JP2001264431A - センシング装置 - Google Patents

センシング装置

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JP2001264431A
JP2001264431A JP2000080847A JP2000080847A JP2001264431A JP 2001264431 A JP2001264431 A JP 2001264431A JP 2000080847 A JP2000080847 A JP 2000080847A JP 2000080847 A JP2000080847 A JP 2000080847A JP 2001264431 A JP2001264431 A JP 2001264431A
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sensor
cycle
command signal
detection
control circuit
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JP2000080847A
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Hajime Oda
肇 織田
Aijiro Gohara
愛二郎 郷原
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Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 子機のセンサの消費電流を低減させ、メンテ
ナンスを簡単にする。 【解決手段】 複数の子機BRkは、第1の周期で動作
する第1のセンサSNSと、このセンサが検出対象を検
出した際に検出信号Pbkを送信する第1の送信部TR
bと、親機から送信される命令信号を受信する第1の受
信部REbと、受信した命令信号に応じて第1のセンサ
の動作を制御する第1の制御回路CPU1とを備える。
親機は所望の第1のセンサと予め対応付けられた第2の
センサと、子機からの検出信号を受信する第2の受信部
と、受信した信号に基づき複数の子機のうちのどの子機
が検出対象を検出したかを認識し第1の警告信号を出力
するとともに、第2のセンサが検出対象を検出した際
に、これと対応付けられた第1のセンサの動作周期を第
1の周期よりも短い第2の周期に変更する第1の命令信
号を第2の送信部から送信させる第2の制御回路を備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの親機に対し
て複数台の子機を有し、センサが検出対象を検出した際
に、少ない消費電流で当該検出対象を見失うことなく継
続的に検出を続けることが可能なセンシング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、屋敷内の敷地や美術館の広い床
などの領域を検出領域とし、この検出領域の周囲に複数
のメインセンサを配置し、またこの検出領域を複数のエ
リアに分割して、各エリアに人体検出センサ等のサブセ
ンサを配置してその結果を集中コントロール装置に送
り、どのエリアに侵入者または見学者がいるか等を検出
する装置が考えられている。
【0003】検出領域の周囲に配置するメインセンサと
しては、感圧センサや静電センサ、投光器と受光器を有
する投受光式光センサなどが考えられ、サブセンサとし
ては、例えば、物体にパルス光を投光し、物体からの反
射光を投光部から所定の基線長だけ離れて配置してある
受光部により受光して検出を行なう投受光式光センサや
超音波センサが考えられる。
【0004】通常、検出領域の周囲に配置するメインセ
ンサは敷地の壁などに固定されて設置され、連続動作又
は短い周期で動作させるのでAC電源が供給されるが、
種々の場所に種々の個数配置される子機については、親
機との間を有線で接続するのは面倒であり配線費用も多
くかかるので、子機を電池駆動にして無線でサブセンサ
の検出信号を送信するのが便利である。この場合には、
電池交換の頻度を低減するため、電池の電流消費をでき
るだけ少なくし、電池寿命を延ばすことが要求され、こ
のためにサブセンサは比較的長い周期で間欠的に動作さ
せるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように各子機は比
較的ゆっくりとした周期で間欠的にサブセンサを動作さ
せているので、侵入者が素早く移動した場合に侵入者の
移動に追従できない場合が発生する。そこで、メインセ
ンサが物体を検出した後に、全子機の検出動作の周期を
通常より短くすることが考えられる。
【0006】しかしこの場合、この装置を邸宅の侵入者
検出用のセンシング装置として使用する場合などには、
メインセンサは広い(長い)範囲を検出するために種々
の誤動作を発生することがある。例えば、手をかけただ
けとか、棒でたたいただけとか、風でものが飛んできた
とか、猫が歩いたなど、敷地内に侵入するつもりがない
場合でもメインセンサはこれを検出して出力を生じ、こ
れにより全子機のサブセンサにおいて動作周期を短縮さ
せてしまうことになる。
【0007】このように侵入するつもりがない場合まで
全ての子機を短い周期で動作させることになるので、各
子機の電池を消耗させ、そのために、各子機には大きな
電池を内蔵させなければならず、かつメンテナンスを頻
繁に行わなければならなくなるなどの不都合を生じる。
また、実際にあるメインセンサで侵入者を検出した場合
でも、侵入者を検出したメインセンサから遠く離れた場
所を検出領域とするサブセンサの動作周期まで直ぐに短
くするのは無駄な電力を消費することになる。つまり、
メインセンサで検出した侵入者が存在する可能性が限り
なく低い検出領域を有するサブセンサを動作させること
になり、この動作は当然無駄な動作となる可能性が高く
なる。
【0008】そこで本発明は、各子機の電池の消耗を極
力低減させ、一旦検出した検出対象は確実に追従して検
出し続けるように動作するセンシング装置を提供する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のセンシング装置
は、第1の周期で動作する第1のセンサと、前記第1の
センサが検出対象を検出した際に検出信号を送信する第
1の送信部と、親機から送信される命令信号を受信する
第1の受信部と、前記受信した命令信号に応じて前記第
1のセンサの動作を制御する第1の制御回路とをそれぞ
れ備える複数の子機と、前記複数の第1のセンサのうち
の所望の第1のセンサと予め対応付けられた第2のセン
サと、前記子機からの検出信号を受信する第2の受信部
と、前記受信した信号に基づき前記複数の子機のうちの
どの子機が前記検出対象を検出したかを認識し第2の警
告信号を出力するとともに、前記第2のセンサが検出対
象を検出した際に前記検出対象を検出した第2のセンサ
と対応付けられた前記所望の第1のセンサの動作周期を
前記第1の周期よりも短い第2の周期に変更する第1の
命令信号を第2の送信部から送信させる第2の制御回路
とを備える前記親機とを含んでいる。この構成により、
短い周期で動作するチャンスが分散されるので、子機に
於ける消費電流を低減させることができる。また、不必
要な子機の動作を低減して省電力を図りながら、侵入者
等の検出対象を追従して検出し続けることが可能とな
る。
【0010】前記第2のセンサと予め対応付けられた前
記所望の第1のセンサは、前記第2のセンサの近傍に配
置された前記第1のセンサであることが好ましい。この
場合、第2のセンサで検出した侵入者等の物体を検出可
能な第1のセンサを確実に動作させるので、上記の効果
に加えて侵入者等の検出対象の追従検出の精度が向上す
る。
【0011】前記第2の制御回路は、前記第1のセンサ
を前記第1の周期で動作させる第2の命令信号を前記第
2の送信部から送信可能なものとすれば、子機が有する
第1のセンサの周期を親機が第1の周期に変更可能とな
る。よって、親機側で子機内の第1のセンサの動作周期
を第1の周期と第2の周期とに切り換え可能となる。
【0012】前記第2の制御回路は、前記子機のいずれ
かが前記検出対象を検出したことを認識した際には、全
ての前記第1のセンサの動作周期を前記第2の周期に変
更する第3の命令信号を前記第2の送信部から送信させ
てもよい。この場合、検出対象を確実に捉えることが可
能になる。
【0013】前記第2の制御回路は、前記第1の命令信
号を前記第2の送信部から送信させてから所望時間の間
に前記いずれの子機からも前記検出信号の送信があった
ことが認識されない際には、前記第1の命令信号に代え
て前記第2の命令信号を送信させてもよい。この場合、
子機の無駄な動作を低減でき、省電力化が図れる。
【0014】前記第1の制御回路は、同一子機内の前記
第1の送信部により前記検出信号が送信された際に、同
一子機内の前記第1のセンサの動作周期を前記第1の周
期よりも短くするものであることが好ましい。これによ
り親機からの命令信号を待たないで直ちに動作周期を短
くでき、検出対象の追跡を確実にする。
【0015】前記第1の制御回路は、前記同一子機内の
前記第1のセンサの動作周期が前記第1の周期よりも短
くなってから所望時間の間に前記同一子機内の前記第1
のセンサが前記検出信号を出力しない際には、前記同一
子機内の前記第1のセンサの動作周期を前記第1の周期
に戻すものであることが好ましい。これにより親機から
の命令信号を待たないで直ちに動作周期を短くでき、子
機の無駄な動作の低減が図れ、省電力化が図れる。
【0016】前記第1の命令信号は、前記検出対象を検
出した第2のセンサに近い前記第1のセンサから前記検
出対象を検出した第2のセンサに遠い前記第1のセンサ
の順に前記検出対象を検出した第2のセンサと対応付け
られた前記所望の第1のセンサの動作周期を短くするも
のとしてもよい。これにより全てのセンサの動作周期を
一斉に短くする場合よりも、子機の駆動源の消費を節減
できる。また、時間の経過とともに第2のセンサで検出
した検出対象を検出する可能性が高くなる第1のセンサ
の動作周期を短くするので、消費電力に無駄のない検出
対象の追跡が可能となる。
【0017】前記第2の制御回路は、前記第2のセンサ
が検出対象を検出した際に第1の警告信号を出力するも
のであり、前記第1及び第2の警告信号に応じた表示を
行う警告表示部をさらに含むことが好ましい。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図面を参照して説明する。侵入者検出用のセンシング装
置の場合を例示して説明すると、図3に示すように、塀
Wに囲まれた敷地内の家Hの中に親機MSが設置してあ
る。塀Wに沿って親機MSに接続された第2のセンサK
1〜K4が配置してある。家の周りの敷地をマトリクス
状に複数のエリアに分割し、それぞれのエリアを検出領
域とする第1のセンサを備える子機BR1〜BRnを各
エリアに配置してある。この例では各エリアを区別する
ために行と列とを並置した番号で示すこととしており、
列をiとし、行をjとし、エリアはi−jとして表示す
る。図示によれば、列iは1〜5で、行jは1〜3であ
る。第2のセンサK1はエリアi=1に沿っており、セ
ンサK2はエリアj=1に沿っており、センサK3はエ
リアi=5に沿っており、センサK4はエリアj=3に
沿って設置してある。子機BRに付した符号1〜nは、
各エリアを示すもので、エリア1−1に配置した子機は
BR1−1、エリア5−3に配置した子機はBR5−3
などである。各子機に備えた第1のセンサは、便宜上子
機と同じ符号で示している。第1のセンサはここでは投
受光式光センサを示しており、光を投光反射する検知方
向を、丸形の子機から線を突出させて示している。
【0019】図1及び図2に基づいて全体の概略構成を
説明する。複数の子機BRkは、それぞれ第1の周期で
動作する第1のセンサSNSと、このセンサが検出対象
を検出した際に検出信号Pbkを送信する第1の送信部
TRbと、親機から送信される命令信号を受信する第1
の受信部REbと、受信した命令信号に応じてセンサの
動作を制御する第1の制御回路CPU1とを備えてい
る。本例において、子機BR及び検出信号Pbなど子機
に関連するものに添え字「k」を付して簡略に示してい
る。この「k」は、n個の子機の通し番号1〜nに応じ
たものであり、この1〜nは前記のようにエリアを示す
i−jである。したがって、エリア1−1に配置した子
機及びそのセンサはBR1−1で、この子機から送信さ
れる検出信号はPb1−1で、その他の子機も同様であ
り、全ての子機を含む符号をBRkとし、全ての検出信
号を含む符号をPbkとして表示する。
【0020】親機MSは、第2のセンサK1〜Knを有
する。この第2のセンサは前記の第1のセンサのうちの
所望のセンサと予め対応付けられている。また、子機B
Rkからの検出信号Pbkを受信する第2の受信部PE
mを有する。また、受信した信号に基づきどの子機が検
出対象を検出したかを認識した際や、前記の第2のセン
サが検出対象を検出した際などに警告信号O1〜Onを
出力して警告表示する第2の制御回路CPU2を有す
る。また、制御回路CPU2は、第1のセンサの動作周
期を変更する種々の命令信号Tpmを送信する第2の送
信部TRmを有する。
【0021】先ず図1を参照して子機BRkの構成の詳
細について説明する。子機BRkは、第1の周期で動作
する物体検出用の第1のセンサSNSを含むとともに、
センサの検出結果を示す検出信号Pbkを送信するもの
で、第1の送信部(送信回路)TRb、第1の受信部
(受信回路)REb、第1の制御回路CPU1、センサ
の動作周期その他の設定等を行うスイッチSW1〜SW
nからなる設定部、及び電池電源E等からなる。制御回
路CPU1からの制御信号Dsk、Drk、Dtk等に
より電池電源Eからの電流がスイッチ回路SWs、SW
r、SWtを介して第1のセンサSNS、受信回路RE
b、送信回路TRbに供給されることにより動作状態と
なる。
【0022】制御回路CPU1は、CPU、ROM、R
AM等からなるとともにタイマーTM1、命令信号判定
回路TPDT及びデータテーブルDATATABLEを
含み、水晶発振子等の発振器X1から入力する基準クロ
ック及び内部のROMに記憶された動作プログラム等に
基づき種々の動作を制御する。データテーブルは、受信
した命令信号Tpmの種類に基づき第1のセンサSNS
の動作周期と検出信号Pbkの送信周期を変更するため
のデータを命令信号Tpmの種類に対応させて記憶して
いる。
【0023】CPU1はタイマーTM1に設定されてい
る動作タイミングで制御信号を各回路へ供給し、各回路
の動作を制御するもので、タイマーTM1に動作タイミ
ングを設定するためにスイッチSW1〜SWnが用いら
れる。即ち、これらのスイッチにより第1のセンサSN
Sを動作させるタイミング、検出信号Pbkを親機MS
へ送信するタイミング、親機からの命令信号Tpmを受
信するためのタイミング等が設定される。
【0024】受信回路REbは、スイッチ回路SWrを
介して電池電源Eの電流が供給され、親機MSから無線
送信される命令信号Tpmを受信する。受信回路REb
に電流が供給される時間は、CPU1からの制御信号D
rkにより制御され、命令信号Tpmのパルス幅時間を
中心として前後に幅広の受信時間に設定してある。
【0025】第1のセンサSNSは、スイッチ回路SW
sを介して電池電源Eの電流が供給され、検出対象を検
出するとCPU1に検出信号Sbkを出力する。第1の
センサSNSに電流が供給される時間は、CPU1から
の制御信号Dskにより制御される。第1のセンサSN
Sは、投受光式光センサや超音波センサのような所望の
検出波の投射部とその検出波を受ける受信部を有するセ
ンサを用いる。
【0026】送信回路TRbは、スイッチ回路SWtを
介して電池電源Eの電流が供給され、センサSNSから
の検出信号SbkがCPU1に入力した際には、CPU
1から供給される検出信号Pbkを親機MSへ送信す
る。送信回路TRbに電流が供給される時間は、制御回
路CPU1からの制御信号Dtkにより制御される。
【0027】受信回路REbが受信する所定時間、第1
のセンサSNSが動作する所定時間及び送信回路TRb
が送信する所定時間等の設定は、本装置を実際に動作さ
せる前に予め規定されるもので、全ての子機BRkにお
いて第1のセンサSNSの制御信号Dsk及び検出信号
Pbkの制御信号Dtkとが同じ時刻に重ならないよう
に、子機ごとにタイマーTM1にスイッチSW1〜SW
nを用いて規定してある。よって、子機ごとに検出信号
Pbkを送信するタイミングが異なり、親機MSはこの
検出信号を受信したタイミングの違いに基づいて受信し
た検出信号がどの子機から送信されたものなのか、すな
わちどの子機が検出対象を検出したのか認識する。
【0028】次に図2を参照して親機MSの構成の詳細
について説明する。親機MSは、第2のセンサKn(K
1〜K4)と、子機BRkからの検出信号Pbkを受信
する第2の受信部(受信回路)PEmと、受信した信号
に基づきどの子機が検出対象を検出したかを認識した際
や、前記の第2のセンサが検出対象を検出した際などに
警告信号O1〜Onを出力して警告表示し、また第1の
センサの動作周期を変更する種々の命令信号Tpmを第
2の送信部(送信回路)TRmから送信させる第2の制
御回路CPU2を有し、AC電源から電力を得る電源回
路PW等からなる。AC電源からの電力により第2のセ
ンサKn、受信回路PEm、制御回路CPU2、送信回
路TRm等が常時動作状態となる。
【0029】第2のセンサKnのそれぞれは、複数の第
1のセンサのうちの所望の第1のセンサと予め対応付け
られているもので、対応付けの一例としては、第2のセ
ンサKnに対してその近傍に配置された第1のセンサが
対応付けられている。即ち、図3に示すように、センサ
K1はエリアi=1に沿っているので、このエリア1−
1,1−2,1−3を検出領域とする第1のセンサBR
1−1、BR1−2、BR1−3がセンサK1に対応付
けられている。また、センサK2はエリアj=1に沿っ
ているので、このエリア1−1,2−1,3−1、4−
1,5−1を検出領域とする第1のセンサBR1−1、
BR2−1、BR3−1、BR4−1、BR5−1がセ
ンサK2に対応付けられている。同様にしてセンサK3
には第1のセンサBR5−1、BR5−2、BR5−3
が対応付けられており、センサK4には第1のセンサB
R1−3、BR2−3、BR3−3、BR4−3、BR
5−3が対応付けられている。
【0030】また、この対応付けの他の例としては、検
出対象を検出した第2のセンサKnと近い第1のセンサ
から、検出対象を検出した第2のセンサKnと遠い第1
のセンサの順に、次々に検出対象を検出した第2のセン
サKnに遠い第1のセンサへと広げて行くものなどがあ
る。
【0031】また、この対応付けのさらに他の例とし
て、最初は前記と同様に検出対象を検出した第2のセン
サKnの近傍の第1のセンサを対応付け、その次には、
最初に対応付けされた第1のセンサのいずれかが検出対
象を検出したときに、その検出結果に基づき認識される
検出対象の移動の方向に応じて他の第1のセンサへ対応
付けを広げたり移動させたりしてゆくものである。
【0032】図2に戻って、受信回路PEmは、複数の
子機BRk(BR1〜BRn)からの検出信号Pbk
(Pb1〜Pbn)を受信する。
【0033】制御回路CPU2は、CPU、ROM、R
AM等からなるとともにタイマーTM2等を含み、水晶
発振子等の発振器X2から入力する基準クロック及び内
部のROMに記憶された動作プログラム等に基づき種々
の動作を制御する。また、受信した信号Pbkに基づき
どの子機が検出対象を検出したかを認識し、認識した際
に警告信号O1〜Onを出力する警告表示部を含んでい
る。また、第1のセンサK1、K2、K3及びK4が検
出対象を検出した場合や、第1のセンサからの検出信号
を受信した場合やその他の場合に、第1のセンサBRk
の動作周期を制御するための命令信号Tpmを第2の送
信回路TRmから送信させる。
【0034】タイマーTM2は、子機に対し命令信号を
送信する送信時刻を設定し、この命令信号Tpmは第1
のセンサの動作周期を変更させるためのものであるの
で、この動作周期を規定する。命令信号Tpmにより設
定される周期は通常動作の際の長い周期である第1の周
期TNと、検出対象を検出した後の短い周期である第2
の周期TSを規定する。
【0035】命令信号Tpmは、子機に対して第1のセ
ンサSNSの動作周期を変更するものであり、第1の命
令信号Tpm1は、第2のセンサKnが検出対象を検出
した際に送信されるもので、検出対象を検出した第2の
センサknと対応付けられた第1のセンサの動作周期を
第1の周期TNから第2の周期TSに変更させるもので
ある。第2の命令信号Tpm2は、第1のセンサを第1
の周期TNで動作させるものであり、第3の命令信号T
pm3は、子機が検出対象を検出したことを認識した際
に送信されるもので、全ての第1のセンサの動作周期を
第2の周期TSに変更させるものである。
【0036】図4、図9及び図10に基づいて、検出の
動作について具体的に説明する。なお、図4〜図8にお
いて、子機(第1のセンサ)を白丸と黒丸に分けて示し
ているが、白丸で示したものは第1の周期TNで動作し
ているものを示し、黒丸で示したものは第2の周期TS
で動作しているものを示している。先ず親機MSと子機
BRkにおいて電源をオンしてスタートする。
【0037】図10に示すように、親機MSはステップ
112で第2のセンサK1〜K4に出力があるかを判断
し、第2のセンサKnに出力ありと判断されたら、例え
ば図4(a)に示すように、第2のセンサK1に何かが
触れて出力を生じたとすると、CPU2内のRAMに設
けてあるKn値メモリに、出力を生じた第2のセンサK
1を記憶(ステップ113)し、第1の警告信号O1を
出力(ステップ114)してこれを警告表示する。ステ
ップ115では、検出対象を検出した第2のセンサK1
と予め対応付けられた第1のセンサBR1−1、BR1
−2、BR1−3を指定し、その動作周期を第2の周期
TSに変更指令する第1の命令信号Tpm1をセット
(ステップ116)する。ステップ117で送信時刻が
到来したら、第1の命令信号Tpm1を送信回路TRm
から前記の3つの子機に対して送信(ステップ118)
する。
【0038】図9において3つの子機BRkは、受信時
刻かどうかを判断(ステップ1)し、受信時刻でなけれ
ば短周期モードかどうかを判断(ステップ11)し、短
周期モードでなければステップ1に戻る。受信時刻にな
っていれば、制御回路CPU1を同期処理(ステップ
2)により受信回路REbの電源をオンして、第1の命
令信号Tpm1を受信(ステップ3)する。今の場合、
親機MSから第1の命令信号が送信されているので、C
PU1は命令信号判定回路TPDTにより受信した第1
の命令信号Tpm1が短周期(第2の周期TS)モード
に変更する設定指令であると判断(ステップ4)し、C
PU1を短周期モードに設定(ステップ12)し、タイ
マーTM1を短い周期TSのタイマー時間2に設定(ス
テップ13)する。そこでCPU1はタイマー時間2が
経過すると制御信号Dskを出力して第1のセンサBR
1−1〜BR1−3を短周期TSで動作(ステップ6)
させる。
【0039】このとき図4(b)に示すように、エリア
1−2に侵入者Tが検出され、第1のセンサBR1−2
に出力が有った場合(ステップ7)、子機BR1−2
は、第1の送信回路TRbから検出信号Pb1−2を子
機ごとに予め異なるよう設定されたタイミングで親機M
Sに送信(ステップ14)した上で、動作の周期を短周
期モードに設定(ステップ15)するが、この度は既に
親機からの第1の命令信号Tpm1により短周期モード
で動作しているので、この短周期モードを継続する。そ
してステップ1に戻って前記の動作を繰り返す。
【0040】図10において、親機はステップ119で
子機BR1−2からの検出信号Pb1−2有りと判断
し、検出信号Pb1−2の受信タイミングから検出信号
Pb1−2を出力した子機を識別して第2の警告信号O
2を出力(ステップ120)して警告表示し、今度は全
ての第1のセンサBRkの動作周期を第2の周期TSへ
変更する第3の命令信号Tpm3をセット(ステップ1
21)し、ステップ117へ戻り、送信時刻になったら
第3の命令信号Tpm3を全ての子機に対して送信(ス
テップ118)する。この送信により全ての第1のセン
サBRkは、図4(c)に示すように、短い周期TSで検
出動作する。
【0041】図10において、親機MSは、第1の命令
信号Tpm1を送信した後、ステップ119でいずれの
子機からも検出信号Pbkの送信があったことが認識さ
れない際には、短周期TSモードにしてから所定時間経
過したかを判断(ステップ124)し、まだ経過してい
なければステップ112に戻って動作を繰り返し、所定
時間経過したと判断(ステップ124)したら、第1の
命令信号Tpm1に代えて第2の命令信号Tpm2に戻
し(ステップ125)、元の第1の周期TNでセンサを
動作させ、リセット処理(ステップ126)をしてステ
ップ112に戻る。リセット処理は、CPU2内のRO
Mに書かれている動作プログラムにしたがって行うもの
で、ステップ113における第2のセンサKn値メモリ
の内容をクリアし、ステップ114及びステップ120
の警告信号の出力を停止するものである。
【0042】また子機は、図9において、ステップ8で
短周期モードであると判断されてから所定時間経過した
かが判断(ステップ9)され、経過していない場合はス
テップ1に戻って動作を繰り返し、経過していた場合に
は、各子機はリセット処理(ステップ10)し、図4
(d)に示すように全ての子機は通常の第1の周期TN
に戻ってステップ(1)からの動作を繰り返す。
【0043】なお、図4(b)において、第2のセンサ
K1に出力があって第1のセンサBR1−1,1−2,
1−3が短周期TSモードに変更された後で、いずれの
センサも侵入者を検出しなかった場合には、前記と同様
にステップ9で所定時間経過したことを判断したら直ち
に各子機はリセット処理(ステップ10)して、図4
(d)に示す状態に戻し、通常の第1の周期TNに戻っ
てステップ1からの検出動作を継続する。
【0044】図10において、親機MSは、ステップ1
12で第2のセンサK1〜K4のいずれからも出力が無
かった時は、第1のセンサBRkを第1の周期TNで動
作させる第2の命令信号Tpm2を設定(ステップ11
1)する。そこで命令信号の送信時刻まで待機し、送信
時刻(ステップ117)になったら第2の命令信号Tp
m2を送信回路TRmから送信(ステップ118)す
る。
【0045】図9に示すように、子機BRkは、ステッ
プ3で第2の命令信号Tpm2を受信したら、CPU1
は命令信号判定回路TPDTにより第2の命令信号Tp
m2が短周期(第2の周期TS)モードの設定指令であ
るか判断(ステップ4)し、この場合は第1の周期TN
モードであるのでタイマーTM1を第1の周期のタイマ
ー時間1に設定(ステップ5)する。そこで制御信号D
skを出力することにより第1のセンサSNSを長い周
期TNで検出動作(ステップ6)させる。以下の検出動
作は先に説明したのと同様である。しかしこの場合に、
ステップ7で第1のセンサに出力ありと判断(ステップ
7)され、例えば図4(b)のようにセンサBR1−2
に出力があった場合には、検出信号Pb1−2を送信回
路TRbから親機MSへ送信(ステップ14)し、同一
子機の動作周期を短周期TSモードに設定(ステップ1
5)する。そして、第2の周期TSでステップ1からの
動作を繰り返す。
【0046】図10の親機側においても、子機から検出
信号Pb1−2が送信されたことをステップ119で判
断したら、前記のように子機を識別して第2の警告信号
O2を出力(ステップ120)し、次いで全ての子機B
Rkへ短い周期TSへ変更するための第3の命令信号T
pm3をセット(ステップ121)して送信時刻(子機
ごとに異なるよう予め設定されたタイミング)に送信
(118)する。子機BRkはこの命令信号を受信して
短周期モードに設定(ステップ12)するが、検出対象
を検出した子機BR1−2は、既に短周期モードで動作
しているので、この短周期モードを継続する。
【0047】図5(a)に示す例では、ステップ112
で第2のセンサK4に出力があった場合であり、これを
メモリに記憶(ステップ113)して警告信号を出力
(ステップ114)する。その後でステップ115で
は、第2のセンサK4に対応付けられている行j=3の
エリアを検出領域とする第1のセンサBR1−3、BR
2−3、BR3−3、BR4−3、BR5−3の動作周
期を第2の周期TSに変更する第1の命令信号Tpm1
をセット(ステップ123)する。以後は前記と同様に
ステップ117からのフローにしたがって図5(b)〜
(c)へ状態が変更して検出動作が行われ、遂にいずれ
の子機からも検出されなくなったとき、ステップ126
でリセット処理され、これにより図5(d)の状態とな
って一連の検出動作が終了する。
【0048】図6(a)に示す例では、ステップ112
で第2のセンサK4とK3で侵入者T1、T2を検出し
て出力があった場合であり、これをメモリに記憶(ステ
ップ113)して警告信号を出力(ステップ114)す
る。その後でステップ115では、第2のセンサK4と
K3に対応付けられる行j=3と列i=5のエリアを検
出領域とする第1のセンサBR1−3、BR2−3、B
R3−3、BR4−3、BR5−3、BR5−2,BR
5−1の動作周期を第2の周期TSに変更する第1の命
令信号Tpm1をステップ123及びステップ116に
よりセットする。以後は前記と同様にステップ117か
らのフローにしたがって図6(b)〜(c)へ状態が変
更して検出動作が行われ、遂にいずれの子機からも検出
されなくなったとき、ステップ126でリセット処理さ
れ、これにより図6(d)の状態となって一連の検出動
作が終了する。
【0049】図7は検出の動作の他の例を示している。
具体的には親機MSから送信される命令信号が異なるも
のである。図4の場合と同様に第2のセンサK1に出力
を生じた場合に、第2のセンサK1に対応付けられる第
1のセンサBR1−1、BR1−2、BR1−3の動作
周期を第2の周期TSに変更する第1の命令信号Tpm
1を送信し、図7(b)のように3つのセンサが短い周
期TSで検出動作を行い、その結果エリア1−2に侵入
者TがありセンサBR1−2により検出し、この検出信
号を上記の例と同様に親機に送信する。親機MSは検出
したセンサBR1−2の検出結果に基づいて、先の3つ
のセンサとともにこれの近傍の3つのセンサBR2−
1,BR2−2,BR2−3をも動作周期を短周期モー
ドにする命令信号を送信し、この命令信号により6つの
センサが第2の周期TSで検出動作を行う。続いて図7
(c)のように、侵入者Tがエリア1−2から2−2へ
と移動し、センサBR2−2からも検出信号Pb2−2
の出力があり、検出信号が送信されると、親機MSは今
度はセンサBR2−2の検出結果及び先に送信されたセ
ンサBR1−2の検出結果に基づいて、侵入者Tの移動
方向を認識し、その認識した方向と反対側のエリアのセ
ンサBR1−1,BR1−2,BR1−3の動作周期を
第1の周期TNに戻すとともに、侵入者Tの移動方向に
隣接する3つの第1のセンサBR3−1,BR3−2,
BR3−3をも動作周期を短周期モードにする命令信号
を送信し、図7(d)のように、6つのセンサBR2−
1,BR2−2,BR2−3、BR3−1,BR3−
2,BR3−3を第2の周期TSで検出動作を行わせる
ように制御する。このように侵入者Tの移動に追従する
ように短周期モードで動作するセンサを広げたり移動さ
せたりしてゆけば、さらに少ない消費電力で確実に侵入
者Tを追跡できることになる。
【0050】図8は検出の動作のさらに他の例を示して
いる。この場合、検出対象を検出した第2のセンサK1
〜K4と対応付けられる第1のセンサBRkを、検出対
象を検出した第2のセンサK1〜K4に近い第1のセン
サから、検出対象を検出した第2のセンサに遠い第1の
センサへという順に、次第に遠く広い範囲にして最後に
全ての第1のセンサBRkに至るようにし、この順に第
1の命令信号Tpm1を送信してゆくものである。即
ち、図8(a)のように第2のセンサK1に出力を生じ
た場合には、図8(b)のように第2のセンサK1の近
傍に配置された第1のセンサBR1−1,BR1−2,
BR1−3を第2の周期TSで動作させ、次に図8
(c)のように第2のセンサK1に遠い第1のセンサB
R2−1,BR2−2,BR2−3をさらに第2の周期
TSで動作させ、次に図8(d)のように第2のセンサ
K1にさらに遠い第1のセンサBR3−1,BR3−
2,BR3−3をさらに第2の周期TSで動作させ、次
に図8(e)のように第2のセンサK1にさらに遠い第
1のセンサBR4−1,BR4−2,BR4−3をさら
に第2の周期TSで動作させ、次に図8(f)のように
第2のセンサK1にさらに遠い第1のセンサBR5−
1,BR5−2,BR5−3をさらに第2の周期TSで
動作させて全てのセンサを短い周期TSで検出動作させ
るように親機MSは第1のセンサの動作を制御する。こ
のような制御によって、一斉に全てのセンサを第2の周
期TSで動作させる場合に比して格段に消費電流を節減
できる。
【0051】なお、親機にリセットスイッチを設け、こ
のリセットスイッチが操作された際に、図10のステッ
プ126と同様のリセット処理を行うように構成しても
良い。この場合、センシング装置の管理者が親機からの
警告信号を認識した際、直ちにリセットできるので、必
要以上に長い時間警告信号が出力し続けることを防止で
きる。
【0052】上記の例では、第2のセンサは敷地の周囲
全体に設けるようにしたが、人の侵入が可能な場所(例
えば、入り口など)に部分的に設けられたセンサであっ
てもよい。また、第2のセンサの検出信号を有線ではな
く、無線で親機に送信するようにしてもよい。また、親
機や第2のセンサの電源はAC電源に限らず電池で駆動
するものでもよい。
【0053】
【発明の効果】このように本発明によれば、親機の第2
のセンサに出力があった場合、第2のセンサと対応付け
られた子機の第1のセンサを短い周期で動作させ、その
間に実際に検出対象を検出した場合にのみ全ての子機を
短い周期で動作させるようにしたので、短い周期で動作
するチャンスが分散されるため消費電流が減少する。そ
して、第2のセンサを重点的にチェックすればよいた
め、メンテナンスも簡単になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態における子機を示すブロ
ック図である。
【図2】図1の子機と親機を示すブロック図である。
【図3】本発明を侵入者検出に適用した場合の親機と子
機の配置の状態を示す平面図である。
【図4】検出の動作を説明する平面図である。
【図5】検出の動作を説明する他の平面図である。
【図6】検出の動作を説明するさらに他の平面図であ
る。
【図7】検出の動作を説明するさらに他の平面図であ
る。
【図8】検出の動作を説明するさらに他の平面図であ
る。
【図9】子機の検出の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図10】親機の検出の動作を説明するためのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
BRk 子機(第1のセンサ) CPU1 第1の制御回路 SNS 第1のセンサ Pbk 検出信号 TRb 第1の送信部(送信回路) REb 第1の受信部(受信回路) TN 第1の周期 TS 第2の周期 MS 親機 Kn 第2のセンサ CPU2 第2の制御回路 Tpm 命令信号 Tpm1 第1の命令信号 Tpm2 第2の命令信号 Tpm3 第3の命令信号 TRm 第2の送信部(送信回路) PEm 第2の受信部(受信回路) O1〜On 警告信号
フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA03 BB18 BB74 DD05 DD06 DD25 DD31 EE10 EE11 FF01 FF02 FF04 FF13 FF17 FF19 FF20 GG08 GG11 GG12 GG13 GG21 GG24 GG30 GG36 GG37 GG47 GG57 GG66 GG69 5J070 BC06 BC08 5J084 AA04 AD07 CA03

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の周期で動作する第1のセンサと、
    前記第1のセンサが検出対象を検出した際に検出信号を
    送信する第1の送信部と、親機から送信される命令信号
    を受信する第1の受信部と、前記受信した命令信号に応
    じて前記第1のセンサの動作を制御する第1の制御回路
    とをそれぞれ備える複数の子機と、前記複数の第1のセ
    ンサのうちの所望の第1のセンサと予め対応付けられた
    第2のセンサと、前記子機からの検出信号を受信する第
    2の受信部と、前記受信した信号に基づき前記複数の子
    機のうちのどの子機が前記検出対象を検出したかを認識
    し第2の警告信号を出力するとともに、前記第2のセン
    サが検出対象を検出した際に前記検出対象を検出した第
    2のセンサと対応付けられた前記所望の第1のセンサの
    動作周期を前記第1の周期よりも短い第2の周期に変更
    する第1の命令信号を第2の送信部から送信させる第2
    の制御回路とを備える前記親機とを含むことを特徴とす
    るセンシング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第2のセンサと
    予め対応付けられた前記所望の第1のセンサは、前記第
    2のセンサの近傍に配置された前記第1のセンサである
    ことを特徴とするセンシング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、前記第2の
    制御回路は、前記第1のセンサを前記第1の周期で動作
    させる第2の命令信号を前記第2の送信部から送信可能
    なものであることを特徴とするセンシング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかにおいて、前
    記第2の制御回路は、前記子機のいずれかが前記検出対
    象を検出したことを認識した際には、全ての前記第1の
    センサの動作周期を前記第2の周期に変更する第3の命
    令信号を前記第2の送信部から送信させるものであるこ
    とを特徴とするセンシング装置。
  5. 【請求項5】 請求項3または4において、前記第2の
    制御回路は、前記第1の命令信号を前記第2の送信部か
    ら送信させてから所望時間の間に前記いずれの子機から
    も前記検出信号の送信があったことが認識されない際に
    は、前記第1の命令信号に代えて前記第2の命令信号を
    送信させるものであることを特徴とするセンシング装
    置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかにおいて、前
    記第1の制御回路は、同一子機内の前記第1の送信部に
    より前記検出信号が送信された際に、同一子機内の前記
    第1のセンサの動作周期を前記第1の周期よりも短くす
    るものであることを特徴とするセンシング装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記第1の制御回路
    は、前記同一子機内の前記第1のセンサの動作周期が前
    記第1の周期よりも短くなってから所望時間の間に前記
    同一子機内の前記第1のセンサが前記検出信号を出力し
    ない際には、前記同一子機内の前記第1のセンサの動作
    周期を前記第1の周期に戻すものであることを特徴とす
    るセンシング装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7のいずれかにおいて、前
    記第1の命令信号は、前記検出対象を検出した第2のセ
    ンサに近い前記第1のセンサから前記検出対象を検出し
    た第2のセンサに遠い前記第1のセンサの順に前記検出
    対象を検出した第2のセンサと対応付けられた前記所望
    の第1のセンサの動作周期を短くするものであることを
    特徴とするセンシング装置。
  9. 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかにおいて、前
    記第2の制御回路は、前記第2のセンサが検出対象を検
    出した際に第1の警告信号を出力するものであり、前記
    第1及び第2の警告信号に応じた表示を行う警告表示部
    をさらに含むことを特徴とするセンシング装置。
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