JP2001234684A - 法面穿孔機 - Google Patents
法面穿孔機Info
- Publication number
- JP2001234684A JP2001234684A JP2000044952A JP2000044952A JP2001234684A JP 2001234684 A JP2001234684 A JP 2001234684A JP 2000044952 A JP2000044952 A JP 2000044952A JP 2000044952 A JP2000044952 A JP 2000044952A JP 2001234684 A JP2001234684 A JP 2001234684A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope
- swing
- drilling machine
- boom
- base frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Earth Drilling (AREA)
Abstract
せることなく、法面を一端から他端まで全範囲に亙って
穿孔できるようにする。 【解決手段】 クローラ台車2上に旋回可能なべースフ
レーム4を設け、ベースフレーム4上に起立角度範囲の
大きいブーム5を設け、ブーム5の先端部にチルトボデ
イ18とスイングボデイ21を介してガイドマウンチン
グ26の前端部を連結し、ガイドマウンチング26上に
ガイドシェル30を前後摺動可能に支持する。
Description
おいて法面にロックボルト孔を穿孔する法面穿孔機に関
するものである。
ボルト孔を穿孔する法面穿孔機は、法面の高所に穿孔す
るとき、法面の途中に形成される狭小なベンチに持ち上
げて使用される。ここで、法面穿孔機は、ベンチ上方の
法面を一端から他端まで全範囲に亙って穿孔する必要が
ある。
可能なクローラ台車を備えたクローラ搭載型の法面穿孔
機を用いたとしても、法面穿孔機は法面と平行な方向へ
の前後進移動しかできない状態となる。また、法面穿孔
機では、さく岩機のガイドシェルを支持し位置決めする
ブームがベースフレームの前端部に設けられ、機体の前
方でロックボルト孔を穿孔するように構成されており、
機体の側方領域に穿孔することは不可能である。
端まで法面穿孔機を後進移動させながら穿孔を行う場
合、終端位置の法面穿孔機の機体後方に穿孔不可能な領
域ができる。法面穿孔機を前進移動させて穿孔を行う場
合には、始端位置の法面穿孔機の機体後方に穿孔不可能
な領域が残る。スキッドベース搭載型の法面穿孔機を用
いた場合も、同様に法面の始端又は終端に穿孔不可能な
領域ができ、特に、法面穿孔機が穿孔機本体とパワーユ
ニットに分離されているものでは、穿孔不可能な領域が
大きくなる。
できるようにするため、法面穿孔機の方向転換用とし
て、足場を仮設する等、別途作業エリアを確保すること
で対処していた。
強土工事において、高所の狭小なベンチに法面穿孔機が
方向転換できるような作業エリアを確保するのは困難で
あり、余分な作業が必要となる。本発明は、切土補強土
工事における上記問題を解決するものであって、狭小な
ベンチで法面穿孔機自体を方向転換させることなく、法
面を一端から他端まで全範囲に亙って穿孔することがで
き、方向転換用として別途作業エリアを設ける必要のな
い法面穿孔機を提供することを目的とする。
クローラ台車上に旋回可能なべースフレームを設け、ベ
ースフレーム上に起立角度範囲の大きいブームを設け、
ブームの先端部にチルトボデイとスイングボデイを介し
てガイドマウンチングの前端部を連結し、ガイドマウン
チング上にガイドシェルを前後摺動可能に支持すること
により上記課題を解決している。
するとき、法面穿孔機を法面の途中に形成される狭小な
ベンチに持ち上げて法面の一端に配置し、ブームを移動
させてガイドシェルを法面に向け、ロックボルト孔位置
に位置決めして穿孔する。法面の一端から穿孔を開始
し、他端まで法面穿孔機を移動させながら穿孔を行う
と、終端位置の法面穿孔機の機体側方に穿孔不可能な領
域ができる。そこで、ブームを起立角度が最大となるよ
うに起立させ、ガイドシェルをガイドマウンチング上で
最後方まで後退させて傾斜角度を立ててから、べースフ
レームをクローラ台車上で180度旋回させる。上記の
姿勢にすることにより、ブームとガイドシェルが旋回中
に法面と接触するのが防止され自由に旋回できるように
なる。
ラ台車を移動させ、ガイドシェルを法面に向けてロック
ボルト孔位置に位置決めし、残りの法面を穿孔する。こ
のように、狭小なベンチ上で、クローラ台車の方向転換
ができず法面と平行な方向への前後進移動しかできない
場合でも、法面穿孔機自体を方向転換させることなく、
法面を一端から他端まで全範囲に亙って穿孔することが
でき、方向転換用として別途作業エリアを設ける必要は
ない。
場所が確保できるようになれば、クローラ台車によって
方向転換を行えばよい。スイングボデイをスイングさせ
るスイングシリンダを左スイング位置と右スイング位置
とに付替える付替え用ピン孔を、チルトボデイの左右両
側に設けておくと、べースフレームを方向転換したと
き、スイングシリンダの一端を一方の付替え用ピン孔か
ら他方の付替え用ピン孔へ付替えるだけで、ガイドシェ
ルのスイング方向を容易に変更することができる。
る法面穿孔機の正面図、図2は法面穿孔機の側面図、図
3はブームとガイドマウンチングの構成を示す側面図、
図4はスイングボデイのスイングシリンダを右スイング
位置とした状態の説明図、図5はスイングボデイのスイ
ングシリンダを左スイング位置とした状態の説明図、図
6は法面穿孔機の穿孔作業時の状態を示す正面図、図7
は法面穿孔機の穿孔作業機時の状態を示す平面図、図8
は法面穿孔機のベースフレーム旋回時の状態を示す正面
図、図9はべースフレームを方向転換した後の法面穿孔
機の穿孔作業機時の状態を示す平面図、図10、図11
は切土補強土工事における法面への穿孔作業の説明図で
ある。
台車フレーム3の中央部に、ベースフレーム4が旋回装
置8を介して旋回可能に設けられている。べースフレー
ム4の前端部には、ブーム5が回動起伏可能に枢支され
ており、べースフレーム4後部にはパワーユニット6が
搭載され、ブーム5とパワーユニット6との間には運転
席7が設けられている。
台12に枢着されており、ブーム台12は、べースフレ
ーム4に固設された基台13に回動軸14で枢着されて
いる。基台13とブーム台12との間には、回動シリン
ダ15が設けられており、ブーム台12とブーム5との
間には起伏シリンダ16が設けられていて、回動シリン
ダ15、起伏シリンダ16の伸縮によって、ブーム5は
左右回動及び起伏される。ここで、起伏シリンダ16の
ブーム台12への取付ピン17の位置は、起伏軸11よ
り前方にオフセットされているので、ブーム5は起立角
度範囲が大きくなっている。
がチルト軸19で枢着され、チルトボデイ18とチルト
軸19との間にはチルトシリンダ20が設けられてお
り、チルトシリンダ20の伸縮でチルトボデイ18がブ
ーム5に対してチルト可能になっている。チルトボデイ
18には、スイングボデイ21がスイング軸22で枢着
され、チルトボデイ18とスイングボデイ21との間に
はスイングシリンダ23が設けられており、スイングシ
リンダ23の伸縮によりスイングボデイ21がチルトボ
デイ18に対してスイング可能になっている。ここで、
チルトボデイ18には、その左右両側に付替え用ピン孔
24L、24Rが設けられており、シリンダ付替ピン2
5を挿脱することにより、スイングシリンダ23を左ス
イング位置と右スイング位置とに付替えることができ
る。
マウンチング26の前端部がマウント軸27で連結さ
れ、スイングボデイ21とガイドマウンチング26との
間には傾動シリンダ28が設けられており、傾動シリン
ダ23の伸縮によりガイドマウンチング26がスイング
ボデイ21に対して傾動可能になっている。ガイドマウ
ンチング26上には、さく岩機29の法面方向への移動
を案内するガイドシェル30が支持され、ガイドマウン
チング26とガイドシェル30との間にはスライドシリ
ンダ31が設けられており、スライドシリンダ31の伸
縮により、ガイドシェル30がガイドマウンチング26
上で前後摺動可能になっている。
機1を用いて法面Fにロックボルト孔Hを穿孔する。法
面Fの高所に穿孔するとき、図10のように法面穿孔機
1を法面Fの途中に形成される狭小なベンチBに持ち上
げて、図11(ア)のように法面Fの一端に配置し、ブ
ーム5を移動させてガイドシェル30を法面Fに向け、
ロックボルト孔Hの位置に位置決めして穿孔を開始す
る。このときの法面穿孔機1は図6、図7に示す状態に
なっており、図4(ア)のようにスイングシリンダ23
が右スイング位置にあって、ガイドマウンチング26が
90度右側へスイングされている。
図11(ア)、(イ)、(ウ)に示すように他端まで移
動しながら穿孔可能な領域Ll の穿孔を行う。図11
(ウ)に示す終端位置まで移動したとき、法面穿孔機1
の機体側方には穿孔不可能な領域L2 ができる。そこ
で、図8に示すように、ブーム5を起立角度が最大とな
るように起立させ、ガイドシェル30をガイドマウンチ
ング26上で最後方まで後退させて傾斜角度を立ててか
ら、べースフレーム4をクローラ台車2上で180度旋
回させる。上記の姿勢にすることにより、ブーム5とガ
イドシェル30が旋回中に法面Fと接触するのが防止さ
れ自由に旋回できるようになる。
(イ)の位置でシリンダ付替ピン25を抜出し、スイン
グシリンダ23を縮小させてロッドの先端を右側へ移動
せた後、スイングシリンダ23を伸長して左側の付替用
ピン孔24Rに合わせ、シリンダ付替ピン25を挿入す
ることにより、図5(ア)のように左スイング位置に付
替え、図5(イ)のようにガイドマウンチング26を9
0度左側へスイングさせる。
ェル30を法面Fに向け、ロックボルト孔Hの位置に位
置決めして穿孔を開始する。このときの法面穿孔機1は
図9に示す状態になっている。この状態で、クローラ台
車2を移動させながら、図11(エ)に示すように、穿
孔不可能であった法面Fの領域L2 を穿孔する。このよ
うに、狭小なベンチB上で、クローラ台車2の方向転換
ができず法面Fと平行な方向への前後進走行しかできな
い場合でも、法面穿孔機1自体を方向転換させることな
く、法面Fを一端から他端まで全範囲に亙って穿孔する
ことができる。方向転換用として別途作業エリアを設け
る必要はない。
場所が確保できるようになれば、クローラ台車2によっ
て方向転換を行えばよい。
機は、狭小なベンチで法面穿孔機自体を方向転換させる
ことなく、法面を一端から他端まで全範囲に亙って穿孔
することができ、方向転換用として別途作業エリアを設
ける必要がない。また、スイングボデイをスイングさせ
るスイングシリンダを左スイング位置と右スイング位置
とに付替える付替え用ピン孔を、チルトボデイの左右両
側に設けておくと、べースフレームを方向転換したと
き、スイングシリンダの一端を一方の付替え用ピン孔か
ら他方の付替え用ピン孔へ付替えるだけで、ガイドシェ
ルのスイング方向を容易に変更することができる。
図である。
図である。
の説明図である。
の説明図である。
ある。
である。
す正面図である。
の穿孔作業機時の状態を示す平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 切土補強土工事において法面にロックボ
ルト孔を穿孔する法面穿孔機であって、クローラ台車上
に旋回可能なべースフレームを設け、ベースフレーム上
に起立角度範囲の大きいブームを設け、ブームの先端部
にチルトボデイとスイングボデイを介してガイドマウン
チングの前端部を連結し、ガイドマウンチング上にガイ
ドシェルを前後摺動可能に支持したことを特徴とする法
面穿孔機。 - 【請求項2】 スイングボデイをスイングさせるスイン
グシリンダを左スイング位置と右スイング位置とに付替
える付替え用ピン孔を、チルトボデイの左右両側に設け
たことを特徴とする請求項1記載の法面穿孔機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000044952A JP3357878B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 法面穿孔機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000044952A JP3357878B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 法面穿孔機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001234684A true JP2001234684A (ja) | 2001-08-31 |
JP3357878B2 JP3357878B2 (ja) | 2002-12-16 |
Family
ID=18567627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000044952A Expired - Fee Related JP3357878B2 (ja) | 2000-02-22 | 2000-02-22 | 法面穿孔機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3357878B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101203035B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2012-11-23 | 정헌희 | 수평상태에서 180도 회전가능한 굴착형 천공기 |
KR20220013774A (ko) * | 2020-07-27 | 2022-02-04 | 구재현 | 굴삭기 장착용 수중천공기 |
JP7075697B1 (ja) | 2022-01-06 | 2022-05-26 | 株式会社トラバース | 地盤改良機 |
-
2000
- 2000-02-22 JP JP2000044952A patent/JP3357878B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101203035B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2012-11-23 | 정헌희 | 수평상태에서 180도 회전가능한 굴착형 천공기 |
KR20220013774A (ko) * | 2020-07-27 | 2022-02-04 | 구재현 | 굴삭기 장착용 수중천공기 |
KR102380503B1 (ko) | 2020-07-27 | 2022-03-29 | 구재현 | 굴삭기 장착용 수중천공기 |
JP7075697B1 (ja) | 2022-01-06 | 2022-05-26 | 株式会社トラバース | 地盤改良機 |
JP2023100548A (ja) * | 2022-01-06 | 2023-07-19 | 株式会社トラバース | 地盤改良機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3357878B2 (ja) | 2002-12-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR950011779A (ko) | 유압식 굴삭기 | |
JP2001234684A (ja) | 法面穿孔機 | |
JP4413312B2 (ja) | クローラドリルのブーム装置 | |
JP6723626B1 (ja) | 鋼管杭埋設装置 | |
FI122797B (fi) | Kallionporauslaite, menetelmä kaivosajoneuvon puomin liikuttamiseksi sekä kaivosajoneuvo | |
JP2918431B2 (ja) | 法面の削孔装置 | |
JP2008202325A (ja) | 掘削機械のブームシリンダ支持構造及び運転方法 | |
JPH08254099A (ja) | トンネル内作業装置 | |
JP3428280B2 (ja) | 油圧式法面削孔作業車両 | |
JPH1082269A (ja) | 穿孔装置の取付け構造 | |
JP3844166B2 (ja) | 法面さく孔機及び法面さく孔方法 | |
JP3468938B2 (ja) | トンネル掘削機及び掘削方法 | |
JP4467663B2 (ja) | クローラドリル及びその穿孔方法 | |
JPH10317413A (ja) | バックホーのブーム先端に装着する石割機 | |
JP2001234683A (ja) | 切土補強土工事用穿孔機 | |
JP2648190B2 (ja) | さく岩装置 | |
JPH0547828Y2 (ja) | ||
JP2922102B2 (ja) | 法面の削孔装置 | |
JP3399617B2 (ja) | 自走式さく孔機械 | |
JPH10219723A (ja) | 油圧ショベル | |
JPH09132925A (ja) | 油圧式法面削孔作業車両 | |
JPH0868075A (ja) | 旋回式建設車両 | |
JP2001003668A (ja) | 掘削方法とその装置 | |
JP2005096134A (ja) | コアドリル装置 | |
JP2024517205A (ja) | 土木機械 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20020716 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081011 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091011 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101011 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111011 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121011 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131011 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |