JP2001227115A - 屋根板材の接続構造 - Google Patents

屋根板材の接続構造

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JP2001227115A JP2000037395A JP2000037395A JP2001227115A JP 2001227115 A JP2001227115 A JP 2001227115A JP 2000037395 A JP2000037395 A JP 2000037395A JP 2000037395 A JP2000037395 A JP 2000037395A JP 2001227115 A JP2001227115 A JP 2001227115A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 止め金具を屋根下地側に固定する釘の頭部か
ら屋根板材を逃がすための立上がり部を無くして屋根板
材の接続構造の高さを可及的に低くする。 【解決手段】 屋根板材1相互を接続する止め金具5
は、固定部5aと、固定部5aの両側に立設された第
1,第2の折曲部5b,5cと、これら折曲部5b,5
cに連設された折返部5dを有していて、上記固定部5
aが釘203で屋根下地201に固定されている。上記
第1の折曲部5bの上端の折返部5dの内側に、他の屋
根板材1の被係合部3の上端部が挿入係止されている。
上記止め金具5の第2の折曲部5cの上端に連設された
折返部5dの下端で他の屋根板材1のキャップ部4bの
下部一側部の折返部4aを屋根下地201に押し付け
る。上記キャップ部4bの下部他端側のフック状の折曲
部4cを上記被係合部3の第3の折曲部3cに係止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家屋等の建築物の
屋根面を構成する屋根板材の接続構造に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】屋根板材の接続構造として、図19に示
したように、フラットな板状の屋根板材本体部101の
一側端部に被係合部102を設け、他側端部に係合部1
03を設けた屋根板材104相互を止め金具111で接
続するものが知られている。
【0003】上記従来の屋根板材の接続構造において、
上記屋根板材104の被係合部102は、図20に示し
たように、屋根板材本体部101の一側端部を上方に向
けて直角に折り曲げた垂直片部102aと、該垂直片部
102aの先端を外側に向けて直角に折り曲げた水平片
部102bと、該水平片部102bの先端を上方に向け
て直角に折り曲げた第2の垂直片部102cを備えてい
る。
【0004】また、上記屋根板材104の係合部103
は、屋根板材本体部101の他側端部を上方に向けて直
角に折り曲げた第1の折曲部103aと、該第1の折曲
部103aの上端を外側に向けて略U字状に折り曲げる
ことにより形成された第2の折曲部103bと、該第2
の折曲部103bの上端側に連設された略逆U字状の第
3の折曲部(以下、キャップ部という)103cと、該
キャップ部103cの下端の自由端側を上記第2の折曲
部103bに向けて直角に折り曲げた第4の折曲部10
3dと、該第4の折曲部103dの先端を折り返した傾
斜の第5の折曲部103eを備えている。
【0005】また、図21に示したように上記止め金具
111は、屋根下地201に防水シート202等を介し
て固定される固定部111aと、該固定部111aの一
側端部を上方に向けて直角に折り曲げることにより形成
された起立状折曲部111bと、該起立状折曲部111
bの上端から略垂直に垂下された第1の係止部111c
と、上記起立状折曲部111b及び第1の係止部111
cを挟むようにして末広がりの傾斜状に垂下された第
2,第3の係止部111d,111eを備えている。
【0006】そして、図22に示したように、上記止め
金具111の起立状折曲部111bと第1の係止部11
1cの間に、上記屋根板材101の被係合部102の第
2の垂直片部102cを挟んだ状態で、上記止め金具1
11の固定部111aを釘203で防水シート202を
介して屋根下地201上に固定する。次に、図23に示
したように、上記止め金具111に隣接する屋根板材1
01の係合部103のキャップ部103cを被せると、
上記係合部103の第2の折曲部103bの先端が上記
止め金具111の傾斜状の第2の係止部111dに当接
すると共に、上記係合部103の第3の折曲部103d
と第4の折曲部103eの連続部が上記止め金具111
の傾斜状の第3の係合部111eに接触し、上記キャッ
プ部103cは、下端側が押し広げられた状態になる。
【0007】上記キャップ部103cを更に所定量圧し
下げると、上記係合部103の第2の折曲部103bの
先端と上記止め金具111の第2の係止部111dの接
触が外れると共に、上記係合部103の第3の折曲部と
第4の折曲部103eの連続部と上記止め金具111の
第3の係合部111eの接触が外れて、上記キャップ部
103cの下端側は縮径する。そして、図24に示した
ように、上記第2の折曲部103bの上面は、上記第2
の係合部111dの下端で押えられると共に、上記第4
の折曲部103eの上面は、上記第1の係合部111c
の下端で押えられるようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
屋根板材の接続構造には次に述べるような問題点があっ
た。 (1)図24に示すように、U字状の第2の折曲部10
3bの下方に垂直状の第1の折曲部103aが存在する
ために、該垂直状の第1の折曲部103aの高さH1
ぶんだけ、係合部103の高さH2も高いものになって
しまう。上記、垂直状の第1の折曲部103aを無くす
と、上記U字状の第2の折曲部103bの下面が上記釘
203の頭部203aに当って、そのぶん上記屋根板材
101が屋根下地201乃至防水シート202から浮き
上がってしまう。 (2)屋根板材104の係合部103は、止め金具11
1によってのみ、屋根下地201側に止められた状態に
なっている(係合部103は、隣接する屋根板材104
の被係合部102に係止された状態になっていない)。
図19に示したように、止め金具111は、隣接部分の
長さ方向に部分的に配置されているため、止め金具11
1,111間において、上記係合部103は、屋根下地
201側に止められていないので屋根下地201から浮
き上がりやすい。 (3)止め金具111は、図21に示したように、固定
部111aの一側端部を直角に折り曲げて形成した第1
の折曲部111で係合部103を片持ち支持する構成に
なっているために、強い荷重が掛かると上記起立状の第
1の折曲部111が根元で折れ曲がってしまうことがあ
る。
【0009】本発明は上記従来の問題点を解決すること
を目的としてなされたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、図1に示した
ように、屋根板材本体部2の一側端部に被係合部3を設
け、他側端部に係合部4を設けた屋根板材1の上記被係
合部3に、他の屋根板材1の係合部4を重ね合わせ、該
重ね合わせ部を止め金具5で屋根下地201に止着する
屋根板材の接続構造である。
【0011】上記屋根板材1の被係合部3は、上記屋根
板材本体部2の一側端部を略直角に折り曲げることによ
り形成された第1の折曲部3aと、該第1の折曲部3a
の上端を屋根板材本体部2側に向けて折り返すことによ
り裾広がり状に形成された傾斜状の第2の折曲部3b
と、該第2の折曲部3bの下端を上記第1の折曲部3a
側に向けて鉤状に折り曲げることにより形成された第3
の折曲部3cとを具備している。
【0012】上記屋根板材1の係合部4は、上記屋根板
材本体部2の他側端部を折り返すことにより形成された
折返部4aと、該折返部4aの先端を上方に向けて折り
曲げると共に頂部で折り返すことにより形成されていて
他の屋根板材1の被係合部3及び該被係合部3を係止し
た止め金具5を覆うキャップ部4bと、該キャップ部4
bの先端を内側に向けて折り曲げることにより形成され
ていて上記他の屋根板材1の被係合部3の第3の折曲部
3cに係合されるフック状の折曲部4cを具備してい
る。
【0013】上記止め金具5は、屋根下地201に固定
される固定部5aと、上記屋根板材1の被係合部3の第
1の折曲部3a及び第2の折曲部3bの上端部を押さえ
る第1の折曲部5bと、上記屋根板材1の係合部4の折
返部4aの上面を押さえる第2の折曲部5cを具備して
いる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1は本発明の屋根板材の接続構
造の正面図、図2は屋根板材1の正面図である。上記屋
根板材1は、板状の屋根板材本体部2と、上記屋根板材
本体部2の一側端部に設けられていて、後記する止め金
具5によって屋根下地201に係止される被係合部3
と、上記屋根板材本体部2の他側端部に設けられてい
て、隣接する屋根板材1の被係合部3及び該被係合部3
を係止している止め金具5を覆うようにして、該止め金
具5側に係合する係合部4とを有していて金属板で形成
されている。
【0015】上記被係合部3は、上記屋根板材本体部2
の一側端部を略直角に折り曲げることにより形成された
起立状の第1の折曲部3aと、該第1の折曲部3aの上
端を上記屋根板材本体部2側に向けて折り返すことによ
り裾広がり状に形成された傾斜状の第2の折曲部3b
と、該第2の折曲部3bの下端を上記第1の折曲部3a
側に向けて鉤状に折り曲げることにより形成された第3
の折曲部3cとを備えている。上記傾斜状の第2の折曲
部3bは、その高さ方向の中央部に、次に説明する係合
部4のキャップ部4bの内周面との間に隙間を形成する
段部3dを備えている。
【0016】また、上記係合部4は、上記屋根板材本体
部2の他側端部を折り返すことにより形成された折返部
4aと、該折返部4aの先端を上方に向けて折り曲げる
と共に頂部で折り返すことにより形成されていて、上記
止め金具5及び該止め金具5に係止された隣接する屋根
板材1の被係合部3を覆うキャップ部4bと、該キャッ
プ部4bの先端を内側に向けて折り曲げることにより形
成されていて、上記被係合部3の第3の折曲部3cに係
合されるフック状の折曲部4cを備えている。
【0017】図3は止め金具5の傾斜図、図4は止め金
具5の正面図、図5は止め金具5の平面図、図6は止め
金具5を底面側から見た斜視図である。
【0018】上記止め金具5は、屋根下地201に防水
シート202を介して釘やネジ等の止着具203(以
下、釘と称する)で固定される固定部5aと、該固定部
5aの幅方向の一側端部と他側端部を同方向に略直角に
折り曲げることにより形成された起立状の第1,第2の
折曲部5b,5cを有している。上記第1の折曲部5b
は、第2の折曲部5cよりも若干背が高くなるように形
成されている。
【0019】上記第1,第2の折曲部5b,5cは、上
端部を相反する方向に折り返すことにより形成された傾
斜状の折返部5dを備えている。上記固定部5aは、釘
203を打つ(挿入する)為の孔部5eを有している。
【0020】上記第2の折曲部5cには、上記固定部5
aの孔部5eに臨む位置に切欠部5fが設けられてい
る。また、上記固定部5aと第1,第2の起立状の折曲
部5b,5cの連続部、つまり折曲角部には、補強用の
プレス部5gが形成されている。なお、実施例において
は、止め金具5の第2の折曲部5cに切欠部5fを設け
たが、該切欠部5fは、第1の折曲部5b側に設けても
或は、第1,第2の折曲部5b,5cの両者に設けても
よい。
【0021】次に、上記屋根板材1及び止め金具5を使
用しての屋根板材の接続構造の組み立てについて説明す
る。図7に示したように、屋根板材1の被係合部3の上
端を、上記止め金具5の第1の折曲部5bの先端の折返
部5d内に挿入する。そして、上記止め金具5の固定部
5aを釘203で防水シート202を介して屋根下地2
01に固定する。上記止め金具5の第2の折曲部5cに
設けた切欠部5fは、図8に示したように、釘203の
頭部203aをハンマー204で打つ際に、上記第2の
折曲部5c及び折返部5dが障害になるのを防止する。
【0022】そして、上記被係合部3及び止め金具5に
接続しようとする屋根板材1の係合部4のキャップ部4
bを被せると、図9に示したように、上記キャップ部4
bの一端側の折返部4aの先端が上記止め金具5の第2
の折曲部5cの折返部5dの外側面に当接すると共に、
上記キャップ部4bの他端側(自由端側)のフック状の
折曲部4cが上記止め金具5の第1の折曲部5bの折返
部5dの外側面若しくは、上記係合部3の傾斜状の第2
の折曲部3bの外側面に当接する。そこで、上記キャッ
プ部4bの頂部を押圧すれば、上記折返部4aは、上記
止め金具5の第2の折曲部5cの折返部5dの外側面に
沿って外側に広がる。
【0023】一方、上記フック状の折曲部4cは、上記
被係合部3の傾斜状の第2の折曲部3bを内側に撓ませ
ると共に、フック状の折曲部4c自身も外側に広がるよ
うに撓む。そして、上記キャップ部4bが所定量下降
し、上記折返部4aが上記第2の折曲部5cの折返部5
dの下端から外れ、かつ上記フック状の折曲部4cが上
記被係合部3の第2の折曲部3bの下端から外れた状態
になると、上記キャップ部4bの下端側は自身のばね力
で縮径し、図10に示したように、上記折返部4aは、
上記止め金具5の第2の折曲部5cの折返部5dの下端
に係合した状態になって、該折返部5dの下端と屋根下
地201の間に挟着された状態になる。また、上記キャ
ップ部4bの他端側のフック状の折曲部4cは、上記被
係合部3のフック係合用の第3の折曲部3cに係合した
状態になる。なお、上記被係合部3の第1の折曲部3a
の位置P1が上記係合部4のセンター位置P2よりズレ
た位置で嵌合するのでビスや釘203等の入るスペース
を確保することが出来る。
【0024】そして、図11に示したように、屋根板材
1の被係合部3と、これに隣接する屋根板材1の係合部
4とを所定の間隔Dをもって配置された複数の止め金具
5によって接続することにより、本発明の屋根板材の接
続構造が構成される。
【0025】図12,図13は、屋根板材1の係合部4
のキャップ部4bの変形例を示す。図12に示す第1の
変形例においては上記キャップ部4bの頂部をフラット
に形成した場合を示す。図13に第2の変形例において
は、上記キャップ部4bの頂部を山形に形成した場合を
示す。図14は、屋根板材2を湾曲させると共に、屋根
板材本体部2を波形に形成した場合を示す。
【0026】図15〜16は、止め金具5の変形例を示
す。この変形例において、止め金具5は、屋根下地20
1に固定される固定部5aと、該固定部5aの幅方向の
一側端部を略直角に折り曲げることにより形成された第
1の折曲部5bと、該第1の折曲部5bの長さ方向の両
端部を固定部5a側に向けて略直角に折り曲げることに
より形成された一対の第2の折曲部5c、5cを有して
いる。上記第2の折曲部5c、5cは、上記第1の折曲
部5bの折返部5dと逆方向に傾斜する底辺を有する略
直角三角形状に形成されている。上記第2の折曲部5
c、5cは、幅dで上記第1の折曲部5bに連続してい
る。上記一対の第2の折曲部5c,5cの内側には傾斜
面5h、5hが折り曲げ形成されていて、これら一対の
傾斜面5h、5hの間には、ビスや釘203を打つ為の
スペースが設定されている。上記第2の折曲部5c,5
c及び傾斜面5hの下端と上記固定部5aの間には切欠
部5iが設けられている。
【0027】そして、図17に示したように、上記傾斜
面5hの下端と上記固定部5aの間に、上記係合部4の
折返部4aが挟着される。
【0028】上記第2の折曲部5c、5cに、上記折返
部4aを介して上記止め金具5から外れようとする力F
が加わった場合でも、上記第2の折曲部5c、5cは、
上記幅dの第1の折曲部5bとの連続部によってその変
形が防止される。上記連続部の幅dが大きいほど変形が
防止効果も大きい。
【0029】図18は、屋根板材2の変形例を示す。こ
の変形例において、屋根板材1の屋根板材本体部2に
は、リブ2aと段部2bが形成されている。なお、図1
2〜図18において、他の構成は図1〜図11に示した
ものと同じであるので、同一構成部分には同一符号を付
して重複する説明を省略する。
【0030】
【発明の効果】本発明の屋根板材の接続構造には次に述
べるような効果がある。 (1)請求項1の屋根板材の接続構造は、係合部を隣接
する屋根板材の被係合部に被せると、上記係合部に設け
たフック状の折曲部が上記被係合部に設けた第3の折曲
部に係合して、係合部は隣接する屋根板材の被係合部に
係合された状態になる。従って、図11に示すように止
め金具と止め金具の間においても、屋根板材の係合部
は、隣接する屋根板材の被係合部を介して止め金具によ
って屋根下地側にしっかりと止着された状態になり、止
め金具間における屋根板材の浮き上がりを確実に防止す
る。また、板状の屋根板材本体部の一側端部を折り返す
ことにより上記屋根板材本体部と略同じ高さ位置に形成
された折返部を、上記止め金具に設けた第2の折曲部で
押圧して屋根下地側に押し付ける。従って、図20に示
した従来の接続構造のような釘の頭部等を避けるための
垂直状の折曲部が不要となり、そのぶん接続構造全体の
高さを低くすることができる。 (2)請求項2の屋根板材の接続構造は、止め金具の固
定部の幅方向の両側部に略対称形の第1,第2の折曲部
を形成し、これら一対の折曲部で隣接する屋根板材の係
合部を所謂両持ち支持する構成としたので、一方の折曲
部に掛かる荷重を少なくして、これら一対の折曲部が変
形するのを防止する。また上述したように固定部の両側
部に略対称形の第1,第2の折曲部を設けたので金型を
使用してのプレス成型が容易になる。 (3)請求項3の屋根板材の接続構造は、止め金具の固
定部の幅方向の一側部に第1の折曲部を形成し、該第1
の折曲部の長さ方向の両端部を略直角に折り曲げて第2
の折曲部を形成したので、上記第1の折曲部と第2の折
曲部の互いに相い反する方向の傾斜部を隙間なく連続さ
せて、小さな係合部でも確実に嵌合することを可能にす
る。また、上記第2の折曲部が容易に変形するのを防止
できる。 (4)請求項4の屋根板材の接続構造は、被係合部の傾
斜状の第2の折曲部に形成した段部によって係合部のキ
ャップ部の内面との間の隙間を大きくしたので、毛細管
現象等による雨水の回り込み等を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】屋根板材の接続構造の正面図。
【図2】屋根板材の正面図。
【図3】止め金具の傾斜図。
【図4】止め金具の正面図。
【図5】止め金具の平面図。
【図6】止め金具を底面側から見た斜視図。
【図7】組付工程図。
【図8】組付工程図。
【図9】組付工程図。
【図10】組付工程図。
【図11】屋根の斜視図。
【図12】キャップ部の変形例の正面図。
【図13】キャップ部の変形例の正面図。
【図14】屋根板材本体部の変形例の斜視図。
【図15】止め金具の変形例の斜視図。
【図16】底面側から見た斜視図。
【図17】使用状態の正面図。
【図18】使用状態の正面図。
【図19】従来例の斜視図。
【図20】屋根板材の正面図。
【図21】組付工程図。
【図22】組付工程図。
【図23】組付工程図。
【図24】組付工程図。
【符号の説明】
1…屋根板材、2…屋根板材本体部、3…被係合部、3
a…第1の折曲部、3b…第2の折曲部、3c…第3の
折曲部、3d…段部、4…係合部、4a…折返部、4b
…キャップ部、4c…フック状の折曲部、5…止め金
具、5a…固定部、5b、5c…第1,第2の折曲部、
5d…傾斜状の折返部、5e…開口部、5f…切欠部。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 屋根板材本体部の一側端部に被係合部を
    設け、他側端部に係合部を設けた屋根板材の上記被係合
    部に、他の屋根板材の係合部を重ね合わせ、該重ね合わ
    せ部を止め金具で屋根下地に止着する屋根板材の接続構
    造であって、 上記屋根板材の被係合部は、上記屋根板材本体部の一側
    端部を略直角に折り曲げることにより形成された第1の
    折曲部と、該第1の折曲部の上端を下方に向けて折り返
    すことにより裾広がり状に形成された傾斜状の第2の折
    曲部と、該第2の折曲部の下端を上記第1の折曲部側に
    向けて鉤状に折り曲げることにより形成された第3の折
    曲部とを具備し、 上記屋根板材の係合部は、上記屋根板材本体部の他側端
    部を折り返すことにより形成された折返部と、該折返部
    の先端を上方に向けて折り曲げると共に頂部で折り返す
    ことにより形成されていて他の屋根板材の被係合部及び
    該被係合部を係止した止め金具を覆うキャップ部と、該
    キャップ部の先端を内側に向けて折り曲げることにより
    形成されていて上記他の屋根板材の被係合部の第3の折
    曲部に係合されるフック状の折曲部を具備し、 上記止め金具は、屋根下地に固定される固定部と、上記
    屋根板材の被係合部の第1の折曲部と第2の折曲部の上
    端部を押さえる第1の折曲部と、上記屋根板材の係合部
    の折返部の上面を押さえる第2の折曲部を具備している
    ことを特徴とする屋根板材の接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記止め金具の第1,第2の折曲部は、上記固定部の幅
    方向の一側端部と他側端部を同方向に略直角に折り曲げ
    ると共に、これらの上端を相反する方向に折り返すこと
    により形成されていることを特徴とする屋根板材の接続
    構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、 上記止め金具の第1の折曲部は、上記固定部の幅方向の
    一側端部を略直角に折り曲げることにより形成されてい
    ると共に、 上記第2の折曲部は、上記第1の折曲部の両端部を上記
    固定部の方向に略直角に折り曲げることにより略直角三
    角形状に形成されていることを特徴とする屋根板材の接
    続構造。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 上記屋根板材の被係合部は、上記第2の折曲部の高さ方
    向の略中央から下端にかけて、上記被係合部のキャップ
    部の内面から離間する方向の凹部を有していることを特
    徴とする屋根板材の接続構造。
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