JP2008068138A - パチンコゲーム機 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切でない「右打ち」をしていることを知らせて、興趣を十分に享受することのできるパチンコゲーム機を提供すること。
【解決手段】「右打ち」が確認されると「大当たり」の状態か否かを判定する。そして、「大当たり」の状態でないと判定した場合には、10秒間に1個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号を10分間連続して確認できたか否かを判定する。そして、10秒間に1個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号を10分間連続して確認できた場合には、特別図柄表示器19に「右打ちを中止して下さい」との警告を表示する。
【選択図】図9

Description

本発明は、遊技領域右肩部に入賞口を有するパチンコゲーム機に関し、特に、ハンドルを右いっぱいに回転させて行う当該入賞口への入賞の要・不要を警告するパチンコゲーム機に関する。
パチンコ遊技者が激増する今日においては、その遊技者の好奇心に応えるべく様々な遊技方法によるパチンコゲーム機が開発されている。そのようなパチンコゲーム機のうちの一つに、遊技中にある所定状態を達成し得た場合に、ハンドルを最大限回転させて遊技領域を囲むレールに沿った右肩部に形成された段差部分にパチンコ球を当てる打ち方をする(以下、「右打ち」いう)ことで、多くの賞球が得られることを特徴とするものがある。図13は、このようなパチンコゲーム機の遊技領域を示した正面図である。以下、これを簡単に説明する。
遊技領域101は、その周りを囲むように環状のレール102が遊技盤に立設され、そのほぼ中央に図柄表示装置103が配設され、その廻りに各種入賞装置、ゲート、それに誘導部材などの各種構造物が配設され、更に遊技領域101内に発射されたパチンコ球を案内する複数の釘が打設されている。
そして、本パチンコゲーム機の特徴的な遊技方法を達成すべく、具体的に次のような構成を有する。即ち、遊技領域101の右肩部に位置するレール102に段差部104aが形成され、そこに返しゴム104が貼設されている。その段差部104aの下方には、一定の速度で回転する回転体105aに開口部を形成した回転始動口105が設けられている。更にその下方には、回転始動口105への入賞によって開閉扉が開口する大入賞口106aを有する特別電動役物106が配設されている。一方、図柄表示装置103の直下には、その図柄表示装置103を作動させるゲート107及び、その下方には入賞口内に特別入賞口108aが形成された普通電動役物108が配設されている。
ところで、このような構成のパチンコゲーム機では、遊技領域101内にパチンコ球が打ち込まれて、それがゲート107を通過することによって図柄表示装置103が作動し表示変動が実行される。そこで、3分割された表示器の図柄が111、222…等のようにそろった場合には、普通電動役物108の開閉扉が開口する。そして、更に発射されるパチンコ球が普通電動役物108の特別入賞口108aに入賞したならば「大当たり」状態となる。
そこで、この「大当たり」状態が本パチンコゲーム機の特徴的な遊技方法となる。即ち、「大当たり」の時に「右打ち」をすることによってパチンコ球が回転始動口105へ入賞すると、それを検出して大入賞口106aの開閉扉が開口し、多くの賞球を獲得することが可能となる。
この場合、回転始動口105は、回転体105aの枠部材105bの切欠部105cにパチンコ球が掛かるように構成されている。そのため、回転始動口105と切欠部105cとが図示するように重なっていない場合でも、パチンコ球は枠部材105bに掛かった状態で待ち、回転始動口105がそこまで回転してきたところで入賞する。
パチンコ球が回転始動口105へ入賞すると大入賞口106aが開口し、その後、連続して行われる「右打ち」によってパチンコ球の多くが大入賞口106aに入賞する。ここで、回転始動口105への入賞によって15個の賞球が排出され、大入賞口106aでは1個の入賞に対して15個の賞球が排出される。
以上のように本パチンコゲーム機は、前述したように「大当たり」の状態を達成することによって「右打ち」を使用し、これによって回転始動口105への入賞により大入賞口106aを開口し、多くのパチンコ球のこれへの入賞によって多くの賞球の獲得を可能としたものである。
従って、このような構成によるパチンコゲーム機では、その特徴である「右打ち」が適切に行われることが遊技の興趣を十分に享受するうえでは必要であり、適切に行われない場合には、遊技者は興趣を十分に享受することができにくくなる。
具体的には、一定速度で回転する回転始動口105の回転速度に合わせてパチンコ球を「右打ち」によって発射する。この場合、回転始動口105が上方に位置していない場合でも、その発射されたパチンコ球は、返しゴム104に当たって図13の矢印Mで示すように流下し、枠部材105bの切欠部105cに掛かった状態で待機する。従って、このような遊技によっては回転始動口105へのみ入賞させることができ、その入賞によって所定数の賞球を獲得することが可能となるが、これでは遊技の興趣を高めるべく設置されている図柄表示装置103等の構成部品が所期の如く機能せず、興趣に富んだ遊技を楽しむことができない。
その一方で、普通電動役物108の普通電動役物108aに入賞することによって「大当たり」の状態を達成し得たにも関わらず、遊技者が「右打ち」をしないために多量のパチンコ球を獲得することのできる好機を逸することがあり、これでは本パチンコゲーム機の遊技を楽しむこができず遊技者に酷である。
そこで、本発明は、かかる問題点を解消すべく、「右打ち」が適切でないときに行われていること、又は「右打ち」が必要であることを知らせることのできるパチンコゲーム機を提供することを目的とする。
このような目的は、下記(1)の本発明により達成される。
(1)遊技領域及び該遊技領域を囲む環状のレールを有する遊技盤と、遊技者が回転操作するハンドルと、前記ハンドルに連結され、該ハンドルの操作によって前記遊技領域へとパチンコ球を発射するとともに、該ハンドルの回転量によってパチンコ球の打撃力を調節する発射装置と、前記発射装置により発射されて前記レールに沿って遊技領域内に打ち込まれたパチンコ球の進路上であって、遊技領域の右肩部に配設された当接部材と、前記遊技領域において前記当接部材の下方に配置され、大当りの状態を達成した状況ではパチンコ球を受け入れ易い状態となる特別電動役物とを備え、前記大当りの状態を達成した状況では、前記ハンドルを最大限回転させてパチンコ球を前記当接部材に当てる打ち方である右打ちが適切なパチンコゲーム機において、前記当接部材へのパチンコ球の当たりを検出する検出手段と、前記大当りの状態を達成していない状況のなかで前記検出手段から発信される検出信号が単位時間内に少なくとも1つ確認される状況が前記単位時間より長い所定時間連続して続いたことが確認されたか否かを判断する確認手段と、前記確認手段によって前記大当りの状態を達成していない状況のなかで前記検出手段から発信される検出信号が単位時間内に少なくとも1つ確認される状況が、前記単位時間より長い所定時間連続して続いたことが確認された場合に、右打ちの中止を促す旨を報知する報知手段とを有することを特徴とするパチンコゲーム機。
従って、本発明は、確認手段によって大当りの状態を達成していない状況のなかで検出手段から発信される検出信号が単位時間内に少なくとも1つ確認される状況が、単位時間より長い所定時間連続して続いたことが確認された場合に、右打ちの中止を促す旨を報知することにより、適切でない「右打ち」をしていることを遊技者に知らせることが可能となる。
次に、本発明にかかるパチンコゲーム機の一実施の形態について図面を参照して説明する。本実施の形態のパチンコゲーム機は、前記従来のパチンコゲーム機を基本としたものであり、その構成及び作用はほぼ同様なものであるが、ここでは更にその詳細について説明する。図1は、本実施の形態のパチンコゲーム機全体を示した正面図である。
パチンコゲーム機1は、後述する入賞口、図柄表示装置、電動役物及び、ゲート等の各種構造物が遊技盤2上に配設されている。その遊技盤2の下には、不図示の樋を介して排出される賞球を受ける上部受け皿3がスピーカ3aを内蔵してプレート4に配設されている。そして、その上部受け皿3の下には、下部受け皿5が配設される。また、上部受け皿3に連通する不図示の球送り機構を介して上部受け皿3のパチンコ球がハンドル6に連結された不図示の発射装置へ送られるよう構成されている。
一方、遊技盤2の周りには、遊技中のエラーを表示するエラー表示ランプ7や「当たり」を表示する当たり表示ランプ8,8が設けられている。また、遊技盤2を囲んだ枠9内には、両肩部に賞球及び球切れ表示ランプ10,10が設けられている。
次に、本実施の形態のパチンコゲーム機における遊技盤2上の遊技領域の構成について説明する。図2は、パチンコゲーム機の遊技領域を示した正面図である。この遊技領域11は、所定厚さの板材をなした遊技盤2上に入賞口などの各構造物が配設され、それを囲むように環状のレール12が立設して構成されている。このレール12は、発射されたパチンコ球を遊技領域11内に案内する重複して形成した案内路13を構成し、右肩部にはレール12に沿って打ち込まれるパチンコ球の進行を制限するための段差部14を有する。そして、その段差部14にはスライドするガイドピン15に支持された返しゴム16が配設され、その返しゴム16がパチンコ球の衝突によってスライドする位置には、「右打ち」を確認する右打ち検出スイッチ17が配設され、後述する制御装置に接続されている。
ここで、図3は返しゴム16を示した平面図であり、図4は、そのA―A断面図である。返しゴム16は、図3に示すような形状をした所定の厚さのものであり、図4に示すように一体にモールド固定した2本のガイドピン15a,15bが立設されている。
そして、その返しゴム16は、直線をなす側面がパチンコ球の進入方向Xに対して所定の傾きをもった当接面となるよう配設されている。即ち、返しゴム16は、コーナ飾りの押え板45と遊技盤2との間に挟まれるようにして設けられ、そのガイドピン15a,15bが、パチンコ球の進行方向Xと平行になるよう押え板45に形成された長円形状のガイド穴45a,45bにそれぞれ遊嵌されている。
また、返しゴム16の曲面部が検出スイッチ17の操作子17aに接触し、操作子17a復帰用のバネ(不図示)によって返しゴム16の当接面16a側に付勢され、図3の実線で示す検出待機状態に配置されている。それゆえ、返しゴム16はパチンコ球の衝突によって後方にスライドし、「右打ち」を確認する右打ち検出スイッチ17はパチンコ球の衝突を検出する。
次に、遊技領域11のほぼ中央には、図柄表示装置18が配設されている。図柄表示装置18は、左、中、右に3分割された特別図柄表示器19が設けられ、その上位に一面の普通図柄表示器20が設けられている。また、図柄表示装置18は、頂部に入賞口21が形成され遊技盤2裏面の不図示の賞球樋に連通され、両肩部には図柄表示装置18を通過する通過口(不図示)が形成されている。
そして、図柄表示装置18の右側には、回転始動口22aが設けられている。この回転始動口22aは、1周期約11.8秒の速さで左廻りに回転する回転体22に形成されたものである。回転体22の周りには、上方に回転始動口22aの大きさに合わせた切欠部23aが形成された枠部材23が設けられている。また、この回転始動口22a内には、パチンコ球の通過を検出するための検出スイッチ22A(図5参照)が設けられている。
一方、図柄表示装置18の左側には入賞口24が設けられている。そして、図柄表示装置18の両肩側には電飾ランプ付きの風車25,26が、また入賞口24、柄表示装置18及び回転体22の間には通常の風車27,28,29が設けられている。
また、図柄表示装置18の直下には、中央ゲート30が配設されている。中央ゲート30は、パチンコ球の通過を検出する検出スイッチ30A(図5参照)が備えられ、この中央ゲート30をパチンコ球が通過することを検出することで特別図柄表示器19を作動させる。
そして、回転始動口22aの下方には、大入賞口31が形成された特別電動役物32が配設されている。大入賞口31は、横幅を持った上方に開口する開閉扉33が、後述する所定状態の下で回転始動口22aにパチンコ球が入った場合に、不図示のソレノイドによって開口するよう構成されている。一方、この特別電動役物32と対称的な位置には、入賞口24の下方に電飾ランプを施した入賞口34が配設されている。
更に、中央の図柄表示装置18下方には、前記中央ゲート30、中央下入賞口35、そして普通電動役物36が配設されている。
普通電動役物36は、横長に形成された大きな開口部に長方形の開閉扉37が不図示のソレノイドによって上方に開口するように構成されている。開閉扉37を開いた普通電動役物36内には凹室が形成され、そこには中央に一段低い特別入賞口38が、そしてその左右には一般入賞口39,39が設けられている。そして、これらの特別入賞口38には、そこを通過するパチンコ球を検出するための特別入賞検出スイッチ40が設けられている。また、普通電動役物36の特別入賞口38内には上下に移動するストッパ41が設けられている。
ところで、開閉扉37は、特別図柄表示器19の図柄が所定状態を達成した場合(例えば、数字が111のようにそろった場合等)に開かれる。ストッパ41は、特別入賞口38に入賞しようとする1個のパチンコ球を開口部で一定時間停留させるものである。
そして、このような普通電動役物36の両側には電飾ランプが施された下入賞口42,43が配設され、普通電動役物36の直下にはレール12に沿ってアウト口44が開設されている。更に、レール12に囲まれたこのような遊技領域11には、前記各構成物とともに複数の釘が打設されてパチンコ球の複雑な流路を構成している。
ところで、本実施の形態のパチンコゲーム機は、前記従来例のものと同様、ハンドル6をいっぱいに回転させて発射したパチンコ球をレール12の段差部14に当てるいわゆる「右打ち」に特徴を有するものである。従って、段差部14の返しゴム16に当たったパチンコ球は、その後図2の点線Aで示すように誘導されて回転始動口22aに所定の確率で入賞するように釘が打設されている。
次に、本実施の形態の制御部の構成について説明する。図5は、パチンコゲーム機に構成された制御装置を示したブロック図である。
制御装置50は、CPU51が実行データ等を記憶したROM52、ワークエリアをなすRAM53及びデコード等を介してパチンコゲーム機1本体の各動作部に接続され、ROM52に記憶された所定のプログラムに従って動作部を制御するよう設定されている。
即ち、ROM52に格納されたプログラムに基づき、回転始動口22aや中央ゲート30に配設された検出スイッチ22A,30A、それに普通電動役物36に設けられた特別入賞検出スイッチ40等から発信される検出信号を受けて、特別図柄表示器19の表示変動や、特別電動役物32及び普通電動役物36に係設されたソレノイドの駆動などを制御する。
次に、このパチンコゲーム機1の制御装置50のうち、特に本発明の特徴的な構成をなす警告装置の制御部分について説明する。図6は、パチンコゲーム機に構成された警告装置の制御部分を示したブロック図である。
制御装置50を構成するCPU51は、遊技領域11の右肩部に配設された右打ち検出スイッチ17及び、普通電動役物36に配設された特別入賞検出スイッチ40からの検出データを確認する検出手段61と、その検出手段61が確認した検出データを一定条件の下で比較する比較手段62を有する。更に、比較手段62には、タイミングパルスを発信するパルス発信器63及び、左、中、右に3分割された特別図柄表示器19に接続されている。
そして、このような構成からなる本実施の形態のパチンコゲーム機は次のように動作する。ここで、図7は本実施の形態のパチンコゲーム機による遊技状態を示したフローチャートである。具体的には、制御装置のROM52に格納された当たりプログラムによる動作状態を示したものである。
先ず、ハンドル6を時計方向に回転させることで、不図示の球送り機構によって上部受け皿3から送られるパチンコ球を、不図示の発射装置を駆動させてレール12に沿って案内路13から遊技領域11内に発射する(図1参照)。このとき、ハンドル6の回転量によってパチンコ球の打撃力が調節され、遊技領域11内を流下する位置が異なってくる。
遊技領域11内に打ち込まれたパチンコ球は、複数の釘によって形成された流路に従って様々な方向に流下する。流下するパチンコ球は、各種入賞口へ入賞したりアウト口から回収されたりするが、そのような中で中央ゲート30を通過するパチンコ球の有無が確認されている(ステップ(以下、単に「S」と記す)1)。そこで、一個のパチンコ球でも中央ゲート30を通過すると(S1:YES)、検出スイッチ22Aの検出信号に従って図柄表示装置18の特別図柄表示器19の図柄が変動される(S2)。一方、中央ゲート30の通過がない場合には(S1:NO)、繰り返し通過の確認が行われる(S1)。
そして、特別図柄表示器19の各図柄の変動開始から約7.7秒以上経過すると左、中、右の順序で特別図柄表示器19の変動が止められ、その表示が111、222…等の特別図柄か否かが確認される(S3)。このとき、中央ゲート30を通過したパチンコ球が2個以上ある場合にはその検出信号が記憶され、特別図柄表示器19の変動が開始された時点で中央ゲート30への記憶が1個以上残っていると、約5.4秒の時間で特別図柄表示器19の変動が止められる。
特別図柄表示器19の動作中または普通電動役物36の開口動作中にパチンコ球が中央ゲート7を通過した時には最高4個迄が記憶され、その変動停止後または普通電動役物36の開口動作終了後に再び図柄の変動が開始される。
そして、特別図柄表示器19の表示が特別図柄でない場合には(S3:NO)、当たりプログラムが終了する。
一方、特別図柄表示器19の表示が特別図柄となった場合には(S3:YES)、普通電動役物36に形成された特別入賞口38及び一般入賞口39,39の開閉扉37が開かれる(S4)。この開閉扉37は、約5.9秒間開口する。
また、このとき普通電動役物36内に形成されたストッパ41は、普通電動役物36の開閉扉37が開口動作を開始した時点から終了後約1.1秒経過する時迄下がった状態になる。これは、1回の開口動作に対して所定数(例えば1個)のパチンコ球が特別入賞口38に入賞するように、その特別入賞口38の入口にパチンコ球を停留させるようにするためである。
そして、開閉扉37が閉じた時点で特別入賞口38へパチンコ球が入賞したか否かが確認される(S5)。つまり、パチンコ球がストッパ41によって停留していた場合には、そのストッパ41が上がった時点で特別入賞口38へパチンコ球が落下して入賞することとなる。そのため、パチンコ球が特別入賞検出スイッチ40がONして特別入賞口38への入賞が確認された場合には(S5:YES)、そのことが特別図柄表示器19に表示され大当たりプログラムが実行される(S6)。一方、特別入賞口38に入賞しなかった場合には(S5:NO)、当たりプログラムが終了する。
ところで、「大当たり」の状態となった場合にはそのことが特別図柄表示器19に表示されるため(S6)、遊技者はここで「右打ち」を開始することとなる。図8は、パチンコゲーム機による「大当たり」状態のプログラムを示したフローチャートである。
そこでは、先ず回転始動口22aへの入賞があったか否かが確認され(S61)、パチンコ球が回転始動口22aへ入賞した場合には(S61:YES)、そこに設けられた検出スイッチ22Aから発信される検出信号に基づき、特別電動役物32の大入賞口31に形成した開閉扉33が開放される(S62)。
一方、回転始動口22aへの入賞がない場合には(S61:NO)、回転始動口22aへの入賞の確認が継続される。
そして、回転始動口22aへの入賞により開閉扉33が開放した場合には、この開閉扉33の開放時間を決定する9.8秒間の時間と大入賞口31へのパチンコ球10個の入賞という2条件の確認が行われる(S63)。そこで、約9.8秒の時間経過、若しくはパチンコ球10個の入賞のいずれかの条件が満たされた場合には(S63:YES)、開閉扉33が閉じられる(S64)。いずれの条件も満たされない場合には(S63:NO)、繰り返し確認が継続される。
大入賞口31の開口動作は、その開閉動作回数が確認され(S63)、回数が16回未満ならば(S65:NO)大当たりプログラムが継続され、再び回転始動口22aへの入賞の確認が行われる。(S61)そのため、パチンコ球が回転始動口22aへ入賞した場合には(S61:YES)同様にして開閉動作が行われる(S62,S64)。
一方、開閉扉33の開閉回数が16回を超えたならば(S65:YES)、大当たりプログラムが終了する。
このように、本実施の形態のパチンコゲーム機は、「大当たり」の状態を待って「右打ち」を実行するが通常であるが、前述したように「大当たり」でない状態においても「右打ち」をする場合が生じる。そのため、本実施の形態のパチンコゲーム機では、そのような「右打ち」の中止を促すよう表示又は音声によって警告を行うようにした。
即ち、本パチンコゲーム機では、10秒間に1個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号を10分間連続して確認した場合と、1分間に30個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号を確認した場合とには、警告を発する警告プログラムが実行される。図9は、警告プログラムのフローチャートを示した図である。
そこで、まず右打ち検出スイッチ17の検出信号をCPU51の検出手段61が受信することによって「右打ち」が行われたか否かが確認される(S11)。 「右打ち」が行われた場合には、パチンコ球の衝撃を受けた返しゴム16が、ガイドピン15a,15bによって長円形のガイド穴45a,45bをスライドし、操作子17aを端子17bに接触させ右打ち検出スイッチ17をONする(図3の破線で示した状態)。
右打ち検出スイッチ17をONさせることによって、検出手段61が検出信号を受けて「右打ち」が確認される(S11:YES)。一方、検出信号の確認がない場合には(S11:NO)、繰り返し右打ち検出スイッチ17からの検出信号の確認が継続される(S11)。
そして、検出手段61が、右打ち検出スイッチ17の検出信号を受信した場合には(S11:YES)、その右打ちが正当なものであるか否かを判断すべく特別入賞検出スイッチ40からの大当り信号が確認される(S12)。この場合、特別入賞検出スイッチ40からの大当り信号が確認された場合には(S12:YES)、「大当たり」の状態を達成したことによる「右打ち」であるため、適切な「右打ち」であると判断され、次の右打ち検出スイッチ17からの検出信号の確認が行われる(S11)。
一方、特別入賞検出スイッチ40からの検出信号が確認されなかった場合には(S12:NO)、適切でない「右打ち」であると判断される。
ここで、適切でない「右打ち」であると判断された場合には、直ちに警告を発するのではなく前記一定条件に該当した場合にのみ警告が発せられる。「右打ち」は遊技中に起こり得るものであるため、その全てを不当なものと判断したのではかえって遊技者の興味を失わせてしまうからである。
即ち、本警告プログラムでは、10秒間に1個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号を10分間連続して確認できた場合を適切でない「右打ち」の第一の条件とし、1分間に30個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号を確認できた場合を適切でない「右打ち」の第二の条件とし、何れか一の条件に該当した場合に警告が発せられるようにした。
このような条件は、比較手段62によってパルス発信器63から発信されるタイミングパルスに基づいて比較される(S13)。
そこで、10秒間に1個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号が10分間連続して確認された場合には(S13:YES)、適切でない「右打ち」が行われていると判断して警告が実行される(S14)。これは、比較手段62から特別図柄表示器19へ警告信号が発信され、図10に示すように特別図柄表示器19に「右打ちを中止して下さい」との警告が一定時間(例えば30秒間)表示される(S14)。
同じように、1分間に30個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号が確認された場合には(S13:YES)、適切でない「右打ち」が行われていると判断される。そして、比較手段62から特別図柄表示器19へ警告信号が発信され、図10に示すように特別図柄表示器19に「右打ちを中止して下さい」との警告が表示され(S14)、警告プログラムが終了する。
一方、比較手段62において第一及び第二の条件が満足されなかった場合には(S13:NO)、適切でない「右打ち」ではないとして次の右打ち検出スイッチ17からの検出信号の確認が再び行われる(S11)。
ところで、以上のような不適切な「右打ち」を行う問題とは別に、本機の特徴である「右打ち」のタイミングを知らないために、「大当たり」の状態を達成したのもかかわらず「右打ち」しない場合がある。そのような遊技を放置したのでは本パチンコゲーム機の興味を失わせるだけでなく、遊技者にとって酷である。 そのため、本実施の形態のパチンコゲーム機では、「大当たり」の時には「右打ち」を実行するよう知らせることを目的とした警告も行われる。なお、ここでいう「大当たり」は、請求項における所定状態の1つである。
そこで、「大当たり」の状態を達成した後1分が経過するまでに右打ち検出スイッチ17からの検出信号を30個以上確認しなかった場合には、「右打ち」を実行させるべく警告を発する警告プログラムが実行される。図11は、警告プログラムのフローチャートを示した図である。
先ず、CPU51の検出手段61によって特別入賞検出スイッチ40による検出信号が確認される(S21)。そのため、「大当たり」が達成された場合には、検出手段61が特別入賞検出スイッチ40のONした検出信号を受けて「大当たり」が確認される(S21:YES)。一方、検出信号がない場合には(S21:NO)、繰り返し特別入賞検出スイッチ40からの検出信号の有無の確認が継続される。
そして、特別入賞検出スイッチ40からの検出信号が確認された場合には(S21:YES)、「大当たり」達成後の遊技方法として「右打ち」が行われているか否かが第3の条件に基づいて判断される(S22)。ここで、第3の条件とは、特別入賞検出スイッチ40からの検出信号を受信した後、1分が経過するまでに右打ち検出スイッチ17からの検出信号を30個以上確認した場合に「右打ち」が行われているとするものである。
従って、検出スイッチ17からの検出信号が、パルス発信器63から発信されるタイミングパルスに基づいて比較手段62によってカウントされ、第3の条件に従って「右打ち」が行われているか否かが判断される。
そこで、1分間に30個以上の割合で右打ち検出スイッチ17からの検出信号が確認されなかった場合には(S22:YES)、適切な「右打ち」が行われていないと判断される。そのため、比較手段62から特別図柄表示器19へ警告信号が発信され、図12に示すように特別図柄表示器19に「右打ちを実行して下さい」との警告が表示される(S23)。
一方、このような警告(S23)を行った場合及び第3の条件を満たしていない場合には(S22:NO)、警告プログラムが終了する。
以上、このような本実施の形態にかかるパチンコゲーム機によれば、「大当たり」状態の有無により一定条件の下で「右打ち」を確認し、「大当たり」が達成されていないにもかかわらず「右打ち」が行われたり、又は「大当たり」であるにもかかわらず「右打ち」がなされない場合に警告を発するようにしたので、遊技者に対して本パチンコゲーム機を適切に用いて遊技を行い十分な興趣を享受することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態のものに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、上記実施の形態では、警告手段として特別図柄表示器19を用いたが、視覚に訴えるものだけでなくスピーカ3aから音声による警告を行うようにしてもよい。
また、上記実施の形態で示した各条件は一例にすぎず、他の条件を課すようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、段差部14へ衝突するパチンコ球の検出手段として返しゴム16への衝突を検出スイッチ17で検出する方法を採用したが、近接センサーや圧力センサーを用いるようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、警告手段として特別図柄表示器19を用いたが、加えて表示ランプ7、8、10を作動させて遊技者の行為に警告を発するようにしてもよい。
また、上記実施の形態では、警告手段として特別図柄表示器19を用いたが、不図示の管理者側の管理装置に接続させることによって、警告を発したにもかかわらず適切でない「右打ち」を継続する遊技者を把握できるようにすることによって、直接注意を与えるようにしてもよい。
また、実施の形態では返しゴム16と検出スイッチ17を段差部14に設けていたが、これらは、この位置に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。
本発明に係るパチンコゲーム機の一実施の形態を示した正面図である。 パチンコゲーム機の遊技領域を示した正面図である。 返しゴム16を示した平面図である。 図3のA―A断面を示した図である。 パチンコゲーム機に構成された制御装置を示したブロック図である。 パチンコゲーム機に構成された警告装置の制御部分を示したブロック図である。 パチンコゲーム機による「当たり」状態のプログラムを示したフローチャートである。 パチンコゲーム機による「大当たり」状態のプログラムを示したフローチャートである。 パチンコゲーム機による警告プログラムのフローチャートを示した図である。 警告時のパチンコゲーム機の遊技領域を示した正面図である。 パチンコゲーム機による警告プログラムのフローチャートを示した図である。 警告時のパチンコゲーム機の遊技領域を示した正面図である。 従来のパチンコゲーム機の遊技領域を示した正面図である。
符号の説明
1 パチンコゲーム機
2 遊技盤
3 上部受け皿
3a スピーカ
4 プレート
5 下部受け皿
6 ハンドル
7、8、10 表示ランプ
11 遊技領域
12 レール
13 案内路
14 段差部
15(15a,15b) ガイドピン
16 返しゴム
17 右打ち検出スイッチ
17a 操作子
17b 端子
18 図柄表示装置
19 特別図柄表示器
20 普通図柄表示装置
21 入賞口
22 回転体
22a 回転始動口
22A 検出スイッチ
23 枠部材
23a 切欠部
24 入賞口
25,26 電飾ランプ付きの風車
27,28,29 風車
30 中央ゲート
31 大入賞口
32 特別電動役物
33 開閉扉
34 入賞口
35 中央入賞口
36 普通電動役物
37 開閉扉
38 特別入賞口
39 一般入賞口
40 特別入賞検出スイッチ
41 ストッパ
42,43 下入賞口
44 アウト口
45 押え板
45a,45b ガイド穴
50 制御装置
51 CPU
52 ROM
53 RAM
61 確認手段
62 比較手段
63 パルス発信器

Claims (1)

  1. 遊技領域及び該遊技領域を囲む環状のレールを有する遊技盤と、
    遊技者が回転操作するハンドルと、
    前記ハンドルに連結され、該ハンドルの操作によって前記遊技領域へとパチンコ球を発射するとともに、該ハンドルの回転量によってパチンコ球の打撃力を調節する発射装置と、
    前記発射装置により発射されて前記レールに沿って遊技領域内に打ち込まれたパチンコ球の進路上であって、遊技領域の右肩部に配設された当接部材と、
    前記遊技領域において前記当接部材の下方に配置され、大当りの状態を達成した状況ではパチンコ球を受け入れ易い状態となる特別電動役物とを備え、
    前記大当りの状態を達成した状況では、前記ハンドルを最大限回転させてパチンコ球を前記当接部材に当てる打ち方である右打ちが適切なパチンコゲーム機において、
    前記当接部材へのパチンコ球の当たりを検出する検出手段と、
    前記大当りの状態を達成していない状況のなかで前記検出手段から発信される検出信号が単位時間内に少なくとも1つ確認される状況が前記単位時間より長い所定時間連続して続いたことが確認されたか否かを判断する確認手段と、
    前記確認手段によって前記大当りの状態を達成していない状況のなかで前記検出手段から発信される検出信号が単位時間内に少なくとも1つ確認される状況が、前記単位時間より長い所定時間連続して続いたことが確認された場合に、右打ちの中止を促す旨を報知する報知手段と
    を有することを特徴とするパチンコゲーム機。
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