JP2001233856A - インドール誘導体の合成方法 - Google Patents

インドール誘導体の合成方法

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JP2001233856A
JP2001233856A JP2000047141A JP2000047141A JP2001233856A JP 2001233856 A JP2001233856 A JP 2001233856A JP 2000047141 A JP2000047141 A JP 2000047141A JP 2000047141 A JP2000047141 A JP 2000047141A JP 2001233856 A JP2001233856 A JP 2001233856A
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Mineyuki Yokoyama
峰幸 横山
Sachiko Yamaguchi
祥子 山口
Toshimochi Iida
年以 飯田
Koji Kobayashi
孝次 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少ない反応ステップの数で、かつ、高い収率
で、インドール誘導体(I)及び(II)を合成すること
ができる合成方法を提供する。 【解決手段】 インドールを、脂肪族飽和ジカルボン酸
と反応させ、得られる生成物を還元することにより、イ
ンドール誘導体(I)又は(II)を、2段階〜4段階と
いう少ない反応ステップ数で、かつ、高い収率(20%
以上)で合成することができる。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特定のインドール
誘導体の合成方法に関する技術分野の発明である。
【0002】
【従来の技術】式(I)又は(II)
【0003】
【化2】 で表されるインドール誘導体は、発根誘導物質として知
られている(特開平10−77268号)。インドール
誘導体(I)又は(II)は、既存の発根誘導物質に比べ
て、強力な発根誘導作用を有し、また、発根を誘導可能
な植物の範囲が広い、優れた発根誘導物質である。
【0004】インドール誘導体(I)又は(II)の合成
については、例えば、インドールにN,N−ジメチルホ
ルムアミドを反応させてインドール−3−カルボキシア
ルデヒドを得、これを、ハロエステルと反応させて、側
鎖1’位に水酸基を有するインドールカルボン酸エステ
ル誘導体を得、これを脱アルキル化することによりイン
ドール誘導体(I)を合成し、さらに、このインドール
誘導体(I)を三フッ化ホウ素等で酸性化することによ
り、インドール誘導体(II)を合成する方法が知られて
いる。
【0005】しかしながら、従来知られている合成方法
は、反応ステップの数が多く、また、収率も極めて悪い
(1%以下)という問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が解決
すべき課題は、少ない反応ステップの数で、かつ、高い
収率で、インドール誘導体(I)及び(II)を合成する
ことができる合成方法を提供することである。
【0007】本発明者は、上記課題を解決するために鋭
意検討を重ねた。その結果、インドールを、脂肪族飽和
ジカルボン酸と反応させ、得られる生成物を還元するこ
とにより、所望のインドール誘導体(I)又は(II)
を、2段階〜4段階という少ない反応ステップ数で、か
つ、高い収率(20%以上)で合成することができるこ
とを見いだして、本発明を完成した。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、イン
ドールを、脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体と反応させ、
得られる生成物を還元することを特徴とする、式(I)
又は(II)
【0009】
【化3】 〔式中、Rは存在しないか、又は、炭素数1〜4のアル
キレン鎖を表す。〕で表されるインドール誘導体の合成
方法である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。本発明合成方法で合成するインドール誘導
体は、上記式(I)又は(II)で表される。
【0011】これらのインドール誘導体(I)及び(I
I)は、互いに可逆的に変換し得る物質であり、インド
ール誘導体(I)を酸性条件下に置くと、3位の側鎖が
ラクトン環を形成してインドール誘導体(1I)に変換
し、インドール誘導体(II)を中性又は塩基性条件下に
置くと、3位のラクトン環が開環してインドール誘導体
(I)に変換し得る。これらのインドール誘導体(I)
及び(II)は共に、優れた発根誘導活性を有する。
【0012】式(I)又は(II)中、Rは、存在しない
か、又は、炭素数1〜4のアルキレン鎖である。炭素数
1〜4のアルキレン鎖としては、メチレン、エチレン、
トリメチレン又はテトラメチレンを挙げることができ
る。発根誘導活性の強度等を考慮すると、Rはエチレン
であることが好ましい。
【0013】1.本発明合成方法においては、先ず、イ
ンドールを脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体と反応させ
る。この際、(1)インドールをグリニャール試薬と反
応させた後に、脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体と反応さ
せるか、又は、(2)インドールの1位をシリル基で保
護した後に、脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体と反応させ
る。
【0014】(1)の場合 インドールをグリニャール試薬と反応させると、式(II
I)で表されるインドールのグリニャール誘導体
【0015】
【化4】 〔式中、Xはハロゲン原子、例えば、塩素原子、臭素原
子、ヨウ素原子等である。〕が得られる。グリニャール
試薬は、ハロゲン化アルキル、例えばヨウ化エチル、臭
化エチルを、アニソール中で、金属マグネシウムと反応
させることにより、生じさせることができる。
【0016】インドールとグリニャール試薬との反応に
おいて、インドールとグリニャール試薬とのモル比は、
一般に、約1:1、好ましくは、1:1.05である。
また、この反応は、アニソール中で、約60〜80℃、
特に約60〜70℃で行うことが好ましい。反応時間
は、一般に、約0.2〜2時間、好ましくは、約0.5
〜1時間である。
【0017】次いで、得られたインドールのグリニャー
ル誘導体(III)を、脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体と反
応させ、式(V)で表されるインドールの3位アシル化
【0018】
【化5】 〔式中、Rは上述した通りである。〕とする。脂肪族飽
和ジカルボン酸誘導体としては、下記式(VII)で表され
るものを使用することもできるが、無水シュウ酸、無水
マロン酸、無水コハク酸、無水グルタル酸又は無水アジ
ピン酸のような脂肪族飽和ジカルボン酸無水物を用いる
ことが好ましい。
【0019】インドールのグリニャール誘導体(III)と
脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体との反応において、イン
ドールのグリニャール誘導体と脂肪族飽和ジカルボン酸
誘導体とのモル比は、一般に、約1:1、好ましくは、
1:1.01である。また、この反応は、アニソール中
で、約60〜100℃、特に約70〜90℃で行うこと
が好ましい。反応時間は、一般に、約0.2〜2時間、
好ましくは、約0.5〜1時間である。
【0020】インドールのグリニャール誘導体(III)と
脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体とを無水条件下に反応さ
せて、インドールのグリニャール誘導体(III)中のイン
ドールの3位にアシル基を導入した後、酸性条件下にお
くことにより加水分解して、インドールの3位アシル化
体(V)を得ることが好ましい。
【0021】(2)の場合 インドールの1位をシリル基で保護した後に、得られた
インドールの1位保護体を、脂肪族飽和ジカルボン酸誘
導体と反応させる。
【0022】シリル基としては、式(VI)
【0023】
【化6】 〔式中、R1 〜R3 は、炭素数1〜6のアルキル基、例
えば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル
基、ブチル基、tert- ブチル基、フェニル基等であ
る。〕で表されるシリル基、例えば、tert- ブチルジフ
ェニルシリル基、tert- ブチルジメチルシリル基、トリ
イソプロピルシリル基等を挙げることができる。
【0024】また、脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体とし
ては、上記脂肪族飽和ジカルボン酸無水物を使用するこ
ともできるが、式(VII)
【0025】
【化7】 〔式中、Rは上述した通りであり、R′は炭素数1〜3
のアルキル基、例えば、メチル基、エチル基、プロピル
基等であり、Yはハロゲン原子、例えば、塩素原子、臭
素原子等である。〕で表されるもの、例えば、クロロオ
キソ酢酸メチル、3−クロロ−3−オキソプロピオン酸
メチル、4−クロロ−4−オキソ酪酸メチル、5−クロ
ロ−5−オキソ吉草酸メチル、又は各エチルエステル等
を用いることが好ましい。
【0026】インドールの1位のシリル基での保護は、
水素化ナトリウム等の塩基存在下に、ハロゲン化シリル
誘導体と反応させることにより行うことができる。イン
ドールの1位保護体と、脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体
との反応は、塩化メチレン、エーテル、テトラヒドロフ
ラン等の無水有機溶媒中で、塩化スズ、塩化アルミニウ
ム等のルイス酸の存在下に行うことができる。この反応
において、インドールの1位保護体と、脂肪族飽和ジカ
ルボン酸誘導体とのモル比は、一般に、約1:1、好ま
しくは1:1.1である。また、この反応は、塩化メチ
レン中で、約10〜30℃、特に14〜25℃で行うこ
とが好ましい。反応時間は、一般に、約1〜3時間、好
ましくは1〜2時間である。
【0027】インドールの1位保護体と、脂肪族飽和ジ
カルボン酸誘導体(VII)との反応により、インドールの
3位アシル化体(IV)
【0028】
【化8】 〔式中、R及びR′は上述した通りであり、R″はシリ
ル基である。〕が得られる。次いで、インドールの1位
の脱保護及びアルキル基R′の脱離を行って、インドー
ルの3位アシル化体(V)とする。
【0029】インドールの1位の脱保護は、フッ化テト
ラブチルアンモニウムを用いて行うことができる。ま
た、アルキル基R′の脱離は、水酸化リチウム等のアル
カリ水溶液を用いて行うことができる。
【0030】このようにして、インドールの3位アシル
化体(V)を得ることができる。 2.本発明合成方法においては、インドールを脂肪族飽
和ジカルボン酸誘導体と反応させ、次いで、得られたイ
ンドールの3位アシル化体(V)を還元することによ
り、インドール誘導体(I)を得る。
【0031】還元は、例えば、水素化ホウ素ナトリウ
ム、シアン化水素化ホウ素ナトリウム、トリアセトキシ
水素化ホウ素ナトリウム、トリメトキシ水素化ホウ素ナ
トリウム、水素化ホウ素亜鉛、水素化ホウ素カルシウ
ム、トリエチルシラン等のヒドロシラン等の還元剤を用
いることにより行うことができる。この際、インドール
の3位アシル化体(V)と還元剤とのモル比は、一般
に、1:5〜1:8、好ましくは、1:6である。ま
た、還元は、不活性ガス下で、エタノール中で、約20
〜50℃、特に、約25〜42℃で行うことが好まし
い。還元時間は、一般に、約10〜24時間、好ましく
は、約12〜19時間である。
【0032】このようにして得られたインドール誘導体
(I)を、酸性条件下におくことにより、インドール誘
導体(II)を得ることができる。この際、インドール誘
導体(I)を、エーテル、エタノール,水等に溶解させ
て、その溶液を、酢酸、三フッ化ホウ素等の酸を用い
て、約1〜6のpH、特に約1〜3のpHとすることが
好ましい。
【0033】得られたインドール誘導体(I)又は(I
I)は、溶液から、溶媒を除去することにより分離する
ことができ、或いは、クロロホルム、酢酸エチル等の有
機溶媒を用いて抽出することができる。さらに、この分
離又は抽出したインドール誘導体(I)又は(II)を、
カラムクロマトグラフィー等で精製することが好まし
い。この際、例えば、オクタデシルシラン等の逆相カラ
ムクロマトグラフィー用のカラムを用いた高速液体クロ
マトグラフィーに、抽出したインドール誘導体(I)又
は(II)を付し、移動層として、トリフルオロ酢酸(T
FA)等で強酸性にした溶媒を用いて分離精製すること
により、インドール誘導体(II)を得ることができる。
このインドール誘導体(II)を、含水エタノールや含水
メタノール等の含水溶媒に溶解して放置することによ
り、インドール誘導体(I)を得ることができる。
【0034】
【実施例】以下、本発明を、実施例等を用いてさらに具
体的に説明する。ただし、これらの実施例により、本発
明の技術的範囲が限定されるものではない。
【0035】実施例1 マグネシウム6.25gをアニソール60mL中に懸濁
させ、懸濁液の温度を64〜70℃として、ここにヨウ
化エチル40gを滴下した。60℃で1時間反応させた
後、反応溶液の温度を室温として、ここに、インドール
28.75gのアニソール(60mL)溶液を滴下し
た。70℃で30分間反応させた後、反応溶液の温度を
3〜9℃とし、ここに、無水コハク酸25gのアニソー
ル(125mL)溶液を添加した。94℃で1時間反応
させた後、反応溶液を5℃まで冷却し、約20%の酢酸
水溶液を加えて、生成物を結晶化し、エタノールにより
再結晶して、4−(3−インドリル)−4−オキソ酪酸
16.6gを得た。
【0036】得られた4−(3−インドリル)−4−オ
キソ酪酸の8.3gを、アルゴンガス気流下で、エタノ
ール(260mL)中に溶解し、ここに、水素化ホウ素
ナトリウム8.6gを添加した。室温で19時間反応さ
せた後、減圧濃縮し、残留物を、逆相HPLC(25%
アセトニトリル,UV214nm)で分離精製し、Rが
エチレンであるインドール誘導体(I)5.0gを得た
(収率27%)。
【0037】また、残余の4−(3−インドリル)−4
−オキソ酪酸8.3gを、アルゴンガス気流下で、エタ
ノール(260mL)中に溶解し、ここに、水素化ホウ
素ナトリウム8.6gを添加し、室温で19時間反応さ
せた後、減圧濃縮し、残留物に水200mLと塩化ナト
リウム40gを加え、得られる溶液のpHを酢酸で5と
した。この溶液を濾過し、濾液を、クロロホルム400
mLを用いて溶媒抽出に付した後、クロロホルムを留去
し、得られた生成物を水(160ml)で洗浄し、減圧
濃縮して、粗製品を得た。この粗製品をカラムクロマト
グラフィーにより精製して、Rがエチレンであるインド
ール誘導体(II)4.6g(収率:25%)を得た。
【0038】得られたインドール誘導体(II) を、 1
−NMR(400MHz,CDCl 3 ,δ)で測定し
(測定結果を第1図に示す)、天然物とのデータ比較に
より同定した。同定結果を、第1表に示す。
【0039】
【表1】
【0040】実施例2 インドール1gを、N,N−ジメチルホルムアミド5m
Lに溶解し、60%水素化ナトリウム0.34gを加
え、室温で1.5時間撹拌した。tert- ブチルジフェニ
ルシリルクロライドを加えてさらに1.5時間撹拌し
た。反応液に10%クエン酸水溶液を加え、酢酸エチル
で抽出した。抽出液を飽和食塩水で洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムで乾燥し、1-tert-ブチルジフェニルシ
リルインドールを定量的に得た。
【0041】得られた1-tert-ブチルジフェニルシリル
インドールの2.0gを、無水塩化メチレンに溶解し、
4−クロロ−4−オキソ酪酸エチルを0.94mL、さ
らに塩化スズを0.94mL加え、2時間室温で撹拌し
た。3N塩酸を加え、クロロホルム抽出し、抽出液を無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、溶媒留去し、シリカ
ゲルカラムで精製し、4−[3−(1-tert-ブチルジフ
ェニルシリルインドリル)]−4−オキソ酪酸エチル
1.06gを得た。
【0042】次いで、得られた4−[3−(1-tert-ブ
チルジフェニルシリルインドリル)]−4−オキソ酪酸
エチルの1.0gを、ジオキサン及び水に溶解し、1M
LiOH6.7mLを加え、30分間室温で反応した。
反応液をクエン酸でpH3〜4とし、酢酸エチルで抽出
した。抽出液を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、溶媒を除去した。次いで、残留物をTH
F5mLに溶解し、フッ化テトラブチルアンモニウム
0.2gを加え、5分間撹拌し、4−(3−インドリ
ル)−4−オキソ酪酸を得た。
【0043】得られた4−(3−インドリル)−4−オ
キソ酪酸を実施例1と同様に処理して、インドール誘導
体(I)及び(II)を得た(いずれも収率21%)。得
られたインドール誘導体(II)を、実施例1と同様にし
て、 1H−NMR(400MHz,CDCl3 ,δ)で
測定したところ、実施例1と同様の結果が得られた。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
2段階〜4段階という少ない反応ステップ数で、20%
以上の高い収率で、優れた発根誘導物質であるインドー
ル誘導体(I)又は(II)を合成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1図は、実施例1で得られたインドール誘
導体(II) の、 1H−NMRスペクトル図である。
フロントページの続き (72)発明者 飯田 年以 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内 (72)発明者 小林 孝次 神奈川県横浜市港北区新羽町1050番地 株 式会社資生堂第1リサーチセンター内 Fターム(参考) 4C063 AA01 BB01 CC72 CC73 CC78 CC80 DD06 EE03 4C204 AB01 BB02 CB03 DB18 EB02 FB01 GB01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インドールを、脂肪族飽和ジカルボン酸
    誘導体と反応させ、得られる生成物を還元することを特
    徴とする、式(I)又は(II) 【化1】 〔式中、Rは存在しないか、又は、炭素数1〜4のアル
    キレン鎖を表す。〕で表されるインドール誘導体の合成
    方法。
  2. 【請求項2】 インドールをグリニャール試薬と反応さ
    せた後に脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体と反応させる、
    請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 インドールの1位をシリル基で保護した
    後に脂肪族飽和ジカルボン酸誘導体と反応させる、請求
    項1記載の方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003016297A1 (fr) * 2001-08-20 2003-02-27 Shiseido Company, Ltd. Derive de lactone, regulateur de croissance vegetale et agent d'enracinement contenant chacun le meme ingredient actif

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003016297A1 (fr) * 2001-08-20 2003-02-27 Shiseido Company, Ltd. Derive de lactone, regulateur de croissance vegetale et agent d'enracinement contenant chacun le meme ingredient actif

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