JP2016089441A - ゲート装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】利用者の誤進入が発生しにくいゲート装置を提供する。【解決手段】通路を遮断する遮断部材4と、遮断部材4を昇降させる昇降装置5を備え、遮断部材4に、複数個のLED8が配設されるとともに、遮断部材4の昇降動作に先立って、遮断部材4の上昇又は下降に応じた異なる点灯パターンで複数個のLED8を点灯させる点灯制御手段を備える。点灯制御手段は、遮断部材4の上昇動作に先立って、遮断部材4の上昇を利用者に報知する点灯パターンで、複数個のLED8を発光させるとともに、遮断部材4の下降動作に先立って、遮断部材4の下降を利用者に報知する点灯パターンで、複数個のLED8を発光させる。【選択図】図1
Description
この発明は、遮断部材を昇降させて、通路を開閉するゲート装置に関する。
近年、鉄道駅において、いわゆるホームドアが普及しつつある。ホームドアは鉄道駅のプラットホームに設置されるゲート装置であって、列車の停車中に乗車通路を開放して乗降客の列車への出入りを可能にし、それ以外の場合には乗車通路を閉鎖して、乗降客の線路への転落を防止する装置である。ホームドアの形式の1つとして、特許文献1に開示されているような、遮断部材を昇降させて、通路を開閉するゲート装置、つまり、昇降式のゲート装置が知られている。
昇降式のゲート装置の遮断部材は、開放時において、乗降客の視線より高い位置にある。そのため、乗降客の注意を引きにくく、遮断部材が下降を始めても、乗降客がそれに気付かずに、通路に誤進入する可能性がある。そこで、特許文献2に開示されているように、昇降式のゲート装置に乗降客の誤進入を検出するセンサを取り付けて、乗降客が誤進入した場合に遮断部材の昇降を停止することが行われている。
しかしながら、誤進入を検出する度に、遮断部材の昇降を停止すると、ゲート装置の開閉動作の完了が遅れるという問題がある。開閉動作の遅れは列車の運行の遅れにつながるので、軽視できない。そこで、乗降客の誤進入が発生しにくいゲート装置が求められている。
この発明は、このような背景に基づいてなされたものであり、利用者の誤進入が発生しにくいゲート装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明に係るゲート装置は、通路を遮断する遮断部材と、遮断部材を昇降させる昇降装置を備え、遮断部材に、複数個の発光部品が配設されるとともに、遮断部材の昇降動作に先立って、遮断部材の上昇又は下降に応じた異なる点灯パターンで複数個の発光部品を点灯させる点灯制御手段を備えるものである。
この発明によれば、遮断部材の昇降動作に先立って、遮断部材に配設された複数個の発光部品を点灯させて、乗降客等に遮断部材の昇降を予告することができる。その結果、誤進入の発生が抑制される。
以下、この発明に係るゲート装置の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。
図1は、この発明の実施の形態に係るゲート装置1の外形図である。ゲート装置1は、鉄道駅のプラットホームにおいて、いわゆるホームドアとして使用される装置である。なお、図1はプラットホームから見た外形を示している。つまり、プラットホームにおいて列車の到着を待つ乗降客から見える外形を示している。図1に示すように、ゲート装置1はベース2に間隔を空けて固定された一対の固定柱3を備え、固定柱3の間に遮断部材4が配置されている。また、固定柱3の内部には遮断部材4を昇降させる昇降装置5が内蔵されている。昇降装置5の詳細な構成については後述する。
遮断部材4は、乗降客等の通行を遮断する部材であって、左右端に配置された一対の縦枠部材6と、両端を縦枠部材6に支持された3本の横桟部材7とから構成される。縦枠部材6と横桟部材7の素材は特に限定されないが、例えば、縦枠部材6はステンレス鋼の角パイプ、横桟部材7はステンレス鋼の丸パイプ、からそれぞれ構成される。図1においては、遮断部材4が上昇位置にある状態を実線で示している。つまり、ゲート装置1が通路を開放した状態を実線で示している。遮断部材4が降下して、図1において破線で示す位置に移動すると、通路は閉鎖される。なお、ベース2は、ゲート装置1が設置される場所の床面、例えば、鉄道駅のプラットホームの床面である。
遮断部材4が備える3本の横桟部材7のそれぞれには、複数個のLED(発光ダイオード)8が等間隔に配列されて、発光部品列9を形成している。なお、LED8は、この発明の発光部品の例示である。これら3列の発光部品列9を、上から順に、第1発光部品列9a、第2発光部品列9b、第3発光部品列9cと呼ぶ。このように、遮断部材4の表面には、複数個のLED8がマトリクス状に配列される。
昇降装置5は、図2に示すように、動力源となる電動機10と、電動機10の回転に伴って回転する駆動側スプロケットホイール11と、従動側スプロケットホイール12、及びチェーン13を備える。電動機10は固定柱3の下部に配置されて、駆動側スプロケットホイール11を回転駆動する。従動側スプロケットホイール12は固定柱3の上部に配置されている。従動側スプロケットホイール12と駆動側スプロケットホイール11の間には、チェーン13が巻回されている。チェーン13には、遮断部材4の縦枠部材6が連結されている。このような構成により、電動機10が回転すると、駆動側スプロケットホイール11が回転し、この回転に伴ってチェーン13が移動し、チェーン13の移動に伴って遮断部材4が昇降する。
ゲート装置1は図3に示す制御装置14によって、その開閉が制御される。制御装置14は、制御部15、記憶部16及び通信部17を備えている。
制御部15は、プロセッサ等から構成され、記憶部16に記憶されている動作プログラムを実行することにより、電動機駆動回路18と点灯回路19を介して、2台の電動機10と複数個のLED8を制御する。なお、電動機駆動回路18と点灯回路19は、制御部15からの命令にしたがって、電動機10とLED8とを駆動するドライバ回路である。記憶部16は、制御部15が実行するプログラムと、制御に必要なデータ等を記憶する記憶装置であり、開扉プログラム(PGM)20と閉扉プログラム(PGM)21とLED8の点灯パターンAと点灯パターンBとを記憶している。開扉プログラム20、閉扉プログラム21、点灯パターンA、Bについては後述する。通信部17は鉄道運行システム22との間で通信を行なう通信インターフェイスである。
制御装置14はゲート装置1本体と同じ場所に設置されても良いし、別置されても良い。例えば、固定柱3の内部に制御装置14を配置しても良いし、制御装置14を収容した筐体をゲート装置1本体から離隔した場所に設置して、制御装置14とゲート装置1本体をケーブルでつないでも良い。
鉄道運行システム22は、鉄道の運行を管理するシステムであって、列車の到着及び出発に関する信号を制御装置14に送信する。制御装置14は、ゲート装置1の開閉状態を示す信号を、鉄道運行システム22に送信する。例えば、列車の到着を伝える到着信号が鉄道運行システム22から制御装置14に送信されると、制御装置14は電動機10を一方方向に回転動作させて、遮断部材4を上昇させる。遮断部材4の上昇が完了したら、制御部15は、通路が開放されたことを示す開放通知信号を鉄道運行システム22に送信する。一方、列車の出発を予告する出発信号が鉄道運行システム22から制御装置14に送信されると、制御装置14は電動機10を逆方向に回転動作させて、遮断部材4を下降させる。遮断部材4の下降が完了したら、制御部15は、通路が閉鎖されたことを示す閉鎖通知信号を鉄道運行システム22に送信する。
次に、上記構成を有するゲート装置1の動作を説明する。ホームに列車が進入すると、鉄道運行システム22は、列車の到着を予告する入線信号を制御装置14に送信する。そして、制御部15は、この入線信号を通信部17を介して取り込む。制御部15は、入線信号に応答して、記憶部16に記憶されている開扉プログラム20を起動し、図4に示す開扉処理を開始する。制御部15は、開扉処理を開始すると、まず、記憶部16に記憶されている点灯パターンAを読み出し、点灯回路19を制御して、LED8を点灯パターンAに従って点灯させる(ステップS1)。点灯パターンAは、乗降客に遮断部材4の上昇を報知する点灯パターンである。これにより、乗車予定客は、まもなく、遮断部材4が上昇し、ゲート装置1が開扉することを知ることができる。
制御部15は、その後、列車の到着(停止)を知らせる信号を待つ(ステップS2、ステップS3)。すなわち、列車の到着を知らせる到着信号が、鉄道運行システム22から制御装置14に入力されたら(ステップS3:Yes)、ステップS4に進み、到着信号が入力されなかったら(ステップS3:No)、ステップS2に戻って待機を続ける。
制御部15は、列車が到着して、鉄道運行システム22から通信部17を介して到着信号を受信すると(ステップS3;Yes)、電動機駆動回路18を介して2台の電動機10を同期して回転駆動することにより、遮断部材4を、移動域の上端に達するまで、上昇させる(ステップS4、ステップS5)。つまり、ステップS5において遮断部材4が移動域の上端(図1,2に実線で示す位置)に達したか否かを判別し、上端に到達していない場合(ステップS5:No)は、ステップS4に戻って、電動機10の運転を続ける。なお、遮断部材4の上端到達の検出は、電動機10にエンコーダを設けて、電動機10の回転角度を検出して行っても良いし、固定柱3にリミットスイッチを固定して行っても良い。あるいは、その他のセンサで行っても良い。なお、この間も点灯回路19は、LED8を点灯パターンAで点灯し続ける。
制御部15は、遮断部材4が上端に達したら(ステップS5:Yes)、電動機駆動回路18を介して、電動機10の運転を停止して、遮断部材4の上昇を停止する(ステップS6)。続いて、制御部15は、点灯回路19を介して、LED8を消灯する(ステップS7)。
続いて、制御部15は、ゲート装置1が開扉して、通路が開放された旨の開放通知信号を、通信部17を介して鉄道運行システム22に出力する(ステップS8)。以上で、開扉プログラム20の処理は終了する。その後、列車運行システム22は、開放通知信号に応答して、例えば、列車に開扉許可信号を送信する。これにより、列車ドアの開扉が可能となり、乗客の乗降が可能となる。
乗客の乗降がほぼ終了し、或いは設定された時間が経過すると、列車運行システム22より制御装置14に、ゲート装置1を閉扉することを指示する閉扉指示信号が送信される。制御部15はこれを通信部17を介して取り込み、記憶部16に記憶されている閉扉プログラム21を起動し、図5に示す閉扉処理を開始する。
制御部15は、閉扉処理を開始すると、まず、点灯回路19を制御して、LED8を点灯パターンBに従って点灯させる(ステップS11)。点灯パターンBは、乗降客に遮断部材4の下降を報知する点灯パターンである。これにより、乗車予定客は、まもなく、遮断部材4が下降し、ゲート装置1が閉扉することを知ることができる。
制御部15は、その後、一定時間(例えば5秒間)待機する(ステップS12)。そして一定時間が経過したら、遮断部材4が下端に達するまで、遮断部材4を下降させる(ステップ13)。つまり、ステップS14において、遮断部材4が下端に到達したか否かを判別し、下端に到達していない場合(ステップS14:No)は、ステップS13に戻って、電動機10の運転を続ける。なお、遮断部材4の下端到達の検出は、エンコーダによっても良いし、リミットスイッチを固定して行っても良い。あるいは、その他のセンサによっても良い。なお、この間も、点灯回路19は、LED8を点灯パターンBで点灯し続ける。
制御部15は、遮断部材4が下端に達したら(ステップS14:Yes)、電動機駆動回路18を制御して、電動機10の運転を停止して、遮断部材4の下降を停止する(ステップS15)。そして、点灯回路19に指示してLED8を消灯し(ステップS16)、ゲート装置1が閉扉され、通路が閉鎖された旨の閉鎖通知信号を鉄道運行システム22に出力する(ステップS17)。列車運行システム22は、閉鎖通知信号に応答して、例えば、列車に発車許可信号を送信する。これにより、電車の発車が可能となる。
このように、制御装置14において開扉プログラム20あるいは閉扉プログラム21が実行されると、LED8が、互いに異なる点灯パターンAあるいは点灯パターンBに従って点灯されるので、制御装置14は点灯制御手段として機能する。
次に、点灯パターンAと点灯パターンBの具体例を説明する。点灯パターンAは開扉プログラム20が実行される時の点灯パターンであり、観者に上昇を想起させる点灯パターンから構成される。より具体的には、開扉プログラム20が実行される前のタイミングでは、図6(a)に示すように、全てのLED8は消灯している。なお、本願の各図面では、LED8を示す図形を白抜きで表示して「消灯」を表現し、前記図形を黒く塗りつぶして「点灯」を表現する。
開扉プログラム20が起動されると、図6(b)に示すように、最下段にある第3発光部品列9cに属するLED8が点灯される。その後、一定時間(例えば、0.5秒)が経過すると、図6(c)に示すように、中段にある第2発光部品列9bに属するLED8が点灯される。更に一定時間が経過すると、図6(d)に示すように、最上段にある第1発光部品列9aに属するLED8が点灯される。この時、全てのLED8が点灯する。その後、一定時間が経過する度に、図6(e)、図6(f)に示すように、点灯時と同じ順番で、つまり、第3発光部品列9c、第2発光部品列9bの順で消灯される。最後に第1発光部品列9aが消灯されて、図6(a)に示す状態に戻り、以後、同じパターンを繰り返す。
一方、点灯パターンBは閉扉プログラム21が実行される時の点灯パターンであり、観者に下降を想起させる点灯パターンから構成される。より具体的には、閉扉プログラム21が実行される前のタイミングでは、図7(a)に示すように、全てのLED8が消灯している。閉扉プログラム21が実行されると、図7(b)に示すように、最上段にある第1発光部品列9aに属するLED8が点灯される。その後、一定時間が経過する度に、図7(c)に示すように、中段にある第2発光部品列9bに属するLED8が点灯され、図7(d)に示すように、最下段にある第3発光部品列9cに属するLED8が点灯される。この時、全てのLED8が点灯する。その後、一定時間が経過する度に、図7(e)、図7(f)に示すように、点灯時と同じ順番で、つまり第1発光部品列9a、第2発光部品列9bの順で消灯される。最後に第3発光部品列9cが消灯されて、図7(a)に示す状態に戻り、以後、同じパターンを繰り返す。
このように、点灯パターンA及び点灯パターンBは、点灯されたLED8によって表示される図形の動的な変化の方向、あるいは図形の移動の方向に特徴があって、該特徴により、その後に発生する遮断部材4の動きを、乗降客等に予告する。さらに、遮断部材4の移動中はその移動方向を乗降客等に報知する。これにより、乗降客の注意を引きつけ、乗降客のゲート装置1への誤進入を防止することができる。
上記の説明においては、制御装置14がLED8を、発光部品列9単位で点灯・消灯させる例を示したが、LED8を個別に点灯・消灯させて、その後に発生する遮断部材4の動きを、乗降客等に予告及び報知するようにしても良い。例えば、図8に示すように、LED8が市松模様のパターンを描くように点灯させても良い。なお、図8(a)と図8(b)は、点灯パターンを変化させた例であって、図8(a)において点灯させたLED8を図8(b)では消灯させ、図8(a)において消灯させたLED8を図8(b)では点灯させている。図8(a)のパターンと図8(b)のパターンを交互に繰り返して、遮断部材4の点滅を繰り返せば、乗降客に対する訴求力が向上する。
遮断部材4の移動方向、つまり遮断部材4が上昇するか下降するかについての予告及び報知は、静的な図形によるものであっても良い。例えば、図9に示すような点灯パターンで、遮断部材4の昇降を予告及び報知することもできる。すなわち、図9(a)に示すように、上向きの三角形を描くようにLED8を点灯させて、遮断部材4の上昇を報知し、図9(b)に示すように、下向きの三角形を描くようにLED8を点灯させて、遮断部材4の下降を予告及び報知しても良い。
なお、本実施形態においては、LED8の発光色は限定されないが、発光色の異なるLED8を混在させても良い。発光部品列9毎に、発光色を変化させても良い。例えば、第1発光部品列9a、第2発光部品列9b及び第3発光部品列9cに、それぞれ発光色の異なるLED8を配列しても良い。あるいは、発光部品列9において、発光色の異なるLED8を混在させても良い。発光色の異なるLED8を混在させれば、乗降客等に対する訴求力が向上する。
また、LED8は図10に示すようなものであっても良い。すなわち、赤色発光するLED8r、緑色発光するLED8g及び青色発光するLED8bを、束にしたLED8を配列して、発光部品列9を構成しても良い。このLED8はLED8r、LED8g及びLED8bの発光強度を個別に変化させることによって、発光色を自在に変化させることができるので、乗降客等に対する訴求力が向上する。
以上説明したように、本実施形態によれば、遮断部材4の表面に、多数のLED8をマトリクス状に配列して、遮断部材4の動きに先立って、その動きを告知するパターンでLED8を点灯させるので、乗降客等に対する訴求力が向上し、乗降客のゲート装置1への誤進入を防止することができる。
なお、上記の実施形態はこの発明の具体的実施態様を例示するものであって、この発明の技術的範囲を画すものではない。この発明は特許請求の範囲に記述された技術的思想の限りにおいて、自由に変形、応用あるいは改良して実施することができる。
例えば、遮断部材4において発光部品を配列する位置や場所は、特に限定されない。乗降客等が視認できる場所であれば、どこでも良い。例えば、遮断部材4が透明あるいは半透明の材料で構成されていて、遮断部材4を通して発光部品の発光を確認できるのであれば、発光部品は、遮断部材4の(乗降客等から見て)裏側に配置されても良い。
発光部品の点灯パターンは、上記実施形態において例示したものには限定されない。さまざま点灯パターンを任意に設定することができる。
上記実施形態において、発光部品の具体例としてLED8を例示したが、発光部品は発光ダイオードには限定されない。遮断部材4にマトリクス状に配列できる発光部品であれば、形式や発光原理は限定されない。発光部品に白熱電球や放電管を選んでも良い。
発光部品列は、発光部品列を構成する発光部品を物理的機械的に連結したものには限定されない。遮断部材に発光部品を個別に固定してマトリクス状に配列して、その結果、発光部品列が形成されても良い。
遮断部材の構造や構成は、上記実施形態において例示されたものには限定されない。横桟部材7の本数は3本には限られない。横桟部材7に代えて、繊維索や鋼索を縦枠部材6の間に張り渡して、遮断部材を構成しても良い。また、遮断部材はパネル状の部材であっても良い。
制御装置14の構成、電動機駆動回路18,点灯回路19の構成なども一例であり、適宜変更可能である。鉄道運行システム22との連携動作についても、一例であり、任意に変更可能である。
昇降装置5は、上記実施形態において例示されたものには限定されない。例えば、送りねじで駆動される装置であっても良いし、エアシリンダや油圧シリンダで駆動される装置であっても良い。駆動源も電動機10に限定されず、ソレノイドなどでもよい。
また、特許文献2に開示されているようなセンサと本発明を組み合わせても良い。例えば、LED8の点灯中にゲート装置1に接近する乗降客をセンサが検出した場合に、LED8の点灯パターンを変化させて、当該乗降客に警報を与えるようにしても良い。
上記実施形態においては、ゲート装置1を、鉄道駅のプラットホームに設置される、いわゆるホームドアとしたが、この発明の適用対象はホームドアには限定されない。例えば、商業施設や娯楽施設のゲートで使用されても良い。
1 ゲート装置、2 ベース、3 固定柱、4 遮断部材、5 昇降装置、6 縦枠部材、7 横桟部材、8 LED、9 発光部品列、9a 第1発光部品列、9b 第2発光部品列、9c 第3発光部品列、10 電動機、11 駆動側スプロケットホイール、12 従動側スプロケットホイール、13 チェーン、14 制御装置、15 制御部、16 記憶部、17 通信部、18 電動機駆動回路、19 点灯回路、20 開扉プログラム、21 閉扉プログラム、22 鉄道運行システム
Claims (8)
- 通路を遮断する遮断部材と、
前記遮断部材を昇降させる昇降装置を備え、
前記遮断部材に、複数個の発光部品が配設されるとともに、
前記遮断部材の昇降動作に先立って、前記遮断部材の上昇又は下降に応じた異なる点灯パターンで前記複数個の発光部品を点灯させる点灯制御手段を備える
ゲート装置。 - 前記点灯制御手段は、
前記遮断部材の上昇動作に先立って、前記遮断部材の上昇を観者に報知する点灯パターンで、前記複数個の発光部品を点灯させるとともに、
前記遮断部材の下降動作に先立って、前記遮断部材の下降を観者に報知する点灯パターンで、前記複数個の発光部品を点灯させる
請求項1に記載のゲート装置。 - 前記点灯パターンによって、静的な図形を描いて、前記遮断部材が動作する方向を観者に報知する
請求項2に記載のゲート装置。 - 前記点灯パターンによって、動的な図形を描いて、前記遮断部材が動作する方向を観者に報知する
請求項2に記載のゲート装置。 - 前記複数個の発光部品を水平方向に配列して形成される発光部品列を、複数列備え、
前記複数列の発光部品列は、上下方向に配列されて、
前記点灯制御手段は、最上段又は最下段に配置された前記発光部品列を点灯させ、その後、当該発光部品列に隣接する前記発光部品列を順次点灯させ、
全ての前記発光部品列を点灯させたら、点灯させた順番で前記発光部品列を順次消灯させる
請求項4に記載のゲート装置。 - 前記点灯制御手段は、
前記昇降装置が前記遮断部材を上昇させる前に、最下段に配置された前記発光部品列を点灯させ、その後に、その上段に配置された前記発光部品列を順次点灯させ、
全ての前記発光部品列を点灯させたら、点灯させた順番で前記発光部品列を順次消灯させ、
前記昇降装置が前記遮断部材を下降させる前に、最上段に配置された前記発光部品列を点灯させ、その後に、その下段に配置された前記発光部品列を順次点灯させ、
全ての前記発光部品列を点灯させたら、点灯させた順番で前記発光部品列を順次消灯させる
請求項5に記載のゲート装置。 - 発色の異なる複数種の前記発光部品を備える
請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のゲート装置。 - 前記発光部品は、それぞれ、発色の異なる少なくとも3種の発光素子を束ねて形成されている
請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載のゲート装置。
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