JP3225920B2 - 車両センサユニット、車両センサユニット制御装置および駐車車両検出システム - Google Patents

車両センサユニット、車両センサユニット制御装置および駐車車両検出システム

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JP3225920B2
JP3225920B2 JP12787298A JP12787298A JP3225920B2 JP 3225920 B2 JP3225920 B2 JP 3225920B2 JP 12787298 A JP12787298 A JP 12787298A JP 12787298 A JP12787298 A JP 12787298A JP 3225920 B2 JP3225920 B2 JP 3225920B2
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vehicle
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、簡易な構成で精度
よく駐車車両を検出することができる車両センサユニッ
ト、車両センサユニット制御装置および駐車車両検出シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】駐車場の各駐車枠に車両が駐車している
か否かを検出し、その検出結果から駐車場全体の空車満
車を管理したり、空車時に車両を空車スペースに誘導す
る駐車場管理システムが知られている。こののような駐
車管理システムにおいては、各駐車枠毎に在車空車を検
出するための車両センサユニットと各車両センサユニッ
トと接続され駐車場全体を管理するコントローラとを備
えるが一般的であった。ここで、車両センサユニットに
おいては、超音波や赤外線を車両に向けて発射し、車両
からの反射波を適宜演算処理することで在車空車の判定
を行う方法が用いらることが多い。この場合の車両セン
サユニットは、基本的に駐車枠分だけ必要になるため、
大規模な駐車場ではその数も100個、1000個とい
った数になる。
【0003】ところで、コントローラを中心に各車両セ
ンサユニットをそれぞれ独立して接続すると、接続ケー
ブル数が車両センサユニットの数だけ必要となるので、
コントローラ付近ではケーブルの大きな束ができてしま
い、実用的ではなかった。そこで、接続ケーブルの本数
を削減する方法として、特開昭64-81096号公報には、コ
ントローラから出た一本の接続ケーブルに車両センサユ
ニットを従属接続し、各車両センサユニットで在車空車
を判定する技術が開示されている。また、そこには、よ
りコントローラに近い車両センサユニットからの信号を
受けて、次の車両センサユニットを起動する技術が開示
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の技術では、各車両センサユニットは次の車両センサ
ユニットの起動機能を備える必要があるため構成が複雑
になるとともに、途中の車両センサユニットが故障する
とそれ以降の車両センサユニットを呼び出すことができ
ないといった問題点があった。
【0005】また、車両センサユニットからの通信内容
を極力単純なものとするために、車両の有無の判定機能
を各車両センサユニットに持たせており、車両の検出精
度を向上させるための各種インテリジェンス機能や、設
置場所の特性に合わせて各車両センサユニットの設定を
変更するといった機能をもたせている。このため、車両
センサユニットの回路が増々複雑になり、設置した際の
調整項目も増え、設置費用を含めたシステム全体のコス
トアップにつながっていた。
【0006】上述のような車両センサユニットに求めら
れる諸機能の複雑化は、単に車両センサユニットのコス
トを上昇させるだけではなく、消費電流の増加にもつな
がった。系全体の消費電流の増加は、例えば屋外のよう
に、商用電源が使用できない環境下で太陽電池等による
限られた電力によって駆動しようとした場合に大きな問
題となっている。
【0007】本発明は、上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、消費電力を削減しつつ簡易な構成で在車空
車を管理することができる車両センサユニット、車両セ
ンサユニット制御装置およびこれらを用いた駐車車両検
出システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明にあっては、接続ケーブルからの電源電圧によっ
て給電される車両センサユニットにおいて、車両を検出
する車両センサと、予め定められた識別番号を記憶する
記憶手段と、前記接続ケーブルを介して供給されるタイ
ミングパルスをカウントするカウント手段と、前記記憶
手段に記憶されている前記識別番号と前記カウント手段
のカウント値とを比較する比較手段と、前記比較手段の
比較結果が一致している期間に、前記車両センサを動作
させるための駆動信号を生成する制御手段と、前記車両
センサの検出結果を前記接続ケーブルを介して出力する
出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】また、本発明は、複数の車両センサユニッ
トと接続ケーブルを介して接続され、各車両センサユニ
ットから時分割で出力される検出結果を受信する車両セ
ンサユニット制御装置であって、予め定められた時間間
隔で前記複数の車両センサユニットに電源電圧の給電を
行う給電手段と、前記複数の車両センサユニットに時分
割で検出結果を出力させるためのタイミングパルスを生
成するタイミングパルス生成手段と、前記複数の車両セ
ンサユニットの検出結果に基づいて、各車両センサユニ
ットに対応する駐車枠に車両が駐車されているか否かを
判定する判定手段とを備えたことを特徴とする車両セン
サユニット制御装置。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図面を参照しつつこの発明の
実施形態を説明する。 1.実施形態の構成 1−1:全体構成 図1は、本発明に係わる駐車車両管理システムの全体構
成を示すブロック図である。図に示すように、駐車車両
管理システムAは、コントローラ10、n個の車両セン
サユニットU1,U2…Un、および接続ケーブルCから構
成されている。コントローラ10は、接続ケーブルCを
介して各車両センサユニットU1,U2…Unに電源電圧V
ccと駆動パルスP1とを供給するとともに、そこで生成
される検出パルスP3に基づいて各駐車枠の在車空車を
判定し、その結果を表示部(図示せず)に表示するよう
に構成されている。
【0011】次に、各車両センサユニットU1,U2…Un
は、例えば、駐車場の床面に設置されており、後述する
ように駆動パルスP1に基づいて超音波を照射し、その
反射波を増幅したものを所定値と比較して検出パルスP
3を生成し、これを接続ケーブルCを介してコントロー
ラ10に送信するように構成されている。各車両センサ
ユニットU1,U2…Unには、各センサを識別するために
異なるID番号が各々割り当てられている。なお、この
例では、各車両センサユニットU1,U2…UnにID番号
として、1,2…nが各々割り当てられているものとす
る。
【0012】次に、図2に接続ケーブルCの構成例を示
す。この図に示すように接続ケーブルCは、4線式のフ
ラットケーブルであり、電源線C1、グランド線C2、
駆動パルス線C3および検出パルス線C4から構成され
ている。
【0013】1−2:車両センサユニットの構成 次に車両センサユニットの構成を詳細に説明する。図3
は車両センサユニットU1のブロック図であり、図4は
車両センサユニットU1の各部分の波形を示すタイミン
グチャートである。なお、他の車両センサユニットU2,
U3…Unも、車両センサユニットU1と同様に構成され
ているので、その説明を省略する。
【0014】図3において、電源電圧Vccは、リセット
パルス発生回路201と他の構成部分に供給されるよう
になっており、リセットパルス発生回路201は電源電
圧Vccがローレベルからハイレベルに立ち上がると(図
4(a)参照)、ごく短いパルス幅のリセットパルスP
4(図4(b)参照)を生成するように構成されてい
る。この意味において、リセットパルス発生回路201
は電源電圧Vccの給電開始を検知する給電開始検知手段
として機能する。
【0015】次に、パルス分離回路202はローパスフ
ィルタとコンパレータ等から構成されており、駆動パル
スP1をローパスフィルタに供給して低周波成分を抽出
し、これをコンパレータで波形整形してタイミングパル
スP2(図4(e)参照)を生成している。ここで、ロ
ーパスフィルタの次数やカットオフ周波数は、駆動パル
スP1の高周波成分を充分減衰することができ、かつ、
タイミングパルスP2の時間遅れが少ないように設定さ
れている。また、駆動パルスP1は、センサ駆動回路2
06を駆動するためのものであり、この例では、40K
Hzの周波数で交番する40個のパルスから構成されて
おり(図4(d)参照)、その周期は40msecとなっ
ている(図4(c)参照)。
【0016】ところで、車両が駐車枠に駐車している状
態では、車両センサユニットから当該車両までの距離は
3.3m以内であるのが通常である。また、超音波の進
行速度を略330m/secとすれば、3.3m以内にあ
る物体からの反射波は、超音波の送信から20msec以
内に検知できることになる。したがって、駆動パルスP
1の周期を20msecに設定することも考えられる。し
かし、実際に車両センサユニットを駐車場に設置した状
態では、隣接する駐車枠に設けられた車両センサユニッ
トから送信された超音波が遠くの障害物で反射し、この
反射波を当該駐車枠に設けられた車両センサユニットで
誤検出してしまう可能性がある。一方、超音波は進行す
るに従って減衰していく。そこで、本実施形態では、他
の車両センサユニットから送信された超音波が充分減衰
するように駆動パルスP1の時間間隔を40msecに設
定している。
【0017】次に、パルスカウント回路203は、少な
くともn個のパルスをカウントできるカウンタで構成さ
れており、リセットパルスP4でリセットされ、タイミ
ングパルスP2のカウントを開始する。したがって、電
源電圧Vccが、給電される度にカウント値Xは1から歩
進することになる。
【0018】次に、ID番号記憶回路204は、当該車
両センサユニットU1のID番号Yを記憶しており、例
えば、ROMやあるいはディップスイッチから構成され
ている。この場合、ID番号Yは上述したように「1」
であるから、ID番号記憶回路240からは、「1」が
ID番号Yとして出力されるようになっている。なお、
ディップスイッチで構成すれば、手動でID番号Yを設
定することができ便利である。
【0019】次に、比較回路205は、カウント値Xと
ID番号Yとを比較して両者が一致する期間を指示する
一致パルスP5(図4(f)を参照)を生成する。ま
た、センサ駆動回路207は、一致パルスP5によって
駆動パルスP1をゲートしたパルスに基づいて駆動信号
DSを生成する。すなわち、自己のID番号Yとカウント
値Xが一致する期間のみ駆動信号DSが生成されることに
なる。
【0020】次に、超音波送信センサ207は超音波を
発振できる小型スピーカから構成され、駆動信号DSに基
づいて超音波を送信する。一方、超音波受信センサ20
8は超音波を受信できる小型マイクで構成され、車両で
反射した反射波を受信して受信信号Sa1を生成する。こ
の受信信号Sa1は増幅回路209で増幅された後、比較
判定回路210に供給される。比較判定回路210は、
増幅回路209の出力信号Sa2を予め定められた閾値と
比較して検出パルスP3を生成するように構成されてい
る。この閾値は、車両からの反射波を検知できるよう
に、実験等によって定められている。
【0021】例えば、出力信号Sa2が図4(g)に示す
ものであり、また閾値がQであるならば検出パルスP3
は図4(h)に示すものとなる。ここで、検出パルスP
3において、期間t1は超音波送信センサ207から出
力される超音波を車両センサユニットU1のセンサコー
ンや筐体を介して超音波受信センサ208が直接受信し
たものである。一方、期間t2は、反射波を検知したも
のである。なお、在車の場合、車両形状の凹凸等により
反射波は時間軸方向に分散されて受信される。
【0022】この場合、期間t2における超音波受信セ
ンサ208の受信信号Sa1に基づいて、在車空車を判定
することができる。これは、超音波の進行速度は略33
0m/secであるので、検出パルスP3がどのタイミン
グにおいてハイレベルになっているかによって、障害物
がどれだけ離れているかを判定することができるからで
ある。しかし、そのような機能を各車両センサユニット
U1,U2…Unに持たせたのでは、個々の車両センサユニ
ットU1,U2…Unの構成が複雑になってしまう。そこ
で、本実施形態にあっては、空車在車の判定機能はコン
トローラ10に持たせるようにしている。
【0023】1−3:コントローラの構成 次に、コントローラの構成について詳述する。図5は本
実施形態に係わるコントローラ10のブロック図であ
り、図6はそのタイミングチャートである。まず、発振
回路101は超音波の周波数に対応する発振信号を出力
するように構成されている。また、タイミング発生回路
102は、電源制御信号VCTLとタイミングパルスP2
とを生成する。
【0024】次に、電源電圧供給回路103は太陽電池
104と接続されており、電源制御信号VCTLに基づい
て電源電圧Vccを生成し、これを接続ケーブルCに出力
するように構成されている。この場合、電源制御信号V
CTLがハイレベルの期間中に、電源電圧供給回路103
は電源電圧Vccを給電するように構成されている。
【0025】ここで、在車空車の判定を4秒間隔で行う
ものとし、駐車枠の総数が50個(n=50)であると
すれば、電源電圧Vccは、図6(a)に示すものとな
り、各車両センサユニットU1,U2…Unには電源が2秒
おきに間欠的に給電される。これは、上述したように駆
動パルスP1の時間間隔は40msecであり、車両セン
サユニットU1,U2…Unの総数が50であるから、2秒
で検出を終えることができるからである。このように、
間欠的に給電することによって、消費電力を削減するこ
とができる。この結果、太陽電池104からの電力で駐
車車両管理システムA全体を動作させることができ、商
用電源を得ることができないような場所に設けられた駐
車場にも本システムを適用することが可能となる。
【0026】次に、ゲート回路104は発信信号を図6
(b)に示すタイミングパルスP2によってゲートして
図6(c)に示す駆動パルスP1を生成し、これを接続
ケーブルCに出力するようになっている。次に、パルス
カウント回路105は、タイミングパルスP2をカウン
トしてそのカウント値をID番号Yとして出力するよう
に構成されている。なお、パルスカウント回路105
は、電源制御信号VCTLがハイレベルの期間中計数を行
い、そのカウント値は電源制御信号VCTLがローレベル
からハイレベルになった時点でリセットされるようにな
っている。
【0027】次に、検出パルス判定回路106は、各車
両センサユニットU1,U2…Unから出力される検出パル
スP3に基づいて在車空車を判定し、在車の時にハイレ
ベルHとなり空車の時にローレベルLとなる判定フラグ
Fを生成する。
【0028】ところで、在車空車の判定条件は、各車両
センサユニットU1,U2…Unが設置される周りの環境に
よって相違する。例えば、側面に壁がある場合には、壁
からの反射波を無視するように判定条件を設定すれば、
判定精度を向上させることができる。また、この例では
各車両センサユニットU1,U2…Unが床に設置されてい
るものとして説明したが、そのうちの一部が天井に設置
されるものとすれば、車両からの反射波と床からの反射
波を区別し、後者を無視して判定する必要がある。この
ように、判定条件は、各車両センサユニットU1,U2…
Unの設置態様によって異なるので、各車両センサユニ
ットごとに判定条件を設定できれば判定精度を高めるこ
とができる。そこで、本実施形態にあっては、条件テー
ブル107にID番号Yに対応づけて判定条件を指示す
る条件データD1〜Dnを予め格納しておき、パルスカウン
タ回路105から出力されるID番号Yに基づいて条件
テーブル107から条件データD1〜Dnを順次読み出し、
これに基づいて検出パルス判定回路106は判定フラグ
Fを生成するように構成されている。この例において、
各条件データD1〜Dnは、駆動パルスP1のインターバル
期間を期間Ta、TbおよびTcに分割し、各期間で反
射波が検出されたか否かの組み合わせによって在車空車
を判定することを指示するものとする。
【0029】例えば、ID番号Y=1に対応する車両セ
ンサユニットU1を天井に設置し、ID番号Y=2に相当
する車両センサユニット202を床に設置し、図6
(d)に示す検出パルスP3が得られたものとする。ま
た、条件データD1は、期間Tbで反射波が検出された場
合に在車と判定し、他の期間TaおよびTcで反射波が
検出されても無視するものとし、条件データD2は期間T
bまたはTcのうちいずれか一方で反射波が検出された
場合に在車と判定するものとする。この場合、判定フラ
グFは図6(e)に示すようにID番号Y=1に対応し
て「0」となり、ID番号Y=2に対応して「1」とな
る。
【0030】次に、在車空車テーブル108はID番号
Yに対応づけて判定フラグFを記憶し、新たな判定フラ
グFが生成される度に記憶内容を更新するように構成さ
れている。また、表示部109は、在車空車テーブル1
08の記憶内容に基づいて、各駐車枠毎に車両が在車し
ているか空車であるかを示すランプを点灯させる電光表
示板等により構成されている。
【0031】このように本システムにあっては、各車両
センサユニットU1,U2…Unはコントローラ10からの
タイミングパルスP2をパルスカウント回路203でカ
ウントし、初期化後カウントしたタイミングパルスの数
が自身のID番号Yと一致したときに、所定のセンシン
グ動作とその結果の送信するようにした。すなわち、各
車両センサユニットU1,U2…Unは、時分割でセンシン
グ動作を行なうとともに、共通の接続ケーブルCに検出
パルスP3を時分割で出力するようにしている。このた
め、車両センサユニットU1,U2…Unを単純に接続して
いくことができるため、取り付け工事が簡単になり、車
両センサユニットU1,U2…Unの増設やレイアウト変更
が容易に行えるようになる。
【0032】2.実施形態の動作 次に、駐車車両管理システムAの動作を図面を参照しつ
つ説明する。図7は、本実施形態に係わる駐車車両管理
システムの動作を示すフローチャートである。コントロ
ーラ10に設けられた電源電圧供給回路103は、電源
電圧制御信号VCTLのレベルであるか否かを判定し(ス
テップS1)、これがハイレベルになると、ステップS
2に進んで、給電を開始する。次に、各車両センサユニ
ットU1,U2…Unは、リセットパルス発生回路201に
よって電源電圧Vccを監視し、これがローレベルからハ
イレベルに変化すると、リセットパルスP4を一斉に生
成する。このリセットパルスP4によって、パルスカウ
ント回路203のカウント値はリセットされる(ステッ
プS3)。
【0033】ところで、パルスカウント回路203とし
てリングカウンタを用い、1〜nのカウントを繰り返す
ように構成することも考えられる。しかし、車両のイグ
ニションノイズ等が接続ケーブルCに混入すると、パル
スカウント回路203のカウント値が本来の値よりも増
加してしまうこともあり得る。このような場合に、リン
グカウンタの構成をとると、リセットがかからないので
誤ったカウント値が継続してしまうことになる。一方、
本実施形態では給電開始でパルスカウンタ回路203を
リセットしているので、たとえノイズにより誤動作を起
こしても、次の給電サイクルでカウント値がリセットさ
れるから、正常動作に自動的に復帰させることができ
る。この結果、システムの信頼性を向上させることがで
きる。
【0034】次に、コンロローラ10に設けられたゲー
ト回路104は40KHzの発振周波数を有する発信信
号をタイミングパルスP2でゲートをかけて駆動パルス
P1を生成する(ステップS4)。この駆動パルスP1
が、接続ケーブルCの駆動パルス線C3を介して各車両
センサユニットU1,U2…Unに供給されると、パルス分
離回路202は駆動パルスP1からタイミングパルスP
2を分離する(ステップS5)。このように、駆動パル
スP1からそこに重畳しているタイミングパルスP2を
分離するようにしたので、タイミングパルスP2を伝送
するためのラインを省略して、接続ケーブルCを簡易な
ものにすることができる。また、駆動パルスP1を生成
するための発振回路101は、従来のように各車両セン
サユニット毎に設ける必要がなく、コントローラ10の
内部に一つ設ければ足りるので、システム全体の構成を
簡易にすることができる。
【0035】次に、パルスカウント回路203が、タイ
ミングパルスP2をカウントすると(ステップS6)、
比較回路205はカウント値XとID番号Yが一致する
か否かを判定する(ステップS7)。不一致であれば、
一致するまで判定を繰り返し、両者が一致すると、セン
サ駆動回路206によって駆動信号DSが生成され、これ
に基づいて超音波送信センサ207が超音波を送信する
(ステップS8)。この場合、全ての車両センサユニッ
トU1,U2…Unのカウント値は同時に1だけ進むが、こ
のカウント値と記憶しているID番号Yが一致する車両
センサユニットは一個しか存在しないので、当該車両セ
ンサユニットのみが、超音波を送信することになる。
【0036】この後、超音波センサ208が反射波を受
信すると、受信結果に基づいて検出パルスP3が生成さ
れ、これが接続ケーブルCを介してコントローラ10に
伝送される。コントローラ10は、検出パルスP3を受
信すると(ステップS9)、検出パルス判定回路106
は、ID番号Yに応じた条件データを条件テーブル10
7から読み出し、これに基づいて在車空所を判定し、判
定フラグFを生成する(ステップS10)。この例で
は、従来のように各車両センサユニット毎に在車空車を
判定しなくとも、検出パルス判定回路106をコントロ
ーラ10の内部に1つ備えれば、各駐車枠の在車空車を
判定することができるので、各車両センサユニットU1,
U2…Unの構成を簡易にすることができる。
【0037】こうして、判定フラグFが生成されると、
新たに生成された判定フラグFとID番号Yとを対応づ
けて在車空車テーブル108の記憶内容を更新する(ス
テップS11)。表示部109は在車空車テーブル10
8の記憶内容に基づいて駐車状況を表示するので、記憶
内容が更新されると、表示内容も更新されることにな
る。これにより、駐車場の利用者は、当該駐車場が満車
であるか、空きがあるかといったことや、空きのある駐
車枠はどこであるかといった情報を知ることができる。
【0038】この後、電圧制御信号VCTLがローレベル
になるまで、ステップS4からステップS11までの処
理が繰り返され(ステップS12)、電圧制御信号VCT
Lがローレベルになると、給電が停止され、ステップS
1に戻る。
【0039】3.実施形態の効果 以上説明したように、上述した実施形態によれば以下の
効果を奏する。 (1)コントローラ10に対し車両センサユニットU1,
U2…Unを単純に接続していくことができるため、取り
付け工事が簡単になり、車両センサユニットU1,U2…
Unの増設やレイアウト変更が容易に行えるようにな
る。
【0040】(2)車両センサユニットU1,U2…Unの
管理番号は、車両センサユニットU1,U2…Un内の回路
に記録されたID番号Yにのみ従い、接続の順番に影響
されないので、車両センサユニットU1,U2…Unのレイ
アウト設計の自由度が増す。また、シリアルに信号を伝
達していく方式ではないので、仮にライン中の一個の車
両センサユニットが壊れても、それ以外の車両センサユ
ニットの動作に影響はない。したがって、信頼性の高い
システムを構築することが可能となる。
【0041】(3)タイミングパルスP2を駆動パルス
P1に重畳させて伝送するようにしたので、接続ケープ
ルCは入手の容易な4本ラインのものをで済み、コスト
を低減でき接続も容易になる。
【0042】(4)車両センサユニットU1,U2…Unへ
の給電が、センシングが一巡する毎にコントローラ10
によって切断されるため、センシングを行っていない間
の系全体の消費電力を軽減できる。さらに車両の移動の
頻度に合せてセンシングの頻度を変更することで、一層
の低消費電力化が可能になる。また、仮に外部からのノ
イズ等によって車両センサユニットU1,U2…Unにカウ
ントミスが生じても、一巡毎に電源断によるカウンタリ
セットが働くため、誤カウント状態は継続しないといっ
たシステムの安定性の上でのメリットもある。
【0043】(5)超音波センサの駆動のために、例え
ば40KHzの発振回路を車両センサユニットU1,U2…U
nの内部にもたなくてはならないところを全てコントロ
ーラ10が提供することで、車両センサユニットU1,U
2…Unのコストダウンが可能になると同時に、温度等の
環境条件によって周波数を変化させるといった細かい制
御もコントローラ10の処理だけで可能になる。また、
従来、車両センサユニットU1,U2…Unが独自に判定し
ていた在車空車の判定を、全てコントローラ10が行う
ことにより、各車両センサユニットU1,U2…Unの設置
状況に応じた精度の高い判定を行なうことも可能にな
る。換言すれば、従来各車両センサユニットがそれぞれ
独自に行なわなければならなかった処理をコントローラ
10がまとめ実行できるため、回路のコスト、保守コス
トおよび信頼性を大幅に向上させることができる。
【0044】4.変形例 以上、本発明に係わる実施形態を説明したが、本発明は
上述した実施形態に限定されるものではなく、以下に述
べる各種の変形が可能である。 (1)上述した実施形態において、車両センサユニット
U1,U2…Unは電気的にそれぞれコントローラ10と4
ラインで接続されていることが要件であり、一般的には
1本の接続ケーブルCに接続されるが、各車両センサユ
ニットU1,U2…Unあるいはそのうちの一部のユニット
とコントローラ10とを各々1本の接続ケーブルCで接
続するようにしてもよい。
【0045】(2)上述した実施形態で図2を用いて説
明した接続ケーブルC内のライン配置は一例であり、ど
のような順番でも構わない。また、駆動パルスP1は、
タイミングパルスP2と超音波センサ発振用のパルスを
重畳したものであるが、これを別々なラインに割り当て
ることも可能である。ただし、その場合には接続ケーブ
ルCを構成するライン数は増加することになる。また、
逆に、電源電圧Vccに駆動パルスP1を重畳させて出力
するようにしてもよい。この場合には、各車両センサユ
ニットU1,U2…Unにおいて、電源電圧Vccから駆動パ
ルスP1を分離する駆動パルス分離手段を設け、分離さ
れた駆動パルスP1から、さらにパルス分離回路202
を用いてタイミングパルスP2を分離すればよい。
【0046】(3)また、駐車場の一番端のように、車
両が駐車枠に対してきちんと駐車されない可能性のある
場所の場合、様々な駐車姿勢を想定して同一駐車枠に向
けて複数の車両センサユニットを設置することもある。
この場合は、同一駐車枠を監視する各車両センサユニッ
トのID番号を同一にしておくことで、いずれか一個で
も在車に相当する反射波を受信すれば、コントローラ1
0は在車の判定が可能になる。これにより駐車場の車両
センサユニット設置工事が終了した後でも補助的に車両
センサユニットを増設することが可能になり、その情報
をコントローラ10の設定に反映する必要がない。
【0047】例えば、図8に示す例にあっては、車両セ
ンサユニットUn+1とUn+2は、補助的に用いられるもの
であり、車両センサユニットUn+1には車両センサユニ
ットU2と同一のID番号Y=2が割り当てられてお
り、車両センサユニットUn+3には車両センサユニット
U3と同一のID番号Y=3が割り当てられている。こ
の場合、タイミングパルスP2のカウント値が「2」に
なると、車両センサユニットU2およびUn+1が同時に動
作して、同時に検出パルスP1を生成するが、これらは
検出パルス線C3上で合成される。したがって、いずれ
か一方のユニットで車両からの反射波が検出されれば、
在車を判定することが可能となり、駐車車両を確実に検
出できるようになる。
【0048】(4)上述した実施形態においては、車両
を検出する車両検出センサの一例ととして超音波センサ
を用いたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
以下に示すセンサを車両センサとして用いるものであっ
てもよい。まず、赤外線センサを車両センサとして用い
ることができる。これは、発光部から赤外線を照射し、
その反射光を受光部で受光し、赤外線の反射の有無、も
しくは反射光の角度から算出される距離で在車空車を判
定するものである。次に、光遮断センサを車両センサと
して用いることができる。これは、車両をはさんで発光
素子と受光素子を配置し、光の遮断で車両を検出するも
のである。次に、磁気センサを車両センサとして用いる
こともできる。これは、車体が金属のかたまりであるこ
とを利用するものである。赤外線センサや光遮断センサ
を使用する場合には、駆動パルスの代わりに、発光タイ
ミングを指示するパルスをコントローラ10から出力す
ることで、ほぼ同一の構成で光センサを用いた駐車車両
検出システムを構築できる。また、発光と同時に受信結
果を得ることができるので、各車両センサユニットU1,
U2…Unに割り当てるセンシング期間を短縮することが
できる。なお、上述した実施形態においては、超音波送
信センサ207と超音波受信センサ208を用いたが、
一般に、送信/受信センサは構造的にはほぼ同一である
ので、一個の超音波センサで送受信を兼用してもよい。
【0049】(5)上述した実施形態において、コント
ローラ10は、CPU、メモリ、通信インターフェース
等を備えたコンピュータシステムで構成してもよいこと
は、勿論であり、この場合には、条件テーブル107や
在車空車テーブル108をメモリに格納すればよい。ま
た、条件テーブル107は、通信インターフェースを介
して外部から書き換え可能にしてもよい。また、コント
ローラ10自体の演算結果を用いて変更するようにして
もよい。
【0050】(6)上述した実施形態においては、各車
両センサユニットU1,U2…Unからなる1系統のセンサ
ユニット群をコントローラ10で管理するようにした
が、本発明は限定されるものではなく、複数の系統をコ
ントローラ10で管理するようにしてもよい。例えば、
駐車車両検出システムAを図9に示すように車両センサ
ユニットU1,U2…Unからなる第1の系統Uaと車両セ
ンサユニットU1',U2'…Un'からなる第2の系統Ub
とを備えるように構成してもよい。この場合、第1また
は第2の系統Ua,Ubのうちいずれか一方に給電でし
ている期間は、他方に給電しないようにコントローラ1
0で制御する。これにより、同一のID番号Yを異なる
系統に属する車両センサユニットに付与しても(例え
ば、U1,U1')、同時に検出パルスP3が出力されるこ
とがないので、ID番号の重複は問題とならない。
【0051】(7)上述した実施形態の各車両センサユ
ニットU1,U2…Unにおいて、一致パルスP5を超音波
送信センサ207、超音波受信センサ208、増幅回路
209、および比較判定回路207に供給し、一致パル
スP5がハイレベルの期間ののみこれらの構成部分に給
電を行うようにしてもよい。これにより、より一層消費
電力を削減することが可能となる。
【0052】
【発明の効果】上述したように本発明に係る発明特定事
項によれば、車両センサユニットは検出結果を出力する
だけで、車両センサユニット制御装置において在車空車
を判定するするようにしたので、車両センサユニットの
構成を簡易なものにすることができる。また、車両セン
サユニット制御装置に対して車両センサユニットを単純
に接続していくことができるため、取り付け工事が簡単
になり、車両センサユニットの増設やレイアウト変更が
容易となる。また、車両センサユニットの管理番号は、
車両センサユニットに記憶された識別番号に従い、接続
の順番に影響されないので、車両センサユニットのレイ
アウト設計の自由度が増す。さらに、複数の車両センサ
ユニットのうち一つが故障しても、それ以外の車両セン
サユニットには影響がない。
【0053】また、各車両センサユニットへの給電は予
め定められた時間間隔で行うことができるので、センシ
ングが不要な期間は給電を停止して系全体の消費電力を
軽減できる。また、給電開始時に識別番号を検知するた
めのカウントを初期化するようにしたので、ノイズによ
り誤動作が生じても自動的に正常状態に復帰させること
ができる。また、タイミングパルスを駆動パルスに重畳
して伝送するようにしたので接続ケーブルの構成を簡易
にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係わる駐車車両管理シ
ステムの全体構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態に係わる接続ケーブルの断面図で
ある。
【図3】 同実施形態に係わる車両センサユニットのブ
ロック図である。
【図4】 同実施形態に係わる車両センサユニットの各
部分の波形を示すタイミングチャートである。
【図5】 同実施形態に係わるコントローラのブロック
図である。
【図6】 同実施形態に係わるコントローラのタイミン
グチャートである。
【図7】 同実施形態に係わる駐車車両管理システムの
動作を示すフローチャートである。
【図8】 変形例に係わる駐車車両管理システムにおい
て車両センサユニットに同一のID番号を付与した構成
例を示すブロック図である。
【図9】 変形例に係わる駐車車両管理システムにおい
て2系統のセンサユニット群を有する構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10…コントローラ(車両センサユニット制御装置) 101…発振回路(発振手段) 102…タイミング発生回路(タイミングパルス生成手
段) 103…電源電圧給電回路(給電手段) 104…ゲート回路(駆動パルス生成手段) 106…検出パルス判定回路(判定手段) 201…リセットパルス発生回路(給電開始検出手段) 202…パルス分離回路(分離手段) 203…パルスカウント回路(カウント手段) 204…ID番号記憶手段(記憶手段) 205…比較回路(比較手段) 206…センサ駆動回路(制御手段) 207…超音波送信センサ(車両センサ、超音波送信
部) 208…超音波受信センサ(車両センサ、超音波受信
部) 210…比較判定回路(出力手段) A…駐車車両管理システム(駐車車両検出システム) C…接続ケーブル Y…ID番号(識別番号) U1〜Un,U1'〜Un'…車両センサユニット Vcc…電源電圧 P1…駆動パルス P2…タイミングパルス Sa1…受信信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08G 1/14 G08G 1/01

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続ケーブルからの電源電圧によって給
    電される車両センサユニットにおいて、 車両を検出する車両センサと、 予め定められた識別番号を記憶する記憶手段と、 前記接続ケーブルを介して供給されるタイミングパルス
    をカウントするカウント手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記識別番号と前記カウ
    ント手段のカウント値とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果が一致している期間に、前記車
    両センサを動作させるための駆動信号を生成する制御手
    段と、 前記車両センサの検出結果を前記接続ケーブルを介して
    出力する出力手段とを備えた車両センサユニット。
  2. 【請求項2】 前記電源電圧の給電開始を検出する給電
    開始検出手段を備え、前記カウント手段は、前記給電開
    始検出段に給電開始が検出されると、初期化されること
    を特徴とする請求項1に記載の車両センサユニット。
  3. 【請求項3】 前記車両センサは、超音波を送信する超
    音波送信部と超音波を受信する超音波受信部とを有し、
    前記出力手段は前記超音波受信部の受信信号を増幅した
    信号を予め定めた閾値と比較して生成したパルス信号を
    前記接続ケーブルを介して出力することを特徴とする請
    求項1に記載の車両センサユニット。
  4. 【請求項4】 前記超音波送信部は、前記接続ケーブル
    を介して供給される駆動パルスに基づいて前記超音波を
    送信することを特徴とする請求項3に記載の車両センサ
    ユニット。
  5. 【請求項5】 前記タイミングパルスは前記駆動パルス
    に重畳して伝送されるものであり、伝送された当該駆動
    パルスから前記タイミングパルスを分離する分離手段を
    備えたことを特徴とする請求項4に記載の車両センサユ
    ニット。
  6. 【請求項6】 複数の車両センサユニットと接続ケーブ
    ルを介して接続され、各車両センサユニットから時分割
    で出力される検出結果を受信する車両センサユニット制
    御装置であって、 予め定められた時間間隔で前記複数の車両センサユニッ
    トに電源電圧の給電を行う給電手段と、 前記複数の車両センサユニットに時分割で検出結果を出
    力させるためのタイミングパルスを生成するタイミング
    パルス生成手段と、前記複数の車両センサユニットから送信される超音波の
    周波数に対応する周波数で発信する発振手段と、 前記発振手段の出力信号と前記タイミングパルスとに基
    づいた駆動パルスを生成する駆動パルス生成手段と、 前記複数の車両センサユニットの検出結果に基づいて、
    各車両センサユニットに対応する駐車枠に車両が駐車さ
    れているか否かを判定する判定手段とを備えたことを特
    徴とする車両センサユニット制御装置。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載した複数の車両センサユ
    ニット、請求項6に記載した車両センサユニット制御装
    置、およびこれら接続する接続ケーブルを備えた駐車車
    両検出システムであって、 前記各車両センサユニットには異なる前記識別番号を割
    り当てることを特徴とする駐車車両検出システム。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載した複数の車両センサユ
    ニット、請求項6に記載した車両センサユニット制御装
    置、およびこれら接続する接続ケーブルを備えた駐車車
    両検出システムであって、 前記各車両センサユニットには異なる前記識別番号を割
    り当てるとともに、前記接続ケーブルを、グランドに接
    続される線、前記電源電圧を給電する線、前記駆動パル
    スを伝送する線、および前記車両センサの検出結果を伝
    送する線から構成したことを特徴とする駐車車両検出シ
    ステム。
  9. 【請求項9】 複数の車両センサユニットと接続ケーブ
    ルを介して接続され、各車両センサユニットから時分割
    で出力される検出結果を受信する車両センサユニット制
    御装置であって、 予め定められた時間間隔で前記複数の車両センサユニッ
    トに電源電圧の給電を行う給電手段と、 前記複数の車両センサユニットに時分割で検出結果を出
    力させるためのタイミングパルスを生成するタイミング
    パルス生成手段と、前記各車両センサユニットに対応づけて判定条件を格納
    する条件テーブルと、 前記各車両センサユニットの検出結果をそれぞれ対応す
    る前記条件テーブルの判定条件に基づいて判定すること
    により、各車両センサユニットに対応する駐車枠に車両
    が駐車されているか否かを判定する判定手段とを備えた
    ことを特徴とする車両センサユニット制御装置。
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