JP4455544B2 - 請求管理システム、請求管理方法及び請求管理プログラム - Google Patents

請求管理システム、請求管理方法及び請求管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、取引先毎に請求レコードと入金レコードとを照合して消し込む場合に用いる顧客コードを付与するための請求管理システム、請求管理方法及び請求管理プログラムに関するものである。
売掛金の回収に係る業務の一つとして、請求内容の記載された請求レコードと、入金内容の記載された入金レコードとを照合して、入金済みの請求データを逐次消し込んでいく請求データの消込作業が広く一般に行なわれている。最近では、この作業を、コンピュータを利用して行なう場合もある。例えば、EDI(Electronic Data Interchange )を利用して消込を行なう技術も開示されている(例えば、特許文献1を参照。)。この文献記載の技術では、消込キー情報を持ち回ることにより、消込処理の自動化を行なっている。
更に、支払人と関連づけられた複数の振込専用口座を用いて振込を行なう振込処理システムに関する技術も開示されている(例えば、特許文献2を参照。)。この文献記載の技術では、振り込まれた口座番号が振込専用の口座番号かどうかを、テーブル検索で調べる。テーブル検索の結果、振込専用の口座ではない場合は、通常の元帳入金処理を行なう。一方、振込専用の口座番号であるときは、被振込口座番号や関連情報を所定箇所に付加して被振込口座番号を正当口座番号に変更する。このとき、支払人ごとの振込専用の口座番号や関連情報が所定箇所に付与されて通知される。振込専用口座を設定した企業では、振込に使用した口座番号により支払人を特定することができる。
特開2001−92913号公報(第1頁) 特開2000−82101号公報(第1頁)
消込処理を行なう場合、同じ取引先に関する請求レコードと入金レコードとを照合する必要がある。ここで、請求レコードに関しては、請求者自身が取引先を特定するための顧客コードを付与することができる。しかし、入金レコードに関しては、通常の銀行振込の場合、入金元の特定作業は、振込依頼人が自由に入力できる暖昧な振込依頼人名のみにより特定しなければならない。また、氏名や法人名称の場合、類似した名称があり、ユニークに特定することが困難な場合もある。このため、この消込作業は大きな負荷になっている。
また、取引関係においてはEDIを利用できない場合もある。更に、振込依頼人がEDI情報を振込に対して付加しない場合には、EDI情報を用いて消込を行なうことはできない。一方、振込専用口座を使用した処理では、請求に対して振込専用口座を設定する必要がある。このため、すべての請求に対して振込専用口座を設定する場合、その事務負担が増加する。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、取引先毎に請求レコードと入金レコードとを照合して消し込む場合に用いる顧客コードを効率的かつ的確に付与するための請求管理システム、請求管理方法及び請求管理プログラムを提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、振込依頼人名毎に付与された顧客コードに関するデータを記録した振込依頼人名データ記憶手段と、顧客コードと請求額を含む取引先の請求について、振込先口座識別子を含む消込情報を記録する請求データを記録した請求データ記憶手段と、入金のために用いる振込専用口座の口座識別子が記録された振込専用口座管理テーブルと、請求消込を行なう制御部とを備え、請求管理処理を実行するシステムであって、前記制御部が、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに基いて請求書を発行する請求処理を実行する請求処理手段と、振込依頼人名に関するデータを含む入金データを取得する入金データ取得手段と、振込専用口座に関連付けられた本来口座に振り替えられた入金データを取得した場合、前記請求データ記憶手段に記録された振込先口座識別子の中で振込専用口座の振込先口座識別子に関連付けられた顧客コードを特定するとともに、顧客コードが指定された入金データを取得した場合、前記入金データの顧客コードを特定する請求先特定手段と、前記振込依頼人名データ記憶手段を用いて前記入金データに含まれる振込依頼人名を検索し、前記振込依頼人名が前記振込依頼人名データ記憶手段に登録されていない場合、前記特定した顧客コードに関連付けて、前記入金データに含まれる振込依頼人名を、前記振込依頼人名データ記憶手段に登録する振込依頼人名登録手段と、前記振込専用口座の振込先口座識別子又は顧客コードについて、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに消込情報を記録する手段とを備え、前記請求処理手段が、請求先顧客の名称を振込依頼人名データ記憶手段において検索し、前記振込依頼人名データ記憶手段において、前記請求先顧客の名称が類似する類似顧客の登録を検出した場合、この類似顧客に設定された振込先口座を特定し、この請求に対して異なる振込先口座を前記振込専用口座管理テーブルから取得し、振込先口座として設定する振込先口座変更処理を行なうとともに、前記入金データ取得手段において、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、前記請求先特定手段において、前記入金データに含まれる振込依頼人名を用いて前記振込依頼人名データ記憶手段を検索し、前記振込依頼人名に関連付けられた顧客コードを前記入金データに付与することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載の請求管理システムにおいて、排除可能な特定文字を記録した特定文字データ記憶手段を更に備え、前記振込依頼人名登録手段は、入金データに含まれる振込依頼人名から、特定文字を排除して登録することを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の請求管理システムにおいて、前記振込依頼人名登録手段は、前記特定した顧客コードの振込依頼人名に関連付けて、前記入金データに含まれる仕向銀行情報を、前記振込依頼人名データ記憶手段に登録し、前記請求先特定手段が、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合に
は、前記振込依頼人名データ記憶手段を用いて、前記入金データに含まれる振込依頼人名を用いて検索し、前記振込依頼人名データ記憶手段に前記振込依頼人に関連付けられて登録された仕向銀行情報と、前記入金データの仕向銀行情報とが一致する場合に、この振込依頼人名に関連付けられた顧客コードを前記入金データに付与することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の請求管理システムにおいて、前記請求処理手段が、前記振込依頼人名データ記憶手段において、前記請求先顧客の名称が類似する類似顧客の登録を検出した場合、前記類似顧客の顧客コードを取得し、この顧客コードに関して、前記請求データ記憶手段において、消込情報が記録されていない請求データを検索し、未回収の請求がある場合に前記振込先口座変更処理を行なうことを要旨とする。
請求項に記載の発明は、振込依頼人名毎に付与された顧客コードに関するデータを記録した振込依頼人名データ記憶手段と、顧客コードと請求額を含む取引先の請求について、振込先口座識別子を含む消込情報を記録する請求データを記録した請求データ記憶手段と、入金のために用いる振込専用口座の口座識別子が記録された振込専用口座管理テーブルと、請求消込を行なう制御部とを備える請求管理システムを用いて、請求管理処理を実行する方法であって、前記制御部が、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに基いて請求書を発行する請求処理を実行する請求処理段階と、振込依頼人名に関するデータを含む入金データを取得する入金データ取得段階と、振込専用口座に関連付けられた本来口座に振り替えられた入金データを取得した場合、前記請求データ記憶手段に記録された振込先口座識別子の中で振込専用口座の振込先口座識別子に関連付けられた顧客コードを特定するとともに、顧客コードが指定された入金データを取得した場合、前記入金データの顧客コードを特定する請求先特定段階と、前記振込依頼人名データ記憶手段を用いて前記入金データに含まれる振込依頼人名を検索し、前記振込依頼人名が前記振込依頼人名データ記憶手段に登録されていない場合、前記特定した顧客コードに関連付けて、前記入金データに含まれる振込依頼人名を、前記振込依頼人名データ記憶手段に登録する振込依頼人名登録段階と、前記振込専用口座の振込先口座識別子又は顧客コードについて、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに消込情報を記録する段階とを実行し、前記請求処理手段が、請求先顧客の名称を振込依頼人名データ記憶手段において検索し、前記振込依頼人名データ記憶手段において、前記請求先顧客の名称が類似する類似顧客の登録を検出した場合、この類似顧客に設定された振込先口座を特定し、この請求に対して異なる振込先口座を前記振込専用口座管理テーブルから取得し、振込先口座として設定すると
ともに、前記入金データ取得段階において、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、前記請求先特定段階において、前記入金データに含まれる振込依頼人名を用いて前記振込依頼人名データ記憶手段を検索し、前記振込依頼人名に関連付けられた顧客コードを前記入金データに付与することを要旨とする。
請求項に記載の発明は、振込依頼人名毎に付与された顧客コードに関するデータを記録した振込依頼人名データ記憶手段と、顧客コードと請求額を含む取引先の請求について、振込先口座識別子を含む消込情報を記録する請求データを記録した請求データ記憶手段と、入金のために用いる振込専用口座の口座識別子が記録された振込専用口座管理テーブルと、請求消込を行なう制御部とを備える請求管理システムを用いて、請求管理処理を実行するためのプログラムであって、前記制御部を、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに基いて請求書を発行する請求処理を実行する請求処理手段と、振込依頼人名に関するデータを含む入金データを取得する入金データ取得手段と、振込専用口座に関連付けられた本来口座に振り替えられた入金データを取得した場合、前記請求データ記憶手段に記録された振込先口座識別子の中で振込専用口座の振込先口座識別子に関連付けられた顧客コードを特定するとともに、顧客コードが指定された入金データを取得した場合、前記入金データの顧客コードを特定する請求先特定手段と、前記振込依頼人名データ記憶手段を用いて前記入金データに含まれる振込依頼人名を検索し、前記振込依頼人名が前記振込依頼人名データ記憶手段に登録されていない場合、前記特定した顧客コードに関連付けて、前記入金データに含まれる振込依頼人名を、前記振込依頼人名データ記憶手段に登録する振込依頼人名登録手段と、前記振込専用口座の振込先口座識別子又は顧客コードについて、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに消込情報を記録する手段として機能させ、前記請求処理手段が、請求先顧客の名称を振込依頼人名データ記憶手段において検索し、前記振込依頼人名データ記憶手段において、前記請求先顧客の名称が類似する類似顧客の登録を検出した場合、この類似顧客に設定された振込先口座を特定し、この請求に対して異なる振込先口座を前記振込専用口座管理テーブルから取得し、振込先口座として設定するとともに、前記入金データ取得手段において、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、前記請求先特定手段において、前記入金データに含まれる振込依頼人名を用いて前記振込依頼人名データ記憶手段を検索し、前記振込依頼人名に関連付けられた顧客コードを前記入金データに付与するように機能させることを要旨とする。
(作用)
請求項1、又はに記載の発明によれば、振込専用口座識別子に基づいて請求先を特定した顧客コードに関連付けて、入金データに含まれる振込依頼人名を振込依頼人名データ記憶手段に登録する。これにより、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、入金データに含まれる振込依頼人名を用いて振込依頼人名データ記憶手段を検索し、振込依頼人に関連付けられた顧客コードを入金データに付与することができる。従って、振込専用口座を利用して特定された振込依頼人名を、他の消込処理において利用することができる。
発明によれば、顧客コードが指定された入金データを取得した場合、請求先を特定した顧客コードに関連付けて、入金データに含まれる振込依頼人名を振込依頼人名データ記憶手段に登録する。これにより、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、入金データに含まれる振込依頼人名を用いて振込依頼人名データ記憶手段を検索し、振込依頼人に関連付けられた顧客コードを入金データに付与することができる。従って、顧客コードを利用して特定された振込依頼人名を、他の消込処理において利用することができる。
本発明によれば、入金データを用いて、振込依頼人名データ記憶手段を逐次、更新することができる。
請求項に記載の発明によれば、特定文字を排除した振込依頼人名を、振込依頼人名データ記憶手段に登録することができる。これにより、振込依頼人名の登録内容の揺らぎを抑制することができる。
請求項に記載の発明によれば、振込依頼人名データ記憶手段に仕向銀行情報を登録する。これにより、入金レコードに含まれる仕向銀行情報を用いて、取引先顧客の特定精度を向上させることができる。
発明によれば、振込依頼人名が類似する類似顧客の登録を検出した場合、この類似顧客に設定された振込先口座を特定する。そして、この請求に対して異なる振込先口座を設定する振込先口座変更処理を行なう。振込先口座を変更することにより、類似した振込依頼人名が存在する場合にも、混同を防止することができる。
請求項に記載の発明によれば、未回収の請求がある場合に前記振込先口座変更処理を行なう。これにより、振込先口座の変更を少なくし、振込先口座を効率的に利用することができる。
本発明によれば、取引先毎に請求レコードと入金レコードとを照合して消し込む場合に用いる顧客コードを効率的かつ的確に付与するための請求管理システム、請求管理方法及び請求管理プログラムを提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を、図1〜図11を用いて説明する。本実施形態では、売掛金に関する請求と入金とを消し込む場合に用いる請求管理システム、請求管理方法及び請求管理プログラムとして説明する。図1に示すように、本実施形態では、金融機関システム10及び請求管理システムとしての未収入金管理システム20を用いて消込処理を行なう。
この未収入金管理システム20は、請求処理や消込処理を実行するコンピュータシステムである。この未収入金管理システム20は、図1に示すように、CPU、RAM、ROM等の制御手段から構成された制御部21、各種データ記憶手段、入力部25、出力部26、通信手段等を備える。入力部25には、キーボードやポインティングデバイスを用いる。出力手段には、ディスプレイやプリンタを用いる。
また、未収入金管理システム20は、マスタデータ記憶部22、請求データ記憶部33及び入金データ記憶部34を備える。
未収入金管理システム20の制御部21は、請求処理や消込処理を行なうための各種データの管理処理を行なう。この制御部は、後述する処理(請求処理段階、入金データ取得段階、請求先特定段階、振込依頼人名登録段階、請求データに消込情報を記録する段階の各処理等)を行なう。そのための入金管理プログラムを実行することにより、制御部21は、図1に示すように請求処理手段210、入金データ登録手段211、消込キー作成処理手段212、マスタ登録処理手段213、消込処理手段215として機能する。
ここで、請求処理手段210は、顧客に対する請求について、後述する請求処理を実行する。
入金データ登録手段211は入金データ取得手段として機能し、金融機関システム10
からファームバンキング等を通じて取得された振込データが蓄積されたデータ記憶手段から取得し、振込データを入金データ記憶部34に記録する処理を実行する。なお、入金データ登録手段211が、金融機関システム10からファームバンキング等を通じて、直接的に振込データが取得することも可能である。
消込キー作成処理手段212は請求先特定手段として機能し、入金データ記憶部34に記録された入金レコードに対して、取引先を特定するための顧客コードを付与する処理を実行する。ここで、振込専用口座や顧客コードが記録されていない入金レコードに対しては、マスタデータ記憶部22に登録されている顧客マスタテーブル221や振込依頼人名マスタテーブル222を用いて顧客コードを付与する。
マスタ登録処理手段213は振込依頼人名登録手段として機能し、取引先が特定された場合に、その結果を振込依頼人名マスタテーブルに反映させる登録や更新処理を行なう。
消込処理手段215は、請求レコードと入金レコードとを照合して消込情報を記録する消込処理を行なう。この場合、振込が行なわれた振込専用口座の口座識別子(銀行コード、本支店コード、口座番号)や付与された顧客コードを利用して消込処理を行なう。
マスタデータ記憶部22は、削除文字テーブル、桁数テーブル、振込専用口座管理テーブル、顧客マスタテーブル221、振込依頼人名マスタテーブル222のマスタデータ等が記録される。このマスタデータ記憶部22の各テーブルは、各処理が行なわれる前に初期登録される。
削除文字テーブルは特定文字データ記憶手段として機能し、法人略称等を削除するための文字列に関するデータが記録されている。具体的には、この削除文字テーブルは、例えば、「カブシキカイシャ」や「(カ)」、「カ)」等のように、振込依頼人が通常、よく使用すると想定される法人略称に関するデータが記録されている。
桁数テーブルには、振込先口座の口座識別子毎に、顧客コードの文字数(桁数)に関するデータが記録されている。具体的には、振込依頼人名フィールドから、この桁数の文字列を抜き出すことにより、顧客コードを取得することができる。
振込専用口座管理テーブルには、利用可能な振込専用口座の識別子と利用状況に関するデータが記録されている。この振込専用口座は、入金のためだけに用いる口座であり、この口座に入金された金額は、この振込専用口座に関連付けられた本来口座に振り替えられる。この場合、本来口座への入金情報として、振込専用口座識別子に関する情報が付加される。なお、この振込専用口座は、特定の本支店コードが付与されており、この本支店コードを用いることにより、通常の振込と、振込専用口座への振込とを識別することができる。
また、利用状況フィールドには、利用可否に関するデータが記録される。請求に用いられている場合には使用中フラグが記録されており、この振込専用口座を用いて請求を回収した場合には、使用中フラグが削除される。従って、使用中フラグが付されていない振込専用口座を他の請求に用いることができる。
顧客マスタテーブル221には、図2に示すように、取引先毎に顧客コード、顧客名、顧客住所等のフィールド項目から構成された顧客レコードが記録されている。
ここで、顧客コードフィールドには、取引先顧客をユニークに特定するために、顧客毎に個別に付与された識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、顧客コードとして所定桁数の英数字を用いる。
顧客名、顧客住所フィールドには、顧客の正式名称や住所に関するデータが記録される。この正式名称は、各顧客をユニークに特定することができる名称を用いる。
振込依頼人名マスタテーブル222は振込依頼人名データ記憶手段として機能し、図3に示すように、取引先毎の顧客コードに対して、振込依頼人名と仕向銀行情報とを関連付けたフィールド項目から構成された振込依頼人名レコードが記録されている。この振込依頼人名レコードは、振込依頼人名マスタ登録処理の度に必要に応じて更新される。
顧客コードフィールドには、取引先を特定するための識別子に関するデータが記録される。
振込依頼人名フィールドには、振込依頼人が振込時に使用した名称に関するデータが記録される。
仕向銀行情報フィールドには、振込依頼人名毎に、振込時に利用された仕向銀行に関する情報(仕向銀行コード、本支店コード)に関するデータが記録される。
なお、この振込依頼人名レコードにおいては、一つの顧客コードに対して、複数の振込依頼人名を設定することが可能であり、振込依頼人名毎に仕向銀行情報を記録することができる。
請求データ記憶部33は請求データ記憶手段として機能し、図4に示すように、取引先に対する売掛金の請求レコードが記録される。この請求レコードは、顧客コード、属性区分、請求額、入金指定日及び振込先口座識別子や取引内容及び消込情報のデータ項目を記録するためのデータフィールドを含む。
顧客コードフィールドには、取引先を特定するための識別子に関するデータが記録される。
属性区分フィールドには、取引属性を特定するための識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、手数料免除の可否、合算支払の可否を示すフラグが記録される。
請求額、入金指定日フィールドには、この顧客に対する請求額、入金指定日を特定するための識別子に関するデータが記録される。
振込先口座識別子フィールドには、この顧客が振込を行なう場合の振込先口座を特定するための識別子(銀行コード、本支店コード、科目コード、口座番号)に関するデータが記録される。
取引内容フィールドには、商品コード、商品名、入数、数量、単価、合計額等の取引内容を特定するためのデータが記録される。
消込情報フィールドには、消込ができた場合に消込フラグが記録される。この消込フラグは、消込を行なった入金レコードを特定することができる固有の消込コードを含んでいる。
このように請求データ記憶部33に登録された請求レコードは、電子データまたは帳票類として取引先へ送付される。
入金データ記憶部34には、図5に示すように、取引先が行なった振込が行なわれた入金レコードが記録される。この入金レコードは、金融機関システム10から振込データを取得した場合に記録される。この入金レコードには、入金日、入金額、振込依頼人名、仕向銀行情報等のデータ項目を記録するためのデータフィールドを含む。更に、各入金レコードは、顧客コードフィールドや消込情報フィールドを含む。
入金日、入金額フィールドには、この振込が行なわれた入金日、入金額に関するデータが記録される。
振込依頼人名フィールドには、この振込を行なった振込依頼人が入力した振込依頼人名に関するデータが記録される。
仕向銀行情報フィールドには、この振込が行なわれた金融機関の仕向銀行情報(仕向銀行コード、本支店コード)に関するデータが記録される。
顧客コードフィールドには、後述する処理により付与された顧客コードが記録される。
消込情報フィールドには、消込ができた場合に消込フラグが記録される。この消込フラグは、消込を行なった請求レコードを特定するために、共通した消込コードを含んで構成される。
以上のように構成された未収入金管理システム20を用いて、請求処理〜消込処理を行なう処理手順を、図6〜図11を用いて説明する。
(請求処理)
まず、請求処理について、図6を用いて説明する。この請求処理では、今回の請求対象の請求レコードを取得して、この請求レコードを請求データ記憶部33に記録する。
そして、未収入金管理システム20の制御部21は、類似する振込依頼人名の検索処理を実行する(ステップS1−1)。具体的には、まず、請求処理手段210が、請求データ記憶部33から順次、今回の請求対象の請求レコードを取得し、顧客コードを特定する。そして、請求処理手段210は、この顧客コードを用いて、マスタデータ記憶部22の振込依頼人名マスタテーブル222に記録されている振込依頼人名を特定する。次に、請求処理手段210は、この振込依頼人名と類似する、他の振込依頼人名を検索する。具体的には、この振込依頼人名と他の振込依頼人名とを比較し、一致する文字数の割合を用いて類似度を算出する。この類似度が、マスタデータ記憶部22に予め記憶された所定の基準値より高い場合、類似登録があることになる。
類似登録を検出した場合(ステップS1−2において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名が類似する顧客に対する未回収の請求についての検索処理を実行する(ステップS1−3)。具体的には、制御部21の請求処理手段210が、振込依頼人名マスタテーブル222を用いて、類似振込依頼人名の顧客コードを特定する。そして、請求処理手段210は、請求データ記憶部33を用いて、この顧客コードを含む請求レコードであって、消込情報が記録されていないレコードを検索する。
類似振込依頼人名の顧客に対して未回収の請求レコードを検出した場合(ステップS1−4において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、既発行の請求の振込先口座とは異なる振込先口座の設定処理を実行する(ステップS1−5)。具体的には、請求処理手段210が、類似振込依頼人名の顧客コードについて発行済の請求レコードにおいて設定された振込先口座識別子を特定する。次に、請求処理手段210は、この振込先口座識別子とは異なる口座識別子(振込専用口座の口座識別子)をマスタデータ記憶部22から取得する。そして、今回の請求対象の請求レコードに、新たに取得した振込先口座識別子を記録する。
そして、請求処理手段210は、請求データ記憶部33に記録された請求レコードに基づいて、請求書を発行する処理を実行する。この請求書には、請求レコードに記録された振込先口座が設定されることになる。
(消込キー作成処理)
次に、消込キー作成処理について、図7、8を用いて説明する。請求書を受けた場合、
顧客は、仕向銀行から被仕向銀行への振込処理を行なう。
図7に示すように、未収入金管理システム20の制御部21は、定期的に、被仕向銀行の金融機関システム10から受信して所定のデータ記憶部に格納された振込データを取得する(ステップS2−1)。本実施形態では、制御部21の入金データ登録手段211が、ファームバンキングにより受信した振込データを取得する。この場合、未収入金管理システム20が管理している複数の口座への入金に関するデータを取得する。この振込データは、入金日、入金額、振込依頼人名、仕向銀行コード、本支店コードに関するデータを含んでいる。そして、制御部21の入金データ登録手段211は、取得した振込データ毎に入金レコードを生成し、入金データ記憶部34に記録する。
未収入金管理システム20の制御部21は、この振込が行なわれた口座種類の判断処理を実行する(ステップS2−2)。この口座の種類には、請求毎に割り当てられた振込専用口座と通常の口座とがあり、本支店コードを用いて判断することができる。
振込専用口座に対する振込の場合(ステップS2−2において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードの付与処理を実行する(ステップS2−3)。具体的には、消込キー作成処理手段212が、この振込専用口座が付与された請求レコードを、請求データ記憶部33から取得する。そして、消込キー作成処理手段212は、請求レコードに含まれる顧客コードにより、この入金レコードに関する顧客コードを特定する。この顧客コードは、後述する振込依頼人名マスタ登録処理において利用される。
更に、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタ登録処理を実行する(ステップS2−4)。この処理の詳細については後述する。
振込専用口座に対する振込でない場合(ステップS2−2において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、特定文字の削除処理を実行する(ステップS2−5)。具体的には、制御部21の消込キー作成処理手段212が、入金データ記憶部34に記録された入金レコードの振込依頼人名を取得する。そして、消込キー作成処理手段212は、入金レコードの振込依頼人名の文字列中に、マスタデータ記憶部22に記録された削除文字テーブルに含まれる文字列を検知した場合には、この文字列を削除する。
そして、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードの確認処理を実行する(ステップS2−6)。ここでは、消込キー作成処理手段212が、入金レコードの振込依頼人名フィールドにおいて前方に英数字が記録されている場合、この英数字を顧客コードとして扱う。具体的には、消込キー作成処理手段212は、マスタデータ記憶部22の桁数テーブルから、振込先口座識別子に応じて設定されているコードの桁数を取得する。そして、この桁数に応じた英数字を振込依頼人名フィールドから取得する。そして、マスタデータ記憶部22に記録された顧客マスタテーブル221において、取得した顧客コードを検索する。
取得した顧客コードの登録を確認できた場合(ステップS2−6において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、後述する振込依頼人名マスタ登録処理を実行する(ステップS2−4)。
一方、入金レコードの振込依頼人名フィールドから顧客コードを取得できない場合や、取得した顧客コードの登録を確認できない場合(ステップS2−6において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客マスタテーブル221を用いての照合処理を実行する(ステップS2−7)。具体的には、消込キー作成処理手段212は、入金レコードの振込依頼人名フィールドに記録されている文字列(振込依頼人名)が、
マスタデータ記憶部22の顧客マスタテーブル221に記録されているかどうかを検索する。
入金レコードに記録された振込依頼人名と一致する顧客名が顧客マスタテーブル221に登録されている場合(ステップS2−8において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードの付与処理を実行する(ステップS2−9)。具体的には、顧客マスタテーブル221において、振込依頼人名称と一致する顧客名の顧客コードを、この入金レコードに記録する。そして、未収入金管理システム20の制御部21は、後述する振込依頼人名マスタ登録処理を実行する(ステップS2−4)。
一方、入金レコードに記録された振込依頼人名と一致する顧客名が顧客マスタテーブル221に登録されていない場合(ステップS2−8において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタを用いて照合処理を実行する(ステップS2−10)。具体的には、消込キー作成処理手段212は、入金レコードの振込依頼人名フィールドに記録されている文字列(振込依頼人名)が、マスタデータ記憶部22の振込依頼人名マスタテーブル222に記録されているかどうかを検索する。
図8に示すように、振込依頼人名フィールドに記録されている振込依頼人名を、振込依頼人名マスタテーブル222において特定できる場合(ステップS3−1において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードをユニークに特定できるかどうかについての確認処理を実行する(ステップS3−2)。すなわち、振込依頼人名マスタテーブル222において、同じ振込依頼人名が他の顧客コードに対しても登録されている場合には、ユニークに顧客コードを特定できないことになる。
顧客コードをユニークに特定できる場合(ステップS3−2において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードの付与処理を実行する(ステップS3−5)。具体的には、消込キー作成処理手段212が、振込依頼人名に特定した顧客コードを、入金データ記憶部34に記録された入金レコードに対して付与する。
一方、顧客コードをユニークに特定できず、複数の候補がある場合(ステップS3−2において「NO」の場合)、仕向銀行情報(ここでは、仕向銀行コード、本支店コード)の照合処理を実行する(ステップS3−3)。具体的には、消込キー作成処理手段212は、入金レコードから仕向銀行情報を取得する。更に、消込キー作成処理手段212は、振込依頼人名マスタテーブル222から、複数の候補の顧客コードに関連付けられた仕向銀行情報を取得する。そして、両者が一致する振込依頼人名があるかどうかを照合する。
仕向銀行情報が一致する顧客コードをユニークに特定できた場合(ステップS3−4において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードの付与処理を実行する(ステップS3−5)。そして、未収入金管理システム20の制御部21は、後述する振込依頼人名マスタ登録処理を実行する(ステップS3−6)。
一方、振込依頼人名マスタに登録がない場合(ステップS3−1において「NO」の場合)や、仕向銀行情報が一致する顧客コードをユニークに特定できない場合(ステップS3−4において「NO」の場合)には、顧客コードの付与は行なわない。
そして、未収入金管理システム20の制御部21は、後述する消込処理を実行する(ステップS3−7)。
(振込依頼人名マスタ登録処理)
次に、ステップS2−4、ステップS3−6の振込依頼人名マスタ登録処理について、図9を用いて説明する。この処理では、上述のように、顧客コードを特定した場合に実行
される。
まず、未収入金管理システム20の制御部21は、登録された振込依頼人名と一致するかどうかについての確認処理を実行する(ステップS4−1)。具体的には、制御部21のマスタ登録処理手段213が、消込キー作成処理手段212が入金レコードを用いて特定した顧客コードと、この入金レコードに記録された振込依頼人名を取得する。ここでは、振込依頼人名としては、入金レコードに記録された振込依頼人名から特定文字の削除処理後の文字列を取得する。そして、マスタ登録処理手段213は、この顧客コードに対して、マスタデータ記憶部22の振込依頼人名マスタテーブル222に記録された振込依頼人名と、入金レコードに記録された振込依頼人名から生成した文字列とを比較する。
入金レコードに記録された振込依頼人名から生成した文字列と、登録された振込依頼人名とが一致しない場合(ステップS4−1において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタへの登録処理を実行する(ステップS4−2)。具体的には、制御部21のマスタ登録処理手段213は、入金レコードに記録された振込依頼人名を、マスタデータ記憶部22に記録された振込依頼人名マスタテーブル222に、顧客コードに関連付けて追加記録する。
一方、入金レコードに記録された振込依頼人名から生成した文字列と、登録された振込依頼人名とが一致する場合(ステップS4−1において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21はステップS4−2をスキップする。
更に、未収入金管理システム20の制御部21は、入金レコードに記録された仕向銀行情報と、登録された仕向銀行情報とが一致するかどうかについての確認処理を実行する(ステップS4−3)。具体的には、制御部21のマスタ登録処理手段213が、入金レコードに記録された仕向銀行情報(仕向銀行コード、本支店コード)を取得する。そして、振込依頼人名マスタテーブル222に、この振込依頼人名に関連付けられて記録されている仕向銀行情報(仕向銀行コード、本支店コード)と比較する。
入金レコードに記録された仕向銀行情報と、登録された仕向銀行情報とが一致しない場合(ステップS4−3において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタ更新処理を実行する(ステップS4−4)。具体的には、制御部21のマスタ登録処理手段213が、新たな振込依頼人名と仕向銀行情報とを関連付けるフィールドを生成し、入金レコードに記録された仕向銀行情報を、この振込依頼人名に関連付けて記録する。一方、入金レコードに記録された仕向銀行情報と、登録された仕向銀行情報とが一致する場合(ステップS4−3において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人マスタ登録処理を終了する。
(消込処理)
次に、ステップS3−7における消込処理を、図10及び図11を用いて説明する。
図10に示すように、未収入金管理システム20の制御部21は、振込専用口座への入金かどうかについての確認処理を実行する(ステップS5−1)。具体的には、制御部21の消込処理手段215が、入金レコードの仕向銀行コード、本支店コードを用いて判断する。
振込専用口座への入金の場合(ステップS5−1において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、請求レコードの検索処理を実行する(ステップS5−2)。この場合、制御部21の消込処理手段215は、入金額及び振込専用口座番号を検索キーとして、請求データ記憶部33において一致する請求レコードを検索する。
ここで、請求レコードをユニークに特定できた場合(ステップS5−3において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、消込情報の記録処理を実行する(ステップS5−4)。具体的には、制御部21の消込処理手段215は、入金レコード及び請求レコードに対して消込フラグを記録する。
一方、請求レコードを特定できない場合(ステップS5−3において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、振込専用口座の口座識別子によって特定された請求レコードについて、手数料免除の可否についての確認処理を実行する(ステップS5−5)。具体的には、制御部21の消込処理手段215が、振込専用口座の口座識別子を用いて消込対象候補の請求レコードを請求データ記憶部33において特定し、この請求レコードの属性区分に基づいて判断する。
請求レコードに手数料免除を許容するフラグが記録されている場合(ステップS5−5において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は手数料差額処理を実行する(ステップS5−6)。具体的には、制御部21の消込処理手段215が、入金額との差額が基準額内の請求額が設定された請求レコードが存在するかどうかについて確認処理を実行する。入金額と請求額との差額が基準額内の請求レコードを特定できた場合(ステップS5−6において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、消込情報の記録処理を実行する(ステップS5−4)。
請求レコードに手数料免除を許容するフラグが記録されていない場合(ステップS5−5において「NO」の場合)や、請求額と入金額との差額が基準額内の請求レコードを特定できない場合(ステップS5−6において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、アンマッチ情報の記録処理を実行する(ステップS5−7)。具体的には、制御部21の消込処理手段215は、入金データ記憶部34に記録された入金レコードに対して消込不可フラグを記録する。
次に、振込専用口座への入金でない場合(ステップS5−1において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、請求レコードの検索処理を実行する(ステップS5−8)。この場合、制御部21の消込処理手段215は、入金額及び顧客コードを検索キーとして、請求データ記憶部33において一致する請求レコードを検索する。
ここで、請求レコードをユニークに特定できた場合(ステップS5−9において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、消込情報の記録処理を実行する(ステップS5−4)。
一方、請求レコードを特定できない場合(ステップS5−9において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードによって特定された請求レコードについて、手数料免除の可否についての確認処理を実行する(ステップS5−10)。具体的には、制御部21の消込処理手段215が、この顧客コードを用いて消込対象候補の請求レコードを請求データ記憶部33において特定し、この請求レコードの属性区分に基づいて判断する。
請求レコードに手数料免除を許容するフラグが記録されている場合(ステップS5−10において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は手数料差額処理を実行する(ステップS5−11)。具体的には、制御部21の消込処理手段215が、入金額との差額が基準額内の請求額が設定された請求レコードが存在するかどうかについての確認処理を実行する。入金額と請求額との差額が基準額内の請求レコードを特定できた場合(ステップS5−11において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、消込情報の記録処理を実行する(ステップS5−4)。
一方、請求レコードに手数料免除を許容するフラグが記録されていない場合(ステップS5−10において「NO」の場合)や、請求額と入金額との差額が基準額内の請求レコードを特定できない場合(ステップS5−11において「NO」の場合)、個々の請求レコードについて、顧客コードを用いての消し込みができなかったことになる。そこで、複数の請求レコードを用いての合算消込処理を実行する。具体的には、先ず、図11に示すように、未収入金管理システム20の制御部21は、合算支払の可否についての確認処理を実行する(ステップS6−1)。
属性区分において合算支払の許容を示すフラグが記録された請求レコードを特定できた場合(ステップS6−1において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、同じ顧客コードであって、入金指定日が同日の合算請求金額を用いての請求の検索処理を実行する(ステップS6−2)。具体的には、制御部21の消込処理手段215は、入金レコードに付与された顧客コードが共通する請求レコードにおいて、同じ入金指定日の未回収の請求レコードの請求額を合算する。そして、合算請求額が入金額と一致する請求レコードのグループを検索する。
次に、未収入金管理システム20の制御部21は、この合算請求額を用いて、請求レコードを特定することができるかどうかについての確認処理を実行する(ステップS6−3)。
合算請求額が入金額と一致する請求レコードを特定できた場合(ステップS6−3において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、このグループを構成する請求レコードに対して消込情報の記録処理を実行する(ステップS6−4)。
一方、属性区分において合算支払の許容を示すフラグが記録された請求レコードを特定できない場合(ステップS6−1において「NO」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、アンマッチ情報の記録処理を実行する(ステップS6−5)。また、合算請求額が入金額と一致する請求レコードを特定できない場合(ステップS6−3において「NO」の場合)も、制御部21は、アンマッチ情報の記録処理を実行する(ステップS6−5)。以上により、消込処理を終了する。
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、未収入金管理システム20の制御部21は、類似する振込依頼人名の検索処理を実行する(ステップS1−1)。類似登録を検出した場合(ステップS1−2において「YES」の場合)、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名が類似する顧客に対する未回収の請求についての検索処理を実行する(ステップS1−3)。類似振込依頼人名の顧客に対して未回収の請求レコードを検出した場合、未収入金管理システム20の制御部21は、既発行の請求の振込先口座とは異なる振込先口座の設定処理を実行する(ステップS1−5)。取引先顧客が、顧客コードを利用しないで振込依頼人名のみにより振込を行なう場合がある。この場合、取引先において類似した振込依頼人名が利用されている場合、顧客コードを特定することができない。このような場合にも、振込先口座(ここでは、振込専用口座)の設定により、振込依頼人名による混同を防止し、消込処理において利用する顧客コードを効率的に付与することができる。
・ 上記実施形態では、未収入金管理システム20の制御部21は、登録された振込依頼人名と一致するかどうかについての確認処理を実行する(ステップS4−1)。入金レコードに記録された振込依頼人名と登録された振込依頼人名とが一致しない場合、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタへの登録処理を実行する(ステップS4−2)。これにより、特定された取引先顧客の入金レコードを利用して、振込依
頼人名マスタテーブルの振込依頼人名を更新することができる。
・ 上記実施形態では、未収入金管理システム20の制御部21は、入金レコードに記録された仕向銀行情報と、登録された仕向銀行情報とが一致するかどうかについての確認処理を実行する(ステップS4−3)。入金レコードに記録された仕向銀行情報と、登録された仕向銀行情報とが一致しない場合、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタ更新処理を実行する(ステップS4−4)。同じ振込依頼人の場合、同じ銀行や本支店を利用することが多い。これにより、特定された取引先顧客の入金レコードを利用して、振込依頼人名マスタテーブルの仕向銀行情報を更新し、振込依頼人名の特定精度を向上させることができる。
・ 上記実施形態では、振込専用口座に対する振込の場合、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードの付与処理を実行する(ステップS2−3)。更に、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタ登録処理を実行する(ステップS2−4)。振込専用口座が利用された場合には、消込処理において顧客コードを利用する必要はないが、このような場合にも、取引先が利用する振込依頼人名や仕向銀行情報について、振込依頼人名マスタテーブルを更新する。これにより、振込依頼人名の特定精度を向上させることができる。
・ 上記実施形態では、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードの確認処理を実行する(ステップS2−6)。更に、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタ登録処理を実行する(ステップS2−4)。入金レコードにおいて顧客コードが記録されている場合には、この顧客コードを利用して消込処理を行なうことができるが、このような場合にも、取引先が利用する振込依頼人名や仕向銀行情報について、振込依頼人名マスタテーブルを更新する。これにより、振込依頼人名の特定精度を向上させることができる。
・ 上記実施形態では、入金レコードに記録された振込依頼人名が顧客マスタテーブル221に登録されている場合、未収入金管理システム20の制御部21は、顧客コードの付与処理を実行する(ステップS2−9)。更に、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタ登録処理を実行する(ステップS2−4)。特定された顧客コードを用いて振込依頼人名マスタテーブルを更新することにより、振込依頼人名の特定精度を向上させることができる。
・ 上記実施形態では、未収入金管理システム20の制御部21は、特定文字の削除処理を実行する(ステップS2−5)。そして、マスタ登録処理手段213は、この顧客コードに対して、マスタデータ記憶部22の振込依頼人名マスタテーブル222に記録された振込依頼人名と、入金レコードに記録された振込依頼人名から生成した文字列とを比較する。入金レコードに記録された振込依頼人名から生成した文字列と、登録された振込依頼人名とが一致しない場合、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名マスタへの登録処理を実行する(ステップS4−2)。これにより、振込依頼人名の登録内容の揺らぎを抑制することができ、表記法が統一された振込依頼人名マスタテーブル222を生成することができる。
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
○ 上記実施形態では、請求処理や消込処理を、一つの未収入金管理システム20において行なった。各処理の実施の形態は、これに限定されるものではなく、請求情報や入金情報を共有しながら、請求処理システムや消込処理システムに分散して行なうことも可能である。
○ 上記実施形態では、消込キー作成処理、振込依頼人名マスタ登録処理と消込処理とを分けて行なうが、同時に行なってもよい。すなわち、消込処理において、まず、振込専用口座識別子による消込処理を実行し、消込ができた場合には、振込依頼人名マスタ登録処理により振込依頼人名マスタテーブルを更新する。次に、顧客コードを含む入金レコードについての消込処理を実行し、消込ができた場合には、振込依頼人名マスタ登録処理により振込依頼人名マスタテーブルを更新する。更に、振込依頼人名により消込処理を実行し、消込ができた場合には、振込依頼人名マスタ登録処理により振込依頼人名マスタテーブルを更新する。このように、消込処理と振込依頼人名マスタ登録処理とを並行して行なうことにより、入金レコードを用いて精度の高い振込依頼人名マスタテーブルを生成することができる。
○ 上記実施形態では、類似登録を検出した場合、未収入金管理システム20の制御部21は、振込依頼人名が類似する顧客に対する未回収の請求についての検索処理を実行する(ステップS1−3)。そして、類似振込依頼人名の顧客に対して未回収の請求レコードを検出した場合、未収入金管理システム20の制御部21は、既発行の請求の振込先口座とは異なる振込先口座の設定処理を実行する(ステップS1−5)。この場合、未回収の請求レコードの有無に関わらず、請求処理手段210が、異なる振込先口座を設定するようにしてもよい。
○ 上記実施形態では、類似振込依頼人名の顧客に対して未回収の請求レコードを検出した場合、未収入金管理システム20の制御部21は、既発行の請求の振込先口座とは異なる振込先口座の設定処理を実行する(ステップS1−5)。これに代えて、類似振込依頼人名の顧客に対して未回収の請求レコードを検出した場合、未収入金管理システム20の制御部21は、請求データに消込情報が記録されるまで、この請求についての請求処理を待機させるようにしてもよい。この場合、請求データ記憶手段において、未回収の請求レコードに「請求待機」フラグ及び待機させる請求レコードの特定情報を記録しておく。そして、「請求待機」フラグが付された請求レコードについて消込情報を記録する場合には、待機させている請求レコードを特定し、この請求レコードの請求処理を実行する。これにより、振込先口座を変更することなく、請求の回収時期をずらすことにより、振込依頼人名の混同を防止することができる。
○ 上記実施形態では、属性区分が個人対象の場合、手数料差額処理を実行する(ステップS5−10)。この処理は、属性区分に限定されるものではなく、すべての入金レコードに対して、実行することも可能である。
○ 上記実施形態では、属性区分が個人対象でない場合、複数の請求レコードを用いての合算消込処理を実行する。この処理は、属性区分に限定されるものではなく、すべての入金レコードに対して、実行することも可能である。
本発明の一実施形態のシステムの概略図。 顧客マスタデータの説明図。 振込依頼人名マスタテーブルの説明図。 請求データ記憶部に記録されたデータの説明図。 入金データ記憶部に記録されたデータの説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。 本発明の一実施形態の処理手順の説明図。
符号の説明
20…未収入金管理システム、21…制御部、210…請求処理手段、211…入金データ登録手段、212…消込キー作成処理手段、213…マスタ登録処理手段、215…消込処理手段、22…マスタデータ記憶部、33…請求データ記憶部、34…入金データ記憶部。

Claims (6)

  1. 振込依頼人名毎に付与された顧客コードに関するデータを記録した振込依頼人名データ記憶手段と、
    顧客コードと請求額を含む取引先の請求について、振込先口座識別子を含む消込情報を記録する請求データを記録した請求データ記憶手段と、
    入金のために用いる振込専用口座の口座識別子が記録された振込専用口座管理テーブルと、
    請求消込を行なう制御部とを備え、請求管理処理を実行するシステムであって、
    前記制御部が、
    前記請求データ記憶手段に記録された請求データに基いて請求書を発行する請求処理を実行する請求処理手段と、
    振込依頼人名に関するデータを含む入金データを取得する入金データ取得手段と、
    振込専用口座に関連付けられた本来口座に振り替えられた入金データを取得した場合、前記請求データ記憶手段に記録された振込先口座識別子の中で振込専用口座の振込先口座識別子に関連付けられた顧客コードを特定するとともに、
    顧客コードが指定された入金データを取得した場合、前記入金データの顧客コードを特定する請求先特定手段と、
    前記振込依頼人名データ記憶手段を用いて前記入金データに含まれる振込依頼人名を検索し、
    前記振込依頼人名が前記振込依頼人名データ記憶手段に登録されていない場合、前記特定した顧客コードに関連付けて、前記入金データに含まれる振込依頼人名を、前記振込依頼人名データ記憶手段に登録する振込依頼人名登録手段と、
    前記振込専用口座の振込先口座識別子又は顧客コードについて、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに消込情報を記録する手段とを備え、
    前記請求処理手段が、請求先顧客の名称を振込依頼人名データ記憶手段において検索し、
    前記振込依頼人名データ記憶手段において、前記請求先顧客の名称が類似する類似顧客の登録を検出した場合、この類似顧客に設定された振込先口座を特定し、この請求に対して異なる振込先口座を前記振込専用口座管理テーブルから取得し、振込先口座として設定
    する振込先口座変更処理を行なうとともに、
    前記入金データ取得手段において、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、前記請求先特定手段において、前記入金データに含まれる振込依頼人名を用いて前記振込依頼人名データ記憶手段を検索し、前記振込依頼人名に関連付けられた顧客コードを前記入金データに付与することを特徴とする請求管理システム。
  2. 前記請求処理手段が、
    前記振込依頼人名データ記憶手段において、前記請求先顧客の名称が類似する類似顧客の登録を検出した場合、前記類似顧客の顧客コードを取得し、
    この顧客コードに関して、前記請求データ記憶手段において、消込情報が記録されていない請求データを検索し、
    未回収の請求がある場合に前記振込先口座変更処理を行なうことを特徴とする請求項1に記載の請求管理システム。
  3. 排除可能な特定文字を記録した特定文字データ記憶手段を更に備え、
    前記振込依頼人名登録手段は、入金データに含まれる振込依頼人名から、特定文字を排除して登録することを特徴とする請求項1又は2に記載の請求管理システム。
  4. 前記振込依頼人名登録手段は、前記特定した顧客コードの振込依頼人名に関連付けて、前記入金データに含まれる仕向銀行情報を、前記振込依頼人名データ記憶手段に登録し、
    前記請求先特定手段が、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、前記振込依頼人名データ記憶手段を用いて、前記入金データに含まれる振込依頼人名を用いて検索し、
    前記振込依頼人名データ記憶手段に前記振込依頼人に関連付けられて登録された仕向銀行情報と、前記入金データの仕向銀行情報とが一致する場合に、この振込依頼人名に関連付けられた顧客コードを前記入金データに付与することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の請求管理システム。
  5. 振込依頼人名毎に付与された顧客コードに関するデータを記録した振込依頼人名データ記憶手段と、
    顧客コードと請求額を含む取引先の請求について、振込先口座識別子を含む消込情報を記録する請求データを記録した請求データ記憶手段と、
    入金のために用いる振込専用口座の口座識別子が記録された振込専用口座管理テーブルと、
    請求消込を行なう制御部とを備える請求管理システムを用いて、請求管理処理を実行する方法であって、
    前記制御部が、
    前記請求データ記憶手段に記録された請求データに基いて請求書を発行する請求処理を実行する請求処理段階と、
    振込依頼人名に関するデータを含む入金データを取得する入金データ取得段階と、
    振込専用口座に関連付けられた本来口座に振り替えられた入金データを取得した場合、前記請求データ記憶手段に記録された振込先口座識別子の中で振込専用口座の振込先口座識別子に関連付けられた顧客コードを特定するとともに、
    顧客コードが指定された入金データを取得した場合、前記入金データの顧客コードを特定する請求先特定段階と、
    前記振込依頼人名データ記憶手段を用いて前記入金データに含まれる振込依頼人名を検索し、
    前記振込依頼人名が前記振込依頼人名データ記憶手段に登録されていない場合、前記特定した顧客コードに関連付けて、前記入金データに含まれる振込依頼人名を、前記振込依頼人名データ記憶手段に登録する振込依頼人名登録段階と、
    前記振込専用口座の振込先口座識別子又は顧客コードについて、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに消込情報を記録する段階とを実行し、
    前記請求処理段階において、請求先顧客の名称を振込依頼人名データ記憶手段において検索し、
    前記振込依頼人名データ記憶手段において、前記請求先顧客の名称が類似する類似顧客の登録を検出した場合、この類似顧客に設定された振込先口座を特定し、この請求に対して異なる振込先口座を前記振込専用口座管理テーブルから取得し、振込先口座として設定する振込先口座変更処理を行なうとともに、
    前記入金データ取得段階において、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、前記請求先特定段階において、前記入金データに含まれる振込依頼人名を用いて前記振込依頼人名データ記憶手段を検索し、前記振込依頼人名に関連付けられた顧客コードを前記入金データに付与することを特徴とする請求管理方法。
  6. 振込依頼人名毎に付与された顧客コードに関するデータを記録した振込依頼人名データ記憶手段と、
    顧客コードと請求額を含む取引先の請求について、振込先口座識別子を含む消込情報を記録する請求データを記録した請求データ記憶手段と、
    入金のために用いる振込専用口座の口座識別子が記録された振込専用口座管理テーブルと、
    請求消込を行なう制御部とを備える請求管理システムを用いて、請求管理処理を実行するためのプログラムであって、
    前記制御部を、
    前記請求データ記憶手段に記録された請求データに基いて請求書を発行する請求処理を実行する請求処理手段と、
    振込依頼人名に関するデータを含む入金データを取得する入金データ取得手段と、
    振込専用口座に関連付けられた本来口座に振り替えられた入金データを取得した場合、前記請求データ記憶手段に記録された振込先口座識別子の中で振込専用口座の振込先口座識別子に関連付けられた顧客コードを特定するとともに、
    顧客コードが指定された入金データを取得した場合、前記入金データの顧客コードを特定する請求先特定手段と、
    前記振込依頼人名データ記憶手段を用いて前記入金データに含まれる振込依頼人名を検索し、
    前記振込依頼人名が前記振込依頼人名データ記憶手段に登録されていない場合、前記特定した顧客コードに関連付けて、前記入金データに含まれる振込依頼人名を、前記振込依頼人名データ記憶手段に登録する振込依頼人名登録手段と、
    前記振込専用口座の振込先口座識別子又は顧客コードについて、前記請求データ記憶手段に記録された請求データに消込情報を記録する手段として機能させ、
    前記請求処理手段が、請求先顧客の名称を振込依頼人名データ記憶手段において検索し、
    前記振込依頼人名データ記憶手段において、前記請求先顧客の名称が類似する類似顧客の登録を検出した場合、この類似顧客に設定された振込先口座を特定し、この請求に対して異なる振込先口座を前記振込専用口座管理テーブルから取得し、振込先口座として設定する振込先口座変更処理を行なうとともに、
    前記入金データ取得手段において、顧客コードが指定されていない入金データを取得した場合には、前記請求先特定手段において、前記入金データに含まれる振込依頼人名を用いて前記振込依頼人名データ記憶手段を検索し、前記振込依頼人名に関連付けられた顧客コードを前記入金データに付与するように機能させることを特徴とする請求管理プログラム。
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