JP2001230854A - ハンズフリー装置 - Google Patents

ハンズフリー装置

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JP2001230854A
JP2001230854A JP2000045140A JP2000045140A JP2001230854A JP 2001230854 A JP2001230854 A JP 2001230854A JP 2000045140 A JP2000045140 A JP 2000045140A JP 2000045140 A JP2000045140 A JP 2000045140A JP 2001230854 A JP2001230854 A JP 2001230854A
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call
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free
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Seiichi Furuta
誠一 古田
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Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の安全走行を確保するようにしたハン
ズフリー装置を提供する 【解決手段】 自動車内でハンズフリー通話を行うため
のハンズフリー装置であって、ハンズフリー装置60の
制御部65は、通話がハンズフリー通話であるか否かを
判定し(ステップ110)、通話がハンズフリー通話で
あるときには、自動車が走行中か否かを判定する(ステ
ップ120)。ここで、制御部65は、自動車が走行中
であると判定されたとき、通話をハンズフリー通話に切
り替える(ステップ140)。これにより、使用者が、
ハンドセット通話を行っているとき、自動車の走行の開
始しても、自動車の安全走行を確保することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハンズフリー通話
を行うハンズフリー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車内において、自動車電話
(或いは、携帯電話)でハンズフリー通話を行うハンズ
フリー装置が種々提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなハ
ンズフリー装置では、ハンドセット通話及びハンズフリ
ー通話のうち一方を使用者の操作に応じて選択するよう
にしているので、例えば、自動車停止中、ハンドセット
通話が行われたままで、自動車が走行を開始すると、ハ
ンドセット通話が自動車の停止から走行中に亘り継続し
て行われることが可能であるため、自動車の安全走行を
損なう可能性がある。
【0004】本発明は、上記点に鑑み、通話中における
自動車の走行開始にも関わらず、自動車の安全走行を確
保するようにしたハンズフリー装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、請求項1に記載の発明では、自動車内で
ハンズフリー通話を行うためのハンズフリー装置であっ
て、通話がハンズフリー通話であるか否かを判定する通
話判定手段(110)と、自動車が走行中か否かを判定
する走行判定手段(120)とを有する。また、走行判
定手段によって自動車が走行中であると判定されると共
に、通話判定手段によって通話がハンズフリー通話でな
いと判定されたとき、切替手段(140)は、通話をハ
ンズフリー通話に切り替える。これにより、使用者が、
ハンドセット通話を行っているとき、自動車の走行の開
始しても、自動車の安全走行を確保することができる。
【0006】請求項2に記載の発明では、走行判定手段
によって自動車が停止中であると判定されたとき、操作
に応じて、ハンズフリー通話及びハンドセット通話のう
ち一方から他方に切り替えるようになっていることを特
徴とする。これにより、自動車の停止中において、ハン
ズフリー通話及びハンドセット通話のうち一方を使用者
の要望に応じて選択することができる。
【0007】請求項3に記載の発明のように、切替手段
によるハンズフリー通話への切替を行うか否を操作に応
じて設定する設定手段(61)を有するようにしてもよ
い。
【0008】請求項4に記載の発明では、情報を報知す
る報知手段(40)と、切替手段によってハンズフリー
通話への切替を行わないように設定手段が設定されてい
るとき、ハンドセット通話である旨を情報として報知さ
せるように報知手段を制御する報知制御手段(141)
とを有するようにしてもよい。
【0009】因みに、上記各手段の括弧内の符号は、後
述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す
一例である。
【0010】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1、図2に本
発明に係る第1実施形態である自動車電話を示す。図1
は自動車電話の電気回路構成を示すブロック図、図2
は、ハンズフリー装置の電気回路構成を示すブロック図
である。図1に示すように、自動車電話は、第1電話機
10a、第2電話機10b、無線機20、マイク30、
スピーカ40、操作部50及びハンズフリー装置60か
ら構成されている。
【0011】第1電話機10aは、マイク11、スピー
カ12、及びオン/オフ・フックスイッチ13を有する
もので、マイク11は、使用者の送話音声を送信信号に
変換し、スピーカ12は、復調信号を受話音声に変換す
る。オン/オフ・フックスイッチ13は、使用者の操作
に応じて、オフフック信号或いはオンフック信号を無線
機10に出力する。
【0012】第2電話機10bは、第1電話機10aと
同様に、マイク11、スピーカ12、及びオン/オフ・
フックスイッチ13を有する。なお、第1、第2電話機
10a、10bは、それぞれ、ダイヤリングの為のプッ
シュスイッチ(図示しない)を有する。また、第1電話
機10aは、自動車内の前部座席側に配置される一方、
第2電話機10bは自動車の後部座席側に配置されてい
る。
【0013】無線機20は、第1、第2電話機10a、
10b、ハンズフリー装置60(操作部50)のうち1
つからオフフック信号或いはオンフック信号を受ける。
これにより、無線機20は、第1、第2電話機10a、
10b、ハンズフリー装置60のうち1つから送信信号
を変調信号に変換しアンテナを通して送信する一方、ア
ンテナを通して受信信号を受信し復調信号に変換し上記
1つに出力する。
【0014】ここで、無線機20は、着信時、オフフッ
ク信号を受けて、基地局との電話回線を接続する。ま
た、無線機10は、基地局からの電話回線の遮断を示す
遮断信号と、オンフック信号とのうち一方によって電話
回線の遮断を行う。ここで、無線機20は、基地局との
電話回線を接続しているとき、回線接続信号をハンズフ
リー装置60の制御部65に出力する一方、基地局との
電話回線が遮断しているとき、回線遮断信号をハンズフ
リー装置60の制御部65に出力する。
【0015】但し、無線機20は、第1、第2電話機1
0a、10bからのオフフック信号をハンズフリー装置
60の制御部64に出力する。なお、以下、第1電話機
10aから無線機20を通してハンズフリー装置60に
出力されるオフフック信号を、第1オフフック信号とい
う。第2電話機10aから無線機20を通してハンズフ
リー装置60の制御部65に出力されるオフフック信号
を、第2オフフック信号という。また、マイク30は、
運転者からの送話音声を信号に変換しハンズフリー装置
60のアンプ部62に出力し、スピーカ40は、ハンズ
フリー装置60のアンプ部63からの増幅信号を受話音
声に変換する。
【0016】操作部50は、図2に示すように、選択ス
イッチ51、表示部52、及び終話スイッチ53から構
成されている。選択スイッチ51は、ジョグダイヤル
(プッシュ式ダイヤルスイッチ)であって、回転され
て、ハンズフリー通話、第1、第2電話機10a、10
bのうちいずれか1つを選択されて、当該選択信号を出
力する。ここで、選択スイッチ51は、押下されて、当
該選択の確定を示す確定信号をハンズフリー装置60の
制御部64に出力する。
【0017】例えば、選択スイッチ51は、ハンズフリ
ー通話を選択された後、押下されて、ハンズフリー通話
を示す確定信号(以下、ハンズフリー確定信号という)
をハンズフリー装置60に出力する。選択スイッチ51
は、第1電話機10aを選択された後、押下されて、第
1電話機10aを示す確定信号(以下、第1電話機確定
信号という)をハンズフリー装置60に出力する。選択
スイッチ51は、第2電話機10bを選択されて、押下
されて、第2電話機10bを示す確定信号(以下、第2
電話機確定信号という)をハンズフリー装置60に出力
する。
【0018】表示部52は、ハンズフリー装置60の制
御部65によって制御されて、選択スイッチ51による
選択を示す表示を行う。また、終話スイッチ53は、押
下されて、オンフック信号をハンズフリー装置60に出
力する。
【0019】ハンズフリー装置60は、図2に示すよう
に、設定操作部61、アンプ部62、63、メモリ6
4、及び制御部65を有して構成されて、設定操作部6
1は、使用者による操作に応じて、ハンドセット通話か
らハンズフリー通話への自動切替を行う為の切替設定信
号を制御部65に出力する一方、当該自動切替を行わな
いようにする為の非切替設定信号を制御部65に出力す
る。但し、設定操作部61は、使用者による操作に応じ
て、非運転者用の電話機(第2電話機10b)によりハ
ンドセット通話が行われているとき、ハンドセット通話
からハンズフリー通話への自動切替を行わないように設
定できる。非運転者とは、例えば、助手席、後部席に着
座した乗員である。また、自動車電話におけるハンドセ
ット通話とは、第1、第2電話機10a、10bの一方
を使用者が手にとって相手先と通話を行うことである。
【0020】アンプ部62は、マイク30からの信号を
増幅し送信信号として無線機10に出力し、アンプ部6
3は、無線機10からの復調信号を増幅して増幅信号を
スピーカ40に出力する。
【0021】メモリ64は、停止フラグ、回線接続フラ
グ、切替設定フラグ、第1電話機フラグ、及び第2電話
機フラグを有する。また、制御部65は、自動車の停止
信号、回線接続信号、回線遮断信号、第1、第2オフフ
ック信号、切替設定信号、非切替設定信号、選択信号、
ハンズフリー確定信号、第1、第2電話機確定信号及び
オンフック信号を、所定時間毎に、スキャン処理し、そ
の処理に応じて、各フラグをセット或いはリセットす
る。具体的には、制御部65は、以下のようにメモリ6
4の各フラグ処理する。
【0022】即ち、自動車の停止信号を受け、停止フラ
グをセットする一方、走行信号を受け、停止フラグをリ
セットし、回線接続信号を受けて、回線接続フラグをセ
ットする一方、回線遮断信号及びオンフック信号のうち
一方を受け、回線接続フラグをリセットする。第1オフ
フック信号及び第1電話機確定信号のうち一方を受け、
第1電話機フラグをセットすると共に、第2電話機フラ
グをリセットする。第2オフフック信号及び第2電話機
確定信号のうち一方を受け、第2電話機フラグをセット
すると共に、第1電話機フラグをリセットする。ハンズ
フリー確定信号を受け、第1、第2電話機フラグの双方
をリセットする。
【0023】このように、制御部65は、停止信号、回
線接続信号、第1、第2オフフック信号、切替設定信
号、ハンズフリー確定信号、第1、第2電話機確定信
号、オンフック信号の各々が入力されたことをメモリ6
4に記憶させることになる。そして、制御部65は、メ
モリ64の各フラグの状態(セット、リセット)に応じ
て、各種処理を行う。但し、制御部65は、ハンズフリ
ー確定信号、第1、第2電話機確定信号のうちいずれか
1つを受け、オフフック信号を無線機20に出力する一
方、操作部50の終話スイッチ53からのオンフック信
号を無線機20に出力する。
【0024】因みに、自動車の停止信号及び走行信号と
しては、車速センサから出力されるもが採用されてい
る。ここで、ハンズフリー装置60は、無線機20との
間において、電気配線(ワイヤーハーネス)70通して
各種信号を送受信している。なお、ハンズフリー装置6
0は、マイク30、スピーカ40及び操作部50と共に
ハンズフリーシステムを構成している。
【0025】以下、本実施形態の作動につき図3を参照
して説明する。制御部65は、図3に示すフロチャート
に従って処理を行う。先ず、メモリ64の回線接続フラ
グがセットしているか否かに応じて、通話中か否かを判
定し(ステップ100)、回線接続フラグがセットして
いるとき、通話中であると判定し、ステップ110に進
む。
【0026】次に、メモリ64の第1電話機フラグがセ
ットしているか否かに応じて、運転者がハンズフリー通
話を行っているか否か(運転者による通話がハンズフリ
ー通話であるか否か)を判定し(ステップ110)、第
1電話機フラグがリセットしているとき、運転者による
通話がハンドセット通話であると判定する。
【0027】次に、運転者による通話がハンドセット通
話であると判定したとき、ステップ120に進んで、メ
モリ64の停止フラグがセットしているか否か応じて、
自動車が走行中であるか否かを判定する。そして、停止
フラグがリセットしているとき、自動車の走行中である
と判定して、ステップ130に進む。
【0028】次に、ステップ130で、メモリ64の切
替設定フラグがセットしているか否かに応じて、ハンズ
フリー通話への自動切替の設定が成されているか否かを
判定する。ここで、切替設定フラグがセットしていると
き、設定操作部61によって自動切替の設定が成されて
いると判定し、ステップ140に進んで、ハンドセット
通話からハンズリー通話に切り替える処理を行う。
【0029】即ち、第1電話機10aによるハンドセッ
ト通話からハンズリー通話に切り替える為の切替信号を
無線機20に出力する。このため、無線機20は、第1
電話機10aのマイク11からの送信信号の受信を停止
すると共に、第1電話機10aのスピーカ12への復調
信号の出力を停止する。これに加えて、無線機20は、
アンプ部62、63の駆動処理を行う。
【0030】これにより、アンプ部62は、マイク30
からの信号を増幅し送信信号として無線機10に出力
し、無線機20は、送信信号を変調信号に変換しアンテ
ナを通して送信する。その一方、無線機20は、アンテ
ナを通して受信信号を受信し受信信号を復調信号に変換
し、アンプ部63は、無線機10からの復調信号を増幅
して増幅信号をスピーカ40に出力する。これにより、
運転者(使用者)は、マイク30及びスピーカ40によ
って、ハンズフリー通話を行うことができる。
【0031】このようなハンズフリー通話中において、
所定期間毎に、メモリ64の第1、第2電話機フラグの
状態を検出し、第1、第2電話機フラグのうち一方がセ
ットしているとき、ハンドセット通話への切替処理を行
う(ステップ140)。
【0032】例えば、第1電話機フラグがセットしてい
るとき、第1電話機10aによるハンドセット通話への
切替をマァニュアル操作でもって行ったと判定し、アン
プ部62、63の駆動停止処理を行うとともに、ハンズ
リー通話から第1電話機10aによるハンドセット通話
に切り替える為の切替信号を無線機20に出力する。こ
のため、無線機20は、第1電話機10aのマイク11
から送信信号を変調信号に変換しアンテナを通して送信
する一方、アンテナを通して受信信号を受信し復調信号
に変換し第1電話機10aのスピーカ12に出力する。
これにより、運転者が第1電話機10aによるハンドセ
ット通話を行うことができる。
【0033】一方、第2電話機フラグがセットしている
とき、第2電話機10bによるハンドセット通話への切
替をマァニュアル操作でもって行ったと判定し、アンプ
部62、63の駆動停止処理を行うとともに、ハンズリ
ー通話から第2電話機10bによるハンドセット通話に
切り替える為の切替信号を無線機20に出力する。この
ため、無線機20は、第2電話機10bのマイク11か
らの送信信号を変調信号に変換しアンテナを通して送信
する一方、アンテナを通して受信信号を受信し復調信号
に変換し第2電話機10bのスピーカ12に出力する。
これにより、後部座席の乗員が第2電話機10bによる
ハンドセット通話を行うことができる。
【0034】次に、ステップ130で、メモリ64の切
替設定フラグがリセットしているとき、自動切替の設定
が成されていないと判定し、ステップ141に進んで、
自動車の走行中に運転者がハンドセット通話を行ってい
ることに対して注意を促す為の処理を行う。即ち、無線
機20によって、上記注意を促す為の音声データを復調
信号に重畳させて、通話中の電話機(第1、第2電話機
10a、10b一方)のスピーカ12から出力させる。
これにより、運転者は、ハンドセット通話中にて、上記
注意を促すための音声を、通話の相手先からの受話と共
に、上記通話中の電話機のスピーカ12から聞くことが
できる。なお、上記注意を促す為の音声データは、メモ
リ64に予め保持されている。
【0035】次に、ステップ120で、メモリ64の停
止フラグがリセットしているときには、自動車の停止中
において、運転者及び後部座席の乗員のうち一方(使用
者)が、第1、第2電話機10a、10bの一方で、ハ
ンドセット通話を行っていると判定することになる。即
ち、第1、第2電話機10a、10bの一方のマイク1
1は、使用者の送話音声を送信信号に変換し、無線機2
0は、送信信号を変調信号に変換しアンテナを通して送
信する。その一方で、無線機20は、アンテナを通して
受信信号を受信し受信信号を復調信号に変換し、スピー
カ12は、復調信号を受話音声に変換する。
【0036】このようなハンドセット通話中において、
所定期間毎に、メモリ64の第1、第2電話機フラグの
状態を検出し、第1、第2電話機フラグの双方がリセッ
トしているとき、ハンズフリー通話への切替処理を行う
(ステップ151)。即ち、アンプ部62、63の駆動
処理を行うとともに、ハンズフリー通話に切り替える為
の切替信号を無線機20に出力する。このため、無線機
20は、第1、第2電話機10a、10bのうち、通話
中の電話機のマイク11からの送信信号の受信を停止す
ると共に、上記通話中の電話機のスピーカ12への復調
信号の出力を停止する。
【0037】これに伴い、無線機20は、アンプ部62
からの送信信号を変調信号に変換しアンテナを通して送
信する一方、アンテナを通して受信信号を受信し復調信
号に変換しアンプ部63に出力する。これにより、運転
者は、マイク30及びスピーカ40によってハンズフリ
ー通話を行うことができる。
【0038】以下、本第1実施形態に特徴点につき説明
する。運転者が、第1電話機10aで、ハンドセット通
話を行っているとき、自動車の走行の開始しても、ハン
ズフリー装置60の制御部65によって、ハンドセット
通話からハンズフリー通話に切り替えるようになってい
る。従って、通話中における自動車の走行開始にも関わ
らず、自動車の安全走行を確保することができる。
【0039】ここで、上述したハンドセット通話からハ
ンズフリー通話に切り替えを行うか否かの設定を、ハン
ズフリー装置60の設定操作部61への操作に応じて、
行うことができるので、自動車の走行中において、乗員
の要望に応じて、ハンドセット通話を行うことができ
る。
【0040】また、自動車が停止中のときには、第1、
第2電話機10a、10bのオン/オフ・フックスイッ
チ13と、操作部50の選択スイッチ51及び終話スイ
ッチ53とのうちいずれか1つへの操作に応じて、ハン
ドセット通話及びハンズフリー通話のうち一方から他方
に切り替えることができる。これにより、自動車が停止
中のときには、乗員の要望に応じて、ハンドセット通話
及びハンズフリー通話のうち一方を選択し得る。
【0041】さらに、上記第1実施形態では、設定操作
部61、アンプ部62、63及び制御部65をハンドフ
リー装置60に内蔵した例につき説明したが、これに限
らず、設定操作部61、アンプ部62、63、メモリ6
4及び制御部65を無線機20内に内蔵するようにして
もよい。
【0042】なお、上記第1実施形態では、無線機20
は、ハンズフリー装置60との間において、電気配線7
0通して各種信号を送受信している例につき説明した
が、これに限らず、図4に示すように、無線機20とハ
ンズフリー装置60との間において、電磁波(或いは超
音波)を媒介して各種信号を送受信するようにしてもよ
い。
【0043】さらに、上記第1実施形態では、自動車の
走行中において、第1電話機10aによってハンドセッ
ト通話が成されているとき、このハンドセット通話から
ハンズフリー通話に切り替えるようにした例につき説明
したが、これに限らず、自動車の走行中において、第
1、第2電話機10a、10bのうち一方によってハン
ドセット通話が成されているとき、このハンドセット通
話からハンズフリー通話に切り替えるようにしてもよ
い。
【0044】(第2実施形態)図5に本発明に係る第2
実施形態を示す。図5は携帯電話を採用した自動車電話
を示す。本第2実施形態では、第1電話機10a(或い
は、第2電話機10b)及び無線機20に置き換えて、
携帯電話80が採用されている。
【0045】図5に示すように、携帯電話80は、マイ
ク11、スピーカ12、オン/オフ・フックスイッチ1
3、及び無線機20を有している。図5に示すマイク1
1、スピーカ12、オン/オフ・フックスイッチ13、
及び無線機20は、図1に示すマイク11、スピーカ1
2、オン/オフ・フックスイッチ13、及び無線機20
と実質的に同様に作動する。このため、無線機20は、
携帯電話80及びハンズフリー装置60(マイク30、
スピーカ40)のうち1つと共に、通話処理を行うこと
ができる。
【0046】ここで、無線機20は、オン/オフ・フッ
クスイッチ13からのオフフック信号或いはオンフック
信号を受け、このオフフック信号或いはオンフック信号
をハンズフリー装置60の制御部65に出力する。な
お、以下、当該オフフック信号を携帯オフフック信号と
いう。
【0047】操作部50の選択スイッチ51は、ハンズ
フリー通話及び携帯電話80のうちいずれか1つを選択
された後、押下されて、当該選択の確定を示す確定信号
をハンズフリー装置60の制御部64に出力する。例え
ば、選択スイッチ51は、携帯電話80を選択された
後、押下されて、携帯電話確定信号をハンズフリー装置
60の制御部64に出力する。
【0048】メモリ64は、第1、第2オフフックフラ
グに代えて、携帯オフフックフラグが採用されている。
そして、制御部65は、携帯オフフック信号及び携帯電
話確定信号の入力をスキャン処理し、携帯オフフック信
号及び携帯電話確定信号のうち一方を受け、携帯オフフ
ックフラグをセットする。その一方、ハンズフリー確定
信号を受け携帯オフフックフラグをリセットする。その
他の構成は、上記第1実施形態と実質的に同様である。
そして、制御部65は、メモリ64の各フラグの状態に
応じて、上記第1実施形態と実質的に同様に同様の処理
を行う。
【0049】以上により、運転者が、携帯電話80によ
ってハンドセット通話を行っているとき、自動車の走行
の開始しても、ハンズフリー装置60の制御部65によ
って、ハンドセット通話からハンズフリー通話に切り替
えるようになっている。従って、上記第1実施形態と同
様に、通話中における自動車の走行開始にも関わらず、
自動車の安全走行を確保することができる。なお、第2
実施形態において、ハンドセット通話とは、携帯電話8
0を使用者が手にとって通話することである。
【0050】なお、本発明の実施にあたり、第2実施形
態の携帯電話80及びハンズフリー装置60の間におい
ては、電気配線70(図5参照)を媒体として各種信号
の送受信を行うようにすることに限らず、図6に示すよ
うに、電磁波(超音波)を媒体として各種信号を送受信
するようにしてもよい。
【0051】また、上記各実施形態では、自動車の停止
信号としては、車速センサから出力される信号を採用し
た例につき説明したが、これに限らず、自動車の車輪の
回転を検出する車輪回転センサ、加速度センサ(Gセン
サ)、GPS等をからの出力信号を採用してもよい。な
お、GPSの採用にあたっては、自動車に搭載する場合
に限らず、携帯電話80内に内蔵するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の自動車電話の電気回路
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すハンズフリー装置の電気回路構成を
示すブロック図である。
【図3】図1に示す制御部の作動を示すフローチャート
である。
【図4】第1実施形態の変形例を示すブロック図であ
る。
【図5】本発明の第2実施形態の自動車電話の電気回路
構成を示すブロック図である。
【図6】第2実施形態の変形例を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
40…スピーカ、61…設定操作部、64…ハンズフリ
ー装置の制御部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車内でハンズフリー通話を行うため
    のハンズフリー装置であって、 通話がハンズフリー通話であるか否かを判定する通話判
    定手段(110)と、 自動車が走行中か否かを判定する走行判定手段(12
    0)と、 前記走行判定手段によって前記自動車が走行中であると
    判定されると共に、前記通話判定手段によって前記通話
    が前記ハンズフリー通話でないと判定されたとき、前記
    通話を前記ハンズフリー通話に切り替える切替手段(1
    40)とを有することを特徴とするハンズフリー装置。
  2. 【請求項2】 前記走行判定手段によって前記自動車が
    停止中であると判定されたとき、操作に応じて、前記ハ
    ンズフリー通話及びハンドセット通話のうち一方から他
    方に切り替えるようになっていることを特徴とする請求
    項1に記載のハンズフリー装置。
  3. 【請求項3】 前記切替手段による前記ハンズフリー通
    話への切替を行うか否を操作に応じて設定する設定手段
    (61)を有することを特徴とする請求項1又は2に記
    載のハンズフリー装置。
  4. 【請求項4】 情報を報知する報知手段(40)と、 前記切替手段によって前記ハンズフリー通話への前記切
    替を行わないように前記設定手段が設定されていると
    き、前記ハンドセット通話である旨を前記情報として報
    知させるように前記報知手段を制御する報知制御手段
    (141)とを有することを特徴とする請求項3に記載
    のハンズフリー装置。
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