JP2003323678A - 車両用センサ装置 - Google Patents

車両用センサ装置

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JP2003323678A
JP2003323678A JP2002131275A JP2002131275A JP2003323678A JP 2003323678 A JP2003323678 A JP 2003323678A JP 2002131275 A JP2002131275 A JP 2002131275A JP 2002131275 A JP2002131275 A JP 2002131275A JP 2003323678 A JP2003323678 A JP 2003323678A
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sensor
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Kazuo Yamaoka
一雄 山岡
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Fuji Electric Devices Industries Co Ltd
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Fuji Electric Devices Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】検知情報が誤報か否かを判断して誤報をなく
す。 【解決手段】センサ装置1は、装置全体を制御する本体
部2に、車体の各部に取付けられる複数個のセンサ部3
の各々が、双方向通信可能に接続されてなる。本体部2
には、1または複数個のセンサ部3に検知信号に対応す
る情報を収集するよう命令する命令部2bと、1または
複数個のセンサ部3から受信した検知情報および収集情
報の内容を判断する判断部2cと、この判断部2cでの
判断結果に対応した情報を出力する出力部2dとが備え
られている。センサ部3には、様々な情報を検知する検
知部3bと、本体部からの命令信号に従って情報を収集
する収集部3cと、検知情報および収集情報をデジタル
信号に変換して本体部2に送信する送信部3dとが備え
られている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用センサ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、車両用センサ装置には、衝突、振
動や傾斜などを検知するものがある。例えば、車両用セ
ンサ装置を備えた車を他人が盗むために持ち上げて移動
させた場合、車両用センサがその車体の傾斜を検知し
て、このセンサから、センサに接続されている本体部に
信号を送信し、本体部から警告音を発して周囲にいる人
々に知らせる。そのため、周囲にいる人々は盗難を行っ
ている他人を容易に発見することができ、盗難されるの
を防ぐことができる。また、車両用センサ装置を備えた
車に人や物が接近した、または車を人や物に接近させた
場合、車両用センサが人や物を検知して、このセンサか
ら、センサに接続されている本体部に信号を送信し、本
体部から警告音を発して運転手に知らせる。そのため、
運転手は、人や物との衝突を未然に防ぐことができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車両
用センサ装置の検知信号の流れは、センサから本体部へ
の一方向だけである。そのため、必要とする検知情報以
外の情報も取り込んで警告音を発する場合がある。
【0004】例えば、盗難目的で車を持ち上げるのでは
なく車体をジャッキアップしてタイヤ交換を行う時にそ
の傾斜を検知して警告音を発することや、車体に接触す
ることはないと分かっている物(車両止ブロックがある
駐車場の後方壁等)に接近するのを検知して警告音を発
することである。
【0005】このように、従来の車両用センサでは、こ
れらの情報が誤報か否かであるかを本体部で判断するこ
とはできない。
【0006】また、従来のセンサでは、複数の情報を検
知するものがなく、同一位置近傍で様々な情報を検知す
るためには、同一位置近傍に複数個のセンサを設ける必
要がある。さらに、新たに新しいセンサを設ける場合、
本体部と新しいセンサとを接続する必要がある。
【0007】しかし、本体部と新しく設けるセンサとの
位置関係は通常離れていることが多く、本体部から新し
く設けるセンサの位置まで導線を配さなければいけな
い。また、現在、車体の気密性は向上しているため、配
線することは容易ではない。そのため、センサを後付け
することは時間と手間がかかる。
【0008】そこで、上記課題を解決するために本発明
は、検知情報が誤報か否かを判断して誤報をなくす車両
用センサ装置および車両用センサシステムを提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る車両用センサ装置は、装置全体を制御する
本体部と、車体の各部に取付けられる複数個のセンサ部
とが双方向通信可能に接続されてなり、前記センサ部に
は、情報を検知する検知手段と、本体部からの命令信号
に従って情報を収集する収集手段と、これら検知情報お
よび収集情報をデジタル信号に変換して本体部に送信す
る送信手段とが備えられ、前記本体部には、1または複
数個のセンサ部に検知信号に対応する情報を収集するよ
う命令する命令手段と、1または複数個のセンサ部から
受信した検知情報および収集情報の内容を判断する判断
手段と、この判断手段での判断結果に対応した情報を出
力する出力手段とが備えられ、センサ部が検知手段によ
り検知した情報を送信手段により本体部に送信し、この
検知信号を受信した本体部が命令手段により他のセンサ
部に命令信号を送信し、この命令信号を受信したセンサ
部が収集手段により収集した情報を送信手段により本体
部に送信し、この収集信号を受信した本体部が判断手段
により判断した情報を出力手段により出力情報として出
力することを特徴とする。
【0010】この発明によれば、センサ部に検知手段と
収集手段と送信手段とが備えられ、前記本体部に命令手
段と判断手段と出力手段とが備えられているので、複数
個のセンサ部を用いて検知情報が誤報か否かを判断する
ことが可能となる。複数個のセンサ部を用いて様々な情
報を検知するとともに本体部からの命令信号に応じて情
報を収集するので、検知情報に対して精度の高い判断を
行うことが可能となる。
【0011】上記した構成において、上記本体部と複数
個の上記センサ部とを接続する分岐部とが設けられ、本
体部と分岐部とが接続され、かつ、分岐部に複数個のセ
ンサ部が着脱可能に各々接続されてもよい。
【0012】この場合、本体部とセンサ部との接続を本
体部で行わずに配線路で行うことが可能となり、予め分
岐部をセンサ部と接続容易な位置に配することで、容易
にセンサ部を増設することが可能となる。
【0013】上記した構成において、上記分岐部は複数
個設けられ、これら分岐部は、上記本体部と上記センサ
部との接続および分岐部同士の接続に用いられてもよ
い。
【0014】この場合、分岐部は複数個設けられている
ので、複数個の分岐部を車体の任意の位置に配すること
で、車体のどの位置であっても容易にセンサ部を増設す
ることが可能となる。
【0015】上記した構成において、上記センサ部は、
本体部から電源供給されてもよい。
【0016】この場合、センサ部のための電源供給部を
別途設けなくてもよく、容易にセンサ部を配設すること
が可能となる。
【0017】上記した構成において、上記センサ部には
固有の識別コードが付与されており、上記本体部は、こ
の識別コードに基づいて各センサ部を識別してもよい。
【0018】この場合、すべてのセンサ部に対して本体
部から間違うことなく情報を双方向通信することが可能
となる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態にか
かる車両用センサ装置(以下、センサ装置1という)を
示した概略図である。
【0020】このセンサ装置1は、装置全体を制御する
本体部2に、車体の各部に取付けられる複数個のセンサ
部3の各々が、分岐部4を介して双方向通信可能に接続
されてなる。
【0021】本体部2には、図2に示すように、本体部
2全体を制御するCPU2aと、1または複数個のセン
サ部3に検知信号に対応する情報を収集するよう命令す
る命令部2bと、1または複数個のセンサ部3から受信
した検知情報および収集情報の内容を判断する判断部2
cと、この判断部2cでの判断結果に対応した情報を出
力する出力部2dとが備えられている。また、本体部2
には、各センサ部3を識別するために下記するセンサ部
3のIDコードや各センサ部3から受信する情報を記憶
するメモリ2eが備えられている。
【0022】センサ部3には、図3に示すように、セン
サ部3全体を制御するCPU3aと、様々な情報を検知
する検知部3bと、本体部からの命令信号に従って情報
を収集する収集部3cと、検知情報および収集情報(例
えば、波形分析、電子分析、強さの情報等)をデジタル
信号に変換して本体部2に送信する送信部3dとが備え
られ、本体部2から電源供給されている。また、複数個
のセンサ部3(センサ部31〜39)には、図1に示す
ように各々固有のIDコード(No.1〜No.9)が
付与されている。これらIDコードを用いることで本体
部2と各センサ部3との間で間違うことなく夫々個別に
双方向通信可能となる。
【0023】分岐部は、図1に示すように、複数個のハ
ブ41、42、43および44からなる。ハブ41は、
USB用導線5を用いて本体部2とハブ42、43およ
び44とに着脱可能に接続されている。ハブ42は、U
SB用導線5を用いてハブ41とセンサ部31、32お
よび33と着脱可能に接続されている。ハブ43は、U
SB用導線5を用いてハブ41とセンサ部34、35お
よび36と着脱可能に接続されている。ハブ44は、U
SB用導線5を用いてハブ41とセンサ部37、38お
よび39と着脱可能に接続されている。
【0024】次に、上記したセンサ装置1を用いて検知
情報を判断する工程を図4を用いて以下に詳説する。図
4は、センサ装置1を用いて検知情報を判断するフロー
チャートを示した図である。なお、各センサ部3は、継
続的に情報を各検知部3bにより収集して本体部2に情
報(以下、閾値情報という)を送り、本体部2は、その
閾値情報をメモリ2eに記憶している。
【0025】センサ部31が検知部3bにより情報を検
知する(ステップS1)。
【0026】情報を検知したセンサ部31から、その検
知情報を信号化して送信部3dによりハブ42、41を
介して本体部2に送信する(ステップS2)。
【0027】検知信号を受信した本体部2では、その検
知信号を判断するために必要な情報を導き出し、この導
き出した必要な情報を収集する他のセンサ部(センサ部
32乃至39のいずれか)を夫々に付与されたIDコー
ドにより探す(ステップS3)。
【0028】他のセンサ部32乃至39のいずれかを見
つけると、本体部2は、命令部2bによりその検知信号
に対する命令信号をセンサ部32乃至39のいずれかに
送信する(ステップS4)。
【0029】命令信号を受信したセンサ部32乃至39
のいずれかは、収集部3cにより命令信号に対する情報
を収集する(ステップS5)。
【0030】命令信号に対する情報を収集すると、収集
した情報情報を信号化して本体部2に送信する(ステッ
プS6)。
【0031】収集信号を受信した本体部2では、判断部
2cにより収集信号と検知信号とから検知情報を判断し
(ステップS7)、判断した情報に対応した出力情報を
出力部2dから出力して(ステップS8)終了する。
【0032】ところで、ステップS3において、他のセ
ンサ部32乃至39のいずれかが見つからなければ、検
知情報のみで判断部2cにより検知情報を判断し(ステ
ップS9)、判断した情報に対応した出力情報を出力部
2dから出力(ステップS8)してもよい。
【0033】また、ステップS5において、命令信号に
対する情報がなければ、無し情報を信号化して本体部2
に送信し(ステップS10)、無し信号を受信した本体
部2で検知情報のみで判断部2cにより検知情報を判断
し(ステップS11)、判断した情報に対応した出力情
報を出力部2dから出力(ステップS8)してもよい。
【0034】次に、上記したセンサ装置1を用いて検知
情報を判断する工程を実施例を用いて以下に詳説する。 <実施例1>盗難目的で車を持ち上げるのではなく車体
をジャッキアップしてタイヤ交換を行っている時のセン
サ装置1の動作工程を以下に詳説する。なお、ハブ41
は本体部2近傍に配され、ハブ42は車体後部に配さ
れ、ハブ43は、車体中央部に配され、ハブ44は車体
前部に配されている。
【0035】左後輪のタイヤがパンクしたため、左後輪
近傍をジャッキアップする。ジャッキアップすることで
車が徐々に傾斜していき、左後輪近傍に配されたセンサ
31が検知部3bにより傾斜情報を検知する(ステップ
S1)。
【0036】傾斜情報を検知したセンサ部31は、その
検知情報を信号化して送信部3dによりハブ42、41
を介して本体部2に送信する(ステップS2)。
【0037】検知信号を受信した本体部2では、その検
知信号を判断するために、各車輪近傍に配された他のセ
ンサ部にも同一の反応があるか否かの情報が必要である
ことを導き出し、導き出した必要な情報を収集するため
に、各車輪近傍に配された他のセンサ部をハブ42、4
4により限定し、限定した他のセンサを夫々に付された
IDコードにより探す(ステップS3)。
【0038】ステップS3により、右後輪近傍に配され
たセンサ部32と、左前輪近傍に配されたセンサ部34
と、右前輪近傍に配されたセンサ部35を見つけると、
本体部2は、命令部2bにより傾斜しているか否かの命
令信号と振動しているか否かの命令信号をセンサ部3
2、34および35に送信する(ステップS4)。
【0039】命令信号を受信したセンサ部32、34お
よび35は、収集部3cにより傾斜角があるか否かの情
報と振動しているか否かの命令信号を電子ボリュームの
感度を上げて収集する(ステップS5)。
【0040】この時、センサ部32、34、35では、
センサ部31と同一の傾斜角があることの情報を収集す
るとともに、センサ部32、34、35では、センサ部
31より小さいが振動があることの情報を収集する。各
センサ部32、34、35は、これらの収集情報を信号
化して本体部2に送信する(ステップS6)。
【0041】収集信号を受信した本体部2では、判断部
2cにより、メモリ2eに記憶された検知情報と収集情
報と閾値情報とから、センサ部32、34、35はセン
サ部31と同じ傾斜角があり、センサ部31の振動と比
べると小さいがセンサ部32、34、35の順に強度が
弱い振動があるため、検知情報を左後輪近傍の一点のみ
で持ち上げられ、タイヤ交換を行うために車体をジャッ
キアップしていると判断し(ステップS7)、警告音を
発することを中止する(ステップS8)。 <実施例2>車両止ブロックがある駐車場に車を駐車す
るときのセンサ装置1の動作工程を以下に詳説する。な
お、ハブ41は本体部2近傍に配され、ハブ42は車体
後部に配され、ハブ43は、車体中央部に配され、ハブ
44は車体前部に配されている。また、ハブ42に接続
されたセンサ部31、32は、車体後部と障害物(本実
施例2では壁のことである)との距離を測るものであ
り、センサ部33は、後輪と車両止ブロックとの距離を
測るものである。
【0042】駐車場に駐車するために車を後方に移動さ
せると、車は駐車場の壁に接近する。このとき、車が壁
に接近していることを車の左テールランプ近傍に配され
たセンサ部31が検知部3bにより検知する(ステップ
S1)。
【0043】壁との距離が短くなっていることを検知し
たセンサ部31は、その距離情報を信号化して送信部3
dによりハブ42、41を介して本体部2に送信する
(ステップS2)。
【0044】距離信号を受信した本体部2では、その距
離信号を判断するために、車体の後方に配された他のセ
ンサ部にも同一の反応があるか否かの情報が必要である
ことを導き出し、導き出した情報を収集するために、セ
ンサ部31近傍に配されている他のセンサ部をハブ42
により限定し、限定した他のセンサを夫々に付されたI
Dコードにより探す(ステップS3)。
【0045】ステップS3により、右テールランプ近傍
に配されたセンサ部32と、左テールランプ近傍であっ
て車体下面に配されたセンサ部33を見つけると、本体
部2は、障害物との距離が短くなっているか否かの命令
信号をセンサ部32、33に送信する(ステップS
4)。
【0046】命令信号を受信したセンサ部32、33
は、障害物との距離が短くなっているか否かの情報を電
子ボリュームの感度を上げて収集する(ステップS
5)。
【0047】この時、センサ部32では距離情報と同一
の情報を収集する。また、センサ部33では最初は何も
収集しなかったが、途中から接近してくる車両止ブロッ
クまでの距離を収集する。各センサ部32、33は、こ
れらの情報を信号化して本体部2に送信する(ステップ
S6)。
【0048】収集信号を受信した本体部2では、判断部
2cにより、メモリ2eに記憶された検知情報と収集情
報と閾値情報とから、センサ部33で測定した後輪と車
両止ブロックとの距離と、両テールランプに配されたセ
ンサ部31、32で測定した壁との距離とを解析する。
この解析の結果、先にタイヤが車両止ブロックに接し車
体が壁にぶつかることはないと判断(ステップS7)す
ると、警告音を発することを中止する(ステップS
8)。また、先に車体が壁に接しタイヤが車両止ブロッ
クにぶつかることはないと判断(ステップS7)する
と、警告音を発する(ステップS8)。
【0049】上記したようにこのセンサ装置1によれ
ば、センサ部3に検知部3bと収集部3cと送信部3d
とが備えられ、前記本体部2に命令部2bと判断部2c
と出力部2dとが備えられているので、複数個のセンサ
部3を用いて検知情報が誤報か否かを判断することがで
きる。また、複数個のセンサ部3を用いて、情報を検知
するとともに本体部2からの命令信号に応じて情報を収
集するので、検知情報に対して精度の高い判断を行うこ
とができる。
【0050】また、本体部2と複数個のセンサ部3とを
接続するハブ4が設けられているので、本体部2とセン
サ部3との接続を本体部2で行わずに配線路で行うこと
ができ、予めハブ4をセンサ部3と接続容易な位置に配
することで、容易にセンサ部3を増設することができ
る。
【0051】また、ハブ4は複数個設けられているの
で、複数個のハブ4を車体の任意の位置に配すること
で、車体のどの位置であっても容易にセンサ部3を増設
することができる。
【0052】また、センサ部3は本体部2から電源供給
されているので、センサ部3のための電源供給部を別途
設けなくてもよく、容易にセンサ部3を配設することが
できる。
【0053】また、センサ部3には固有のIDコードが
付与されており、本体部2は、このIDコードに基づい
て各センサ部3を識別するので、すべてのセンサ部3に
対して本体部2から間違うことなく情報を双方向通信す
ることができる。
【0054】なお、本実施の形態では、実施例2とし
て、車を駐車位置に収める時のことを用いたが、これに
限定されるものではなく、内的または外的変化に反応す
るセンサであればよく、例えば、雨を感知してワイパー
を自動的に駆動させること等も含まれる。また、センサ
部3には固有のIDコードが付与されているが、シリア
ルコードやチャネルコードなど本体部2から各センサ部
3を識別することができる識別コードが各センサ部3に
付与されていてもよい。また、本体部2および複数個の
センサ部3には、CPUが備えられているので、複数個
のセンサ部で複数の情報に対して同時に検知することも
可能である。また、USB用導線5とUSB端子2f、
3e(図2、3参照)とを用いて各部材を接続したが、
双方向通信可能な導線であれば、光導線でもよい。ま
た、図1に示すように本実施の形態ではハブを3個用い
たが、増設または減設して任意の個数にしてもよい。ま
た、図1に示すように本実施の形態ではセンサ部3をハ
ブ42、43および44に夫々3個ずつ接続している
が、接続可能であればセンサ部の個数は任意の個数でよ
い。また、実施例では、出力方法として警告音を発した
が、ディスプレイを用いて視覚的に運転手に訴える方法
であってもよいし、警告せずにそのまま車に動作(ワイ
パーを駆動させること等)させてもよいし、携帯電話な
どの通信媒体を介して遠隔地にいる所有者に電子メール
等で知らせてもよい。
【0055】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明にかかる
車両用センサ装置によれば、検知情報が誤報か否かを判
断して誤報をなくすことができる。
【0056】すなわち、この車両用センサ装置によれ
ば、センサ部に検知手段と収集手段と送信手段とが備え
られ、前記本体部に命令手段と判断手段と出力手段とが
備えられているので、複数個のセンサ部を用いて検知情
報が誤報か否かを判断することができる。複数個のセン
サ部を用いて様々な情報を検知するとともに本体部から
の命令信号に応じて情報を収集するので、検知情報に対
して精度の高い判断を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる車両用センサ装置を示し
た概略図である。
【図2】本実施の形態にかかる車両用センサ装置に設け
た本体部を示した概略構成図である。
【図3】本実施の形態にかかる車両用センサ装置に設け
たセンサ部を示した概略構成図である。
【図4】本実施の形態にかかる車両用センサ装置を用い
て検知情報を判断するフローチャートを示した図であ
る。
【符号の説明】
1 車両用センサ装置(センサ装置) 2 本体部 2b 命令手段(命令部) 2c 判断手段(判断部) 2d 出力手段(出力部) 3 センサ部 3b 検知手段(検知部) 3c 収集手段(収集部) 3d 送信手段(送信部) 4 分岐部(ハブ)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置全体を制御する本体部と、車体の各
    部に取付けられる複数個のセンサ部とが双方向通信可能
    に接続されてなり、 前記センサ部には、情報を検知する検知手段と、本体部
    からの命令信号に従って情報を収集する収集手段と、こ
    れら検知情報および収集情報をデジタル信号に変換して
    本体部に送信する送信手段とが備えられ、 前記本体部には、1または複数個のセンサ部に検知信号
    に対応する情報を収集するよう命令する命令手段と、1
    または複数個のセンサ部から受信した検知情報および収
    集情報の内容を判断する判断手段と、この判断手段での
    判断結果に対応した情報を出力する出力手段とが備えら
    れ、 センサ部が検知手段により検知した情報を送信手段によ
    り本体部に送信し、この検知信号を受信した本体部が命
    令手段により他のセンサ部に命令信号を送信し、この命
    令信号を受信したセンサ部が収集手段により収集した情
    報を送信手段により本体部に送信し、この収集信号を受
    信した本体部が判断手段により判断した情報を出力手段
    により出力情報として出力することを特徴とする車両用
    センサ装置。
  2. 【請求項2】 前記本体部と複数個の前記センサ部とを
    接続する分岐部とが設けられ、 前記本体部と前記分岐部とが接続され、かつ、分岐部に
    複数個のセンサ部が着脱可能に各々接続されたことを特
    徴とする請求項1に記載の車両用センサ装置。
  3. 【請求項3】 前記分岐部は複数個設けられ、これら分
    岐部は、前記本体部と前記センサ部との接続および分岐
    部同士の接続に用いられることを特徴とする請求項2に
    記載の車両用センサ装置。
  4. 【請求項4】 前記センサ部は、本体部から電源供給さ
    れたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
    の車両用センサ装置。
  5. 【請求項5】 前記センサ部には固有の識別コードが付
    与されており、前記本体部は、この識別コードに基づい
    て各センサ部を識別することを特徴とする請求項1乃至
    4のいずれかに記載の車両用センサ装置。
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Cited By (1)

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