JP2001242248A - センシング装置 - Google Patents

センシング装置

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JP2001242248A
JP2001242248A JP2000049411A JP2000049411A JP2001242248A JP 2001242248 A JP2001242248 A JP 2001242248A JP 2000049411 A JP2000049411 A JP 2000049411A JP 2000049411 A JP2000049411 A JP 2000049411A JP 2001242248 A JP2001242248 A JP 2001242248A
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JP
Japan
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detection
sensor
area
sensors
sensing device
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Application number
JP2000049411A
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English (en)
Inventor
Hajime Oda
肇 織田
Aijiro Gohara
愛二郎 郷原
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Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
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Publication date
Application filed by Seiko Precision Inc filed Critical Seiko Precision Inc
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  • Burglar Alarm Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のセンサが同時に動作しても誤動作を生
じないようにする。 【解決手段】 所望の領域をマトリクス状に複数のエリ
ア1−1〜3−4に分割し、エリアごとにそれぞれのエ
リアを検出領域とするセンサS1−1〜S3−4を配置
する。各エリアにおける検出結果に基づき各エリアにお
ける検出対象の有無を判断する親機を含む。各センサの
検出領域は、互いに重複することが無いように設定して
あり、その検出方向は、各エリアの行i方向または列j
方向において上下交互に角度を変えて設定してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つの親機に対し
て複数の子機を有し、子機に備わっているセンサの検出
領域が重ならず、誤動作の少ない検出が可能なセンシン
グ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、屋敷内の敷地や、美術館
の広い床などを、複数のエリアに分割して、各エリアに
人体検出用のセンサを配置してその結果を集中コントロ
ール装置に送り、どのエリアに侵入者または見学者がい
るか等を検出する装置がある。
【0003】人体検出センサとしては、例えば、物体に
パルス光を投光し、物体からの反射光を投光部より所定
の基線長だけ離れて配置された受光部により受光して検
出を行なう投受光型光センサや超音波センサがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】センサ(子機)が多数
ある場合の配置例を図6を参照して説明する。同図にお
いて、塀Wに囲まれた敷地内に家Hがあり、家の中に親
機MSが設置してある。家の周りの敷地をマトリクス状
に複数のエリアに分割し、それぞれのエリアをセンサの
検出領域とする子機BR1〜BRnを各エリアに配置す
る。センサはここでは投受光式のものを示しており、光
を投光反射させる検知方向を、丸形の子機から線を突出
させて示している。図7は従来のエリアと子機内のセン
サSの配置についてセンサを拡大して示している。
(a)に示すように、行方向の境界ラインlx1〜lx
4と列方向の境界ラインly1〜ly4によって9つの
エリアを画定し、各エリア内を検出するセンサSj1−
1〜Sj1−3、Sj2−1〜Sj2−3、Sj3−1
〜Sj3−3を配置する。そこで、もしも各センサがラ
ンダムに検出動作をする、即ち、パルス光がランダムに
放射され、受光部がそれをランダムに受光すると、セン
サの設置向きによっては、あるセンサの発光光が直接、
または物体に反射して他のセンサに入射してしまい、他
のセンサが誤検出(誤動作)してしまうという問題が生
じる可能性がある。具体的には、たまたま同じタイミン
グで複数のセンサが検知動作を行ってしまうと、一方の
センサの発光光が他方のセンサに入射して誤動作を引き
起こす。
【0005】例えば図7(a)のセンサSj1−2とS
j1−3、センサSj3−2とSj3−3のように、セ
ンサの検出方向が向き合うように配置された場合には、
図7(c)に示すようにセンサSj1−2やセンサSj
3−3の発光パルスがセンサSj1−3やセンサSj3
−2に入射してしまう。また検出方向が異なっていて
も、それら検出方向がほぼ同一平面上にある場合、図7
(a)(c)で示すように、センサSj2−1の発光パ
ルスが物体Tで反射してセンサSj2−2に入射して誤
動作を起こすことがある。またセンサが超音波式の場合
には、1つのセンサから発せられた音波は直接波または
種々の物体に反射した反射波が他のセンサに入力され、
やはり誤動作を起こす。
【0006】特にセンサが向き合っている場合には、1
つのセンサの発光パルスが強い光として直接他のセンサ
に入射されるので、図7(b)で示すように、センサS
j1−2の光だけでなく、センサSj1−1の光までも
が遠距離に設置されたセンサSj1−3に直接入射され
て誤動作することもある。
【0007】これを避けるために、親機MSは各センサ
に測定許可信号を送り、順番にセンサを動作させるなど
の制御を行なう必要があるが、この制御を有線で行なお
うとすると、コントロールは比較的簡単であるが費用が
莫大となる。またセンサを電池駆動とし、無線通信を使
用するのが便利であるが、この場合には個々のセンサ側
に親機からのコントロール信号を確実に受信できる受信
回路が必要となり、制御が複雑で高価格なものになる。
【0008】そこで本発明は、それぞれのセンサの検出
領域が重ならずかつ検出方向の角度を変えて設置するこ
とにより、簡単な方法で誤動作の少ない装置を提供す
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明のセンシング装置
は、所望の領域をマトリクス状に複数のエリアに分割
し、前記各エリアごとに前記それぞれのエリアを検出領
域とするセンサを配置し、前記各センサの検出結果に基
づき前記各エリアにおける検出対象の有無を判断する親
機を含み、前記各センサの検出領域は、互いに重複する
ことが無いように設定してあり、前記各センサの検出方
向は、前記各エリアの行方向または列方向において上下
交互に角度を変えて設定してある。この構成によりセン
サが同時に動作しても1つのセンサが放射した波が他の
センサにより受信されるという誤動作を排除でき、検出
対象のみを確実に検出できる。
【0010】前記各センサの検出方向は、平面的に略同
一方向に向かうものであることが好ましい。また、隣接
する前記エリアのそれぞれを検出領域とする前記各セン
サは、それぞれ他の1つのセンサと隣接して配置してあ
り、前記隣接配置された2つのセンサの検出方向は、平
面的に異なる方向であることが好ましい。
【0011】また、前記各エリアは、複数の境界線によ
り画定され、前記各センサは、前記エリアの境界線上の
端部または中央部に配設してあり、前記各センサの検出
方向は、前記エリアの中央部に向かうものであることが
好ましい。
【0012】また、波を放射する放射部および波を受信
する受信部と、前記受信部の出力に基づき検出信号を出
力する制御回路とを含み、前記制御回路は、誤動作チェ
ック用放射モードと誤動作チェック用受信モードと通常
モードとを有し、前記誤動作チェック用放射モードが選
択された際は前記放射部を動作させるとともに前記検出
信号の出力を無効にし、前記誤動作チェック用受信モー
ドが選択された際は前記受信部の出力に基づき検出信号
を出力するとともに前記放射部の動作を禁止し、前記通
常モードが選択された際は前記放射部を動作させて波を
放射させ、前記受信部の出力に基づき検出信号を出力す
るものとしている。この構成により1つのセンサから放
射された波が他のセンサにより受信されることのないよ
うに予め調整でき、それを確認できる。
【0013】前記放射部は、光または超音波を放射する
ものであることが好ましい。また、前記センシング装置
は、電源を電池電源と外部電源に切換え可能に構成して
あることが好ましい。この構成により調整に長時間を要
してもセンシング装置内蔵の電池電源の消耗が無く、長
寿命化が達成できる。
【0014】また、前記誤動作チェック用放射モードと
誤動作チェック用受信モードと通常モードのいずれのモ
ードが選択されているかを表示する表示部をさらに含む
ことが好ましい。モードの状態を認識することが容易で
ある。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について、
図面を参照して説明する。侵入者検出用のセンシング装
置の場合を例示して説明すると、先に図6について述べ
ているように、塀Wに囲まれた敷地内の家Hに親機MS
が設置してある。家の周りの敷地をマトリクス状に複数
のエリアに分割し、それぞれのエリアを検出領域とする
センサを有する子機BR1〜BRnを各エリアに配置し
てある。説明の都合上、各エリアは全て同じ面積の正方
形としてあるが、実際のセンサの配置にあたっては、適
宜エリアの形状を変更可能である。センサは光または超
音波などの波を放射する放射部とこの波を受信する受信
部とを含むもので、投受光式光センサや超音波センサな
どである。波を放射し受信する検知方向を、丸形の子機
から線を突出させて示している。親機MSは、センサに
おける検出結果に基づいてエリアにおける検出対象の有
無を判断するものである。
【0016】そこで、先ずセンサの配置についてその検
出方向とともに詳細に説明する。図1(a)は各センサ
の配置を平面的に見た場合の図であり、図1(b)は図
1(a)のセンサS3−2とS2−3の関係を拡大して
示したもので、図1(c)は、図1(b)を側面から見
た場合の図である。図1(a)に示すように、エリアはマ
トリクス状に行方向と列方向に整列しており、これは行
方向の境界線iと、列方向の境界線jによりエリアi−
jが画定されている。ここにはエリア1−1から1−
4、2−1から2−4、3−1から3−4を示してい
る。センサSは各エリアごとにそれぞれのエリアを検出
領域としているもので、本例ではセンサのSにエリアの
番号を付してそれぞれのセンサを表示している。すなわ
ち、エリア1−1を検出領域とするセンサをS1−1と
し、エリア3−4を検出領域とするセンサをS3−4と
して表している。したがって、これらのセンサS1−1
からS3−4の検出領域は、いずれも互いに重複するこ
とが無い。また、これらのセンサの検出方向は、平面的
に略同一方向に向っているもので、ほぼ各エリアの中央
部に向っている。また図上、センサを二重丸で示したも
のと一重丸で示したものとがあるが、これはセンサの検
出方向をエリアの行方向または列方向において上下交互
に角度を変えて設定してあることを示すものである。例
えば図1(b)のセンサS3−2は検出方向が上向きで
あり、センサS2−3は検出方向が先の上向きに対して
角度を変えた向きのほぼ水平方向へ向かっている。具体
的には、図1(c)に示すようにのセンサS2−3は検出
方向が大きく上向きであり、センサS3−2は検出方向
がセンサS2−3よりも小さい上向きで、角度を上下に
変えてある。このように構成してあるので、エリア3−
2に侵入者Tがあったときには、図1(b)(c)のよう
にセンサS3−2から放射された波が、侵入者Tで反射
した時に、1点鎖線で示すようにセンサS2−3に向か
う反射光が発生する場合はあるが、図1(c)のよう
に、最も強く反射する点線方向の波がこのセンサS3−
2の受信部で受信され、センサS2−3に向う反射光は
センサS1−3の検出方向とはずれた方向であるので、
やはりセンサの誤動作を減少できる。
【0017】図2にセンサの他の配置の例を示してい
る。これは隣接するエリア、例えばエリア1−2と1−
3、エリア2−3と2−4のそれぞれを検出領域とする
センサS1−2とS1−3、センサS2−3とS2−4
は、互いに隣接して配置してあり、この2つのセンサの
検出方向は、同一平面でみた場合に異なる方向としてい
る。この例では2つのセンサの検出方向はほぼ90度の
開き角をなしてそれぞれ各エリアの中央に向かってい
る。他のセンサについても同様であり、その他の点に関
しては図1で説明したのと同様である。
【0018】図3にセンサのさらに他の配置の例を示し
ている。これは各センサがエリアの境界線上の端部また
は中央部に配設してあり、各センサの検出方向は、エリ
アの中央部に向かっている。例えば、センサS1−3は
そのエリアの行方向の境界線i1の端部に、センサS2
−2、S2−4はそれらのエリアの行方向の境界線i2
の端部に配設してある。またセンサS1−2、S1−4
はそれらのエリアの行方向の境界線i1の中央部に、セ
ンサS2−3はそのエリアの行方向の境界線i2の中央
部に配設してある。これらのいずれのセンサも、その検
出方向はそれぞれのエリアの中央部に向うように設定し
てある。他のセンサについても同様であり、その他の点
に関しては図1で説明したのと同様である。
【0019】図4を参照して前記のセンサを備えた子機
BRkの構成の詳細について説明する。子機BRk(B
R1〜BRn)はそれぞれ同様な構成であり、各々識別
情報としての通し番号(1〜n)を(k)と表示してB
Rの後に付与し、以下にその構成を説明する。
【0020】子機BRkは、所望時間の間動作する物体
検出用のセンサSNSを含む。センサSNSは、センサ
駆動回路S−aにより光または超音波等の波を放射する
放射部S−bと、この波の反射波を受信する受信部S−
cとからなる。そして受信部S−cで受信された検出結
果を示す検出信号Sbkを制御回路CPU1へ出力す
る。さらに制御回路CPU1に制御されて検出信号Pb
kを親機MSに送信するための送信回路TRb、センサ
の動作モードや子機ごとの周波数その他の設定等を行な
うためのモード設定手段SWa、周波数設定手段SWb
及び電池電源E等からなる。制御回路CPU1からの制
御信号Dsk、Dtk等により電池電源Eからの電圧が
スイッチ回路SWs、SWtを介してセンサSNS、送
信回路TRbに供給されることにより動作状態となる。
電源は電池電源Eと外部電源PWbとを電源切換え手段
PSを介して切換え可能になっている。
【0021】制御回路CPU1は、CPU、ROM、R
AM等からなるとともに、誤動作チェック制御回路CP
U1a及び周波数設定回路CPU1bを含み、水晶発振
子等の発振器X1から入力する基本クロック発生回路C
Lbおよび内部のROMに記憶された動作プログラムに
基づき種々の動作を制御する。
【0022】誤動作チェック制御回路CPU1aは、モ
ード設定手段であるモードスイッチSWaの切換えによ
り、センサSNSの動作を選択的に1つのモードに設定
可能にするもので、後で詳細に説明するように端子aに
切換えることにより誤動作チェック用放射モードとし、
端子bに切換えることにより通常モードとし、端子cに
切換えることにより誤動作チェック用受信モードとす
る。制御回路CPU1には、さらに誤動作チェック制御
回路CPU1aにいずれのモードが選択されているかを
表示する表示部DSPを含んでおり、端子aにより誤動
作チェック用放射モードが選択された際は、LED等に
よる光発生部Daが点灯し、端子bにより通常モードが
選択された際は、いずれの光発生部も非点灯となり、端
子cにより誤動作チェック用受信モードが選択された際
は光発生部Dbが点灯した上で、受信すれば光発生部D
cが点灯、受信しなければ非点灯となる。
【0023】周波数設定回路CPU1bには、周波数設
定手段である設定スイッチSWbにより、子機ごとの送
信周波数が設定されている。図5に示した親機MSは、
受信した検出信号Pbkの周波数を識別して、どの子機
から送信された検出信号Pbkであるかを認識する。
【0024】モードスイッチSWaにより端子aが選択
されて光表示部Daが点灯した際には、センサの放射部
S−bを動作させるとともに受信部S−cからCPU1
への検出信号Sbkの出力を無効にし、端子cが選択さ
れて光表示部Dbが点灯した際には、受信部S−cの出
力に基づき検出信号SbkをCPU1へ出力するととも
に放射部S−bの動作を禁止する。このとき受信部S−
cにて受信してCPU1に検出信号Sbkが入力してい
れば、光表示部Dcが点灯して受信部S−cにより受信
したことを表示する。また受信部S−cで受信していな
ければ光表示部Dcを非点灯とする。このようにして誤
動作チェックの制御がなされる。端子bが選択された際
には、光表示部Da〜cはいずれも非点灯であり、放射
部S−bを動作させて波を放射させ、受信部S−cで受
信したら検出信号SbkをCPU1に出力し、この出力
に基づき送信回路TRbから検出信号Pbkを親機へ送
信する通常のセンシング動作を行なうように制御され
る。また端子aおよび端子cが選択されたときには、電
源切換え手段PSにより電池電源Eから外部電源PWb
に切換えられる。
【0025】センサSNSは、CPU1からの制御信号
Dskの出力によりスイッチ回路SWsを介して電池電
源Eからの電圧が供給されたとき動作状態となり、物体
を検出するとCPU1に検出信号Sbkを供給する。制
御回路CPU1は、センサSNSから検出信号Sbkを
入力すると、直ちに送信回路TRbから検出信号Pbk
を送信する。
【0026】送信回路TRbは、CPU1からの制御信
号Dtkの出力によりスイッチ回路SWtを介して電池
電源Eからの電圧が供給されたとき動作状態となり、C
PU1からの検出信号Pbkを親機MSへ送信する。
【0027】次に親機MSの構成について図5を参照し
て説明する。親機MSは、受信回路REm、制御回路C
PU2及びAC電源から電力を得る電源回路PWm等か
らなり、AC電源からの電力により受信回路REm、制
御回路CPU2等が常時動作状態となる。親機MSは、
複数の子機BRk(BR1〜BRn)からの検出信号P
bk(Pb1〜Pbn)を受信し、受信した検出信号P
bkの周波数に基づいて、受信した検出信号が子機のう
ちのどの子機から送られてきたかを認識し、出力端子O
1〜Onから当該子機を識別表示する。なお、電源とし
て電池等その他の電源を用いてもよい。
【0028】制御回路CPU2は、CPU、ROM、R
AM等からなるとともに、子機を識別するための周波数
識別回路CPU2aを含み、水晶発振子等の発振器X2
から入力する基本クロック発生回路CLmおよび内部の
ROMに記憶された動作プログラムに基づき種々の動作
を制御する。
【0029】このような構成であるので、子機を各エリ
ア内に配置する際には、全てのセンサが誤動作を生じな
いように調整しながら設置する。例えば、先ず全ての子
機をそれぞれの検出領域が重複しないように各エリアに
配置する。この配置については先に図1〜図3において
説明した通りである。その上で、次に検出方向を調整す
る。この際に、誤動作チェック用放射モードと誤動作チ
ェック用送信モードを選択し、電源を外部電源PWbに
切換えて微調整を行なう。例えば、第1の子機ではモー
ドスイッチSWaを端子aに切換えて放射モードとし、
第2の子機を端子cに切換えて受信モードとし、第1の
子機から放射した波が第2の子機にて受信されないよう
に両者の検出方向を微調整する。このときは、第2の子
機の受信部S−cで波を受信すると表示部DSPの光表
示部Dcが点灯するので、非点灯となるまで調整を続け
る。非点灯となったら今度は反対に第2の子機を放射モ
ードとし、第1の子機を受信モードとし、第2の子機か
ら放射した波が第3の子機にて受信されない事を光表示
部Dcが非点灯であることで確認する。次に第1および
第2の子機を放射モードとし、第3の子機を受信モード
とし、第1および第2の子機から放射した波が第3の子
機にて受信されないように3者の検出方向を微調整し、
続いて第3の子機を放射モードとし、第1および第2の
子機を受信モードとし、第3の子機から放射した波が第
1および第2の子機にて受信されない事を確認する。第
1または第2の子機のいずれかで受信された場合には、
当該子機の光表示部Dcが点灯するのでこの子機をさら
に微調整した上で、放射と受信の条件を反転させて誤動
作のないことを確認する。第4の子機の場合も前記と同
様な調整動作を繰り返して誤動作の生じない検出方向に
する。最後の子機まで調整を終わったら全ての子機が誤
動作の生じない状態に設置されたことになるので、全て
の子機のモードスイッチSWaを端子bに切換えて通常
モードとする。
【0030】通常モードでは、センサSNSが動作状態
になって放射部S−bから波が放射され、侵入者がある
ときは波が侵入者にあたって反射して受信部S−cにて
受信され、センサSNSから検出信号Sbkを出力して
制御回路CPU1に供給される。そこで制御回路CPU
1により直ちに検出信号Pbkを送信回路TRbから親
機MSに送信する。親機MSは送信された検出信号を受
信回路PEmで受信したら、周波数識別回路CPU2a
により周波数を識別し、それがどの子機からのものであ
るかを認識して、出力端子O1〜Onにより当該子機を
識別表示したり警告信号を発生する。
【0031】
【発明の効果】このように本発明によれば、センサの検
出領域が重ならないように設定してあり、検出方向が角
度を変えて設定してあるので、センサが同時に動作して
いても1つのセンサから放射された波がその他のセンサ
により受信されるという誤動作を排除できる。したがっ
て侵入者などの検出対象を確実に検出できる。またセン
サを配置する際に、誤動作チェック放射モードと誤動作
チェック受信モードを選択して1つのセンサから放射さ
れた波がその他のセンサにより受信されることの無いよ
うに予め調整できるので、通常モードの際に間違いのな
い検出動作を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は検出の誤動作を無くするためのセンサの
配置の状態を示す平面図、(b)はその一部の正面図、
(c)は他の部の正面図である。
【図2】誤動作を無くするための他のセンサの配置の状
態を示す平面図である。
【図3】誤動作を無くするためのさらに他のセンサの配
置の状態を示す平面図である。
【図4】子機を示すブロック回路図である。
【図5】本発明の実施の一形態を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明を侵入者検出に適用した場合の親機と子
機の配置の状態を示す平面図である。
【図7】従来のセンサの配置状態による問題点を示すも
ので、(a)は平面図、(b)および(c)は正面図で
ある。
【符号の説明】
CPU1 制御回路 SNS センサ S−b センサの放射部 S−c センサの受信部 Sbk 検出信号 MS 親機 i、j 境界線 E 電池電源 PWb 外部電源 DSP 表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C084 AA02 AA07 BB04 CC19 DD03 DD31 DD65 DD71 EE01 GG19 5J083 AA02 AB15 AC28 AD01 AE08 AF01 BA01 5J084 AA04 AB07 AD01 CA03 CA31 CA70 DA07 EA04 EA29

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所望の領域をマトリクス状に複数のエリ
    アに分割し、前記各エリアごとに前記それぞれのエリア
    を検出領域とするセンサを配置し、前記各センサの検出
    結果に基づき前記各エリアにおける検出対象の有無を判
    断する親機を含み、 前記各センサの検出領域は、互いに重複することが無い
    ように設定してあり、前記各センサの検出方向は、前記
    各エリアの行方向または列方向において上下交互に角度
    を変えて設定してあることを特徴とするセンシング装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記各センサの検出
    方向は、平面的に略同一方向に向かうものであることを
    特徴とするセンシング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、隣接する前記エリア
    のそれぞれを検出領域とする前記各センサは、それぞれ
    他の1つのセンサと隣接して配置してあり、前記隣接配
    置された2つのセンサの検出方向は、平面的に異なる方
    向であることを特徴とするセンシング装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記各エリアは、複
    数の境界線により画定され、前記各センサは、前記エリ
    アの境界線上の端部または中央部に配設してあり、前記
    各センサの検出方向は、前記エリアの中央部に向かうも
    のであることを特徴とするセンシング装置。
  5. 【請求項5】 波を放射する放射部および波を受信する
    受信部と、前記受信部の出力に基づき検出信号を出力す
    る制御回路とを含み、前記制御回路は、誤動作チェック
    用放射モードと誤動作チェック用受信モードと通常モー
    ドとを有し、前記誤動作チェック用放射モードが選択さ
    れた際は前記放射部を動作させるとともに前記検出信号
    の出力を無効にし、前記誤動作チェック用受信モードが
    選択された際は前記受信部の出力に基づき検出信号を出
    力するとともに前記放射部の動作を禁止し、前記通常モ
    ードが選択された際は前記放射部を動作させて波を放射
    させ、前記受信部の出力に基づき検出信号を出力するも
    のであることを特徴とするセンシング装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、前記放射部は、光ま
    たは超音波を放射するものであることを特徴とするセン
    シング装置。
  7. 【請求項7】 請求項5または6において、前記センシ
    ング装置は、電源を電池電源と外部電源に切換え可能に
    構成してあることを特徴とするセンシング装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至7のいずれかにおいて、前
    記誤動作チェック用放射モードと誤動作チェック用受信
    モードと通常モードのいずれのモードが選択されている
    かを表示する表示部をさらに含むことを特徴とするセン
    シング装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005283543A (ja) * 2004-03-31 2005-10-13 Tau Giken:Kk 不審者探知システム

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