JP2012098829A - 情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】業務担当者による社宅の入居料の計算やその経費の振替等の業務を削減可能な情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、グループ会社に属する各会社において組織移動のある社員に関し、出向先情報と、出向元情報とを含む組織異動情報を取得し、社員からの社宅への入居の申請に関する社宅申請情報を取得し、組織異動情報及び社宅申請情報のうち少なくとも一方を用いて、グループ会社社員情報を作成してこれを記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、情報処理装置に関する。
従来より、会社において、例えば、社員の所属や役職や社員番号や経費コード等の社員に関する社員情報を管理するシステムがある。このようなシステムの中には、会社における組織変更や人事異動に応じて組織に関する組織情報を変更したり、社員情報において社員の所属を変更したりする組織異動管理システムがある(例えば特許文献1参照)。ところで、人事異動の中には、資本において親子関係のある会社群であるグループ会社への出向というのがある。
しかし、会社毎に組織情報や人事情報を管理しており、会社毎に異なる組織異動管理システムを運営しているのが一般的である。このため、社員がグループ会社に出向した場合、出向元の会社と出向先の会社とでは人事情報や組織情報などの管理形態が異なる場合がある。このため、例えば、社宅の入居料の計算やその経費の振替等の業務を業務担当者が手計算で行わなければならず、業務担当者の負担となっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、業務担当者による社宅の入居料の計算やその経費の振替等の業務を削減可能な情報処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、情報処理装置であって、グループ会社に属する各会社において組織移動のある社員に関し、出向先の会社を識別するための第1の会社識別情報と、前記出向先の会社における社員を識別するための第1の社員識別情報と、前記出向先の会社に対する前記社員の所属状態を示す第1の出向区分と、前記出向先の会社において経費の振替先となる経費部門を識別するための第1の経費識別情報と、出向元の会社を識別するための第2の会社識別情報と、前記出向元の会社における社員を識別するための第2の社員識別情報とを示す出向先情報と、前記第2の会社識別情報と、前記出向元の会社に対する前記社員の所属状態を示す第2の出向区分と、前記第2の社員識別情報と、前記出向元の会社において経費の振替先となる経費部門を識別するための第2の経費識別情報とを示す出向元情報とを含む組織異動情報を取得する第1取得手段と、社員からの社宅への入居の申請に関し、前記社員の属する前記会社を識別するための第3の会社識別情報と、前記社員を識別するための第3の社員識別情報と、前記社宅の入居状況を示す入居区分とを示す社宅申請情報を取得する2取得手段と、前記組織異動情報及び前記社宅申請情報のうち少なくとも一方を用いて、前記第1の会社識別情報と、前記第1の社員識別情報と、前記第1の経費識別情報と、前記第2の会社識別情報と、前記第2の社員識別情報と、前記第2の経費識別情報とを示すグループ会社社員情報を作成する第1作成手段と、前記グループ会社社員情報を記憶する第1記憶手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、業務担当者による社宅の入居料の計算やその経費の振替等の業務を削減可能になる。
図1は、一実施の形態に係るグループ会社システムの構成を例示する図である。 図2は、グループ会社社員マスタの作成に関する図であり、(a)は、組織異動情報を例示する図であり、(b)は、グループ会社社員情報を例示する図であり、(c)は、社宅管理装置の行う処理の概要を例示する図である。 図3は、社宅管理装置の機能的構成を例示する図である。 図4は、社宅管理装置の行う処理の手順を示すフローチャートである。 図5は、従来の業務の概要を例示する図である。 図6は、同実施の形態に係る業務の概要を例示する図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる情報処理装置の一実施の形態を詳細に説明する。
ここで、本実施の形態に係るグループ会社システムについて説明する。資本において親子関係のある会社群であるグループ会社に属する各会社には、各々を一意に識別可能な会社コードが付与されている。また、グループ会社に所属する各社員は、自身が所属する会社において各々を一意に識別可能な社員番号(社員NO)が付与される。当該社員がグループ会社においてある会社から他の会社に出向する場合、出向元の会社での社員番号及び出向先の会社での社員番号は異なり得る。また、当該社員の経費を負担する経費部門も出向元の会社と出向先の会社とでは異なり得る。各経費部門には各々を識別するための経費コードが付与されている。このようなグループ会社で運営されるグループ会社システムは、図1に示されるように、グループ会社に属する各会社のそれぞれが有する組織異動管理システムと、これらの会社の社宅を管理する社宅管理会社の有する社宅管理システムと、各会社の勘定を行う会計システムとが接続される。これらの各システムは、例えば、LAN(Local Area Network)、イントラネット、イーサネット(登録商標)又はインターネットなどのネットワークを介して接続される。
各会社の組織異動管理システムはそれぞれ、情報処理装置を有し、当該情報処理装置は、組織異動DB及び社宅申請DBを有する。組織異動DBは、組織変更や人事異動などの組織異動に関する組織異動情報を記憶する。組織異動DBは、図2(a)に例示されるように、出向先の会社に対する出向先DBと、出向元の会社に対する出向元DBとがある。出向先DBは、出向先の会社の会社コードと、出向先の会社に対する社員の所属状態を示す出向区分と、出向先の会社における社員NOと、出向先の会社における経費部門を識別するための経費コードと、出向元の会社の会社コードと、出向元の会社における社員NOとを対応付けて示す出向先情報を記憶する。出向区分としては、在社、出向などがある。出向元DBは、出向元の会社の会社コードと、出向元の会社に対する社員の在籍状態を示す出向区分と、出向元の会社における社員NOと、出向元の会社における経費部門を識別するための経費コードとを対応付けて示す出向元情報を記憶する。組織異動情報とは、出向先情報と出向元情報とを含むものであり、組織異動管理システムの有する情報処理装置において各社の人事担当者が操作入力を行うことで組織異動DBに記憶される。社宅申請DBは、社員からの社宅の利用を申請に関する社宅申請情報を記憶する。社宅申請情報は、会社の会社コードと、社員NOと、社宅の入居状況を示す入居区分とを対応付けて示す。入居区分としては、例えば、入居、退居などがある。また、当該情報処理装置は、退職した社員に関する退職者情報を記憶する。退職者情報は、会社の会社コードと、当該会社における社員の社員NOとを対応付けて示す。
社宅管理システムは情報処理装置(社宅管理装置という)を有し、当該社宅管理装置は、グループ会社社員マスタ、社宅管理DB及び社宅会計DBを有する。グループ会社社員マスタは、グループ会社に出向した社員のそれぞれについて、グループ会社社員情報を記憶する。グループ会社社員情報は、図2(b)に例示されるように、出向元の会社の会社NOと、出向元の会社における社員NOと、出向元の会社における経費部門を識別するための経費コードと、出向先の会社の会社NOと、出向先の会社における社員NOと、出向先の会社における経費部門を識別するための経費コードとを対応付けて示す。社宅管理DBは、グループ会社に属する各会社への社宅の支払いに関する社宅管理情報を記憶する。社宅管理情報は、社宅を利用する社員の属する会社の会社コードと、当該会社における社員の社員コードと、当該会社において経費の振替先となる経費部門を識別するための経費コードと、出向元の会社における経費コードと社宅の入居料、家賃、更新料手数料、敷金及び礼金などの社宅の利用に対する支払いに関する情報とを対応付けて示す。社宅会計DBは、社宅に利用に対する支払いを清算するための社宅会計情報を記憶する。社宅会計情報は、社宅を利用する社員の属する会社の会社コードと、当該会社における社員の社員コードと、当該会社において経費の振替先となる経費部門を識別するための経費コードと、社宅の入居料、家賃、更新料手数料、敷金及び礼金などの社宅の支払いに関する情報とを対応付けて示す。
会計システムは情報処理装置を有し、当該情報処理装置は、勘定マスタ及び各社の部門マスタを有する。勘定マスタは、各種支払いに関する勘定情報を記憶する。部門マスタは、各会社の経費部門を識別するための経費コードに関する部門情報を記憶する。部門情報は、各会社の会社NOと、経費部門を識別するための経費コードとを対応付けて示す。
ここで、各情報処理装置のハードウェア構成について説明する。本実施の形態の情報処理装置は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部と、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の主記憶部と、各種データや各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)やCD(Compact Disk)ドライブ装置等の補助記憶部と、これらを接続するバスとを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。また、情報処理装置には、情報を表示する表示部と、ユーザの指示入力を受け付けるキーボードやマウス等の操作入力部と、外部装置の通信を制御する通信I/F(interface)とが有線又は無線により各々接続される。
次に、このようなハードウェア構成において、情報処理装置である社宅管理装置の機能的構成について図3を用いて説明する。社宅管理装置は、情報取得部と、検索部と、情報作成部と、更新部とを有する。これらの各部は、社宅管理装置の有するCPUがROMやHDDに記憶された各種プログラムを実行することにより実現される。尚、上述したグループ会社社員マスタ、社宅管理DB及び社宅会計DBは、例えばHDDなどの補助記憶部に記憶される。また、グループ会社に属する各会社の組織異動DBへのファイルパスが補助記憶部に記憶されている。情報取得部は、補助記憶部に記憶されたファイルパスを用いて組織異動DBにアクセスして組織異動情報を取得し、社宅申請DBから社宅申請情報を取得する。検索部は、組織異動情報を用いて、情報取得部が取得した社宅申請情報のうち、検索条件に合致する社宅申請情報を検索する。具体的な検索条件については後述する。情報作成部は、情報取得部が取得した組織異動情報及び検索部の検索の結果得られた社宅申請情報を用いて、社宅入居者情報を作成する。また、情報作成部は、情報取得部が取得した組織異動情報を用いて、グループ会社に出向している社員であるという出向社員条件に合致する出向社員情報を作成する。また、情報作成部は、出向社員条件に合致する場合、社宅入居者情報及び出向社員情報を用いて、グループ会社社員情報を作成して、これをグループ会社社員マスタに記憶させ、出向社員条件に合致しない場合、社宅入居者情報を用いて、グループ会社社員情報を作成して、これをグループ会社社員マスタに記憶させる。具体的な出向社員条件については後述する。更新部は、グループ会社社員マスタに記憶させたグループ会社社員情報を用いて、社宅管理DBに記憶された社宅管理情報を更新する。
次に、本実施の形態にかかる社宅管理システムの有する社宅管理装置がグループ会社社員マスタを更新して社宅管理DBに社宅管理情報を登録する処理の手順について説明する。図2(c)は、当該処理の概要を示す図である。図4は当該処理の手順を示すフローチャートである。社宅管理装置は、グループ会社社員マスタを自動で更新するバッチを起動する(ステップS1)。そして、社宅管理装置は、グループ会社に所属する各会社の組織異動DBのファイルパスを取得して、各会社の組織異動DBにアクセスして組織異動情報を取得する(ステップS2)。次いで、社宅管理装置は、各会社の社宅申請DBにアクセスして、組織異動情報によって示される社員NOを取得し、当該社員NOと一致する社員NOを示す社宅申請情報を検索する(ステップS3)。これが検索条件に該当する。検索の結果該当の社宅申請情報が得られなかった場合(ステップS3:NO)、社宅管理装置は、当該処理を終了し、検索の結果該当の社宅申請情報が得られた場合(ステップS3:YES)、当該社宅申請情報によって示される会社の会社コードを特定し、当該社宅申請情報によって示される入居区分が「退居」であるか否かを判断する(ステップS4)。当該判断結果が否定的である場合(ステップS4:NO)、社宅管理装置は、当該処理を終了し、当該判断結果が肯定的である場合(ステップS4:YES)、ステップS4で特定した会社コードと、ステップS3で取得した社員NOとを対応付けて示す社宅入居者情報を作成する(ステップS5)。次いで、社宅管理装置は、出向社員条件に合致するか否かを以下のように判断する。まず、社宅管理装置は、ステップS4で特定した会社コード及びステップS3で取得した社員NOを示す組織異動情報を特定し、当該組織異動情報によって示される出向区分が「在社」であるか否かを判断する(ステップS6)。当該判断結果が否定的である場合(ステップS6:NO)、ステップS11に進み、当該判断結果が肯定的である場合(ステップS6:YES)、社宅管理装置は、ステップS6で特定した組織異動情報によって示される出向先の会社の会社コード及び出向元の会社の会社コードが異なるか否かを判断する(ステップS7)。ステップS6で特定した組織異動情報によって示される出向先の会社の会社コード及び出向元の会社の会社コードが同一である場合(ステップS7:NO)、ステップS11に進む。一方、ステップS6で特定した組織異動情報によって示される出向先の会社の会社コード及び出向元の会社の会社コードが異なる場合(ステップS7:YES)、社宅管理装置は、グループ会社に所属する各会社の組織異動管理システムの情報処理装置から退職者情報を取得して、ステップS4で特定した会社コード及び社員NOと一致する会社コード及び社員NOを示す退職者情報があるか否かを判断する(ステップS8)。
当該判断結果が肯定的である場合(ステップS8:YES)、ステップS3で取得した社員NOの社員が、出向区分が「在社」である会社(出向先の会社)の前に在社していた会社(出向元の会社に相当)を退職したものとして、ステップS11に進む。ステップS8の判断結果が否定的である場合(ステップS8:NO)、社宅管理装置は、ステップS3で取得した社員NOの社員がグループ会社に出向している社員であり出向社員条件に合致しているとして、ステップS6で特定した組織異動情報によって示される出向先の会社の会社コード、出向先の会社における社員NO(ステップS3で取得した社員NO)及び出向先の会社における経費コードを示す出向社員情報を作成する(ステップS9)。そして、社宅管理装置は、ステップS5で作成した社宅入居者情報と、ステップS9で作成した出向社員情報とを用いて、出向元の会社の会社NOと、出向元の会社における社員NOと、出向元の会社における経費部門を識別するための経費コードと、出向先の会社の会社NOと、出向先の会社における社員NOと、出向先の会社における経費部門を識別するための経費コードとを対応付けて示すグループ会社社員情報を作成して、これをグループ会社社員マスタに記憶させることにより、グループ会社社員マスタを更新する(ステップS10)。その後、ステップS12に進む。
一方、ステップS11では、社宅管理装置は、ステップS5で作成した社宅入居者情報を用いて、出向元の会社の会社NOと、出向元の会社における社員NOと、出向元の会社における経費部門を識別するための経費コードと、出向先の会社の会社NOと、出向先の会社における社員NOと、出向先の会社における経費部門を識別するための経費コードとを対応付けて示すグループ会社社員情報を作成して、これをグループ会社社員マスタに記憶させることにより、グループ会社社員マスタを更新する。その後ステップS12に進む。ステップS12では、社宅管理装置は、ステップS10又はS11で更新したグループ会社社員マスタを参照して、社宅管理DBに記憶された社宅管理情報を更新する。具体的には、社宅管理装置は、社宅管理情報によって示される社員NOと一致する、出向元の会社における社員NOを示すグループ会社社員情報をグループ会社社員マスタにおいて検索する。そして、社宅管理装置は、検索の結果得られたグループ会社社員情報によって示される出向元の会社における経費コード、出向先の会社の会社コード、出向先の会社における社員NO及び出向先の会社における経費コードを取得し、当該社宅管理情報によって示される会社コード、社員NO及び経費コードを、取得した会社コード、社員NO及び経費コードに各々更新し、当該社宅管理情報によって示される出向元の会社における経費コードを、取得した出向元の会社における経費コードに更新する。
その後、社宅管理装置は、社宅管理DBに記憶された社宅管理情報を用いて、当該社宅管理情報社宅によって示される会社コード、社員コード及び経費コードと、社宅の入居料、家賃、更新料手数料、敷金及び礼金などの社宅の支払いに関する情報とを対応付けて示す社宅会計情報を作成してこれを社宅会計DBに記憶させる。会計システムの有する情報処理装置は、社宅会計DBに記憶された社宅会計情報を用いて、社宅の入居料、社宅の家賃、更新料手数料、礼金、敷金などの各種の支払いに関し、部門マスタを参照して、社宅の入居料を経費として負担する経費部門に振り替える部門振替処理を行ったり、勘定マスタを参照して、社宅管理会社の対する社宅の支払いに関する立替金の清算を行う立替金精算処理を行ったりして各種会計処理を行うことが可能になる。
以上のようにして、グループ会社に属する各社の有する組織異動システムを利用して、グループ会社に出向した社員について、出向先の会社の会社コード、出向先の会社での社員NO、出向元の会社の会社コード、出向元の会社での社員NO及び出向元の会社での経費コードを一元化したグループ会社社員情報を作成してグループ会社社員マスタに登録する。これにより、出向した社員全ての出向先の経費コードが、出向元の会社コード及び社員NOを用いて検索可能になる。また、社宅申請情報に対応する社員の出向元の会社の経費コードが検索可能になる。また、社宅申請は、社員の所属する会社の更新、退職者情報の取得、入居料の更新後に実行可能となる。また、入居料のグループ会社内での請回収業務のため、社宅に係る経費に関し前月分との差分を示す支給控除データを格納するデータベースである支給控除リンクの作成後、社宅申請の支給控除データにおける社員の所属する会社の更新、退職者情報の取得後の社宅管理情報を社宅管理DBに集約できる。
このような社宅管理情報を用いることにより、社宅管理会社の各業務担当者の社宅の入居料に関する計算業務の負荷を削減することができる。また、社宅管理会社における業務の負荷を削減することができる。社宅入居料計算において、グループ会社に所属する各会社の業務担当者への連絡作業を削減することができる。また、会計システムにおける部門振替処理、立替金精算処理等、会計データ作成機能を可能にしたため、グループ会社に所属する各会社及び社宅管理会社の会計関連業務を削減することができる。
具体的には、従来においては、図5に例示されるように、社宅管理会社では、業務担当者が、グループ会社に所属する各会社に対して、社宅の家賃、更新料手数料、敷金及び礼金などの支払いの立替金額を請求する請求書を発行していた。グループ会社に所属する各会社では、当該請求書に基づいて、社宅の支払いに関する支払い明細データを作成して、社宅管理会社に対して立替金に相当する金額の振込みを行い、その後、振込みを行った金額を経費として経費部門に振り替える手続きを行っていた。そして、社宅管理会社では、各会社から立替金の入金があると、入金処理を行って、立替金の清算を行う立替金清算処理を行い、その後、入金が完了したか否かを業務担当者が入力していた。
一方、本実施の形態においては、図6に例示されるように、社宅管理会社では、社宅管理システムが上述したようにグループ会社社員マスタを有し、これに基づいて、社宅会計情報を自動で作成するため、業務担当者がグループ会社に所属する各会社に対して請求書を発行する業務を行う必要がなくなる。また、社宅管理システムでは、グループ会社社員マスタに基づいて、社宅管理情報において、出向した社員の経費コードを出向先の会社における経費コードに更新するため、当該社宅管理情報に基づいて、経費の振り替えが自動で行われることになる。この結果、各会社の業務担当者が、立替金の振込み(振込み処理)を行う必要がなくなる。また、会社の経費部門への経費の振り替え(部門振替処理)が自動で行われるため、各社の業務担当者が、各会社の経費部門へ経費を振り替える業務を行う必要がなくなる。また、社宅管理システムでは、社宅管理情報を用いて社宅会計情報を作成して、これを各社に承認してもらい、承認が得られた社宅会計情報を会計システムの有する情報処理装置に受け渡すことで、社宅管理会社では入金処理及び立替金清算処理を行う必要がなくなる。また、入金が完了したか否かの入力を業務担当者が行う必要がなくなる。従って、本実施の形態によれば、業務担当者による社宅の入居料の計算やその経費の振替等の業務を削減することが可能になる。
尚、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。更に、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述した実施の形態において、社宅管理装置で実行される各種プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。当該各種プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。
特開2009−70285号公報

Claims (4)

  1. グループ会社に属する各会社において組織移動のある社員に関し、出向先の会社を識別するための第1の会社識別情報と、前記出向先の会社における社員を識別するための第1の社員識別情報と、前記出向先の会社に対する前記社員の所属状態を示す第1の出向区分と、前記出向先の会社において経費の振替先となる経費部門を識別するための第1の経費識別情報と、出向元の会社を識別するための第2の会社識別情報と、前記出向元の会社における社員を識別するための第2の社員識別情報とを示す出向先情報と、前記第2の会社識別情報と、前記出向元の会社に対する前記社員の所属状態を示す第2の出向区分と、前記第2の社員識別情報と、前記出向元の会社において経費の振替先となる経費部門を識別するための第2の経費識別情報とを示す出向元情報とを含む組織異動情報を取得する第1取得手段と、
    社員からの社宅への入居の申請に関し、前記社員の属する前記会社を識別するための第3の会社識別情報と、前記社員を識別するための第3の社員識別情報と、前記社宅の入居状況を示す入居区分とを示す社宅申請情報を取得する2取得手段と、
    前記組織異動情報及び前記社宅申請情報のうち少なくとも一方を用いて、前記第1の会社識別情報と、前記第1の社員識別情報と、前記第1の経費識別情報と、前記第2の会社識別情報と、前記第2の社員識別情報と、前記第2の経費識別情報とを示すグループ会社社員情報を作成する第1作成手段と、
    前記グループ会社社員情報を記憶する第1記憶手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記組織移動情報によって示される前記第1の会社識別情報及び前記第1の社員識別情報の組み合わせ又は前記第2の会社識別情報及び前記第2の社員識別情報の組み合わせのうち少なくとも一方と一致する前記第3の会社識別情報及び前記第3の社員識別情報が示される前記社宅申請情報があるか否かを検索する検索手段と、
    前記検索の結果得られた前記社宅申請情報によって示される前記入居区分によって示される前記入居状況が退居である場合、前記社宅申請情報によって示される前記組み合わせを示す社宅入居者情報を作成する第2作成手段と、
    退職した社員に関し、退職した会社を識別するための第4の会社識別情報と、前記社員を識別するための第4の社員識別情報とを示す退職者情報を取得する第3取得手段と、
    前記第1の出向区分によって示される前記所属状態が在社である場合、前記第1の会社識別情報及び前記第2の会社識別情報が異なる場合且つ前記退職者情報によって示される前記第4の会社識別情報及び前記第4の社員識別情報が前記第2の会社識別情報及び前記第2の社員識別情報に一致しない場合、前記第1の会社識別情報と、前記第1の社員識別情報と、前記第1の経費識別情報と、前記第2の会社識別情報と、前記第2の社員識別情報と、前記第2の経費識別情報とを示す出向社員情報を作成する第3作成手段とを更に備え、
    前記第1作成手段は、前記社宅入居者情報及び前記出向社員情報を用いて、前記グループ会社社員情報を作成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1作成手段は、前記第1の出向区分によって示される前記所属状態が在社でない場合、前記第1の会社識別情報及び前記第2の会社識別情報が同一である場合又は前記退職者情報によって示される前記第4の会社識別情報及び前記第4の社員識別情報が前記第2の会社識別情報及び前記第2の社員識別情報に一致する場合、前記社宅入居者情報を用いて、前記グループ会社社員情報を作成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 社宅を利用する社員の属する前記会社を識別するための第5の会社識別情報と、前記会社における社員を識別するための第5の社員識別情報と、前記会社において経費の振替先となる経費部門を識別するための第5の経費識別情報と、前記社員の出向元の会社において経費の振替先となる経費部門を識別するための第6の経費識別情報と、社宅の支払いに関する情報とを示す社宅管理情報を記憶する第2記憶手段と、
    前記社宅管理情報によって示される前記第5の会社識別情報及び前記第5の社員識別情報の組み合わせと一致する前記第2の会社識別情報及び前記第2の社員識別情報の組み合わせを示す前記グループ会社社員情報を用いて、前記第5の会社識別情報、前記第5の社員識別情報及び前記第5の経費識別情報を、前記グループ会社社員情報によって示される前記第1の会社識別情報、前記第1の社員識別情報及び前記第1の経費識別情報に各々更新する更新手段とを更に備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
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