといった問題がある。そこ
で、各システムで共通的に扱うデータを共有する共用デ
ータベースシステムが開発されている。
【0005】共用データベースシステムは、個々のデー
タベースと共用データベースとから構成され、個々のデ
ータベースは共用データベースに各々接続される。個々
のデータベースでデータの更新が生じると、更新された
データが標準化されて共用データベースに蓄積される。
そして、共用データベースから他のデータベースに標準
化したデータを必要に応じて転送するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、あるデータ
ベースにおいて更新されたデータは、他の全てのデータ
ベースで必要とされるわけではないので、共用データベ
ースは、あるデータベースからの更新データを記憶内容
に反映させると、他のデータベース毎に更新データの抽
出処理を行って、その抽出結果を他のデータベースに転
送する処理を実行する。
【0007】この場合の抽出処理は、反映させる更新デ
ータの内容と他のデータベースの種類とに応じて定ま
り、抽出処理毎に個別のプログラムを実行することによ
って行われていた。このため、個々のデータベースの仕
様が変更されたり、あるいは、新たなデータベースを既
存の共用データベースシステムに追加する場合、変更仕
様や新仕様に応じた抽出プログラムを始めから作成しな
ければならず、時間と工数が係り煩雑であった。
【0008】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、小規模なプログラムで効率の良い抽出処理
を行うことができる共用データベースシステムを提供す
るとともに、汎用性、拡張性の高い共用データベース装
置のデータ抽出方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明にあっては、相互に関連するデー
タを取り扱う複数のデータベース装置に接続され、標準
化された標準データを関連づけて記憶する記憶手段と、
前記各データベース装置から供給される更新データを標
準化して前記記憶手段の記憶内容に反映させる反映処理
機構と、前記記憶手段からデータを抽出する抽出処理機
構とからなる共用データベース装置であって、前記反映
処理機構は、前記各データベース装置からの前記更新デ
ータを前記標準データに変換する変換手段と、前記変換
手段によって変換された前記標準データを予め定めれら
た規則に従って関連づけたテーブルを生成する関連付手
段と、前記関連付手段によって生成されたテーブルを前
記記憶手段に書き込む書込手段とを備え、前記抽出処理
機構は、前記データベース装置毎に定められた規則に従
って、前記記憶手段から必要とされるテーブルを読み出
しこれらを組み合わせて前記各データベース装置向けの
転送ファイルを各々生成する転送ファイル生成手段と、
前記転送ファイルを対応する前記各データベース装置に
転送する転送手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記転送ファイル生成手段は、前記データベース装置毎に
定めれた規則に従って、抽出の対象となる各テーブルに
格納されているキー情報を抽出するキー情報抽出手段
と、前記キー情報抽出手段によって抽出されたキー情報
に基づいて前記記憶手段から前記キー情報に対応するテ
ーブルを抽出するテーブル抽出手段と、前記テーブル抽
出手段によって抽出されたテーブルを結合する結合手段
とを備えることを特徴とする。
【0011】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記転送ファイル生成手段は、前記各データベース装置毎
に定められたマスク情報に基づいて、前記結合手段によ
って結合されたテーブルを構成する項目のうち、前記マ
スク情報が指示する項目をマスクするマスク手段を備え
たことを特徴とする。
【0012】また、請求項4記載の発明にあっては、前
記キー情報抽出手段は、抽出期間範囲を特定するモジュ
ール、抽出可能なテーブルを判別するモジュール、また
は関連するテーブルを特定するモジュールを適宜組み合
わせ、これに前記各データベース装置毎に定められるパ
ラメータを与えることによって、前記キー情報を生成す
ることを特徴とする。
【0013】また、請求項5記載の発明にあっては、共
用データベース装置と、複数のデータベース装置と、前
記共用データベース装置と前記複数のデータベース装置
とを接続する通信網とを備え、一の前記データベース装
置において更新された更新データが前記通信網を介して
前記共用データベース装置に転送されると、前記共用デ
ータベース装置は前記更新データを前記記憶手段の記憶
内容に反映させ、前記記憶手段から抽出したデータを前
記通信網を介して他の前記データベース装置に転送する
ことを特徴とする。
【0014】また、請求項6記載の発明にあっては、複
数のデータベース装置と接続され、一の前記データベー
ス装置にデータの更新が発生すると更新データを記憶内
容に反映させ、記憶内容のうち他の前記データベース装
置で必要とされるデータを抽出し他の前記データベース
装置に転送する共用データベース装置のデータ抽出方法
であって、前記各データベース装置毎に定められた規則
に従って、抽出の対象となる各テーブルに記憶されてい
るキー情報を抽出するステップと、抽出された前記キー
情報に基づいて対応するテーブルを抽出するステップ
と、抽出されたテーブルを前記各データベース装置毎に
定められた規則に従って、抽出されたテーブルを結合し
て転送ファイルを各々生成するステップとを有すること
を特徴とする。
【0015】また、請求項7記載の発明にあっては、前
記キー情報を抽出するステップは、抽出期間範囲を特定
するモジュール、抽出可能なテーブルを判別するモジュ
ール、または関連するテーブルを特定するモジュールを
適宜組み合わせ、これに前記各データベース装置毎に定
められるパラメータを与えることによって、前記キー情
報を生成することを特徴とする特徴とする。
【0016】また、請求項8記載の発明にあっては、複
数のデータベース装置と接続され、一の前記データベー
ス装置にデータの更新が発生すると更新データを記憶内
容に反映させ、記憶内容のうち他の前記データベース装
置で必要とされるデータを抽出し他の前記データベース
装置に転送する共用データベース装置のデータ抽出プロ
グラムを記録した記録媒体であって、前記各データベー
ス装置毎に定められた規則に従って、抽出期間範囲を特
定するモジュール、抽出可能なテーブルを判別するモジ
ュール、または関連するテーブルを特定するモジュール
を適宜組み合わせ、これに前記各データベース装置毎に
定められるパラメータを与えることによって、抽出の対
象となる各テーブルに記憶されているキー情報を抽出す
るステップと、抽出された前記キー情報に基づいて対応
するテーブルを抽出するステップと、抽出されたテーブ
ルを前記各データベース装置毎に定められた規則に従っ
て、抽出されたテーブルを結合して転送ファイルを各々
生成するステップとを有する共用データベース装置のデ
ータ抽出プログラムを記録したことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、本発明
の一実施形態に係わる共用データベースシステムについ
て説明する。
【0018】1.実施形態の構成 1−1.全体構成 まず、共用データベースシステムの全体構成を説明す
る。図1は共用データベースシステムの全体構成を示す
ブロック図である。なお、共用データベースシステムは
各種の情報処理に応用できるが、ここでは、人材管理に
適用したものを一例として説明する。
【0019】図において、共用データベースシステムD
Bは、相異なるロケーションに配置される目的別データ
ベースS1〜S7、標準化されたデータを蓄積する原本
データベース10、および各目的別データベースS1〜
S7と共用データベース10を各々接続するローカルエ
リアネットワークLANから構成されている。
【0020】各目的別データベースS1〜S7は、例え
ばパーソナルコンピュータで構成され、そこには個別の
データベースが構築されている。例えば、人事システム
S1は従業者の人事異動、勤怠、評価、家族構成等を管
理し、給与システムS2は従業者の給与を管理し、年金
システムは退職者への年金の支給等を管理し、社宅シス
テムは社宅の入居状況を管理し、退職手当システムS5
は各社員の退職金を管理し、物流システムS6は物流を
管理し、経理システムS7は企業全体の経理を管理して
いる。
【0021】このような各目的別データベースS1〜S
7は、相互に密接な関連を持っている。例えば、人事シ
ステムS1に蓄積される従業者の勤怠データは、当該従
業者の給与に反映させるため給与システムS2において
も必要とされる。また、従業者が社宅を希望する場合に
は、家族構成を考慮して社宅を斡旋する必要があるた
め、家族データが社宅システムS4で必要となる。この
ため、各目的別データベースS1〜S7に蓄積されるデ
ータに更新があると、更新データをファイル形式で転送
することによって共用データベースDBが更新データを
一旦集約し、共用データベースDBにおいて各目的別デ
ータベースS1〜S7に更新に用いるファイルが転送さ
れるようになっている。
【0022】次に、共用データベースDBの主要部は、
原本データベース10とデータベース管理機構20から
構成される。ところで、各目的別データベースS1〜S
7のデータ型式(例えば、1データの文字数)は、それ
らのアプリケーションに依存する。このため、データベ
ース管理機構20は各目的別データベースS1〜S7か
らの転送ファイルを標準化して標準データを生成し、こ
れを原本データベース10に蓄積する。各目的別データ
ベースS1〜S7にデータを転送する際には、データベ
ース管理機構20によって原本データベース10から必
要とされる標準データの抽出処理が行われるようになっ
ている。このため、原本データベース10のデータ構造
は抽出処理を効率良く実行できるようにグルーピングさ
れている。具体的には、社員、学歴あるいは所属といっ
た各種のテーブルから構成されており、テーブル名を指
定して検索が行えるようになっている。
【0023】1−2:機能構成 次に、共用データベースDBの主要部の機能構成につい
て説明する。図2は共用データベースDBの機能構成を
示す機能ブロック図である。図に示すように共用データ
ベースDBは、原本データベース10とデータベース管
理機構20から構成されている。
【0024】原本データベース10に格納されるデータ
は、受入データ、現在データ、および過去データに大別
される。現在データは、現在のデータを示し現在データ
ベースに格納され、過去データは直前のデータを示し直
前データベースに格納される。また、各データベース
は、複数のテーブルから構成されており、例えば、社員
コードを所属する部署名と対応づけて格納した所属テー
ブル、社員コードと学歴を対応づけて格納した学歴テー
ブル、あるいは、社員コードと家族情報を対応づけて格
納した家族テーブル等の各種のテーブルから構成されて
いる。これに対して、受入データは、何らかの業務の発
生に伴って生成されるデータであって、現在データの状
態を管理やあるいは任命日前のデータとして用いられ、
ステータス管理テーブル、受入データ構成テーブル、お
よびイベントテーブルから構成されている。なお、これ
らのテーブルについては後述する。
【0025】データベース管理機構20は、各目的別デ
ータベースS1〜S7から転送されてくる更新ファイル
を原本データベース10に反映させる反映処理機構10
0と原本データベース10から更新されたデータを抽出
して各目的別データベースS1〜S7に転送するファイ
ルを生成する抽出処理機構200から構成される。
【0026】まず、反映処理機構100は、前処理部1
10、標準化処理部120、中間ファイル生成部130
および状態遷移管理部140から構成されている。前処
理部110は、各目的別データベースS1〜S7から転
送されてくる更新ファイルに対して、通信経路で発生す
るエラーを検出し訂正するとともに、ヘッダ・トレイラ
の削除を行う。標準化処理部120は、データ型式の標
準化とグルーピングの標準化を行う。データ型式の標準
化では、上述したように例えば、1データの文字数が揃
えられ、標準データが生成される。また、グルーピング
の標準化では、原本データベース10のデータ構造に適
合するようにデータをグルーピングして標準化済ファイ
ルを生成する。
【0027】次に、中間ファイル生成部130は、原本
データベース10に格納される各種のテーブルとそのカ
ラムの内容を指定するテーブルカラム情報を参照しつ
つ、中間ファイルを生成する。この中間ファイルは、ス
テータス管理テーブル、受入データ構成テーブル、およ
びイベントテーブルから構成される。これらのテーブル
は、原本データベース10の更新に関するなんらかのイ
ベントが発生すると生成される。
【0028】ところで、人材管理システムにおいては、
時間の管理が重要である。例えば、人事異動において
は、人事異動があったことを本人に伝える発令日と実際
に異動がある任命日が存在するが、発令日と任命日では
意味することが異なるため、人事異動に関する項目であ
っても各目的別データベースS1〜S7によっては、デ
ータを更新する日が相違する。そこで、ステータス管理
テーブルには、更新に関するデータの状態を示すデータ
が格納されるようになっており、これを参照することに
よって、反映抽出処理が行われるようになっている。
【0029】次に、状態遷移管理部140は、現在の日
付とステータス管理テーブルに格納されている発令日お
よび任命日を比較することによって、状態を管理する。
【0030】次に、抽出処理機構200は、各目的別デ
ータベースS1〜S7毎に設けられた抽出アプリケーシ
ョン211〜217、これらの起動を制御するスケジュ
ール部220、抽出アプリケーション211〜217に
よって作成された1次抽出ファイルの項目からのセキュ
リティ上の理由から適切でない項目をマスクするマスク
部230、ヘッダ・トレイラを付加する後処理部240
から構成されている。
【0031】スケジュール部220は、カレンダ機能を
有しており、予め設定された日付で所定の抽出アプリケ
ーション211〜217が起動するように、起動日時を
設定できるようになっている。給与の締日が毎月15日
で支給日が25日であるとすれば、25日に間に合うよ
うに、例えば、毎月17日に給与システムS2に対応す
る抽出アプリケーション211〜217が起動するよう
に設定すればよい。
【0032】抽出アプリケーション211〜217は、
各目的別データベースS1〜S7向けに転送するデータ
を抽出して一次抽出ファイルを生成するようになってお
り、抽出の対象となる対象キーを特定する対象データ特
定部M1と、対象キーを用いて抽出したテーブルを結合
して各目的別データベースS1〜S7毎に一次抽出ファ
イルを生成する接続データ生成部M2とを各々備えてい
る。
【0033】ここで、各抽出アプリケーション211〜
217は、各目的別データベースS1〜S7の仕様に適
合したデータを抽出するため、基本的には独立したもの
である。したがって、抽出アプリケーション211〜2
17を別個独立したものとして構成することもできる。
【0034】しかし、そのように抽出アプリケーション
211〜217を構成すると、プログラム量が膨大とな
り、また、各目的別アプリケーションS1〜S7の仕様
が変更されると、変更された仕様に合わせて抽出アプリ
ケーション211〜217を始めから作成し直す必要が
ある。さらに、新たな目的別データベースが追加された
場合には、新規な抽出アプリケーションを始めから作成
する必要がある。したがって、抽出アプリケーション2
11〜217を別個独立して構成すると、プログラム量
が膨大となり、開発の工数が大きく、しかも稼働中の目
的別データベースS1〜S7に変更があった場合や新規
な目的別データベースを増設する場合に工数と時間がか
かるという問題がある。
【0035】そこで、本実施形態にあっては、抽出処理
に用いられる複数の機能を各々モジュール化し、機能モ
ジュールの共用化を図っている。具体的には、各抽出ア
プリケーション211〜217の対象データ特定部M1
と接続データ生成部M2の機能がモジュール化されてお
り、複数の機能モジュールの中から必要なものを読み出
して、これにパラメータを与えるようになっている。こ
の機能モジュールを共用化により、プログラム量を削減
でき、しかも、機能モジュールの組み合わせによって、
目的別データベースS1〜S7の仕様の変更や、その増
設にも柔軟に対応することが可能となる。
【0036】次に、各抽出アプリケーション211〜2
17の対象データ特定部M1は、以下の観点から、抽出
の対象となる対象キーを特定する。なお、対象キーは、
抽出すべきデータを検索する際に手掛かりとなる項目で
あって、例えば、氏名コードが該当する。 抽出期間範囲 まず、データの抽出期間範囲は、変化があったデータを
抽出する範囲を示すものであり、その種別としては、
1)一日単位、2)前回抽出日以降現在まで、3)特定
日あるいは特定時点、4)一定期間がある。一日単位の
処理としては、例えば、経理システムS7に用いられる
売り上げ高の集計等が該当する。また、前回抽出日以降
現在までの処理は、最も一般的な処理であり、例えば、
社宅システムS4で必要とされる住所変更に伴う更新に
用いられる。また、一定期間の処理としては、例えば、
人事システムに用いられる勤怠データの集計が該当す
る。以上1)〜4)の各処理は期間指定モジュールとし
てモジュール化されており、各抽出アプリケーション2
11〜217は、必要とされる期間指定モジュールを実
行することによって期間を指定できるようになってい
る。
【0037】抽出可能なテーブルの判別 次に、抽出可能なテーブルの判別する処理としては、以
下のものがモジュール化されている。1)受信・反映後
に直ちに抽出を実行、2)現在値データが変更後に抽出
を実行、3)条件が発生した時に抽出を実行受信・反映
後に直ちに抽出を実行するものとしては、例えば、膨大
な給与計算を効率よく行うため社員の昇進に伴うデータ
を給与システムS2に転送する場合が該当する。また、
条件が発生した時に抽出を実行するの機能モジュールを
設けたのは、例えば、発令日を基準に更新を行う目的別
データベースや任命日を基準に更新を行うデータベース
に対して適切なタイミングで更新ファイルを転送するた
めである。
【0038】関連するテーブルの抽出 次に、関連するテーブルを抽出する処理としては、以下
のものがモジュール化されている。1)変化に関わらな
い特定キー範囲の抽出、2)特定の業務発生に関わる抽
出、3)特定データの変更発生に関わる抽出がある。変
化に関わらない特定キー範囲の抽出としては、例えば、
関東あるいは東北といった地域による限定を行う。特定
イベント発生に関わる抽出としては、例えば、人事異動
によって特定人の職場が変更する場合が該当する。ま
た、特定データの変更とは、例えば、休職あるいは在職
といった在職状況の変更が該当する。このように、対象
データ特定部M1は、抽出期間範囲、抽出可能なテーブ
ルの判別、関連するテーブルの抽出といった観点から、
モジュール化された機能モジュールを読み出してこれに
パラメータを与えることによって対象キーを生成する。
【0039】次に、接続データ生成部M2は、対象キー
に基づいて原本データベース10から該当するテーブル
を読み出すとともにこれらを結合して、一次抽出ファイ
ルを生成する。テーブルの結合の態様としては、以下の
ものがある。 テーブル単位の結合 これは、原本データベース10に格納されている各種の
テーブルをテーブル単位で抽出するものである。 関連する現在値テーブルの結合 これは、原本データベース10に格納されている現在デ
ータベースのテーブルを結合するものであり、最も一般
的な結合の態様である。
【0040】関連する現在値テーブルと直前テーブル
の結合 これは、原本データベース10に格納されている現在デ
ータベースと直前データベースの同一テーブル名のテー
ブルを結合するものである。 同一テーブルの複数オカレンスの結合 例えば、同一氏名コードの複数家族を含めて結合する場
合や、複数の資格を有する場合にそれらの資格データを
結合する場合である。
【0041】キー検索結果の外部キーによる結合 これは、氏名コード等の抽出キー情報によって、テーブ
ルを検索した後、抽出したテーブルの項目をキーとし
て、更に検索を行って所定の項目値を取得し、これを出
力テーブルに埋め込む場合である。例えば、氏名コード
や所属組織コードを格納する第1のテーブルと、所属組
織コードを所属組織名と対応づけて格納した第2のテー
ブルとがある場合において、氏名コードを抽出キー情報
として第1のテーブルを検索しそこから所属組織コード
を取得し、この所属組織コードをキーとして第2のテー
ブルを検索して所属組織名を取得し、これを第1のテー
ブルの所属組織コードの替わりに埋め込む場合が該当す
る。
【0042】過去、未来も含めた関連テーブルの結合 これは、関連するテーブルを過去、未来も含めて結合す
るものであって、例えば、過去の所属や前職などの情報
を結合する場合が該当する。これらのテーブルの結合処
理もモジュール化されており、各機能モジュールを適宜
選択・組み合わせることによって、各目的別データベー
スS1〜S7の仕様を満足する転送ファイルを生成する
ことが可能となる。なお、各機能モジュールにおいて、
結合の対象となるテーブルは、抽出パラメータとして与
えられる。このように、抽出プログラム211〜217
を、対象データ特定部M1と接続データ生成部M2で構
成しているのは、1)対象データの特定(抽出キー情報
の生成)は、後述する状態管理が中心であり、一方、接
続データの生成はデータ抽出処理(テーブルアクセス処
理)の共通化であり、性質が異なること、2)2ブロッ
クとしてその間にファイルインターフェースを設けても
オーバーヘッドはごくわずかであること等の理由によ
る。
【0043】次に、マスク部230は、各目的別データ
ベースS1〜S7毎にどのような項目をマスクするかを
定めたマスクパラメータを格納しており、このマスクパ
ラメータを用いて不要な項目をマスクするマスク処理を
行う。また、後処理部240は、送信に適した文字コー
ドに変換するとともに、ヘッダ・トレイラを付加して各
目的別データベースS1〜S7に向けた転送ファイルを
生成する。
【0044】2.実施形態の動作 次に、実施形態の動作を説明する。 2−1:目的別データベースから共用データベースへの
ファイル転送処理 各目的別データベースS1〜S7にデータの更新が生じ
ると、各目的別データベースS1〜S7は更新されたデ
ータに関わるテーブルを共用データベースDBに転送す
る。ここでは、人事システムS1が転送するテーブルを
例に挙げ説明する。なお、この例では、人事システムS
1に構築されているデータベースのデータ構造(テーブ
ルの持ち方)は、原本データベース10のデータ構造と
共通しており、また、人事システムS1から転送される
ファイルを構成するデータは標準データの型式になって
いるものとする。
【0045】人事システムS1において、ある社員に人
事異動が生じたとすると、人事システムS1は、当該社
員の氏名コード、人事異動の発令日と任命日、および更
新情報を組にした更新テーブルを生成する。この場合、
異動という業務(イベント)の発生に伴って、当該社員
の所属や勤務先等が変更になるので、原本データベース
10に格納されている異動テーブル、所属テーブル、勤
務先テーブルといった各種のテーブルを更新する必要が
生じる。このため、更新テーブルは、原本データベース
10に格納されている各種のテーブルのうち、変更が必
要となるテーブルの種類だけ生成される。例えば、n個
のテーブルを更新する必要があるとすれば、人事システ
ムS1では、図3(a)に示すようにテーブルTBL1〜TB
Lnを生成するとともに、図3(b)に示すイベント管理
テーブルTBLa1〜TBLanを生成する。
【0046】イベント管理テーブルTBLa1〜TBLanは、氏
名コード、データ種別コード、および関連するテーブル
名から構成されている。ここで、データ種別コードは、
どのような業務の発生によってデータの更新が生じたか
を示すものであり、例えば、異動であれば「01」、退
職であれば「02」といったように業務が区別できるよ
うにコードが割り当てられている。また、テーブル名の
欄には、当該業務によって変更が生じる原本データベー
ス10のテーブル名が格納されている。この例では、更
新に係わるテーブルはTBL1〜TBLnであるから、これらが
テーブル名として格納される。
【0047】上述したテーブルTBL1〜TBLnおよびイベン
ト管理テーブルTBLa1〜TBLanがLANを介して共用デー
タベースDBに転送されると、データベース管理機構2
0の中間ファイル生成部130は、各テーブルTBL1〜TB
Lnにこれらを受け入れた日を業務発生日として加え、図
3(a)に示すようにイベントテーブルTBL1'〜TBLn'を
各々生成するとともに、図4(a)に示す受入データ構
成テーブルTBLb1〜TBLbnを生成する。受入データ構成テ
ーブルTBLb1〜TBLbnは、イベント管理テーブルTBLa1〜T
BLanに業務発生日を追加したものである。したがって、
受入データ構成テーブルTBLb1〜TBLbnを参照することに
よって、どのテーブルが更新されたのかを知ることがで
きる。
【0048】また、中間ファイル生成部130は、イベ
ント管理テーブルTBLa1〜TBLanに業務発生日を加えると
共に、当該業務の状態に関する情報(現状態、状態遷移
実施日時)を加えたステータス管理テーブルTBLcを生成
する。なお、業務の状態に関する情報の書込については
状態遷移処理で詳細に説明する。こうして、生成された
イベントテーブルTBL1'〜TBLn'、受入データ構成テーブ
ルTBLb1〜TBLbn、ステータス管理テーブルTBLcは、原本
データベース10の所定の格納領域に格納される。
【0049】2−2:状態遷移処理 この共用データベースシステム1は、運用日(現在の日
付)と発令日および任命日の関係から、データの状態
を、(1)未確定未来、(2)確定未来、(3)現在、
(4)過去といった4つの段階に分けて管理しており、
状態遷移管理部140は、これらの状態をステータス管
理テーブルTBLcに反映させる。具体的には、(1)〜
(4)の状態を示す状態コード(2ビット)がステータ
ス管理テーブルTBLcに格納されるようになっている。
【0050】ここで、未確定未来の状態とは、運用日が
発令日前、かつ運用日が任命日前の状態をいう。また、
確定未来の状態とは、運用日が発令日以降、かつ運用日
が任命日前の状態をいう。また、現在の状態とは、運用
日が発令日および任命日以降であり、かつ最新のものを
いう。また、過去とは、運用日が発令日および任命日以
降であり、かつ過去のものをいう。
【0051】ところで、ステータス管理テーブルTBLcに
は、上述したようにある業務の発生に伴って変更の必要
が生じるテーブル名が格納されているから、ステータス
管理テーブルTBLcを参照すれば、関連テーブルの状態を
一元的に管理することができる。
【0052】図5は、ステータス管理テーブルTBLcを用
いた状態管理を示す図である。図において、状態遷移管
理部140にステータス管理テーブルTBLcが送られる
と、状態遷移管理部140は運用日をステータス管理テ
ーブルTBLcに格納されている発令日および任命日と比較
して、以下のように状態コードを生成する(X0)。
【0053】まず、運用日が発令日前、かつ運用日が任
命日前である場合には、パスP1を介して未確定未来状
態X1に進み、未確定未来を示す状態コード00をステ
ータス管理テーブルTBLcに格納する。例えば、昇給予定
の業務が発生した場合などが該当する。
【0054】次に、運用日が発令日以降であり、かつ運
用日が任命日前である場合には、パスP2を介して確定
未来状態X2に進み、確定未来を示す状態コード01を
ステータス管理テーブルTBLcに格納する。例えば、配置
転換の業務が発生した場合などが該当する。
【0055】次に、運用日が発令日以降であり、かつ運
用日が任命日以降である場合には、パスP3を介して現
在状態X3に進み、現在を示す状態コード10をステー
タス管理テーブルTBLcに格納する。例えば、各種の補正
業務が発生した場合などが該当する。また、発令日と任
命日が同一日であり、かつ運用日が発令日以降である場
合には、パスP4を介して現在状態X3に進み、現在を
示す状態コード10をステータス管理テーブルTBLcに格
納する。
【0056】こうして、ステータス管理テーブルTBLcの
現状態の欄に状態コードが格納されるとともに、現状態
に移行した日時を示す状態遷移実施日時がステータス管
理テーブルTBLcに格納される。
【0057】この後、状態遷移管理部140は、ステー
タス管理テーブルTBLcを毎日読み出して、そこに格納さ
れている発令日および任命日と運用日とを比較して状態
遷移処理を実行する。この場合、状態遷移管理部140
はステータス管理テーブルTBLcに格納されている状態コ
ード、発令日および任命日を読み出す。そして、読み出
された状態コードから当該業務の状態を検知する。次
に、運用日と発令日および任命日を比較して、運用日当
日の状態を把握する。業務の状態に変化があるならばス
テータス管理テーブルTBLcの更新を行い、一方、業務の
状態に変化がないならばステータス管理テーブルTBLcの
更新を行わない。
【0058】例えば、読み出された状態コードが00で
あり、運用日と発令日が一致したとすれば、当該業務は
未確定未来状態X1からパスP5を介して確定未来状態
X2に変化する。この場合には、ステータス管理テーブ
ルTBLcの現状態の欄に状態コード01を、また、状態遷
移実施日時の欄に状態遷移を実行した日時を格納して、
ステータス管理テーブルTBLcを更新する。また、未確定
未来状態X1からパスP6を介して現在状態X3に、確
定未来状態X2からパスP7を介して現在状態X3に変
化する場合も同様にステータス管理テーブルTBLcを更新
する。
【0059】ところで、ある社員に人事異動が発生して
任命日を過ぎると、当該業務の状態は現在状態X3にな
るが、この社員について次の人事異動が発生したとす
る。この場合に、運用日が次の人事異動の任命日に至る
と、当該社員の人事異動について2つのステータス管理
テーブルTBLcが存在することになるが、当該社員の正確
なデータは新しいステータス管理テーブルTBLcによって
表されているので、古いステータス管理テーブルTBLcは
新しいものと区別する必要がある。このため、現在状態
X3にあるステータス管理テーブルTBLcに対して最新の
ステータス管理テーブルTBLcが発生した場合には、古い
業務を過去状態X4として取り扱うようにしている。
【0060】具体的には、パスP3、P4、P6、P7
を経て現在状態X3に至ったステータス管理テーブルTB
Lcが発生すると、そこに格納されている氏名コードおよ
びデータ種別をキー情報として、現在状態X3にある他
のステータス管理テーブルTBLcを検索する。該当するも
のが抽出された場合には、そのステータス管理テーブル
TBLcの現状態の欄に状態コード11を、また、状態遷移
実施日時の欄に状態遷移を実行した日時を格納して、ス
テータス管理テーブルTBLcを更新する。過去状態X3に
あるステータス管理テーブルTBLcは、削除アプリケーシ
ョン起動時に削除される(P9、X5)。この場合、当
該ステータス管理テーブルTBLcに関連するイベントテー
ブルTBL1'〜TBLn'や受入データ構成テーブルTBLb1〜TBL
bnも同時に削除される。なお、削除アプリケーションは
一月に一回といったように周期的に起動するように設定
しておけばよい。
【0061】このように、ステータス管理テーブルTBLc
には運用日における業務の状態が状態コードとして格納
されているので、ステータス管理テーブルTBLcの業務発
生日、発令日、任命日、氏名コードおよびデータ種別コ
ードを参照することによって、イベントテーブルTBL1'
〜TBLn'、受入データ構成テーブルTBLb1〜TBLbnの管理
を行うことができ、業務の状態に応じた反映処理や抽出
処理が可能となる。
【0062】2−3:反映処理 次に、原本データベース10に格納される現在データの
反映処理について説明する。図6は現在データの反映処
理動作を示したものである。まず、反映処理機構100
の状態遷移管理部140が、ステータス管理テーブルTB
Lcを参照して、現在状態X3にあるものの中から、状態
遷移日時が運用日と一致するものを抽出する。この場
合、抽出されたステータス管理テーブルTBLcは運用日と
任命日が一致するものである。現在データは、ある時点
における各社員の所属等の情報を表すものであるから、
任命日に至った受入データは現在データに反映させる必
要がある。このため、状態遷移管理部140は抽出され
たステータス管理テーブルTBLcの業務発生日、発令日、
任命日、氏名コードおよびデータ種別コードを参照し
て、関連するイベントテーブル(図3(a)のTBL1'〜T
BLn')を読み出して現在データベースDB1の更新を行
う。この更新処理は毎日行われ、一日前の現在データベ
ースは直前データベースDB2として格納される。
【0063】以上が原則的な反映処理であるが、データ
入力を忘れてしまった場合や、通信回線の故障、目的別
データベースS1〜S7の不具合等の諸般の事情によっ
て、任命日を過ぎて最新受入データが生成される場合が
ある。このような場合には、現在データベースDB1に
内容を反映させるとともに、必要に応じて直前データベ
ースDB2に内容を反映させる。
【0064】2−4:抽出処理 次に、各抽出アプリケーション211〜217で行われ
る抽出処理についてキー情報ファイルの生成処理と接続
データの生成処理に分かち説明する。
【0065】2−4−1:キー情報ファイルの生成処理 キー情報ファイルの生成処理は、各抽出アプリケーショ
ン211〜217の対象データ特定部M1において実行
される。対象データ特定部M1は、まず、抽出タイミン
グを特定する機能モジュールによって、抽出処理を行う
タイミングを検知し、所定のタイミングで抽出処理を開
始する。例えば、給与システムS2は、膨大な計算処理
を実行するので、昇進に関する情報をいち早く知ってお
く必要がある。このため、これに対応する抽出アプリケ
ーション212では、運用日が任命日前であっても抽出
処理を実行する必要があるので、ステータス管理テーブ
ルTBLcの状態コードが01の場合(確定未来状態X2)
で抽出処理を開始する。
【0066】次に、対象データ特定部M1は、抽出期間
範囲を特定する。1日単位で状態の変化があったものを
抽出する場合には、ステータス管理テーブルTBLcの状態
遷移日時を参照して、この日付が運用日と一致するもの
を抽出する。また、前回抽出日以降に変化があったデー
タを抽出する場合には、前回抽出日とステータス管理テ
ーブルTBLcの状態遷移日時を比較して、状態遷移日時が
前回抽出日より後のものを抽出する。特定日(例えば、
毎月25日)のデータを抽出する場合には、現在データ
に付与されているキー値を参照してデータを抽出する。
また、一定期間に変化したデータを抽出する場合には、
受入データ構成テーブルの業務発生日を参照して、例え
ば、1日から月末までに共用データベースDBが受け入
れたデータを抽出する。
【0067】さらに、対象データ特定部M1は、抽出期
間範囲の特定によって限定されたデータに対して、以下
の観点から抽出処理を行う。まず、データの変化と無関
係に抽出を行う場合には、抽出のキーとなるキー情報を
指定して、現在データベースDB1を検索し、該当する
テーブルに格納されている氏名コードを抽出する。この
場合、キー情報は抽出パラメータとして与えられる。ま
た、特に重要な抽出処理が、特定の業務(イベント)発
生に関わるデータ抽出処理と特定データの変更発生に関
わるデータ抽出処理である。前者は、採用や異動といっ
た業務に付随して各目的別データベースS1〜S7を更
新する場合に便利であり、一方、後者は業務の発生とは
無関係に特定データが変更した場合に関連するデータを
更新する場合に便利である。
【0068】特定の業務発生に関わるデータ抽出処理を
実行する場合には、ステータス管理テーブルTBLcのデー
タ種別コードを参照して、抽出パラメータとして与えら
れるコードと一致するものを検索し、対応する氏名コー
ドを抽出する。また、特定データの変更発生に関わるデ
ータ抽出処理を実行する場合には、抽出パラメータとし
てテーブル名を与える。例えば、住所の変更に関するデ
ータを抽出するのであれば、住所テーブルのテーブル名
を抽出パラメータとして用いる。この場合には、受入デ
ータ構成テーブルTBLbを参照して、抽出パラメータと一
致するテーブル名が格納されている受入データ構成テー
ブルTBLbから氏名コードを抽出する。このようにして、
抽出した氏名コードは、抽出キー情報ファイルに格納さ
れる。
【0069】2−4−2:接続データの生成処理 次に、抽出キー情報ファイルを用いた接続データの生成
処理について具体的に説明する。この例では、抽出キー
情報ファイルに社員Aの氏名コードaaa、社員Bの氏名
コードbbbが格納されており、社宅システムS4に転送
する一次抽出ファイルを生成するものとする。また、社
宅システムS4では、社員データ、家族データおよび所
属データを必要とするものとする。
【0070】この場合には、接続データ生成部M2は、
抽出パラメータと上述した関連する現在値テーブルの
結合を行う機能モジュール(以下、第1の機能モジュー
ルF1と呼ぶ)、同一テーブルの複数オカレンスの結
合を行う機能モジュール(以下、第2の機能モジュール
F2と呼ぶ)およびキー検索結果の外部キーによる結
合を行う機能モジュール(以下、第3の機能モジュール
F3と呼ぶ)を用いて接続データを生成する。
【0071】この処理では、社員A、社員Bの順で処理
が行われる。まず、第1の機能モジュールF1に、抽出
パラメータとして社員データを格納する社員テーブルの
名称、家族データを格納する家族テーブルの名称が与え
られると、氏名コードaaaと抽出パラメータに合致する
社員テーブルと家族テーブルとが抽出され結合される。
社員Aの家族が妻、長男、長女であれば、例えば、図7
(a)に示すように社員Aの社員テーブルTBLsaと妻、
長男、長女の各々家族テーブルTBLka1〜TBLka3とが抽出
され結合される。この場合、家族テーブルTBLka1〜TBLk
a3は、社員コードaaaの家族テーブルという意味におい
て同一テーブルに属するものである。このため、図7
(a)の抽出結合結果を第2の機能モジュールF2に入
力すると、図7(b)に示す結合結果が得られる。
【0072】次に、第3の機能モジュールF3によっ
て、外部キーによる結合処理を実行する。この場合の外
部キーは所属コード101である。このため、第3の機
能モジュールF3は、所属コードと所属名称の対応関係
を規定する所属テーブルTBLx(図7(c)参照)を検索
して、「101」に対応する所属名称を取得し、これを
所属コード101の替わりに埋め込む。この結果、図7
(d)に示す、結合テーブルが得られる。こうして得ら
れた結合テーブルを1レコードとして取り扱い、社員B
についも同様の処理を行ってレコードを得る。そして、
各レコードを一つのファイルに格納することによって、
一次抽出ファイルが作成される。この場合、一次抽出フ
ァイルには、転送先の目的別データベースS1〜S7を
区別できるファイル名が付与される。
【0073】2−4−3:マスク処理および後処理 次に、マスク部230で行われるマスク処理について説
明する。各抽出アプリケーション211〜217では、
上述したように原本データベース10に格納されている
テーブルの抽出・接続を行うことによって、一次抽出フ
ァイルを作成するが、この一次抽出ファイルの中には、
転送先の目的別データベースS1〜S7に転送すべきで
ない項目が含まれていることがある。例えば、社宅シス
テムS4では、学歴情報は必要なく、セキュリティ上こ
のような情報は社宅システムS4に転送すべきではな
い。このため、マスク部230は、各抽出アプリケーシ
ョン211〜217から一次抽出ファイルを受け取る
と、そのファイル名から転送先を検知する。そして、検
知結果に対応するマスクパラメータを用いて、一次抽出
ファイルの各項目のうち、転送するのが適切でない項目
をマスクして、マスク済抽出ファイルを作成する。この
後、後処理部240は、マスク済抽出ファイルの文字コ
ードを通信に用いられる標準文字コードに変換し、これ
にヘッダ・トレイラを付加して標準流通ファイルを作成
する。
【0074】こうして作成された標準流通ファイルがL
ANを介して各目的別データベースS1〜S7に転送さ
れると、各目的別データベースS1〜S7に設けられた
変換アプリケーションによって、そこで使用される形態
の既存レコード形式に変換された後、更新データとして
格納される。この場合、原本データベース10のデータ
構造(テーブルの持ち方)は、上述したように各目的別
データベースS1〜S7のデータ構造を考慮して構成さ
れているので、変換アプリケーションでは、項目の並べ
替えといった単純な処理を行うだけで済む。このため、
変換アプリケーションはごく小規模なもので足り、開発
工数や格納領域が少なくて済むといった利点がある。
【0075】3.まとめ 上述したように本実施形態によれば、抽出アプリケーシ
ョン211〜217を対象データ特定部M1と接続デー
タ生成部M2に分割し、各部で行われる処理を機能モジ
ュール化して、これらの機能モジュールを適宜組み合わ
せ、抽出パラメータを与えるようにしたので、各目的別
データベースS1〜S7向けの抽出アプリケーション2
11〜217において機能モジュールの共用化を図るこ
とができる。この結果、個別にプログラムを作成した場
合に比較して、プログラム量を削減でき、しかも各目的
別データベースS1〜S7に仕様変更が生じたり、新た
な目的別データベースを追加する場合にも短時間で新規
な抽出アプリケーションを開発可能な環境を提供するこ
とができる。
【0076】また、上述した実施形態によれば、イベン
ト管理テーブルTBLcを用いて、業務の状態を管理するよ
うにしたので、更新データの状態を把握しながら、現在
データを適切なタイミングで反映させることができ、ま
た、各目的別データベースS1〜S7で必要されるタイ
ミングで抽出処理を行うことができる。この場合、業務
の状態は2ビットの状態コードで表すことができ、状態
コードを用いてステータス管理テーブルTBLcを検索すれ
ば当該業務に関連するイベントテーブルの状態を一元的
に把握することができるので、効率の良い検索が可能と
なる。特に、当該業務が正式に確定する任命日前の発令
日や、発令日前の未確定未来の状態を表すことができる
ので、計算量が膨大で任命日前に予め更新データを渡す
必要があるシステムに対しても、適切なタイミングで抽
出処理で行って、必要なファイルを転送することが可能
となる。
【0077】また、マスク部230によって、開示すべ
きでない項目はマスクするようにしたので、各目的別デ
ータベースS1〜S7で必要とされる項目のみを転送フ
ァイルに含めることができ、高度なセキュリティを容易
に確保することができる。
【0078】4.変形例 以上、本発明に係わる実施形態を説明したが、本発明は
上述した実施形態に限定されるものではなく、以下に述
べる各種の変形が可能である。 上述した実施形態において、ステータス管理テーブル
TBLcは、発令日、任命日といった複数の時間条件で業務
の状態を管理したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、受注日、納入日といった時間条件で業
務の状態を管理するようにしてもよい。要は、データの
状態が時間に係わる条件によって変化するような場合
に、その状態を表すコードで状態を管理するのであれ
ば、どのようなシステムであってもよい。
【0079】上述した実施形態において、各抽出アプ
リケーション211〜217は対象データ特定部M1と
接続データ生成部M2とに分割されていたが、これを一
体として取り扱ってもよいことは勿論である。また、対
象データ特定部M1と接続データ生成部M2は複数の機
能モジュールを組み合わせ、これに抽出パラメータを与
えることによって抽出処理を実行していたが、例えば、
機能モジュールをSQL言語でプログラムし、動的SQ
L文で抽出パラメータを記述することにより、抽出処理
を実行できるようにプログラムしてもよい。
【0080】上述した実施形態においてデータベース
管理機構20はコンピュータシステムに用いられるソフ
トウエアによって実現されるが、本発明は、これらのプ
ログラムを記憶した記憶媒体としても把握されることは
勿論である。この場合、記録媒体としては、例えば、フ
ロッピーディスク、MOディスク、ハードディスク等の
磁気記録媒体、CD−ROM、DVD−ROM等の光記
録媒体の他、RAM、ROM等の半導体記録媒体が該当
するが、要は、プログラムを記録再生可能な記録媒体で
あれば、どのようなものであってもよい。
【0081】
【発明の効果】上述したように本発明に係る発明特定事
項によれば、抽出処理機構で行われる処理を機能モジュ
ール化して、これらの機能モジュールを適宜組み合わ
せ、抽出パラメータを与えるようにしたので、各データ
ベース装置に向けたファイルを簡易な構成で作成するこ
とができ、しかも各データベース装置に仕様変更が生じ
たり、あるいは新たなデータベース装置を追加する場合
にも短時間で新規な抽出アプリケーションを開発可能な
環境を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わる共用データベー
スシステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態に係わる共用データベースの機能
構成を示す機能ブロック図である。
【図3】 同実施形態に係わる人事システムで生成され
るテーブルの例を示す図である。
【図4】 (a)は同実施形態に係わる受入データ構成
テーブルの例を示したものであり、(b)は同実施形態
に係わるステータス管理テーブルの例を示したものであ
る。
【図5】 同実施形態に係わるステータス管理テーブル
を用いた状態管理を示す図である。
【図6】 同実施形態に係わる現在データの反映処理動
作を示す図である。
【図7】 同実施形態に係わる接続データ生成動作の一
例を示す図である。
【符号の説明】
S1〜S7…目的別データベース(データベース装置) DB…共用データベース 10…原本データベース(記憶手段) 100…反映処理機構 120…標準化処理部(変換手段、関連付手段) 130…中間ファイル生成部(書込手段) 200…抽出処理機構 211〜217…抽出アプリケーション(転送ファイル
生成手段) 230…マスク部(マスク手段) 240…後処理部(転送手段) M1…対象データ特定部(キー情報抽出手段) M2…接続データ生成部(結合手段) LAN…ローカルエリアネットワーク(通信網)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城戸 武志 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 山本 景輔 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内 (72)発明者 船山 正樹 東京都港区港南一丁目9番1号 エヌ・テ ィ・ティ・コミュニケーションウェア株式 会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に関連するデータを取り扱う複数の
    データベース装置に接続され、標準化された標準データ
    を関連づけて記憶する記憶手段と、前記各データベース
    装置から供給される更新データを標準化して前記記憶手
    段の記憶内容に反映させる反映処理機構と、前記記憶手
    段からデータを抽出する抽出処理機構とからなる共用デ
    ータベース装置であって、 前記反映処理機構は、 前記各データベース装置からの前記更新データを前記標
    準データに変換する変換手段と、 前記変換手段によって変換された前記標準データを予め
    定めれらた規則に従って関連づけたテーブルを生成する
    関連付手段と、 前記関連付手段によって生成されたテーブルを前記記憶
    手段に書き込む書込手段とを備え、 前記抽出処理機構は、 前記データベース装置毎に定められた規則に従って、前
    記記憶手段から必要とされるテーブルを読み出しこれら
    を組み合わせて前記各データベース装置向けの転送ファ
    イルを各々生成する転送ファイル生成手段と、 前記転送ファイルを対応する前記各データベース装置に
    転送する転送手段とを備えたことを特徴とする共用デー
    タベース装置。
  2. 【請求項2】 前記転送ファイル生成手段は、 前記データベース装置毎に定めれた規則に従って、抽出
    の対象となる各テーブルに格納されているキー情報を抽
    出するキー情報抽出手段と、 前記キー情報抽出手段によって抽出されたキー情報に基
    づいて前記記憶手段から前記キー情報に対応するテーブ
    ルを抽出するテーブル抽出手段と、 前記テーブル抽出手段により抽出されたテーブルを結合
    する結合手段とを備えることを特徴とする請求項1に記
    載の共用データベース装置。
  3. 【請求項3】 前記転送ファイル生成手段は、前記各デ
    ータベース装置毎に定められたマスク情報に基づいて、
    前記結合手段によって結合されたテーブルを構成する項
    目のうち、前記マスク情報が指示する項目をマスクする
    マスク手段を備えたことを特徴とする請求項2に記載の
    共用データベース装置。
  4. 【請求項4】 前記キー情報抽出手段は、抽出期間範囲
    を特定するモジュール、抽出可能なテーブルを判別する
    モジュール、または関連するテーブルを特定するモジュ
    ールを適宜組み合わせ、これに前記各データベース装置
    毎に定められるパラメータを与えることによって、前記
    キー情報を生成することを特徴とする請求項2に記載の
    共用データベース装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のうちいずれか1項に記
    載した共用データベース装置と、複数のデータベース装
    置と、前記共用データベース装置と前記複数のデータベ
    ース装置とを接続する通信網とを備え、 一の前記データベース装置において更新された更新デー
    タが前記通信網を介して前記共用データベース装置に転
    送されると、前記共用データベース装置は前記更新デー
    タを前記記憶手段の記憶内容に反映させ、前記記憶手段
    から抽出したデータを前記通信網を介して他の前記デー
    タベース装置に転送することを特徴とする共用データベ
    ースシステム。
  6. 【請求項6】 複数のデータベース装置と接続され、一
    の前記データベース装置にデータの更新が発生すると更
    新データを記憶内容に反映させ、記憶内容のうち他の前
    記データベース装置で必要とされるデータを抽出し他の
    前記データベース装置に転送する共用データベース装置
    のデータ抽出方法であって、 前記各データベース装置毎に定められた規則に従って、
    抽出の対象となる各テーブルに記憶されているキー情報
    を抽出するステップと、 抽出された前記キー情報に基づいて対応するテーブルを
    抽出するステップと、 抽出されたテーブルを前記各データベース装置毎に定め
    られた規則に従って、抽出されたテーブルを結合して転
    送ファイルを各々生成するステップとを有することを特
    徴とする共用データベース装置のデータ抽出方法。
  7. 【請求項7】 前記キー情報を抽出するステップは、抽
    出期間範囲を特定するモジュール、抽出可能なテーブル
    を判別するモジュール、または関連するテーブルを特定
    するモジュールを適宜組み合わせ、これに前記各データ
    ベース装置毎に定められるパラメータを与えることによ
    って、前記キー情報を生成することを特徴とする請求項
    6に記載の共用データベース装置のデータ抽出方法。
  8. 【請求項8】 複数のデータベース装置と接続され、一
    の前記データベース装置にデータの更新が発生すると更
    新データを記憶内容に反映させ、記憶内容のうち他の前
    記データベース装置で必要とされるデータを抽出し他の
    前記データベース装置に転送する共用データベース装置
    のデータ抽出プログラムを記録した記録媒体であって、 前記各データベース装置毎に定められた規則に従って、
    抽出期間範囲を特定するモジュール、抽出可能なテーブ
    ルを判別するモジュール、または関連するテーブルを特
    定するモジュールを適宜組み合わせ、これに前記各デー
    タベース装置毎に定められるパラメータを与えることに
    よって、抽出の対象となる各テーブルに記憶されている
    キー情報を抽出するステップと、 抽出された前記キー情報に基づいて対応するテーブルを
    抽出するステップと、 抽出されたテーブルを前記各データベース装置毎に定め
    られた規則に従って、抽出されたテーブルを結合して転
    送ファイルを各々生成するステップとを有する共用デー
    タベース装置のデータ抽出プログラムを記録した記録媒
    体。
JP10052237A 1998-03-04 1998-03-04 共用データベース装置、共用データベースシステム、共用データベース装置のデータ抽出方法および共用データベース装置のデータ抽出プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11250092A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
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