JP2001232119A - クーラント浄化装置 - Google Patents

クーラント浄化装置

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JP2001232119A
JP2001232119A JP2000049352A JP2000049352A JP2001232119A JP 2001232119 A JP2001232119 A JP 2001232119A JP 2000049352 A JP2000049352 A JP 2000049352A JP 2000049352 A JP2000049352 A JP 2000049352A JP 2001232119 A JP2001232119 A JP 2001232119A
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JP
Japan
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coolant
tank
filtration filter
chip
overflow
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JP2000049352A
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English (en)
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Toshiyuki Goto
利行 後藤
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Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/10Greenhouse gas [GHG] capture, material saving, heat recovery or other energy efficient measures, e.g. motor control, characterised by manufacturing processes, e.g. for rolling metal or metal working

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  • Filtration Of Liquid (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 クーラントをクーラントタンクから工作機械
に戻す環流路内に設けられた濾過フィルタの早期の目詰
まりを防止する。 【解決手段】 使用済みクーラントを受け入れるクーラ
ントタンク1と、クーラントタンク1内において使用済
みクーラントから沈降分離したチップを受けてタンク1
外に搬出するコンベアとを備えている。クーラントタン
ク1に、コンベア2よりも上方の部分に位置するオーバ
ーフロー口14を有するオーバーフロー部7を設ける。ク
ーラントタンク1にオーバーフロー部7を上下に仕切る
仕切部材10を設ける。仕切部材10にオーバーフロー口14
を形成する。上方に開口したかご状であるチップ濾過フ
ィルタ15を、タンク1上方からオーバーフロー口14に抜
き差し自在に入れ、チップ濾過フィルタ15の上端開口の
周りに設けた外向きフランジ16を、仕切部材10における
オーバーフロー口14の周囲に部分に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえばマシニ
ングセンタなどの工作機械において、切削や研削に使用
されたクーラントを循環利用するために、回収された使
用済みクーラントから切り屑、切り粉などのチップを除
去するクーラント浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種クーラント浄化装置としては、従
来、使用済みクーラントを受け入れるクーラントタンク
と、クーラントタンク内において使用済みクーラントか
ら沈降分離したチップを受けてタンク外に搬出するコン
ベアとを備えたものが知られている。
【0003】このクーラント浄化装置においては、チッ
プが沈降分離されたクーラントは、クーラントタンクに
形成されたオーバーフロー口からオーバーフローした
後、環流路を通って工作機械に戻されるようになってい
る。そして、環流路内に設けられた濾過フィルタによっ
て、コンベア上に沈降しなかった比較的小さなチップが
濾別されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年では、
冷却のためにクーラントを使用するだけではなく、工作
物や工具からのチップの洗い流しのためにクーラントが
使用されているので、使用済みクーラントには多量のチ
ップが含まれることになる。したがって、クーラントを
クーラントタンクから工作機械に戻す環流路内に設けら
れた濾過フィルタが早期に目詰まりを起こし、この濾過
フィルタを頻繁に清掃する必要があり、しかもこの濾過
フィルタは環流路内に設けられているので、清掃作業が
面倒であるという問題がある。
【0005】この発明の目的は、上記問題を解決し、ク
ーラントをクーラントタンクから工作機械に戻す環流路
内に設けられた濾過フィルタの早期の目詰まりを防止し
うるクーラント浄化装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段と発明の効果】この発明に
よるクーラント浄化装置は、使用済みクーラントを受け
入れかつクーラント中のチップを沈降分離させるクーラ
ントタンクの上部に、オーバーフロー口を有するオーバ
ーフロー部が設けられ、オーバーフロー口にチップ濾過
フィルタがタンク外側から着脱自在に取り付けられてい
るものである。
【0007】この発明のクーラント浄化装置によれば、
コンベア上に沈降しなかった比較的小さなチップは、ク
ーラントがオーバーフロー口からオーバーフローするさ
いにチップ濾過フィルタにより濾別されるので、クーラ
ントをクーラントタンクから工作機械に戻す環流路内に
設けられた濾過フィルタで濾別されるチップの量が極め
て少なくなり、このフィルタの早期の目詰まりを防止す
ることができる。したがって、このフィルタの清掃作業
を頻繁に行う必要がなくなる。しかも、オーバーフロー
口に取り付けられたチップ濾過フィルタはタンク外側か
ら着脱自在であるので、このフィルタの清掃をタンクか
ら取り外して行うことができ、その作業は簡単になる。
【0008】この発明のクーラント浄化装置において、
クーラントタンクにオーバーフロー部を上下に仕切る仕
切部材が設けられ、仕切部材にオーバーフロー口が形成
され、上方に開口したかご状であるチップ濾過フィルタ
が、タンク上方からオーバーフロー口に抜き差し自在に
入れられており、チップ濾過フィルタの上端開口の周り
に設けられた外方突出部が、オーバーフロー口の周囲に
部分に係合させられ、これによりチップ濾過フィルタが
オーバーフロー口に着脱自在に取り付けられていること
がある。この場合、比較的簡単な構成で安価に製造可能
である。また、着脱方向が上方であるので、チップ濾過
フィルタを取り外すさいにフィルタに付着したチップが
落下したとしても、オーバーフロー口を通ってクーラン
トタンク内に落ちるだけである。さらに、チップ濾過フ
ィルタの交換時にもクーラントをクーラントタンク内か
ら排出する必要がなく、フィルタ交換作業を簡単に行う
ことができる。
【0009】
【発明の実施形態】以下、この発明の実施形態を、図面
を参照して説明する。なお、以下の説明において、図1
の下側を前、これと反対側を後といい、図2の上下、左
右をそれぞれ上下、左右というものとする。
【0010】図1〜図3において、クーラント浄化装置
は、使用済みクーラントを受け入れるクーラントタンク
(1)と、クーラントタンク(1)内において使用済みクーラ
ントから沈降分離したチップを受けてタンク(1)外に搬
出するコンベア(2)と、クーラントタンク(1)の後側に設
けられかつクーラントタンク(1)からオーバーフローし
たクーラントを工作機械に戻す環流路(3)とを備えてい
る。
【0011】クーラントタンク(1)の上端開口は、着脱
自在に取り付けられた左右2つの蓋(4)により閉鎖され
ている。クーラントタンク(1)内には、上端から高さの
中央部のやや下方に至る2つの仕切り(5)が左右方向に
間隔をおいて設けられており、これらの仕切り(5)によ
ってタンク(1)内が左右の使用済みクーラント流入部(6)
と、中央のオーバーフロー部(7)とに分けられている。
各仕切り(5)はクーラントタンク(1)の前後両側壁に固着
されており、その下端部は右斜め下方に傾斜している。
そして、2つの樋(8)により工作機械から送られてきた
使用済みクーラントが、各蓋(4)に形成された供給口(9)
を通してクーラントタンク(1)内のクーラント流入部(6)
に送り込まれるようになっている。
【0012】クーラントタンク(1)内における仕切り(5)
の高さの中央部に対応する高さ位置に、オーバーフロー
部(7)を上下に仕切る仕切部材(10)が設けられている。
仕切部材(10)は、左右方向に間隔をおいて配された前後
方向に伸びる複数の横断面U字状オーバーフロー樋(11)
を備えている。各オーバーフロー樋(11)の前後両端部は
クーラントタンク(1)の前後両側壁に固着されていると
ともに、左右両端のオーバーフロー樋(11)は仕切り(5)
に固着されている。また、各オーバーフロー樋(11)の後
端部は、クーラントタンク(1)の後側壁に形成された開
口(12)を通してタンク(1)外に突出している。図5に示
すように、隣接する2つのオーバーフロー樋(11)の側壁
上端間の隙間におけるクーラントタンク(1)内に存在す
る部分の前後両端部は、オーバーフロー樋(11)の側壁に
固着された閉鎖部材(13)により塞がれている。そして、
隣接する2つのオーバーフロー樋(11)の側壁および前後
の閉鎖部材(13)に囲まれた部分がオーバーフロー口(14)
となされている。
【0013】図4および図5に示すように、オーバーフ
ロー口(14)には、メッシュにより上方に開口したかご状
に形成されたチップ濾過フィルタ(15)が着脱自在に取り
付けられている。チップ濾過フィルタ(15)の上端開口の
周りには外向きフランジ(16)(外方突出部)が設けられ
ている。そして、チップ濾過フィルタ(15)は、タンク
(1)上方からオーバーフロー口(14)を通してクーラント
タンク(1)内に抜き差し自在に入れられており、外向き
フランジ(16)がオーバーフロー口(14)の周囲に部分に係
合させられることによってチップ濾過フィルタ(15)がオ
ーバーフロー口(14)に着脱自在に取り付けられている。
また、各チップ濾過フィルタ(15)には把手(17)が上方突
出状に設けられている。
【0014】環流路(3)は、上方に開口しかつクーラン
トタンク(1)の後側壁に沿って左右方向に伸びる第1の
部分(3a)と、第1の部分(3a)の右端に連なって後方に伸
びる第2の部分(3b)とを備えている。第1の部分(3a)内
には左右方向に長いチップ回収ボックス(18)が配置され
ており、各オーバーフロー樋(11)の後端部はチップ回収
ボックス(18)上に臨んでいる。チップ回収ボックス(18)
の周壁は、その下端部を除いてメッシュで形成されてい
る。このメッシュの網目は、チップ濾過フィルタ(15)を
形成するメッシュの網目よりも小さい。環流路(3)の第
1の部分(3a)におけるチップ回収ボックス(18)よりも右
方の部分にオーバーフロー部(19)が設けられ、第2の部
分(3b)にクーラントタンク(1)側からアンダーフロー部
(20)および濾過フィルタ(21)が設けられている。
【0015】上記構成のクーラント浄化装置において、
工作機械から樋(8)を通って送られてきた使用済みクー
ラントは、供給口(9)からクーラントタンク(1)内のクー
ラント流入部(6)に送り込まれる。使用済みクーラント
はクーラントタンク(1)のクーラント流入部(6)内を一旦
下方に流れて仕切り(5)の下方を通過してオーバーフロ
ー部(7)に流入し、チップ濾過フィルタ(15)を通過して
オーバーフロー口(14)からオーバーフローし、オーバー
フロー樋(11)を経てチップ回収ボックス(18)内に流入す
る。そして、使用済みクーラントに含まれていた比較的
大きくかつ重いチップは、沈降分離されてコンベア(2)
に受けられ、コンベア(2)により搬出されて図示しない
チップバケット内に回収される。これよりも小さくかつ
軽いチップはチップ濾過フィルタ(15)により濾別され、
フィルタ(15)に付着する。チップ濾過フィルタ(15)に多
量のチップが付着した場合、蓋(4)を取り外した後、把
手(17)を持ってフィルタ(15)をオーバーフロー口(14)か
ら上方に引き抜くことによりクーラントタンク(1)から
取り外し、洗浄する。
【0016】チップ回収ボックス(18)に流入したクーラ
ントは、その周壁を形成するメッシュを通過し、環流路
(3)の第1の部分(3a)に流入する。このさい、チップ回
収ボックス(18)の周壁を形成するメッシュによって、チ
ップ濾過フィルタ(15)により濾別されなかったさらに小
さいチップ濾別される。
【0017】環流路(3)の第1の部分(3a)に流入したク
ーラントは、オーバーフロー部(19)を通過して第2の部
分(3b)に入り、アンダーフロー部(20)および濾過フィル
タ(21)を通過して工作機械に戻される。そして、濾過フ
ィルタ(21)により、さらに小さなチップが濾別される。
濾過フィルタ(21)を通過するクーラントは、既にチップ
濾過フィルタ(15)およびチップ回収ボックス(18)を通過
しているので、含まれるチップの量は極めて少なく、濾
過フィルタ(21)が早期に目詰まりすることが防止され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明によるクーラント浄化装置の実施形態
を示す一部切り欠き平面図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII−III線断面図である。
【図4】図2の部分拡大図である。
【図5】オーバーフロー部の仕切部材の一部分を拡大し
て示す分解斜視図である。
【符号の説明】
(1):クーラントタンク (2):コンベア (7):オーバーフロー部 (10):仕切部材 (14):オーバーフロー口 (15):チップ濾過フィルタ (16):外向きフランジ(外方突出部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用済みクーラントを受け入れかつクー
    ラント中のチップを沈降分離させるクーラントタンクの
    上部に、オーバーフロー口を有するオーバーフロー部が
    設けられ、オーバーフロー口にチップ濾過フィルタがタ
    ンク外側から着脱自在に取り付けられているクーラント
    浄化装置。
  2. 【請求項2】 クーラントタンクにオーバーフロー部を
    上下に仕切る仕切部材が設けられ、仕切部材にオーバー
    フロー口が形成され、上方に開口したかご状であるチッ
    プ濾過フィルタが、タンク上方からオーバーフロー口に
    抜き差し自在に入れられており、チップ濾過フィルタの
    上端開口の周りに設けられた外方突出部が、オーバーフ
    ロー口の周囲に部分に係合させられ、これによりチップ
    濾過フィルタがオーバーフロー口に着脱自在に取り付け
    られている請求項1のクーラント浄化装置。
JP2000049352A 2000-02-25 2000-02-25 クーラント浄化装置 Withdrawn JP2001232119A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006305647A (ja) * 2005-04-26 2006-11-09 Nachi Fujikoshi Corp スクリューコンベア
CN112827438A (zh) * 2020-12-31 2021-05-25 李峰 一种化学反应加工装置

Cited By (2)

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