JP2001228682A - 帯電ブラシ清掃方法および帯電ブラシ清掃装置 - Google Patents

帯電ブラシ清掃方法および帯電ブラシ清掃装置

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JP2001228682A
JP2001228682A JP2000040698A JP2000040698A JP2001228682A JP 2001228682 A JP2001228682 A JP 2001228682A JP 2000040698 A JP2000040698 A JP 2000040698A JP 2000040698 A JP2000040698 A JP 2000040698A JP 2001228682 A JP2001228682 A JP 2001228682A
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charging brush
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麦二郎 宇野
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    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/02Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices
    • G03G15/0208Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus
    • G03G15/0216Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for laying down a uniform charge, e.g. for sensitising; Corona discharge devices by contact, friction or induction, e.g. liquid charging apparatus by bringing a charging member into contact with the member to be charged, e.g. roller, brush chargers

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真法に用いられる帯電ブラシに対する
清掃において、電子写真法に要求される性能を損なうこ
となく、トータル的なコストを削減させることが可能で
あって、しかも良好な清掃を可能にする。 【解決手段】 交番電界供給部9から帯電ブラシローラ
3に、電圧1500V,周波数2kHzの交番電界を加
え、帯電ブラシローラ3のブラシ体6における導電糸5
に生じる電磁力などによって細かな振動を発生させる。
この振動により、導電糸5に付着しているトナーあるい
は添加剤などの付着物aをふるい落とし、帯電ブラシロ
ーラ3の清掃を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機,ファクシ
ミリ装置,プリンタなどに搭載される電子写真プロセス
部にて用いられる感光体の表面を帯電させる帯電ブラシ
を、リサイクル処理などの際に清掃するときに用いるこ
とができる帯電ブラシ清掃方法および帯電ブラシ清掃装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真プロセスを構成する主構成部材
である感光体の表面を帯電させるために、弾性を有する
多数の導電糸からなるブラシ体を外周に設けたローラ状
の帯電ブラシを感光体表面に接触させ、かつ高電圧を加
えることにより、コロナ放電を生起させて感光体表面を
静電帯電させる構造のものがある。
【0003】前記帯電ブラシの寿命は、ブラシ体の導電
糸に付着したトナー、あるいはトナーの添加剤による汚
れによって放電し難くなることにより決まる。ブラシ体
を具備しない帯電ローラにおいては、特開平6−289
755号公報,特開平7−89627号公報に記載され
ているように洗浄することにより、比較的簡単に汚れを
落とすことができるが、寿命に達した帯電ブラシをリサ
イクル処理して再使用することは困難であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記のように汚れによ
り寿命に至った帯電ブラシを再生,再使用することが困
難である理由は、以下のようなことによる。
【0005】すなわち、使用された帯電ブラシではトナ
ーや添加剤が付着しており、これらの汚れを除去しなけ
れば再使用することができない。また、帯電ブラシは、
一般的に、導電糸をパイル織りした布を板金に貼りつけ
たり、軸に巻きつけてローラ形状にした構成のものが多
く、汚れを除去するために、エアーブロー清掃法あるい
はスクレーパーを当てて払い落とす清掃方法を用いる
と、再使用の際に、パイル糸(導電糸)が帯電ブラシに
おける芯部外周から抜けて飛び出し、異常放電を起こし
たり、あるいは電子写真プロセスにおける露光光路を遮
ってしまうというおそれがある。また、スクレーパーに
より汚れを掃き落とすようにすると、導電糸の先端をス
クレーパーでしごくことになり、導電糸に損傷を与えた
り、異常放電の原因となるおそれがある。さらに、導電
糸に過剰な力を加えて変形を生じさせてしまうために、
帯電ブラシにおいて設定されている外形あるいは寸法が
損なわれるおそれもある。
【0006】この問題を解決させるために各種発明が提
案されているが、再使用のためのリサイクル処理を行う
場合、再生作業工程を極力少なくしてコストダウンを図
ることが重要であるが、従来の技術において、その対策
は治具の使用あるいは工程数を考慮すると、コスト的に
不充分であるといえる。
【0007】そこで、帯電ブラシの清掃と感光体ドラム
の傷などによるリーク・チェックを同時に行うことによ
り再生作業のトータル的なコストダウンを図る方法があ
る。
【0008】この場合、電流を流してリーク・チェック
を行うときに、もし感光体において感光層が剥がれてグ
ランド(GND)層が露出した傷があったときには、帯
電ブラシからこのGND層露出部分に過剰電流が流れ、
その過剰電流が原因してブラシ体が燃えて、この部分が
欠落してしまい、使用することができなくなることがあ
った。また、GND層が露出してしまった感光体におい
て、その部分に導電糸が焼き付き、やはり使用できなく
なってしまっていた。
【0009】このように、感光体に傷が発生していた場
合には、前記帯電ブラシの清掃と、感光体に対するリー
クチェックとを行った結果、感光体と帯電ブラシとの両
方が使用できなくなってしまうことがあった。
【0010】本発明の目的は、前記従来の技術における
課題を解決するため、電子写真法に用いられる帯電ブラ
シに対する清掃において、電子写真法に要求される性能
を損なうことなく、トータル的なコストを削減させるこ
とが可能であって、しかも良好に清掃することができる
帯電ブラシ清掃方法および帯電ブラシ清掃装置を提供す
ることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の本発明は、電子写真プロセスにて
用いられる感光体の表面を帯電させる帯電ブラシを清掃
する帯電ブラシ清掃方法において、表面が絶縁体により
覆われたドラム体における内部を接地させ、清掃対象の
帯電ブラシに交番電界を加えた状態にて、前記ドラム体
に前記帯電ブラシのブラシ部分を接触させながら回転さ
せ、帯電ブラシのブラシ部分に交番電界を加えることに
よって振動を生じさせ、ブラシ部分から付着物を除去す
ることを特徴とし、この方法によって、交番電界を加え
たことにより発生する電磁作用などにより、ブラシ部分
の導電糸が細かく振動するため、ブラシ部分に過剰な負
荷を与えることなく、ブラシ部分に付着したトナー,添
加剤などをふるい落とすことができ、帯電ブラシの清掃
が低コストで容易かつ確実に行われる。
【0012】請求項2に記載の本発明は、電子写真プロ
セスにて用いられる感光体の表面を帯電させる帯電ブラ
シを清掃する帯電ブラシ清掃方法において、少なくと
も、内部が接地され、かつ表面が絶縁体により覆われた
感光体ドラムと、感光体ドラムの表面を帯電させる帯電
ブラシと、感光体ドラムを回転駆動させる回転駆動部が
内蔵されている電子写真プロセスを構成するためのプロ
セスカートリッジにおける前記帯電ブラシに交番電界を
加えた状態にて、前記感光体ドラムに前記帯電ブラシの
ブラシ部分を接触させながら回転させ、帯電ブラシのブ
ラシ部分に交番電界を加えることによって振動を生じさ
せ、ブラシ部分から付着物を除去することを特徴とし、
この方法によって、プロセスカートリッジに設置した状
態のままで、感光体ドラムを利用することにより、請求
項1記載の発明と同様に、帯電ブラシの清掃がより低コ
ストで容易かつ確実に行われる。
【0013】請求項3記載の本発明は、請求項1または
2記載の帯電ブラシ清掃方法において、交番電界印加時
に過剰電流が流れることを防止するために電流規制を行
うことを特徴とし、この方法によって、ドラム体あるい
は感光体ドラムに傷などがあって過剰電流が流れ、ブラ
シ部分に焼損を発生させたり、ドラム上にブラシ(導電
糸)が焼き付くなどの不具合の発生を未然に防ぐことが
できる。
【0014】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
帯電ブラシ清掃方法において、過剰電流が検知されたと
きに報知することを特徴とし、この方法によって、作業
者に対して感光体ドラムなどに損傷があることを知らせ
ることができ、効率的なリサイクル処理が可能になる。
【0015】請求項5に記載の本発明は、電子写真プロ
セスにて用いられる感光体の表面を帯電させる帯電ブラ
シを清掃する帯電ブラシ清掃装置において、内部が接地
され、かつ表面が絶縁体により覆われたドラム体と、清
掃対象の帯電ブラシを回転させる回転駆動部と、帯電ブ
ラシに交番電界を加える交番電界供給部とを備え、帯電
ブラシに交番電界を加えた状態において前記ドラム体に
帯電ブラシのブラシ部分を接触させながら回転させ、帯
電ブラシのブラシ部分に振動を生じさせることにより、
帯電ブラシのブラシ部分から付着物を除去することを特
徴とし、この構成によって、交番電界を加えたことによ
り発生する電磁作用などにより、ブラシ部分の導電糸が
細かく振動するため、ブラシ部分に過剰な負荷を与える
ことなく、ブラシ部分に付着したトナー,添加剤などを
ふるい落とすことができ、帯電ブラシの清掃が低コスト
で容易かつ確実に行われる。
【0016】請求項6に記載の本発明は、請求項5記載
の帯電ブラシ清掃装置において、ドラム体として感光体
ドラムを用いたことを特徴とし、この構成によって、帯
電ブラシ清掃のために特別なドラム体を使用しなくても
よくなる。
【0017】請求項7に記載の本発明は、少なくとも、
内部が接地され、かつ表面が絶縁体により覆われた感光
体ドラムと、感光体ドラムの表面を帯電させる帯電ブラ
シと、感光体ドラムを回転駆動させる回転駆動部が内蔵
されている電子写真プロセスを構成するためのプロセス
カートリッジにおける前記帯電ブラシを清掃する帯電ブ
ラシ清掃装置において、前記帯電ブラシに交番電界を加
える交番電界供給部を備え、帯電ブラシに交番電界を加
えた状態において感光体ドラムに帯電ブラシのブラシ部
分を接触させながら回転させ、帯電ブラシのブラシ部分
に振動を生じさせることにより、帯電ブラシのブラシ部
分から付着物を除去することを特徴とし、この構成によ
って、プロセスカートリッジに設置した状態のままで、
感光体ドラムを利用することにより、請求項5記載の発
明と同様に、帯電ブラシの清掃がより低コストで容易か
つ確実に行われる。
【0018】請求項8に記載の本発明は、請求項5また
は7記載の帯電ブラシ清掃装置において、交番電界供給
部に過剰電流を検知して、過剰電流が流れることを防止
する電流制御部を備えたことを特徴とし、この構成によ
って、ドラム体あるいは感光体ドラムに傷などがあって
過剰電流が流れ、ブラシ部分に焼損を発生させたり、ド
ラム上にブラシ(導電糸)が焼き付くなどの不具合の発
生を未然に防ぐことができる。
【0019】請求項9に記載の本発明は、請求項8記載
の帯電ブラシ清掃装置において、電流制御部において過
剰電流が検知されたときに報知する報知部を備えたこと
を特徴とし、この構成によって、作業者に対して感光体
ドラムなどに損傷があることを知らせることができ、効
率的なリサイクル処理が可能になる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施形態に
ついて図面を参照しながら説明する。
【0021】図1は本発明の第1実施形態を説明するた
めの清掃装置の概略構成図であり、1は、内壁部がグラ
ンド(GND)に接地され、かつ表面が絶縁体2により
覆われた円筒状のドラム体、3は、芯軸4の外周部に多
数の導電糸5により構成されたブラシ体6が設けられ、
清掃対象である帯電ブラシローラ、7はドラム体1を回
転駆動させるドラム回転駆動部、8は帯電ブラシローラ
3を回転駆動させるブラシ回転駆動部である。
【0022】また、9は、ドラム体1と帯電ブラシロー
ラ3とに各極が接続され、帯電ブラシローラ3に交番電
界を加える交番電界供給部、10は交番電界供給部9に
設けられて予め定められた規定値以上の過剰電流が流れ
たことを検知して電流を抑制する電流制御部、11は、
電流制御部10において過剰電流が流れることが検知さ
れたときに、そのことを作業者などに知らせるためのラ
ンプあるいはブザーなどからなる報知部、12はドラム
体1の表面の汚れを除去するためのクリーニングブレー
ドである。
【0023】次に、前記構成の清掃装置による清掃方法
を説明する。
【0024】清掃対象の帯電ブラシローラ3におけるブ
ラシ体6がドラム体1の表面に、約0.5mm食い込む
ように、帯電ブラシローラ3をセットする。その後、ド
ラム回転駆動部7を駆動させて、ドラム体1を約40m
m/secの周速で回転させ、同時にブラシ回転駆動部
8を駆動させて、帯電ブラシローラ3をドラム体1に対
してカウンター方向へ約1.5倍の周速で回転させる。
さらに、この回転状態において、交番電界供給部9によ
り帯電ブラシローラ3に、電圧1500V,周波数2k
Hzの交番電界を加える。
【0025】このようにして、交番電界を加えることに
よって、帯電ブラシローラ3のブラシ体6における導電
糸5に生じる電磁力などによって細かな振動が発生す
る。この振動により、導電糸5に付着しているトナーあ
るいは添加剤などの付着物aがふるい落とされて、帯電
ブラシローラ3の清掃が行われる。
【0026】この清掃方法によれば、導電糸5に過剰な
負荷が加わらず、良好な清掃が行われることになる。
【0027】また、ドラム体1に損傷があって、交番電
界供給部9から帯電ブラシローラ3に過剰電流が流れる
状態にあっても、電流制御部10において過剰電流が流
れることが検知されて電流リミッタ機能が作用し、過剰
電流がブラシ体6に流れないため、導電糸5に焼損など
が発生したり、ドラム体1に導電糸5が焼き付くなどの
不具合の発生を未然に防ぐことができる。
【0028】また、ドラム体1に損傷がある場合には、
過剰電流が流れることが電流制御部10において検知さ
れるため、その検知信号を受けて報知部11においてラ
ンプあるいはブザーが動作し、ドラム体1に損傷がある
ことを報知することができる。
【0029】図2は本発明の第2実施形態を説明するた
めの清掃装置の概略構成図であり、第2実施形態の構成
が第1実施形態の構成と異なる点は、第1実施形態のド
ラム体1に代えて電子写真プロセスに用いられる感光体
ドラム15を用いた点である。第1実施形態に用いたド
ラム体1の構成と感光体ドラム15との構成は基本的に
同様のものであって、感光体ドラム15は、内壁部がグ
ランド(GND)に接地され、かつ表面が絶縁体16に
より覆われた円筒状をなす構成である。なお、図1を参
照して説明した部材に対応する部材には同一符号を付し
て詳しい説明は省略する。
【0030】第2実施形態における清掃方法は第1実施
形態の清掃方法と同じになるため、その説明は省略する
が、第2実施形態では、帯電ブラシローラ3に対する清
掃と同時に、既に使用された感光体ドラム15に対する
傷の有無の検知が行われる点で有利である。
【0031】感光体ドラム15に損傷がある場合には、
過剰電流が流れることを電流制御部10で電流リミッタ
が働くことによって検知することができ、その検知信号
を受けて報知部11においてランプあるいはブザーが動
作し、感光体ドラム15に損傷があることを作業者に対
して報知することができる。また、損傷がない感光体ド
ラム15の場合には、電流制御部10において電流リミ
ッタが働かず、このことから感光体ドラム15は再使用
可能な良品のものであると判断することができる。
【0032】図3は本発明の第3実施形態を説明するた
めの清掃装置の概略構成図であり、第3実施形態では、
電子写真プロセスを構成するためのプロセスカートリッ
ジにおいて、感光体ドラムおよび帯電ブラシローラを分
解せずに組み込んだ状態において、帯電ブラシローラの
清掃、および感光体ドラムの傷検知を行うようにしたも
のである。なお、図1,図2を参照して説明した部材に
対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略す
る。
【0033】図3において、プロセスカートリッジ20
は、既に使用されてリサイクルを目的として回収された
ものであり、新規トナーが収納されているトナー収納部
21と、廃棄トナーが収納されているトナー回収部22
と、画像形成ユニット設置部23とからなり、画像形成
ユニット部23には、電子写真プロセスを構成する部材
が設置されており、本例のように少なくとも、内壁部が
GNDに接地され、かつ表面が絶縁体16により覆われ
た円筒状の感光体ドラム15と、芯軸の外周部に多数の
導電糸により構成されるブラシ体6が設けられ、清掃対
象である帯電ブラシローラ3と、感光体ドラム15をト
ナー現像する現像ローラ24と、現像ローラ24に対し
てトナーを供給するトナー供給ローラ25と、感光体ド
ラム15と帯電ブラシローラ3とを回転駆動させる歯車
群などからなる回転駆動部26が設置されている。
【0034】また清掃装置は、感光体ドラム15と帯電
ブラシローラ3とに各極が接続され、帯電ブラシローラ
3に交番電界を加える交番電界供給部9と、交番電界供
給部9に設けられて予め定められた規定値以上の過剰電
流が流れたことを検知して電流を抑制する電流制御部1
0と、電流制御部10において過剰電流が流れることが
検知されたときに、そのことを作業者などに知らせるた
めのランプあるいはブザーなどからなる報知部11など
から構成されている。
【0035】第3実施形態において、プロセスカートリ
ッジ20は、感光体ドラム15および帯電ブラシローラ
3を分解せずに組み込んだままで、清掃装置における所
定の位置にセットするだけで、第1実施形態にて説明し
た帯電ブラシローラ3に対する清掃、および第2実施形
態にて説明した感光体ドラム15に対する傷の有無の検
知を行うことができる。
【0036】さらに第3実施形態では、プロセスカート
リッジ20に設置されている回転駆動部26によって、
感光体ドラム15と帯電ブラシローラ3とを回転駆動さ
せることが可能であるため、清掃装置側に感光体ドラム
15と帯電ブラシローラ3を回転させるための回転駆動
部を設置する必要をなくすことができる。
【0037】なお前記実施形態において、ドラム体1お
よび感光体ドラム15と、帯電ブラシローラ3とは互い
に摺動するように相対的に回転される状態になればよ
く、また、清掃対象としては、帯電ブラシローラ3以外
にも電子写真プロセスを構成する導電糸によって構成さ
れるブラシ状部材であれば適用することが可能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る帯電
ブラシ清掃方法および帯電ブラシ清掃装置によれば、帯
電ブラシにおけるブラシ部分を細かく振動させることに
より、ブラシ部分に過剰な負荷を与えることなく、ブラ
シ部分に付着したトナー,添加剤などをふるい落とすこ
とができるため、清掃に際して帯電ブラシにおける損傷
の発生を防ぐことができると共に、感光体ドラムなどの
他の構成部材に悪影響を与えることなく、低コストで容
易かつ確実に行うことが可能になる。
【0039】さらに、前記帯電ブラシに対する清掃と共
に、感光体ドラムなどにおける損傷を検知,報知するこ
とができるため、リサイクル処理などの後処理の効率化
を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を説明するための清掃装
置の概略構成図
【図2】本発明の第2実施形態を説明するための清掃装
置の概略構成図
【図3】本発明の第3実施形態を説明するための清掃装
置の概略構成図
【符号の説明】
1 ドラム体 2,16 絶縁体 3 帯電ブラシローラ 4 芯軸 5 導電糸 6 ブラシ体 7 ドラム回転駆動部 8 ブラシ回転駆動部 9 交番電界供給部 10 電流制御部 11 報知部 15 感光体ドラム 20 プロセスカートリッジ 26 回転駆動部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真プロセスにて用いられる感光体
    の表面を帯電させる帯電ブラシを清掃する帯電ブラシ清
    掃方法において、表面が絶縁体により覆われたドラム体
    における内部を接地させ、清掃対象の帯電ブラシに交番
    電界を加えた状態にて、前記ドラム体に前記帯電ブラシ
    のブラシ部分を接触させながら回転させ、帯電ブラシの
    ブラシ部分に交番電界を加えることによって振動を生じ
    させ、ブラシ部分から付着物を除去することを特徴とす
    る帯電ブラシ清掃方法。
  2. 【請求項2】 電子写真プロセスにて用いられる感光体
    の表面を帯電させる帯電ブラシを清掃する帯電ブラシ清
    掃方法において、少なくとも、内部が接地され、かつ表
    面が絶縁体により覆われた感光体ドラムと、感光体ドラ
    ムの表面を帯電させる帯電ブラシと、感光体ドラムを回
    転駆動させる回転駆動部が内蔵されている電子写真プロ
    セスを構成するためのプロセスカートリッジにおける前
    記帯電ブラシに交番電界を加えた状態にて、前記感光体
    ドラムに前記帯電ブラシのブラシ部分を接触させながら
    回転させ、帯電ブラシのブラシ部分に交番電界を加える
    ことによって振動を生じさせ、ブラシ部分から付着物を
    除去することを特徴とする帯電ブラシ清掃方法。
  3. 【請求項3】 前記交番電界印加時に過剰電流が流れる
    ことを防止するために電流規制を行うことを特徴とする
    請求項1または2記載の帯電ブラシ清掃方法。
  4. 【請求項4】 前記過剰電流が検知されたときに報知す
    ることを特徴とする請求項3記載の帯電ブラシ清掃方
    法。
  5. 【請求項5】 電子写真プロセスにて用いられる感光体
    の表面を帯電させる帯電ブラシを清掃する帯電ブラシ清
    掃装置において、内部が接地され、かつ表面が絶縁体に
    より覆われたドラム体と、清掃対象の帯電ブラシを回転
    させる回転駆動部と、帯電ブラシに交番電界を加える交
    番電界供給部とを備え、帯電ブラシに交番電界を加えた
    状態において前記ドラム体に帯電ブラシのブラシ部分を
    接触させながら回転させ、帯電ブラシのブラシ部分に振
    動を生じさせることにより、帯電ブラシのブラシ部分か
    ら付着物を除去することを特徴とする帯電ブラシ清掃装
    置。
  6. 【請求項6】 前記ドラム体として感光体ドラムを用い
    たことを特徴とする請求項5記載の帯電ブラシ清掃装
    置。
  7. 【請求項7】 少なくとも、内部が接地され、かつ表面
    が絶縁体により覆われた感光体ドラムと、感光体ドラム
    の表面を帯電させる帯電ブラシと、感光体ドラムを回転
    駆動させる回転駆動部が内蔵されている電子写真プロセ
    スを構成するためのプロセスカートリッジにおける前記
    帯電ブラシを清掃する帯電ブラシ清掃装置において、前
    記帯電ブラシに交番電界を加える交番電界供給部を備
    え、帯電ブラシに交番電界を加えた状態において感光体
    ドラムに帯電ブラシのブラシ部分を接触させながら回転
    させ、帯電ブラシのブラシ部分に振動を生じさせること
    により、帯電ブラシのブラシ部分から付着物を除去する
    ことを特徴とする帯電ブラシ清掃装置。
  8. 【請求項8】 前記交番電界供給部に過剰電流を検知し
    て、過剰電流が流れることを防止する電流制御部を備え
    たことを特徴とする請求項5または7記載の帯電ブラシ
    清掃装置。
  9. 【請求項9】 前記電流制御部において過剰電流が検知
    されたときに報知する報知部を備えたことを特徴とする
    請求項8記載の帯電ブラシ清掃装置。
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