JP2001231937A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

Info

Publication number
JP2001231937A
JP2001231937A JP2000046942A JP2000046942A JP2001231937A JP 2001231937 A JP2001231937 A JP 2001231937A JP 2000046942 A JP2000046942 A JP 2000046942A JP 2000046942 A JP2000046942 A JP 2000046942A JP 2001231937 A JP2001231937 A JP 2001231937A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game
ball
section
stored
game balls
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000046942A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4565527B2 (ja
Inventor
Kiyobumi Suzuki
清文 鈴木
Yasushi Takahashi
寧 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Universal Entertainment Corp
Original Assignee
Aruze Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aruze Corp filed Critical Aruze Corp
Priority to JP2000046942A priority Critical patent/JP4565527B2/ja
Publication of JP2001231937A publication Critical patent/JP2001231937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4565527B2 publication Critical patent/JP4565527B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技部内に発射された遊技球の動きに意外性
を持たせることにより、遊技の面白さを高めることがで
きる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤1の表面に、複数の入賞口を有す
る遊技部を備え、遊技部内に発射された遊技球が入賞口
に入賞した場合に、遊技者に利益を付与する弾球遊技機
において、遊技部内に発射された遊技球を一時的に貯留
するための貯留部(ポケット21)と、該貯留部に貯留
された遊技球を遊技部内に再発射するための再発射部材
23と、該再発射部材23を駆動するための駆動部材
(再発射ソレノイド)とからなる再発射装置20を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技部内に遊技球
を発射して遊技を行う弾球遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の弾球遊技機として、
パチンコ機が知られている。従来のパチンコ機は、遊技
盤の表面に、複数の入賞口を有する遊技部を備えてい
る。また、遊技部内には、一般入賞口、大入賞口、始動
入賞口等の複数の入賞口と、障害釘や風車等の複数の障
害部材と、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を
遊技部内から排出するためのアウト口等が設けられてい
る。
【0003】このような従来のパチンコ機では、遊技部
内に発射された遊技球が障害釘や風車等の複数の障害部
材に衝突することにより、その流下方向が変更され、い
ずれかの入賞口に入賞したり、あるいはいずれの入賞口
にも入賞せずにアウト口から遊技部外へ排出される。ま
た、遊技部内に発射された遊技球が入賞口に入賞する
と、賞として所定数の遊技球を払い出したり、通常遊技
と比較して遊技者にとって有利な特別遊技を行わせる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のパチンコ機は、複数の障害部材を設けることにより、
遊技部内に発射された遊技球が障害部材に衝突しながら
流下するようになっており、遊技者は、遊技部内を流下
する遊技球の行方を追い、入賞口へ入賞する期待感を抱
くことにより遊技を楽しんでいる。
【0005】しかしながら、遊技部内に発射された遊技
球は、障害部材による多少の跳ね返りがあるとはいえ下
方に向かって流下するため、その動きに意外性がなく、
遊技者の注意を引きつけることができなかった。
【0006】また、いずれの入賞口にも入賞せずに遊技
部の下部にまで流下してしまった遊技球は、アウト口か
ら排出されてしまうため、アウト口近傍まで流下してき
た遊技球に対しては、入賞に対する期待感を抱くことが
できなかった。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑み提案された
もので、遊技部内に発射された遊技球の動きに意外性を
持たせることにより、遊技の面白さを高めることができ
る弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る弾球遊技機
は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を備え
ている。
【0009】すなわち、本発明に係る弾球遊技機は、遊
技盤の表面に、複数の入賞口を有する遊技部を備え、前
記遊技部内に発射された遊技球が前記入賞口に入賞した
場合に、遊技者に利益を付与する弾球遊技機において、
前記遊技部内に発射された遊技球を一時的に貯留するた
めの貯留部と、該貯留部に貯留された遊技球を前記遊技
部内に再発射するための再発射部材と、該再発射部材を
駆動するための駆動部材とからなる再発射装置を設けた
ことを特徴とするものである。
【0010】また、前記再発射装置は、貯留した遊技球
を所定のタイミングで再発射するように構成することが
可能である。また、前記再発射装置は、遊技球を受け入
れる貯留許可状態と、遊技球を受け入れない貯留拒否状
態との間で切換可能な構成とすることが可能である。ま
た、前記再発射装置は、いずれの入賞口にも入賞しなか
った遊技球を遊技部内から排出するためのアウト口の近
傍に設けることが可能である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
弾球遊技機の一実施形態を説明する。なお、以下に示す
実施形態では、代表的な弾球遊技機としてパチンコ機を
例にとって説明を行う。
【0012】<パチンコ機>本発明の一実施形態に係る
パチンコ機は、図2に示すように、遊技球を発射して遊
技を行うための遊技盤1を備えている。この遊技盤1の
表面には、打球発射装置(図示せず)により発射された
遊技球を遊技部2内に案内するための内外一対のガイド
レール3と、液晶ディスプレイ等からなる特別図柄表示
装置4と、7セグメント表示器等からなる普通図柄表示
装置5と、一般入賞口6、大入賞口7、始動入賞口8等
の複数の入賞口と、障害釘や風車等の複数の障害部材9
と、いずれの入賞口にも入賞しなかった遊技球を遊技盤
1の裏面側に導くためのアウト口10等が設けてられて
いる。
【0013】特別図柄表示装置4は、液晶ディスプレイ
の表示画面に複数の図柄を変換表示するとともに、アニ
メーション表示を行うことができるようになっている。
【0014】始動入賞口8は、その上部に、打球を受け
入れ難い状態と、打球を受け入れ易い状態との間で切換
可能な、いわゆるチューリップと称される左右一対の開
閉部材11を備えている。この開閉部材11は、始動入
賞口ソレノイド13(図3に示す)により開閉駆動され
る部材で、通常は打球を受け入れ難い状態となってお
り、普通図柄表示装置5における図柄の停止表示態様が
所定の図柄となった場合に、打球を受け入れ易い状態と
なる。例えば、チャッカと称される球通過部12を遊技
球が通過すると、球通過部12内に配設された普通図柄
作動用スイッチ14(図3に示す)により遊技球が検出
され、普通図柄表示装置5における図柄の変換表示が開
始する。
【0015】なお、普通図柄作動用スイッチ14により
検出される遊技球は、例えば4個まで記憶することがで
きる。そして、普通図柄作動用スイッチ14により遊技
球が検出されたり、普通図柄の作動記憶があると、普通
図柄表示装置5において「0」〜「9」の10個の数字
が変換表示され、所定時間経過後に数字の変換表示が停
止する。そして、停止表示された数字が、「3」あるい
は「7」であった場合に、所定時間だけ開閉部材11が
遊技球を受け入れ易い状態となる。この始動入賞口8に
は、始動入賞口スイッチ15(図3に示す)が設けられ
ており、始動入賞口スイッチ15により遊技球が検出さ
れると、特別図柄表示装置4における図柄の変換表示が
開始する。なお、始動入賞口スイッチ15により検出さ
れる遊技球は、例えば4個まで記憶することができる。
【0016】大入賞口7は、いわゆるアタッカと称され
る入賞口で、大入賞口ソレノイド16(図3に示す)に
より開閉駆動されて、通常は打球を受け入れ難い状態と
なっており、特別図柄表示装置4における図柄の停止表
示態様が所定の賞態様を構成した場合に、打球を受け入
れ易い状態となる。例えば、始動入賞口スイッチ15に
より遊技球が検出されたり、特別図柄の作動記憶がある
と、特別図柄表示装置4において横並びに3個の図柄が
変換表示され、所定時間経過後に図柄の変換表示が停止
する。そして、停止表示された図柄が、「7」「7」
「7」であった場合に、所定時間あるいは所定数の遊技
球が入賞するまでを1ラウンドとして、大入賞口7が遊
技球を受け入れ易い状態となる。また、大入賞口7の内
部には、継続入賞口(図示せず)が設けられており、大
入賞口7に入賞した遊技球が、さらに継続入賞口に入賞
すると、所定回数に達するまで上述したラウンドを繰り
返すことができる。例えば、大当たり遊技の1ラウンド
は、大入賞口7が開放して30秒が経過するか、あるい
は大入賞口7内に10個の遊技球が入賞すると終了す
る。また、1ラウンドの大当たり遊技において、継続入
賞口内に遊技球が入賞すると、上述した大当たり遊技を
例えば16ラウンドまで継続して繰り返すことができ
る。
【0017】また、特別図柄表示装置4の上部には、球
通過部12を通過した遊技球を4個まで記憶表示可能な
普通図柄記憶ランプ17と、始動入賞口8への入賞球を
4個まで記憶表示可能な特別図柄記憶ランプ18が設け
られている。また、遊技部2の外側に位置する遊技盤1
の表面には、装飾ランプ等の装飾部材19が設けられて
いる。
【0018】さらに、大入賞口7の右側には、遊技部2
内に発射された遊技球を一時的に貯留するとともに、貯
留した遊技球を遊技部2内に再発射するための再発射装
置20のポケット21が設けられている。
【0019】<再発射装置>再発射装置20は、図1
(a),(b)に示すように、遊技盤1の表面に設けら
れたポケット21と、ポケット21内に貯留された遊技
球22を遊技部2内に向かって再発射するための再発射
部材23と、再発射部材23を駆動するための再発射ソ
レノイド24とを備えている。
【0020】ポケット21は、遊技球を受け入れて一時
的に貯留するための部材で、その上部に、遊技球を受け
入れるための球受入口25を備えるとともに、その下部
に、再発射部材23を挿通するための再発射部材挿通孔
26が設けられている。また、ポケット21には、ポケ
ット21内に貯留される遊技球22を検出するための近
接センサ等からなる再発射口スイッチ27が設けられて
いる。
【0021】上記再発射部材23は、、ポケット21の
下部に設けられた再発射部材挿通孔26からポケット2
1内に出没する棒状の部材からなり、連結部材28によ
り遊技盤1の裏面側に配設された再発射ソレノイド24
に連結されている。また、遊技盤1には、連結部材28
を挿通するための連結部材挿通孔29が設けられてい
る。
【0022】上記再発射ソレノイド24のプランジャ2
4aは、コイルバネ等からなる付勢部材(図示せず)の
付勢力により、上方に向かって突出する方向に付勢され
ている。そして、再発射ソレノイド24が励磁すると、
付勢部材の付勢力に抗してプランジャ24aが下方に向
かって移動する。一方、プランジャ24aが消磁する
と、付勢部材の付勢力によりプランジャ24aが上方に
向かって移動する。
【0023】この再発射装置20では、再発射ソレノイ
ド24が励磁すると、プランジャ24aが下方に向かっ
て移動するとともに、連結部材28を介して再発射部材
23が下方に向かって移動し、ポケット21内に遊技球
22を貯留可能な状態となる。一方、再発射ソレノイド
24が消磁すると、連結部材28を介して再発射部材2
3が上方に向かって移動し、ポケット21内に遊技球2
2を貯留できない状態となる。
【0024】また、ポケット21内に遊技球22が貯留
された状態で、再発射ソレノイド24が消磁すると、ポ
ケット21内に貯留された遊技球22を遊技部2内に再
発射することができる。また、ポケット21内に貯留さ
れた遊技球22は、再発射口スイッチ27により検出さ
れる。
【0025】なお、再発射ソレノイド24のプランジャ
24aの付勢方向は、下方に向かって突出する方向であ
ってもよい。この場合には、再発射ソレノイド24が消
磁すると、付勢部材の付勢力によりプランジャ24aが
下方に向かって移動する。一方、プランジャ24aが励
磁すると、付勢部材の付勢力に抗してプランジャ24a
が上方に向かって移動する。
【0026】また、再発射装置20を設ける位置は、図
2に示す実施形態の位置に限定されず、遊技部2内の任
意の位置に配設することができる。例えば、図4に示す
ように、アウト口10の右上方であって、遊技部2の周
壁に接するようにポケット21を設けることもできる。
このように、再発射装置20をアウト口10の近傍に設
けることにより、アウト口10の近傍まで流下してきた
遊技球22であっても、再びいずれかの入賞口に入賞す
る可能性が生じ、遊技の面白さを高めることができる。
【0027】<制御装置>上述したパチンコ機は、パチ
ンコ機内に配設された制御装置30により電気的に制御
されている。制御装置30は、図3に示すように、CP
U31、ROM32、RAM33、入力側および出力側
の汎用I/O・IC34a,34bを備えており、RO
M32等に記憶されたシーケンスプログラムに従ってC
PU31が動作することにより、パチンコ機を構成する
各機器を電気的に制御する。また、CPU31には、乱
数発生回路35が接続されており、乱数発生回路35に
より発生した乱数を使用して、普通図柄表示装置5ある
いは特別図柄表示装置4等における停止図柄が決定され
る。
【0028】また、制御装置30には、入力回路36を
介して、普通図柄作動用スイッチ14、始動入賞口スイ
ッチ15、再発射口スイッチ27からの検出信号が入力
されるとともに、出力回路37を介して、特別図柄表示
装置4、普通図柄表示装置5、普通図柄記憶ランプ1
7、特別図柄記憶ランプ18、始動入賞口ソレノイド1
3、大入賞口ソレノイド16、再発射ソレノイド24に
対する駆動信号が出力される。
【0029】<再発射装置の動作:第1実施例>以下、
上述した再発射装置20の動作について、具体的な実施
例を挙げて説明する。再発射装置20の動作の第1実施
例は、普通図柄表示装置5において当たりとなったタイ
ミングで、ポケット21内に一時的に貯留した遊技球を
再発射するものである。
【0030】すなわち、図5に示すように、ポケット2
1内に遊技球が入ると(S1)、当該遊技球をポケット
21内に貯留する(S2)。この遊技球は、再発射口ス
イッチ27により検出される。
【0031】ここで、普通図柄作動用スイッチ14によ
り遊技球が検出されたり、普通図柄の作動記憶がある
と、普通図柄表示装置5において図柄の変換表示が開始
する。そして、普通図柄表示装置5における図柄の停止
表示態様が当たり(例えば「3」または「7」)となる
と(S3)、始動入賞口8の開閉部材11の開放タイミ
ングに合わせて、ポケット21内に貯留した遊技球を遊
技部2内に再発射する(S4)。このように、開閉部材
11が開放したタイミングに合わせて貯留球を発射する
ことにより、遊技球が始動入賞口8に入賞する可能性を
高めることができる。
【0032】<再発射装置の動作:第2実施例>再発射
装置20の動作の第2実施例は、特別図柄表示装置4に
おいて大当たりとなって大当たり遊技が行われている際
に、1ラウンドの大当たり遊技の終盤となったタイミン
グで、ポケット21内に一時的に貯留した遊技球を再発
射するものである。
【0033】すなわち、図6に示すように、ポケット2
1内に遊技球が入ると(S11)、当該遊技球をポケッ
ト21内に貯留する(S12)。この遊技球は、再発射
口スイッチ27により検出される。
【0034】ここで、始動入賞口8に遊技球が入賞し、
始動入賞口スイッチ15により遊技球が検出されたり、
特別図柄の作動記憶があると、特別図柄表示装置4にお
いて図柄の変換表示が開始する。そして、特別図柄表示
装置4における図柄の停止表示態様が大当たり(例えば
「7」「7」「7」)となった場合に(S13)、開放
された大入賞口7に9個目の遊技球が入賞すると同時
に、ポケット21内に貯留した遊技球を遊技部2内に再
発射する(S14)。なお、所定時間(例えば30秒)
内に、9個目の遊技球が大入賞口7に入賞しないと、貯
留球の再発射が行われることなく、1ラウンドの大当た
りの遊技が終了する。
【0035】続いて、最終ラウンドの大当たり遊技が終
了したか否かを判断し(S15)、最終ラウンドの大当
たり遊技が終了すると、貯留球の再発射を終了する。一
方、最終ラウンドの大当たり遊技に達するまでの間に、
ポケット21内に新たな遊技球が貯留されると(S1
6)、上述した貯留球の再発射を繰り返して行う(S1
4,S15)。
【0036】このように、1ラウンドの大当たり遊技の
終盤となったタイミングで貯留球を発射することによ
り、規定数(例えば10個)よりも多くの遊技球が大入
賞口7に入賞する可能性が高まる。
【0037】<再発射装置の動作:第3実施例>再発射
装置20の動作の第3実施例は、特別図柄表示装置4に
おいてハズレとなったタイミングで、ポケット21内に
一時的に貯留した遊技球を再発射するものである。すな
わち、図7に示すように、ポケット21内に遊技球が入
ると(S21)、当該遊技球をポケット21内に貯留す
る(S22)。この遊技球は、再発射口スイッチ27に
より検出される。
【0038】ここで、始動入賞口8に遊技球が入賞し、
特別図柄作動用スイッチにより遊技球が検出されたり、
特別図柄の作動記憶があると、特別図柄表示装置4にお
いて図柄の変換表示が開始する。そして、特別図柄表示
装置4における図柄の停止表示態様がハズレとなった場
合に(S23)、ポケット21内に貯留した遊技球を遊
技部2内に再発射する(S24)。
【0039】このように、特別図柄表示装置4において
ハズレとなり、大当たり遊技が行われない場合に貯留球
を発射することにより、一旦はアウト口10の近傍まで
流下して入賞の可能性がない遊技球であっても、いずれ
かの入賞口に入賞する可能性が生じ、ハズレに対する焦
燥感を和らげることができる。
【0040】<再発射装置の動作:第4実施例>再発射
装置20の動作の第4実施例は、所定の条件に基づい
て、ポケット21内に遊技球を貯留可能な状態と、ポケ
ット21内に遊技球を貯留不可能な状態との間で切り換
えるようにしたものである。すなわち、図8に示すよう
に、通常の場合は、ポケット21内に再発射部材23が
位置しており、ポケット21内に遊技球を貯留不可能な
状態となっている(S31)。
【0041】そして、ポケット21内に遊技球を貯留す
るための条件が成立すると(S32)、ポケット21内
から再発射部材23を待避させて、ポケット21内に遊
技球を貯留可能な状態とする(S33)。
【0042】ここで、ポケット21内に遊技球が貯留さ
れると、この貯留球を所定のタイミングで発射する(S
34)。貯留球は、例えば、上述した実施例1〜実施例
3に示す所定のタイミングで発射される。
【0043】そして、貯留可能条件が継続している場合
には、ポケット21内に遊技球を貯留可能な状態が維持
され、貯留可能条件が終了すると(S35)、一連の処
理を終了し、次の一連の処理において、ポケット21内
に遊技球が貯留不可能な状態となる(S31)。
【0044】上述した貯留可能条件とは、例えば、普通
図柄の作動記憶が所定数(例えば「4」)を超えた場
合、特別図柄の作動記憶が所定数(例えば「4」)を超
えた場合、特別図柄表示装置4において大当たりとなっ
た場合等である。
【0045】このように、普通図柄の作動記憶あるいは
特別図柄の作動記憶が所定数を超えた場合に、ポケット
21内に遊技球を貯留可能な状態とすることにより、遊
技者に対して、さらに作動記憶数が増えるのと同様のメ
リット感を与えることができる。また、特別図柄表示装
置4において大当たりとなった場合に、ポケット21内
に遊技球を貯留可能な状態とすることにより、さらに多
くの遊技球を大入賞口7に入賞させることができるとい
う期待感を高めることができる。
【0046】なお、上述した実施形態では、代表的な弾
球遊技機としてパチンコ機を例にとって説明を行った
が、本発明は、雀球遊技機、アレンジボール遊技機等の
他の弾球遊技機にも適用することができる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る弾球遊技機では、再発射装
置により、遊技部内に発射された遊技球を一時的に貯留
するとともに、貯留した遊技球を遊技部内に再発射す
る。したがって、遊技部内を流下する遊技球の動きに意
外性を持たせることができ、遊技の面白さを高めること
ができる。
【0048】また、本発明に係る弾球遊技機では、再発
射装置により貯留した遊技球を所定のタイミングで再発
射する。したがって、遊技者にとって有利となるタイミ
ングで貯留球を再発射することにより、遊技の面白さを
さらに高めることができる。
【0049】また、本発明に係る弾球遊技機では、再発
射装置が、遊技球を受け入れる貯留許可状態と、遊技球
を受け入れない貯留拒否状態との間で切換可能とされて
いる。したがって、貯留球の再発射動作にバリエーショ
ンを持たせることができ、遊技の面白さをさらに高める
ことができる。
【0050】また、本発明に係る弾球遊技機では、再発
射装置をアウト口近傍に設けている。したがって、いず
れの入賞口にも入賞せずに遊技部の下部にまで流下した
遊技球であっても、再び遊技部内に発射されて入賞口に
入賞する可能性が発生するため、入賞に対する期待感を
抱くことができ、遊技の面白さを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るパチンコ機における
再発射装置を示し、(a)は再発射装置の一部を断面と
した正面図、(b)は再発射装置の縦断面図
【図2】本発明の一実施形態に係るパチンコ機における
遊技盤の正面図
【図3】本発明の一実施形態に係るパチンコ機における
制御装置の概略ブロック図
【図4】本発明の他の実施形態に係るパチンコ機におけ
る遊技盤の正面図
【図5】再発射装置の動作の第1実施例を示すフローチ
ャート
【図6】再発射装置の動作の第2実施例を示すフローチ
ャート
【図7】再発射装置の動作の第3実施例を示すフローチ
ャート
【図8】再発射装置の動作の第4実施例を示すフローチ
ャート
【符号の説明】
1 遊技盤 2 遊技部 3 ガイドレール 4 特別図柄表示装置 5 普通図柄表示装置 6 一般入賞口 7 大入賞口(アタッカ) 8 始動入賞口 9 障害部材 10 アウト口 11 開閉部材(チューリップ) 12 球通過部(チャッカ) 13 始動入賞口ソレノイド 14 普通図柄作動用スイッチ 15 始動入賞口スイッチ 16 大入賞口ソレノイド 17 普通図柄記憶ランプ 18 特別図柄記憶ランプ 19 装飾部材 20 再発射装置 21 ポケット 22 遊技球 23 再発射部材 24 再発射ソレノイド 25 球受入口 26 再発射部材挿通孔 27 再発射口スイッチ 28 連結部材 29 連結部材挿通孔 30 制御装置 31 CPU 32 ROM 33 RAM 34 汎用I/O・IC 35 乱数発生回路 36 入力回路 37 出力回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤の表面に、複数の入賞口を有する
    遊技部を備え、前記遊技部内に発射された遊技球が前記
    入賞口に入賞した場合に、遊技者に利益を付与する弾球
    遊技機において、 前記遊技部内に発射された遊技球を一時的に貯留するた
    めの貯留部と、 該貯留部に貯留された遊技球を前記遊技部内に再発射す
    るための再発射部材と、 該再発射部材を駆動するための駆動部材とからなる再発
    射装置を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記再発射装置は、貯留した遊技球を所
    定のタイミングで再発射することを特徴とする請求項1
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記再発射装置は、遊技球を受け入れる
    貯留許可状態と、遊技球を受け入れない貯留拒否状態と
    の間で切換可能とされていることを特徴とする請求項1
    または2記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記再発射装置は、いずれの入賞口にも
    入賞しなかった遊技球を遊技部内から排出するためのア
    ウト口の近傍に設けられていることを特徴とする請求項
    1〜3のうちいずれか1項に記載の弾球遊技機。
JP2000046942A 2000-02-24 2000-02-24 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP4565527B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000046942A JP4565527B2 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000046942A JP4565527B2 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001231937A true JP2001231937A (ja) 2001-08-28
JP4565527B2 JP4565527B2 (ja) 2010-10-20

Family

ID=18569271

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000046942A Expired - Fee Related JP4565527B2 (ja) 2000-02-24 2000-02-24 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4565527B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656382U (ja) * 1979-10-09 1981-05-15
JPH0331593U (ja) * 1989-07-31 1991-03-27
JPH09192301A (ja) * 1996-01-23 1997-07-29 Toyomaru Sangyo Kk パチンコ機
JPH1147364A (ja) * 1997-08-06 1999-02-23 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH1176520A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656382U (ja) * 1979-10-09 1981-05-15
JPH0331593U (ja) * 1989-07-31 1991-03-27
JPH09192301A (ja) * 1996-01-23 1997-07-29 Toyomaru Sangyo Kk パチンコ機
JPH1147364A (ja) * 1997-08-06 1999-02-23 Sankyo Kk 弾球遊技機
JPH1176520A (ja) * 1997-09-08 1999-03-23 Taiyo Elec Co Ltd 弾球遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4565527B2 (ja) 2010-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3770501B2 (ja) 遊技機
JP2006263129A (ja) 弾球遊技機
JP2006340895A (ja) パチンコ遊技機
JP2009195395A (ja) 弾球遊技機
JP2000037520A (ja) 遊技機
JP2009039371A (ja) 遊技機
JP2006187463A (ja) 遊技機
JP2009028344A (ja) 遊技機
JP2010115369A (ja) パチンコ遊技機
JP2009178349A (ja) 弾球遊技機
JP2007313160A (ja) 弾球遊技機
JP2008068138A (ja) パチンコゲーム機
JP3828568B2 (ja) 遊技装置
JP2008068137A (ja) パチンコゲーム機
JP2001231937A (ja) 弾球遊技機
JP2002210113A (ja) 弾球遊技機
JP4166447B2 (ja) 遊技機
JP4692957B2 (ja) 遊技機
JPH11319215A (ja) 遊技機
JP5004204B2 (ja) 遊技機
JP5004205B2 (ja) 遊技機
JP2001087485A (ja) パチンコ遊技機
JP4261135B2 (ja) 遊技機
JP2544894B2 (ja) 遊技機
JP2004208778A (ja) パチンコ機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061211

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091105

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091216

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100310

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100520

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100618

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100728

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100730

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20100816

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20100824

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D02

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813

Year of fee payment: 3

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D04

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20101203

A072 Dismissal of procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A072

Effective date: 20101207

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees