JPS61183548A - 嵌合外囲体における継手構造 - Google Patents

嵌合外囲体における継手構造

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JPS61183548A
JPS61183548A JP2098085A JP2098085A JPS61183548A JP S61183548 A JPS61183548 A JP S61183548A JP 2098085 A JP2098085 A JP 2098085A JP 2098085 A JP2098085 A JP 2098085A JP S61183548 A JPS61183548 A JP S61183548A
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JP
Japan
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rising
cap material
board
folded edge
fitting
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Application number
JP2098085A
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English (en)
Inventor
寛 竹森
遠藤 良雄
康博 鈴木
敏彦 山口
堀崎 喜資
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanko Metal Industrial Co Ltd
Original Assignee
Sanko Metal Industrial Co Ltd
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  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、構造が簡単で、施工が特に勝れ、強固性及び
水密性も好適にでき、さらに板面有効率を向上させ、材
料寸法誤差等を調整できる嵌合外囲体における継手構造
に関する。
〔従来の技術及びその問題点等〕
従来より、屋根又は壁としての金属製の外囲体が施工さ
れている。この外囲体の断面略丁字形状の継手箇所の断
面構造としては、第25図に示すように建築用板の水平
状の端縁aにキャップ材の垂下状端縁すを平坦状に折返
して馳締圧着している。このように圧着する馳締は強力
に行なわないと、端縁aと垂下状端縁すとの間に毛管現
象が作用する僅かの間隙が形成されることが多く、内部
に雨水が浸入しやすくなる欠点があった。また、その平
坦状に折返し圧着加工するには、板厚を厚くした場合、
特に大きな力を要し、手動馳締機では著しい疲労を伴う
ものであるし、機械式の場合でも作業性が悪く低能率に
なる等の問題点があった。また、その端縁aの内端より
下方に垂下縁を設けた建築用板を存在し、これにキャッ
プ材を被嵌してこの端縁aを馳締したものもあるが、馳
締施工が著しく面倒であった。
このように、キャップ材を被覆する手段にて、馳締では
なく、施工を簡単にするような嵌合用のもので、水密性
を確保したものは存在しなかった。
また、その水平状の端縁aが、規格材料の許容寸法誤差
の範囲で広くなった場合、その端縁aにキャップ材の平
坦部、垂下状端縁す等を被嵌するのに困難となる不都合
があった。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで発明者は、前記問題点等を解決すべく鋭意、研究
を重ねた結果、本発明を、主板の両側より上側外方に傾
斜状部を形成し、この両傾斜状部の上端より立上り部を
形成し、この両立上り部の上端より内方に頂部を、その
内端より下側に側部をそれぞれ形成し、この側部の下端
より頂部側に折返し縁を形成した建築用板の一側の立上
り部に、隣接の建築用板の他側の立上り部を当接し、こ
の上から、冠状部の両側端より内方に嵌合折返し縁を形
成したキャップ材を被覆し、且つこのキャップ材と両頂
部との間に弾力性を有するクッション材を介在させ、こ
のクッション材を挟持させつつ前記キャップ材の嵌合折
返し縁を建築用板の折返し縁に嵌合させて固着した嵌合
外囲体における継手構造としたり、或いは前記構成にお
いて、そのキャップ材と両頂部2両側部及び両折返し縁
との間に弾性を存するクッション材を介在させた嵌合外
囲体における継手構造としたことにより、構造が簡単で
、施工が特に勝れ、強固性及び水密性も好適にでき、さ
らに板面有効率を向上させ、材料寸法誤差等を調整でき
、前記の問題点等を解消したものである。
〔実施例〕
以下9本発明の実施例を第1図乃至第24図に基づいて
説明する。
Aは金属製の建築用板であって、主板10両側より外方
上側に傾斜状部2.2が形成され、この両傾斜状部2.
2の上端より立上り部3.3が屈曲形成され、この両立
上り部3,3の上端より内方に略水平状等の頂部4.4
が形成され、この頂部4.4の内側端より下方に側部5
.5が屈曲形成され、この両側部5.5の下端より、前
記頂部4.4側に弧状に屈曲した折返し縁6,6が一体
形成されている。この折返し縁6は半円弧状部を介して
上側に(tJ糾して形成されている。前記主板1は、単
に平板状に形成され(図面参照)、この場合には、長手
方向に直交する高さの低いリブを連続して波形に形成す
る場合も含まれるし、その長手方向を向く適宜の補強リ
ブが形成される場合もある。
この何れの建築用板Aも主板1傾斜状部2立上り部3.
3頂部4.4側部5,5折返し縁6,6にて構成され、
これは長尺の金属板が、多段の上下部成形ロールにて一
体的に成形されている。この建築用板Aの主板1と傾斜
状部2との隅角部や、傾斜状部2と立上り部3との隅角
部や、立上り部3と頂部4との隅角部や、頂部4と側部
5との隅角部等は比較的小さな半径の弧状に形成されて
いる。また、その主板1傾斜状部2立上り部3頂部4側
部5等は一般に直線状をなしているが、曲線や折れ線状
に形成されることもあるし、さらに略水平、垂直方向と
しているが、これらから方向の角度を変化させてもよく
、これらの実施例に限定されない。実施例では、その傾
斜状部2は第6図に示すように、半円状に形成されるこ
ともあり、この場合には、長手方向に適宜の曲率に湾曲
形成される場合に好適である。
Bは金属製の長尺のキャップ材で、門形状(第1図、第
2図参照)、半円状(第5図参照)又は多角形状(第6
図参照)等の冠状部7の両側端より内方に嵌合折返し縁
8,8が屈曲形成されている。具体的には、第1図、第
2図に示すような門形状の冠状部7の両側の下端より、
半円状部を介して内方上側に傾斜形成されて嵌合折返し
縁8゜8が設けられている。この嵌合折返し縁8が前記
建築用板Aの折返し縁6に嵌合するように構成されてい
る。
また、第6図に示すように、その嵌合折返し縁8.8の
先端より、さらに内方に断面半円状の弧状端縁9.9が
設けられることもある。
まず、その建築用板A、Aの対向する立上り部3.3が
当接され、次いでこの両立上り部3.3の上端の頂部4
.4上に、発砲合成樹脂等の弾力性を有するクッション
材10が載置される。このとき、接着剤を介して貼着す
ることもある。
そして、キャップ材Bが継手箇所に被嵌されている。即
ち、キャップ材Bが、第15図に示すように、隣接する
建築用板A、Aの頂部4,4及び側部5,5の上方に位
置し、そして第16図に示すように、そのキャップ材B
の両側部5.5が互いに外側に開き、そして第17図に
示すように、さらに押圧にてキャップ材Bの嵌合折返し
縁8゜8の先端が、前記隣接する建築用板A、Aの側部
5.5の下端を乗り越えんとし、この瞬時後には第18
図に示すように、乗り越えて、キャップ材Bの両側部5
.5の開きが旧位置に戻り、同時に、そのクッション材
10の弾力性による弾発力にて。
キャップ材Bが上昇して、今度は第1図に示すように、
その嵌合折返し縁8.8が、両側部5.5の下端又は折
返し縁6.6に嵌合される。
また、そのクッション材10(両頂部4.4間の幅)が
キャップ材Bの冠状部7の裏面に貼着されている場合に
は、対向する建築用板A、Aの頂部4.4上には、クッ
ション材10は何等載置されず、その側部5.5頂部4
.4に、直接にキャップ材Bを嵌合する。この場合でも
、クッション材10の弾力等にて、嵌合が確実に行われ
る。
また、キャップ材Bと両頂部4.4両側部5゜5及び両
折返し縁6.6との間にクッション材10が介在されて
いる場合には(第19図参照)、第21図乃至第24図
の押圧工程を経て、キャップ材Bが嵌合される。
以上の継手構造は、吊子Cの取付箇所以外の嵌合外囲体
にける嵌合による継手構成であり、実際には、壁又は屋
根等の嵌合外囲体を施工するには、吊子C等への取付を
行なう必要がある。先ず、吊子C及びこれに必要な部材
、周辺部材等を述べる。
その吊子Cの実施例は複数存在するが、その吊子Cは、
固定取付部1)の一例に、可動舌片12が摺動可能に設
けられている。その第1実施例の吊子Cは、第9図に示
すように、固定取付部1)の取付底部1)aの一側の立
上り片1)bに設けた長孔1)cに、可動舌片12の下
端折返しが挿入され、可動舌片12が長孔1)cに対し
て摺動可能に設けられている。その立上り片1)bの上
端より、外方下側に向かう支持傾斜状部lidが形成さ
れている。特に、その可動舌片12の上方が真中に切り
込みが入れられている。この切り込みのために、施工段
階にて、第9図鎖線のように、両舌片12a、12aが
屈曲加工されて馳締加工される。
さらに、前記第9図の吊子Cでは、固定取付部1)の取
付底部1)aには三角状に切り下げた爪lie、lie
が設けられ、その略中央には貫孔が穿設されている。
また、その第2実施例の吊子Cは、第10図に示すよう
に、固定取付部1)の取付底部1)aの中央位置に平行
に二本設けた長孔1)f、llfに、可動舌片12の下
端折返しが挿入され、可動舌片12が長孔1)f、1)
fに対して摺動可能に設けられている。その取付底部1
)aの両側には内方上側に向かう支持傾斜状部1)gが
形成されている。特に、第2実施例の吊子Cでは、その
可動舌片12の上方が真中に切り込みが入れられ、この
切り込みした一方の舌片12aが略門形状に屈曲形成さ
れている。この場合には、施工取付時にはその一方の門
形状の舌片12aの下端をさらに内方上側に屈曲形成す
るし、他方の舌片12aも同様に屈曲加工する。
また、その第3実施例の吊子Cは、第1)図に示すよう
に、固定取付部1)の取付底部1)aの中央位置が上側
に膨出する膨出部1)hとして形成され、ここに長孔1
)iが穿孔され、この長孔1)iに、可動舌片12の下
端が挿入され、可動舌片12が長孔1)iに対して摺動
可能に設けられている。この第3実施例の吊子Cでは、
その可動舌片12の上方が真中に切り込みが入れられ、
この切り込みした両舌片12a、12aが互いに外方を
向き、各々略門形状に屈曲形成されている。
施工時には、さらに第1)図鎖線に示すように、端部を
さらに屈曲して馳締加工する。
また、第4実施例の吊子Cとしては、第12図に示すよ
うに、長尺固定取付部1)Aに、適宜の間隔をおいて可
動舌片12,12.・・・・・・が摺動可能に設けられ
ている。
その長尺固定取付部1)Aは、前記固定取付部1)の断
面形状と略同等で、長手方向に長尺をなしているもので
、その固定取付部1)に設けられている形状、構造等は
全て同符号が付される。
図中13は横梁又は母屋等の構造材、14は木毛板9発
泡合成樹脂、ロックウール等の断熱板である。
その建築用板Aを吊子C等への取付施工としては、まず
、第1実施例(第9図参照)、第4実施例(第12図参
照)の吊子Cの場合には、第13図に示すように、予め
断熱材14上に吊子C,C。
・・・・・・が建築用板Aの板幅の葺成ピッチ間隔に、
ボルト等の止着具15にて取り付けられ、次いで同建築
用板Aが隣接する吊子C,C間に挿入載置され、その後
に吊子Cの可動舌片12の切り込みした両舌片12a、
12aが屈曲され、このとき、その両舌片12a、12
aは、建築用板Aの頂部4から側部5さらには折返し縁
6まで巻き付けるように屈曲加工されている。その後に
、吊子C箇所の上から、図示しないキャップ材Bが被嵌
されて嵌合される。
また、第2実施例の吊子C(第10図参照)の場合には
、まず、建築用板Aの一側に、吊子Cの可動舌片12の
舌片12aが係合しつつ、その吊子Cが断熱板14の上
面に固着され、これの後に、この吊子Cの可動舌片12
及び前位の建築用板Aの一例に、隣接に建築用板Aの他
側を重合するようにして設置し、その可動舌片12の舌
片12aをその他側の頂部4側部5箇所に馳締して、そ
の後はキャップ材Bが嵌合される。
さらに、第3実施例の吊子C(第1)図参照)では、第
14図に示すように、第2実施例の吊子C(第10図参
照)と同様に、建築用板Aを設置した後に吊子Cをボル
ト等の止着具15等にて取り付け、その吊子Cの馳締加
工を無くすか、或いは最小限にして、この吊子Cに建築
用板Aの立上り部3頂部4等を挿入して順次施工し、そ
の後は、その継手箇所にキャップ材Bが嵌合される。
〔発明の効果〕
まず、特許請求の範囲第1項記載の発明においては、主
根1の両側より上側外方に傾斜状部2゜2を形成し、こ
の両頭斜状部2.2の上端より立上り部3.3を形成し
、この両立上り部3.3の上端より内方に頂部4,4を
、この内端より下側に側部5,5をそれぞれ形成し、こ
の1M部5,5の下端より頂部4側に折返し縁6.6を
形成した建築用板Aの一側の立上り部3に、隣接の建築
用板Aの他側の立上り部3を当接し9、この上から、冠
状部7の両側端より内方に嵌合折返し縁8.8を形成し
たキャップ材Bを被覆し、且つこのキャップ材Bと両頂
部4.4との間に弾力性を有するクッション材10を介
在させ、このクッション材10を挟持させつつ前記キャ
ップ材Bの嵌合折返し縁8を建築用板への折返し縁6に
嵌合させて固着した表金外囲体における継手構造とした
ことにより、まず、第1に極めて簡易かつ迅速に施工で
きるし、第2に強固な継手構造にできるし、第3にその
建築用板Aの板面有効率を上げて、安価に施工でき、第
4に雨仕舞(水密性)を良好にでき、第5に材料の寸法
調整が可能等の多くの作用効果を奏する。
これらの作用効果を詳述すると、まず、従来では、キャ
ップ材Bにて両頭斜状部2.2立上り部3,3頂部4,
4側部5,5を被覆して継手構造にするのには、キャッ
プ材Bの端縁を屈曲加工しながら被覆固着するという馳
締にて製作しなければ、ワンタッチにての、一方向のみ
からの外力にて嵌合構造のものは構造上極めて困難であ
った。
即ち、係合するのには、係止部が存在するが、これが、
係止し易いと外れやすく、係止しにくいと、外れにくい
ものである。ところが、本発明のように、クッション材
10を介在させたことにより、取付時に、そのキャップ
材Bを押圧すると、その嵌合折返し縁8の先端が、建築
用板Aの側部5下端を乗り越えた段階で、押圧を解除す
ると今度はクッション材10の弾発にてキャップ材Bの
嵌合折返し縁8が建築用板Aの側部5下端に嵌合するも
のである。これらの施工は実際には瞬時に行なうことが
できる最大の利点がある。この場合、キャップ材Bの板
厚が厚くとも、従来の馳締加工とは異なり、簡単に嵌合
できる。また、特にクッション材10の弾力性の作用の
ため、風圧、振動等によって緩みに<<、板鳴現象を最
少限にできるとともに、嵌合部が容易に外れない強固な
構成にできる。
また、本発明では、主板1の両側より上側外方に傾斜状
部2.2を形成し、この両側斜状部2゜2の上端より立
上り部3.3を設けた構成であるため、主板1の両側に
単に立上り部を形成するよりも、板幅の葺成ピッチが大
きくなり、こにれよって単位長さ当たりの建築用板Aの
板面有効率を向上させることができ、これによって施工
費を安価に提供できる。さらには、葺成後の隣接する傾
斜状部2.2は逆V字状をなしていることにより、この
箇所の断面係数が増加し、この継手箇所はどちら側にも
転倒しにくくなり極めて強固なる継手構造にできる利点
がある。
また、そのように弾発的に密着させることで、そのクッ
ション材10がシール材の役割をなし、雨水が浸入しに
くくなり、雨仕舞(水密性)の勝れた継手構造にできる
。この場合のクッション材10は、例えば醜註気泡の断
熱材等が好適である。
ところで、従来の建築用板を成形するための母材となる
帯状の規格材料は、プラス側に許容誤差寸法が認められ
ており、これを使ってロール成形すると、その建築用板
の端部、即ち、第25図に示す水平状の端縁aが広幅に
なって形成されることが多く、キャップ材を被嵌できな
かったりして、施工不能となることも屡あり、これを防
止するために、規格材料の幅をスリッターにて誤差のな
い幅に切断して所望の建築用板にロール成形することも
あった。この点、本発明では、側部5の下端より内方に
折返し縁6を設けたことにより、スリッターにて切断せ
ず、規格材料の幅が許容範囲で広くなっても、側部5内
の範囲でその折返し縁6が少し長く形成されるのみであ
り、側面的にみた側部5の高さhは常に一定に形成され
、嵌合施工は常に良好にできる。さらにその規格材料の
端は、他の部分よりも一般に良好なる防錆処理がなされ
ており、ひいては、本発明の建築用板A自体を防錆の面
から勝れたものにできる。
次に、特許請求の範囲第2項記載の発明においては、前
記第1項発明において、そのキャップ材Bと両頂部4.
4両側部5.5及び両折返し縁6゜6との間に弾力性を
有するクッション材10を介在させ、このクッション材
10を挟持させつつ前記キャップ材Bの嵌合折返し縁8
を建築用板Aの折返し縁6に嵌合させたことにより、ま
ず、第1に板鳴現象等を皆無にできるし、第2に建築用
板Aとキャップ材Bとを異質の材料を使用しても何等支
障のないものにできる等の効果を奏する。
これらの効果について詳述すると、まず、仮に、その建
築用板Aとキャップ材Bととをともに同一金属材で施工
し、この状態でキャップ材Bが何等かの原因にて建築用
板Aよりも熱伸縮する度合が大きいとすると(この場合
には、日陰と日向との相違等)、そのクッション材10
のそれ自体の変形等にてキャップ材Bと傾斜状部2立上
り部3とが各々独立して熱伸縮し、この独立構造にてそ
の建築用板Aの熱伸縮による伸縮作用がキャップ材Bに
伝播することがなく、これによって、その金属板材独特
な板鳴現象を防止することができる効果がある。
また、建築用板Aを熱伸縮の少ない1例えば亜鉛鉄板材
等を使用し、キャップ材Bを熱伸縮の大きい1例えばア
ルミニウム又はステンレスを使用しても、建築用板Aと
キャップ材Bとはクッション材10を介して独立してお
り、その熱伸縮の相違が板鳴現象等を発生させず、建築
工学上も支障を及ぼさないものにできる。
このようにすることで、外囲体のバリエージタンを豊富
にできる効果がある。
また、この外の構成要素は前記第1項発明と同様であり
、この第1項発明と同様の効果を発揮しうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の斜視図、第2図は第1面の縦断面図、
第3図は第1図の吊子取付箇所の縦断面図、第4図は乃
至第6図は本発明の別の実施例の縦断面図、第7図は建
築用板の斜視図、第8図はキャップ材の斜視図、第9図
乃至第12図は吊子の斜視図、第13図、第14図は本
発明による外囲体の葺成工程を示す略示図、第15図乃
至第19図は本発明の実施例の施工工程を示す縦断面図
、第20図は別の実施例のキャップ材の斜視図、第21
図乃至第24図は本発明のさらに別の実施例の施工工程
を示す縦断面図、第25図は従来の馳締構造の断面図で
ある。 A・・・・・・建築用板、  B・・・・・・キャップ
材、1・・・・・・主板、    2・・・・・・傾斜
状部、3・・・・・・立上り部、  4・・・−・・頂
部、5・・・・・・側部、    6・・・・・・折返
し縁、7・・・・・・冠状部、   8・・・・・・嵌
合折返し縁、10・・・・・・クッション材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主板の両側より上側外方に傾斜状部を形成し、こ
    の両傾斜状部の上端より立上り部を形成し、この両立上
    り部の上端より内方に頂部を、その内端より下側に側部
    をそれぞれ形成し、この側部の下端より頂部側に折返し
    縁を形成した建築用板の一側の立上り部に、隣接の建築
    用板の他側の立上り部を当接し、この上から、冠状部の
    両側端より内方に嵌合折返し縁を形成したキャップ材を
    被覆し、且つこのキャップ材と両頂部との間に弾力性を
    有するクッション材を介在させ、このクッション材を挟
    持させつつ前記キャップ材の嵌合折返し縁を建築用板の
    折返し縁に嵌合させて固着したことを特徴とする嵌合外
    囲体における継手構造。
  2. (2)主板の両側より上側外方に傾斜状部を形成し、こ
    の両傾斜状部の上端より立上り部を形成し、この両立上
    り部の上端より内方に頂部を、その内端より下側に側部
    をそれぞれ形成し、この側部の下端より頂部側に折返し
    縁を形成した建築用板の一側の立上り部に、隣接の建築
    用板の他側の立上り部を当接し、この上から、冠状部の
    両側端より内方に嵌合折返し縁を形成したキャップ材を
    被覆し、且つこのキャップ材と両頂部、両側部及び両折
    返し縁との間に弾力性を有するクッション材を介在させ
    、このクッション材を挟持させつつ前記キャップ材の嵌
    合折返し縁を建築用板の折返し縁に嵌合させて固着した
    ことを特徴とする嵌合外囲体における継手構造。
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