JP2001228261A - センシング装置 - Google Patents

センシング装置

Info

Publication number
JP2001228261A
JP2001228261A JP2000036365A JP2000036365A JP2001228261A JP 2001228261 A JP2001228261 A JP 2001228261A JP 2000036365 A JP2000036365 A JP 2000036365A JP 2000036365 A JP2000036365 A JP 2000036365A JP 2001228261 A JP2001228261 A JP 2001228261A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
sensor
delay time
detection signal
slave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000036365A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Oda
肇 織田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Precision Inc filed Critical Seiko Precision Inc
Priority to JP2000036365A priority Critical patent/JP2001228261A/ja
Publication of JP2001228261A publication Critical patent/JP2001228261A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 親機と複数の子機との間で、子機のセンサの
誤動作を防止し、親機への送信に混線を生じないように
する。 【解決手段】 親機MSからタイミング信号を送信し、
複数の子機BRkはこれを受信する。各子機は各センサ
SNSを動作させるのに際してセンサの動作期間が重な
らないように、親機からのタイミング信号の受信タイミ
ングから第1の遅延時間経過した動作タイミングを予め
設定する。センサによる検出結果の検出信号SbkをC
PU2へ出力する。各子機の各送信回路による送信期間
が重ならないように、親機からのタイミング信号の受信
タイミングから第2の遅延時間経過した送信タイミング
を予め設定する。検出信号Sbkが入力されていた場
合、検出信号Pbkとして親機へ送信する。親機は検出
信号Pbkの受信タイミングとタイミング信号の送信タ
イミングとの時間差から、どの子機からの検出信号であ
るかを認識し、警告信号を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの親機に対し
て複数台の子機を有し、センサの動作が重ならず、親機
への送信に混線を生じないセンシング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、屋敷内の敷地や、美術館
の広い床などを、複数のエリヤに分割して、各エリヤに
人体検出用のセンサを配置してその結果を集中コントロ
ール装置に送り、どのエリヤに侵入者または見学者がい
るか等を検出する装置がある。
【0003】人体検出センサとしては、例えば、物体に
パルス光を投光し、物体からの反射光を投光部より所定
の基線長だけ離れて配置された受光部により受光して測
距を行なう光投射型の測距センサや超音波センサがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】センサ(子機)が多数
ある場合、それらを勝手に動作させると、同じタイミン
グで動作するセンサが発生する。図8にこの様子を図示
しており、塀Wに囲まれた敷地内に家Hがあり、家の中
に親機MSが設置してある。家の周りの敷地を小エリヤ
に区切って各エリヤにセンサBR1〜BRnを配置す
る。センサはここでは光投射式のものを示しており、光
を投光反射させる検知方向を、丸形の子機から線を突出
させて示している。このような場合、例えばセンサBR
xとBRyとが同じタイミングで検知動作をしたとする
と、一方のセンサからの光が他方のセンサに入射して誤
動作を引き起こしてしまう。またセンサとして超音波式
を用いた場合には、1つのセンサから発せられた音波は
直接波または種々の物体に反射した反射波が他のセンサ
に入力され、やはり誤動作を起こす。
【0005】これを避けるために、複数のセンサに対し
て親機MSは各センサに測定許可信号を送り、順番にセ
ンサを動作させるなどの制御を行なう必要があるが、こ
の制御を有線で行なおうとすると、コントロールは比較
的簡単であるが費用が莫大となる。またセンサを電池駆
動とし、無線通信を使用するのが便利であるが、この場
合にはどのセンサを動作させるか、どのセンサからの出
力を受信するかなど、混信をさせないために、センサ
側、親機側双方の送受信回路やプログラムソフトなどが
複雑で高価格なものになる。
【0006】そこで本発明は、簡単な方法で多数のセン
サを重ならないように動作させ、またセンサが侵入者を
検出した場合にも、混信無くその旨を親機に送信可能な
装置を提供する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のセンシング装置
は、所望時間の間動作するセンサを含むとともに前記セ
ンサの検出結果を示す検出信号を送信する複数の子機
と、所望時にタイミング信号を送信するとともに前記子
機からの検出信号を受信し前記受信した検出信号に基づ
き前記子機のうちのどの子機から前記受信した検出信号
が送られてきたかを認識し警告信号を出力する親機とを
含み、前記各子機は、前記親機から送信されるタイミン
グ信号の受信タイミングから前記センサごとに前記セン
サの動作期間が重ならないよう予め規定された第1の遅
延時間経過したタイミングで前記センサを動作させる制
御回路を含んでいる。このように構成することで、親機
からの送信動作を低減でき、省電力化が達成でき、セン
サの誤動作を無くするものとなる。
【0008】また、前記各子機が含む制御回路は、前記
親機から送信されるタイミング信号の受信タイミングか
ら前記センサごとに前記センサの動作期間が重ならない
よう予め規定された第1の遅延時間経過したタイミング
で前記センサを動作させ、前記親機から送信されるタイ
ミング信号の受信タイミングから前記検出信号ごとに前
記検出信号の送信期間が重ならずかつ前記各センサの動
作期間とも重ならないよう予め規定された第2の遅延時
間経過したタイミングで前記検出信号を送信するもので
あり、前記親機は、前記検出信号の受信タイミングと前
記タイミング信号の送信タイミングとの時間差に基づ
き、前記子機のうちのどの子機から前記検出信号が送ら
れてきたかを認識する認識回路を含むものでもよい。こ
の構成によりセンサにおける誤動作を無くし、親機への
送信に混線を生じることがなくなる。
【0009】また、前記センサは、投受光式光センサま
たは超音波センサであることが好ましい。
【0010】また、前記複数の子機の中の所望の子機に
おいて規定された前記第2の遅延時間は、前記所望の子
機において規定された前記第1の遅延時間よりも長く、
かつ前記所望の子機において規定された前記第1の遅延
時間より長い時間に規定された全ての前記第1の遅延時
間よりも短くしてもよい。
【0011】また、前記全ての第2の遅延時間は、前記
全ての第1の遅延時間より長くしてもよい。
【0012】また、前記子機が送信する検出信号は、前
記センサが所望回数動作した際の検出結果に応じたもの
であることが好ましい。
【0013】また、前記各子機は、前記第1の遅延時間
および/または前記第2の遅延時間が設定される設定部
を含み、前記各子機が含む制御回路は、前記設定部にお
いて設定された前記第1の遅延時間または前記第1の遅
延時間と前記第2の遅延時間とに基づき動作するものと
してもよい。
【0014】また、前記センシング装置は、侵入者検出
用のものであっても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明について、屋敷内へ進入す
る侵入者の有無を検出する侵入者検出用のセンシング装
置の場合を例示して説明する。図3に示す屋敷の塀W、
家H、親機MS、小エリヤ内の子機BR1〜nについて
は、図8で説明したものと同じであり同一の符号を付し
ている。
【0016】先ず、親機MSについて図1を参照して説
明する。親機MSは、送信回路TRm、受信回路RE
m、制御回路CPU1及びAC電源から電力を得る電源
回路PW等からなり、AC電源からの電力により送信回
路TRm、受信回路REm、制御回路CPU1等が常時
動作状態となる。親機MSは、所望時にタイミング信号
Tpmを送信するとともに複数の子機BR1〜BRn
(BRk)からの検出信号Pb1〜Pbn(Pbk)を
受信し、受信した検出信号に基づいて子機のうちのどの
子機から受信した検出信号が送られてきたかを認識して
警告信号O1〜Onを出力する。なお、本例において、
子機BR及び検出信号Pbなど子機に関連するものに添
え字「k」を付して簡略に示している。この「k」は、
n個の子機の通し番号1〜nに応じたものであり、例え
ば、1番の子機はBR1であり、1番の子機の検出信号
はPb1である旨を意味している。
【0017】送信回路TRmは、子機BRkに対し後述
するタイミング信号Tpmを無線送信し、受信回路RE
mは、子機BRkから無線送信される後述する検出信号
Pbkを受信し、この検出信号Pbkを受信パルスPr
m1〜Prmnとして信号線Prmに出力する。
【0018】制御回路CPU1は、CPU、ROM、R
AM等からなるとともにタイマーTM1、タイムテーブ
ルT、ラッチLおよび通信ポートCNTmを含み、水晶
発振子等の発振器X1から入力する基準クロックおよび
内部のROMに記憶された動作プログラムに基づき種々
の動作を制御する。また、子機のうちのどの子機から検
出信号Pbkが送られてきたかを認識する認識回路を含
んでいる。
【0019】タイマーTM1はタイミング信号Tpmの
周期Tn等を規定するもので、時間Tnをカウントする
ごとにカウントアップ信号Cupを出力するとともにリ
セットされ、リセットされるごとに再度時間Tnのカウ
ントを行う。
【0020】制御回路CPU1はタイマーTM1からの
カウントアップ信号Cupの発生ごとに定期的に信号線
Tpmにタイミング信号Tpmを出力し、送信回路TR
mはこのタイミング信号Tpmを無線送信する。
【0021】タイムテーブルTは、検出時間幅信号を記
憶してある。ラッチLは、受信回路REmにより受信さ
れた検出信号Pbkに応じた受信パルスPrm1〜nの
立ち上がりタイミングでタイマーTM1のカウント値を
ラッチする。
【0022】通信ポートCNTmは、子機BRkのそれ
ぞれに設けてある通信ポートCNTbと接続可能で、こ
の通信ポート間の接続により後述するような遅延時間オ
ート設定機能が実行可能となる。
【0023】次に、子機BR1〜BRn(BRk)につ
いて図2を参照して説明する。複数の子機BRはそれぞ
れ同様な構成であり、各々識別情報としての通し番号1
〜n(kと表示)のいずれかがBRの後に付与されてい
る。そこで図2に示す1つの子機BRkについてその構
成を説明する。
【0024】子機BRkは、所望時間の間動作する物体
検出用のセンサSNSを含むとともに、センサの検出結
果を示す検出信号Pbkを送信するもので、送信回路T
Rb、受信回路REb、制御回路CPU2、センサの動
作タイミングその他の設定等を行なうスイッチSW1〜
nからなる設定部、及び電池電源E等からなる。制御回
路CPU2からの制御信号Dsk、Drk、Dtk等に
より電池電源Eからの電圧がスイッチ回路SWs、SW
r、SWtを介してセンサSNS、受信回路REb、送
信回路TRbに供給されることにより動作状態となる。
【0025】制御回路CPU2は、CPU、ROM、R
AM等からなるとともにタイマーTM2およびレジスタ
Rを含み、水晶発振子等の発振器X2から入力する基準
クロックおよび内部のROMに記憶された動作プログラ
ムに基づき種々の動作を制御する。また子機の通信ポー
トCNTbは親機の通信ポートCNTmに接続可能であ
る。
【0026】CPU2はタイマーTM2に設定されてい
る動作タイミングで制御信号を各回路へ供給し、各回路
の動作を制御するもので、タイマーTM2に動作タイミ
ングを設定するためにスイッチSW1〜SWnが用いら
れる。即ち、これらのスイッチによりセンサSNSを動
作させるタイミング、検出信号Pbkを親機MSへ送信
するタイミング、親機からのタイミング信号Tpmを受
信するタイミング等が設定される。さらに、これらの設
定に関するモード、具体的にはマニュアル設定モードと
オート設定モードとの切り替え設定等が設定される。な
お、本例では、後で詳細に説明しているように、センサ
SNSの動作タイミングDskを、親機MSから送信さ
れるタイミング信号Tpmの受信タイミングTpkから
第1の遅延時間Tck経過した後の動作期間tckと
し、検出信号Pbkを親機側の受信パルスPrmkとし
て信号線Prmに出力する送信タイミングDtkを、親
機MSから送信されるタイミング信号Tpmの受信タイ
ミングTpkから第2の遅延時間Tdk経過した後の送
信期間tdkとしている。
【0027】受信回路REbは、スイッチ回路SWrを
介して電池電源Eの電圧が供給され、親機MSから無線
送信されるタイミング信号Tpmを受信する。受信回路
REbに電圧が供給される時間は、CPU2からの動作
タイミングDrkにより制御され、タイミング信号Tp
mのパルス幅taを中心として前後に幅広の受信期間t
bのパルス幅に設定されている。
【0028】センサSNSは、スイッチ回路SWsを介
して電池電源Eの電圧が供給され、物体を検出すると信
号線Sbkを介してCPU2に検出信号Sbkを出力す
る。CPU2は検出信号SbkをレジスタRに記憶す
る。なお、レジスタRはタイミング信号Tpmを受信す
るごとにクリヤされる。センサSNSに電圧が供給され
る時間は、CPU2からの動作タイミングDskにより
制御され、先に説明したように、受信タイミングTpk
から第1の遅延時間Tck経過した後の動作期間tck
である。センサSNSは、投受光式光センサや超音波セ
ンサのような所望の検出波の投射部とその検出波を受け
る受信部を有するセンサを用いる。
【0029】送信回路TRbは、スイッチ回路SWtを
介して電池電源Eの電圧が供給され、センサSNSの検
出結果SbkがCPU2に入力し、レジスタRに記憶さ
れ、CPU2はレジスタRに記憶された検出信号を出力
して親機MSへ送信する。送信回路TRbに電圧が供給
されるタイミングは、制御回路CPU2からの送信タイ
ミングDtkにより制御され、先に説明したように、受
信タイミングTpkから第2の遅延時間Tdk経過した
後の送信期間tdkである。
【0030】第1の遅延時間Tckと第2の遅延時間T
dk、及び動作期間tckと送信期間tdkの設定は、
本装置を実際に動作させる前に予め規定されるもので、
全ての子機BRkにおいてセンサSNSの動作タイミン
グDskおよび送信タイミングDtkが同じ時刻に重な
らないように、また各々の子機のタイマーのばらつきや
環境変化などによる誤差があっても、充分余裕を持って
識別可能なように所定幅の時間的すき間T0を持つよう
に、子機ごとに規定してある。この規定の仕方として
は、親機から通信ポートCNTmおよびCNTbを介し
て各子機に自動的に規定するオート設定モードと、設定
部を用いて子機ごとに手動にて規定するマニュアル設定
モードとがある。
【0031】規定の方式として例えば方式Aと方式Bと
がある。以下、この例を説明する。図4に8個のスイッ
チSW0〜7を用いて子機ごとに種々の設定を行なうデ
ータテーブルの一例を示している。先ずスイッチSW7
により採用される方式AかBかが規定される。方式A
は、所望の子機に規定された第2の遅延時間を、この所
望の子機に規定された第1の遅延時間よりも長く、かつ
所望の子機に規定された第1の遅延時間より長い時間に
規定された全ての第1の遅延時間よりも短く規定するも
のである。換言すれば、第1の遅延時間と第2の遅延時
間を子機ごとに1対として規定し、全ての子機について
連続する方式である。即ち、図5の上部に示されるよう
に、親機MSから送信されるタイミング信号Tpmの受
信タイミングから、第1の子機が第1の遅延時間Tc1
経過した動作タイミングDs1でセンサSNSを動作
し、物体を検出したら、タイミング信号Tpmの受信タ
イミングから、第2の遅延時間Td1経過した送信タイ
ミングDt1で検出信号Pb1を親機に送信する。その
後で第2の子機が第1の遅延時間Tc2経過した動作タ
イミングDs2でセンサを動作し、物体を検出したら、
タイミング信号Tpmの受信タイミングから、第2の遅
延時間Td2経過した送信タイミングDt2で検出信号
Pb2を親機に送信するというように、各子機が順番に
センサと送信を続けて行なう方式である。
【0032】方式Bは、全ての第2の遅延時間を、全て
の第1の遅延時間より長く規定するものである。換言す
れば、全ての子機の第1の遅延時間を連続して規定し、
その後に全ての子機の第2の遅延時間を連続して規定す
る方式である。即ち、図5の下部に示されるように、全
ての子機が各自の第1の遅延時間Tc1〜n経過した動
作タイミングDs1〜Dsnでセンサを動作し、物体を
検出したら、各自の第2の遅延時間Td1〜Tdn経過
した送信タイミングDt1〜Dtnで検出信号Pb1〜
Pbnを親機に送信する方式である。
【0033】更に、スイッチSW4〜6により子機数を
規定し、スイッチSW3をあきとして、スイッチSW0
〜2で子機番号を規定する。例えば、子機数が4個の場
合に、方式Aが採用される時には、子機1の第1の遅延
時間Tc1を5mS、第2の遅延時間Td1を10mS
とし、また子機2では、第1の遅延時間Tc2を15m
S、第2の遅延時間Td2を20mSとし、以下タイム
テーブルに示したように子機4までのタイミングをスイ
ッチSW0〜2を用いて規定する。
【0034】図5、図6のタイミング図により方式Aの
場合の動作を説明する。先ず親機MSからタイミング信
号Tpmが送信される。各子機はCPU2からの動作タ
イミングDrkにより受信回路REbがオンしているの
で、タイミング信号Tpmを受信し、この受信タイミン
グTpkから1番短い第1の遅延時間Tc1が経過する
と子機BR1のセンサSNSが動作タイミングDs1に
入り、そのセンサが動作期間tc1だけ動作して侵入者
の有無の検出を行う。検出の結果侵入者は無く検出信号
を生じなかったので送信動作は行なわれず、次に2番目
に短い第1の遅延時間Tc2が経過すると子機BR2の
センサが動作タイミングDs2に入り、そのセンサが動
作期間tc2だけ動作して侵入者の有無の検出を行う。
このたびも同様に侵入者は無く送信動作は行なわれな
い。このように次々に第1の遅延時間の短い順番に子機
のセンサが動作し、遂に子機BRnが第1の遅延時間T
cn経過した動作タイミングDsnに入り、そのセンサ
が動作期間tcnだけ動作して侵入者の有無の検出を行
う。第1回のタイミング信号Tpmによる子機の動作の
際には、侵入者は無く親機に対する送信動作は行なわれ
なかった。次に最初の周期T1経過後に第2回目のタイ
ミング信号Tpmが親機MSから送信され、同様にして
第1の遅延時間Tc1が経過すると子機BR1が動作
し、この度はセンサにより侵入者を検出したのでCPU
2に検出信号Sb1を出力する。そこで今度は受信タイ
ミングTpkから1番短い第2の遅延時間Td1が経過
すると子機BR1の送信回路TRbが送信タイミングD
t1に入り、その送信回路が送信期間td1だけ動作し
て検出信号Pb1を送信する。次いで2番目に短い第1
の遅延時間Tc2が経過すると子機BR2が動作し、同
様にして侵入者を検出して検出信号Sb2をCPU2に
出力し、2番目に短い第2の遅延時間Td2経過後に子
機BR2が送信タイミングDt2に入り、その送信回路
から検出信号Pb2を送信する。以下同様にして子機B
Rnにおいても検出と送信を行う。親機MSは子機から
の検出信号の送信を受信すると、それぞれの検出信号P
b1〜Pbnの受信タイミングとタイミング信号Tpm
の送信タイミングとの時間差に基づき、どの子機から検
出信号が送られてきたかを認識回路により認識する。そ
して警告信号を端子O1〜nのいずれかから発する。
【0035】次に図7のタイミング図により方式Bの場
合の動作を説明する。先ず親機MSからタイミング信号
Tpmが送信される。各子機はCPU2からの動作タイ
ミングDrkにより受信回路REbがオンしているの
で、タイミング信号Tpmを受信し、この受信タイミン
グTpkから1番短い第1の遅延時間Tc1′が経過す
ると子機BR1のセンサSNSが動作タイミングDs1
に入り、そのセンサが動作期間tc1だけ動作して侵入
者の有無の検出を行う。次に2番目に短い第1の遅延時
間Tc2′が経過すると子機BR2のセンサが動作タイ
ミングDs2に入り、そのセンサが動作期間tc2だけ
動作して侵入者の有無の検出を行う。このように次々に
第1の遅延時間の短い順番に子機のセンサが動作し、遂
に子機BRnが第1の遅延時間Tcn′経過した動作タ
イミングDsnに入り、そのセンサが動作期間tcnだ
け動作して侵入者の有無の検出を行う。この第1回の検
出の結果は、どの子機にも侵入者を検出しなかったので
送信動作は行なわれない。次に、最初の周期T1経過後
に第2回目のタイミング信号Tpmが親機MSから送信
され、同様にして第1の遅延時間の短い順番に子機BR
kのセンサが動作する。この度は全ての子機のセンサに
より侵入者を検出し、検出信号SbkをCPU2に出力
していたので、今度は受信タイミングTpkから1番短
い第2の遅延時間Td1′が経過すると子機BR1の送
信回路TRbが送信タイミングDt1に入り、その送信
回路が送信期間td1だけ動作して検出信号Pb1を送
信する。以下同様にして次々に第2の遅延時間の短い順
番に子機の送信回路が送信タイミングに入り、その送信
回路から検出信号Pb2〜Pbnまでの送信をする。親
機MSは子機からの検出信号の送信を受信すると、それ
ぞれの検出信号Pb1〜Pbnの受信タイミングとタイ
ミング信号Tpmの送信タイミングとの時間差に基づ
き、どの子機から検出信号が送られてきたかを認識回路
により認識する。そして警告信号を端子O1〜nのいず
れかから発する。
【0036】方式A及び方式Bのいずれの場合も、所望
の周期Tnでタイミング信号Tpmが送信され、子機に
よる前記の動作が繰り返し行なわれる。
【0037】なお、図6及び図7の動作において、周期
T1内ではいずれの子機のセンサも侵入者を検出しなか
ったので、第2の遅延時間Tdk経過後の送信タイミン
グDtkにCPU2から制御信号が出力されず送信回路
TRbは不動作状態のままであったが、これに限られる
ものでなく、この場合にも送信タイミングDtkによっ
て送信回路TRbを動作状態としておき、センサからの
検出信号SbkがCPU2に入力しなかった時には、C
PU2内のレジスタRに検出信号Pbkが存しないので
送信回路TRbからの送信がないというように制御する
ことも可能である。
【0038】なお、センサはその動作タイミング中に所
望回数センシング動作を行ない、その際の検出結果を親
機に送信するように構成しても良い。
【0039】
【発明の効果】このように本発明によれば、親機から送
信される1つのタイミング信号によって、子機側のセン
サの動作タイミングと送信タイミングが重ならないよう
に設定されているので、親機からの送信動作を低減で
き、省電力化が達成でき、センサの動作が重なることに
よる誤動作がなくなり、親機への送信に混線を生じるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の子機を示すブロック回路図である。
【図3】本発明を侵入者検出に適用した場合の親機と子
機の配置の状態を示す平面図である。
【図4】子機のCPUに備わっているデータテーブルの
一例である。
【図5】センサの動作タイミングと送信回路の送信タイ
ミングに関する2つの方式を説明するタイミング図であ
る。
【図6】方式Aによる動作説明のためのタイミング図で
ある。
【図7】方式Bによる動作説明のためのタイミング図で
ある。
【図8】侵入者検出に適用した従来のセンシング装置の
親機と子機の動作の問題点を示す平面図である。
【符号の説明】
MS 親機 BRk 子機 CPU1 親機の制御回路 CPU2 子機の制御回路 Tpm タイミング信号 Tpk 受信タイミング SNS センサ Pbk 検出信号 Tck 第1の遅延時間 tck センサの動作期間 Tdk 第2の遅延時間 tdk 送信期間 SW1〜n 設定部 O1〜n 警告信号の出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/00 510 G08B 25/10 A 25/10 H04Q 9/00 311J H04B 7/26 311C H04Q 9/00 311 G01V 9/04 Q H04B 7/26 Z Fターム(参考) 2G005 AA04 5C084 AA02 AA07 AA08 AA13 BB04 BB27 CC16 CC19 DD03 DD31 DD41 DD65 EE01 EE02 FF02 FF16 FF27 GG03 GG07 GG09 GG13 GG17 GG19 GG33 GG39 GG43 GG44 GG52 GG56 GG57 GG66 GG68 GG71 5C087 BB18 BB46 BB55 BB74 DD05 DD31 EE07 EE10 FF01 FF04 FF09 FF13 FF16 GG21 GG24 GG29 GG30 GG38 GG57 GG70 5K048 AA09 AA16 BA21 BA51 DA02 DB01 DC01 EA06 EB10 FC03 HA01 HA02 5K067 AA25 AA32 BB08 BB21 DD28 EE02 EE10 EE22 EE71 GG02 KK00

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望時間の間動作するセンサを含むとと
    もに前記センサの検出結果を示す検出信号を送信する複
    数の子機と、所望時にタイミング信号を送信するととも
    に前記子機からの検出信号を受信し前記受信した検出信
    号に基づき前記子機のうちのどの子機から前記受信した
    検出信号が送られてきたかを認識し警告信号を出力する
    親機とを含み、 前記各子機は、前記親機から送信されるタイミング信号
    の受信タイミングから前記センサごとに前記センサの動
    作期間が重ならないよう予め規定された第1の遅延時間
    経過したタイミングで前記センサを動作させる制御回路
    を含むものであることを特徴とするセンシング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各子機が含む制
    御回路は、前記親機から送信されるタイミング信号の受
    信タイミングから前記センサごとに前記センサの動作期
    間が重ならないよう予め規定された第1の遅延時間経過
    したタイミングで前記センサを動作させ、前記親機から
    送信されるタイミング信号の受信タイミングから前記検
    出信号ごとに前記検出信号の送信期間が重ならずかつ前
    記各センサの動作期間とも重ならないよう予め規定され
    た第2の遅延時間経過したタイミングで前記検出信号を
    送信するものであり、 前記親機は、前記検出信号の受信タイミングと前記タイ
    ミング信号の送信タイミングとの時間差に基づき、前記
    子機のうちのどの子機から前記検出信号が送られてきた
    かを認識する認識回路を含むものであることを特徴とす
    るセンシング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記センサ
    は、投受光式光センサまたは超音波センサであることを
    特徴とするセンシング装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3において、前記複数の
    子機の中の所望の子機において規定された前記第2の遅
    延時間は、前記所望の子機において規定された前記第1
    の遅延時間よりも長く、かつ前記所望の子機において規
    定された前記第1の遅延時間より長い時間に規定された
    全ての前記第1の遅延時間よりも短いことを特徴とする
    センシング装置。
  5. 【請求項5】 請求項2乃至4のいずれかにおいて、前
    記全ての第2の遅延時間は、前記全ての第1の遅延時間
    より長いことを特徴とするセンシング装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前
    記子機が送信する検出信号は、前記センサが所望回数動
    作した際の検出結果に応じたものであることを特徴とす
    るセンシング装置。
  7. 【請求項7】 請求項2乃至6のいずれかにおいて、前
    記各子機は、前記第1の遅延時間および/または前記第
    2の遅延時間が設定される設定部を含み、前記各子機が
    含む制御回路は、前記設定部において設定された前記第
    1の遅延時間または前記第1の遅延時間と前記第2の遅
    延時間とに基づき動作するものであることを特徴とする
    センシング装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかにおいて、前
    記センシング装置は、侵入者検出用のものであることを
    特徴とするセンシング装置。
JP2000036365A 2000-02-15 2000-02-15 センシング装置 Pending JP2001228261A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036365A JP2001228261A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 センシング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000036365A JP2001228261A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 センシング装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001228261A true JP2001228261A (ja) 2001-08-24

Family

ID=18560415

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000036365A Pending JP2001228261A (ja) 2000-02-15 2000-02-15 センシング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001228261A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035683A (ja) * 2014-08-04 2016-03-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 自動火災報知システムの子機、およびそれを用いた自動火災報知システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016035683A (ja) * 2014-08-04 2016-03-17 パナソニックIpマネジメント株式会社 自動火災報知システムの子機、およびそれを用いた自動火災報知システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6717515B1 (en) Sensor system
AU607084B2 (en) Data setting system for terminal units in remote supervisory and controlling system employing multiplex data transmission
JP4120750B2 (ja) センサシステム
JP2001228261A (ja) センシング装置
JP3979586B2 (ja) 火災感知器および火災報知設備
JP3563254B2 (ja) 火災報知設備および感知器
JP3141278B2 (ja) 超音波センサ
JP2005339226A (ja) 自動検針用無線装置
JP2001228258A (ja) センシング装置
JP3440648B2 (ja) ワイヤレス通信制御システム
JP2001264431A (ja) センシング装置
TW200901640A (en) Heat ray wireless transmitter
JP4187359B2 (ja) 踏切保安装置
CN211528682U (zh) 讲台探测器
JP3963442B2 (ja) 火災感知器および火災報知設備
JPS581293A (ja) 家庭用集中監視無線システム
JP3409242B2 (ja) センサ装置のリモートコントロール方法、センサ制御システム及びセンサ装置
JPS6111835Y2 (ja)
JP2001067575A (ja) センサシステム
JP3225920B2 (ja) 車両センサユニット、車両センサユニット制御装置および駐車車両検出システム
JP2579359B2 (ja) リモコン信号送受信装置およびリモコン式便器洗浄装置
JPH039396Y2 (ja)
JPH0954896A (ja) 車両台数管理装置
JP2001266268A (ja) センシング装置
JPH0847068A (ja) 遠隔監視制御システム