JPH11352909A - 表示ユニットおよび該表示ユニットを用いた表示システム - Google Patents

表示ユニットおよび該表示ユニットを用いた表示システム

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JPH11352909A
JPH11352909A JP10164610A JP16461098A JPH11352909A JP H11352909 A JPH11352909 A JP H11352909A JP 10164610 A JP10164610 A JP 10164610A JP 16461098 A JP16461098 A JP 16461098A JP H11352909 A JPH11352909 A JP H11352909A
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JP
Japan
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display
signal
unit
control signal
display unit
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JP10164610A
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English (en)
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Masaji Aoi
正司 青井
Eiji Sakata
栄二 坂田
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Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Kyushu Hitachi Maxell Ltd
Hitachi Maxell Ltd
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    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F13/00Illuminated signs; Luminous advertising
    • G09F13/20Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
    • G09F13/22Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent

Landscapes

  • Road Signs Or Road Markings (AREA)
  • Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発光素子を備えた表示ユニット10を複数、
縦列状態で並べ、各表示ユニット10の表示手段2を順
次に点灯して光を走らせることにより視線を誘導するも
のにあって、比較的簡単な構成を維持しながら、表示ユ
ニットの数や設置範囲が限定されることなく、表示効果
に富んだ視線誘導表示が行える様にする。 【解決手段】 各表示ユニット10毎に制御信号50の
送信手段4と受信手段6とを備え、前段の表示ユニット
10から送られた制御信号50の受信を確認すると、表
示手段2における発光表示を行うとともに、次段の表示
ユニット10に向けて制御信号50を送る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、点滅式の道路鋲
のような表示ユニットを複数備えて視線誘導を行う表示
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の表示システムは、各表示ユ
ニットが個別の周期で点滅などの表示動作を行うか、中
央に備えた制御部から各表示ユニットに向けて制御信号
を送ることにより、全表示ユニットの連携した表示動作
を可能としたものが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た各表示ユニットが個別に表示タイミングを設定する方
法では、各表示ユニット間における表示に統一性を持た
せることができず、表示システムとしての表示効果は低
い。一方、中央制御部で全体の表示ユニットを連携させ
て制御する方法は、全表示ユニットの統一した表示が行
えるために表示効果に優れる反面、中央制御部と各表示
ユニットとの間を結ぶ配線を必要とするなど、構成が複
雑となって表示ユニットの設置個所あるいは設置範囲が
限定される不都合がある。
【0004】本発明はかかる不都合に鑑みてなされたも
のであって、各表示ユニットに制御信号の受け渡し機能
を備え、その制御信号を介して各表示ユニットにおける
表示時期を規制することにより、比較的簡単な構成でシ
ステム全体としての表示ユニットの数や設置範囲が限定
されることなく、表示効果に富んだ表示が行える表示シ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる表示ユニット10は、図1にその全
体的な構成を概略的に示すごとく、所定の条件に対応し
て表示信号を発生する手段と、その表示信号の入力と連
動して所定の表示動作を行う表示手段2と、表示信号の
入力と連動して制御信号50を出力する送信手段4と
を、図3に例示するような所定のケース18内に一体に
備えたことを特徴とする。
【0006】上記した信号発生手段を、所定の信号入力
と連動して表示信号を出力する受信手段6とし、その受
信手段6が表示信号を出力するのを、他の表示ユニット
10における送信手段4から送出される制御信号50の
入力を条件とすることが好ましい。
【0007】上記した信号発生手段を予め設定した時間
毎に表示信号を出力するタイマー手段8とし、そのタイ
マー手段8が表示信号を出力するのを、上記した設定時
間中に、他の信号発生手段から表示信号が出力されない
ことを条件とすることもできる。
【0008】一方本発明にかかる表示システムとして
は、上記した表示ユニット10を複数備え、各表示ユニ
ット10における送信手段4と受信手段6とを例えば対
向させて配備するなどして、制御信号50を互いに受け
渡し可能に配設することにより、各表示ユニット10に
おける表示手段2の表示時期を、受け渡される制御信号
50を介して制御可能としたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図2〜4に例示す
るような表示ユニット10を床面12上に略等間隔に複
数個配設することにより、テーマパークのプレゼンテー
ション用として備えた視線誘導灯に実施した一例に基づ
いて具体的に説明する。
【0010】各表示ユニット10は略同一の構成であっ
て、図3に示すように、床面12の内部に埋設される矩
形状の下部ケース14と、床面12から突出させる台形
状の上部ケース16からなる本体ケース18内に、図4
に例示する電子回路20を収納している。
【0011】電子回路20は、各部に駆動電力を供給す
る電源部22と、全体的な回路制御を行う制御部24
と、所定の表示動作を行う表示部26と、表示部26の
表示時期を規制する受信部28および送信部30とから
構成される。
【0012】電源部22は、本体ケース18の上面32
側に配設した太陽電池34から出力される電力を、逆流
防止用のダイオード36を介してニカド電池のような二
次電池38に供給することにより、二次電池38を主た
る電力供給手段としながら、従たる太陽電池34で二次
電池38を充電できるようにしている。
【0013】ところで、夜間または室内の照明が低下さ
れて暗転状態になると、太陽電池34の出力電圧が低下
する。そこでこの出力電圧が設定値を下回ったことを検
知するとオンする日照判定スイッチ40を備え、このス
イッチ40を介して二次電池38からの出力を大容量の
コンデンサ42へ供給したあと、そのコンデンサ42か
ら各回路に電力を供給する。かかる構成により、手動で
電源スイッチをオンすることなく、周囲が所定以下の照
度になったことを検知して自動的に回路動作を開始する
とともに、安定した回路駆動電圧を各部に供給できるよ
うにしている。
【0014】表示部26は、2つの発光ダイオード44
・44を並列に接続するとともに直列にスイッチング用
トランジスタ46を介装し、更に制御部24からの出力
信号をトランジスタ46のベース端に入力することによ
り、制御部24によって発光ダイオード44の発光時期
を規制する。
【0015】また、図3における左側の面として示す上
部ケース16の正面48側に、2つの発光ダイオード4
4・44を図2の様に水平方向にやや離間させて配設す
ることにより、やや離れて表示ユニット10を正面48
側から見た際、上部ケース16の正面48側が略全面に
亘って点灯して見えるようにしている。
【0016】制御部24は1チップのマイコンが使用さ
れ、後で詳述するプログラムでその動作が規制される。
ここで本発明は、制御部24による表示部26の点灯時
期制御が、各表示ユニット10の送信部30から本体ケ
ース18の外部に向けて送出される制御信号50を介
し、連鎖的に制御が各表示ユニット10間を受け渡され
て表示動作が実行されることを特徴とする。
【0017】送信部30は、発光ダイオードのような発
光素子52と、その発光素子52と直列に接続され且つ
制御部24からの出力信号でオンするスイッチング用の
トランジスタ54とから構成される。発光素子52は赤
外域の光線のように外乱光との区別が可能な波長域の信
号を発生するものであって、制御部24からの信号出力
と連動してトランジスタ54がオンすると例えば赤外光
を制御信号50として発生し、レンズ56で集光されて
本体ケース18の外部に放出される。
【0018】受信部28は、上記した送信部30から出
力される制御信号50の波長域に最大感度を有するフォ
トトランジスタのような受光素子58が使用される。こ
こで、受信部28における受光素子58を上部ケース1
6の正面48側で略中央位置に配設する一方、送信部3
0の発光素子52を上部ケース16の裏面60側の中央
位置に配設する。
【0019】更に、各表示ユニット10を同一方向に向
けて一直線上に配置し、前後の表示ユニット10に備え
た発光素子52と受光素子58とを互いに対向させる
と、前段の表示ユニット10における送信部30から放
出された制御信号50aは、次段の表示ユニット10に
おけるレンズ62で集光されて受光素子52に入力され
る。
【0020】上記した構成にあって、電源部22のスイ
ッチ40がオンして制御部24に駆動電圧が印加される
ことにより所定のプログラムが動作し、図5のステップ
1から制御動作が開始される。
【0021】すると、ステップ2においてタイマーリセ
ットのような所定の初期化動作を行ったあと、ステップ
3から始まる待機状態に入る。この待機状態にあって
は、まずステップ3で、前段の表示ユニット10から制
御信号50aの入力が受信部28に対してあるか否かを
調べ、入力がない場合は更にステップ4でタイマーのカ
ウントが設定時間に達したか否かを判定し、設定時間が
経過していなければステップ3および4を繰り返すこと
により、制御信号50aが入力されるのを待つ。
【0022】ここでステップ3における判定が「YE
S」となり、制御信号50aの入力が判定されると、ス
テップ5に移ってタイマーの設定時間をリセットしたあ
と、ステップ6で制御部24から表示部26に表示信号
を送ることにより、発光ダイオード44を点灯する表示
処理動作を行う。
【0023】それと同時あるいはやや遅れて、制御部2
4から送信部30にも信号を送り、発光素子52を点灯
することによって制御信号50bを次段の表示ユニット
10に向けて送出する。すると次段の表示ユニット10
にあっても、制御信号50の検知とタイミングを合わせ
た制御動作を行うことにより、表示部26の点灯および
制御信号50の送出が行われる。
【0024】ここで各表示ユニット10における表示部
26の点灯時間を、次段の表示ユニット10の表示部2
6が制御信号50の入力と連動して表示動作を開始する
までの時間以下に制限することにより、図6(a)にお
いて白色で示す1つの点灯位置が、時間の経過とともに
順次に後段側の表示ユニット10に移行する動作が行わ
れることにより、図2の矢印で示す方向に光が繰り返し
走り、その先にあるイベント会場に向けて視線を誘導す
るのである。
【0025】ところで、図6(a)に示す第1段目の表示
ユニット10aについては、前段からの制御信号50の
入力はない。そこで本実施例にあっては、図5のステッ
プ4の時間判定で設定時間経過しても制御信号50の入
力が確認されない場合にあっては、強制的にステップ5
に移ることにより、第1段目の表示ユニット10aが親
機となって、制御信号50を受信した場合と同様な制御
動作が行われるようにしている。
【0026】また第2段目以降の表示ユニット10bに
おける設定時間を、例えば第1段目の表示ユニット10
aに対する表示が行われてから最終段の表示ユニット1
0cの表示が行われるまでの時間よりもやや長く設定す
ることにより、常に第1段目の表示ユニット10aを優
先して親機の動作をさせる一方、中間位置にある表示ユ
ニット10bの故障や歩行者、車による信号遮断などが
原因して制御信号50の受け渡しが途絶えた場合にあっ
ても、途絶えた位置の表示ユニット10bがあらたな親
の表示ユニットととなって、それ以降の表示ユニット1
0に向けて制御信号50の送出を可能とするのである。
【0027】図7は、上記した電子回路20の他の実施
例であって、本実施例にあってはプログラムによる制御
に代えて、具体的な回路素子による制御動作が行われる
ように構成するとともに、親となる表示ユニット10a
と子となる表示ユニット10bの構成に差を設けてい
る。なお、以下で説明する以外の構成は上記した実施例
と略同様なので、同一の番号を付すことにより詳細な説
明は省略する。
【0028】ここで親機用の表示ユニット10aは、上
記した受信部28に代えて手動のスイッチ64を備える
とともに、そのスイッチ64のオン操作と連動して第1
の発振回路66の動作を開始させるようにしている。
【0029】第1の発振回路66は、図8(a)の様に
所定の時間幅τのパルス信号68を周期Tで連続的に発
生するものであって、このパルス信号68を表示部26
のスイッチング用トランジスタ46に入力することによ
り、時間幅τだけ持続する発光表示が時間間隔Tで繰り
返される表示動作が行われる。
【0030】また送信部30は、第1の発振回路66か
ら出力されるパルス信号68が入力されるのと連動し
て、図8(b)の様に所定数(本実施例にあっては3
つ)のパルス信号70を発生する第2の発振回路74を
備える。この3つのパルス信号70を順次にトランジス
タ54のベース端へ入力することによってトランジスタ
54をオンオフし、設定数のパルス信号を1組とした制
御信号50が送信部30から次段の表示ユニット10に
向けて送出される。
【0031】子機用の表示ユニット10bは、その受信
部28において、前段の表示ユニット10aにおける送
信部30から送出される制御信号50の入力を受光素子
58で検出するとともに、その受光素子58で検出した
信号の入力数をカウンタ72で数える。このカウンタ7
2におけるカウント数が、制御信号50を構成するパル
ス数である「3」に達すると、カウンタ72から第1の
発振回路66に図8(d)の様にトリガ信号71が印加
される様に構成している。
【0032】子機用の第1発振回路66は、カウンタ7
2からトリガ信号71が入力される毎に所定時間幅τの
パルス信号68aを1つ発生するマルチバイブレータで
あって、表示部26の発光ダイオード44を時間幅τだ
け発光表示する。それと同時に、親機側と略同様に構成
した送信部30の第2発振回路74にも信号68aが入
力され、図8(f)の様に3つのパルス信号70aが出
力されて次段に向けた制御信号50の放出がなされる。
【0033】更に子機側の第1発振回路66は、親機側
の第1発振回路66よりも、自動的にパルス信号68a
が出力される時間間隔Taを十分に長く設定するととも
に、トリガ信号71の入力によってパルス信号68aを
自動的に発生する機能がリセットされるように構成する
ことにより、前段から制御信号50の入力が途絶えた場
合にも、設定時間Taが経過すると次段に向けて制御信
号50が送出される様に構成している。この設定時間T
aは、手動で設定変更可能に構成できることは勿論であ
り、設定時間を変更することによって親機としての使用
も可能となる。
【0034】なお上記した本体ケース18は、使用目的
に応じた任意の形状に構成することが可能であるし、そ
の一部を地中に埋設して位置固定するするものに限ら
ず、壁面や道路のガードレールに取り付けたり、天井か
ら吊し、あるいは単に床面12に載置するなど、設置方
法も任意に変更できる。
【0035】更に電源部22の構成は、太陽電池34で
二次電池38を充電するものに限らず、二次電池38に
代えて大容量の電気二重層コンデンサを使用し、あるい
は二次電池38を単独で電源として使用して本体ケース
18の外部から充電可能としたり、商用交流電源から直
接的に電力を供給するものであってもよい。また、本体
ケース18の外周位置における照度変化を検知して電源
をオンオフ制御するものに代えて、手動の電源スイッチ
で回路の動作時期を規制したり、常時に回路側へ通電す
ることも可能である。
【0036】また送信部30と受信部28の間で受け渡
される制御信号50は、赤外線やレーザー光のような光
に限らず、電波や超音波などその信号の伝送媒体が限定
されるものではない。また伝送媒体の選択に対応して、
送信部30と受信部28の構成も変更されることは勿論
である。
【0037】更に、制御信号50を外乱光のような他の
入力信号と分離して検知する方法も、上記のような特定
波長の信号のみを選択的に取り込んだり、制御信号50
を設定個数のパルスで構成することによりパルス数で特
定する他に、IDコードで伝送媒体を変調して制御信号
50を特定することもできる。
【0038】更にまた、上記の様に送信部30と受信部
28を対向させることによって制御信号50を送る表示
ユニット10を1つに限定せず、制御信号50を受け取
る表示ユニット10を特定するIDコードを制御信号5
0に含めるとともに、必要に応じて表示時間のような表
示内容を特定する信号を同時に送ることにより、図6の
様な一直線上に並べた表示ユニット10を連続的に表示
制御するのに代えて、ランダムな位置の表示ユニット1
0を表示処理することもできる。
【0039】特に制御信号50として電波を利用した場
合にあっては、その到達範囲を限定することが難しい反
面、IDコードを利用することにより、任意位置に配設
した表示ユニット10を表示処理することがより簡単に
行える。
【0040】逆に、各表示ユニット10の送信部30か
ら放出される制御信号50の到達範囲を極めて狭い範囲
に限定するとともに、本体ケース18の形状をドミノ倒
しに使用する駒のような扁平状の直方体し、更に制御信
号50が検出された表示ユニット10のみを順次に点灯
処理していくことにより、通常のドミノ倒しに加えてあ
るいは代えて、光によるドミノゲームが行える。
【0041】すなわち、各ドミノの駒を従来の様に連鎖
的に倒れる位置に配置するばかりでなく、制御信号50
の受け渡しあるいは点灯色をも考慮に入れて配置したあ
と、先頭の駒をオン操作する。すると、先頭の表示ユニ
ット10から制御信号50が順次に受け渡され、光によ
るドミノ倒しが先行して行われることによって光の模様
が表示されたのち、従来と同様なドミノ倒しが行われて
二重の表示が実行されるのである。この場合、第1段目
の表示ユニット10a以外には親機となる機能を持たせ
ず、制御信号50の受け渡しを失敗した位置で点灯表示
が途切れるように構成されることが好ましい。
【0042】また表示部26における表示は、上記した
発光ダイオードや半導体レーザーあるいは白熱ランプの
ような発光体による点滅表示に限らず、電子音による発
音表示や、ビックリ箱の様に本体ケース18から表示体
を臨出させたり本体ケース18の外形状を変形させるな
どして表示することもできる。特に表示部26で電子音
を発生させる場合、各表示ユニット10毎に発生する音
階あるいはメロディを異ならせる一方、発生される音階
を考慮して複数の表示ユニット10を並べることによ
り、既知の楽曲を演奏させたり、オリジナルのメロディ
の自動演奏をさせる音楽教材としての利用ができる。
【0043】更に表示ユニット10・10間を一方向に
のみ制御信号50を受け渡すのに代えて、表示ユニット
10の対向面に、制御信号50を双方向に受け渡し可能
とする手段を備え、終端に備えた表示ユニット10cに
達すると逆方向に制御信号50を戻すことにより、表示
制御される表示ユニット10が両端の表示ユニット10
a・10c間を往復しながら表示位置を変化させてもよ
い。
【0044】また1つの表示ユニット10内に受信部2
8および送信部30の少なくとも一方を複数組備えるこ
とにより、複数方向へ分岐した表示を走らせることも可
能である。更にまた制御信号50の発生開始時期を、親
機のタイマーや手動スイッチ64で規制するのに代えて
あるいは加えて、リモコン式の装置で外部から制御信号
50を任意の表示ユニット10に入力させるように構成
することもできる。
【0045】更にまた表示部26が発光表示の場合、点
灯位置を移動させるのに代えて、すべての表示ユニット
10を点灯しておき、消灯する表示ユニット10を変更
することにより消灯位置を移動させることもできる。更
に、点灯または消灯させる表示ユニット10の数も1つ
に限らず、図7(b)のような2つあるいはそれ以上に
増加させることができるし、移動する点滅位置が2箇所
以上あってもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記の如く、複数の表示ユニッ
ト10を備え、各表示ユニット10間で制御信号50を
受け渡しながら表示動作を行うようにしたので、比較的
簡単な構成でシステム全体としての表示ユニット10の
数や設置範囲が限定されることなく、表示効果に富んだ
表示が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を概略的に示す説明図で
ある。
【図2】本発明を視線誘導灯に実施した一例を示す斜視
図である。
【図3】表示ユニットの具体的な構成を示す図であっ
て、(a)は本体ケースの内部の状態を示す平面図、
(b)は(a)に示す本体ケース部分の中央を横方向に
切断した端面図である。
【図4】電子回路の一例を示す電気回路図である。
【図5】制御部で実施される制御内容の一例を示す流れ
図である。
【図6】複数の表示ユニットを連携させた表示動作の一
例を示す説明図である。
【図7】電子回路の他の実施例を示す電気回路図であ
る。
【図8】図7に示す電気回路の動作状況を示す波形図で
ある。
【符号の説明】
2 表示手段 4 送信手段 6 受信手段 8 タイマー手段 10 表示ユニット 12 床面 14 下部ケース 16 上部ケース 18 本体ケース 20 電子回路 22 電源部 24 制御部 26 表示部 28 受信部 30 送信部 32 本体ケースの上面 34 太陽電池 36 逆流防止用ダイオード 38 二次電池 40 日照判定スイッチ 42 コンデンサ 44 発光ダイオード 46 表示部のスイッチング用トランジスタ 48 本体ケースの正面 50 制御信号 52 発光素子 54 送信部のスイッチング用トランジスタ 56 送信部のレンズ 58 受光素子 60 本体ケースの裏面 62 受信部のレンズ 64 手動スイッチ 66 第1の発振回路 68 第1のパルス信号 70 第2のパルス信号 72 カウンタ 74 第2の発振回路

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の条件に対応して表示信号を発生す
    る手段と、 表示信号の入力と連動して所定の表示動作を行う表示手
    段(2)と、 表示信号の入力と連動して制御信号(50)を出力する
    送信手段(4)とを、 所定のケース(18)内に一体に備えた表示ユニット。
  2. 【請求項2】 上記した信号発生手段は、所定の信号入
    力と連動して表示信号を出力する受信手段(6)であっ
    て、 該受信手段(6)が表示信号を出力するのは、 他の表示ユニット(10)における送信手段(4)から
    送出される制御信号(50)の入力を条件とする請求項
    1記載の表示ユニット。
  3. 【請求項3】 上記した信号発生手段は予め設定した時
    間毎に表示信号を出力するタイマー手段(8)であっ
    て、 該タイマー手段(8)が表示信号を出力するのは、 上記した設定時間中に、他の信号発生手段から表示信号
    が出力されないことを条件とする請求項1または2記載
    の表示ユニット。
  4. 【請求項4】 外部から制御信号(50)が入力するの
    と連動して表示信号を発生する受信手段(6)と、 表示信号の入力と連動して所定の表示動作を行う表示手
    段(2)と、 表示信号の入力と連動して制御信号(50)を外部に放
    出する送信手段(4)とを所定のケース(18)内に一
    体に備えた表示ユニット(10)を複数備え、 各表示ユニット(10)における送信手段(4)と受信
    手段(6)とを、制御信号(50)を互いに受け渡し可
    能に配設することにより、 各表示ユニット(10)における表示手段(2)の表示
    時期を、制御信号(50)を介して制御可能としたこと
    を特徴とする表示システム。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005078054A (ja) * 2003-08-28 2005-03-24 Toshinobu Nozaki 制御入出力により表示色を連結制御できる多色発光ユニット。
JP2009243081A (ja) * 2008-03-29 2009-10-22 Sekisui Jushi Co Ltd 自発光式視線誘導装置
JP2014020033A (ja) * 2012-07-13 2014-02-03 Cateye Co Ltd 連動矢印表示装置および連動表示灯装置
JP2015055112A (ja) * 2013-09-12 2015-03-23 パイオニア株式会社 情報表示装置、情報処理装置、及び情報処理システム
JP2015203226A (ja) * 2014-04-14 2015-11-16 株式会社吾妻製作所 表示システム、親機および子機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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