JP2009243081A - 自発光式視線誘導装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】発光体1が上下方向に配列された縦長の発光部2を柱状の自発光式視線誘導装置本体に形成し、所定の数の自発光式視線誘導装置に表された各々の発光体1による表示を同期手段によって組み合せて一の表示を表す。複数の自発光式視線誘導装置を道路沿いに設置し、道路の進行車線の進行方向に向かってこの一の表示を流れ点滅させることで、発光の形状による視線誘導効果に発光の動きによる視線誘導効果を加えることができ、視線誘導効果をより高めることができる。
【選択図】 図1
Description
すなわち本発明に係る自発光式視線誘導装置は、複数の発光体を同一方向へ点滅発光させて視線を誘導するための自発光式視線誘導装置であって、前記発光体が上下方向に配列された縦長の発光部が柱状の自発光式視線誘導装置本体に形成されており、複数の自発光式視線誘導装置の前記発光体部の発光を同期させる同期手段を備え、所定の数の自発光式視線誘導装置に表された各々の発光体による表示が前記同期手段によって組み合わされ一の表示が表され、前記自発光式視線誘導装置を設置した道路の進行車線の進行方向に向かって流れ点滅させるようになされたことを特徴としている。
図1は本発明に係る自発光式視線誘導装置の実施の一形態を示す三面図であり、図2は図1のA−A断面図であり、図3は本発明に係る自発光式視線誘導装置の表示の実施の一形態を示す図であり、図4は本発明に係る自発光式視線誘導装置の表示の実施の他の一形態を示す図であり、図5は本発明に係る自発光式視線誘導装置の流れ点滅の実施の一形態を示す図であり、図6は本発明に係る自発光式視線誘導装置の流れ点滅の実施の他の一形態を示す図であり、図7は本発明に係る自発光式視線誘導装置の流れ点滅の実施の更に他の一形態を示す図である。
また、壁部3の色調は明るい色調とすることで、ヘッドライト点灯車両からのヘッドライト光が壁部を照らした場合に、壁部がより明るくなり暗い周囲に対して視認しやすくなるので、自発光式視線誘導装置の視線誘導効果を高めることができる。本実施形態では壁部3の色にアルミニウムのシルバー色をそのまま用いているが、これに限るものではなく、白色、薄い黄色、薄い緑色など、淡色系の色調のものなどを好適に用いることができる。
2A、2B、2C、2D、2E、2Fは、それぞれ隣に並べて立設した第一の自発光式視線誘導装置〜第六の自発光式視線誘導装置の発光部2を表している。また、発光部2に12個づつ配置された発光体1aおよび発光体1bを、それぞれ上から1a−01〜1a−12、1b−01〜1b12と表している。
図3は、3体の自発光式視線誘導装置の発光体1aによって一つの矢印形状を表した実施形態を示した図であり、発光体1bは全て消灯している。第一の自発光式視線誘導装置の発光部2Aにおいては、配置された発光体1aの中央付近に位置する発光体1a−06および発光体1a−07を発光させ、矢印形状の先端部分を表している。
また、この隣に立設されている第二の自発光式視線誘導装置の発光部2Bにおいては、発光部2Aで発光している発光体1a−06〜発光体1a−07より上方向および下方向に発光範囲を拡大させた発光体1a−05〜発光体1a−08を発光範囲とし、これら全ての発光体1aを発光させている。
また、この隣に立設されている第三の自発光式視線誘導装置の発光部2Cにおいては、発光部2Bで発光している発光体1a−05〜発光体1a−08より上方向および下方向に発光範囲を拡大させた発光体1a−04〜発光体1a−09を発光範囲とし、この発光範囲の上端の発光体1a−04を含む発光体1a−04〜発光体1a−05と、発光範囲の下端の発光体1a−09を含む発光体1a−08〜発光体1a−09とを発光させている。
前記のように発光部2A〜発光部2Cに配置された発光体1aを発光させることで、第一の自発光式視線誘導装置〜第三の自発光式視線誘導装置の3体で表された各々の発光体による表示が、第一の自発光式視線誘導装置を先端部分とする一つの「く」の字形状の矢印を形成しているように視認される。所定の数の自発光式視線誘導装置の表示を組み合わされて一つの矢印を形成する実施形態は上記の形態に限るものではなく、4体以上の自発光式視線誘導装置の発光体によって一つの矢印形状を形成してもよい。また前記発光部2A〜発光部2Cの表示を、道路の進行車線の進行方向の先から手前にいたる順番で表示させることで、前記の矢印形状が進行車線の進行方向を向くように表される。
また、この隣に立設されている第二の自発光式視線誘導装置の発光部2Bにおいて発光体1a−05〜発光体1a−08を発光させ、その隣に立設されている第三の自発光式視線誘導装置の発光部2Cにおいて発光体1a−01〜発光体1a−04を発光させることで、第一の自発光式視線誘導装置〜第三の自発光式視線誘導装置の3体で表された各々の発光体による表示が、発光部2Cから発光部2Aへ向かって斜めに下る光の線を形成しているように視認される。
第三の自発光式視線誘導装置の隣に立設されている第四の自発光式視線誘導装置〜第六の自発光式視線誘導装置の発光部2D〜発光部2Fにおいて、それぞれ発光部2C〜2Aと同じ発光体1aを発光させることで第四の自発光式視線誘導装置〜第六の自発光式視線誘導装置の3体で表された各々の発光体による表示が、発光部2Dから発光部2Fへ向かって斜めに下る光の線を形成しているように視認される。
前記のように発光部2A〜発光部2Fに配置された発光体1aを発光させることで、第一の自発光式視線誘導装置〜第六の自発光式視線誘導装置の6体で表された各々の発光体による表示が、第三の自発光式視線誘導装置と第四の自発光式視線誘導装置を頂きとする一つの波形状を形成しているように視認される。また、第六の自発光式視線誘導装置の隣以降に立設される自発光式視線誘導装置に発光部2A〜発光部2Fと同じ発光体1aを発光させることで、波形が継続しているように視認される。
複数の自発光式視線誘導装置の発光部において発光する発光体の位置の制御とタイミングの同期は、各々の自発光式視線誘導装置に内装された制御部7と同期部8によって行う。
前記のように、所定の数の自発光式視線誘導装置の表示を組み合わせて一つの表示を形成するよう点滅させ、自発光式視線誘導装置を設置した道路の進行車線の進行方向に隣接した自発光式視線誘導装置の発光部で同じ表示を表すように流れ点滅させることで、形成した一つの表示が進行車線の進行方向に向かって動いていくように視認される。
図6において、発光体1bは全て消灯しており、先ず第一の自発光式視線誘導装置の発光部2Aに配置される全ての発光体1aが点滅する。その後、第一の自発光式視線誘導装置の立設された道路の進行車線の進行方向に隣接して立設された第二の自発光式視線誘導装置の発光部2Bの全ての発光体1aを点滅させ、次に隣接する第三の自発光式視線誘導装置の発光部2Cの全ての発光体1aを点滅させる。
上記のように、自発光式視線誘導装置を設置した道路の進行車線の進行方向に流れ点滅させることで、自発光式視線誘導装置の発する光が進行車線の進行方向に動いていくように視認される。
上記のように、自発光式視線誘導装置を設置した道路の進行車線の進行方向の逆方向に流れ点滅させることで、自発光式視線誘導装置の発する光が進行車線の進行方向の逆方向に動いていくように視認される。
1a−01、1a−02、 発光体
1b−01、1b−02、 発光体
2、2A、2B、2C 発光部
3 壁部
35 凹溝
4 太陽電池ユニット
41 回転部
5 光センサー
6 蓄電部
7 制御部
8 同期部
Claims (3)
- 複数の発光体を同一方向へ点滅発光させて視線を誘導するための自発光式視線誘導装置であって、前記発光体が上下方向に配列された縦長の発光部が柱状の自発光式視線誘導装置本体に形成されており、複数の自発光式視線誘導装置の前記発光体部の発光を同期させる同期手段を備え、所定の数の自発光式視線誘導装置に表された各々の発光体による表示が前記同期手段によって組み合わされ一の表示が表され、前記自発光式視線誘導装置を設置した道路の進行車線の進行方向に向かって流れ点滅させるようになされたことを特徴とする自発光式視線誘導装置。
- 前記一の表示が矢印形状を表すものであって、矢印形状の先端部分に位置する第一の自発光式視線誘導装置において縦長の発光部の略中央に配置された発光体を発光させて矢印形状の先端部分を表し、
前記第一の自発光式視線誘導装置の隣に立設された第二の自発光式視線誘導装置の発光部において、第一の自発光式視線誘導装置の発光範囲より上方向および下方向に発光範囲を拡大させ、該発光範囲の少なくとも上端および下端の発光体を発光させて矢印形状の一部を表し、
前記第二の自発光式視線誘導装置の隣に立設された第三の自発光式視線誘導装置の発光部において、第二の自発光式視線誘導装置の発光範囲より上方向および下方向に発光範囲を拡大させ、該発光範囲の少なくとも上端および下端の発光体を発光させて矢印形状の一部を表し、
前記第一の自発光式視線誘導装置および第二の自発光式視線誘導装置および第三の自発光式視線誘導装置において発光する発光体によって、設置された道路の進行車線の進行方向に向かう矢印形状を表すことを特徴とする請求項1に記載の自発光式視線誘導装置。 - 複数の発光体を同一方向へ点滅発光させて視線を誘導するための自発光式視線誘導装置であって、前記発光体が上下方向に配列された縦長の発光部が柱状の自発光式視線誘導装置本体に形成されており、複数の自発光式視線誘導装置の前記発光部の発光を同期させる同期手段を備え、道路の側縁に適宜間隔をおいて複数設けられた自発光式視線誘導装置の前記発光部を道路の進行車線の進行方向に向かって流れ点滅させる第一の発光パターンと、前記進行方向の逆方向にむかって流れ点滅させる第二の発光パターンを備え、前記第一の発光パターンと第二の発光パターンを交互に繰り返して発光させるようになされたことを特徴とする自発光式視線誘導装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008088900A JP2009243081A (ja) | 2008-03-29 | 2008-03-29 | 自発光式視線誘導装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (1)
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ID=41305290
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Country Status (1)
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JP (1) | JP2009243081A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016089441A (ja) * | 2014-10-31 | 2016-05-23 | 三菱電機株式会社 | ゲート装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH11352909A (ja) * | 1998-06-12 | 1999-12-24 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 表示ユニットおよび該表示ユニットを用いた表示システム |
JP2000240018A (ja) * | 1999-02-22 | 2000-09-05 | Koito Ind Ltd | 視線誘導装置 |
JP2001348822A (ja) * | 2000-06-05 | 2001-12-21 | Sekisui Jushi Co Ltd | 縦格子型面状発光情報板 |
JP2002008192A (ja) * | 2000-06-27 | 2002-01-11 | Sekisui Jushi Co Ltd | 交通信号補助用発光装置 |
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2008
- 2008-03-29 JP JP2008088900A patent/JP2009243081A/ja active Pending
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