JP2001228846A - 表示焼付防止装置 - Google Patents
表示焼付防止装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 静止画の表示時間や信号レベルを分析し、画
像データとともに記憶し、記憶した静止画を反転表示さ
せるなどして画面焼付の防止と改善を図る。 【解決手段】 静止画を判定する静止/動画判定部6
と、表示時間を計時する計時部20と、静止画の画像デ
ータを記憶する第二記憶部14と、信号レベルを分析す
る信号分析手段15と、信号レベルを制御するレベル設
定部18を備え、所定の時間以上継続表示する静止画の
画面と、計時部20が累積計時する累積表示時間と信号
分析手段15が分析する信号レベル等の画面情報とを、
第二記憶手段14に記憶し、通常表示時は所定の閾値レ
ベルを超える映像信号のレベルをレベル設定部18で調
整制御し、メンテナンス時は第二記憶部14に記憶した
画像データの輝度が反転する反転表示を行うようにし
た。
像データとともに記憶し、記憶した静止画を反転表示さ
せるなどして画面焼付の防止と改善を図る。 【解決手段】 静止画を判定する静止/動画判定部6
と、表示時間を計時する計時部20と、静止画の画像デ
ータを記憶する第二記憶部14と、信号レベルを分析す
る信号分析手段15と、信号レベルを制御するレベル設
定部18を備え、所定の時間以上継続表示する静止画の
画面と、計時部20が累積計時する累積表示時間と信号
分析手段15が分析する信号レベル等の画面情報とを、
第二記憶手段14に記憶し、通常表示時は所定の閾値レ
ベルを超える映像信号のレベルをレベル設定部18で調
整制御し、メンテナンス時は第二記憶部14に記憶した
画像データの輝度が反転する反転表示を行うようにし
た。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示焼付防止装置
に係り、より詳細には静止画を判別し、表示時間や信号
レベル等を分析した画面情報と画像データとを記憶し、
通常表示モード時は信号レベルと表示時間に応じて信号
レベルを制御し、メンテナンスモード時は記憶された画
像データを反転表示させるなどして焼付の改善をはかる
表示焼付防止装置に関する。
に係り、より詳細には静止画を判別し、表示時間や信号
レベル等を分析した画面情報と画像データとを記憶し、
通常表示モード時は信号レベルと表示時間に応じて信号
レベルを制御し、メンテナンスモード時は記憶された画
像データを反転表示させるなどして焼付の改善をはかる
表示焼付防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイパネル(PDP)
等の表示器では、CRTなどと同様に蛍光体を使用し発
光させている関係上、表示内容や使用時間に応じて画面
に輝度差を生じやすく、これにより焼付きとして目立つ
ことがあった。この輝度差に起因する焼付は、高輝度で
ある程、かつ、同じ画面を長時間表示する場合に、使用
時間に比例して顕著に現れる。一般的に動画の場合は、
画面を平均的に使用するので焼付の恐れは少ないが、特
に輝度差の大きい静止画面を長時間表示し、別の画面を
切換えて表示すると、以前に表示していた静止画面が輝
度の段差として顕著に目立ってしまうという問題があっ
た。
等の表示器では、CRTなどと同様に蛍光体を使用し発
光させている関係上、表示内容や使用時間に応じて画面
に輝度差を生じやすく、これにより焼付きとして目立つ
ことがあった。この輝度差に起因する焼付は、高輝度で
ある程、かつ、同じ画面を長時間表示する場合に、使用
時間に比例して顕著に現れる。一般的に動画の場合は、
画面を平均的に使用するので焼付の恐れは少ないが、特
に輝度差の大きい静止画面を長時間表示し、別の画面を
切換えて表示すると、以前に表示していた静止画面が輝
度の段差として顕著に目立ってしまうという問題があっ
た。
【0003】この問題を解決するために、所定の時間を
超えて同一静止画を表示する場合、図5(a)に示すよ
うに定期的に画面位置をずらす方法、(b)に示すよう
に表示を消す、あるいは全白画面を表示する、輝度を下
げる方法、(c)に示すように画面の輝度を反転させ
る、色を補色に反転する方法、あるいは別のスクリーン
セイバー画面に切り換えるなどの方法が提案された。し
かし、表示を消す、輝度を下げる、あるいは別の画面に
するなどの方法は必要な情報が見えず、しかも、焼付の
延命には効果があるが、焼付の改善にはなりにくかっ
た。また、全白を表示させる方法は、輝度差の縮小には
効果があり、それ迄非点灯であった部分の改善にはなる
が、点灯部分はむしろ劣化が進むという問題があり、補
色反転の方法は、同一画面を表示している場合、当該画
面を反転することで、最も顕著な焼付の改善効果はある
が、通常使用する場合には、原画とは正反対の見苦しい
色調になり違和感を感じる場合がある、という問題もあ
った。また、定期的に画面位置を動かす方法は、罫線の
ようなエッジの部分については焼付の防止が可能である
が、面積が広い部分には効果が薄い、という問題があっ
た。
超えて同一静止画を表示する場合、図5(a)に示すよ
うに定期的に画面位置をずらす方法、(b)に示すよう
に表示を消す、あるいは全白画面を表示する、輝度を下
げる方法、(c)に示すように画面の輝度を反転させ
る、色を補色に反転する方法、あるいは別のスクリーン
セイバー画面に切り換えるなどの方法が提案された。し
かし、表示を消す、輝度を下げる、あるいは別の画面に
するなどの方法は必要な情報が見えず、しかも、焼付の
延命には効果があるが、焼付の改善にはなりにくかっ
た。また、全白を表示させる方法は、輝度差の縮小には
効果があり、それ迄非点灯であった部分の改善にはなる
が、点灯部分はむしろ劣化が進むという問題があり、補
色反転の方法は、同一画面を表示している場合、当該画
面を反転することで、最も顕著な焼付の改善効果はある
が、通常使用する場合には、原画とは正反対の見苦しい
色調になり違和感を感じる場合がある、という問題もあ
った。また、定期的に画面位置を動かす方法は、罫線の
ようなエッジの部分については焼付の防止が可能である
が、面積が広い部分には効果が薄い、という問題があっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みなされたもので、静止画を判別し、静止画の表示時
間や累積表示時間などの画面情報を画像データとともに
記憶し、通常表示モード時は表示時間等に応じて表示の
信号レベルを制御し、メンテナンスモード時は、記憶さ
れた静止画面を反転表示させるなどして画面の焼付の防
止と改善をはかることのできる表示焼付防止装置を提供
することを目的とする。
鑑みなされたもので、静止画を判別し、静止画の表示時
間や累積表示時間などの画面情報を画像データとともに
記憶し、通常表示モード時は表示時間等に応じて表示の
信号レベルを制御し、メンテナンスモード時は、記憶さ
れた静止画面を反転表示させるなどして画面の焼付の防
止と改善をはかることのできる表示焼付防止装置を提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するため、入力映像信号の表示を行う通常表示モー
ドと表示画面のメンテナンスを行うためのメンテナンス
モードとを有する画面モードと、前記入力映像信号の動
きを検出し所定の時間以上動きがない場合を静止画と判
定する静止/動画判定部と、時間やレベル等の設定値の
設定および前記画面モードを選択するためのリモコンや
キーなどの入力部と、静止画と判定される前記入力映像
信号の表示時間を計時する計時部と、前記設定値や前記
計時を記憶するための第一記憶部と、同第一記憶部に記
憶された前記設定値と前記計時とを比較判定する第一判
定部と、前記静止/動画判定部で静止画と判定され、予
め設定された所定の時間以上継続表示する同静止画の画
像データと前記計時部が計時する同静止画の表示時間お
よび累積表示時間を含む画面情報とを記憶するための第
二記憶部と、異なる画面の画像データの比較一致演算を
行う演算部と、同演算部の演算結果を判定する第二判定
部とを備え、前記画面モードが前記通常表示モード時
は、前記第二記憶部に記憶された保存静止画と、新たに
静止画と判定される新静止画とを前記演算部で比較一致
演算し、前記新静止画と前記保存静止画とが異なると判
定される場合、同保存静止画の累積表示時間と同新静止
画の表示時間のいずれか長い方の画像データと前記画面
情報とを前記第二記憶部に書換えて記憶し、前記第二記
憶部に記憶した前記保存静止画を、前記メンテナンスモ
ード時に、輝度を反転させた反転表示を行う。
解決するため、入力映像信号の表示を行う通常表示モー
ドと表示画面のメンテナンスを行うためのメンテナンス
モードとを有する画面モードと、前記入力映像信号の動
きを検出し所定の時間以上動きがない場合を静止画と判
定する静止/動画判定部と、時間やレベル等の設定値の
設定および前記画面モードを選択するためのリモコンや
キーなどの入力部と、静止画と判定される前記入力映像
信号の表示時間を計時する計時部と、前記設定値や前記
計時を記憶するための第一記憶部と、同第一記憶部に記
憶された前記設定値と前記計時とを比較判定する第一判
定部と、前記静止/動画判定部で静止画と判定され、予
め設定された所定の時間以上継続表示する同静止画の画
像データと前記計時部が計時する同静止画の表示時間お
よび累積表示時間を含む画面情報とを記憶するための第
二記憶部と、異なる画面の画像データの比較一致演算を
行う演算部と、同演算部の演算結果を判定する第二判定
部とを備え、前記画面モードが前記通常表示モード時
は、前記第二記憶部に記憶された保存静止画と、新たに
静止画と判定される新静止画とを前記演算部で比較一致
演算し、前記新静止画と前記保存静止画とが異なると判
定される場合、同保存静止画の累積表示時間と同新静止
画の表示時間のいずれか長い方の画像データと前記画面
情報とを前記第二記憶部に書換えて記憶し、前記第二記
憶部に記憶した前記保存静止画を、前記メンテナンスモ
ード時に、輝度を反転させた反転表示を行う。
【0006】また、前記保存静止画と前記新静止画とが
一致しない場合、前記第二記憶部は、前記新静止画の画
像データと同新静止画の画面情報とを、前記第二記憶部
に前記保存静止画とは別に追加記憶するとともに、同第
二記憶部に記憶されたいずれかの保存静止画と、同保存
静止画の輝度を反転させた反転表示とを、選択表示可能
とする。
一致しない場合、前記第二記憶部は、前記新静止画の画
像データと同新静止画の画面情報とを、前記第二記憶部
に前記保存静止画とは別に追加記憶するとともに、同第
二記憶部に記憶されたいずれかの保存静止画と、同保存
静止画の輝度を反転させた反転表示とを、選択表示可能
とする。
【0007】また、前記第二記憶部は、前記複数の保存
静止画を前記累積表示時間の最も長いものから順番に番
号をつけて記憶するとともに、同番号に従って記憶管理
または読出管理する。
静止画を前記累積表示時間の最も長いものから順番に番
号をつけて記憶するとともに、同番号に従って記憶管理
または読出管理する。
【0008】また、前記第二記憶部を、ハードディス
ク、DVDなどの大容量の記憶装置とする。
ク、DVDなどの大容量の記憶装置とする。
【0009】また、前記第二記憶部を、メモリカードな
どの着脱可能な記憶装置とする。
どの着脱可能な記憶装置とする。
【0010】また、前記第二記憶部を、フレームメモリ
とする。
とする。
【0011】また、前記画面情報は、前記計時部が計時
する電源オン時からオフ時までの期間の通電時間、前記
静止画を表示した期間の静止画表示時間、同静止画の異
なる画面毎にそれぞれ表示した期間の個別静止画表示時
間、動画を表示した期間の動画表示時間、何らかの焼付
防止の表示を行った期間の焼付対策表示時間、および何
らかの表示を行った期間の全表示時間、のいずれか、も
しくはそれらを組合せた時間およびそれらの累積時間を
含む。
する電源オン時からオフ時までの期間の通電時間、前記
静止画を表示した期間の静止画表示時間、同静止画の異
なる画面毎にそれぞれ表示した期間の個別静止画表示時
間、動画を表示した期間の動画表示時間、何らかの焼付
防止の表示を行った期間の焼付対策表示時間、および何
らかの表示を行った期間の全表示時間、のいずれか、も
しくはそれらを組合せた時間およびそれらの累積時間を
含む。
【0012】また、前記演算部が、前記第二記憶部で一
旦記憶した複数の前記保存静止画を、同保存静止画のそ
れぞれの累積表示時間の比率に応じて積分する積分画面
を生成し、同積分画面を前記第二記憶部で記憶する。
旦記憶した複数の前記保存静止画を、同保存静止画のそ
れぞれの累積表示時間の比率に応じて積分する積分画面
を生成し、同積分画面を前記第二記憶部で記憶する。
【0013】また、前記演算部が、予め設定される所定
の期間、表示される静止画を継続的に積分する積分画
面、または同静止画と動画とを継続的に積分する積分画
面を生成し、同積分画面を前記第二記憶部で記憶すると
ともに、同積分画面を選択表示可能とする。
の期間、表示される静止画を継続的に積分する積分画
面、または同静止画と動画とを継続的に積分する積分画
面を生成し、同積分画面を前記第二記憶部で記憶すると
ともに、同積分画面を選択表示可能とする。
【0014】また、前記画面情報は、静止画毎のそれぞ
れの累積表示時間と同静止画毎の最大輝度との積である
静止画時間レベル積の総和と、表示可能な最大輝度と同
最大輝度での表示可能な最長表示時間との積から求める
最長時間レベル積と、それらの比を含む。
れの累積表示時間と同静止画毎の最大輝度との積である
静止画時間レベル積の総和と、表示可能な最大輝度と同
最大輝度での表示可能な最長表示時間との積から求める
最長時間レベル積と、それらの比を含む。
【0015】また、デジタル信号をアナログ信号に変換
するD/Aコンバータと映像信号を出力する出力端子と
を備え、前記第二記憶部に記憶された前記画像データお
よび前記画面情報とを、同出力端子からの信号出力が可
能とする。
するD/Aコンバータと映像信号を出力する出力端子と
を備え、前記第二記憶部に記憶された前記画像データお
よび前記画面情報とを、同出力端子からの信号出力が可
能とする。
【0016】また、外部の機器との通信を行う通信制御
部を備え、同通信制御部が、前記画像データおよび前記
画面情報とを同外部の機器に送信可能とするとともに同
外部の機器からの指令を受信可能とする。
部を備え、同通信制御部が、前記画像データおよび前記
画面情報とを同外部の機器に送信可能とするとともに同
外部の機器からの指令を受信可能とする。
【0017】また、前記入力映像信号の信号レベルの最
大値、最小値および、または前記入力部から予め設定す
る第一閾値レベルと同第一閾値レベルより低い第二閾値
レベルととの大小を分析する信号分析部と、表示するた
めの表示用出力信号の信号レベルを設定するレベル設定
部とを備え、前記通常表示モード時に、前記入力映像信
号が静止画と判定され、予め定められた所定の時間継続
表示する場合、前記レベル設定部が、前記信号分析部が
分析する前記第一の閾値レベルより高い色の部分は信号
レベルを下げ、および、または前記信号分析部が分析す
る前記第二閾値レベルより低い色の部分は信号レベルを
上げるように設定可能とする。
大値、最小値および、または前記入力部から予め設定す
る第一閾値レベルと同第一閾値レベルより低い第二閾値
レベルととの大小を分析する信号分析部と、表示するた
めの表示用出力信号の信号レベルを設定するレベル設定
部とを備え、前記通常表示モード時に、前記入力映像信
号が静止画と判定され、予め定められた所定の時間継続
表示する場合、前記レベル設定部が、前記信号分析部が
分析する前記第一の閾値レベルより高い色の部分は信号
レベルを下げ、および、または前記信号分析部が分析す
る前記第二閾値レベルより低い色の部分は信号レベルを
上げるように設定可能とする。
【0018】また、前記レベル設定部が設定可能とする
各色の信号レベルの上限値と下限値とを、設定可能とす
る。
各色の信号レベルの上限値と下限値とを、設定可能とす
る。
【0019】また、前記計時部が静止画を表示する静止
画表示時間と通電時間とを累積計時し、同静止画表示時
間の累積計時と同通電時間の累積計時との比が所定の値
を超える場合、前記信号分析部が、前記第一の閾値レベ
ルと第二の閾値レベルとを、表示可能な最大輝度と最低
輝度との略センター値に近づける。
画表示時間と通電時間とを累積計時し、同静止画表示時
間の累積計時と同通電時間の累積計時との比が所定の値
を超える場合、前記信号分析部が、前記第一の閾値レベ
ルと第二の閾値レベルとを、表示可能な最大輝度と最低
輝度との略センター値に近づける。
【0020】また、前記静止画表示時間の累積計時と前
記通電時間の累積計時との比が所定の値を超える場合、
画面のメンテナンスを推奨するメッセージを表示可能と
する。
記通電時間の累積計時との比が所定の値を超える場合、
画面のメンテナンスを推奨するメッセージを表示可能と
する。
【0021】また、前記メンテナンスモード時は、入力
画面、前記第二記憶部に記憶された静止画の画面、全白
画面およびスクリーンセイバー画面のいずれか、または
それらの反転表示または前記画面情報とを選択表示可能
とする。
画面、前記第二記憶部に記憶された静止画の画面、全白
画面およびスクリーンセイバー画面のいずれか、または
それらの反転表示または前記画面情報とを選択表示可能
とする。
【0022】また、前記メンテナンスモード時は、入力
画面、前記第二記憶部に記憶された静止画の画面、全白
画面およびスクリーンセイバー画面のいずれか、または
それらの反転表示との組合わせ表示を、所定の時刻に表
示するようプログラム可能とする。
画面、前記第二記憶部に記憶された静止画の画面、全白
画面およびスクリーンセイバー画面のいずれか、または
それらの反転表示との組合わせ表示を、所定の時刻に表
示するようプログラム可能とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を説明
するための、表示焼付防止装置の要部ブロック図であ
る。図1に基づいて説明する。入力端子1に入力される
コンポジット映像信号、輝度信号と色信号を分離したY
/C映像信号、Y、Pb、Prなどのコンポーネント映
像信号およびパソコンなどのR,G,B映像信号などの
入力映像信号および入力同期信号は、入力信号処理部2
で入力切換、色復調、色分離・処理などの信号処理を行
い、RGB信号に分解する。分岐した一方の信号は同期
信号処理部3で同期分離し、分離した同期信号からタイ
ミング、クロックを生成し、生成したタイミングおよび
クロックは各部に供給する。入力信号処理部2から出力
するRGB信号はA/D(AnalogDigital Converter)
4で、ディジタル信号に変換し、フレームメモリ5に一
旦蓄える。フレームメモリ5に記憶された映像信号と入
力映像信号とのフレーム間の差分を検出し、所定の差分
以下であれば、静止/動画判定部5で静止画と判断し、
それ以外は動画とを判定する。フレームメモリ5は複数
用意しており、映像信号はいずれのフレームメモリ5に
も書込み可能とし、その出力は切換スイッチ7で選択可
能としている。切換スイッチ7で選沢した映像信号は、
信号処理部8でフレームメモリ5の出力を利用し、走査
線変換やアスペクト比変換等のデジタル映像信号処理を
行う。レベル制御部9では、表示用出力信号の各色レベ
ルを表示部10に適した信号レベルに変換するガンマ処
理や、焼付が改善できるように効果的なレベルの上下、
反転等のレベル制御を行い、表示部10で表示を行う。
レベル制御部9の出力信号はD/A(Digital Analog C
onverter) 11でアナログ信号に変換し、出力端子12
から出力されるようにしている。D/A11および出力
端子12を設けたのは、外部の表示装置に対する焼付の
分析およびそれに基づく焼付防止を図るようにするため
である。
づいて詳細に説明する。図1は本発明の一実施例を説明
するための、表示焼付防止装置の要部ブロック図であ
る。図1に基づいて説明する。入力端子1に入力される
コンポジット映像信号、輝度信号と色信号を分離したY
/C映像信号、Y、Pb、Prなどのコンポーネント映
像信号およびパソコンなどのR,G,B映像信号などの
入力映像信号および入力同期信号は、入力信号処理部2
で入力切換、色復調、色分離・処理などの信号処理を行
い、RGB信号に分解する。分岐した一方の信号は同期
信号処理部3で同期分離し、分離した同期信号からタイ
ミング、クロックを生成し、生成したタイミングおよび
クロックは各部に供給する。入力信号処理部2から出力
するRGB信号はA/D(AnalogDigital Converter)
4で、ディジタル信号に変換し、フレームメモリ5に一
旦蓄える。フレームメモリ5に記憶された映像信号と入
力映像信号とのフレーム間の差分を検出し、所定の差分
以下であれば、静止/動画判定部5で静止画と判断し、
それ以外は動画とを判定する。フレームメモリ5は複数
用意しており、映像信号はいずれのフレームメモリ5に
も書込み可能とし、その出力は切換スイッチ7で選択可
能としている。切換スイッチ7で選沢した映像信号は、
信号処理部8でフレームメモリ5の出力を利用し、走査
線変換やアスペクト比変換等のデジタル映像信号処理を
行う。レベル制御部9では、表示用出力信号の各色レベ
ルを表示部10に適した信号レベルに変換するガンマ処
理や、焼付が改善できるように効果的なレベルの上下、
反転等のレベル制御を行い、表示部10で表示を行う。
レベル制御部9の出力信号はD/A(Digital Analog C
onverter) 11でアナログ信号に変換し、出力端子12
から出力されるようにしている。D/A11および出力
端子12を設けたのは、外部の表示装置に対する焼付の
分析およびそれに基づく焼付防止を図るようにするため
である。
【0024】フレームメモリ5はデータバスに接続さ
れ、データバスを通じ、異なる画面の画像データの比較
一致演算、画素間のデータの加算、減算および画像デー
タの積分などの演算を行う演算部13aに接続され、必
要に応じて複数の静止画の比較一致演算を行い、第二判
定部13bで複数の静止画が同一画面か異なる画面かを
判定する。データバスは、所定の時間以上継続表示する
静止画を記憶するためのフレームメモリ、ハードディス
クおよびメモリカードなどからなる第二記憶部14とも
接続しており、表示時間の長い表示画面から第二記憶部
14に優先的に記憶するようにしている。また、データ
バスはさらに、表示画面、フレームメモリ5および第二
記憶部14などに記憶した画像データの所定の閾値との
大小比較、最大輝度、最小輝度の判別などを含む信号レ
ベルを分析する信号分析部15、記憶した画像データ、
表示時間などの計時および信号レベルの分析データなど
の画面情報のデータ送信や指令の受信を外部機器と交信
するための通信制御部16、および装置全体を統括しコ
ントロールする制御部17に接続されている。制御部1
7はパソコンなどの外部の機器から通信制御部16を介
し受信した指令に基づき制御やデータ通信を行い、焼付
情報や焼付防止対策を効果的に行うことも可能としてい
る。
れ、データバスを通じ、異なる画面の画像データの比較
一致演算、画素間のデータの加算、減算および画像デー
タの積分などの演算を行う演算部13aに接続され、必
要に応じて複数の静止画の比較一致演算を行い、第二判
定部13bで複数の静止画が同一画面か異なる画面かを
判定する。データバスは、所定の時間以上継続表示する
静止画を記憶するためのフレームメモリ、ハードディス
クおよびメモリカードなどからなる第二記憶部14とも
接続しており、表示時間の長い表示画面から第二記憶部
14に優先的に記憶するようにしている。また、データ
バスはさらに、表示画面、フレームメモリ5および第二
記憶部14などに記憶した画像データの所定の閾値との
大小比較、最大輝度、最小輝度の判別などを含む信号レ
ベルを分析する信号分析部15、記憶した画像データ、
表示時間などの計時および信号レベルの分析データなど
の画面情報のデータ送信や指令の受信を外部機器と交信
するための通信制御部16、および装置全体を統括しコ
ントロールする制御部17に接続されている。制御部1
7はパソコンなどの外部の機器から通信制御部16を介
し受信した指令に基づき制御やデータ通信を行い、焼付
情報や焼付防止対策を効果的に行うことも可能としてい
る。
【0025】信号分析部15では、信号のRGBの各色
毎にレベルを判別し、静止画部分の各色レベルが、所定
のレベルである第一閾値レベルより高いか、第一閾値レ
ベルより低い所定のレベルである第二閾値レベルより低
いかを判別している。信号分析部15での分析結果によ
り、第一閾値レベルより高い色は信号レベルを下げ、第
二閾値レベルより低い色は信号レベルを上げるようにす
るが、最大では補色反転になるようにレベル設定部18
で各色レベルを設定することができる。レベル設定部1
8で設定する設定値は、レベル制御部9に伝達され表示
部10に反映され表示される。
毎にレベルを判別し、静止画部分の各色レベルが、所定
のレベルである第一閾値レベルより高いか、第一閾値レ
ベルより低い所定のレベルである第二閾値レベルより低
いかを判別している。信号分析部15での分析結果によ
り、第一閾値レベルより高い色は信号レベルを下げ、第
二閾値レベルより低い色は信号レベルを上げるようにす
るが、最大では補色反転になるようにレベル設定部18
で各色レベルを設定することができる。レベル設定部1
8で設定する設定値は、レベル制御部9に伝達され表示
部10に反映され表示される。
【0026】制御部17は、具体的にはCPUであり、
同期信号処理部3からの同期情報やタイミング情報を受
信し、装置全体の監視および制御を統括して行う。制御
部17には、画面モード、判定用の時間、信号レベル等
の設定値、制御パラメータなどの指令およびデータを入
力するためのリモコンや操作スイッチ等の入力部19、
時刻や表示時間およびその累積時間を計時する機能を有
する計時部20、設定値や計時部20での計時結果を記
憶するメモリである第一記憶部21も接続さており、判
定部22で表示時間が所定の時間を超過するかどうかの
判定結果により、予め設定された指示により信号レベル
や表示画面の切換制御などを行う。これらの各信号レベ
ル切換制御などの条件選択や反転表示の可否、閾値レベ
ルの設定、表示選択などは、選択設定部23で予め設定
されている。即ち、選択設定部23では入力部19から
の指令により、閾値レベルの設定、判定用時間の設定や
指令の受信などを行い、その内容に基づき制御部17は
モード切換や表示部10の焼付防止のためのレベル設定
やレベル制御の指示を行う。
同期信号処理部3からの同期情報やタイミング情報を受
信し、装置全体の監視および制御を統括して行う。制御
部17には、画面モード、判定用の時間、信号レベル等
の設定値、制御パラメータなどの指令およびデータを入
力するためのリモコンや操作スイッチ等の入力部19、
時刻や表示時間およびその累積時間を計時する機能を有
する計時部20、設定値や計時部20での計時結果を記
憶するメモリである第一記憶部21も接続さており、判
定部22で表示時間が所定の時間を超過するかどうかの
判定結果により、予め設定された指示により信号レベル
や表示画面の切換制御などを行う。これらの各信号レベ
ル切換制御などの条件選択や反転表示の可否、閾値レベ
ルの設定、表示選択などは、選択設定部23で予め設定
されている。即ち、選択設定部23では入力部19から
の指令により、閾値レベルの設定、判定用時間の設定や
指令の受信などを行い、その内容に基づき制御部17は
モード切換や表示部10の焼付防止のためのレベル設定
やレベル制御の指示を行う。
【0027】次に、本発明による表示焼付防止装置の第
一の実施例の動作を図2の制御フローに基づいて説明す
る。本発明による表示焼付防止装置の運転にあたり、ま
ず、各種制御のための制御パラメータの初期設定が行わ
れ、電源オン後の通電時間、表示をオン後の表示時間を
累積カウントするためのタイマを起動し、時間カウント
を開始する(ST 1)。運転開始後、通常表示かメンテ
ナンスモードかの判定を行い(ST2)、通常表示であ
れば、フレームメモリ5に記憶された映像信号と入力映
像信号とのフレーム間の差分を検出し、所定の差分以下
であれば、静止画と判断し、それ以外は動画とを判定す
る(ST3)。静止画であれば、静止画表示時間をカウ
ントし(ST4)、同一画面が予め設定される所定の時
間、例えば1分以上継続するかどうかの判定をし(ST
5)、静止画が所定の時間以上継続表示されるかどうか
の判定を繰返す(ST4〜ST5)。同一画面が所定の
時間継続する場合を固定表示する静止画と判定し、固定
表示する静止画の場合、第二記憶部14に記憶されてい
る保存静止画を検索し、同一の画面パターンがあるかど
うかの比較一致判定を行う(ST6)。
一の実施例の動作を図2の制御フローに基づいて説明す
る。本発明による表示焼付防止装置の運転にあたり、ま
ず、各種制御のための制御パラメータの初期設定が行わ
れ、電源オン後の通電時間、表示をオン後の表示時間を
累積カウントするためのタイマを起動し、時間カウント
を開始する(ST 1)。運転開始後、通常表示かメンテ
ナンスモードかの判定を行い(ST2)、通常表示であ
れば、フレームメモリ5に記憶された映像信号と入力映
像信号とのフレーム間の差分を検出し、所定の差分以下
であれば、静止画と判断し、それ以外は動画とを判定す
る(ST3)。静止画であれば、静止画表示時間をカウ
ントし(ST4)、同一画面が予め設定される所定の時
間、例えば1分以上継続するかどうかの判定をし(ST
5)、静止画が所定の時間以上継続表示されるかどうか
の判定を繰返す(ST4〜ST5)。同一画面が所定の
時間継続する場合を固定表示する静止画と判定し、固定
表示する静止画の場合、第二記憶部14に記憶されてい
る保存静止画を検索し、同一の画面パターンがあるかど
うかの比較一致判定を行う(ST6)。
【0028】比較一致判定は、演算部13aで全画素の
減算比較を行い、演算結果を第二判定部13bで判定す
るが、過去の出現頻度の最も高い画面、即ち累積表示時
間の最も長い画面の画像データから順番に比較一致判別
するようにしている。比較一致判定の結果で、第二記憶
部14に保存されていない新規の新静止画かどうか確認
し(ST7)、新静止画であれば第二記憶部14に既に
記憶した保存画像データ群の末尾や余白部分に画面番号
とともに画像データおよび画面情報を追加記憶し保存す
る(ST8)。この場合、記憶するデータは第一閾値を
超える高い部分や、第二閾値レベルより低い部分のデー
タのみでも良い。第一閾値と第二閾値の間のレベルが画
面の平均輝度の近辺に設定すれば、この間のレベルの焼
付はあまり問題にならないからであり、このようするこ
とで、記憶領域の節約と処理スピードを早めることがで
きる。
減算比較を行い、演算結果を第二判定部13bで判定す
るが、過去の出現頻度の最も高い画面、即ち累積表示時
間の最も長い画面の画像データから順番に比較一致判別
するようにしている。比較一致判定の結果で、第二記憶
部14に保存されていない新規の新静止画かどうか確認
し(ST7)、新静止画であれば第二記憶部14に既に
記憶した保存画像データ群の末尾や余白部分に画面番号
とともに画像データおよび画面情報を追加記憶し保存す
る(ST8)。この場合、記憶するデータは第一閾値を
超える高い部分や、第二閾値レベルより低い部分のデー
タのみでも良い。第一閾値と第二閾値の間のレベルが画
面の平均輝度の近辺に設定すれば、この間のレベルの焼
付はあまり問題にならないからであり、このようするこ
とで、記憶領域の節約と処理スピードを早めることがで
きる。
【0029】次に、表示されている静止画に変化がある
かどうか確認し(ST9)、変化があれば画面の切り替
わりか動画表示を意味するので、前静止画の表示時間
は、第二記憶部14に記憶した累積表示時間に加算さ
れ、画面情報として累積記憶する(ST10)。次に、
電源オフかどうかを確認し(ST11)電源オフでなけ
ればステップ3(ST3)に戻り、電源オフであれば、
それまで計時した電源オン時からオフ時までの期間の通
電時間、静止画を表示した期間の静止画表示時間、静止
画の異なる画面毎のそれぞれ表示した期間の個別静止画
表示時間などを累積記憶させ、その他必要なパラメータ
を第二記憶部14および第一記憶部21に退避し、運転
を終了する(ST13)。ステップ3(ST3)で静止
画と判定されない動画の場合、ステップ11(ST1
1)にジャンプし、同様に電源の確認を行う(ST1
1)ようにしている。
かどうか確認し(ST9)、変化があれば画面の切り替
わりか動画表示を意味するので、前静止画の表示時間
は、第二記憶部14に記憶した累積表示時間に加算さ
れ、画面情報として累積記憶する(ST10)。次に、
電源オフかどうかを確認し(ST11)電源オフでなけ
ればステップ3(ST3)に戻り、電源オフであれば、
それまで計時した電源オン時からオフ時までの期間の通
電時間、静止画を表示した期間の静止画表示時間、静止
画の異なる画面毎のそれぞれ表示した期間の個別静止画
表示時間などを累積記憶させ、その他必要なパラメータ
を第二記憶部14および第一記憶部21に退避し、運転
を終了する(ST13)。ステップ3(ST3)で静止
画と判定されない動画の場合、ステップ11(ST1
1)にジャンプし、同様に電源の確認を行う(ST1
1)ようにしている。
【0030】本実施例の表示焼付防止装置では、画面モ
ードとして画面のメンテナンスを行うためのメンテナン
スモードを選択可能としており、焼付改善の効果を高め
ている。メンテナンスモードについて説明する。図2の
ステップ2(ST2)でメンテナンスモードの指示を確
認し、メンテナンスモードであれば、ステップ15(S
T15)にジャンプし、まず、スクリーンセイバー表示
の指示かどうか確認する(ST15)。スクリーンセイ
バー表示の指示であれば、スクリーンセイバー表示を行
う(ST16)。スクリーンセイバー用画面としては、
黒画面、全白画面、特定パターンのスクロール画面など
を備え、適宜選択を可能としている。次に画面情報の表
示指示かどうかを確認し(ST17)、画面情報の表示
指示であれば、蓄積した画面情報の表示を行う(ST1
8)。画面情報とは、各静止画面の表示時間、通電時
間、全表示時間、静止画面毎の表示時間、および累積計
時した累積表示時間やそれらの比率や信号の最大レベ
ル、最小レベル等などである。
ードとして画面のメンテナンスを行うためのメンテナン
スモードを選択可能としており、焼付改善の効果を高め
ている。メンテナンスモードについて説明する。図2の
ステップ2(ST2)でメンテナンスモードの指示を確
認し、メンテナンスモードであれば、ステップ15(S
T15)にジャンプし、まず、スクリーンセイバー表示
の指示かどうか確認する(ST15)。スクリーンセイ
バー表示の指示であれば、スクリーンセイバー表示を行
う(ST16)。スクリーンセイバー用画面としては、
黒画面、全白画面、特定パターンのスクロール画面など
を備え、適宜選択を可能としている。次に画面情報の表
示指示かどうかを確認し(ST17)、画面情報の表示
指示であれば、蓄積した画面情報の表示を行う(ST1
8)。画面情報とは、各静止画面の表示時間、通電時
間、全表示時間、静止画面毎の表示時間、および累積計
時した累積表示時間やそれらの比率や信号の最大レベ
ル、最小レベル等などである。
【0031】次に保存画面を表示する指示の確認を行い
(ST19)、表示指示に従い、第二記憶部に記憶した
保存画面を選択し表示を行う(ST20)。次に積分表
示の指示を確認し(ST21)、積分指示があれば、蓄
積した画像データをフレームメモリ上に展開し、表示時
間に応じて乗算、加算、シフトなどの演算により累積表
示時間の長い上位の静止画面を順にフレームメモリ5に
積分蓄積する。この場合、全体の表示時間に比較し、表
示時間比率の少ない下位の静止画は無視してもよい。得
られた積分演算後の積分画面を表示し(ST22)、積
分画面の記憶の指示があれば(ST23)、第二記憶部
14に記憶する(ST24)。積分画面は複数の主要な
画面を表示時間に応じて積分即ち加算平均した画面であ
るので、画素毎の点灯輝度度を一目で確認することがで
きる。積分は静止画のみでもよいが、静止画と動画とを
含むものでも良い。動画の使用比率が高く、しかも平均
的に全画素を点灯させるものでれば、全体が均一なグレ
ーに近づき、固定部分が多ければその部分のパターンが
認識可能となる。積分画面は後述する反転パターンを表
示させることで、複数の静止画を表示させるディスプレ
イの焼付改善を可能とすることができる。
(ST19)、表示指示に従い、第二記憶部に記憶した
保存画面を選択し表示を行う(ST20)。次に積分表
示の指示を確認し(ST21)、積分指示があれば、蓄
積した画像データをフレームメモリ上に展開し、表示時
間に応じて乗算、加算、シフトなどの演算により累積表
示時間の長い上位の静止画面を順にフレームメモリ5に
積分蓄積する。この場合、全体の表示時間に比較し、表
示時間比率の少ない下位の静止画は無視してもよい。得
られた積分演算後の積分画面を表示し(ST22)、積
分画面の記憶の指示があれば(ST23)、第二記憶部
14に記憶する(ST24)。積分画面は複数の主要な
画面を表示時間に応じて積分即ち加算平均した画面であ
るので、画素毎の点灯輝度度を一目で確認することがで
きる。積分は静止画のみでもよいが、静止画と動画とを
含むものでも良い。動画の使用比率が高く、しかも平均
的に全画素を点灯させるものでれば、全体が均一なグレ
ーに近づき、固定部分が多ければその部分のパターンが
認識可能となる。積分画面は後述する反転パターンを表
示させることで、複数の静止画を表示させるディスプレ
イの焼付改善を可能とすることができる。
【0032】以上のように記憶された保存画面や積分画
面などは反転表示を可能としており、反転表示の指示が
あれば(ST25)、画面の焼付状態の解消に最も有効
な画面を選択し、反転表示させることができる(ST2
6)。反転表示はステップ21で保存画面の積分表示が
不要の場合(ST21)、画面記憶が不要の場合(ST
23)にも選択可能である。次にプログラム運転の指示
を確認し(ST27)、指示がなければステップ29
(ST29)ヘジャンプし、指示があればプログラム運
転を行う。プログラム運転は、時刻や時間経過によって
焼付防止の表示を予め設定した順番に行わせるようにし
ている。例えば、1日8時間の運転後、1時間のメンテ
ナンス期間を設け、30分は反転表示、30分は白表示
を行わせてもよい。このようにすることで、特に業務用
途で決められた時間に使用する場合に、効果的な焼付の
防止および解消を行うことができる。メンテナンス期間
は毎日、毎週、あるいは毎月毎などに定期的に行うよう
にしてもよい。反転表示の完了後、およびステップ19
(ST19)で保存画面表示の指示が無い場合、メンテ
ナンス終了指示の確認を行い(ST29)、終了指示が
あれば終了し(ST30)、終了指示がなければ、ステ
ップ15(ST15)に戻り、ステップを繰り返す(S
T15〜ST29)。
面などは反転表示を可能としており、反転表示の指示が
あれば(ST25)、画面の焼付状態の解消に最も有効
な画面を選択し、反転表示させることができる(ST2
6)。反転表示はステップ21で保存画面の積分表示が
不要の場合(ST21)、画面記憶が不要の場合(ST
23)にも選択可能である。次にプログラム運転の指示
を確認し(ST27)、指示がなければステップ29
(ST29)ヘジャンプし、指示があればプログラム運
転を行う。プログラム運転は、時刻や時間経過によって
焼付防止の表示を予め設定した順番に行わせるようにし
ている。例えば、1日8時間の運転後、1時間のメンテ
ナンス期間を設け、30分は反転表示、30分は白表示
を行わせてもよい。このようにすることで、特に業務用
途で決められた時間に使用する場合に、効果的な焼付の
防止および解消を行うことができる。メンテナンス期間
は毎日、毎週、あるいは毎月毎などに定期的に行うよう
にしてもよい。反転表示の完了後、およびステップ19
(ST19)で保存画面表示の指示が無い場合、メンテ
ナンス終了指示の確認を行い(ST29)、終了指示が
あれば終了し(ST30)、終了指示がなければ、ステ
ップ15(ST15)に戻り、ステップを繰り返す(S
T15〜ST29)。
【0033】第二記憶部14はフレームメモリで構成し
てもよい。第二記憶部14をフレームメモリで構成する
場合などで、少ない容量であれば、第二記憶部14に記
憶された保存静止画と、新たに表示される新静止画との
画像データの比較一致演算を行い、保存静止画と新静止
画とが一致しないと判定される場合、保存静止画の累積
表示時間と新静止画の表示時間のいずれか長い方の画面
を第二記憶部14に記憶するようにするとよい。これに
より、第二記憶部14には表示時間の長い画面を保存し
ておくことができる。第二記憶部14の容量が大きい場
合、第二記憶部14に記憶された保存静止画と、新たに
表示される新静止画との画像データの比較一致演算を行
い、保存静止画と新静止画とが一致しない場合、新静止
画の画像データと画面情報とを保存静止画の末尾や余白
部分に新たに追加記憶すればよい。第二記憶部が大量の
データを保存可能とする場合、複数の静止画を累積表示
時間の最も大きい数値のものから順番に番号をつけて記
憶し、同番号に従って記憶管理または読出管理するよう
にしている。少ない番号に累積表示時間の長い静止画を
割り当てるので、番号のみの付け替えでデータの並び替
えは不用である。本実施例では、第二記憶部14は、ハ
ードディスク、DVDなどの大容量のものを選定したの
で、大量の画像データを蓄積することができる。また、
着脱可能なメモリカードも装備し、分析した画面情報や
積分画面などを記憶するようにしているので、サービス
情報として他の機器での解析や表示が可能であり、メモ
リカードに焼付き防止用画面を記憶させ、メモリカード
のインタフェースを有し、同様の内容の表示を行ってい
る他の表示装置での焼付き軽減、防止に活用できる。
てもよい。第二記憶部14をフレームメモリで構成する
場合などで、少ない容量であれば、第二記憶部14に記
憶された保存静止画と、新たに表示される新静止画との
画像データの比較一致演算を行い、保存静止画と新静止
画とが一致しないと判定される場合、保存静止画の累積
表示時間と新静止画の表示時間のいずれか長い方の画面
を第二記憶部14に記憶するようにするとよい。これに
より、第二記憶部14には表示時間の長い画面を保存し
ておくことができる。第二記憶部14の容量が大きい場
合、第二記憶部14に記憶された保存静止画と、新たに
表示される新静止画との画像データの比較一致演算を行
い、保存静止画と新静止画とが一致しない場合、新静止
画の画像データと画面情報とを保存静止画の末尾や余白
部分に新たに追加記憶すればよい。第二記憶部が大量の
データを保存可能とする場合、複数の静止画を累積表示
時間の最も大きい数値のものから順番に番号をつけて記
憶し、同番号に従って記憶管理または読出管理するよう
にしている。少ない番号に累積表示時間の長い静止画を
割り当てるので、番号のみの付け替えでデータの並び替
えは不用である。本実施例では、第二記憶部14は、ハ
ードディスク、DVDなどの大容量のものを選定したの
で、大量の画像データを蓄積することができる。また、
着脱可能なメモリカードも装備し、分析した画面情報や
積分画面などを記憶するようにしているので、サービス
情報として他の機器での解析や表示が可能であり、メモ
リカードに焼付き防止用画面を記憶させ、メモリカード
のインタフェースを有し、同様の内容の表示を行ってい
る他の表示装置での焼付き軽減、防止に活用できる。
【0034】図3は通常表示の場合の表示方法を説明す
るための制御フローである。通常表示の場合(ST3
1)、まず静止画かどうかを判断する(ST32)。動
画であればなにもしないで表示を継続するが(ST4
1)、静止画の場合、表示時間を計時し、予め選択設定
された所定時間、例えば5分が経過するとスクリーンセ
イバー画面の表示を行うことを可能としている。まず、
スクリーンセイバー表示が指示されているかどうか確認
し(ST34)、指示されていれば、スクリーンセイバ
ー表示を行う(ST35)。スクリーンセイバー画面は
前述の様な画面であり、それぞれ単独、あるいは時間ご
とに順次選択可能としている。次に補色反転表示の指示
があるかどうか確認し(ST36)、指示がなければス
テップ38へジャンプするが、指示があれば信号レベル
を反転する補色反転表示を行う(ST37)。次に表示
用出力信号の調整を行うレベル制御の指示があるかどう
か確認し(ST38)、指示がなければステップ43へ
ジャンプし終了するが、指示があれば以下の手順で画面
の一部の補色反転のための制御と表示を行う。
るための制御フローである。通常表示の場合(ST3
1)、まず静止画かどうかを判断する(ST32)。動
画であればなにもしないで表示を継続するが(ST4
1)、静止画の場合、表示時間を計時し、予め選択設定
された所定時間、例えば5分が経過するとスクリーンセ
イバー画面の表示を行うことを可能としている。まず、
スクリーンセイバー表示が指示されているかどうか確認
し(ST34)、指示されていれば、スクリーンセイバ
ー表示を行う(ST35)。スクリーンセイバー画面は
前述の様な画面であり、それぞれ単独、あるいは時間ご
とに順次選択可能としている。次に補色反転表示の指示
があるかどうか確認し(ST36)、指示がなければス
テップ38へジャンプするが、指示があれば信号レベル
を反転する補色反転表示を行う(ST37)。次に表示
用出力信号の調整を行うレベル制御の指示があるかどう
か確認し(ST38)、指示がなければステップ43へ
ジャンプし終了するが、指示があれば以下の手順で画面
の一部の補色反転のための制御と表示を行う。
【0035】画面成分のRGBそれぞれの色信号のレベ
ルが第一閾値を超える高い部分があるかどうかを判別す
る(ST39)。第一閾値は、例えば最大輝度の70%
の信号レベルとし、この信号レベルを超える部分を判別
する。第一閾値レベルを超える色成分がある場合、当該
色成分のレベルを所定のレベルに対して輝度が反転する
ようにレベルを下げ、最小では補色反転表示させる(S
T40)。次に、表示されているRGBそれぞれの色信
号のレベルが第二閾値を超えて低い部分があるかどうか
を判別する(ST41)。第二閾値は、例えば最大輝度
の30%の信号レベルとし、この信号レベルを超えて低
い部分を判別する。第二閾値レベルより低い色成分があ
る場合、当該色成分のレベルを所定のレベルに対して輝
度が上昇するようにレベルを上げ、最大では補色反転表
示させ(ST42)、終了する(ST43)。これ以降
表示は静止画の中断や画面切換や入力切換などの指示が
あるまで継続される。
ルが第一閾値を超える高い部分があるかどうかを判別す
る(ST39)。第一閾値は、例えば最大輝度の70%
の信号レベルとし、この信号レベルを超える部分を判別
する。第一閾値レベルを超える色成分がある場合、当該
色成分のレベルを所定のレベルに対して輝度が反転する
ようにレベルを下げ、最小では補色反転表示させる(S
T40)。次に、表示されているRGBそれぞれの色信
号のレベルが第二閾値を超えて低い部分があるかどうか
を判別する(ST41)。第二閾値は、例えば最大輝度
の30%の信号レベルとし、この信号レベルを超えて低
い部分を判別する。第二閾値レベルより低い色成分があ
る場合、当該色成分のレベルを所定のレベルに対して輝
度が上昇するようにレベルを上げ、最大では補色反転表
示させ(ST42)、終了する(ST43)。これ以降
表示は静止画の中断や画面切換や入力切換などの指示が
あるまで継続される。
【0036】図4は以上説明した反転表示の表示方法を
説明するための説明図である。図4(1)に示す表示画
面の例えば中央部のR、G、Bいずれかの1ラインの信
号波形は(2)(a)に示すようなものとする。この波
形を最大輝度と最低輝度のセンター値で単純に補色反転
した信号波形は(2)(b)に示す波形であり、(3)
(a)に示すように、全ての信号が補色反転する。
(2)(c)はレベル制御を行う場合の補色反転信号の
波形を示し、第一閾値レベルおよび第二閾値レベルを超
えて高いか低い信号のみが補色反転しており、(3)
(c)に示すように、その他の部分は原画と同一の表示
となっている。単純な補色反転の方法は焼付画面の改善
には最も効果があるが、色も輝度も全て反転し、ネガの
様な画面となるので、原画とは正反対の表示となり、通
常表示する場合は見苦しい。レベル制御による補色反転
表示は、予め設定する閾値レベルを超える信号のみを反
転し、それ以外の部分は原画と同一なので、見苦しさの
軽減と、焼付の改善とを両立させることができる。レベ
ルの反転は最大輝度と最低輝度のセンター値を境に反転
させる方法が一般的であるが、第一閾値レベルおよび第
二閾値レベルとを境にそれぞれ反転させる方法も考えら
れる。最大輝度と最低輝度のセンター値を境とする方
が、通常表示する場合は最も見苦しいが、焼付改善効果
は高い。
説明するための説明図である。図4(1)に示す表示画
面の例えば中央部のR、G、Bいずれかの1ラインの信
号波形は(2)(a)に示すようなものとする。この波
形を最大輝度と最低輝度のセンター値で単純に補色反転
した信号波形は(2)(b)に示す波形であり、(3)
(a)に示すように、全ての信号が補色反転する。
(2)(c)はレベル制御を行う場合の補色反転信号の
波形を示し、第一閾値レベルおよび第二閾値レベルを超
えて高いか低い信号のみが補色反転しており、(3)
(c)に示すように、その他の部分は原画と同一の表示
となっている。単純な補色反転の方法は焼付画面の改善
には最も効果があるが、色も輝度も全て反転し、ネガの
様な画面となるので、原画とは正反対の表示となり、通
常表示する場合は見苦しい。レベル制御による補色反転
表示は、予め設定する閾値レベルを超える信号のみを反
転し、それ以外の部分は原画と同一なので、見苦しさの
軽減と、焼付の改善とを両立させることができる。レベ
ルの反転は最大輝度と最低輝度のセンター値を境に反転
させる方法が一般的であるが、第一閾値レベルおよび第
二閾値レベルとを境にそれぞれ反転させる方法も考えら
れる。最大輝度と最低輝度のセンター値を境とする方
が、通常表示する場合は最も見苦しいが、焼付改善効果
は高い。
【0037】また、レベル設定部18が設定可能とする
各色の信号レベルの上限値と下限値とを、入力部19に
よって設定可能としている。これにより、信号レベルを
表示可能な最大値や最小値に設定すると違和感のある画
面となる場合に、その限界が設定可能となり、ユーザー
の許容限度に合わせることができる。また、第一閾値レ
ベルおよび第二閾値レベルを選択設定可能としているの
で、閾値レベルを適度に選択設定することで、見苦しさ
の軽減も可能である。焼付の進行具合を判断し、いずれ
かのレベルを選定すればよい。
各色の信号レベルの上限値と下限値とを、入力部19に
よって設定可能としている。これにより、信号レベルを
表示可能な最大値や最小値に設定すると違和感のある画
面となる場合に、その限界が設定可能となり、ユーザー
の許容限度に合わせることができる。また、第一閾値レ
ベルおよび第二閾値レベルを選択設定可能としているの
で、閾値レベルを適度に選択設定することで、見苦しさ
の軽減も可能である。焼付の進行具合を判断し、いずれ
かのレベルを選定すればよい。
【0038】計時部20では、動画の動画表示時間と静
止画表示時間と通電時間などをそれぞれ累積計時すると
ともに、それぞれの累積計時を第一記憶部21で記憶し
ている。このため、計時部20では動画および静止画の
表示時間を1分単位でそれぞれの計時を行っている。静
止画表示時間の累積計時と通電時間の累積時間との比が
所定の値を超える場合、即ち静止画表示時間の比率が高
い場合、第一閾値レベルおよび第二閾値レベルを表示可
能な最大値と最小値とのセンター値に近づけ、信号レベ
ルの変動を早めに検出する方法もある。例えば第一閾値
レベルを最大輝度の70%から60%に変更すれば、輝
度のレベルの検出感度を高め、レベル制御を早めること
ができる。また、静止画判定の時間を短くし、レベル制
御の開始時間を早め、かつ、段階的に信号レベルを制御
して徐々に反転に近づける方法や、静止画表示時間の比
率がかなり高く、寿命が心配される場合は、予め設定さ
れる信号レベルの上限値と下限値とを超え、最大値また
は最小値に近づけてレベル制御する方法もあり、これら
により、焼付の防止と改善効果を高めることができる。
止画表示時間と通電時間などをそれぞれ累積計時すると
ともに、それぞれの累積計時を第一記憶部21で記憶し
ている。このため、計時部20では動画および静止画の
表示時間を1分単位でそれぞれの計時を行っている。静
止画表示時間の累積計時と通電時間の累積時間との比が
所定の値を超える場合、即ち静止画表示時間の比率が高
い場合、第一閾値レベルおよび第二閾値レベルを表示可
能な最大値と最小値とのセンター値に近づけ、信号レベ
ルの変動を早めに検出する方法もある。例えば第一閾値
レベルを最大輝度の70%から60%に変更すれば、輝
度のレベルの検出感度を高め、レベル制御を早めること
ができる。また、静止画判定の時間を短くし、レベル制
御の開始時間を早め、かつ、段階的に信号レベルを制御
して徐々に反転に近づける方法や、静止画表示時間の比
率がかなり高く、寿命が心配される場合は、予め設定さ
れる信号レベルの上限値と下限値とを超え、最大値また
は最小値に近づけてレベル制御する方法もあり、これら
により、焼付の防止と改善効果を高めることができる。
【0039】また、静止画毎のそれぞれの累積表示時間
と静止画毎の最大輝度との積である静止画時間レベル積
の総和を求め、画面情報として記憶している。また、同
時に表示可能な最大輝度と最大輝度での表示可能な最長
表示時間との積から求める最長時間レベル積と、静止画
時間レベル積との比を求め、同様に画面情報として記憶
している。最長時間レベル積は即ち寿命時間と表示可能
な最大輝度の積であり、この比は寿命の何%を表示した
かどうかの目安を示す。表示時間が短い程、表示輝度レ
ベルが低い程、即ち静止画時間レベル積が短い程寿命の
延命が可能である。
と静止画毎の最大輝度との積である静止画時間レベル積
の総和を求め、画面情報として記憶している。また、同
時に表示可能な最大輝度と最大輝度での表示可能な最長
表示時間との積から求める最長時間レベル積と、静止画
時間レベル積との比を求め、同様に画面情報として記憶
している。最長時間レベル積は即ち寿命時間と表示可能
な最大輝度の積であり、この比は寿命の何%を表示した
かどうかの目安を示す。表示時間が短い程、表示輝度レ
ベルが低い程、即ち静止画時間レベル積が短い程寿命の
延命が可能である。
【0040】次に、本発明による表示焼付防止装置の第
二の実施例について説明する。第一の実施例では前述の
ように、表示する静止画面は静止画面毎に個別に画像デ
ータと累積表示時間を第二記憶部14に記憶蓄積し、別
途積分演算を行うようにしていた。第二の実施例ではフ
レームメモリ5を増設することで、予め定められた特定
の期間中、リアルタイムに画面を積分演算しながらフレ
ームメモリ5に記憶蓄積するようにしている。積分する
画面は静止画のみとするか、静止画と動画のいずれも積
分することを選択可能としている。静止画のみの積分画
面、または静止画と動画との積分画面とのいずれかを確
認することができる。動画を含むことで、静止画ではあ
るが、一部の画面のみが常時変化するような殆ど静止画
に近い動画の画面状態を確認することができ、使用時の
注意を喚起することができる。フレームメモリを使用す
るこの方法によれば、第二記憶部14へのアクセスを頻
繁に行う必要はなく、フレームメモリ5に記憶蓄積した
結果は直ちに切換表示および確認ができ、第一の実施例
と同様な方法で表示画面に対して焼付防止対策として反
映することが可能である。
二の実施例について説明する。第一の実施例では前述の
ように、表示する静止画面は静止画面毎に個別に画像デ
ータと累積表示時間を第二記憶部14に記憶蓄積し、別
途積分演算を行うようにしていた。第二の実施例ではフ
レームメモリ5を増設することで、予め定められた特定
の期間中、リアルタイムに画面を積分演算しながらフレ
ームメモリ5に記憶蓄積するようにしている。積分する
画面は静止画のみとするか、静止画と動画のいずれも積
分することを選択可能としている。静止画のみの積分画
面、または静止画と動画との積分画面とのいずれかを確
認することができる。動画を含むことで、静止画ではあ
るが、一部の画面のみが常時変化するような殆ど静止画
に近い動画の画面状態を確認することができ、使用時の
注意を喚起することができる。フレームメモリを使用す
るこの方法によれば、第二記憶部14へのアクセスを頻
繁に行う必要はなく、フレームメモリ5に記憶蓄積した
結果は直ちに切換表示および確認ができ、第一の実施例
と同様な方法で表示画面に対して焼付防止対策として反
映することが可能である。
【0041】また、運転中、静止画表示時間の累積計時
と通電時間の累積計時との比が高い場合、電源オン時に
約10秒間、メンテナンス推奨のメッセージの表示を可
能とし、運用状況のアラームをあげるようにしている。
これによりメンテナンスによる焼付対策が早めに実施で
きることを可能としている。メンテナンスを行うための
メンテナンスモード時は、静止画の表示時間などの画面
情報の情報表示とメンテナンスに必要なスクリーンセイ
バー画面、全白画面、保存画面、積分画面、およびそれ
らの反転表示を行うことを可能としている。スクリーン
セイバー画面や全白画面で白表示を行うことで、点灯時
間の少ない部分の輝度は高く、点灯時間の多い部分は輝
度が低く表示されるので、画面全体を均一化する効果が
ある。従って、反転パターンと全白画面とを組み合わせ
て、まず輝度の反転表示で大きな輝度差を縮小し、次に
白表示を行うことで全体を滑らかにするという効果を生
じさせることができる。
と通電時間の累積計時との比が高い場合、電源オン時に
約10秒間、メンテナンス推奨のメッセージの表示を可
能とし、運用状況のアラームをあげるようにしている。
これによりメンテナンスによる焼付対策が早めに実施で
きることを可能としている。メンテナンスを行うための
メンテナンスモード時は、静止画の表示時間などの画面
情報の情報表示とメンテナンスに必要なスクリーンセイ
バー画面、全白画面、保存画面、積分画面、およびそれ
らの反転表示を行うことを可能としている。スクリーン
セイバー画面や全白画面で白表示を行うことで、点灯時
間の少ない部分の輝度は高く、点灯時間の多い部分は輝
度が低く表示されるので、画面全体を均一化する効果が
ある。従って、反転パターンと全白画面とを組み合わせ
て、まず輝度の反転表示で大きな輝度差を縮小し、次に
白表示を行うことで全体を滑らかにするという効果を生
じさせることができる。
【0042】通常表示モード中、通電時間、動画表示時
間、静止画表示時間、個別静止画表示時間、何らかの焼
付対策の表示を行った期間の焼付対策表示時間、および
何らかの表示を行った期間の全表示時間などを累積計時
し記憶しており、メンテナンスモード時には、それらの
情報を表示可能としている。これらの情報により、実際
の運用状況を確認することが可能で、この内容から、デ
ィスプレイの寿命、使用方法等の参考とすることや、焼
付解消パターンの表示の必要性の有無等を確認できる。
通常表示モードやメンテナンスモードで実行させた焼付
防止対策の情報も表示パターン毎に表示時間を計時、記
憶するので、焼付対策の経過の確認が可能である。
間、静止画表示時間、個別静止画表示時間、何らかの焼
付対策の表示を行った期間の焼付対策表示時間、および
何らかの表示を行った期間の全表示時間などを累積計時
し記憶しており、メンテナンスモード時には、それらの
情報を表示可能としている。これらの情報により、実際
の運用状況を確認することが可能で、この内容から、デ
ィスプレイの寿命、使用方法等の参考とすることや、焼
付解消パターンの表示の必要性の有無等を確認できる。
通常表示モードやメンテナンスモードで実行させた焼付
防止対策の情報も表示パターン毎に表示時間を計時、記
憶するので、焼付対策の経過の確認が可能である。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による表示
焼付防止装置によれば、通常表示モードとメンテナンス
モードとを有する画面モードと、入力映像信号の動きを
検出し所定の時間以上動きがない場合を静止画と判定す
る静止/動画判定部と、時間やレベル等の設定値の設定
および画面モードを選択するためのリモコンやキーなど
の入力部と、静止画と判定される入力映像信号の表示時
間を計時する計時部と、設定値や計時を記憶するための
第一記憶部と、同第一記憶部に記憶された設定値と計時
とを比較判定する第一判定部と、静止/動画判定部で静
止画と判定され、予め設定された所定の時間以上継続表
示する同静止画の画像データと計時部が計時する同静止
画の表示時間および累積表示時間を含む画面情報とを記
憶するための第二記憶部と、異なる画面の画像データの
比較一致演算を行う演算部と、同演算部の演算結果を判
定する第二判定部とを備え、通常表示モード時は、第二
記憶部に記憶された保存静止画と、新たに静止画と判定
される新静止画とを演算部で比較一致演算し、新静止画
と保存静止画とが異なると判定される場合、同保存静止
画の累積表示時間と新静止画の表示時間のいずれか長い
方の画像データと前記画面情報とを前記第二記憶部に書
換えて記憶し、メンテナンスモード時は、第二記憶部に
記憶した保存静止画と、同保存静止画の輝度を反転させ
た反転表示を行うようにしたので、表示画面の焼付の防
止と改善を図ることのできる表示焼付防止装置を提供す
ることができる。
焼付防止装置によれば、通常表示モードとメンテナンス
モードとを有する画面モードと、入力映像信号の動きを
検出し所定の時間以上動きがない場合を静止画と判定す
る静止/動画判定部と、時間やレベル等の設定値の設定
および画面モードを選択するためのリモコンやキーなど
の入力部と、静止画と判定される入力映像信号の表示時
間を計時する計時部と、設定値や計時を記憶するための
第一記憶部と、同第一記憶部に記憶された設定値と計時
とを比較判定する第一判定部と、静止/動画判定部で静
止画と判定され、予め設定された所定の時間以上継続表
示する同静止画の画像データと計時部が計時する同静止
画の表示時間および累積表示時間を含む画面情報とを記
憶するための第二記憶部と、異なる画面の画像データの
比較一致演算を行う演算部と、同演算部の演算結果を判
定する第二判定部とを備え、通常表示モード時は、第二
記憶部に記憶された保存静止画と、新たに静止画と判定
される新静止画とを演算部で比較一致演算し、新静止画
と保存静止画とが異なると判定される場合、同保存静止
画の累積表示時間と新静止画の表示時間のいずれか長い
方の画像データと前記画面情報とを前記第二記憶部に書
換えて記憶し、メンテナンスモード時は、第二記憶部に
記憶した保存静止画と、同保存静止画の輝度を反転させ
た反転表示を行うようにしたので、表示画面の焼付の防
止と改善を図ることのできる表示焼付防止装置を提供す
ることができる。
【図1】 本発明の表示焼付防止装置の一実施例におけ
る要部ブロック図である。
る要部ブロック図である。
【図2】 本発明の表示焼付防止装置の一実施例におけ
る制御方法を説明するための制御フロー図である。
る制御方法を説明するための制御フロー図である。
【図3】 本発明の表示焼付防止装置の一実施例におけ
る通常表示モードでの制御方法を説明するための制御フ
ローある。
る通常表示モードでの制御方法を説明するための制御フ
ローある。
【図4】 本発明の表示焼付防止装置の一実施例におけ
る表示状態、信号波形を説明するための説明図である。
る表示状態、信号波形を説明するための説明図である。
【図5】 従来装置における焼付対策を説明するための
説明図である。
説明図である。
1 入力端子 2 入力信号処理部 3 同期信号処理部 4 A/D 5 フレームメモリ 6 静止/動画判定部 7 切換スイッチ 8 信号処理部 9 レベル制御部 10 表示部 11 D/A 12 出力端子 13a 演算部 13b 第二判定部 14 第二記憶部 15 信号分析部 16 通信制御部 17 制御部 18 レベル設定部 19 入力部 20 計時部 21 第一記憶部 22 判定部 23 選択設定部
Claims (18)
- 【請求項1】 入力映像信号の表示を行う通常表示モー
ドと表示画面のメンテナンスを行うためのメンテナンス
モードとを有する画面モードと、前記入力映像信号の動
きを検出し所定の時間以上動きがない場合を静止画と判
定する静止/動画判定部と、時間やレベル等の設定値の
設定および前記画面モードを選択するためのリモコンや
キーなどの入力部と、静止画と判定される前記入力映像
信号の表示時間を計時する計時部と、前記設定値や前記
計時を記憶するための第一記憶部と、同第一記憶部に記
憶された前記設定値と前記計時とを比較判定する第一判
定部と、前記静止/動画判定部で静止画と判定され、予
め設定された所定の時間以上継続表示する同静止画の画
像データと前記計時部が計時する同静止画の表示時間お
よび累積表示時間を含む画面情報とを記憶するための第
二記憶部と、異なる画面の画像データの比較一致演算を
行う演算部と、同演算部の演算結果を判定する第二判定
部とを備え、 前記画面モードが前記通常表示モード時は、前記第二記
憶部に記憶された保存静止画と、新たに静止画と判定さ
れる新静止画とを前記演算部で比較一致演算し、前記新
静止画と前記保存静止画とが異なると判定される場合、
同保存静止画の累積表示時間と同新静止画の表示時間の
いずれか長い方の画像データと前記画面情報とを前記第
二記憶部に書換えて記憶し、前記第二記憶部に記憶した
前記保存静止画を、前記メンテナンスモード時に、輝度
を反転させた反転表示を行うことを特徴とする表示焼付
防止装置。 - 【請求項2】 前記保存静止画と前記新静止画とが一致
しない場合、前記第二記憶部は、前記新静止画の画像デ
ータと同新静止画の画面情報とを、前記第二記憶部に前
記保存静止画とは別に追加記憶するとともに、同第二記
憶部に記憶されたいずれかの保存静止画と、同保存静止
画の輝度を反転させた反転表示とを、選択表示可能とす
ることを特徴とする請求項1記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項3】 前記第二記憶部は、前記複数の保存静止
画を前記累積表示時間の最も長いものから順番に番号を
つけて記憶するとともに、同番号に従って記憶管理また
は読出管理することを特徴とする請求項2記載の表示焼
付防止装置。 - 【請求項4】 前記第二記憶部を、ハードディスク、D
VDなどの大容量の記憶装置とすることを特徴とする請
求項1ないし3記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項5】 前記第二記憶部を、メモリカードなどの
着脱可能な記憶装置とすることを特徴とする請求項1な
いし3記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項6】 前記第二記憶部を、フレームメモリとす
ることを特徴とする請求項1ないし3記載の表示焼付防
止装置。 - 【請求項7】 前記画面情報は、前記計時部が計時する
電源オン時からオフ時までの期間の通電時間、前記静止
画を表示した期間の静止画表示時間、同静止画の異なる
画面毎にそれぞれ表示した期間の個別静止画表示時間、
動画を表示した期間の動画表示時間、何らかの焼付防止
の表示を行った期間の焼付対策表示時間、および何らか
の表示を行った期間の全表示時間、のいずれか、もしく
はそれらを組合せた時間およびそれらの累積時間を含む
ことを特徴とする請求項1ないし6記載の表示焼付防止
装置。 - 【請求項8】 前記演算部が、前記第二記憶部で一旦記
憶した複数の前記保存静止画を、同保存静止画のそれぞ
れの累積表示時間の比率に応じて積分する積分画面を生
成し、同積分画面を前記第二記憶部で記憶するととも
に、同積分画面を選択表示可能とすることを特徴とする
請求項1ないし7記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項9】 前記演算部が、予め設定される所定の期
間、表示される静止画を継続的に積分する積分画面、ま
たは同静止画と動画とを継続的に積分する積分画面を生
成し、同積分画面を前記第二記憶部で記憶するととも
に、同積分画面を選択表示可能とすることを特徴とする
請求項1ないし7記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項10】 前記画面情報は、静止画毎のそれぞれ
の累積表示時間と同静止画毎の最大輝度との積である静
止画時間レベル積の総和と、表示可能な最大輝度と同最
大輝度での表示可能な最長表示時間との積から求める最
長時間レベル積と、それらの比を含むことを特徴とする
請求項1ないし9記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項11】 デジタル信号をアナログ信号に変換す
るD/Aコンバータと映像信号を出力する出力端子とを
備え、前記第二記憶部に記憶された前記画像データおよ
び前記画面情報とを、同出力端子からの信号出力が可能
とすることを特徴とする請求項1ないし10記載の表示
焼付防止装置。 - 【請求項12】 外部の機器との通信を行う通信制御部
を備え、同通信制御部が、前記画像データおよび前記画
面情報とを同外部の機器に送信可能とするとともに同外
部の機器からの指令を受信可能とすることを特徴とする
請求項1ないし11記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項13】 前記入力映像信号の信号レベルの最大
値、最小値および、または前記入力部から予め設定する
第一閾値レベルと同第一閾値レベルより低い第二閾値レ
ベルととの大小を分析する信号分析部と、表示するため
の表示用出力信号の信号レベルを設定するレベル設定部
とを備え、前記通常表示モード時に、前記入力映像信号
が静止画と判定され、予め定められた所定の時間継続表
示する場合、前記レベル設定部が、前記信号分析部が分
析する前記第一の閾値レベルより高い色の部分は信号レ
ベルを下げ、および、または前記信号分析部が分析する
前記第二閾値レベルより低い色の部分は信号レベルを上
げるように設定可能とすることを特徴とする請求項1な
いし12記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項14】 前記レベル設定部が設定可能とする各
色の信号レベルの上限値と下限値とを、設定可能とする
ことを特徴とする請求項13記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項15】 前記計時部が静止画を表示する静止画
表示時間と通電時間とを累積計時し、同静止画表示時間
の累積計時と同通電時間の累積計時との比が所定の値を
超える場合、前記信号分析部が、前記第一の閾値レベル
と第二の閾値レベルとを、表示可能な最大輝度と最低輝
度との略センター値に近づけることを特徴とする請求項
13または14記載の表示焼付防止装置。 - 【請求項16】 前記静止画表示時間の累積計時と前記
通電時間の累積計時との比が所定の値を超える場合、画
面のメンテナンスを推奨するメッセージを表示可能とす
ることを特徴とする請求項15記載の表示焼付防止装
置。 - 【請求項17】 前記メンテナンスモード時は、入力画
面、前記第二記憶部に記憶された静止画の画面、全白画
面およびスクリーンセイバー画面のいずれか、またはそ
れらの反転表示または前記画面情報とを選択表示可能と
することを特徴とする請求項1ないし16記載の表示焼
付防止装置。 - 【請求項18】 前記メンテナンスモード時は、入力画
面、前記第二記憶部に記憶された静止画の画面、全白画
面およびスクリーンセイバー画面のいずれか、またはそ
れらの反転表示との組合わせ表示を、所定の時刻に表示
するようプログラム可能とすることを特徴とする請求項
1ないし17記載の表示焼付防止装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000040537A JP2001228846A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 表示焼付防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000040537A JP2001228846A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 表示焼付防止装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001228846A true JP2001228846A (ja) | 2001-08-24 |
Family
ID=18563899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000040537A Pending JP2001228846A (ja) | 2000-02-18 | 2000-02-18 | 表示焼付防止装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001228846A (ja) |
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002251163A (ja) * | 2000-06-26 | 2002-09-06 | Canon Inc | 画像表示装置、及び画像表示装置の駆動方法 |
JP2003216097A (ja) * | 2002-01-23 | 2003-07-30 | Sanyo Electric Co Ltd | プラズマディスプレイ装置 |
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CN107248392A (zh) * | 2017-06-29 | 2017-10-13 | 联想(北京)有限公司 | 一种显示驱动方法以及电子设备 |
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-
2000
- 2000-02-18 JP JP2000040537A patent/JP2001228846A/ja active Pending
Cited By (16)
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